エロスの館
 
2005.8.8〜2005.8. 2007.11.20

えろす源治物語
 第一部-6-


お仕置き部屋の艶子

     

うわ〜ん、うわ〜ん、と泣き叫ぶような、悲鳴のような、喜悦の声をあげるお仕置き部屋。四章半のお仕置き部屋は、清心館の奥座敷の一角にありました。この四章半の畳部屋は、光屋源治の思いを込めて造られた和室です。ちょうどお茶室を思い浮かべればよろしい。ただし、侘び寂びではなくて色艶ぷんぷん匂う部屋。お仕置き部屋の前には坪庭がある。風流な風情は茶室の庭以上になごみです。
真昼間から、光屋源治の前に連れ出されたのが、艶子。二十半ばをすこし越えた艶子は、真昼間から裸にされてお仕置きを受ける。

後ろ手にお縄を掛けられた艶子、まるで罪人扱いを受けている。艶子は、自分のエロ牝心情がいかほどかを告白させられる。女は大体においてエロ牝感情を持っていると源治は思っている。エロ牝感情とは、男に弄られて悦ぶ感情のことをいうのだが、これ、女によって千差万別なのです。清心館は、このエロ牝感情を深めていく館です。心を清めてエロスに徹する女たちの館です。源治はここの主。毎日、毎夜、女を変えてエロ牝感情を深めさせているいわば教祖様。

「艶子、お前のエロ牝度はいかほどか?」
四畳半のお仕置き部屋の真ん中で、後ろ手に縛られた艶子に訊きだす源治がいた。
「ああ〜ゴシュジンサマ、わたしのことを知ってくださいませな、わたしは日夜悶々と暮らしております、男が欲しい。男の手とチンポが欲しい!そんな妄想がございます。ああ^ゴシュジンサマ、今日はよろしく調教くだされ〜」
「なんとまぁ〜艶子はそのようなことを毎日想っておるのか、じゃ〜オレがその気持ちを満たせてあげます、いいですね」
艶子は、後ろでに縛られたまま、天井から下げられた滑車に縄を通されて立ち姿にされた。

     

素っ裸の艶子の縛られ姿は、男の気持ちを情欲にそそる。髪の毛は源治好みのロングヘア、肩まで垂れた黒髪を束ねて肩におとしていた。ぽっちゃり顔でどちらかいえば寸胴スタイルの艶子だった。顔立ちは美人の部に入る。お乳が大きく盛り上がり、腰がくびれてお尻が大きい。いうなればグラマー美女であった。ふふ、こんな女って弄り応えがあるんです。お道具でちょろちょろとお仕置きすれば、ヒイヒイと黄色い声をあげて咽んで啼くのです。

光屋源治は、お道具箱を持ち出して、後ろ手に縛って吊るした艶子に箱の中を見せる。
「艶子、どの道具が好きなのだ、太さ長さに硬さはいろいろ、どのチンポが良いのかね。」
艶子の頬がポっと赤らむ。源治に挿し込んでもらう男根を、自分で選べといわれた艶子。昼間のエロスは羞恥の極み。艶子の気持ちはもう恥ずかしい〜で満ちている。そりゃそうでしょ〜、自分のオーガズムを迎える道具を男に指定するんだから、それはそれはもう女にとって羞恥の恥部屋だ。
「ああ〜ゴシュジンサマ、その紐がついた黒いのが、ああ〜わたし〜ソレ、がいいです〜」
「じゃ〜この紐付き黒い男根で、今日はアクメへ昇るんだね、ええ?」
「ぅうう〜あ〜もう、ゴシュジンサマ、わたし、ああ〜」
源治に紐付き男根を目の前にぶら下げられて、見せられて、ああ〜穴があったら入りたい〜ジュクジュク股間の壷がもう濡れてきそうな艶子だった。紐付き男根は、艶子のおめこに挿入したまま固定する特上の逸品だった。

     

