エロスの館
 
2005.4.29〜2007.11.20

     

えろす源治物語
 第一部-1-

  春らんまん-1-

     

-1-

さくら満開の京都。清心館の主、源治は、女どもをつれてお花見に繰り出します。代々織物問屋を営んできた源治の家系、いまや織物を売り物にした女の館、清心館を運営しています。その女の館に出入りする女どもをつれて、陽気に花見をやりましょう。
秀吉が醍醐の花見を主宰したように、源治は北野の花見を主宰するのでございます。女どもは着物姿で、桜で名高い神社でお花見と洒落こんだのでございます。

さくら満開、天は桃色、さくらの花で埋め尽くされて、ほんとに春爛漫でございます。16人の女ども、年の頃は二十歳から三十代の後半まで、かって織物問屋を営んでいたときに住み込んでいた女たち。いまは清心館の従業員でございます。この女たちには、夜な夜なの掟がひと〜つふたつとありまして、初老を迎えた源治の妾なのでありまして、ひとつは愛の手ほどき受けること、ふたつは抜け駆けしないこと、こうして源治ひきいる清心館が存在するのでございます。

「まあ〜飲め、飲んで歌って、陽気にいこ〜!」
さくらのしたの桟敷で、源治が女どもに音頭をとっていきます。三味線もった年増の女、よねさんが、三味線弾いて場を盛り上げます。
「さあさ、みんな、膝を崩して、色気をだして、いきましょ〜!」
着物を着た女が16人、それは艶やかな風味でございます。歌舞練場の綺麗どころが勢ぞろいしたかのような艶やかさ。三味線に合わせて数人が舞を披露してまいります。お酒を召した女ども、頬をほんのり赤らめて、お膝を崩してお花を見上げているのでございます。

     

-2-

そんな女のなかに男が一人、源治はもうご満悦の態で、女どもを見る。若い幸子に目をやると、もう幸子は頬を赤らめて、うっとりとさくらに見とれておりまして、源治の視線を感じると、もぞもぞ下を向きまして、恥ずかしそうにうな垂れたのでございます。八重桜、枝垂れ桜のぽたぽたの、ぽっちゃりむっちり幸子さん。今夜のお目当て幸子さん。源治は、幸子に目を配り、ピンクのお召しのその元のお身体を想像し、にや〜っと笑顔でご満悦。

幸子さん、隣に座った恭子さんとおしゃべりしながら、源治のほうをちらっちらっと視線をよこしてくるのです。今夜のお相手もう決まり、源治は幸子と心を結ぶ。そのうちに幸子を呼んで、酌させ、今夜を告げたのでございます。年増のよねさんはお見通し、源治と女の仲介をいたしまする奥方でございます。源治はよねに幸子を指名。それからまたまた、さくらの下での宴席が色艶やかに進められていったのでございます。

幸子さんが源治に呼ばれたのは夜の10時、桜見物の余韻に酔って、気持もうららか、うきうき気分の最中でございます。清心館の奥座敷は秘密の座敷でございます。女たちが啼いて悦ぶお座敷なのでございます。

座敷へ参った幸子さん。お酒を召してほんのりと、気分も春の陽気です。お身体の芯が火照ってきます二十歳の幸子さん。
「おお〜来たか!今夜は悦べ、春爛漫!花見はいかがだったかな〜」
「はい、とっても楽しゅうございました。それにお呼ばれいただいて、今夜はわたし、とっても幸せでございます〜」
「まあ、ここへきなされ、着物がよく似合うな〜幸さん〜!」
籐で編まれた椅子に座った源治は、幸子を手元に呼び寄せ、さっそく今夜のお遊びにはいります。
「帯を解いて、その馬に跨ってごらん」
「はい、ダンナサマ、わたし、いい気持にさせて〜くださいね〜」
畳の座敷の真ん中に、用意された木製の馬。馬に跨ると爪先がかろうじて畳に着く高さ。鞍には穴があけられて、跨って下から覗くと、ああ〜ら!お股が丸見えとなるお馬の鞍なのでございます。

