新編:エロス&タナトス

小説-エロス&タナトス-(1〜5)
2005.5.15〜

     

<ウンとヒサの物語>

ウンは男、まあ、中年男としておきましょう、年の頃、三十代半ば。
ヒサは女、コノ子は若い、二十代前半。
このウンとヒサの物語です。

エロスは性愛、タナトスは死。人間には付き物の愛と死。これがテーマです。
ウンはサラリーマン、ヒサはフリーター。サラリーマンとフリーターの二人が出会ったのは、街角、奇妙な縁で、知り合うようになった。

知り合って、お互いに気持を交換し、そこは男と女ですから、お互いに気持の交換だけでは済まなくて、段々とエロスの深みにはまってきたのです。ウンにもヒサにも、死への願望がある。いや〜死というのは願望というより恐怖ではあるんですが、耽美的情緒を心の奥深くに眠らせていたものだから、ウンとヒサは交情で、この眠らせていたものを起こすことになった。

「ねえ、ヒサ、キミがホントに死にたいと思ってたころ、高校生だったころの話をしてくれたこと、あったよね。それで思い出したんだけど〜オレだって、その頃って、死にたい〜願望に満たされてた」
「ウンがわたしの先輩だった〜もう、いまはそんなことないけど、身体があって心があって、そのふたつがぶつかり合う」

身体と心の問題は、つまり生命体として誕生し、生きて、死にゆくプロセスの、その間に心というものが出来上がっていくのです。身体の外界との接触面は皮膚・肌です。心の外界との接触面はモラル、世の中のモラルというものです。
ところが心、これはモラルの内部にあったり外部にあったり、非常に奇妙なところにある。
ウンもヒサも、このモラルの内外を彷徨ってる。
このモラルは人間のエロスをめぐる境界線を引いて、その内と外に分けているような分けていないような・・・。

この物語は、モラルの境界線を、はみ出したり入ったりのエロス物語なのです。
じゃ〜そろそろ、物語の中へ入るとしましょうか〜!

     

ウンのマンションの部屋には、ハイテク機器が備え付けられている。ビデオ撮影と再生装置、音響装置、それに電動セックス装置の大物小物。まるでスタジオ兼シアター。その装置は追々登場させるとして、この部屋の主人公はウンとヒサそれとヒサの女友達数人。このハイテク器材を使ってのエロス&タナトスの境地へ導かれる男と女のはなしです。ウンはヒサを住み込ませている中年男。今夜はさっそくヒサがウンの調教を受けながらビデオ収録される場面から始まります。

部屋の真ん中には、板状の大の字型になる検診台が置かれている。この検診台のアームの端には枷が取り付けられ、中心部にも装置が付けられている代物です。
部屋の壁面には、アーム椅子、アームのない椅子、鉄パイプの鉄棒台、それに木馬、テーブルなどが置かれているのです。
天井からは滑車5個がぶら下げられている。壁面にはコロの付けられたワッパが5個。滑車に通された縄がコロに通され、手元のボックスへ縄が電動で巻き込まれるようになっている。
このハイテク部屋は、女がアノ手コノ手で快楽を与えられ、昇天していく装置が備え付けられているのです。

ヒサはフリーターをしているが、女優、タレント志望の修行中。ウンの手元で調教されながら、魅力ある女に変身していく修行中ともいえる。
「さあ、ヒサ、この台の上にのってごらん、たっぷり可愛がってあげるから〜ね!」
「はい!ウン様、このままでいいの〜?」
「ああ、服を着たまま、そのままで〜」
スカートを穿いたセーター姿のヒサは、板状の検診台の上に仰向いて寝そべる。

     

