小説:愛のお部屋

かおり


小説:愛のお部屋(2)-1-
 1~10 2015.2.18~2015.3.9

    

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大山良太が向井理恵を自分のモノにしたのは、昨年の五月、まだ学校が始まったばかりの連休があけたころでした。向井理恵が、大学生になって、写真研究会に入会してきたんです。良太は経済学部の二年生でした。大学生になって入学してきた向井理恵は、とっても可愛らしい清楚なお嬢さんといった感じでした。社会学部に入ったというので、なに勉強するん、って良太が訊ねると、文化人類学を勉強したいんです、と理恵が答えてきました。
「へぇええ、文化人類学って、そんなのに興味あるん?」
「はい、男の性態なんて、勉強しようかなぁ、と思っています」
青葉茂れる大学の、校舎と校舎の間の庭のベンチに座った後輩向井理恵の初々しさに大山良太は一目惚れって感じで、こころ浮き浮き、わくわくしていたんです。大山良太だって女子学生には、そのイケメンぶりでモテモテのところ、向井理恵のこころも、良太のイケメンフェースに胸ドキドキ、高校の時にはお勉強ばかりしていた理恵には、良太との出会いは、ラッキーでした。
「向井さん、カメラは、なに持ってるん」
「はい、父が使っていたニコンのフイルムで撮るカメラ」
「そうなの、デジタルカメラじゃないの、持ってないの?」
「買おうと思ってるんですけど、どんなのがいいのか」
「なら、ぼくが選んであげるよ、ヨドバシへいこうか」
カメラを買いに、理恵は良太に連れられて、駅前のヨドバシカメラへ行きました。キャノンのカメラを買うことにして、その場で手にいれた理恵でした。お支払いは貯金からすぐに支払える方法です。それからヨドバシのよこのレストランで、まだ早かったけど、ハンバーグランチを食べました。こうして、大山良太と向井理恵の、先輩と後輩、男と女、としての関係が始まったのでした。理恵が良太に処女を捧げるのは、夏の、祇園祭の宵山へ写真を撮りにいった帰りのことでした。

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安井金毘羅さんのそばに、アオイという名のラブホテルがあって、理恵が良太に導かれるようにして入ったのが、祇園祭の宵山の夜です。写真を撮って、汗でべとべとになっていた理恵でした。ホテルへはいるとき、恥ずかしさと何かしらの期待とで、ドキドキしている理恵を、良太が服を脱がしにかかります。汗でべっとり、理恵のからだは火照っていて、発散してくる匂いに、良太はおちんぽ、ビンビンにさせています。
「はぁああ、ふううっ、ふうううっ・・・・」
理恵は大学一年生、これまでにいっぱい妄想といってもいいと思うけど、想像していたんです。男の人とふれあうなんて未経験だった理恵です。良太と知りあっても、手を握り合うという関係でもなかった、というよりきっかけがなかったけど、この日、なんとなく了解しあった感じでアオイホテルへ来たのです。
「は、じ、め、て、な、ん、で、す、ぅ・・・・」
お洋服といってもタンクトップ、それにうすいブラ、ジーンズにショーツ、それだけの理恵ですが、立ったまま良太に抱かれ、キッスをうけて、タンクトップをめくりあげられるとき、理恵は良太に、処女であることを小さな声で、伝えたのです。イケメン良太は、もう何度も処女とした経験があるから、驚きはしません。無理やりしたら痛がるから、それとなく合意しながら、やっていく、というテクニックを覚えました。
「ううん、そうなんだ、理恵、初めてなんだ、そろっとするから・・・・」
「はぁあ、せんぱい、うち、うち、どないしょ・・・・」
揺れ動いている理恵のこころを、良太がやさしく抱いてやり、おもむくままに理恵を裸にしてやり、自分も裸になります。シャワーを浴びるのは終えてから、スキンを用意しているからそれでよし、良太はこころのなかで、学校では可愛いアイドルになっている向井理恵をいただく嬉しさに、ドキドキ、わくわく、おちんぽは、勃起状態です。
「はぁああ、ふううう、ふうううう・・・・」
素っ裸になった理恵、そんなに豊かではないおっぱいですが、それでもたぷたぷしています。理恵をベッドに仰向かせた良太。理恵の膝を立たせ、足首をひろげさせると、太腿がひらきます。
「ああっ、せんぱいぃ、うち、ああ、ああっ」
ひろげられた未整理の理恵の股間、おもいがけず毛深い股間に、男の良太は、可愛さとはうらはらなエロさに、こころ情欲、びんびんおちんぽを理恵に挿しいれていくのです。
「いたっ、いたい、せんぱいぃ、ああ、ああっ」
理恵のお顔が軋みます。喜悦というより処女膜を破られる痛みです。でも、拒否してはいけないと思う理恵、ぐっと耐えます。詳しいことは覚えていませんが、その夜は終わりました。

