愛の巣エロス-2-

    

19歳の小夜

真紀と真一は、土曜日の3時ごろ別荘に到着した。小夜という女の子を連れていた。シンデレラ姫のようなドレス風の洋服を着た少女だった。小夜が連れられた目的は、写真を撮るためである。別荘のスタジオでデビュー用の写真を撮る。
「こんにちわ〜!」
小夜が、裕子と弘に挨拶し、真紀が小夜の簡単な履歴を裕子と弘に紹介した。
「そう、小夜ってゆうの〜可愛い子だね〜デビュー近いの〜?」
「まだまだ、勉強しなくっちゃ〜って、いろいろ教えてください、お願いします。
小夜は19歳、短大の1年生、芸能界に憧れる女の子といえばよい。


約1時間休息をとったあと、小夜の写真撮影が始まった。弘がカメラマンである。デザイナーを稼業としている弘だけれど、カメラ操作もお手の物だった。
「はい!もっと笑って、ああ〜いいよ〜!」
「そのソファーに腰掛けて、そうそう、ドレスの裾をちょっと持ち上げる、そう、いくよ〜!」
デジタルカメラで小夜のファッショナブルなノーマル写真を撮っていく弘。傍らで、裕子が小夜を吟味し、真紀と真一が立ち会う。

「さあ、終わった、小夜クン、終わったよ!次は、セミヌードだ、聞いてるね?」
弘は、ソファーに座った小夜に訊ねるようにして聞く。
「ええ水着姿のも撮るんだって聞いてます、よろしくお願いします〜!」
小夜は、弘にいい印象を与えようと、頑張って答えているのだった。
水着はビキニ、胸と腰まわりを花柄の布が覆うだけのセミヌードである。夏の海岸やプールサイドで見る水着姿とは違った感触がある。スタジオでの水着姿は、奇妙にエロっぽい。
小夜は見かけによらず、いいプロポーションをしてる。顔の大きさに比べ、肉付きがいいのだ。胸も尻もそれなりに大きい。弘は、小夜も客を取ってくれるかな?と思う。

裕子、それに真紀と真一は、スタジオから姿を消した。正面に張られた全面鏡の後ろへまわったのだ。このスタジオの鏡の奥は、ガラス越しにスタジオをみることができる部屋になっていた。ショー開催時には、観客席となるのであった。

     

「そこにたって、そうそう、右手を腰にあてて、そう、いくよ〜!」
弘は水着姿の小夜に注文をつけて写真を撮る。
「小夜って、写真写りいいね〜かいいね〜!そう、かわいいんだね〜!」
弘の褒めことばは、女の子をその気にさせていく口上である。
小夜はスタジオの壁際に立って、弘のつけるポーズになる。

19歳のタレント志望の短大生小夜。いいプロポーションだ。バストの結構大きい。ウエストは細く腰が太い気味で尻が大きい。とはいえそれが可愛いのだ。
「じゃ〜その白い椅子に腰掛けてごらん、そう、そうして右手をトップの中に入れて、左手は太腿に置いてごらん、そう、それでいい!」
ストロボが立て続けに三回光り、そのつどボ!っという発光音がした。
「そ〜だな〜ちょっとエッチな格好がいいかな〜?そのままで、指を少し股の布に中に入れて〜!ってできる〜?」
弘の注文に、小夜は少しためらい気味だったが、そのポーズに応じた。

「なかなかすんなりやるじゃない、小夜!」
「そうね〜アノ子逆らわないわ、すがりついてくるもの!」
鏡の裏で、真紀と真一が小夜のポートレート撮影をみているのだ。裕子は真紀と真一の側で、次を期待しながら、一緒にその光景を見ている。
鏡の前では、小夜が白椅子に腰をかけちょっと股を拡げている。水着を着けているものの、指をお乳とお股に入れている。
弘が小夜の側にいき、そうして耳元で囁いたかと思うと、肩から紐を外してタンクトップをさげ降ろし、乳房を露出させてしまったのだ。
小夜はセミヌードを撮られるのは初めてだったが、タレント志望なら当然だと思っていたから、内心ハッと思ったが、すんなりと従った。

「じゃ〜ね、パンツ取れるかな〜いっちょう勇気出して取ってくれる〜?!」
弘は、小夜を素っ裸にしようというのだ。
「だれも見てや〜しないから、大丈夫だよ、先の大物女優、小夜!だもんね〜」
小夜は、18禁サイトで女の子たちが裸になって性器を見せさせるのを知っている。その女の子たちはライバルである、とも思っている。
小夜はいさぎよく素っ裸になって、白椅子に腰を降ろした。「それじゃ〜ダメなんだな〜乳首をみせなきゃ〜それに毛もみせる!もう最近は常識だよね
〜!」
こうして小夜は弘の前で素っ裸になり、乳首を見せ、陰毛を見せたのだった。