     

天井からは滑車が五つもぶら下がり、幸子が手を伸ばして立った高さより少しだけ高くにあります。つまり仕掛けは、手首を縛って引き上げると、爪先でも立てない高さ。滑車が五箇あるわけは、手が2本、足が2本、胴体1個、それぞれに吊って高さが調節できるのでございます。座敷の柱には輪の杭が打ち込まれてございます。
女が男にお仕置きされる愛のお仕置き部屋と化します奥座敷。襖を開けると、中庭が月の光に照らされて、うっすら白く見えている。

-3-

「さあ、幸子、今夜はたっぷり、啼いて、悦んで、明日の希望に繋ぐのですよ〜!」
「はい、ダンナサマ、わたし、悦ばせてくださいな〜!」
馬の鞍に跨った幸子さん、着物の帯を解いたから、馬に跨ると、太腿が丸見えになってしまって、ああ恥ずかしい、源治はそんな幸子の格好を見定めながら、側へ寄る。そして幸子の手首を持ち上げ、桃色の帯止めで結わえてしまい、滑車に通してとめました。
幸子さん、腕が上へ持ち上げられると、お着物の袖が肩にまとめられ、これで前から見ると腕と首筋から乳房をくだって足先までが露出させられたのでございます。

「さあ、幸子、お前の罪はその色艶だ!綺麗なお前の色艶だ!」
源治は幸子さんに、罪を告げ、そうして罰をうけるよう、言い聞かせていくのでございます。罰は幸子さんのエクスタシー。なぶられてオーガズムを迎えて、喜悦の境地を彷徨う罰でございます。
ビデオのモニターが幸子さんの姿を映し出し、そのモニターが幸子さんの目に入る。
「ああ〜ダンナサマ〜わたし、ああ〜もうゾクゾクして〜まいります〜!」
「そうだ、もうこの姿になったなら、感じ出すのは若さのゆえじゃ〜恥ずかしいかの〜!」
「ああ〜ダンナサマ、わたし、こんな姿は恥ずかしいです〜!」
「ああ〜啼くだけ啼いたらいいんだよ!啼いても誰も来ないから、心配要らないんだよ!いいかね〜!」
そういいながら、幸子さんの胸のふくらみ、お乳をつかんで撫ぜ始める源治の手がございました。

     

手首を吊られて木馬の鞍に跨がされた幸子さん。着物を着けているとはいえ、それがいっそう艶めかしく色誘う。はだけた胸を触られても手が吊られているから退けようもない。腰を撫ぜられても爪先立ちで鞍に跨っているから、もぞもぞと腰と尻をうごめかすだけでございます。

-4-

「今夜の幸子はいちだんと別嬪さんやな〜桜満開やもんな〜!」
源治は幸子のほんのり赤らんだ顔を眺めて、幸子に告げる。
「幸子はお姫さま、かわいいお姫さま、いいやろ〜!お姫さまらしく、振舞うんですよ〜!」
「ああ〜ダンナサマ、わたし〜今夜、濡れさせて〜くださいな〜!」
「このお乳がたまらんな〜こりこりと、そのうえもって柔らかい、お前、いくつになった〜?」
「ああ、はい〜はたち、でございます〜」
「そうか、もうはたちになったか〜おめこは好きか〜!」
「ダンナサマ、わたし、そんな〜恥ずかしいこと〜ああ〜!」
「おなごの美しさはな〜おめこすると美しくなる、すればするほど肌艶が出てきて、いいんじゃよ〜!」
「はい〜ダンナサマ、わたし、ダンナサマに可愛がっていただきとお〜て〜」
源治の竿はもう役立たずの態であります。それでおんなをアクメへ昇らせようとするのですから、アノ手コノ手で、肌の身体を弄んでその気にさせていくのです。