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処女だった理恵が、先輩の良太にからだを許してから、ふたりの関係はとっても密接になります。その後一週間か二週間に一回くらい、ラブホテルのアオイへ行くことになった理恵です。大学一年生、まだ二十歳にはなってなかったけど、男の人のからだを、受け入れるのは、怖いとうよりこころがきらめいてきます。でも、赤ちゃんでけたらどないしょ、このことが心配といえば心配です。スキンを買いました。生理用のナプキンを買う時、いっしょにスキンの箱をレジに出して、店員さんに顔を見られないように、目線を落として、お金を払いました。あとでネット通販で買えることを知って、それからはネットで買っている理恵です。
「はぁああ、せんぱいぃ、うちのこと、すき?」
「好きだよ、理恵、とっても好きだよ!」
「ああ、よかったぁ、せんぱいぃ、すき、すきよぉ」
ぶすぶすっ、良太の勃起したおちんぽが、挿しこまれてきて、ハアハアしちゃうんですが、ハメハメしながら会話してしまうんです。
「理恵のここ、とってもいいよ、すぐヌルヌルになるからぁ」
「いやぁああん、せんぱいぃ、そんなこと、ああっ」
ハメハメしてる最中の会話です。でも、ひとりいるとき、良太はイケメン男子だし、女の子とのつきあいもあるんじゃないかとも思う理恵です。具体的には、理恵が知らない女の子といっしょに、ラブホテルへ行ってるんじゃないかと想像してしまうんです。だって、理恵とするのは、一週間に一回とか、二週間に一回とかですよ。男の子が、その間、どないしてるのか、オナニーしてるわけないと思うと、やっぱり、良太には、複数の女の子と関係してるんだと理恵は思うんです。ああ、理恵の嫉妬心、好きになった男の人を独占したいと思うんです。
「せんぱいが、こんなことするん、うちだけ、ですかぁ」
「そうだよ、理恵だけだよ、どうして?」
「せんぱい、イケメンやし、好きな子いるんかと思って・・・・」
「そんなことあるもんか、理恵だけだよ、ほんとだよ」
良太は嘘を言っているんです。理恵のほかにも関係できる女の子が、三人もいるんです。三日おきにひとりずつ、セックスをするためにラブホとかマンションの部屋を利用するんです。良太は良家のお坊ちゃまだから、アルバイトに精出さなくてもお金はたっぷりあります。白い3ナンバーの自動車に乗ってるんですけど、レクサスです。お父さまが実業家で、食品会社の社長です。それに北山にマンションのお部屋があって、お父さまの所有ですけど良太がカギを持っている場所があるんです。そのうち理恵はこのマンションルームで、性の行為を、ちょっと変態な行為をすることになるんです。

