愛のお屋敷
2024.11.5〜2024.11.9
愛のお屋敷
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<土蔵スタジオ>
夜になって、京子が飼育棟二号室からつれ出されてきた部屋は、初日の夜、セレモニーに処せられた土蔵のスタジオです。愛のお屋敷のいちばん北に位置する建物、土蔵です。四畳半のスペースが四つ、田の形で真ん中に太い角柱です。冴子に付き添われ、分厚い土蔵の扉が開かれ、スタジオになっているフロアに入った京子です。赤い襦袢を纏った下には、股を隠す晒しの女褌、T字帯をつけただけの京子が目にしたのは、撮影機材がセットされ、部分照明で明るくなった角柱でした。昨夜、初夜だといわれて性交の洗礼をうけたところです。
「京子、夜のお勤めだ、体力試しだよ、いいね」
すでに土蔵に居た世話役の大野康介が、艶やかな襦袢を纏った京子に、いいます。
「はい、わたし、だいじょうぶです、元気です」
「そうか、それはたいしたもんだ、さて、京子の今夜は、東京からのお客さまだ」
「ええっ、どういうことですか?、東京からのお客さまとは?・・・・」
「緊縛が好きだとおっしゃる綺羅先生が、京子を見たいとおっしゃるんだよ」
「ああ、綺羅さま、お名前は知っているかも、です・・・・」
密かに観ていたアダルト映像のその名前があったように思えた京子です。
「まもなくおいでになるから、それまで、気を休めておいたらいいよ」
カメラマンは村井健一、世話役の大野康介とは、今朝、恥部屋の一室で性交した相手です。土蔵スタジオはSM撮影のスタジオで、数々の名作が産み出されてきた撮影の現場なのです。
「京子は新人、デビューにはまだ早いけど、いいアダルト俳優になれるよ」
「はい、わたし、アダルト俳優でいいわ、好きに生きたいから・・・・」
会話してるうちに綺羅隼人が到着され、午後にセックスした芦原良太が案内してきます。
「綺羅です、美女だなぁ、縛り甲斐がありそうだねぇ、京子って名なんだ」
赤い襦袢姿の京子を見て、綺羅隼人(50)がニヤニヤ顔です。縛りながらセックスするのが得意とされる綺羅隼人先生は、東京に緊縛研究所を主宰されている御方です。
「そうなの、道具を使ったことないの?、ナマチンポだけなの?」
「はぁ、そうです、ないんです・・・・」
土蔵スタジオには、目視できる壁際に、真ん中に穴があけられた革張りの馬がおかれています。また角柱で組まれた十字架がおかれています。背凭れが十字架になった椅子がおかれています。天井からは滑車が三つも吊り下げられています。革製の旅行用トランクが、四角い花台に、まだ蓋されたまま置かれています。
「このトランクの蓋を、あけてみましょう、京子さん、驚くかなぁ?!」
綺羅隼人が京子を横に立たせて、革製トランクの蓋をひらけます。京子は、その中を見たとたんに、めまいがしてきて、ふらついて、卒倒しそうになったのです。綺羅隼人が察して、京子の背中へ腕をまわして、倒れ込まないように支えます。
「どうかなぁ、京子さん、驚いちゃった?、そうかもねぇ!」
京子はハッと驚き、トランクの中が正視できません。女がよろこばされるお道具が、ぎっしりと詰まってるのです。恥ずかしい、京子には恥ずかしい気持ちがこみあがってきて、赤面、ぽ〜っとなってしまって、白い肌は鳥肌立ちです。
「まあまあ、京子さん、いっぱいお道具を、使ってあげますから、ねっ!」
準備万端、康介と良太が畳敷の上の滑車から、鉄のフックがついたロープをおろします。すかさず綺羅隼人が、京子の手首を交差させて縛ります。赤い襦袢を纏ったままの京子です。手首を括られ、持ち上げられ、余りの紐が鉄のフックに括られたのです。トランクの蓋がひらかれて、一分も経たない間に京子は、手首を括られてしまって、頭の上へ持ち上げられてしまったのです。
