愛のお部屋


かおり


愛のお部屋(1)-2-
 11〜20 2013.2.2〜2010.3.26

    

-11-

<羞恥部屋その1>

祐樹さんは大学四年生、卒業まであと一年もありません。
卒業したら川崎にあるコンピューター関係の会社に就職、が内定していました。
わたし、祐樹さんが好きでした、祐樹さんだってわたしを好きやったと思います。
五月の連休明け、それから六月、もう七月になっていました、祇園祭のころです。
風水ホテルへは、週末に行ってお泊りする、いつかそんなふうになっていました。
お泊りだから、前日の夕方から翌日のお昼まえまで、時間はたっぷりです。
「佳織、裸になれよ、おれの目の前で、服、脱げよ」
ラブチェアーにお膝をひろげて座った祐樹さんが、立ったままのわたしに言います。
わたしが裸になるのを、見ていてやる、とゆうのです。
わたしは、とっても恥ずかしい、めっちゃ恥ずかしい気持ちになります。
大学一年生のわたし、祐樹さんの目のまえで、自分で裸になるなんて、できない。
「でけへんのんやったら、おれが、脱がしてやるけどさぁ」
わたし、ミニスカートとシャツ、インナーはブラとショーツ、ソックス。
「見てたら、脱がれへん、ですよぉ、そんなの、でけへんですぅ」
でも、祐樹さんは、わたしが恥ずかしいながらも、脱ぎだすのを待っています。
手にはデジタルカメラを持っていて、わたしは撮らないでほしいとゆうんですけど。

ブラジャーとショーツとソックスだけになって、わたし、記念のお写真を撮られちゃう。
お顔を写さないでほしいと思うけど、祐樹さんはお顔が写らないと意味がないって。
でも、シャッターの音、耳にしていると、わたし、なんか変な気持ちになってきます。
ブラジャーをとり、ソックスをとり、白いショーツだけになるわたし、おっぱいを隠します。
羞恥部屋は和風畳敷き、ダブルのベッドにラブチェアー、それと座敷机、お座布団。
「そばに来いよ、佳織、手を後ろにまわして、ここに立てよ」
ああ、わたし、ショーツを穿いてるとはいえ、おっぱいが丸出しです、恥ずかしい。
手を、後ろにまわして、それから、足を少しひろげて、わたし、祐樹さんに弄られる。
「じっとしてろよ、佳織、うごいたらあかんよ、わかったか」
はい、ご主人様、ってメイドがお応えするのを、祐樹さんは期待しているんやと思う。
立ったままのわたし、祐樹さん、最初は手を使わないで、唇だけを使ってくるんです。
クーラーの風がふきでる音が、かすかに聞こえて、そのほかは無音です。
いきなり、祐樹さん、わたしの乳首を唇に挟んじゃうんです。
<ああっ、せんぱいぃ、おっぱいなんてぇ、ああっ>
わたし、右の乳首を、祐樹さんの唇にはさまれて、ぷちゅっと揉まれてしまう。
乳首だけ、唇にはさまれて、引っ張られ、離される。
そんなに豊かでないんですけど、それでもわたし、おっぱい、あります。
おっぱい、それも乳首だけ、ぐちゅぐちゅされだして、わたし、ぽ〜っとなってきます。

-12-

白いショーツだけを穿いたわたしは、祐樹さんのまえに立って、愛撫をうけます。
おっぱいをさわってきて、そこからお顔のほうへ、うなじから耳たぶへときます。
おっぱいに戻って、そのままお腹からおへそ、お腰まわりへと這ってきます。
手の平だけじゃなくて、唇をおっぱいに這わせ、乳首をつままれてしまいます。
「はぁあ、せんぱいぃ、あああん」
わたし、恥ずかしいけど、なんかしら、気持ちが、いいんです。
白いショーツを太ももの根っこまで降ろされて、でも、わたし、されるがまま。
ああん、祐樹さんったら、わたしの陰毛を、なぶってきちゃいます。
なにか点検するような感じで、なぶって、こすって、お顔を近づけてきます。
わたし、ずきずきってする感じを、祐樹さんの視線で、注ぎ込まれてしまう。
「見てもええんやろ、佳織、見てやるよ」
白いショーツをお膝まで降ろされ、足をひらかされて、お股を見られちゃう。
とっても恥ずかしいです、しらふで裸になったうえ、陰部を見られちゃうんです。
「ああん、恥ずかしい、恥ずかしいですぅ」
わたし、どうしたらいいのか、祐樹さんはまだお洋服を着ているんですもの。