     

「小夜、そのまま立ってごらんよ、そうして手を後ろで組んでごらん、できるかな〜?」
弘の指示に、小夜はためらった。裸にされて椅子に座ったまま、小夜は顔を下に向けてしまった。
「そう、ちょっと恥ずかしいかな〜?・・・いいよ、そのままで、そのまま手を膝の上に置いて!」
ストロボが光り、シャッターが数回切られた。そうして弘が小夜に近づき、背後から囁き、腕を掴み、小夜を鏡の前に立たせた。
「小夜、鏡を見てごらん、小夜のヌードが写ってる、きれいだね〜!」
「ふぅう〜ふぅうう〜うう〜ぁあ〜ん、わたし〜!」
「さすが、小夜だね、プロポーションいいね〜!」
小夜は鏡の中に写った自分を見とめて、恥ずかしい気分に満たされた。

素っ裸のままで椅子に座らされた小夜。正面の鏡に写った小夜。19歳タレント志望の短大生小夜。いまから夜の食事までの時間、そう、2時間程度ある。このスタジオで、弘に写真を撮られていくのだ。
「小夜、いいおっぱいしてるね〜自慢やろ〜ぷりんぷりんだもんね〜!」
「ぅう〜そんなことないです、あんまり自信ないんです、わたし〜」
「経験あるの?あったら教えてくれる、どんな程度か〜?」
「ぅん〜ちょっとだけです、そんな〜恥ずかしいです、そんな〜!」
小夜は、うぶで純情な少女のように顔を赤らめた。

小夜は、裸にされてこうして写真を撮られている。腕を後ろにまわさせ、太腿を開かせていく弘のテクニック。小夜はモジモジしながらだったので時間はかかったが、逆らわなかった。
小夜が従順にポーズをとっていくさまを、ガラス越しに鑑賞している三人がいる。見られているとは知らない小夜。それに今夜は、このスタジオで、このうぶな小夜のエロスショーが行われる。エロスショーの模様はビデオと写真に撮られて、商品パッケージにされるのだ。

小夜のヌード撮影で、撮られたポーズは、アイドルの写真集とでも云える、清純で可愛らしさを強調したものだった。しかし、開かれた股間には陰唇が拡げられ、ピンクの膣口が写っている。女にとっては羞恥の、男にとっては好奇心をそそる、そんなポーズの写真群であった。

     

夜になって、小夜を含めた5人が食事を取り、そうして夜のショーが始められた。小夜は再びスタジオに入り、着衣のままで縛られた。小夜は縛られることに抵抗した。弘が昼間の続きで、小夜を白いシンデレラのような着衣で立たせたまま、腕を後ろに回して手首を縛りだしたとき、小夜は抵抗した。
「ぅうう〜なにするのよ〜!ううあ〜やめて〜!」
タレント候補生とはいえ19歳の小夜、まだ少女の面影を色濃く残した短大生小夜なのだ。

小夜が縛られるのは初めてのことだった。弘の腕の中で抵抗はしたが、所詮は女の力、手首を後ろで縛られ、胸元を二重に回った縄が再び手首で縛られて、天井から下がった滑車に通されて立ったままの姿勢にさせられた。
「どお〜小夜、まあな、今夜は、小夜、おまえがモデルなんだ!」
「ぅうう〜そんなのやめて〜やめてよ〜!」
小夜はこれから起こることに恐怖するような気持をあらわにして、哀願するのだった。
「うふふん、もう、ダメ、あきらめな、そのほうが気分、楽だぜ!」
「おねえさんを呼んで、真紀ねえさんを呼んでよ〜!」
小夜は、真紀にやめるように云うつもりなのだろう。
真紀は真一と裕子と共に、鏡の裏から小夜が立ち姿で縛られているのを見物している。

真一がスタジオに入った。そうしてビデオカメラを手に持った。小夜がこれから弘の手で身体を蹂躙されていくさまを撮っていくのだ。
弘の手で、後ろ手に縛られた小夜の衣服が剥がされていく。最初に胸元のボタンが外され、ブラを外して、乳房が露出させられた。そうして純白のロングドレスがペチコートごと捲くられて、ガーターにストッキング姿の小夜の下半身を露出させた。
「ぅううう〜ああ〜やめて〜こんな格好でやるの、やめてよ〜!」
後ろ手に縛られて縄尻を滑車に通されているから身動きできない小夜だが、口は動く。
「小夜、もう観念しなっ、てぇ!もうじたばたしても格好悪いだけだよ!」
弘が云い、真一がビデオを撮っていく。