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括られた手首が持ち上がり、京子は直立、足裏がやっと畳に着くところです。赤い襦袢を着た京子です。正面に蓋が開かれたトランクが置かれ、顔をうつむかせた京子の目に、愛のお道具類がはっきりと見えてしまうのです。
「いいねぇ、京子、赤い襦袢の立ち姿って、ゾクゾクしちゃうよねぇ」
「・・・・ああっ、いや、いやっ、こんなの・・・・」
「妖艶な京子、さあ、見てごらん、かわいがってあげるんだよ、これらで!」
「はぁああ、こんなの、見せないで、くださいな・・・・」
トランクのなかには男根デイルドが並んでいます。それに尻穴に栓するストッパー、股に男根デイルドとかバイブレーションとかを固定する革紐パンツ、数種類のローター、革の手枷足枷、赤や白の紐の束、クリップがあり、クスコがあります。
「はぁああ、そんなの、見せないで、そんなの・・・・」
「きのうが初日、きょうは二日目、まだ、これからだよねぇ、京子の調教!」
京子は、綺羅隼人の低音の声に、おびえる感じで、ああっと直立したまま、腕が痺れてくる感じです。
「ふふふふ、かわいい、うつくしい顔して、エムなんだよね、京子!」
京子には、エムだという自覚はありませんけど、言われてみれば、そうかもしれないと思います。否定しません、大学院生のとき、高瀬川沿いのラブホテルで、准教授の常盤宗政と共にした性交の日々を思い出すと、そういう気があったようにも思えます。
「これなんか、京子、うれしくて、鳴いて、鳴いて、だよ、きっと、ね!」
京子が見せられているのはピンクの男根バイブレーターです。綺羅隼人はニタニタ、京子に性の彩りいろいろと、教え込むというのです。
「少し手を緩めて下ろしてあげよう、それからだ、ね」
世話役の大野康介に滑車からのロープを緩めるようにいい、京子は膝がくの字にできるくらいに緩めらます。
「ああっ、綺羅さま、だめ、おっぱい、だめ、いやん・・・・」
赤い襦袢の中へ手を入れられて、乳房を掴まれだした京子が、うろたえの声を洩らします。綺羅隼人は、赤い襦袢の帯締めから上を開いてしまわれ、京子の胸が、乳房が露出されてしまったのです。
「きれいなお乳だねぇ、乳首なんか飴色じゃないの、いいじゃない!」
露出させられた乳房を見る綺羅隼人が、見るだけではなくて、乳房の裾に指を入れ、ゆさゆさと揺すってしまうのです。ぷっくらの乳房、ゆさゆさ揺れて、白い肌のプリン、プリンです。
帯が解かれると、京子の前がはだけます。首筋か乳房が半分隠れながら臍が露出です。女の褌、白いT字帯をつけた恥丘から股、太腿のつけ根から膝から足首までが露わになったのです。土蔵の中のスタジオは、京子のまわりが明るくされて、赤と白い肌色が、艶っぽさを感じさせます。
「ああああ、綺羅さま、そこ、さわったら、ああ、いや・・・・」
綺羅隼人が手をさしのべたところは白いT字帯のうえ、横から指を入れられて、陰毛を弄られている京子なのです。
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土蔵スタジオの四畳半床に足をつけた立ち姿の京子。手首は括られて頭の上、赤い襦袢の帯締めが解かれて半裸です。腰から股を隠す女ふんどしT字帯のなかへ、綺羅隼人の手が入れられ陰毛を弄られて、京子はお尻を振りだします。手では除けることができない綺羅の手を、お尻を振って逃れようとする京子です。
「ああん、いやぁん、綺羅さまぁ、いや、いや・・・・」
「ふふふふ、じょりじょり、京子のお毛ケ、見てみたいね、いいかね」
