愛の狩人

 第二章-2-
 13〜25 2006.3.1〜2006.3.29


わたし、真治のペニスを咥えさせられたままです。座卓に腰を掛けた姿勢から、腰を浮かされ、中腰になった。スカートが捲くられ、セーターが首から抜かれ、ブラとパンティが露出しました。
「小百合、鏡を見るんだ、いい格好だろ、えろっぽいね、小百合」
真治は、わたしの下着丸見えの格好を鏡に映し、ペニスを咥えたわたしを鑑賞してる。それからパンティを紐のようにして引っ張り、わたしの股間を締め付ける。
「ふぅうう、ふうぅ、ぁああっ」
わたしは、咥えていた真治のペニスを口から離し、中腰のまま、立つ格好になった。手首をパンティに括られているわたしは、真治の前からパンティを引っ張りあげられて、お股の割目に食い込まされる。

     

「小百合、今夜はオレひとりだぜ、好きなようにさせてもらうぜ」
ああ、真治は、わたしの服を脱がせるのでもなく、パンティもブラもからだに着けたまま、弄る。鏡に映るわたしの姿。淫らな感じがする。ブラのホックが外されて、お乳が剥きだしになった。
「手を上へあげろ、パンティを引っ張れ」
わたしの股間に紐のようになってパンティが食い込む。パンティをTの形にされて陰毛が、淫らに露出されている。
「ああん、かんにん、もう離して・・・」
わたしは、乱暴されているわけではないけれど、真治の辱めにタジタジになる。

わたしは、手を後ろに括られたまま、ベッドに入れられた。ふかふかのベッドの上に俯いて寝かされる。真治は、わたしの手を括ったパンティを、脱がしにかかる。太腿を抜き、膝を抜き、足首で留めた。パンティが足首を括る紐の変わりにされた。わたしは手首と足首を一緒に括られた格好になって、足首をお尻の上に置く格好になった。
「ああん、かんにんして、真治さん、堪忍して・・・」
「なにいうか、これから小百合は、悦び悶える、そうだろ!」
真治は、わたしの手首と足首を渡した紐を握り、持ち上げる。わたし、ベッドの上で弓なりになった。
「さあ、足を広げてみろ、その方が楽だぜ!」
真治は、反り返ったわたしの膝を左右に広げさせ、そのままベッドに背中を上にして寝かされた。

     

「小百合、おまえ、こんなして縛られてやられるの、好きなんやろ!」
真治は、わたしにそんなことを云うのです。わたし、多少の興味があっっとしても、好きじゃない。そんなことが好きなはずありません。わたしは、そう思っていました。
「昨日のお前見てたら、けっこう好きそうだったぜ!」
真治は、乱暴にわたしをMだと決めつけようとしているんだ。わたしはそんな暗示にはかからないぞ!って思っていました。
「女はさ、みんなMなんだ、小百合もその気があるんだろ!」
「なによ、わたしは、Mなんかじゃないよ」
わたしは、足と手を括られてベッドに俯いたまま、言い返していました。

真治は、わたしをベッドに俯かせ、膝を広げさせたまま、お布団の中へ手を差し込み、わたしの乳房をまさぐりだします。そうして広げたお股を触りだしてきたのです。
「小百合、やわらかいおっぱいやな、いい感じだぜ!」
わたしのお乳を握ってきて、そんなことを云うのです。そうしてわたしは、陰唇をめくりあげられました。見えたわけではないけれど、感触でわかります。気持ちいいことなんてないんです。その気になっていないわたしは、お乳を握られても、お股を触られても、快感だなんて思えない。
「ああん、やめてよ、もっとやさしくしてよ・・・」
わたしは、真治の荒っぽさに少し抵抗する。真治は、1mほどの棒を持っていた。このホテルに備え付けられた道具だった。棒の両端に鎖で繋がれた皮枷が二つずつ付けられていた。この棒にわたしを括りつけるというのです。

わたしは手首を解かれ、棒を背負うようにして、手首を広げさせられて川枷に填められた。そうして足首のパンティを取られ、足首を棒の端に引き上げられ、革枷を填められていきました。
「どうだ、小百合、この道具は面白いんだぜ、ははっ」
真治は、わたしを一本の棒に手首と足首を広げて括りつけたあと、面白いんだと云う。わたしは、ベッドに伏せったまま、足を広げて反り返る格好になってしまったのです。
「ああん、なによこれ、ああん、なにするんよ、やめて」
わたしは、恐怖ににた感情に包まれてしまいます。それは昨夜の気持ちとはまた違った恐怖でした。