小夜のガーターとストッキングが脱がされ、スキャンティが脱がされ、そうして右足膝を括られて天井から下がった滑車に通された。小夜の膝を括った縄が引き絞られ、留められた。
「ぅううわあ〜ん、ああ〜ん、こんな〜いや〜やめて〜よ〜〜!」
小夜の哀願する声もか細くなって、半ばあきらめた様子で、成り行きに従いだした。

     

19歳の小夜は可愛い。さすがにアイドル志望だけあって、体の線も整っている。弘が小夜を縛り上げ、右膝を吊ってしまったので、股間が拡げられてしまった。正面からは陰毛が見え、その奥にクレバスが見える。弘は、小夜の股間に手を差し入れ、陰唇に手の平を被せるようにして握った。
「うああ〜ん〜あ〜ん、そんな〜やめて〜!」
さすがに小夜は、予期しなかった展開に戸惑っている。
「小夜、こうしてさ、おまえのおまんこをさ、これからね、お料理してあげるのさ!」
「ううあ〜さわらないでよ〜ね〜ああ〜だめ〜!」
「まあ、そう、小夜は好きなんだ、弄られるの、好きなんだ!」
「うあん、そんな〜こといってない〜ああん〜!」
「好きだから、見られるのもすきなんだろ〜!」

弘は、縛られ吊られて股間を拡げた小夜の、陰唇をつまんで引っ張り、人差し指を膣口にあて、そうして親指と中指で、陰唇を揉んでやる。
「ううん〜ああ〜ん、ぅうう〜ああ〜ハアア〜!」
股間を弄られる小夜の表情が柔らかくなり、吐く息がス〜ス〜と空気の混じるようになった。
「さあ、小夜、だいぶ気分が乗ってきた、そうだろ〜なあ〜!」
「ぅうう〜あ〜ん、ハ〜ん、ハ〜ん、ぁあ〜ん!」
クリトリスに刺激が与えられ、膣の中へ人差し指が埋められていく。小夜は、自由のきかない体を弄ばれて、初めての快楽を感じだしていた。

「ほら、小夜、前の鏡をみてごらん、ほら、自分の姿をみてごらん!」
弘が云い、真一がビデオに収録していく。鏡の向こうには、真紀と裕子が見ている。

     

鏡に写された自分の姿を見させられる小夜。19歳の小夜にとっては、かなり刺激がきつい姿であった。後ろ手に縛られて吊るされて、右足の膝が縛られて腰と平行に吊り上げられている。もちろん股間を覆うものは何もなかったから、陰毛も大陰唇にかこまれた股間の秘所も鏡に写っていた。
「さて、小夜、おまえ、好きそうやね、こんな格好にされて嬉しいんやろ〜!」
「ううあ〜いや!いやですぅ〜わああん!やめて〜!」
弘の指が膣の中を弄って、その感触で小夜は嬉しいような悲しいような、啼き声をだした。
「ううあ〜ん、やめて〜ああ〜あああ〜!」
小夜のツンと立った乳房が弄られ、乳首がつままれる。
「ぅうう〜ああ〜もう〜ああ〜うう〜ん!」
満更、嫌そうにもみえない呻き声を洩らす小夜。

     

真一は、そのように反応しだした小夜の体の状態と、歪む顔の表情を、ビデオに収めていた。
「じゃ〜、バイブを入れてあげようか?使ったことあるんだろ〜!」
「ぅううあ〜そんな〜ぅああ〜ん!」
弘の手に持たれたピンク色の太いバイブを、小夜の目の前にぶら下げるようにしてみせる。
「どうなの、入れたこと、当然あるよね〜!うふふん〜」
「ああああ〜そんな〜ないです!ないですよ〜お〜!」
「まあ、ええ、あってもなかっても、いいんやが〜ね〜!」
弘は、ピンクのバイブにスイッチを入れる。ぶーん、ぶーんとモーターの回転音がして、バイブのカリがくねくねと動き出した。

「小夜、いいね〜これ、おまんこの奥まで入れてあげるから、ね、愉しむんだよ!」
「うんわ〜ああ〜そんな〜ぅんわああ〜ん!」
「まあ、まあ、そんな顔しないでいいんだよ、小夜が悦ぶんだから、さ〜!」
弘はバイブの先を、広げられた股間、陰唇を拡げて膣口を見えるようにした。そうしてバイブの先端を膣に押し当て、少しだけ挿入してやった。

     



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