京子の正面に立った綺羅隼人が片膝立てでしゃがみます。股を包んだ白いT字帯を左へ退けて、陰毛をあらわにします。
「ああん、綺羅さま、あん、あん、いやん・・・・」
「いいねぇ、京子、かわいいお声だ、さあ、あしを、ひろげて、ごらん!」
太腿をぴったしくっつけた京子に、足を開くようにという綺羅隼人です。土蔵スタジオは四つのコーナーがあってそのひとつ、手前右の四畳半、床の間です。天井から下ろされた滑車からのロープのフックに、手首を括った紐が留められている京子の半裸です。女ふんどしT字帯を退けられ、陰毛が露わになった京子に、足をひろげさせるのです。そういわれても素直に足をひろげられない京子です。
「そう、できないんだね、そりゃそうだよね、恥ずかしい、羞恥、だよねぇ!」
綺羅隼人が、京子の左の足首を握ってひろげさせ、右の足首を握ってひろげさせ、足首と足首の間を50pにひろげさせたのです。
「はずしてしまおうね、この股を覆った布、邪魔でしょ、京子!」
あっさりと女ふんどしT字帯、腰紐が解かれて、はずされてしまった京子です。陰毛が露出、股から太腿が八の字形になってしまいます。赤い襦袢は、陰毛から、太腿から、膝から足首までを退けられ、後ろへ流されてしまいます。全裸でない、赤い襦袢を纏ったけれど、女のからだ、乳房から恥丘の陰毛、太腿のつけ根まで、綺羅隼人の前に、露わにされた京子です。
「大学院では美学を研究していたとか、才女なんだねぇ、大村京子!」
「ああん、そんなこと、いわないで、くださいな、ああ、過去のこと・・・・」
「いいからだだねぇ、はちきれそうな女のからだ、美しくて、麗しい、ねぇ!」
綺羅隼人は、剥き身になった京子の腰から太腿、お尻を抱くようにして愛撫、京子は、足首を50pもひろげた格好で、こそばさに呻きの声を洩らしてしまうのです。
「立っているのも辛かろう、トランクの台にお尻を置いて、あげようね!」
性具がいっぱい詰まったトランクが置かれている四角い花台、トランクが床に置かれて花台に京子が座らせられるのです。花台の寸法は平面40p四方、高さ50pの四つ足です。平面に濃い紅の座布団が敷かれ、京子がお尻がのせられ、赤い襦袢は後ろへおろされ、腰から下が露出する格好で座らされます。京子が花台の座布団に、お尻を置くと足裏が、かろうじて床に着きます。花台は柱の前です。京子が座ると柱が背中に当たります。
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土蔵スタジオ四畳半板の間に、花台が置かれ、京子が赤い襦袢を纏ったまま、赤い座布団にお尻を置かされます。手首を括った紐が頭上に持ち上がった格好です。土蔵スタジオの京子にライトが当てられ、くっきり鮮やかに浮かび上がります。
「はぁああ、綺羅さまぁ、わたし、ああ、わたし、だめ、もう、だめ・・・・」
何をされるのか、床に置かれた革トランク、その中に並べられた愛の歓びお道具。京子はそれらを見て怯えているのです。27歳にもなる京子ですけど、使ったことがないお道具たちです。
「足を、そう、太腿を、ひろげなさい」
「ええっ、足、ひろげるの、ええっ、足・・・・」
京子は、恐る恐る、足を横にひろげ、膝から太腿を30度ほどにひろげます。
「恥ずかしいのかね、もっと、大胆に、ひろげてごらんよ!」
手首を括った紐が下ろされ、京子は柱を背中にして、花台に座ったお尻からの太腿を、ひろげさせられるのです。股をひろげるなんて恥ずかしい、正気ではそんなこと女の、それも賢い才女をやってきた京子のプライドでは、できないのでう。綺羅隼人は、それも承知済みで、女の羞恥心を擽ってやるのです。
「そうなの、できないか、それじゃ、どうだね、これくらい!」