「じゃ〜手首足首を止めるね、いいね〜」
ウンはヒサの手首と足首に皮製の枷をはめ、ヒサの身体を四箇所、枷で固定したのです。
「さあて、どうして欲しい?どうしょうかな〜?ええ〜!」
「ああん、もう、ウン様のお好きなようになさって〜」
「じゃ〜ね〜手を拡げ、足を拡げていくね〜いい〜?」
ウンの指が電動スイッチ操作盤のボタンを押すと、ヒサの手の部分が横に拡がりだし、足の部分が開けられていきます。スカートの裾がずり上がり、パンティが見え出す。天井の照明がつけられ、3つのビデオカメラが録画しだす。まるで手術台に乗せられたヒサ。

「手も足も拡がったね!こうして解剖してあげる、いいね〜!」
「ああ〜ウン様、わたしゾクゾクしてます〜ああん〜」
「もう感じ出してる?まだまだ〜これからじゃ〜ないか〜!」
「ああ〜でも〜ああん〜だって〜こんな〜」
「ほら、お臍、おへそが出てきたぞ〜ヒサ!」
セーターの裾が胸元へ持ち上げられ、お腹部分が露出されるヒサ。おもわず太腿を締めようとするが膝が少し内へ向くだけ。

セーターの前面が首の後ろに回されると、ブラジャーだけの首から下になった。
「このブラ、邪魔だから、外してあげるね〜!」
ウンの手でホックが外され、乳房が露出させられる。二つの乳房はブラが外されても上を向いており、その盛り上がった先にあめ色の乳首がツンと立っている。ウンが、乳房を下から上へ盛り上げて、乳首を指先で弾いてやると、ヒサはおもわず<うう〜>と小さな声を洩らした。

     

拡がった股間は、白いパンティがヒサの秘所を隠していた。ウンがこのパンティの上から陰唇にあたる部分を指で押し、その弾力を確かめながら、腰からずらせて陰毛を露出させ、一気にめくって太腿に置かれた。
「ヒサのお股が見えた〜ヒサのワレメがみえたよ〜!」
足首に枷がはめられて拡げられたヒサの太腿。上部はセーターとブラジャーが捲くられて首に回され、下部はスカートが捲くられパンティが太腿にあるヒサ。

これで性感帯となる部分、ウンが触って責めたい部分が露出したヒサの肌。
「ああ〜ウン様、わたし、もう〜恥ずかしい、デス〜!」
「まあまあ、これから、まだこれから、たっぷりだよ〜!」
ウンは電動スイッチを操作しながら、ヒサの体位を変えていく。上半身が少し上向き、太腿が引き上げられ、足首が折られた。妊娠の検査がおこなわれる格好にされてしまったヒサの身体です。

「ねえ、ヒサ、ここ、ここを検査してあげる、いいかい、これから検査ですよ〜!」
「ああ〜ん〜そんな〜見ないで〜ああ〜もう〜!」
「なあに、ヒサの隅から隅まで知っておきたい〜こうして〜!ホラ、ね」
ウンがヒサの陰毛を一本、引き抜いた。
「ああ〜痛い〜もう〜ああ〜そんな〜!」
「ほら、これ、縮れてる、見てご覧!」
ヒサの目の前にまで抜いた陰毛を持っていき、ヒサに見させるウン。

手首を拡げて枷に結わえられているヒサには、ウンの手をのけるわけにもいかない。
ウンの手にはクスコが持たれ、これをヒサに見せつける。
「これで中を検査してあげる、いいね〜!」
「うう〜それって〜ああ〜わたし、恥ずかしい〜!」
「いい子いい子、いい子だね〜ヒサは、いい子だね〜!」
陰唇が拡げられ、膣の入り口にあてがわれたクスコの先が、挿入されていくのです。

     

金属の冷えた感覚のクスコがヒサの膣の中にはめられて、奥に入った口が拡げられる。
「ああぁ〜ヒサ、おまえの膣のなか、ピンク、ピンク色してる〜!」
「もう〜わたし、そんなことゆわないで〜ああ〜ん!」
「綺麗や〜ほんとに綺麗やな〜濡れてる、濡れてる〜!」
ウンはヒサの拡げられた股間に照明を当て、膣の奥深くまで見えるように調整するのです。男ウンの執拗な女性器を覗きたい願望は、こうして満たされていくのです。