     

両手を吊られて、うな垂れている幸子さんには、羞恥責めが効果があるようで、源治の言葉はしだいに卑猥になっていきます。
「じゃ〜訊くが、姫のいちばん感じるところはどこじゃ〜?」
「ああ〜わたし〜ダンナサマ、ああ〜わたし〜あ〜おそそ〜」
「姫のおそそ!〜そうか、そうか〜じゃ〜おそそを触ってあげようね〜!」
手を上げて鞍に跨った幸子さん。臍のしたから陰毛が生えるその奥へ指で撫ぜていきまして、指をそこで忍ばせて、触って掴んで揉んでみる。
「姫、ここがいいとゆうのかね、おそそはどんな感じかね〜?」
「ああ〜ダンナサマ〜そこ、そこ、そこです〜」
「おそそは広い、ここはなんとゆう名で呼ぶんかね〜?」
源治の指が幸子さんの陰唇の片方をつまんで引っ張る。幸子さん、陰唇を引っ張られ、そのむずかゆい刺激にハッとして、思わず呻き声をあげだしたのです。

「ダンナサマ〜わたし〜そこ、感じいい〜気持〜ああ〜!」
「姫のおめこは綺麗だね〜まだ十分に男を知らないんだろ〜ね〜!さあ、なんていうんだ、ここ!」
「ああ〜ら〜わたし〜、そこ、おそそ〜!」
「じゃ〜ここは?!」
「そこは〜、ちつ、ちつです〜!」
「もう一度訊くが、ここはなんとゆう名前なの〜!」
「お、そそ〜!」
「ちがう!ここは、いんしん、陰唇って、唇とおんなじだろ〜!」
「ああ〜、ダンナサマ〜そこは、陰唇〜!」
「ようやく出来たね、姫、よく出来たね〜!」

-5-

木馬に仕掛けられた細工は巧妙。木馬の頭に横棒をかませてそこに膝を結わえる。幸子さんの足首が持ち上げられて、この棒に膝を拡げて括りつけ、鞍の先に張形を突起させるのでございます。
木馬の上で、両足拡げて股間を剥きだし、張形を股間の膣に埋め込んで、そうして木馬を前後ろへと揺りますと、張形が出たり入ったりを繰り返す。幸子さんへの最初の責めは、この木馬責めでございます。

     

木馬に乗った若い二十歳の幸子、膣に張形埋め込まれ、木馬を前後へ揺すられると、張形が出たり入ったりの木馬責め。足首を木馬の握り手に拡げて縛られ後ろ手で締め上げられた縄尻が滑車を通して源治の手元の繰りに巻かれてある。
「さあ幸子、おまえの身体が啼いておる。ひいひい〜と啼いておるな〜!どうじゃ〜いい気分だろ〜が〜!」
「ああ〜はいぃ〜!あああ〜んん〜ダンナサマ〜わたし〜感じていきます〜!」

清心館の中でも特別仕立ての道具で設えられた奥座敷。お仕置き部屋でございます。木馬に跨って責め悦ばされる二十歳の幸子。清心館の主、源治の目にはこの幸子の若さと美貌を拝んで、そうして女の蜜を吸うことで回春を得るのでございます。
「こうしたら、幸子はどんな気持かな〜!」
源治が木馬の頭を持ってぐいっと下をむかせると、幸子の身体が前にのめって、乳首と後ろで腕を縛った縄が天井からピンと張る。それ以上に木馬が下をむくものだから、膣に填められた男根が引き抜かれる。
「ああ〜ダンナサマ〜ああ〜わたし〜!」
「さあ〜どんな気持になったのや〜言ってみい〜!」
「あああんん〜いい、気持でございます〜!」
そうして源治の手にある木馬の頭が起こされると、鞍に付けられた男根が、幸子の膣中へズボッと入っていくのです。