ラブチェアーに座らされ、祐樹さんが畳のうえに座ります。
白いショーツは脱がされて、わたし、素っ裸です。
祐樹さんは、ブリーフだけになっていて、オチンポ見えません。
わたし、Mすがたになって、お股が祐樹さんのお顔の前です。
「おれ、たっぷり見たいんだ、佳織の、お、め、こ」
わたしドキドキ、とっても恥ずかしい気持ちが満ちてきます。
風水ホテルの羞恥部屋、スポット照明でラブチェアーまわりは明るいんです。
わたし、お股に祐樹さんの目線を感じて、足を閉じたい、閉じたらあかん。
なんかしら、目線がわたしのおからだ、芯を揺すぶらせてきます。
見られるだけで、わたし、感じてしまう。
「ああっ、せんぱいぃ、だめですぅ」
ほとんどこころのなかで言ってる感じで、わたし、つぶやいています。
太ももに手の平がおかれ、お膝をいっそうひろげられて、わたし。
「佳織、ふうん、ええ匂い、とっても、ええ匂いやね」
肌に匂い、お股の匂い、わたしにはわからないけど、祐樹さんにはわかる。

-13-

祐樹さんが、わたしのお股に、お顔をくっつけ、お口をつけてきます。
「あああん、せんぱいぃ」
ちゅるちゅる、ちゅるちゅる、祐樹さんのお口から、いやらしい音がします。
わたしの、お股の真ん中を、ぐちゅぐちゅして、吸っちゃう音です。
わたし、ああ、とってもいやらしいことしてる気分で、恥ずかしいです。
「はぁああん、せんぱいぃ」
お股をまえへせりだし、お膝をぐっとひろげてしまうわたし。
唇で、ぷちゅぷちゅ、舌の先でぺろぺろ、祐樹さん、わたしを舐めちゃう。
「ほら、佳織、もっとまえへ、まえへずらせて」
わたし、お尻がラブチェアーからはみ出すところまで、せり出してしまう。
祐樹さんは、わたしの太ももを抱くようにして、お顔をぴったしくっつけてきます。
そうして、ああん、お尻の穴のうえから舌を這わせて、陰唇を割り、陰毛のとこまで。
じゅるじゅる、ぺちゃぺちゃ、ぐちゅぐちゅ、強く、弱く、ああ、なめちゃいます。
大学一年生のわたしは、なされるがまま、だんだんと祐樹さんに慣らされます。
クンニされているわたし、座っていた祐樹さんが立ちあがります。
穿いていたブリーフのお腰へ、わたしに手をかけさせ、脱がせろという仕草です。

わたし、まだゆっくりと、祐樹さんのオチンポ、見たことがありませんでした。
濃いグレー色のブリーフを、わたし、腰からお尻を、そして前を、降ろします。
ああ、もうおっきくなっているオチンポが、プリンと飛び上がる感じで、飛び出ます。
わたしの目のまえに、祐樹さんのおっきいオチンポが、にょっきり立ちます。
「佳織、見てもええよ、たっぷり、見てもええよ」
祐樹さん、お尻を前へ、お腰を前へ突きだすようにして、オチンポ、見せます。
ああん、わたし、ドキドキ、めっちゃ、興味津々、男子さんの性器、オチンポ。
右手を誘導されて、根元の方からきっちり握るようにされて、ああ、お口へ。
わたし、祐樹さんの丸い先っちょ、亀頭に唇をつけちゃいます。
ぬるっとした感触、にゅるにゅる、濡れています、トロトロ、とろみがあるんです。
オチンポ握った手を、祐樹さんがそのうえから握って、動かさせます。
オチンポしごくってゆうことなんですけど、握ったまま、上下に動かすんです。
亀頭からカリ首までをお口に入れて、陰茎をこすってあげる、を教えられます。
風水ホテルの羞恥部屋、祐樹さんは教えるってゆうけど、わたしは本能です。
勃起したオチンポを、お口に含んでぐちゅぐちゅしてあげる、先輩の祐樹さんに。
わたし、ずんずんと、祐樹さんの誘導にはまってしまう純真な、大学一年生。