着服のまま検診台に寝かせて、じっくりと裸にしていくウンの性癖。そのうえ女性器への執拗なこだわりは、おの奥の奥まで覗こうとし、蜜が滲み出るその光景をしっかりと見たい願望に取り巻かれた男、ウン。この願望、生きてる証拠であるとともに、死んでいく自分を怖れる気持でもあるのです。

クスコがヒサの膣にはめられて奥に入った口が拡げられ、そこに照明が当てられる。膣の奥がピンク色に見える。真ん中に盛り上がって見えるのは子宮。
「ヒサ、ようくみえるよ!蜜が光ってキラキラしてる〜!」
「ううわ〜そんな〜もう〜そんな、恥ずかしい〜!」
検診台の上で股を拡げて覗かれる感覚が、身体の中に伝わってくる。

<ああ〜見られてる〜!恥ずかしいとこ、見られてる〜!>
「ヒサの膣の奥って、ほんと、綺麗な色してるんよね〜!」
ウンは指先で陰唇を摘まんで拡げてクスコから引き離す。そうしてクスコの上部に露出したクリトリスをつまむ。
「ひや〜もう〜ああ〜そこ、だめ〜!そこは〜こそばい〜!」
陰唇の穂先に突起した豆粒、クリトリス。ヒサは、このクリトリスを触られると敏感に刺激を感じた。

     

ウンは手の平でヒサの乳房を撫ぜてやり、そうして乳首をつまんでやると、ヒサは、うう〜ん、とのぞけるようにしてその感触を受け止める。クリトリスと乳首を交互に触ってやるウン。
「どおだ〜ヒサ、どっちがいいんだ〜!」
「わあ〜もお〜どっちも刺激が強いです〜!
「どちらがすきなんだあぁ〜!」

「あああ〜もお〜どっちもいいです〜でも〜きつい〜!」
「じゃ〜クスコを抜いてバイブにしてあげようか〜?」
「ううわ〜そんなこと訊かないで〜恥ずかしい〜!」
衣服を着けたまま検診台にのっているヒサだけど、乳房と股間は剥き身にされて、ウンのなぶりものになっている。ウンは素っ裸にしたヒサも好きだけれど、こうして衣服を着けたまま、思いの部分だけを露出させておくのも好きなのです。

検診台の装置にペニス支えがあった。ちょうど股間を拡げた真ん中の下裏に仕込まれた天狗の鼻状のペニスを支えた板がある。その板を立ててやると、検診台の膣の位置にペニスが来るようになっている。
「じゃ〜ね、これで、ちょっと蓋しようかな〜!」
そうヒサに告げたウン、ペニスの板を持ち上げて、ヒサのクスコが挿入された膣の前にセットする。クスコを抜き外したウン。天狗の鼻状に反りあがったバイブペニスを膣の入り口に咬ませた。

「さあ、ヒサ、ちょっと入ったよ〜!」
ヒサは股間を拡げられて太腿を固定されているので、身動き取れない。
「こうしておいてあげるね〜!」
ウンは天狗鼻ペニスの先端を数センチ、膣に埋め込んで、そうして乳房にリングを填めだした。リングにも装置がついていて、引き上げられると乳首の先が突起に触れる用になっている。このリングで乳首を締めていくと、乳首が突起しリングの突起に擽られ感度良好刺激が注入されてきて、とても敏感になる装置。このリングをゴム紐で滑車に吊るすのです。

     

絞られた乳首が釣りあげられ、膣の入り口に挿入された天狗鼻ペニス。
「さあ、いいかい、ヒサ!スイッチを入れるよ〜!あとは自動でやってくれるから、ヒサは感じていくだけでいいんだよ〜!」
「わああ〜いい〜ああ〜なんかぞくぞく〜ああ=してきます〜!」
「ボクはビデオで記録する!」
ウンが電動スイッチを入れる。拡げた腕の先端で手枷をはめられた上半身が上下に動き出し、股間に置かれた天狗鼻ペニスが前後に動き出す。