「ひぃやあ〜ああ〜ああ〜ダメでございます〜ひやぁああ〜ああ〜!」
「もっと、もっと、悲鳴をあげろ〜それもいい気持の悲鳴をな〜!」
そうして再び木馬の頭が下げられて止められる。
「幸子!どうじゃ〜もう一度、またいい気持になるのかえ〜!」
一呼吸置いて、木馬の頭が上げられる。再び幸子の膣に男根がズボッと入ってしまう。

-6-

「ひぃやあ〜あああ^ダンナサマ〜もう、いきそ〜堪忍して〜!」
幸子の顔が喜悦でゆがみ、膣を奥まで突かれるたびに、言い知れに快感が身体の中を駆け巡るのでございます。
「おお〜その堪忍は、もっとして欲しいという堪忍じゃな〜!」
「あああ〜ダンナサマ〜わたし〜もう、だめ〜!逝ってしまいます〜!」
「大丈夫〜まだ、まだ〜いける〜まだまだ〜!」
そういいながら源治は少しずつ幸子の絶頂に駆け上がるタイミングをずらしながら、責め続けるのでございます。

     

「幸子、おまえのおそそが濡れておる〜ほれ、ごらん、こんなに汁を出しておる〜!」
「あああん〜もう〜ああ〜ダメでございます〜!」
「なあ〜幸子、おまえのおそそ、吸わせてもらう〜!」
源治は鞍に跨って男根を埋め込んだ幸子の膣のまわりを舐めはじめる。木馬の真ん中が切り抜かれ、裏から頭を入れると正面に幸子の膣が来るように設えられた木馬です。
源治の目の前に男根の突き刺さった膣がある。二つの陰唇めくられて、それが男根に密着し、クリトリスが露出して、勃起していて突起する。
「おお〜幸子〜もっとおそその汁をだせ〜!なあ〜おめこしたいな〜幸子!」
「あああ〜んん〜ダンナサマ〜そこ、ああ〜舐められたら〜わたし〜ああ〜もう〜いっぱい〜感じます〜!」
「もっと感じて、若さをだすんじゃ〜!おまえの若さを出すんじゃ〜!ほ〜れ、この腿、ぷりぷりさせて〜!」

クリトリスに舌先を宛がい、舐め上げる源治の仕草に悲鳴に似た喜悦の声で喘ぐ幸子。手の平で幸子の内腿を撫ぜさすっていく源治。腰と太腿の線に手を宛がう源治。幸子のお腹、お臍周りの肉を掴んで揉んで、そうして唇と舌で膣をなめまわすのでございます。男と女がいる限り、男は女を舐めて吸い、女は男に舐められ吸わることを望むのでございます。
幸子の腰をグッと押し、木馬を固定したままで、幸子の身体を後ろにさせ、膣に埋まった男根の半分以上を抜きださせる。そうして幸子の腰を前へ引いて男根を奥まで挿入するのです。こうして源治の責めは続行されていくのです。

     

-7-

源治は、幸子の乗った木馬を固定したままで、膣に埋まった男根の半分以上を抜きだし、そうして再び膣の奥まで挿入してやるのです。膣を責められる幸子の意識は、半ば朦朧となって源治の動作に身体を反応させていきます。
「どうじゃ〜幸子、おまえ、もう、嬉しくって、ヒイヒイ鳴いてるんやな〜!」
「あ〜ううう〜ううん〜ああ〜ダンナサマ〜ああ〜もう〜ああ〜〜」
「もっと鳴け、幸子〜おまえのおそそもぺちゃぺちゃ啼いておる〜!」
源治の舌が男根に埋まった幸子の膣を舐めまわす。
「あああ〜いい〜いきます〜あああ〜んん!うわ〜うわ〜ああ〜!」
「おお〜いくのかえ〜もういきたいんかね〜幸子〜」
「ああ〜うんぐ〜ダンナサマ〜だめ〜いく〜いく〜ああ〜だめ〜!」
「おお〜ここらでいくか〜どうじゃ〜ええ〜!」
源治は幸子の腰をぐいぐい揺すって、膣内に男根の刺激を一気に注入していく。
「ああ〜だめです〜!あああ〜うんぐうう〜うう〜あああ〜!」
「ほら〜もっと〜もっと〜いけ〜いけ〜幸子〜いけ〜!」
「うんぐううう〜ぐう〜ううう〜あああ〜!」
木馬に跨がされ、膣に男根を埋め込まれて腰を揺すられる幸子。手首を天井から吊られた幸子の身体が痙攣し始め、悶え呻く声を発して、幸子は喜悦の絶頂に達してしまいました。

