愛のとき

かおりんこ



愛のとき
  
  愛のとき
   1〜10 2009.11.27〜2009.12.10

     

-1-

こんにちわ。
わたし、愛ってことば、好きです。
書いてある<愛>って字みてるだけで、ほんのり。
なんか、こころあたたまる感じがするんですもの。
だからぁ、わたし、愛のとき、ってテーマをつくりました。
愛のときって、つまり、愛しあってるとき。
つまり、彼とわたしが、一体になっているとき。
そんなときのことを、ちょこっと書きたいなぁ。
そう思っているんです。
でわ、また、書きますから、読んでくださいね。

     

-2-

初めて、彼と手をつないだのわ、植物園へ行ったとき。
それから、鴨川の堤を歩いて、堤に腰かけてたら、キッスされた。
わたし、うん、うれしかったです。
ドキドキ、いつそんなのになるんかなぁ、って思ってたから。
彼、わたし、好きになっていっちゃったの、
ああっ、愛って、こんなのゆうんやろか、なんて思ったことも。
手つないで、キッスして、それから、わたし、抱かれたの。
ううん、せっくすするまで、なんかいか、おからだ、さわりっこ、しちゃいました。

     

-3-

彼のなまえは、勇太って書いて、ゆうたって言うんですけど。
ゆうたから、わたしのワンルームへ行きたいって、メールがきたんです。
そいで、わたし、ええ、期待しちゃうじゃないですか。
ゆうた来てもいいよ、ってメールを返しました。
来るっていっても、わたし、お部屋の中、散らかしてたから。
下着なんか隠して、お化粧道具もかたづけ、お掃除して、迎えます。
ぴぽぴぽん、ああっ、ゆうたが来た。
わたし、けっこう、動転してたみたい。
ドキドキしちゃって、お顔がぽぉっとなった。
「ううん、待ってたわけちゃうけど、まあ、入っていいよ」
ゆうたったら、角のローソンで、お弁当二つ買ってきたんです。
なによぉ、いっしょにローソン弁当食べる気かぁ。
わたし、なんかぁ、変な気持ちになりました。
そうして、勇太わ、その日、夜遅くまで、わたしのお部屋にいました。

     

-4-

それまでにも、ゆうたとは、キッスしたことありました。
パンティの中、さわられたこともありました。
でも、ゆうたが、わたしのお部屋へやってきて。
わたしたち、結ばれちゃったんです。
わたし、初めて、初体験、初めてやったから、緊張してしまいました。
痛みばっかで、どうしようもんかったけど、うれしかった。
それに、ゆうたの、おっきなってるの、見たん、初めてでした。
最初やったから、慣れてなくて、ぎこちなくて、ゆうたがリードしてくれました。
恥ずかしい気持ちになったのは、してしまってからでした。

     

-5-

ゆうたが、週にいっかいほど、わたしのお部屋へ来るようになりました。
わたしの学生マンションのお部屋、金閣寺の近くにあります。
窓から、大文字の山が、見えます。
わたしは、通販ですきんを買いました。
いっかい来るたびに、一箱、使っちゃう。
「だからぁ、おれ、けっこう、つよいんやと思うよ」
「わたし、ゆうたのん、すき、好きよ」
恥ずかしいけど、わたし、ゆうたのおちんぽ、好き。
だって、ぶっとくて、かたくて、とってもつよいんですもの。
ああっ、ピポピポン、チャイムが鳴った、ゆうたが、やって来たよ。

     

-6-

ゆうたは、来るなり、わたしを抱いちゃいます。
わたし、激しく求められるほうが、萌えちゃうタイプかも。
立ったまま、ぎゅっと抱きしめ、キッスしてきて、からだ触っちゃう。
お洋服のうえから、おっぱいのとこ、さわってきて、お股さわってきちゃう。
「ふううん、ううううん、ふうううっ」
わたし、唇、封じられてるから、お声がくぐもってしまいます。
「ううううっ、ふうううっ、ううっ」
ゆうたは、シャツのスソから手をいれ、ブラの上部からおっぱいに触れちゃう。
冷たい感触を、わたし、肌に感じます。
ぴくんぴくん、乳首をいきなりつままれて、揉みモミされちゃうわたし。
立ったまま抱かれて、キッスのまま、おっぱい触られちゃってるんです。

     