「さあ艶子、足をひろげて見せなさい」
源治は畳に腰を降ろして、素っ裸で上半身を縛られて立ったままの艶子に云った。艶子は、足を左右に拡げだした。源治の目の前に、艶子の黒々した陰毛があり、股間が覗けた。
「艶子のおめこは、この道具を望んでおるんじゃな、ふふうん」
「ぅうう〜はっ、はぁ〜ああ〜ん、ゴシュジンサマ〜」
縄に括られた乳房が、絞り出されるように突き出て、肌がピンと張っている。臍の下で細くくびれた腰まわり、丸いお尻が浮き立って、八のかたちで太腿が拡げられている。そんな艶子を、これからじっくりと苛めていこうと云うのだ。艶子のからだを弄って弄って弄りたおして、お仕置き部屋を愛の巣に変えていこうと云うのだ。

下を向いて拡げられた艶子の股間へ、源治は腕を入れていく。腕の腹で股間全体をこすってやる。腕を引いて手の平で、股間をこすってやる。左手を上へ伸ばして艶子の乳房を触ってやる。お尻を撫ぜてふともも撫ぜて、右手は股間をこすってやる。
「ぁああ〜ぁああ〜〜ぁああ〜ああ〜」
立って膝を拡げたままで艶子は、こそばゆい感触を気持ちいい感触に変えられていく。
「ほれ、ほれ、艶子、だいぶん濡れてきたかな、うふふ〜」
源治は、陰唇を左右にめくりあげて、膣の入り口を触ってみる。艶子の膣はしっとり濡れてきていた。紐付き特上男根を挿し込んでやるには、まだ、もう少し蜜を出させてやるのだ。源治の指が膣の入り口を撫ぜていく。

     

四畳半のお仕置き部屋、その真ん中に艶子は立たされている。素っ裸、手は後ろで縛られて、乳房を絞る縄と共に、天井から吊られる格好で、両足拡げて立っている。その格好のままで、陰唇を拡げられ膣口を弄られ、指を膣の中へと入れられて、襞をこすられていく艶子。女の急所はやはり膣。艶子は、源治の指が膣内を掻きまわし出して、声の色が変わってしまった。
「ぅうう〜ぁああ〜いい、いい〜ああ〜ん、ゴシュジンサマ〜ああ〜ん」
二十半ばの艶子のからだ。悦んでいく道筋に指の挿入があった。

狭い部屋。茶室に似せた設えで、ハイテク設備が整えてあるお仕置きの部屋、四畳半。部屋の四隅からの照明で、艶子のからだが浮き彫りになる。ビデオ収録設備があって、お仕置き部屋の出来事は、ことごとくビデオに撮られる。
黒い模造男根が、艶子の膣に埋め込まれていく。下から上へ、艶子の股間へ沈みこんでいく男根。
「ぅうう〜ああ〜あ〜ああ〜ん、ああ〜ん〜!」
艶子は、根元まで埋め込まれた男根を、押し出そうとして膣を収縮させた。
「ぁっ、ぁっ、ああ〜いい〜いいです〜感じますぅ〜う〜!」
「ほれ、入った入った、落ちないように紐で括っておこうね、艶子!」
男根を膣いっぱいに挿し込んだまま、紐のパンティを穿かすのだ。前と後ろに引き上げた紐を腰括りつけるのだ。こうしておくと女はいつも膣を意識する。埋め込まれた男根が、艶子のからだが動くたびに、膣の内襞を刺激するのだ。

     

男根を膣に挿入されたまま、腰紐で固定されてしまった艶子には、もう自分で抜くことが出来なくなった。
「ほれ、艶子、奥の具合はどうかね、いいかね〜」
「ぅうう〜締まります、ああ〜締まってます〜ぅうう〜ああ〜ん」
「そうか、いいか、甘い蜜をいっぱい出すんだよ、いいね」
源治は、艶子の腰の腰紐を持って揺すってやる。膣に挿入された男根が微妙に前後して、艶子の膣襞をこすっていくのだ。
「ああ〜ん、あああ〜ん、ゴシュジンサマ、ああ〜んうんわ〜ん」
「はははは〜、艶子、もっといい気持ちになって行くんだよ、いいね」
手首を後ろで括られたまま、太腿を拡げて立たされている艶子。上半身を前に後ろにと揺する。滑車に結わえられた手首の紐で、身体を倒すことがでできない艶子。