     

わたしのからだをもてあそぶ真治です。ベッドの上で俯かされて、手首と足首を棒の端の鎖のついた枷に括られたわたしは、手を合わすことも、足を閉じることもできないのです。
「ああん、やめてよ、ほどいてよ、こんなのやめてよォ・・・」
わたしは、もがきながら云います。でも、真治は、わたしの言うことを聞くはずがない。
「小百合、お前はオレのセフレだぜ、オレのすることを悦べ!」
気弱そうにも見えた真治は、Sなんだ。わたしは、Mにされてしまう。
「いや、いやよ、ほどいてよォ」
わたしは、手首と足首を揺すっていいますが、真治は天井から小さな滑車を降ろしてきて、革枷をつけた棒の端に縄を結んで滑車に通して留めてしまったのです。

滑車は、電動で上下する。スイッチは真治が持っている。わたしの背中に乗っていた1mの棒が、するすると引きあがっていき、わたしの手首が引っ張られ、足首が引っ張られていくのでした。
「ああん、いたい、いたいよォ、やめて、痛いよォ・・・」
いうほど痛みなんてなかったですけど、わたしはちょっと大袈裟に云ってやったのです。
「ははっ、小百合、反り返ってきたぜ、吊り下げることも出来るんだぜ!」
わたしは、お腹をベッドに着けたところで留められた。広げた手首と足首が反り返っている。このまま吊り下げられたら、骨が折れちゃう!わたしは怖い気持ちに見舞われる。素っ裸のわたしの気持ちは、恥ずかしさを越えていた。

真治は、素っ裸になって、わたしの前に座り込みます。胡坐をかいた足を、わたしのお乳の下にすり込ませ、わたしにフェラさせようとするのです。
「小百合、オレのちんぽを咥えろ、ぺろぺろ舐めろ」
真治のペニスは、もう勃起していて、わたしの顔の前にある。片手でわたしの髪の毛を握り、片手をお乳をまさぐりながら、わたしの唇にペニスを擦りつける。
「ぅうう、むむぅうう・・・」
わたしは、唇を結び、顔をそむけようとした。自由にならない。手が広げられて、髪の毛を掴まれて、わたしは逃れることなんてできない。わたしは鼻をつままれて、息が出来ないようにしておいて、口を開かせようとするのです。

     

鼻をつままれ、わたしの口を開かせ、そうして真治のペニスをぐいぐいと挿し込まれた。真治は、わたしにペニスを咥えさせたまま、お乳をまさぐってくる。両手を挿しこみ、二つのお乳を手で握り、ぐりぐり廻したり、根元から引っ張ったりしながら、指の間に乳首をはさんで、もてあそんでくる。わたしは、苦しい。
「小百合、どうだね、いい気持だろうが!」
「ぅうっ、ぐぅうっ、ぐぅう、ぅうう・・・」
「ここは天国一丁目だぜ、女はな、こうして悦ばされると、忘れられなくなる!」
<ああ、いい、いい、痛い、辛い、ぁああ、いいい・・・>
わたしは、真治の振る舞いに、やめて欲しいと思いながら、受け入れている自分を知る。

真治がバイブを持った。バイブの根元に紐が垂れている。わたしの背中からお尻へ、バイブを持った手を移動させ、わたしのチツにバイブを入れてきた。
「ああん、だめ、ああん、だめ、はぁああ、だめっ・・・」
わたしは、バイブを挿しこまれても痛くはない。もうお汁でグジュグジュに濡れているから、ずぽっと入り込むんだ。バイブの根元の紐を前とお尻の溝にあて、ぐいっと引っ張って、根元近くまで挿入された。そうして紐を腰にまきつけ、バイブが抜け落ちないように固定された。
「ふふん、小百合、いい気持ちだぞ、女はこれで参っちゃうんだぜ!」
真治は、そんことを云いながら、バイブのスイッチを入れたのだ。

