日記と小説<愛の巣>


かおり



愛の巣(1)-1-
  
1〜12 2011.9.22〜2011.10.28

     

-1-

こんにちわ。
愛の巣ってなんだか知っていますか。
それは、ね、愛しあってるふたりが、愛を確認する場所。
小鳥さんの巣をイメージして、愛の巣ってタイトルなの。
場所は、かおるのお住まい、ワンルームのお部屋です。
かおるには、イケメン男子、祐樹くんって好きな子がいます。
祐樹くんは、かおると、おなじ学校の一年先輩。
かおるが大学二年生の二十歳で、祐樹くんは三年生なの。
クラブが同じ、美術クラブ、絵を書く、そんなクラブです。
学校では、親密でないふりするんですけど。

愛の巣、愛を確認する場所のこと。
かおるはそのように、定義しているんですよ。
ほら、ね、さっそくですけど、祐樹くんが訪ねてきたよ。
「祐樹くぅん、まってたのよ」
「ごめん、遅れちゃった、ごめん」
ドアの入り口に立っている祐樹くん。
ドアを開け、お部屋に入れてあげるかおる。
秋の気配がまわり一面、涼しくなってきたから、ね。
お昼を過ぎて、いま、午後3時過ぎです。
祐樹くんは、たぶん、真夜中か、明日の昼過ぎまでいます。
かおると一緒に、まったりお部屋にいるんです。
ええ、愛しあうふたりですから、ね。
愛の交感、愛を確認、そのことします、愛の巣です。



-2-

「好きです、ほんとです」
「ほんとかよぉ、おれのこと、好きなんかよぉ」
「ほんとです、わたし、祐樹くんのこと、好きです」
かおるは、顔をあからめ、祐樹くんが、好きなことを伝えます。
好きだから、祐樹くんが、してくれることを、受け入れられる。
うううん、してほしいの、かおるは、してほしいんです。
「ああん、祐樹せんぱいぃ、わたしのこと、好き?」
「好きだよ、かおるのこと、だから、おれ」
お部屋へ入ってきて、立ったまま、抱きしめられたかおる。
祐樹くんの身長は175cm、かおる155cmです。
クリムトの接吻みたいに、抱きしめられるかおる。
体重だって、祐樹くん70s、かおる50s。
でもいいんです、男と女なんだから。

抱きあって、キッスし合うふたり、かおると祐樹くんです。
キッスする、かおるは、祐樹くんが初めてでした。
二十歳になるまで、なにしてたん。
そんなんいわれても、初めてなんだからぁ。
そりゃあ、かおるだって、焦ったよ、未体験なんだから。
そうですね、美貌、可愛い、可憐、美しい。
かおる、名前に似合わず、美しいから、敬遠されたのかも、ね。
ぎゅっと抱きしめられると、くらくらしてきちゃうかおる。
源氏物語の光さま、それにくらくらしてしまう、かおる姫。
「すき、すき、好きです、祐樹さまぁ」
かおるって、イケメン好き、祐樹くんって、学校で、もてるんだ。



-3-

かおるの心の中は、祐樹くんのことでいっぱいです。
嫉妬心、なんてゆうのかも知れません。
祐樹くんをひとりじめにしたい。
そのかわり、祐樹くんのゆうとおりにしてあげる。
「あああん、祐樹さまぁ、わたし、好きにしてぇ」
立ったまま抱かれて、かおる、心の中で叫んじゃう。
ハアハア、祐樹くんの呼吸する音が、かおるに聞こえちゃう。
祐樹くんは、かおるを抱いて、むずむず、感じてきてる。
抱いたから、その達成感で、息が荒くなるんです。
「おれ、かおるを、いただいちゃうよ」
「はぁあ、いいんよ、祐樹さまぁ、あげちゃうよぉ」
かおる、好きな祐樹くんに抱かれて、ぽ〜っとなります。