源治は、艶子の右膝に縄を巻いた。その縄尻を滑車に通して引き上げだす。艶子を片足吊りにしてしまおうとの魂胆だ。膣に男根を詰め込んだままで、開脚一本吊りスタイルである。源治が縄を引き上げる。艶子は、右膝を上へ引き上げられて、よろめく。
「ああ〜あ〜ゴシュジンサマ、ああ〜、ああ〜こける、こけてしまいますうぅ〜あああ〜」
「大丈夫、縄で括ってあるから、倒れはしない、さあ〜どうじゃ〜」
「ああ〜痛い、痛いです〜股の中がいたい〜!」
膣に埋め込まれた男根が、膝を引き上げられて、そのときに膣壁を強くこすったのだ。艶子の上半身が前を向いて倒れされ、右足膝が水平に近くなった。からだはT字型になって滑車に吊られたスタイルだ。

     

「艶子、ええ格好になった、これで蓋されたおめこが丸見えじゃ〜」
「ああ、ああ、ああ〜あああ〜、ダメです〜くるしい〜いい〜!」
源治は、艶子を半回転させて、尻が目のお前に来るようにさせた。膣に埋め込まれた黒い男根の根元が見える。男根を陰唇がへばりつくように包まっている。源治は、艶子の下を向いた乳房を掴みながら、陰唇ごと根元を握って、左右に揺すってやる。
「ぅうう〜ああ〜ああ〜ん、ああ〜ゴシュジンサマ、ああ〜許して〜!」
艶子は、一本足で立ったまま、乳房と股間を握られて、快感を注入されるものだから、ヒイヒイハアハアの息使いで、喘ぎだした。
「もっと、もっと啼くんだよ、艶子、おお〜いいね〜きれいやね〜艶子!」
「ああ、うう、うああ〜ぅう〜ん〜!」
艶子は、源治のお仕置きに喜悦の声を上げだして悶えていく。

艶子が羞恥のスタイルで、源治にいたぶられていく清心館のお仕置き部屋。真昼間、裸で羞恥の女がいて、男がいる。なんともいえない色気姿に、源治も艶子も酔っていく。こうして源治は、自分の竿を艶子に舐めさせていくのだ。艶子は、源治の竿を舐めることに悦びを感じる。
「さあ、舐めろ、艶子、美味しそうに舐めるんだ、ほれ〜!」
Tの姿の艶子の口へ、源治の硬くなった竿を押し込んでやった。後ろ手で縛られたままの艶子は、膣に男根を挿しこまれたまま、乳房を握られて、源治の陰毛に顔をつけながら、竿を喉奥まで、呑み込んだのだった。

     

片足で立たせたままの艶子に、源治は勃起しだしたペニスを舐めさせる。天井から、裸の半身を後ろ手に縛られて吊られた格好の艶子。右膝を括られて持ち上げられてしまった艶子。縺れた髪の毛が垂れて妖艶な姿になった艶子。二十半ばを越えたとはいえ、まだ若いからだの艶子だ。
「ぅううあ〜ゴシュジンサマ〜もう、足がつろうございます、ぅああ〜ああ〜」
源治に髪の毛を掴まれて、顔を源治の腰に埋める艶子は、もうメロメロだった。源治は執拗に艶子の肌を弄りまわしてやる。縄で挟まれて盛り上がった乳房を撫ぜてやる。乳首を指ではさんで揉んでやる。股間には男根が挿し込まれたままだった。
「ほれ、艶子、おめこの濡れ具合はどんなもんじゃな〜ええ?」
「ああ〜わかりませぬ〜ああ〜ゴシュジンサマ、お許し、クダサイな〜!」
「ダメだ、艶子、うれしいんでしょ、からだがきいきい啼いてるわな!」

