地下室のエロス 第二部

山の祠のエロス(1〜8)
 2005.8.11〜2005.9.22

     

山には風火教のご本尊が置かれて、その前に祠が造られていました。風火教の信者たち、女が多く男が少なかった。これは戦争結果です。男は戦地へ駆り出され、多くの男が命を落としてしまった。その結果、女が多くなっていた。食料はといえば、不足です。風火教の信者たち、山の平地を開拓し、はたけを作っていきました。

山には、春に山菜、秋に木の実が採れます。小動物たちを頂くこともありました。はたけでは芋を作風火教の信者たち。共同して作業して、そうして共同で食べる共同体。

食べ物は、神の授かりモノでございます。なによりも命あって生きるのは、神の思し召しでございます。食べ物なくては性交もできない。女たちが共同で、はたけを耕し、収穫物を神に捧げてお裾分けを頂くのでございます。

地下室倶楽部で神託を受けた女たち、ゆうこは三十を越えた年増、ひろこは二十の後半、夫を失った未亡人ゆりこ21歳未亡人、たかこ23歳、あやこ20歳処女妻だった。あずさは23歳未婚のままでした。

そのほかにも若い女が3人で、合計9人になりました。男は弥助一人だけ、風火教のパトロンでした。それに教祖と巫女がいて、教団は12名の構成となっておりました。

     

「はたけで働いたあとは気持ちいいね」
「そうそうやっぱり働くことが一番だわね」
「なんてったって喜びですね、収穫は、ね」
戦争が終わって1年が経った夏の日です。

山の祠のご本尊、大きな男根棒が祭られて、その前に捧げモノ。サツマイモ、きゅうりと茄子。山のはたけの収穫物は、その三品だけでした。サツマイモは主食になります。きゅうりは男の象徴で、茄子は女の象徴で、これを神に捧げるのでございました。

弥助はマネージャー、お金をたんまり持っていましたが、貨幣価値が無くなって、家屋敷の財産を売り潰してのパトロンです。ゆりこが年長、最初の信者だったから、お姉さま役になります。あやこなんて20歳、いちばん年下でからだつきも良かったですから、労働に精をだしていました。

それに教祖と巫女がいた。教祖は20代の後半男子、巫女は旧名おみなえし、実は一番若い女でした。まだ19歳になったばかりです。神の世界と交信できる超能力をもった女子でした。

今日の収穫祭が夕刻から予定されていた山の祠の前でございます。サツマイモを噴かしているのはあやこ。女は芋が好きだといいますように、あやこは芋が大好物でした。お腹も空いた、噴かした芋を先にひとつ食べました。食べたということは、今夜の収穫祭の主役を演じることになる。身も心も風火の神に捧げる役割を担うのでございます。それに一番若い女だったから・・・。

     

男は教祖と弥助がいます。収穫祭では、教祖が主役を演じます。巫女は今夜の演目を書き出した。おんなどもの裸踊りが最初の演目、それに弥助が間男になる。教祖とあやこの交情が神に捧げる最後の演目となっております収穫祭です。さて、さて、さてと、いよいよ山の祠に夜がやってまいります。 

風火教、収穫祭の最初の演目は、8人の女信者たちが競うエロスの勝ち抜き戦。神殿にて女相撲が繰りひろげられる収穫祭。丸い桶に尻を着けた二人の女が、相互のヴァギナに一本の胡瓜を入れ込んで、先にイカせた方が勝ち。最後に残った女が弥助と対決するのです。

そろそろ夕刻になったころ、神殿の真ん中に桶が置かれて、桶の回りに女どもが座った。巫女が作った対戦表で、最初の取り組みは、ひろこ(27歳)とゆりこ(21歳)となりました。

着流し白衣の裾をまくり、お尻を丸出しにして桶の中へ、足を拡げて座った。ひろことゆりこが向き合って尻を納めた桶。ひろことゆりこの間には一寸の隙間が出来ていた。この一寸の隙間で、腰を相互に前後させ、ヴァギナに入れた胡瓜を出し入れさせていく。ヴァギナの襞をこする胡瓜の感触で、喜悦の快感注入し、先にアクメへ昇ったほうが負け。

薪に火がつけられて、オレンジ色の炎が神殿を照らしだした。一本の胡瓜。棒のブツブツ突起が滑らかにこすられて、それでも少しは突起している胡瓜です。審判の巫女が胡瓜を高くに持ち上げて祠の神体に向ける。教祖が祝詞をあげだす。