祐樹くんと唇をかさねて、ああん、舌がからみます。
ちょっとヌルヌル、でも軟体動物みたい、舌の感触。
かおる、舌がからんじゃうと、もうだめ、気が抜けちゃう。
祐樹くんが、キッスして抱いたまま、お部屋の真ん中へ。
かおるのお部屋の真ん中で、抱きあって、まさぐりあいです。
祐樹くん、かおるが着ているシャツの中へ、手をいれてきます。
かおるは、パンティにブラ、ソックス、シャツとスカート。
かおるの好きなベージュ色のシャツです。
「はぁあ、祐樹さまぁ、わたし、ああ」
シャツの裾から左手入れられ、ブラの上に手を置かれちゃう。
そうして、抱きあい、ディープキッスしているんです。



-4-

学校の図書館で、調べものしています。
そのときのかおるは、めっちゃ可愛いいんです。
いっしょうけんめいになってるから、素顔なんです。
大学二年生の二十歳だけど、清楚な木綿素材が好きです。
祐樹くんは、かおるのことが、好きです。
セックスするから好きなのか、しなくっても好きなのか。
「だめよ、だからぁ、二人きりになったら、だよぉ」
学校の食堂で、お昼を一緒にしてるとき、手、握ってくるからぁ。
かおる、祐樹くんをひとりじめしたいくせに、焦らしちゃう。
ディープキッスを交わしてると、思い出しちゃうの、かおる。
「ああっ、さわってきてる、祐樹さまぁ」
シャツの裾から手を入れられてきます。
かおる、ブラのうえから、胸をさわられます。

かおるのお部屋はワンルームです。
学生マンションの三階、窓から、大文字の山が見えます。
お部屋の壁際に、姿見鏡が置いてあるんですけど。
かおる、祐樹くんに、後ろから抱かれて、鏡の前に立ってるの。
「はぁ、ああん、祐樹さまぁ、だめ、ああ、だめよ」
シャツがめくられてしまって、ブラが丸見えになっちゃいます。
ピンク地のブラですけど、パンティと揃いです。
「おれ、かおるのこと、すきだよ、はぁああ」
はあはあ、祐樹くん、息が荒くなってきているよ。
かおるをうしろから抱いて、胸をまさぐっています。
ブラを乳房のうえへもちあげ、手を置いてきます。
うしろから抱かれているかおる。
左右の乳房に、祐樹くんの手がのせられます。



-5-

かおるのお部屋の鏡のまえです。
立ったまま、うしろから抱かれた姿が映っています。
「ほら、かおる、見てみろ、鏡、ほら」
かおるの肩越しに、祐樹くんのお顔が映っています。
もう、ブラがあげられて、おっぱいが見えているかおる。
「あああん、そんなことゆうたらぁ」
「ええかっこうやん、かおる、ほらぁ」
ぷっくら盛り上がったかおるのおっぱい。
そこには、祐樹くんの手の平がのっているんです。
うしろから抱かれて、おっぱいに手を置かれたかおる。
その姿が、姿見鏡に、映っているんです。

ショートスカートにシャツ姿、かおる。
シャツがめくられ、首から抜かれて、首うしろ。
ブラが持ち上げられ、おっぱいが丸出しになった姿。
「ああん、はずかしいですぅ、祐樹さまぁ」
「ふうん、かわいい、おっぱい、先っちょ、ほら」
「だめぇ、そんなんしたらぁ、ああん、だめですぅ」
かおる、乳首を、祐樹くんに、つままれているんです。
親指と中指に挟まれた二つの乳首が、引っ張られます。
そいで、乳首を揉まれてしまうんです、かおる。
祐樹くんったら、かおるを鏡の前に立たせて、意地悪です。
「はぁ、ああん、祐樹さまぁ、いけません、そんなことぉ」
かおる、好きな祐樹くんと一緒にいるんです。
だから、かおるの気持ちは、るんるんなんですけどぉ。



-6-

かおるのお部屋、姿見鏡のまえです。
祐樹くんにうしろから、抱かれてるかおる。
シャツがめくられて、首うしろ。
ブラはずされておっぱいが、露出されたかおる。
「あああん、だめぇん、祐樹さまぁ」
ショートスカートがめくりあげられ、おぱんちゅが見えちゃう。
うしろから抱かれてるかおる。
左からまわされた手で、おっぱいをまさぐられちゃう。
そいで祐樹くんに、おぱんちゅのなかへも、手、入れられちゃう。
「あああん、だめですぅ、だめ、あああん」
「はあ、かおるぅ、あったかいぃ、やわらかいぃ」
かおる、恥ずかしい格好が、鏡に映ってしまうのを見ちゃう。
おっぱいとパンティが、見えるの、ちょっとえろいです。
祐樹くんが、興奮してきてる、ハアハア、息が荒くなります。