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夏休みが終わって、もう秋の気配がしているのに、まだノースリーブでないと暑苦しい日々です。理恵は、コンビニのレジのバイトをみつけて、週に18時間ほど入ることになりました。一日6時間で週に三日です。一日入って二日間休みにしてもらって、それの繰り返しです。だから毎週何曜日が休みというのではなくて、時間も真夜中だけは外してもらって、午後から夜までの時間でシフトします。良太からメールがきています。八時に金閣寺前バスストップで待ってろ、という内容です。理恵のバイトが終わって、次の日はお休みです。学校の方もその日は行かなくてもいい日です。
「お泊りかなぁ、きっとそうだわ、いまからだもの・・・・」
お昼間はにぎわっているけれど、夜の金閣寺前バスストップは人がいません。八時を少し過ぎたとき、白いレクサスの車が、カーブを曲がってきて、バスストップを30mほど越えたところに停まります。理恵を乗せて、きぬかけの道をドライブです。
「うううん、まだ、ごはん、食べてないよ」
「ほんなら、ビッグボーイでええんか」
車が置けて、食事ができるレストラン、ハンバーグのレストランです。きぬかけの道で竜安寺から仁和寺をこえて、狭い五差路を左にまがって、そこにレストランがあります。ハンバーグと野菜とごはんのセットメニューです。野菜とごはんとスープが食べ放題ですけど、理恵はそんなにたくさん食べません。良太は男子だから、ごはんはカレーライスにして、おかわりします。
「どうする理恵、嵐山までドライブして、それからマンションかなぁ」
「いいよ、良ちゃん、好きにして」
レストランから山越えで嵐山までいきます。嵐山の駐車場ではなくて、近くの芸術大学の正門前が広いので、そこにレクサスがとめられます。車の中ではセックスしません。でも、軽く手を握ってくる良太。それから理恵のスカートからはみ出た膝のうえ、内側を触って来たりされます。理恵だって、運転席にいる良太に手を伸ばし、ああ、おちんぽ握っちゃいます。
「はぁああ、おっきいぃ・・・・」
良太ったら、おちんぽだけ剝きだすんです。勃起しているんです。それを理恵が握ってあげる。少ししごいてあげます。
「はぁああん、良ちゃん、ああん・・・・」
うずうずの気分でレクサスが走り出します。北山のマンションまで20分ほどでしょうか、夜のドライブです。理恵にも良太にも、目的はひとつです。今回は二週間ぶりのセックス三昧です。スキンはダースの箱で用意しているから、足ります。でも、良太は男の子、射精が三回くらいで終わりだというんです。でも、理恵はそれだけでは物足りないから、もっともっと、を期待します。なので、三回目とか四回目のアクメは、お道具を使われて、イッテしまう。それから最後の五回目なんかは、良太のおちんぽ中だしです。ぐったり疲れて、寝入ってしまって、目が覚めるのがもうお昼前の時間で、それからもう一回やってもらって、マンションをあとにする理恵なのです。

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北山のマンションは大山良太のお父さまが所有されているんです。でも大人になった良太が、そのマンションのカギを預かっているんです。3LDKのマンションのお部屋は、趣味のお部屋があります。和風のお部屋と洋風のお部屋。和風のお部屋はお茶室になっていて四畳半の畳の間です。その隣の洋室はアンティークな家具で揃えられた王様のお部屋。まだ二十歳になったばかりの理恵には、この二つのお部屋がどんな役割で作られたのか、わかりません。リビングルームには豪華な皮張り椅子の応接セットが置かれていて、フローリングの床には赤い絨毯が敷かれています。
「ああ、涼しい、気持ちいい!」
もう秋だというのに暑くって、ノースリーブにスカート姿の理恵がリビングにはいるなり、胸をはり深~く息をします。
「リモコンで操作しておいたのさ、快適な温度に、ね」
良太は、ポケットからレクサスのキーとスマホをテーブルに置いて、理恵のそばに立ちます。
「うううん、いいのよ、わたし、だいじょうぶよ」
小さな声ですけど、理恵はうつむいて、セックスができることを、良太に告げます。女の子には出来ない日があるじゃないですか。男の子にはわからないと思うけど、そんなときはできません。それに、赤ちゃんができたらたいへんだから、スキンは理恵が管理しています。
「理恵は、どっちがいいかなぁ、茶室か王様の部屋か・・・・」
「どちらでも、いいよ、良ちゃんにお任せよ・・・・」
「ううっ、なら、王様のお部屋だ、そうしよう!」
王様のお部屋は四畳半が四つ分の洋間です。ここにはSMするためのお道具が揃えてあります。女の子が、お縛りされて、恥ずかしい格好にされて、イカされちゃう、そんなお道具です。
「はぁあ、おうさまのおへや、なのね・・・・」
理恵は、そのお部屋を使うといわれて、ふ~っとなってきて、お声がうわずってきます。ドキドキしてくるんです、大学二年生、二十歳になったばかりの理恵。どうしてだかわからないんですけど、恥ずかしいことをされる、願望みたいなところがあるのです。
「はぁああ、ああっ、良ちゃぁん、ううっ」
王様のお部屋に入って、後ろから抱かれた理恵です。良太がお顔をまわしてきて、理恵が横に向く格好で、キッスされたのです。ノースリーブのシャツの上からですけど、おっぱいに手をかぶせてきて、きつく抱かれてしまったのです。