     

「さあ、幸子、酒を飲め、一気に飲め〜!」
ぐい飲み茶碗に注いだ酒を、木馬から降ろし、後ろ手に縛ったままの幸子の口を開かせ、ぐいっと飲ませる源治。
「てっぺんまでいってしまって、疲れたやろ〜なあ、幸子、酔って疲れを取るんじゃ〜な〜!」
「ああ〜ダンナサマ〜わたし〜ああ〜今夜はしあわせ〜です〜!」
「おまえは若いな〜おお〜こんなに顔を赤らめて〜恥ずかしいのか〜幸子〜!」
源治は、幸子の足首を交差させて縄で縛り、その縄尻を首に掛けて絞る。幸子の上半身が前のめりになって足首に近づいた。
「さあ、こんどはちょっと苦しいぞ〜いいか〜!」
「うんぐう〜ああ〜ううう〜あ〜ああ〜!」
源治の手が幸子の足首を持ち上げ、後ろ手に縛った身体をV字にしてしまったのです。天井から竿を下ろし、幸子の背中を括りつけ、後ろへ倒れこまないようにしたのです。そうして源治は、赤子のおむつを換えるように、幸子の交差して縛った足首を持ち上げ、上半身を竿に預けさせるのです。

-8-

「わあ〜わああ〜ああ〜ダンナサマ〜あわあ〜ああ〜!」
「どうじゃ〜幸子〜気分はどうじゃ〜これから酔いがまわってくるんじゃ〜!」
「わ〜わ〜ああ〜ダンナサマ〜わたし〜わああ〜ああ!」
「これからじゃ〜おまえのおそそが開いておるがな〜!」
幸子の股間が思いっきり拡げられ、その芯が上を向いて、源治の目の前にある。
「おお〜もう、おそそから蜜が垂れておるがな〜幸子〜気持いいんかい〜!」
源治の指が、陰唇をつまむ。そうして外へ拡げて膣の口を開ける。
「ああ〜ああ、ダンサマ〜ああ〜そこは〜!ああ〜いい〜!」
酒に酔いだした女の肌が赤みを帯びだし、色艶が増していく。
徳利から酒を膣の蜜壷に注ぎだした源治、そうして唇を膣に当て、膣に注がれた酒をすすりだすのです。シュルシュルと音を立てて源治の口へ吸い込まれる膣の中の酒。
「ああ〜ダンサマ〜ああ〜もう〜わたし〜くるしいです〜!」
「おお気持ちよくって苦しいか〜もっと、もっとじゃ〜!」

     

源治の口へ吸い込まれる幸子の膣から溢れる酒の味。蜜と酒が混じってヌルットした感触の肌の味。
「 おまえの蜜が混じってな〜こりゃ〜おいしいぞ〜最高のご馳走じゃの〜!」
「うううわ〜ああ〜ダンナサマ〜ああ〜もう、痺れます〜!」
足首が交差されて縛られて首へと引き絞られている幸子。天井から降ろされた竿を背中を括りつけられて、後ろへ倒れこまないようにされた幸子。ぐいっと茶碗酒を飲まされて次第に酔いがまわりだした幸子。尻だけを畳へつけた格好で股間を拡げて上向けて、もう分けの判らないほどに上気した幸子。
緊縛されて酒飲ませれた二十歳の女の柔肌がピンと張り紅色になってきて、心は萌え燃え快感と苦痛の混じった刺激を受ける幸子です。