わたしはバイブの振動で、からだがめちゃめちゃに壊れていくような、強烈な刺激を注入されてきた。もう天にも昇る感じって、こういう状態をいうんだと思う。からだの自由を奪われて、全身が痺れて麻痺する感じのなかで、バイブの振動でチツに注ぎ込まれる刺激は、わたしのこころを剥いていく。
「ぁああん、ぁああん、ふぅあああん、はぁああ・・・」
真治は、わたしの感度上昇を計りながら、バイブの強度を巧みに変化させていく。そうして天井から吊られた滑車を微妙に上下させて、わたしのからだを吊り上げたり、降ろしたりしていく。
「ははっ、小百合、いいぜ、最高だぜ、お前、女だろ、嬉しいだろ!」
「ぐぅううっ、ぁああん、だめ、ぁああん、ぐぅうううぁああん・・・」
わたしの吊られたからだが、回転させられ、バイブが挿し込まれたお股が、真治のほうへ向かされた。

     

わたしは、最高に恥ずかしい思いをさせられて、逝かされていく気持ちを、どのように表現すればよいのかわかりません。からだがグジュグジュに、濡れて壊れていく感覚。気持ちいいというのでは軽すぎる。もうメロメロ、逝かされている最中は苦しいけれど、あとで思い出すと、もうこころが掻きむしられるほど、あの感覚が恋しくなります。真治は、巧妙な性テクニックで、わたしのこころを傾斜させてしまう。
「はぁあ、ああん、ひぃい、ひぃい、いいっ!」
バイブがチツに挿入されて固定され、スイッチを入れられると、わたしはもうドクドクの感じで、泣き叫ぶのです。弓なりに反りかえったわたしのからだ。足を広げさせられ、手を広げさせられ、お腹だけをベッドに触れさせて、わたしは真治の前で泣き叫ぶ。

「泣き悶える小百合、いいね、可愛いね、ゾクゾクするぜ!」
真治は、後ろからバイブの根元を半分引っこ抜き、そうして奥まで挿しこみ、わたしを泣き叫ばせながら云うのです。
「ぁあん、だめ、あ、あ、あん、とめて、やめて、いく、だめ、いくぅ」
「もっといけ、もっと泣け、もっと汁を出せっ!」
わたし、もうだめ、だめ、いく、逝く、ほんと、もう、なにもわからない。快感なのか苦痛なのかわからない。わたしは必死になって、ドクドクと注ぎ込まれる快感を受け留める。真治は、もう頂上を極める寸前までわたしを追い詰め、そして腰でとめたバイブを外してくれた。

「小百合、オレも一緒に逝きたいんだぜ!生、入れてやっからよ!」
真治は、わたしのからだをおもいっきり広げさせて、身動きできないようにして、最後のとどめを挿すという。
「う、ううっ、あぁああん、もう逝かせて、逝かせてぇええっ」
わたし、もう我慢の限界にきていた。はやくオーガズムを迎えたい。はやく逝かせてほしい。真治は、わたしに、そこまで昇らせておいて、勃起したペニスを後ろからブスッと奥まで挿し込んでくれた。
「ぐぅううう、ううっ、いい、いい、いいわぁ、ああっ」
真治は、わたしの手と足を広げて括った棒を持ち、わたしのからだを反らせておいて、ペニスを挿し込んでは抜き、挿し込んでは抜きます。わたしは、そのつど、猛烈な快感で、ひいひい鳴いてしまう。そうしてオーガズムの頂点へ押し上げられていきました。

     

祇園のラブホテルで、わたしを恥かしい姿に縛って苛める真治。わたしは、強引に逝かされたあとも、からだの中がくたくたになるまで、可愛がられていきました。からだが反り返る格好で逝かされたあと、手首と足首をひろげて括った棒から解放され、そのままベッドのうえで、手首と足首を束ねて括られ、両端にベルトが付いた棒に膝を括られ、そうして背中がベッドにすれるところまで、滑車で引き上げられてしまったのです。
「小百合の恥姿だ、記念写真を撮っておこうね・・・」
真治は、菱形に広げたわたしの前に座り、デジカメをむけて、シャッターをきります。