     

「ううう〜んん〜きゅう〜り〜の神よ〜おんなどもをオン悦ばせタマエ〜え〜ええい!ええい!ええいっ!」
巫女が手にした胡瓜をば、向き合って桶に座ったひろことゆりこの股間に近づける。巫女が、ひろこの桶に置いた股間で陰唇を指先で拡げて膣を剥きだして、胡瓜の先をあてがいます。

三分の一ほどが膣に埋め込まれ、次はゆりこの陰唇拡げられ、胡瓜の先が埋め込まれた。そうして桶に尻を着いたひろことゆりこの戦いがいよいよ開始となりまする。

「そりゃ、ひろこが勝ちだわさ、なんてったって27、ゆりこは23だろ〜ひろこのほうがベテランだわさ〜ね、ふふふ」
戦う前の下馬評で、年上のひろこが一枚上手だというのだ。しかし戦いはやってみないと判らない。

「そうれ、始めたはじめたり〜!」
巫女の合図で、ひろことゆりこの膣入れ戦が始まったのでございます。腰を動かし乳房をにぎりあう戦いだ。

ひろこの腰が前後に揺らされる。ひろこも負けじとばかりに腰を前後に揺すっていく。乳房を揉み合うひろことゆりこ。ひとつの胡瓜を相互に入れあい、そうして相手をアクメへ昇らせる。

「ぅうう〜ああ〜ああ〜感じるよ〜ああ〜力が抜けるよ〜うう〜ああ〜!」
「なにいってんのよ〜ああ〜いい〜感じちゃう〜わあ〜ああ〜!」
ひろこはさすがにベテラン。膣に力を込めて胡瓜を固定させていた。

     

男がペニスを使うように、ひろこは胡瓜をゆりこの膣へ抜いたり挿しこんだりをやっていく。ゆりこはセックスのテクニックにはまだ修練がたりませぬ。膣を拡げて中の襞をこすられるに任せてしまう。
桶のまわりで観客が、ああだこうだと云いながら、ひろこがゆりこをリードしていく様を見極めていく。

「ゆりこ!頑張れ〜!まだまだイクな〜ゆりこ、頑張れ〜!」
「ぅう〜ぁああ〜だめ〜いいくうう〜うう〜あああ〜だめ〜あああ〜ああ〜〜!」
「まだまだ、負けるな、ゆりこ!ゆりこ!まだまだいっちゃだめよ〜!」

「ぅぐうわあ〜ああ〜ん、いくいく〜いい〜あああ〜!」
ゆりこがオーガズムの頂上へ昇った様子を見極めて、巫女が判定をくだします。
「ひろこの勝ち〜〜いい〜!」

篝火が焚かれた風火教の神殿で、厳かに執り行われる収穫祭。ひろことゆりこの腰相撲は終わって、次は、たかこ(23歳)とすみこ(21歳)の対戦だった。

     

桶の中に向き合って、お尻を下ろして対戦準備をすすめます。教祖が禊を祓って神水で清め、そうして巫女が名前を呼んだ。たかこよりすみこの方が体格よいが、どうも力はたかこのほうが強そうだ。

桶を前に向き合って御礼をした後に、二人は着流し白衣の裾を捲り上げ、お尻を丸出しにして桶に尻を入れ込んだ。行水用の桶に二人が向き合って座ると、足を桶の外に放り出した。股間の間は一寸だ。巫女が長めの胡瓜を、向き合った、たかことすみこの目の前にかざして二人に持たさせた。

拡げられた二人の女の股間は、まだ濡れそぼってはいないから、お互い指でこすりあい、適度のぬめりを出したあと、胡瓜の挿し込み戦闘開始となるのです。ルールの1は、胡瓜を挿し込んだ腰に手を当ててはならぬ。

ルールの2は、乳房をお互いに揉みあうこととする。こうして先にオーガズムを迎えた方が負けとなる。桶の回りに女たちが取り囲み、取り組む女二人のエロス度合いをば、応援かねて見守っていく。

     

「さあ、胡瓜を差し込んで〜〜!準備はいいかい〜」
たかことすみこは、胡瓜を膣に差し込んで、奥まできゅっと詰め込むと胡瓜が一寸、膣と膣の間に見えました。
「はっけよ〜い!のこった〜!」
弥助の掛け声と同時に、たかことすみこの腰がぐさぐさ、もぞもぞ動き出し、向き合ったお互いの乳房をぎゅっと握ってやって、そうして戦がはじまった。