-14-

祐樹さんは素っ裸になって立ったまま、全裸のわたしはラブチェアーに座ったまま。
オチンポが目の前に、にょっきり、ああ、とっても太くておっきい、わたしドキドキ。
お顔をあげて、祐樹さんを見るなんて、わたし、恥ずかしくって、できません。
毛むくじゃら、オチンポが起っている根っこは、ちじれた陰毛で覆われています。
「ほら、佳織、握れよ、おれの、ちんぽ」
ぐっと腰を前へせり出させてくる祐樹さん、びっくりしてお顔を後ろへ引いちゃう。
でも、わたし、祐樹さんのオチンポ、右手と左手、両方で握ります。
根っこから握ると、オチンポの上半分が手の間から出ています。
「くわえて、口の中に入れて、あたまをなめるんや」
<ああ、わたし、これ、フェラチオ、これしてあげるんや>
読んだことあるんです、セックスの本、誰にいも内緒で、読みました。
お口に、祐樹さんのオチンポ、その先っちょ、亀頭ですけど、それを。
「はぁあ、おくちにいれるの、はぁあ、ああ、わたしぃ」
ぐっと突きだされたオチンポの、亀頭からカリ首を、わたし。
わたし、お口のなかに入れて、ぶちゅぶちゅと、なめてあげます。

フェラチオ、男の人のオチンポを、なめてあげたりしごいてあげたり、です。
お口に頬張る、のどにつっかえないように、注意して、咥えてあげます。
それから、陰茎、棒になったところですよね、ここを唇にはさんで、動かします。
ハーモニカを吹く、わたし、小学校で吹いたことある、息を吸って吐いてして。
それから、ああ、唇をハーモニカにかぶせて、お顔を唇を、左右に動かす。
ハーモニカの代わりに、祐樹さんのオチンポ、ああ、わたし、ぽ〜っとなっちゃう。
「おおっ、おおっ、佳織、もっとじゅぱじゅぱ、手も動かすんや」
フェラチオ、勃起したオチンポの、しごきかた、可愛がりかた、愛しかた。
わたし、祐樹さんにいっぱい教えてもらって、女になっていく感じ。
十九歳、それから二十歳、大学の一年生やったわたし、セックスの体験。
フェラチオ、10分くらいしてあげたあと、わたしは再び、クンニしてもらいます。
クンニリンクス、男の人に、女の性器とかを、なめられたり刺激されたり。
ラブチェアーに座ったまま、わたし、お股をひらけきり、祐樹さんが座ります。
わたしのお股へ、祐樹さんのお顔がくっついて、唇と舌が、這ってきます。
ぺちゃぺちゃ、ちゅるちゅる、いやらしい音が、わたしのお股からしてきます。
祐樹さんのクンニ、そのされ方を、つぎにお話したいと思います。

-15-

クンニのされ方について、わたし、体験したことを書きます。
祐樹さんは、わたしのお股のことを、おめこ、ってゆうんです。
いろんな言い方があるとおもうんですけど、おまんこ、とかぁ。
その、つまり、おめこを、祐樹さんが手とお口で、撫ぜたり舐めたり吸ったり。
わたしの、性器のところから、おからだに刺激を注入してきちゃう行為なんです。
刺激を注入してもらうって、おからだが気持ちよくなってくることです。
ああ、わたし、思い出すだけで、ぽ〜っとなってきちゃいます。
喉が渇いてきて、目の前がかすんで見えてきて、わたし、思い出しています。
そうです、お股を、開いちゃうんです。
ふつうは、そんなことって恥ずかしくって、お膝をぴったしくっつけているわたし。
それなのに、祐樹さんにされるときには、裸、そうして、丸出しにしちゃう。
「ああん、はぁああん、ああ、ああ、あん」
ぺろぺろ、ぐちゅぐちゅ、祐樹さんの唇が、舌の先が、わたしの性器をなめてきます。
わたしは、ぐっとお股をひらいて、ああん、そのときは恥ずかしくないんです。
どうしてだかわかんないけど、恥ずかしくなくって、もっとして欲しいなんて思う。
「ううう、ん、めぇ、佳織、ヌルヌルが、うんめぇよぉ」
美味しいってことやと思うけど、ほんとに美味しいんやろか、わたし、わかんない。
でも、祐樹さんは、それをなめて、美味しいってゆうんだから、美味しいのかも。