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王様のお部屋には、美容院にある椅子にそっくりな電動で動く椅子が置かれています。その椅子の名前は羞恥椅子、前の壁には、大きな鏡があって全身が映ります。リビングのカーテンを開けると、このお部屋が透けて見える鏡なんです。
「さあ、理恵、座れ、たっぷり、楽しもう」
「はぁあ、座るの、この椅子に、はい・・・・」
抱かれていた理恵が、羞恥椅子に座ります。ミニのフレアスカートからは、太腿の半分以上が露出してしまう理恵です。
「おれは、写真研究会員として、理恵の写真集を作りたいんだ」
「ふううん、わたしの、写真集を、ですかぁ」
「ふふ、おれの秘密写真集だけど、さ、二冊だけ作って」
「二冊だけって?」
「理恵とおれとが持つ、二冊だけ」
羞恥椅子に座った理恵のうしろから、良太が顔をだします。目の前の鏡には、理恵の座った姿と良太のお顔が映っています。鏡を見ながらの会話です。理恵が、デジタルカメラが二台、三脚につけられているのに気づきます。正面下から、斜め上から、鏡を見る姿と同じようなお写真が撮られるのです。良太がリモコンで操作する画像はタブレットで確認、デジタルカメラです。
「シャツを脱いじゃおうよ、理恵、いいだろ」
鏡の前で、ノースリーブのシャツをめくりあげられ、脱がされてしまう理恵。生成りの清楚なブラが乳房を覆っています。
「スカートも、脱いじゃおう、可愛い理恵、ほんとだよ、可愛いよ!」
前にまわった良太に、ミニのフレアスカートを脱がされてしまうと、生成りのショーツとブラだけになった大学二年生の理恵です。デジタルカメラは、動画モードで撮られていて、あとで静止画を切りだすと、良太は考えているのです。先日もこの王様のお部屋で、別の女の子の動画を撮ったばかりの良太です。大山良太は、お父さまのマンションで、何人もの女子を連れ込んできて、撮影して写真集にするという、エッチな男子大学生なのです。
「おれも、ブリーフだけに、なっちゃうよ」
どうしてだか素っ裸にはならない良太、というのも理恵がまだブラとショーツを身につけているからです。デジタルカメラの位置を斜め横にして、良太が羞恥椅子の前に立ちます。そうして腰を、羞恥椅子に座った理恵の前へ、突きだすんです。そこには理恵が待ち受けていて、ああ、良太は、おちんぽを剝き出され、理恵に握られ、フェラしてもらうのです。

-7-

王様のお部屋って、女の子がエッチされるお部屋のことです。エッチといっても交わるだけのエッチではなくて、お道具を使われたりして、ぐったりしてしまうまでやられ通すエッチです。美容室の椅子、ここでは羞恥椅子って呼んでいますけど、電動で自由に変形られる椅子なんです。
「ああん、良ちゃぁん、すきよ、すきすき、はぁああん」
ブリーフを穿いたままの腰をぐっと突き出され、中心部のぷっくら膨らんだ処にお顔に押し当てる文化人類学専攻の向井理恵、大学二年生です。
「ほうら、理恵、おれのん、咥えてくれ」
「咥えてあげる、咥えさせてください、はぁああっ」
「ほうら、理恵、おれのちんぽだ、見ろ、ほら!」
ぐっと理恵のお顔に押し当てた腰を引き、ブリーフを太腿の根っこまで降ろしてしまう良太。にょっきり勢いよく跳ね上がったおちんぽは、もう勃起しています。
「ああっ、おっきい、おちんぽちゃん、おっきいっ」
「舐めろ、おれのちんぽ、じゅぱじゅぱ舐めろ、ほうら!」
「はぁあああん、ううっ、うぐうぐううっ」
数秒も経たない間に理恵が良太のおちんぽの根っこを握り、先っちょからお口に含んでしまいます。ぺちゃぺちゃと、すぐさま吸いつく音が醸されて、理恵が良太のおちんぽを、完全勃起させちゃいます。
「おおっ、おおっ、もっと舐めろ、もっと、もっと」
「ふうう、うぐうぐ、ふうう、すうう、ふううう」
羞恥椅子に座った理恵は、息する音を、吐きながら、吸いながら、美味しそうにおちんぽを、ナメナメ、ぶちゅぶちゅ、してあげます。良太は、理恵におちんぽを咥えさせながら、ブラの中へ手をいれて、ぷっくらおっぱいを弄ってやります。まだ生成りの綿のブラジャーとショーツを着けたままの理恵ですが、おちんぽお口に咥えたまま、ブラジャーをはずします。
「ふうううっ、ううううっ、ふうううっ」
お口に勃起おちんぽ咥えたままで、ぷるんぷるんのおっぱいを弄られている二十歳になったばかり、大学二年生の理恵です。