-7-

わたしだって、なんか、がまんでけへん感じです。
キッスしたまま、わたし、ゆうたのジッパおろしちゃって、右の手、いれちゃう。
ぷっくら、かたまり、棒状、あったかい、わたし、握っちゃうの。
握って、そいで、ジッパのとこから、飛び出させちゃう。
それから、ゆうたのん、なかほどを握ったまま、ぎゅっと押しこみます。
うん、ゆうたのん、先っちょ、剥き剥き、してあげちゃうんです。
そのときには、わたし、パンティのなか、お股の真ん中へ、ゆうたの手がきてる。
「ふうううっ、ああん、ゆうたぁ、ああん、ゆうたぁ」
キッスはここまで、お顔くっつけたままですけど。
そいで、お股の指を、ぐちゅぐちゅ、うごかしてくるゆうたなんです。
「ふうん、かおりんこ、おれのん、してくれ」
ああん、ゆうたが言ってるのんわ、わたしに、フェラしろってこと。
わたし、もう、がまんでけへん感じで、しゃがんで、ゆうたのん、咥えちゃう。

     

-8-

愛のときって、つまりぃ、あれ、してるときのことです。
あれって、明確にしちゃうの、ちょっと恥ぃんですけど。
せっくす、してるときの、ことなんです。
立ったままの姿勢から、わたし、ベッドの縁にすわります。
わたし、立ったままのゆうたのん、咥えて、ぶちゅぶちゅしちゃいます。
ここわ、わたしのお部屋、ワンルーム、そこにゆうたがいるんです。
ひとりのときって、オナだけやけど、ゆうたがいるんです。
ゆうたは、わたしの前に仁王立ち、足をひらいて、腰、突き出してるの。
下半身、すっぽん裸になったゆうたのん、もう、びんびんです。
「ほぉらあ、かおりんこぉ、くわえてくれ、咥えろ」
ぐっと腰をつきだしてくるゆうたを、わたし、根元、にぎって、お口に含んじゃう。
ゆうたのんわ、ぶっとくって、ながくって、かたいんです。
でも、お口をつけた先っちょわ、やわらかい、ですぅ。
ぶっすり、わたし、ゆうたの勃起してるのん、半分まで。
お口のなかへ、呑みこんじゃったです。

     

-9-

じゅばじゅば、ぶちゅぶちゅ、わたし、手とお口で、ゆうたのん、咥え、なめなめ。
右手で、ゆうたのん、根元を軽くにぎって、すっごく早く、しごいちゃう。
お口に、先っちょ咥えたままのときわ、根元を締めてゆっくり、しごいちゃう。
ゆうたわ、はぁはぁ、ひぃひぃ、変な声だして、ぎゅっと腰に力を入れてるの。
でも、でも、ここまでよ、ゆうたのん、だしたら、もったいないでしょ、だから、ね。
ゆうたわ、つぎわ、わたしのん、してやるって言って、わたしの前に座っちゃう。
わたしわ、ベッドの縁に座ったまま、ゆうたわ、床にあぐら座り。
そいで、わたし、穿いてた白いパンティ脱がされちゃうん。
パンティ脱いで、膝を開けてもちあげられ、ベッドの縁に足首おく格好。
ゆうたわ、Mの字姿になったわたしへ、お顔を、くっつけてくるんです。
そいで、わたしのお股の真ん中の縁に、手を当て、横へ開いちゃう。
開けちゃった真ん中へ、こんどは、唇ですすってきて、舌いれちゃうの。
ああああっ、ああああっ、わたし、じゅぐじゅぐ、ずきんずきん、感じちゃう。
ゆうたのくんにで、ぺろぺろ、ぺちゃぺちゃ、音がぁ、いやらしいよぉ。

     

-10-

ゆうたわ、野獣みたいになって、わたしをしゃぶり尽くします。
べにょべにょ、ぐちゅぐちゅ、じゅぱじゅぱ。
わたしのおからだ、ゆうたのお口で、音が立っちゃうの。
そうして、おっぱい、揉みモミされちゃうわたし。
お股の真ん中へお指を入れられ、乳首を吸われちゃう。
「ひいいっ、ひいいっ、はぁああん、ひぃいいっ、そこ、そこ」
わたしわベッドの縁、Mの字座りで、ゆうたにお弄り、されてるの。
それからよ、ゆうたとわたし、なめっこしちゃうの、このあとです。
くんにしてたゆうたが立ちあがり、わたしをベッドへ押し、倒しちゃう。
そいで、ゆうたもわたしも素裸で、わたしのベッド、シングルベッド。
ねそべって、だきあって、くっつきあって、まさぐりあい、しちゃうんです。

     








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