「ぁああ〜ぅうう〜あッあッ、あっ、あっ、あ〜」
「いい〜いい〜はあ〜はあ〜ああっああっ、はあ〜」
たかこがすみこより少し早いピッチで腰を振っていく。陰唇を拡げた挿入、胡瓜の先は膣の奥深くを刺激する。胡瓜の胴は膣壁をぐりっ、ずりっ、ぐりずりと摩擦を加えていくのです。豊かに感じる女が負ける、なんとも変わった勝負であります。

「ぅうう〜ぁああ〜はあ〜はあ〜ん、ん、はあ〜んん〜」
「あれ〜ああ〜はあ〜あ、あ、あ〜さあああ〜ああ〜」
乳房を揺すりあい、乳首を抓みあい、そうして腰を上手に使い、女の性を刺激する。

篝火の炎が燃え盛ってゆらゆらと、神殿はエロスの妖艶が渦巻いて、教祖と弥助の二人の男、最後におめこをするとはいえども、もう生唾飲んで勝負を見守る。

すみこが奇声をあげだして、ハアハア、ウハウハ、うううう〜と、メスの野獣の声を発しだし、顔をしかめて快楽を我慢しようと頑張っている。
「すみこ、すみこ、モット頑張れ、いっちゃダメだよ、モット踏ん張れ!」
「たかこ、たかこ、もっと突いてやれ、突いてやれ〜すみこをイカセテやってまえ〜!」

すみこもたかこもだんだんと、エクスタシーの快楽が、身体の力を抜かせてしまう。先に力を抜いたほうが負けに近づく。なぜならば、受身になるということは、快感をいっぱい受け入れることだから。

     

桶の縁に置かれたお尻から、キュっキュっと音を出し、ぶるるんぶるるん、乳房が揺れて、23歳と21歳の女が膣で戦っている。
「御神様がご覧遊ばしておられるぞいな〜かしこしかしこし〜!エイ、エイ!」

「ああ〜ああ〜だめ〜ダメ〜いきそおお〜ああ〜いくうう〜!」
悶えに悶え、喘ぎに喘ぎ、呻きだしたのは予想に反して、たかこのほうだった。
「そお〜れ、頑張れ、たかこよイクな〜、がんばれ〜!」

「ああ〜ああ〜ダメ〜いくうう〜いくううう〜あああ〜ああ〜!」
たかこがアクメを迎えたときは、すみこも同時にオーガズムの頂上を昇り始めたようだった。

「ああ〜ああ〜あああ〜わたいもイク〜いくうう〜ううう〜うっうっうう〜!」
僅少ながらも、たかこがさきにオーガズムの頂上へ昇ってしまった。
「勝負あった〜すみこの勝ちい〜!」
篝火の炎で照らされた神殿で、大喝采が起こっていくのでございます。

風火教の収穫祭、女信者たちの腰相撲の勝ち抜き戦で、以外や以外、すみこ(21歳)が勝ち残ってしまった。つわもの女を次々にオーガズムの頂上へ昇らせてしまったすみこ。すみこの勝因は膣にあり。膣の襞の筋肉を自在に操る特技を持っていたのでございます。

さて、その講釈はさておいて、すみこは弥助と絡みます。勝者へのご褒美は、男のペニスで可愛がられる。

神殿のまわりに焚かれた篝火が、異様に艶めかしい色を醸しだしてる山の祠の御前で、夜風が過ぎる満月の、神殿舞台で裸のすみこがイカサれる。風火の神のご神託を膣に入れ込む儀式です。

     

神殿の梁から吊られた竹竿がゆらゆらと揺れていて、すみこのお腕が拡げられ、この竹竿に括られる。素っ裸にされたすみこは21歳。さすがに若い女だけあって、乳房がツンと前に出て、たっぷたっぷと震えます。

尻は大きめふくよかで、弄りがいがあるお尻。顔立ちも麗しく整っているすみこ。風火教のなかの若手の女でした。

若手と云えば、あやこ(20歳)がいた。あやこは教祖がお気に入りの女です。巫女を妻にした教祖のお気に入り。教祖とあやこの交情が最後に祠でおこなわれる、その前に、弥助とすみこの交情が執り行われるのでございます。