「ああん、やめて、そんなとこから撮るのやめて・・・」
わたしは、恥かしくって、カメラを向けないでとお願いしたけれど、真治は、ベッドの後ろへ行ったり前へ来たりして、わたしを写真に撮っていくのです。
「小百合、いい格好だぜ、ばっちり丸見えだぜ!」
「ああん、やめて、おねがい、やめて・・・」
「さっき逝ったから、べちゃべちゃ、お口がパックリ、ズルズルだぜ!」
わたしは、もう抗う気力も体力もない。ただ、手をあげ、足を菱形に広げてあげて、なされるがままでした。

ひとしきり写真を撮られたあと、真治は、ふたたび、わたしのからだを触ってきた。オーガズムを迎えてしまったあとのお触りは、快感というよりこすばゆい。お乳をにぎられ、太腿をさすりあげられ、お尻を撫ぜられているのです。
「ああん、やめて、ゆるして、ああん、もうだめ、やめて・・・」
わたしは、真治の手を払いのけようにも、どうすることもできない。
「ふふ、小百合、また燃えてくる、さっきの余韻がおわれば、また上昇だ!」
「だめよ、ちょっと休ませて、おねがい、手を離して・・・」
「だめだ、小百合をメロメロにしちゃうんだ、よろこべよ!」
わたしは、こうして真治に触られながら、憎しみと受け入れる不思議な感情に、満たされていくのでした。

     

わたしは半ば強制されるかっこうで、真治のセクスフレンドにされていきます。この世は男と女がいる世界だから、当然のことセクスが伴います。中谷クンとは、その後、気まずくなって、わたしの方から離れていきました。セクスの中味ということで云えば、中谷クンはお坊ちゃま、子供っぽかった。そういうことで云えば、真治は、やさぐれて、大人です。
「小百合、オレはな、お前を苛めるのがさ、たまらなく好きなんだ」
真治は、ズケズケとわたしの前で、公言します。わたしは、Mではないと思う。でも、真治のセクスは、中谷クンとは全然違う。深いんです。怖くなるくらい深いんです。

強姦されて翌日にハードなセクスを求められて、実をゆうと、わたし、忘れられなくなってしまった。真治からの逝かされかた、普通じゃないと思うけど、わたし、もう異様な体験だと思うけど、よかったんです。わたしたちの場所は、恥部屋。大原の別荘のような館です。真治の知り合いが所有しているレンタルプレイルームとでもいえばいいんだと思う。
「小百合、おもいっきり悦べばいいんだよ、女に生まれてきた幸せだぜ!」
わたしの理性を崩していく真治の言葉は、ある意味、わたしの関心ごとでもあったからです。

恥部屋は大部屋と小部屋があります。大部屋はわたしが最初に輪姦された部屋。小部屋は、四畳半の茶室造りになった部屋。わたしは、その日は、小さい恥部屋に入れられてしまったのです。
「オレのゆう通りにするんだ、いいな」
「ううっ、ええっ、ゆうとおりにするって、どうすんのよ」
わたしは、真治の言うとおりにすることに、ちょっと驚き、ためらってしまう。でも拒否することなんかできないんだ、とわたしは思うしかなかった。
「そこの廊下に立って、スカートをまくれ!」
四畳半の小恥部屋と庭の間に廊下がある。そこに立って、スカートを引き上げろというのです。

     

わたしフレアのロングスカートが好きだから、それを愛用してるんだけど、フレンチカンカンじゃないけれど、スカートまくるなんて恥ずかしいです。ひとり部屋にいたり、おトイレにはいったときなんてのは、別になんともないけれど、人前で、特に男の子の前でなんて、考えてもみてよ、躊躇しちゃうよね。
「庭のほう向いて、めくってからこっち向いてもいいんだぜ」
ソファーに座った真治が、ためらっているわたしに、そのように云う。お昼間なんです。庭には光が燦々、明るい。
「はよう、めくらんかい、小百合のストリップなんだから」
<ああ、わたし、そんなのなれてない、真治、脱がしてよ、覚悟してんだから>わたしは、こころのなかで呟く。そうはいいながらも、わたしは、スカートをたくしあげだす。膝が見えるところまでたくしあげ、スカート地をつかんだまま、真治の前に立った。