風水ホテルの羞恥部屋、わたし、祐樹さんからたっぷり、可愛がってもらえます。
ナマのオチンポで、してもらってるときが、最高にいい気持です。
わたしが仰向いて、太ももからお膝をひろげて立てて、オチンポ、入れてもらう。
わたしが寝そべった祐樹さんのお腰にまたがり、オチンポをぶっすり入れてあげる。
ああ、わたし、祐樹さんのオチンポが、お口が、恋しいです。
わたし、いま、ひとりでお部屋にいるんですけど、祐樹さんはいません。
オナニーするけど、祐樹さんとしていたあの快感、いい気持にいたりません。
「だから、佳織、いい子やから、だまって、されるがままに、だよ」
「そうですよねぇ、わたし、とってもうれしいんです、ほんとです」
「おれだって、佳織と一緒にいるのが、いちばんうれしい時だよ」
「好き?わたしのこと」
「好きだよ、佳織のこと」
わたし、祐樹さんに抱いてもらって、肌をかさねあって、ああ、性器を結合です。
ぶすぶす、祐樹さんのナマオチンポが、わたしのおめこをこすってくれます。
わたし、こすられると、わけがわからなくなって、ひいひいになっちゃいます。
お舌は、膣の入り口から、少ししか、入ってくれないじゃないですか。
だから、オチンポでなければ、お指、でも馴れてきたころ、バイブレーター。
お道具を使われて、わたし、何度も、何度も、逝かされたことがあります。

-16-

<羞恥部屋その2>

おわったあとって、けっこうシラケちゃうじゃないですか。
まだ大学生になったばかりのわたし、ラブホって、けっこう後ろめたい気持ち。
それにわたし、恥ずかしくなること、いわれたり、されたりしちゃいます。
「佳織のおめこって、やっぱり、濡れすぎだよ」
祐樹さんったら、おわって、まだうっとり、もうろうとしてるわたしに、ゆうんです。
「ええっ、濡れすぎって、わたし、わからへん、そんなこと」
「佳織は、わかれへんかも知れへんけど、お汁、出しすぎなんや」
わたしは、どう応えたらいいのか、面食らってしまったんですけど。
出すぎやってゆうことを証明してやるからと言って、わたしを点検するんです。
ラブチェアーにわたし下半身裸になったまま、お座りさせられます。
座る処へ足裏を置いて、お膝をひらいて、足がMの形になるように言われます。
祐樹さんは、お座布団にあぐらを組んで座って、わたしと向きあいます。
ちょうどわたしのお股のまえに、祐樹さんのお顔がきちゃうんですよぉ。
そいで祐樹さんったら、わたしの性器を、膣とか陰唇とか陰核とか、点検します。
もちろん、すでに、いっかいはセックスしおえて、祐樹さん、射精したあとですけど。

「うううん、佳織、手で払ったらあかんで、足、閉じたらあかんよ」
祐樹さんのお顔と手が、わたしのお股に接近してきて、ああ、くっつけられます。
祐樹さんの下唇が、わたしのお股の真ん中、会陰から陰唇の真ん中へ。
真ん中からクリトリスのところまで、こすってきて、ぐちゅぐちゅしてくるんです。
わたし、そこんとこぐちゅぐちゅされても、あんまし快感にはなってこないんです。
なのに、濡れちゃうんですよぉ、わたし、膣の中が濡れそぼってしまうんです。
祐樹さんが手ですくってしまうんですけど、透明でヌルヌルな粘液、ネバいお汁。
「佳織のおめこ汁、ほら、透明でヌルヌルやろ、これが出すぎるんや」
「いやぁああん、祐樹さまぁ、そんなこと、ゆわんといてよぉ」
わたし、おめことかおめこ汁とかいゆわれるの、とっても恥ずかしい。
その言葉なんか聞くだけで、お腹のなかがぎゅっと、なんてゆうか、降りる感じ。
「ほら、佳織、垂れてきたよ、透明のお汁が、おめこからぁ」
祐樹さんったら、お指を二本もわたしのなかへ入れてきて、汲みだしちゃうの。
お指でこすられちゃうおめこの襞、わたし、どうしたらいいのか、はぁあ。
いい気持になってきちゃう、ぐちゅぐちゅ、祐樹さんのお指が、オチンポの代わり。
ゆっくり、ああ、膣の中で、お指が屈伸したりしているんでしょうか、ズキンズキン。
わたし、感じちゃいます、オチンポとはちがう、お指の感触ですぅ。