「うううわ〜ううわ〜うごく〜!うごく〜!」
「そうなんだよ〜この台は特別仕掛けがしてあるんだよ〜!」
「ウウ〜引っ張られる〜ううわ〜入ってくる〜!」
「そう、これね、乳首と膣の連動装置、弱にしておくからね〜!」
こうしてウンが手に持ったビデオカメラが、ヒサの感じる姿を捕らえだすのです。

検診台に乗せられたヒサの乳首と膣に、電気仕掛けのお道具が刺激を与えていくのです。二十歳を過ぎたばかりの女ざかりヒサ。この年頃の女は、単刀直入、ペニスで一気にアクメへ昇らせることで十分満足を得る。中年にさしかかったウンには、もうそれだけでは満足できない。時間をかけてじっくりと女をアクメへ昇らせていく。
ヒサの快楽開発は、時間をかけてじっくりと、身体の芯から満足させること。そうすることで女は美しくなる。

スイッチが入れられた検診台の上のヒサ。大の字で膝を上部に持ち上げられて、天狗鼻ペニスが膣にグッと押し込まれ、そして徐々に引き出される。数秒置いて再びグッと押し込まれる。押し込まれるたびにヒサは呻き喘ぐ。乳首に嵌められたリングが引っ張られ、そうして緩められる。そのたびにヒサは呻き喘ぐ。
この二つの性感帯スポットを攻める小道具の動作に晒されたヒサの姿を、ウンはビデオに収めていくのです。

     

「ぅうう〜ぁああ〜ん!ぅうう〜ぁああ〜ん!」
「ほら〜ヒサ、いい気分になって〜おお〜もっと声だして〜!」
「ううんわ〜ああ〜入ってくる〜ううわ〜!」
「そうそう、気分出して、もっと啼くんだよ〜ね〜!」
「ぅうう〜ぁああ〜引っ張られる〜ぅううぁああ〜感じる〜!」
天狗鼻ペニスが開かれた股間の芯をじんわりと責め上げていくたびに、ヒサの呻き悶える声が発せられていく。
「さあ、ヒサ、自分の姿をよ〜く見るんだ!ほれ、自分の姿を〜見るんだよ〜!」
天井に張られた鏡と、検診台の傍らに置かれたTVモニター。ヒサは自分の姿を見させられる。
<ううあ〜わたし〜ああ〜こんなされて〜ああ〜いく〜!>
「この天狗鼻、いいやろ〜感じるやろ〜ホンモノみたいにな〜!」
「ぅうぐう〜うう〜いい〜イイデス〜ああ〜感じる〜!」

ウンは別のスイッチをオンにすると、手首のアームが動き出し、股間を括ったアームが動き出した。ヒサの胴体だけが固定され、手足がゆっくりとうごめいて、膣には天狗鼻ペニスが緩やかなピストン運動を繰り返し、乳首は引っ張られて刺激されている。
「うううわあ〜ああ^うう〜わあ〜ああ〜いく〜いく〜!」
ヒサの悶え呻く声がエクスタシーの領域へと導かれ、オーガズムを迎える直前で、検診台の運動が止まる。ヒサは一瞬、頂上へ昇る寸前で差し止められて、深呼吸をする。そうして再び検診台が、微妙に動きを変えながら、ヒサをアクメへと誘う。
膣の内襞からは愛の蜜が滴りだしてきます。乳房は張って硬くなります。膣と乳首はこうなると、一段と快感を受け入れるからだの装置となるのです。

     

ぽっちゃりと肉付きのいいヒサのお身体に、注入される快楽の刺激。二十歳を過ぎたヒサは、愛欲の奴隷牝と化していくのです。
「うう〜ああ〜もう、わたし〜いく〜いく〜!」
「もっと、感じるんだ、もっともっと〜感じるんだ〜!」
「いい〜いい〜ああ〜いいです〜ああ〜いく、いく〜!」
ヒサの太腿の内側が痙攣を起こしているようにも見える。表情は、もううっとりを越えて、喜悦に軋ませる。