「さあ、ぐっとあげろよ、パンツが見えるまであげろ!」
「ああん、だめ、恥ずかしいよォ、できないわよォ・・・」
「お前、うぶなんだな、恥ずかしがる柄かよ、さあ、やりな!」
わたし、もう顔がポーっとなってしまって、どうしようかと迷ってる。真治がスカートの裾を持ってたくし上げ、束ねてわたしに握らせる。
「そのまま、手をあげろ、ぐいっとあげろ!」
そう云って、スカートを束ねて持ったわたしの手を、ぐいっと首筋まで押し上げた。

「ほ〜ら、これでいいんだよ、わかったか小百合!」
わたしは、真治の前で、スカートをたくしあげ、ふとももから下を剥きだす格好になった。
「ほお、白のレースつきパンティか、可愛いの穿いてるじゃん」
「ううっ、ああん、見ないでよ、そんなに見ないで・・・」
「なに、小百合は、オレの奴隷だろ、オレのゆうことを忠実に実行しなよ!」
ああ、わたし、真治の云うことを実行する。恥かしいことを、やらされる。わたしは、面食らっていました。
「全部たくしあげて、後ろ向いて、尻をオレのほうに突き出すんだ!」
わたしは、真治がいうままに、スカートを前も後ろも腰まで引き上げ、庭の方を向き、上半身を前に倒していくのでした。

     

わたしは四畳半と廊下の間に立たされ、お尻を突き出して、前屈みになった。
「スカートをしっかり持ち上げていろよ!」
真治は、後ろからそのように云いながら、わたしの突き出したお尻を撫ぜだした。
「でっかいケツしてるなぁ、小百合・・・」
真治が腰に手をかけ、パンティの縁を引っ張って離す。ぷちんと音がして、わたしは腰にゴムが当たる。真治は、わたしのお尻から、パンティをいっきに降ろしてふとももの付根で留めた。
「ああ、んんんっ、なにするの・・・」
「そのまま、じっとしてるんだぞ、可愛がってやるから・・・」
ああ、なんてことを・・・、わたしは、スカートを腰にまくり上げたまま、裸のお尻を突き出す格好なんです。わたしは思わずよろめいてしまう。

「さあ、足を広げろ、敷居の上で足を擦らせて広げろ・・・」
ああ、わたし、こんな格好で足なんか広げられない。膝を曲げてお尻を降ろしたい。光が燦々と降り注ぐ庭の明るさに目がくらむ。こころもち少ししか足が広がらないんです。真治は、痺れを切らしたように、わたしの腰を抱き支え、足を広げさせていきます。

わたしは、片手で腰を抱きかかえられ、片手でお尻をまさぐられながら、じっと前屈みになって我慢していた。そのうち、真治は、わたしの腕を背中に回し、手首を交叉して縄で括りだした。胸を二重に掛けたあと、余りの縄を鴨居に通して、わたしを吊るしていった。
「小百合、SMの準備完了だぜ、ふふっ」
「ううっ、ああん、こんなのいやよ・・・ほどいて・・・」
わたし、からだを立てれば縄がゆるむ、しゃがもうとすると縄が張る。倒れたら吊られる格好です。そうしておいて、真治はスカートを脱がせ、セーターを首から抜いて背中で留めて、ブラのホックを外したのです。
「ああん、やめてよォ、恥ずかしいことしないでよォ・・・」
わたしは、着衣しているといっても裸同然、後ろ手に括られて、お乳もお尻も剥きだしにされたんです。

     

後ろ手に括られて、お乳もお尻も剥きだしになったわたしの姿を、真治は写真に撮ります。真治は庭に降り、わたしを正面から撮りだします。
「小百合、顔をあげろ、カメラを見ろ」
デジタルカメラだから、顔をわたしに向けて、カメラを見ながら、わたしに注文をつけてくる。
「いい格好だぜ、そこで足をひろげろ」
わたし、手を後ろに括られ、鴨居に縄を掛けられ、腰から下丸出しなんです。それにお乳だって見せているんです。敷居に足を置いて、中腰でわたしは足を開いていきます。わたし、真治のいうことになぜか逆らえないんです。