-8-

羞恥椅子に座っている理恵は、まだブラジャーとショーツを着けたままです。良太のおちんぽをお口に咥えて、ぶちゅぶちゅ、じゅるじゅるしてあげます。ブリーフを太腿の根っこまで降ろしている良太は、座った理恵の正面に立ったままでフェラさせているのです。
「おおっ、理恵、もっと吸って、舐めろ、おおおっ!」
腰を突出し、理恵の頭のうしろに手を伸ばして当てる良太。理恵の頭を手で支え、立って足をひろげたお腰を、微妙に左右へ動かすんです。
「ふぅうっ、ふううっ、ううううっ!」
理恵が、お口に勃起したおちんぽを咥えているから、くぐもったお声を洩らします。良太のおちんぽを吸って舐めて味わいます。柔らかいようで硬い、あったかい、目をつむってお顔を前後に動かします。頭の後ろには良太の手。お口の奥にまで挿しこむとゲボが出そうに詰まる感じですけど、ああ、バナナでもない、サラミソーセージでもない、ああ、良太のおちんぽ、美味しいですぅ。
「おおおおっ、理恵、ほんなら、おれが!」
良太が腰を引き、理恵のお口から勃起おちんぽを抜きます。
「ああん、良太せんぱいぃ、はぁああん」
「倒して、見てやるんだよ、おまんこぉ」
理恵の座る羞恥椅子の背中を45度後ろに倒します。
「理恵、ぱんちゅ、脱がしちゃうよ!」
ブラジャーは着けたまま、ショーツを穿いたまま、太腿からお膝は、まだ閉じたままの理恵です。
「はぁああ、良太せんぱいぃ、恥ずかしいですぅ・・・・」
「なに、恥ずかしいことなんてあるもんか、ここにいるの、おれだけだよ」
白くて柔らかい理恵の太腿。良太が、理恵の穿いている生成りの薄綿ショーツを、脱がしにかかります。
「あっ、あっ、あああん、良ちゃんったらぁ」
気持ちとは裏腹に、理恵はお尻を少し持ち上げます。おちんぽを剥きだしたままの良太が、理恵の腰からショーツをめくり降ろします。陰毛があらわれます。黒い理恵のちじれ毛を見たとたん、良太はドキドキ、生唾ごっくんしちゃいます。
「はぁああん、せんぱいぃ、ああん、良ちゃぁん!」
「おおおっ、理恵、おれ、ドキドキだぁ!」
「ああん、見ちゃいやよぉ」
「ひろげて、括っちゃうよ、理恵、膝をひろげろ」
ショーツを脱がされ、お膝をひろげられてしまう理恵。45度後ろに倒れた理恵、膝をひろげられ、左右の肘掛けに、左右の膝うえ太腿を、太いゴムの紐で括られてしまいます。男子良太によって、理恵の股間が丸見えにされてしまったのです。