さていよいよと、すみこが神殿の真ん中で竹竿を背負った姿の御前に弥助が登場してきます。

「弥助さん、すみこをタップリ可愛がってやってね〜!」
「弥助さん、先に噴射したらダメデスヨ〜すみこにアクメを迎えさせてやってね〜!」
神殿で、すみこが置かれたその周辺を、女信者が見物していく、声を出しての応援なのだ。

竹竿に腕を拡げたすみこは、十字の姿。観念したか態をなすすみこはうなだれております。先ほどからの腰相撲で、精力尽き果てたかの容態だった。二十歳の若さは、直ぐに回復、弥助のペニスで悦ぶはずだ。

弥助は、十字の姿で祠へ正面を向いたすみこの後ろから、手をお乳にまわしてやって弄っていくのだ。
「すみこ、たっぷり可愛がってやるから、悦ぶんだよ、いいね!」
「ぁあ、ふっう〜ぁあ〜弥助さん、ぁああ〜もっときつくつまんでおくないな〜!」
弥助は、すみこの乳房を根元から掬い上げるようにして揺すってやる。そうして股間へ手を伸ばし、陰毛を弄ったあと、太腿のつけ根へ手を押し込んだ。

     

「ぁあ〜弥助さん〜!アア〜もっときつく握って〜!」
すみこは、こころもち足を拡げた。弥助の手が股間の全部を握ってやったから、無意識に足を拡げたのだった。弥助は、すみこの陰唇をつまんでやり、指で縦に割ってやる。  

風火教のご神体は巨大なペニスを模った木彫りだ。雁首に当たるところに藁で作った綱が巻きつかせてあった。神殿は、神楽殿といってもよい、ご神体が祭られた祠の前に造作されていた。

この神殿の真ん中に吊るされた竹棒に、裸にされて、腕を拡げて括られたすみこがいた。男信者の弥助に、ご神体魂を入れ込んでもらう儀式を執り行っている最中だった。
薪が焚かれて明るくされた神殿で、すみこは弥助に身体を弄られ、いよいよ股間を弄られていた。

「ぁああ〜弥助さん、もっと、つまんで〜!」
陰唇をつままれ、秘芯を弄られだしたすみこが、高い声をあげる。
「じゃ〜もっとあんよをお拡げなさい、すみこ、もっと拡げて、そうそう」
大の字になったすみこは二十一歳、まだ花も恥らうお年頃ではあった。

花も恥らうお年頃だからこそ、男にとっては弄りがいがあるというものだ。すみこの黒髪が肩の下まで垂れ下がり、結ってはいるものの、乱れた髪が艶めかしい。
「ぁああ〜ん、弥助さん、もっと、もっと〜ぁああ〜ん!」

弥助が陰唇をつまみだし、膣の中へ指が入りだして、すみこは一気に燃え上がってきた。
「ぁああ〜ぁああ〜いい〜いい〜!」
腰を前へ突き出すように、弓なりになっていくすみこだった。

     

女信者がすみこのまわりに座り込み、神の御前で身体をいたぶられる様子を見守っている。弥助のペニスが取り出され、真横に立った太い竿。女信者は弥助のペニスをじっと見入るのだ。

「ああ〜取り逃がしたね〜ああ、わたしの穴に入れてほしい〜!」
「ほれ、ほれ、すみこが、悶えだしてるよ〜やっぱりホンモノチンポにはかなわないのかね〜!」
弥助は、大の字になっている裸のすみこの片足を、肩に担ごうとした。いやはや担ぐといってもそれは無理というもの、竹竿が下に降ろされ、すみこは尻をつかされた。そうして尻を持ち上げられて、膝を床に置いて太腿を拡げさせられた。

竹竿に拡げた腕がお尻と水平に置かれたすみこ。太腿を拡げられたから、丁度お尻を突き出す格好で、顔を祠に向けていた。弥助がバックからすみこの膣へペニスを挿入していく、バック責め。弥助は、すみこの腰を抱えて尻を突き出させた。ピント張った弥助のペニス。これをすみこの突き出させたお尻の下へ、もっていき、ヴァギナへ一突きで埋め込んだ。

「ひやあ〜ああ〜ああ〜ぅうう〜ああ〜ん」
すみこは、あられもない呻き声をあげだした。
「ほれ、すみこ、入った、入った、がんばれ〜!」
「ぅぐう〜わあ〜ああああ〜いい〜いい〜」
「がんばれ〜がんばれ〜すみこ!」
「ぅんぐう〜ぅんぐう〜いい〜いい〜!」