「小百合、もっと悶えてる顔しろよ、ハアハア云ってるような顔しろ・・・」
真治の言葉に、わたしはピクンピクンと感じていきます。恥かしいって気持ちが、わたしをうずうずさせるのです。
「ああん、おねがい、恥ずかしいよォ、もう写真撮るのやめて・・・」
わたしのからだの下から、カメラを向けられて、わたしは恥かしい気持ちになる。真治は、わたしの後ろへまわって、一通り写真を撮ったあと、わたしの手首を持って、うつむかせ、開いた足の間にお尻から手を入れてきました。
「グリグリして、ハアハアゆわしたるぜ、小百合、よろこべ!」
手首を持たれて、お股に差し込んだ手の平で、陰唇の全部を包みこんで、揉みだしたのです。
「ああっ、ああっ、だめ、やめて・・・」
わたしは、窮屈な感じで、へなへなと足を下ろしたくなって、膝が折れていきます。真治は、そんなわたしの膝を、立てるようにさせます。

「足を広げたままじっとしてろ、動くとお仕置きだぞ!」
真治は、手首を持った手を離し、わたしの斜め後ろの畳の上に座り込み、下から、わたしのお乳と、お股をまさぐるのです。乳首を指でつまんで、くりくりと揉みます。ピリピリ乳首の先から、電流を流したような刺激を注入してくるのです。そうして、突き出してひろげたお股の真ん中を、指で開いていくのです。
「ああん、はぁあん、だめ、ああん、だめ・・・」
ひろげた足の間に真治が移動し、お股の唇を指でひろげて、その中へ舌先を入れて、縦に動かしだした。
「いいことしてやるよ、感じていい声で啼くんだぜ、いいな!」
真治はそう云い、右腕をわたしの背中に回し、鴨居からの縄が張るところまで俯けさせ、左指で乳首をつまみ、唇をわたしの恥唇につけて、舌でまさぐりだしたのです。

     

「ああん、やめて、やめてよ、ぁあ、はぁあん・・・」
真治にしたから、お乳を撫ぜられながら、陰唇を唇と舌先でまさぐりだされて、わたしはこそばゆさを越えている感触を味わっていたんです。
「ははっ、小百合、いい格好だぜ、いい声だぜ、うはっ、はっ・・・」
「ああん、やめて、ねぶるのやめて、ぁああん・・・」
わたし、手首を背中で縛られて、足を敷居に広げて、前屈みなんです。不安定な感じで、スポットに真治の刺激を受けて、わたし、もう恥ずかしさをとおり越して、いい感じを受けだしていた。

「お尻丸出し、小百合、でっかいお尻だね」
「ああん、そんなこと、ゆわんといてよ、ぁああん・・・」
「それによっ、おっぱい丸出し、プリプリしてるぜ、小百合!」
「ああん、えっち、だめ、そんなことゆうたらあかん、ああっ・・・」
わたし、真治にからだのことゆわれて、ゾクゾクした気分を感じてる。真治は、わたしを俯かせたまま、性感帯スポットッを攻めてくるんです。チツの中へ、指が入れられて、グリグリされだしたとき、わたしはもう卒倒しそうなぐらい、めらめらと炎が燃え上がりだしていました。

「だめ、だめ、だめってば、ああん、だめって・・・」
真治の指がチツに侵入して、グリグリ指をまわされて、Gスポットを撫ぜられて、わたし、もうこれ以上立ってられない感じになった。
「いいから、いいから、じゅくじゅく、ザラザラ、いい感じだろ、小百合」
真治は、わたしが悶える反応を観察してる。わたしはもう立ってられなくて、よろけてしまって、手首にずきっと痛みを感じた。鴨居から吊られたわたしのからだが、倒れこむのを、縄が支えていたのでしす。わたしは、そのまま倒れこむように、お尻を浮かせたまま、吊られてしまったのです。
「小百合、どうした、立て、立ち上がれ」
真治が言ったけれど、わたし、もう力尽きたというより、足が滑って立ち上がれなかった。そんなわたしを、真治が抱えるようにして、ふたたびわたしを前屈みの格好で、足を広げて立たせたのです。

     