-9-

大山良太はお金持ちのお家のお坊ちゃまです。車は白いレクサスに乗っているけど、ベンツとかも運転するみたいです。向井理恵は大学生になった初夏の頃、写真研究会で一年先輩の良太に処女を捧げてしまったのです。それからもう一年以上も過ぎてしまって、いまは大学二年生の夏休みが終わった秋です。この一年少しで、何回セックスしたんやろ、と理恵は計算し。てみます。一年は50週間少しでしょ。一週間に一回が半分と二週間に一回が半分とすると、25週と13週で、38回も会って、理恵は良太とセックスしたことになります。一度会うとだいたい3回ぐらいはいい気持にイッテしまうから、100回もアクメに昇って、オーガズムを迎えて、ああ、二十歳になったばかりの大学生、向井理恵はもう、セックスなしでは生きていけないおからだになっちゃったんです。
「ああん、みちゃ、いや、恥ずかしい・・・・」
「理恵のここ、いつ見ても、ゾクゾクしちゃうんだよな、おれ!」
「はぁあ、いや、いや、みてるだけなんて、いやぁあん!」
「ふふん、ほんなら、どうして欲しいんだ、理恵!」
「いれて、いれてほしいです、ああん、せんぱいぃ」
「なにを入れて欲しいんだ、言ってみろ、理恵!」
「いじわるぅ、いれて、ほしいのわ、せんぱいの、せんぱいのん・・・・」
「おれの、なにを、どこに、いれて、ほしいんだ!」
「ああん、お、ち、ん、ぽ、お、ま、ん、こ、に、いれてほしい・・・・」
羞恥椅子に座った理恵は、ショーツを脱がされ、ブラジャーを取られた全裸です「。膝の上になる太腿を、ひろげられて肘掛けに括られているんですその丸出しにされたお股を、正面に立っている良太が触りそうで触らなくて、眺めているんです。思い余って理恵がお願いしちゃうんです。
「ふふん、理恵、入れて欲しいんだな、おれのチンポ!」
「はぁああ、せんぱいぃ、いれてほしいですぅ・・・・」
ここは北山にあるマンションの一室、王様のお部屋です。羞恥椅子に両手両足をひろげて括られている清楚で可憐な大学二年生、文化人類学を学ぶ理恵です。フェラチオしてあげたのに、触ってもらえていないから、もう、じゅるじゅるうずうず状態になってるんです。でも、先輩良太の方は、一昨日には理恵ではない女子とセックス三昧してるから、余裕たっぷりなんです。
「入れるぞ、理恵、見てろ、目を閉じるなよ、見てるんだぞ!」
羞恥椅子の前に立ったままの良太が、勃起したおちんぽの根元を指に挟んで、理恵の股間へ近づけます。ぶすっ、ぶすっ。
「はぁああ、あああっ!」
理恵がお声をあげちゃいます。おちんぽが、入っているところは見えませんが、ああ、良太のおちんぽが、見えなくなって、理恵の股間に良太のお腰が、密着してしまうのが見えます。
「はぁあああ、あああっ!」
目を閉じるなと言われて、理恵は薄目で、トロンとした目つきになってしまって、良太の勃起おちんぽが挿入されたのを、柔らかいからだで感じてしまったのです。

-10-

羞恥椅子に太腿をひろげて座っている理恵に、立ったままの良太が勃起おちんぽを挿入しています。ぶっすり挿しこまれている理恵は、もうからだの奥がめろめろ状態になっています。
「はぁああん、せんぱいぃ、ひぃいい、いいですぅ!」
「ええやろ、理恵、おれのちんぽ、ええやろ!」
「せんぱいのおちんぽ、いい、いい、いいですぅ!」
ぶっすり挿入されていたのが、じゅるっと引き抜かれます。陰茎が抜けて亀頭だけが残されます。ヌルヌルになった陰茎が、斜め後ろに倒された理恵にも見えます。
「ほうら、理恵、一気に、ほらっ!」
「ああん、ひぃいいっ、はぁああっ!」
「ええやろ、ほらっ!」
「ひぃいいっ!」
「ほらっ!」
「ひぃいい、いいっ!」
良太が勃起おちんぽを、理恵のおまんこに、挿しこみ引き抜き、挿しこみ引き抜きするのです。ぶすっ、ぶすっと、挿しこまれるたびに、理恵が喜悦のお声をあげます。理恵は久しぶりのセックスだから、めっちゃ感じてしまいます。でも、良太は一昨日には玲子とずっぷりやりあったから、余裕です。良太は、清楚で可憐なアイドルの理恵を、レクサスに乗せてドライブしたあと、この王様のお部屋に連れ込んで、裸にし、セックスすることが快感です。
「ほうら、いくんだよ、ほうら、理恵!」
「ひぃいい、ひぃいいっ、ああ、ああん、いく、いくぅ!」
「いけ、いけ、理恵っ!」
良太のお顔が軋みます。射精の兆しがやってきて、スキンなんてつけません。中で出してやるんです。
「はぁああ、ああっ、ああっ、はぁああ~~っ!」
大学二年生、二十歳になったばかり理恵のアクメ。良太の射精、ぴしゅん、ぴしゅんの痙攣で、オーガズムを迎えていってしまうのでした。












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