「かおるぅ、おれ、かおるのこと、好きだよぉ」
「あああん、だめ、だめ、そこ、ああああん」
乳首さん、揉まれちゃうよ、かおる。
「かおるぅ、ええやろ、さわっても、ええやろぉ」
ハアハア、祐樹くんの息使いがかおるに伝わってきます。
おっぱい揉まれながら、おぱんちゅの中の手です。
かおる、祐樹くんにおまたのなか、触られます。
おぱんちゅ穿いたままのかおる。
おからだもぞもぞ、全身がこそばゆい感じなんです。
「あああん、こそばい、ですぅ」
「だからぁ、おれ、かおるのこと、好きなんだよ」
「ああん、祐樹さまぁ、わたしだって、好きですぅ」
ぎゅっと、腰を引き、太ももを閉めてしまいます。
祐樹くんの右手が、かおるのおぱんちゅ、腰のところに。
お尻から、おぱんちゅが、降ろされていきます。



-7-

鏡の前で、おっぱい露出、お腰も露出しちゃったかおる。
「あっ、あっ、あっ、あああっ」
かおる、祐樹くんにだかれて、さわられてしまう。
ぷっくら、ふくらんだかおるのおっぱい。
お尻からパンティ抜かれちゃって、Yの真ん中が露出です。
「かおるぅ、ええ匂いやぁ、おれ、感じちゃうぅ」
祐樹くんは、うしろから、抱きしめて、急所をさわってきます。
クンクン、祐樹くんが、かおるの首筋から毛の生え際を嗅ぎます。
「ああん、こそばいやん、祐樹さまぁ、そこぉ」
祐樹くんが吐く息の風で、かおる、こそばいんです。
かおるの手が、祐樹くんの誘導で、うしろへ。
後ろへ持ってこさせて、祐樹くんの腰へ当てられます。

祐樹くんの腰、ジッパーを降ろして、なかへ手をいれちゃうよ。
かおる、腰を包んでる布をかきわけ、じかに触っちゃいます。
だって、祐樹くんには、おっぱいとお股と触られるんやからぁ。
かおるだって、あこがれの祐樹くん、男の子の象徴を触っちゃう。
「はぁ、あん、祐樹さまぁ、ああん」
「いいよ、ああっ、かおるぅ、触ってくれぇ」
かおる、なまあったかい、祐樹くんのモノを握ります。
後ろにまわした手で握るから、握った感触だけ。
でも、かおる、あたまのなかで、思い起こしているん。
祐樹くんの、おっきくなった、お腰から突き出てる、モノ。
かたいようでやわらかい、祐樹くんのモノ。
かおるは鏡の前で、おっぱいとYの真ん中、剥きだされてる。



-8-

後ろ向きに祐樹くんのんを握っちゃうかおる。
祐樹くんには、後ろから手をまわされて、触れらてるよ。
鏡に映ったかおる。
半裸になって、おっぱいとお股をなぶられるかおる。
「あああん、祐樹さまぁ、あああん」
ドキドキ、胸が高鳴って、正気ではいられないくらい。
かおるのお部屋へやってきた祐樹くん。
抱きあって、愛しあうんですけど、かおると祐樹くん。
「なぁ、きょうはええんやろ、かおるぅ、好きだよぉ」
「うん、きょうは、だいじょうぶやと思うぅ、ああっ」
生理が近づいているから、大丈夫だとかおるは思う。
でも、ねんのため、スキンをベッドに隠して用意してします。