女達の声援のなか、弥助はすみこヴァギナでペニスを抜き差ししていく。
「さあ、すみこ、どうじゃ〜感じるか〜!」
「ああ、ああ、ぁああ〜弥助さん〜いい〜いい〜ぁああ〜!」
両手を拡げたままでお尻を突き出して、ヴァギナにペニスを挿入されてしまったすみこはもうメロメロの態になって悶えて呻いていくのだった。  

     

バックから竿を挿入されているすみこは、もう息絶え絶えに、悦びの声をご神体のある祠へと響かせていくのだ。
「ぁああ〜ぃいい〜いいです〜ぁあああ〜ん、もっと〜奥まで〜入れて〜!」
お尻を持ち上げ、股間を拡げた膣の中へ、弥助の勃起した竿が埋め込まれては抜かれる。

「ほお〜ら、すみこ、もっと悦べよ〜いいね〜」
「ぅうう〜ぁああ〜いい〜もっと奥、奥の方を突いてくださいな〜!」
竹竿に括られた両腕がピクピクと動くすみこの身体。

乳房を弄ってやり、乳首をつねってやり、そうしてお尻をおぺちゃぺちゃと軽く叩いてやりながら、弥助は、竿をしっかりと奥まで埋め込んでやる。

弥助は腰を使って、竿で膣の中をぐるぐると掻きまわせてやると、すみこはもう、気をどんどんあげて、悲鳴に似た疼き声をあげていくのでした。

すみこの体位が変えられる。バックから挿入されていたのを、正面からの挿入に変えてやるのだ。竹竿に両手を拡げて括られた格好で、お尻が床につけられた。すみこの膝に縄が巻かれた。その縄は、竹竿の端へと導かれ、すみこは足を大きく拡げさせられた。

「ほれ、みんな、こうしたほうが、よく見えるでしょ!」
「ほうほう、すみこのおめこ丸出しや〜いいよ〜いい格好だよ〜すみこ!」
「さあ、弥助さん、すみこをいかせておあげなさいな、思いっきりいかせてやり〜な〜!」
祠を正面にして、両手両足を拡げられたすみこと、素っ裸の弥助が向き合って、ペニスとヴァギナを結合させる。

     

弥助は、両手を伸ばして竹竿を持った。そうして腰をすみこの股間へぐうう〜と近づけ、ペニスの先を膣の中へ挿し込んだ。すみこはVの字にされて膣への挿入を受けるのだ。

「ぁああ〜ぁああ〜もっと〜ぁああ〜入れて〜クダサイな〜!ああ〜」
すみこは弥助の一突きで、もう意識も朦朧としてくる快感を得たのでございます。

「ほれ、すみこ、もっと呻け、もっと鳴け〜いい声で啼くんだ、ほれ〜!」
弥助は、ぎゅ〜っと締め付けられる膣の中へ、勃起したペニスを押し込むように挿入してやる。

「あああ〜あああ〜いいい〜ぐうう〜ううう〜いいいい〜!」
すみこは歯をくいしばって、快感を全身に受け入れる。
「ほら、ほら、もういくかい、すみこ、どうじゃ〜いくのか〜!」
「ぅふうああ〜まだ、まだ、まだでござんす〜ふうう〜あああ〜!」

21歳のすみこは、こんなハードな昇らされかたは初めての経験だ。身体を拘束されたまま、エクスタシーの最中へ導かれ、オーガズムを迎える。これは猛烈なる快感となるのだった。

すみこは、身体を震わせて喜悦のなかを彷徨っていく。もう意識朦朧として、ただただ身体に与えられる刺激を快感に変えていくことだけを強要されたのだ。女にとっての至上の快感なのだった。

「うぐう〜うぐう〜うう〜ぐううう〜ぁああ〜!」
オーガズムの頂上を極めだしたすみこの身体は、もう痙攣起こす勢いで、ぎゃ〜ぎゃ〜と苦痛の悲鳴にも聴こえる快楽声で、呻き悶えて泣き叫んだのだった。 

     

山の祠の収穫祭で、今夜の最後は、教祖とあやこ(20才)の風火神に捧げる入神儀式でございます。神楽殿周りの焚き火も赤々と燃え盛っているなかで、あやこは裸で踊りだすのでございます。二十歳の処女妻あやこのお身体は、神水で清められ、手首を藁縄で括られて天井へと引き上げられた。