-17-

祐樹さんがカバンの中に用意してあったのが、浴衣の柔らかい帯、それにバイブレーター。
わたし、お膝ごと、帯で、タスキ掛けされてしまうんです。
立膝でベッドのうえにお座りしたわたし、祐樹さんは帯を背中から肩と脇腹を通してきます。
そうしてお膝の内側から外側へと帯をまわして、背中で括ってしまうんです。
「ほうら、佳織、鏡を見てごらん、ほうらぁ」
「ああっ、あああん、こんなの、恥ぃですぅ」
いつの間にかベッドの横壁が大きな鏡になっていて、わたしの姿が、映っているんです。
カーテンが閉じていて見えなかったのに、大きな鏡は、わたしの前、1mもありません。
「いいよねぇ、佳織、うれしいんちゃうか、こころのなかでわ」
わたし、はっとして、祐樹さんが、わたしをこんなことして喜ぶ男子やと思ったんです。
「ほうら、佳織、よう見えるやろ、お、め、こ」
後ろにまわった祐樹さんは、わたしのからだを起こしてしまいます。
上半身を起こされてしまうと、お膝から足首が宙に浮いてしまうんです。
そのうえ、お膝の内側から外側へ帯が通って背中へ引きあげられていたから。
「はぁあ、ああん、恥ずかしいよぉ、こんなのぉ」
お股が、ぱっくり開いてしまって、ああ、上からのライトがわたしを照らしています。

祐樹さんは、わたしの恥ずかしさなんてお構いなしに、鏡に映しだしちゃいます。
ベッドに開脚M姿になったわたしの前、50cmほどのところに鏡があるんです。
祐樹さんったら、わたしの後ろにまわって、抱いてきて、おっぱいを揉むんです。
「いやぁああん、せんぱいぃ、あかん、あかんですぅ」
開脚、お膝が左右に開いて、太ももがわき腹の横にきています。
足首が持ち上がって、赤ちゃんがおしっこさせてもらう、みたいな格好。
「濡れてるんや、佳織、見てみろ、見えるやろ、ほら、お、め、こ」
めっちゃ恥ずかしい気持ちになってしまいます、膣からお汁が流れ出ているの。
「はぁああん、ああん、うち、うち、恥ぃですぅ」
とろっ、とろっ、太ももが開いたから、陰唇がめくれてしまって、谷間が露出。
谷間の下部には膣があって、ああ、わたし、開いちゃってるんですぅ。
知らない間に、わたし、おからだから恥じらいのお汁を、汲みだしていたんです。
それを、祐樹さんは、拭ってくれなくて、わたしは拭えなくて、垂れ流しのまま。
祐樹さんは、おめこには、なかなか触れてくれなくて、わたし、うずうずになります。
「指を入れてほしいんやろ、そうやろ、佳織」
お膝ごとタスキ掛けの開脚M姿、大きな鏡に映されて、おめこにお指が挿されちゃう。

-18-

大きな鏡の前50cmのところで、お股をひらかされて、丸見えにされているわたし。
帯でお膝ごとタスキ掛けされて、太ももがひろがって脇腹の横です。
後ろにいる祐樹さんは、わたしの脇腹から、左の腕をいれてきて後ろへ引きます。
「佳織、よく見ろ、ぱっくり、恥ずかしい処が、ほら、鏡に映っているよ」
「はぁあ、ああん、恥ずかしい、せんぱいぃ、恥ずかしいですぅ」
「ほうら、指が這入っていくぞ、ほうら、佳織、指がぁ」
祐樹さんが、右手のお指を、わたしのお股、陰毛のところからおろして、開いちゃう。
陰唇をひらかれ、膣口を露出され、ああ、祐樹さんの中指一本が、挿入されちゃう。
「見てみろ、佳織、ほら、見てみろ、鏡、ほうら」
「あああん、ああっ、あああっ」
祐樹さんは中指を、わたしのなかに挿しこんで、ぐちゅぐちゅっと動かすんです。
感じちゃう、めっちゃ、ズキンズキンと、わたし、感じちゃいます。
足裏がもちあがて宙ぶらりん、お膝がぐっと拡げられ、太ももが持ち上げられて。
祐樹さんは左手で、おっぱいをまさぐってきて、乳首をつまんでしまいます。
わたしのお顔を横に向けさせ、ディープキッスをしてきます。
「ふぅうう、うううっ、ふぅうう、うううっ」
ぺちゃぺちゃ、くちゅくちゅ、ああん、いやらしい音がしちゃいます。
わたし、ずんずん、深みにはまっていってしまう。