源治の右手が、艶子の背中を渡って股間をまさぐる。膣に挿し込んだ男根の根元をグリグリと回してやる。
「ぅうう〜ああああ〜ゴシュジンサマ、ぁああ〜そこは、ああ〜ダメ、ダメですぅ〜!」
「ふふん、なんてったってこのグリグリがよく利くんだね、艶子!」
「ぁああ〜ダメ、いきそうおお〜ああ〜ダメです、ぁああ〜ん」
艶子の太腿がピクピクと蠢いている。膣の中を掻き混ぜられて、喜悦の刺激がからだの芯をめがけて駆け巡っているのだ。

     

源治は、艶子の膣に埋め込んだ男根を抜いてやった。もう艶子が滲み出させた蜜でべとべとに濡れている。この男根を艶子の口に咥えさせてやるのだ。源治のペニスを含んでいた咥内へ、男根を挿し込んだ。
「ぅぐう、ぐう〜うううう〜っぐう〜!」
男根の根元につけられた紐で、頭の後ろで括り、口から抜けないように固定したのだった。猿轡。模造男根の猿轡である。
「ぅぐう〜ぐぐう〜ぐうう〜うう〜!」
艶子は、口を塞がれ、喉元まで挿しこまれた男根で、苦しそうな息づかいになった。
「もう少しの辛抱じゃ、艶子!オレのちんぽを入れてやるから、いいね!」

源治は、艶子の後ろに回った。四畳半のお仕置き部屋。艶子の背中が水平になり、右足を吊られて左足だけで立っている艶子。その向こうに坪庭が見えた。艶子の右足を拡げ、太腿を肩に抱いてやる。艶子の頭が下方に傾き、左足が縺れた。
「ぐうう〜うう〜ぐううう〜ぐう、ぐうぐう〜ぅうう〜!」
左足が宙に浮いた。艶子は身体を吊られた格好になって、左足の腿から足先までをもがかせた。源治は空でバタつかせる足首を持った。そうしてぐっと股間を拡げさせた。
「ぅうう〜ぐうう〜ぐうぅぐぅぐ〜!」
男根を咥内に呑み込んだままの艶子は、くぐもった呻き声を上げるしか手立てがなかった。

     

「さあ、入れてやるぞ〜、いいか、いくぞ〜!」
源治は、勃起したペニスを艶子の膣にあてがい、ずぼっと一気に挿入してやった。
「ぅぐう〜ぐぅ〜ぅぐぐう〜うううう〜ぐう〜!」
「どうや、艶子、お前、泣いてるね、そんなに嬉しいか、ええ?!」
「ぅんぐう〜ぐう〜ぐぅう〜うう〜ぐう〜!」
源治は、腰を前後に動かせてペニスを膣に入れたり抜いたりを繰り返してやる。艶子の身体が硬直していくようにも見える。源治がペニスを抜くたびに、どろどろ蜜がしたたりおちる。もう最後のクライマックスを迎える源治と艶子。艶子は喜悦の渦に飲み込まれていく。
「ぅぐう〜ぐうう〜うう〜ぐうううう〜!」
意識朦朧の艶子。膣の奥から身体全体に注ぎ込まれる喜悦の渦で、もう頭が錯乱状態になる。悲鳴のようなくぐもった声が、男根で塞がれた口から洩れる。

「さあ〜いけ〜いけ〜!艶子〜いけよ〜!」
源治のピストン運動がスピードを上げだす。ずぼずぼ、ぺちゃぺちゃ、音を立てて源治のペニスが抜き差しされていった。
「ぅぐう〜ぐうう〜ぅぐう〜うう〜ぅぅ〜うぅぐう〜〜!」
艶子は、身体を宙に浮かせたまま、バックから責められて、オーガズムの頂上へと昇った。
「ぅぐう〜ぅうう〜ううう〜ぅ〜!」
艶子が小水をこぼした。余りの喜悦に艶子は気絶。ペニスが抜き去られた膣の下部から、膣からしたたるマン汁と共に、小水がこぼれ落ちたのだった。

     




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