神の祠へ身体を向けて、最初に教祖のお祓いをうけるのでございます。一本立ちの裸のあやこの前で、教祖が榊で水をかけてやり、<かしこし〜かしこし〜>と礼拝いたします。そうしてあやこは、手首を藁縄で括られて上へと伸ばしたまま、教祖に擦られていくのです。

むっちりした芋好きのあやこの身体は、お乳もたっぷり膨らんで、お尻もぽっちゃり膨らんで、教祖の男心をくすぐる。
「神の御前だぞ、覚悟はいいかね、じゃ〜いくぞ〜!」
あやこが最初に触られるのは、豊かな乳房です。藁縄を丸めて乳房に触れてやる。乳房の根元の下から上へ、そうして乳首を撥ねてやる。

あやこの最初は黙ったままで、目を瞑っておりますが、何度も何度も撫ぜられて、そのうち堪えきれなくなってきて、ふうう〜と声を洩らしだします。
「ぅっ、ふうう〜ふうあ〜ふうあ〜ぁああ〜」
あやこは腰をわずかに震わせ、乳首からの刺激を身体の中へ溜め込んでいくのです。

乳房を触ったその次は、腰周りから股間にかけて、やんわりとさすっていく。
「ふうう〜ぅう〜ふうう〜ぁあ〜」
あやこの息音が次第に高くなってきた。教祖は藁縄を一本にして、首に掛けてやり、あやこの身体を縦に割るようにして股間を通してやるのです。股間を通った藁縄は、首の後ろの藁縄に通されて引き絞られた。

     

「ぁああ〜チクチク痛いです、ぁああ〜お股が痛みます〜ぁあ〜」
あやこは、藁縄一本で身体を縦に絞られて、股間に藁縄食い込んで、チクチクと痛痒さに責められだした。
「さあ、あやこ、足を拡げて、さあ、足を拡げて〜」
教祖は、あやこの乳房を弄りながら、拡げた股間を触りだす。

篝火の明かりに照らされた神楽殿。裸で立ったあやこの股間を、教祖が触ってやるのでございます。藁縄を芯からずらせて陰唇を、指でつまんでやる教祖。あやこは指の感触で、その芯が火照るのだ。まだ始まったばかりの儀式。まだ秘壷が十分に濡れていないのだ。陰唇をつまんでその先の豆を剥きだしてやる教祖の指だ。

「ちょっとは濡れてきたようだね、あやこ、どうだい?気持ちいいかね?」
「ぁあ〜教祖さま、縄がチクチクしていたいよ〜、ぁああ〜」
「じゃ〜縄を緩めてやるが、外しはしないぞ、つけたまま、いいね藁縄ご神体!」
教祖は、藁縄を少し緩めてやり、秘壷の入り口へ指を入れ込んだのでございます。

「ぁああ〜教祖さま、ぁああ〜いい〜いいです〜!」
あやこは、膣に指を挿入されて、思わず呻くような声をだしてしまう。
「ここに悪魔が棲んでおる、あやこの悪魔を追い払い、神の魂を入れ込むのじゃ〜!」
教祖は、あやこの指の感触で膣の中の具合を感じとる。

手首を藁縄で括られて、天井へとあげさせられて、首から股間へと身体を縦に藁縄がかけられたあやこ。篝火の炎が揺らめくなかで、立ったままで身悶えているのでございます。風火教、山の祠の神楽殿。男女が見守るなかで、あやこは教祖に弄られていく。
「ぁああ〜いい〜いいです〜ぁああ〜神さま、ぁああ〜いい気持ちですぅ〜!」
あやこは、夜風が通る神楽殿で、裸の舞を神に捧げているのでございます。

     

「あやこは二十歳、若いね〜!いいからだしてるね〜!」
「そうそう、処女妻だったって言うじゃない!旦那は戦死で可哀想なあやこ!」
「男の味を知らないままに、未亡人になってしもた〜可哀想〜!」
「教祖さま、あやこを悦ばせて、啼かせてあげて〜!」
見物の女どもが、裸のあやこを見定めながら、お互いに噂する。

「ああ〜ん、ああ〜ん、もっと〜ぁああ〜ん!」
あやこの悶える声が大きくなってきた神楽殿。教祖があやこの膣の中を指で弄っている。あやこの膣の中はもう、触られる快感で蜜が滲みでて、べっとり濡れている。