開脚M、上半身をぐっと後ろへ倒されて、お膝が脇腹にまできいて、ああ。
お尻が、まるまる突きだすかっこうになって、お股が斜め上向いているんです。
鏡の前50cmのところにお尻の穴が、ぱっくり小菊の花みたいに開いてる。
頭を祐樹さんの胸に当たるようにされ、お股もおっぱいも鏡に映っているんです。
その、恥ずかしい姿を、わたし、見せられながら、おめこをなぶられちゃう。
「はぁああん、いやぁああん、あかんですぅ、ああん」
わたしのお股の真ん中へ、祐樹さんの右人差し指と中指が、挿しこまれちゃう。
「あああん、だめ、だめ、あかん、いっちゃうよぉ、ああん」
ぺちゃぺちゃ、ぐちゃぐちゃ、卑猥な音が、わたしのなかから洩れてきています。
「おおっ、佳織ぃ、めっちゃ濡れてきてるよ、ほら、見てみろ」
「はぁあ、はぁあ、はぁあ、ああん」
わたしにも見える鏡のなか、恥ずかしい開脚Mすがたのわたし。
鏡には、わたしのお顔の横に、祐樹さんのお顔も映っているんです。
左手のお指で乳首をモミモミされながら、右手のお指で膣の中をこねられる。
わたし、恥ずかしい気持ちより、ああ、とってもいい、からだの奥が萌えるんです。
風水ホテルの羞恥部屋、わたし、大きな鏡の前で、いっぱいお蜜を洩らしちゃう。
とっても、恥ずかしいけど、ああ、ずっきんずっきん、おからだ、萌え尽きちゃうぅ。

-19-

わたし、入れて欲しい、お指じゃなくて祐樹さんのオチンポ、入れて欲しい。
大きな鏡の前でお股をひろげられ、膣にお指を二本入れられ、なぶられているわたし。
ぐじゅぐじゅ、おからだが浮いてしまう感じで、がまんできない快楽です。
「あああっ、せんぱいぃ、ああああっ」
「ええやろ、佳織、めっちゃ濡れてる、ほら、べちゃべちゃやろ」
「はぁあ、ああっ、ほしい、ほしい、せんぱいのん、欲しいですぅ」
「ふふん、なんやって、おれのなにが、欲しいんや、佳織ぃ」
祐樹さんのいじわる、わたしになにが欲しいんやなんて、してる最中に聞くんです。
わたしは、恥ずかしい気持ちいっぱい、オチンポが欲しいなんて、言えません。
いいえ、祐樹さんのん欲しいです、けれど、オチンポって言えないんです。
オチンポ、おチンチン、おちんぽちゃん、ああ、祐樹さんの性器のことですぅ。
「おれのチンポが欲しいんやろ、佳織」
「はぁあ、ああん、せんぱいぃ、わたし、ああん」
「お、め、こ、に入れて欲しいんやろ、チンポを」
わたしは素っ裸、お膝ごとタスキ掛けされ、大きな鏡と向きあっているんです。
恥ずかしい処が、ぱっくり開いちゃって、丸見えになって鏡に映っているんです。