-9-

「幸子はいい女やな〜こんなに色染めして、桜よりも美しい〜!この股、おそその味がたまらんな〜!」
「ううんぐうう〜ダンナサマ〜わたし〜ああ〜気がくるいそ〜!」
「おお〜もっといけ〜もっといけ〜!」
源治の指が陰唇を弄って引っ張り左右に拡げ、膣口をま〜るく開き、そうして指を挿入しだす。
「わあああ〜んん〜わああ〜ダンナサマ〜わ、わたし〜ああ〜!」
「おお〜いいのかえ〜!気持いいのかえ〜!」
竹竿を背負った腕が宙に浮き、足首を縛った縄が首へと上げられ、悶えても呻いてもどうにも身動き取れない幸子の身体。

源治が膣に指を押し込んだまま、幸子の乳房を片手で握り、そうして幸子の身体を左右に振らせた。
「わああ〜ダンナサマ〜わあああ〜うううわああ〜ん〜ダンナサマ〜!」
「もっと悲鳴をおあげなさい〜!嬉の悲鳴をあげなさい〜!」
竹竿に絡められた幸子の身体が、股間を拡げたままに左右に動き、膣の壁が源治の挿しこんだ指で抉られ続けられる。

     

春爛漫の宵のころ、二十歳の女が股間を拡げて縛られて、酒を飲まされ酔わされてヒイヒイと、弄られ責められ啼かされて、その姿を見てよろこぶ源治の心。ぴちゃんぴちゃんと音立てて、膣が啼いていきまする。幸子の悶えも最高に昂じてまいる桜の宵。清心館の奥座敷、もう華やかなエロスの妖艶、幸子の裸。縛られて、紅色に染まった肌に、縄を巻きつかせた幸子。
「ううぐうう〜うう〜うわあ〜ダンナサマ〜もお〜ああ〜いくう〜!」
「幸子〜もっと、がまんじゃ〜、もっと登れ〜!」
「わああ〜わあ^ううう〜わ〜!うううぐわ〜!」
「なあ、幸子、おまえ〜きれいや〜きれいやな〜!」
幸子の上半身が左右に揺れて、もう表情は喜悦の絶頂、わんわんと泣きわめくような喜悦の疼きが源治に伝わる。
「おんなはな〜こうされて、啼いてる姿が美しいんじゃ〜!」
「わああ〜もう、ああ〜おゆるし〜いかせて〜!いく〜!」
幸子の頭が左右に揺れて、前へ後へと身体がきしみ、股間が拡げられたまま、源治の指挿入を受けている。指を奥へとねじ込んで、そうして奥の子宮をつまみ、膣壁の天井を撫ぜてぐるりと輪を書いて、スポンと指を抜き去ると、幸子の膣肉が押し出されそうして奥へと引き込まれ、再び源治の指が挿入される。

「ああ〜うううわあ〜もう堪忍して〜いかせて〜くださいな〜!」
「おお〜もういくのかえ〜おお〜もっと〜もっとじゃ〜!」
開かれた膣から蜜が溢れだして、股間をびしょびしょに濡らす幸子。
「うううぐう〜ああ〜いく〜いく〜ああ〜いく〜〜!」
幸子の太腿がピンと張りつめ、陰唇の間から潮が噴き上げられた。
「おお〜潮噴いた〜おお〜幸子〜!おお〜!」
「うんわああ〜もお〜いく〜いくう〜!ああうう〜ぐう〜!」
幸子の身体が悶えて呻いて喜悦に咽び、ついにオーガズムの絶頂にいかされてしまったのでございます。

     





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