向き合って抱きあう、でも、まだ、立ったまま。
かおるのお部屋、ピンク系のカーテン、ベッドの敷布。
丸いテーブルにパイプの背もたれ椅子。
お勉強机だって、あるんですから、かおるのお部屋。
「だからぁ、ねっ、こおひい、いれてあげるからぁ」
かおる、やっぱり、会ってセックスだけなんて、いや。
祐樹くんと、まったり、愛の時間、リラックスして過ごしたい。
パンティ、脱いだままだけど、スカート穿いてます。
シャツがめくられたけど、また着ちゃいました。
でもね、ブラは、もう、はずしちゃったんです。
祐樹くんは、まだズボン穿いたままです。
ブルーのセーターを着たままです。
丸いテーブルに、入れたてコーヒーのカップを置くかおる。
祐樹くんのおっきくなってたモノ、すぼんだのかしら。



-9-

かおるのワンルーム、丸いテーブルにおいたコーヒーカップ。
祐樹くんに入れてあげたコーヒーです。
愛しあう途中まで、きちゃったけど、コーヒーブレイクします。
さっき、パンティ、脱いじゃったけどお。
でも、スカート穿いてるから、わかりません。
膝上までのハイソックスを、手直ししてすっきり、かおる。
ブラは取ってしまったからぁ。
下着はつけていないんです、かおる。
「だから、さぁ、かおるぅ、こっちこいよぉ」
コーヒーカップを手に、背もたれ椅子に座った祐樹くん。
かおるをそばに引き寄せます。
狭いお部屋だから、一歩近づいたら、目の前ですけど。
「ああん、祐樹さまぁ、ああん」
近づいて、祐樹くんの前に立ったかおる。
コーヒーカップをテーブルに戻した祐樹くん。

祐樹くんが、かおるのお尻へ手をまわし、引き寄せます。
「ほらぁ、かおるぅ」
「あああん、祐樹さまぁ、ああん」
スカートの上、お尻へ手をまわされたかおる。
祐樹くんが、お顔をスカートのうえへ、近づけてきちゃう。
スカートが、持ち上げられてちゃいます。
太ももが根っこまで、露出しちゃう。
「あああん、祐樹さまぁ、だめだよぉ、あああん」
立ったままのかおる、スカートをめくられてしまうんです。
祐樹くんは、うつむきかげんです。
かおるの素肌の腰に、顔をあててきます。
まだ明るい光がさしこむ学生マンション、かおるのワンルーム。
好きな男子、祐樹くんが来ていて、ふたりだけ、愛の巣です。
「だからぁ、おれ、かおるのことぉ、すきなんやからぁ」
「わたしかって、祐樹さまのことぉ、好きですけどぉ」
祐樹くんの肩に手を置いて、からだを支えるかおるです。
「ああっ、祐樹さまぁ、あああん」
祐樹くんの手が、かおるの股間へ、さしいれられてきたんです。



-10-

ああん、かおる、丸いテーブルの横に立ったままです。
祐樹くんに、スカートをめくりあげられ、腰で丸められちゃう。
すっぽんちゃんになってしまうかおるの腰からお尻。
「あああん、祐樹さまぁ、だめですよぉ」
椅子に座った祐樹くんには、かおるの腰が、目の高さ。
「だめやったらぁ、祐樹さまぁ、うち、こまりますぅ」
祐樹くんが、お尻を抱いてきて、黒い毛が生えた処へお顔です。
くんくん、祐樹くん、かおるのちじれた毛の匂いを、嗅ぐんです。
窓からは、明るい光がさしこんできています。
かおるの明るいお部屋は愛の巣です。
好きだから、かおるは、祐樹くんが好きだから、許しています。
かおるだって、祐樹くんのん、にぎってあげて、こすってあげる。
それだけじゃないよ。
お口にくわえてあげて、なめたりすったり、します。

愛ってなんなんやろ。
好きになるって、どうゆうことなんやろ。
かおるは、ひとりでいるとき、ぼんやり、思います。
祐樹くんが好き、好きやと思うから好きなんやろか。
かおるには、わかりません、好きなことって、どんなこと。
でも、わかるんです、好きって、こころがときめくことです。
「うううん、いいのよ、祐樹さまぁ、いいんですぅ」
くくっ、お尻を抱いてた祐樹くんの手、右手がはずされます。
左は腕をまわして、かおるのお尻を抱いています。
右の手が、かおるのお股へ、侵入してきたんです。
お膝から太ももを、ぺったしくっつけたかおる。
本能的に、閉じちゃうんですよね、かおる。