とろとろのお股の真ん中、縦割れの唇、そこからお汁が垂れ流れているわたし。
お腹のなか、うじうじ、ああ、触って欲しい、我慢できない、入れて欲しいですぅ。
お指を挿しこまれていたから、膣に穴があいたままになっている、わたしのおめこ。
後ろからわたしを抱いていた祐樹さんが、わたしと向きあってくれます。
大きな鏡がわたしの右に、お正面には祐樹さんのお顔です。
祐樹さんは足を投げ出し、お膝を開いて足裏をあわせるような恰好をされます。
わたしのお尻が、ひし形になった足のなかに、はまってしまう。
開脚でM姿のまま、わたし、ぎゅっと祐樹さんに抱きしめられます。
そうして、キッス、舌を絡ませ、ぎゅっと吸われて、舌を挿しこまれてしまいます。
お股には、祐樹さんの勃起した、オチンポが埋め込まれちゃいます。
「うううっ、ふうううっ」
ぶすっ、祐樹さんのオチンポ、亀頭が、わたしのなかへ、入れられます。
わたし、その瞬間、ジンジンに感じちゃう、待っていた、あの感覚、感じ、快感。
「はぁああっ、あああっ」
キッスがとかれ、勃起したオチンポが、わたしのなかへ半分まで、挿しこまれます。
そうして、一気に、ぶすぶすっ。
「ひぃいい、やぁああん、ひぃいいですぅ、ううっ」
開脚M姿のままに挿しこまれるオチンポは、めっちゃ強烈に感じちゃいます。

-20-

祐樹さんのオチンポが、おめこに埋まったまま、わたし、おっぱいを弄られます。
帯でお膝ごとタスキ掛けされて開脚Mすがたのまま、祐樹さんに抱かれています。
左腕がわたしの背中にまわり、右手でおっぱいをまさぐってきちゃう祐樹さん。
「佳織のおっぱい、たぷたぷ、柔らかいねぇ」
「はぁあ、ああっ、せんぱいぃ、あああっ」
わたし、ぶっすりと勃起オチンポ、挿しこまれたままだから、それだけでイキそう。
なのに、乳首をつまんできて、モミモミしてきて、わたし、あああ、小さな悲鳴です。
「はぁあ、ああん、ああああっ」
ぴりぴり、乳首からの刺激が、おめこの刺激とお腹のなかで交わっての、快感です。
「佳織、いいよぉ、お、め、こ、きっちり、ちんぽ、締めてくるんよ、いいよぉ」
「あああっ、ひぃいい、わたしもぉ、ひぃいいですぅ」
開脚Mすがたで、勃起オチンポ挿しこまれると、めっちゃ密着しちゃうんです。
太ももが開いてるぶん、膣のなかが締まっているのかもしれません。
祐樹さんはお尻を引いて、全部挿入のオチンポを、半分ほど抜いてしまいます。
そうして、開脚Mすがたのわたしを、少しですけど右へ左へと、動かすんです。
お尻の芯だけをシーツに置いているわたし、左右に揺すられると、オチンポがぁ。

祐樹さんのオチンポが、わたしのお股の真ん中に、半分だけ埋まっているんです。
わたしのからだが左に右に、揺すれるたびに、おめこ、オチンポで、こすられちゃう。
「はぁあ、ああっ、あああんせんぱいぃ」
「佳織、ええんやろ、ほら、こうしたら、気持ち、ええんやろ」
オチンポの亀頭からカリ首が、わたしのなかでうごめいて、じんじんにさせられちゃう。
「ひぃいいっ、ひぃいいっ、ひぃですぅ、うううっ」
おめこから、とろとろの恥ずかしいお蜜が、ドクドクと流れでてきて、シーツを濡らします。
「ええやろぉ、佳織、ええ、気持ちやろ」
「ええ、ええ、気持ちええ、めっちゃ、あああん、気持ちええ」
風水ホテルの羞恥部屋、わたし、へろへろ、祐樹さんに可愛がられて、イカセてもらう。
べちゃべちゃになったわたしのお股、祐樹さんのオチンポまわり、ヌレヌレです。
「ほんなら、佳織、仕上げてあげるよ、いいよねぇ」
そうして、祐樹さんは、スキンを装着、わたし開脚Mすがたのまま、イカされます。
ぶっすり、スキンをかぶせたオチンポが、わたしのなかへ、根っこまで埋め込まれます。
そうして、抜かれて挿されて、ぐりぐりされて、抜かれて挿されて、ぐりぐりです。
ぶちゅぶちゅ、じゅるじゅる、わたし、喜悦の悲鳴を、あげてしまう。
「ひぃいい、ひぃいい、ひぃいいいい〜〜!」
祐樹さんの痙攣と同時に、アクメ、オーガズムに達してしまったわたし。
窮屈な開脚Mに括られたまま、意識が遠のいてしまったわたし、でした。
(この章おわり)














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