愛欲の奴隷牝と化していくヒサ。検診台の上で、乳首と膣をマシーンに弄られているヒサ。アクメの頂上を極める寸前のヒサ。
「いい〜いい〜ああ〜いいです〜ああ〜いく、いく〜!」
顔を軋ませるようにして喜悦の波に洗われるヒサは、もう息絶え絶えの様相を帯びる。
ウンは天狗鼻ペニスと乳首マシーンのスイッチをオフにする。
「いいね〜ヒサ、いいんだろ〜もっといくんだ、だからね、またスイッチいれるから〜!」
「うふう〜ふあああ〜ああ〜」
憔悴したかのヒサがため息のような呼吸を吐き出す。

さあ、ヒサ、オレのちんぽをしゃぶらせてあげよう、ね〜!」
ウンの気持は昂ぶって、ペニスが大きく勃起している。ウンはヒサの顔に近づきペニスを口に咥えさせる。
「ぅう〜ぐうああ〜ぁあ〜おいしい〜ぅうぐう〜!」
ヒサがウンの膨張したペニスを口に含み、舌で舐め、口に押し込んで吸う。ウンは天狗鼻ペニスと乳首マシーンのスイッチを再びオンにした。

     

「ぅううんぐうあ〜〜あああ〜ん、いい〜ああ〜うう〜!」
「もっと、いけよ〜ほれ、もっとちんぽしゃぶって、ほれ〜!」
ウン、自分の手でペニスの付根を握り、ヒサの口へ挿入したか思うと抜き去る。股間を拡げられて天狗鼻ペニスが突く膣の奥から受ける快感刺激と、唇を割って挿入されるペニスに舌をからませる快感刺激が混ざりあって、お腹の中がぐるぐる快感。ウンは、ヒサの口へ自分のペニスを突っ込んだまま、ヒサだけをオーガズムの頂上へと昇らせるのだ。

「ぅううう〜ぐう〜うう〜いい〜いい〜ぁああ〜!」
ヒサの顔が喜悦に歪んで、もう苦しんでいるのか喜んでいるのかわからない声をあげる。
「おお〜いい〜ヒサ〜もっといけよ〜!あがってんだろ〜もう行くか〜!」
「ううぐうああ〜いい〜いい〜いく、いく、いく〜〜!」
天狗鼻ペニスがゆっくりと引き抜かれて膣内に溜まった蜜が滲み出され、一気に突っ込まれて喜悦の悲鳴をあげるヒサ。天狗鼻ペニスの動きをピストンに変えられた。毎秒5回のピストン運動、天狗鼻ペニス。

「ぅううぐうああ〜ああ〜いい〜あああ〜いく〜〜!」
「どうじゃ〜いいやろ〜スピードあがった〜!」
「うううあああ〜もおお〜しぬう〜あああ〜いいいい〜!」
顔が軋み、咥えていたウンのペニスを離したヒサ。喜悦の快楽に口を開け、目を閉じて悶え呻く声を上げながら、オーガズム、アクメの頂上へ立ってしまった。
「う、ふう〜ふ、ふう〜あ〜あ〜ぁ〜ぁ〜い〜いい〜!」

     

検診台の上に乗せられてアクメを迎えた二十歳の女学生ヒサ。ここへ来て、じわりじわりと快感を開発されていくヒサ。青臭い女の子学生だったヒサ。女がセックスの快楽を知っていくとき、その道筋は、情感豊かな女になっていくプロセスなのだ。
こうしてウンとヒサが居るマンションの一室は、エロスの館として機能していくのです。後にこのマンションの一室が、女の快楽園と化してしく最初の訪問者がヒサなのです。





小説

エロス&タナトス





HOME

かおり

かおり小説集目次



小説:エロス&タナトス

表紙目次に戻る