-11-

なんなんやろ、祐樹くんと一緒にいると、うれしい。
うれしいってゆうか、たのしいってゆうか。
まあ、ルンルンな気分になっているんです、かおる。
かおるのお部屋へ、祐樹くんが来るようになって。
もちろん、かおるだって、祐樹くんのお部屋へ行きます。
祐樹くんが来る日は、お掃除しておきます。
それから、シーツだって、洗濯したのを、敷きます。
食べ物だって、飲み物だって、買っておきます。
ええ、夜中まで、祐樹くんとしちゃうから、です。
それが、いま、始まったばかりなんです。
「はぁああん、祐樹さまぁ、だめですよぉ」
ぎゅっと太ももを閉めて、お尻を後ろへ引いてしまう。
「なあ、かおるぅ、おれ、すきなんやからぁ」
「だってぇ、祐樹さまぁ、うちかって好きですけどぉ」
丸いテーブルの脇に立ったかおるに、抱きつく祐樹くん。

スカートをめくりあげて、腰で留めてあるかおるの下半身。
上半身だって、シャツ着てるけど、下着つけていません。
左手でお尻を抱かれ、お顔をちぢれ毛のところに当てられて。
祐樹くんの右手が、かおるのシャツのなかへ、伸びてきます。
こころもち冷たい祐樹くんの手です。
かおる、おっぱいがあったかいから、冷たく感じちゃう。
「あああん、祐樹さまぁ、ああっ」
かおるは、祐樹くんの肩に手をおいて、少し前のめり。
「ほらぁ、かおるぅ、あしを、さぁ、ひろげろ」
太ももの根っこのところに、お顔を埋められてるかおる。
おっぱいを触られていた右手が、はずされます。
その右手が、かおるの太もも、そのすき間に入れられます。
かおる、ああ、足首を左右にひろげていくんです。
祐樹くんの肩に手を置いて、足首ひろげ、お膝をひろげます。
そうしてお股のなかへ、手をさし入れられちゃうかおる。



-12-

かおるは大学の二回生、二十歳ですけど、恋してる。
イケメン男子、祐樹くんのすべてが、お気に入りです。
でも、ちょっとえっちなところは、恥ずかしいです。
祐樹くんったら、かおるが赤面するようなこと、平気で言うん。
「かおるの乳首、半干のぶどう粒やねぇ」
とかぁ。
「ほら、よつんばい、ええかっこうや、丸見え」
とかぁ、してる最中に言うんです。
かおるは、でも、男子やから、それでええんかもぉ、
なんて思ったりしてるけど、やっぱ恥ずかしいです。
「はぁあん、祐樹さまぁ、そんなの、あかん」
手の平、太ももの間へ挿しいれられて、股間へ当てられちゃう。
足首は30cmほどひろげています。
でも挿された手を意識して、膝と太もも、閉めちゃいます。
祐樹くんの右手は、手の平が上向いて、かおるの股間です。
左手は腕からお尻にまわされて、抱かれる感じ。

丸いテーブルにセットのパイプ椅子に座った祐樹くん。
目の前に、立ったまま、下半身はだかのかおるがいるんです。
レースのカーテン越しに窓辺から、光がさしこんできています。
明るいお部屋、かおるのワンルーム、ローズの匂いがします。
「ああっ、祐樹さまぁ、だめですぅ、ああっ」
股間に入れられた手の平から中指が一本立てられています。
その中指が、かおるの湿った箇所へ、侵入してきたんです。
「ああああん、だめです、だめですぅ」
がくがくと、かおるが腰を揺すらせて、上半身をねじります。
体内に侵入してきた異物です。
「ふうん、かおる、びっちょりぬれてるよ」
「ああん、だめですぅ、そんなん、ゆうたらぁ」
かおるは、からだの奥が、こそばされる感覚。
祐樹くんの肩に手を置いて、腰からお尻をゆすってしまいます。
かおるおお部屋は、あったかお部屋、室温は25度です。








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