わたしは、庭の方を向いて、立ったわたしの膝に、1mの竹棒があてがわれ、両端に括られて足をひろげさせられてしまったのです。そうしておいて、真治は、わたしの後ろから、わたしの体をまさぐりだしたのです。うつむいて足をひろげて立ったまま、わたしは後ろ手に縛られて、真治の愛撫を受けだした。
「小百合、おまえ、こうされると悦ぶんだよな!」
真治ったら、わたしの縄に挟まれて張ったお乳を、撫ぜながら言い、そうして突き出た乳首をつまんだのです。
「ああっ、だめ、感じちゃう、ああん、だめ、乳首、あ、あ、はぁああ、ん」
「プリッとしてるぜ、プリプリだね」
「ああん、ああっ、だめよ・・・」
真治は、わたしのお尻に胸を当て、手をお乳に持ってきて、指で両方の乳首を、どうしにつまんで揉みだすんです。

「ああん、だめ、ああん、はぁああん、だめってば」
「なに、感じるって?そうかいそうかい、小百合さん、ふふんだね!」
四畳半、恥のお部屋の敷居の上に、足をひろげて立ったまま、身動き取れないわたしを触っているのです。
「ああん、だめ、そんなにつねったら、ああっ、あかん、あかんって・・・」
それから、真治は、片手でわたしの手首の縄をを持ち、わたしのお尻を撫ぜまわし、お股の割目へ手を入れて、陰唇全部を手に包み込んで、ぐじゅぐじゅっと揉みだしたのです。

「ほらっ、小百合、おまえは雌馬だぜ、さあ、走れ!」
真治は、わたしの股間をまさぐって、指をチツに挿し込んできた。
「それそれグジュグジュ、濡れた雌馬だぜ、もっともっと、グジュグジュ汁をだせ!」
「ああん、あかん、やめて、ああっ、あかん、ああん・・・だめっ」
わたし、真治にチツのなかに指入れられて、グリグリされて、ぐっと堪える。
「どうだ、生を入れて欲しいか、小百合、どうだ!」
「ああん、あかんわ〜こんなままやったらあかん、ああん、あかん」
わたしは、真治の指でもうはしたなくグジュグジュに秘汁を汲みだしながら、泣き叫びだしたのでした。

     

真治は、強引にわたしの後ろから突いてきます。わたし、膝を1mの竹棒にひろげて括られていて、太腿を閉じることができない。手首を背中で括られて、鴨居を通した縄で前屈みのまま倒れられないのです。真治は、わたしの背中の手首の縄を持ち、立った姿勢で、わたしのチツに竿を挿し込んでいるんです。
「ああん、ああん、ああっ、ああ、はぁああ〜ん」
「そら、小百合、ずぶずぶ入るぜ、いい気持ちなんだろ!」
「はぁああん、あかん、あかんって、ああん、いきそ〜!」
わたし、足をひろげたまま、前を向けなくてうつむいたまま、真治の大きくて硬い竿をグリグリされ、抜いたり挿したりされて、もうからだ中がズキズキして気を失いそうになってしまう。

「とろとろだぜ、小百合、お汁をべちゃべちゃだしてるぜ、いいぜ!」
真治は、わたしのからだの状態をライブしている。
「ああん、あかん、はぁああん、だめ、いきそ〜ああん、あかん、だめ〜」
わたしは、開かされたチツを、真治の硬い竿で、ずしんと突かれるたびに、悲痛な快感の悲鳴をあげてしまう。
「走れ、走れっ!雌馬走れ!小百合号よ走れ!」
真治は、平手でお尻をぺんぺん叩きながら、わたしをアクメへ昇らせていくのです。

わたしは、もう心と身体が、めろんめろんになっていきます。お汁がべちゃべちゃ出ているのがわかる。足を閉じようとしても閉じられないもどかしさで、わたしは翻弄されている。
「ああ~っ、ああ〜っ、ああ、ああっ、壊れるぅう、ああ、ああっ・・・」
快感がどんどん高まっていって、もうなにもわからなくなって、身体のなかが壊れていく感じで、泣き叫ぶ。
「ほら、小百合、もっと啼け!啼け!進め進め、雌馬走れ!」
真治は、ビンビンに膨張させた竿で、スピードを上げてピストンしくる。
「ああっ、いく、いく、いくぅ、ぅうっ、いい、くぅ、うぅ、うううっ〜!」
わたし、ズキズキ、オーガズムに昇った瞬間に、からだが爆発したみたいな感じで、おしっこを洩らしてしまった。こうして、喜悦に満ちたわたしの泣き叫びが、真治を満足させるのです。

     





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