あやこの右膝に藁縄が巻かれて天井の滑車へと引き上げられる。片足立ち姿にされてしまうあやこだ。そろそろ入魂の儀が執り行われるのでございます。入魂の儀は、風火の神に見せ付けてあげることでご利益がある。

祠に祭られた男根御神体。その代理として教祖の男根が、あやこの膣に埋め込まれるのだ。教祖の男根が大きく反り返っている。教祖はあやこの後ろから、つまり御神体に見せ付けるようにして、あやこの膣へ挿入していくのでございます。右膝が水平に吊られた格好で、あやこは教祖の勃起した太い男根を受け入れる。

「ぁああ〜はやく入れて〜ぁああ〜教祖さま、はやく入れてくださいな〜!」
教祖に乳房を弄られ、お尻を愛撫されながら、教祖の指でほじくられた膣が入れて欲しいと望んでる。

「よしよし、かしこしかしこし、あやこ、入魂の儀、いいか〜!ホレ〜!」
教祖は、あやこの股間へ男根をきっちりあてがい、一気に膣内へ挿入してやった。
「ぁああ〜いい〜いい〜ぁああ〜ん、教祖さま〜うれしい〜いい、いいきもち〜!」
あやこは、風火神の御前で、入魂の儀を受け入れた。

     

「ぁっ、あっ、ああ〜ハアア〜ヒイイ、いいです〜!教祖さま〜!」
あやこは、教祖の勃起したペニスを受け入れて、一気に悶えはじめた。片足立ちで体を後ろから抱えられながら、あやこは入魂の儀を受け入れている。

「ほれ、あやこ、風火神に感謝するんだ、いいね!」
「ハアア〜ハアア〜ヒイいい〜ぁあああ〜いいですウウ〜!」
風火神の鎮座する祠の前の神楽殿。焚の炎が揺らめくなかで、あやこは悶えて呻いているのです。

「みんなにも見てもらえ!この恍惚を見てもらえ〜!」
教祖は、あやこの膣にペニスを挿入したまま、その箇所を信者の衆に見せびらかしていくのだった。

風火教の結束は、信者の気持ちの全てが満足を得ることだ。人間の身体が有るかぎり、身体を清めて満足を得なければならぬと教祖は説いた。我慢して妄想を掻き消す努力は不必要。むしろ身体の満足こそ、この世に生まれた現世のやめにある。

「あやこ〜いいか〜いい気持ちか〜!」
「ハアア〜ハアア〜ヒイイ〜いい〜いい〜いいい〜!」
梁へと吊られた手腕を上げて、片足だけを床につけた格好のあやこだ。片足を上げて拡げての入魂の儀だ。風火教の収穫祭。今夜のクライマックスだった。

「ほら、あやこ、いけ、いけ、いけ〜!」
教祖は腰をローリングさせて、あやこの膣に挿入したペニスをぐるぐるまわしてやる。

     

「ああ〜ああ〜ギヤアアああ〜ハア〜ハア〜ひいい〜ですう〜うっ〜!」
あやこのオーガズムの頂上が目の前にあった。
「ほれ、どうじゃ〜あやこ〜!もっとわめけよ〜!神に感謝じゃ〜!」
教祖は、ペニスをピストン運動にかえて、ぐいぐいとあやこの膣を突いてやる。

あやこは、突かれるたびに強烈刺激を注入されて、身体の中が潰れていく。
「ぁあああ〜いいい〜いいい〜ひいい〜!」
「ホレ、ホレ、あやこ〜ほら、ほら、どうじゃ〜!ああ〜!」
教祖はもう射精寸前にまで昇ってきた。あやこもオーガズムの津波をモロに受け入れ、絶頂寸前、痙攣がはじまった。

「ぅふううう〜ぐううう〜ふう〜いい、いく〜いく〜!」
「ほら、ほら〜いけ、いけ〜!あやこ〜!いけええ〜!」
あやこは、ああああ〜!と絶句するように声を上げながら、オーガズムの頂上を極めてしまった。

「ふうう〜ひいい〜ひいい〜ハア〜ハア〜はあ〜いい〜イイ〜!」
教祖の射精がはじまって、ピュンピュン飛び出た精子の力で、あやこの最後、止めをさしていった。

こうして風火教の山の祠の前で執り行われた収穫祭。無事に満足!終わったのでございます。

     


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地下室のエロス(12)





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