双方の膝に手を置かれ、左右にひろげられてしまいます。太腿が直角にひろがるところまで、膝がひろげられて、京子はうつむいてしまいます。
「・・・・・・・・、ああっ、いや、いや、またひらき、やめて・・・・・・」
か細く呻くように言葉を洩らす京子ですが、綺羅隼人は容赦なく、足首を持って、直角にひろげた太腿から膝を持ち上げたのです。京子の背中が柱に押し付けられる格好で、足が持ち上がってMの形になったのです。左右から下ろされたロープが、京子の膝に巻かれます。ロープの左右とも、斜めに引きあがって京子は、花台の赤い座布団に尻を置いて、足を開いたM姿になったのです。
「ああん、だめ、こんなの、ああん、綺羅さまぁ・・・・」
「ふふふふ、いい格好になったねぇ、見ごたえあるよ、お姉ちゃん!」
手を頭の上にあげた格好、背中は柱に押し付けられて足が開脚、Mの形です。
「ああん、こんなの、お股ひらきなんて、恥ずかしい・・・・」
恥ずかしいです。明るく照らされた土蔵スタジオで、赤い襦袢がめくられて、性器を丸出しにされた京子です。
「ふふふふ、妖艶だねぇ、京子、おめことおちち、なぶって、やるよ」
「はぁああ、おめことおちち、ああっ、だめです・・・・」
綺羅隼人が、京子の横に立ち、正面にはビデオカメラ、横から股間の性器、縦割れの唇をひろげて左手指で刺激、おっぱいには右手指でつまみあげ揉んで刺激していくのです。
「ゆっくりでいい、京子、おもうぞんぶん、悶えて、呻かせてやるから、ね!」
股をひろげられた京子の恥部、陰毛生える恥丘から縦割れ陰唇をひろげられ、お尻の穴まで完全露出です。正面にはビデオカメラを抱えた村井健一が座っています。両サイドには大野康介と芦原良太がロープを操作していきます。
「ああ、ああ、ああん、いやん、だめ、ああ、だめ、いやぁ・・・・」
京子は、演技ではなく、ナマに感じていくのです。男たちが見ています。
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花台にお尻を置いて、開脚M姿にさせた京子を、綺羅隼人がなぶっていきます。
「女の快感、ぞんぶんに味わわせてあげよう、イッテもいんだよ!」
京子の左側に立つ綺羅隼人です。右手の指二本で乳首をつまんで柔らかく、揉んでやります。左手中指の腹で、ひろげた股の陰唇の、われめのしたのほう、濡れそぼった膣口の、縁を撫ぜあげてやるのです。
「ああ、だめ、ああ、綺羅さま、だめ、だめ、おっぱい・・・・!」
京子は、股の秘唇のうちがわへりを、なぶられている感覚よりも、乳首から注入される刺激に敏感、反応しています。綺羅隼人は、膣のなかへ、左手の中指を上向けて、挿し込みます。
「ふふふふ、京子、おまんこのなかをほじくって、あげようね!」
すでにヌルヌルになっている京子の膣のなか、中指で膣襞を擦られだす京子です。
「ひやっ、ひぃいい、ひやぁ、ああああ・・・・!」
「ふふふふ、いいんだろ、気持ち、感じるんだろ、おまんこのなか!」
「はぁああ、はぁあああ、だめ、ああん、感じちゃう、ああん!」
「おっぱいとおまんこの同時責めだよ、京子、感じなさい、感じて声を洩らしなさい!」
陰唇がめくれてしまって膣口がぱっくり開いたかのよう、京子の恥部、股の真ん中です。とろっ、とろっ、卑猥な蜜が噴き出してくるじゃないですか。京子は、足をひろげられたまま、手を頭の上にのばしたまま、女が敏感に反応してしまう急所、乳首と膣のなかを、いたぶられているのです。赤い襦袢を着流した女の妖艶、土蔵スタジオの四畳半、花台に飾られた27歳京子の肢体です。
「ほうら、いいねぇ、お汁がさ、ドクドク、流れ出してくるねぇ!」
「はぁああ、ひやぁああ、あああん、ひやぁああん!」
「このお汁、採取して、瓶詰めにして、保存かなぁ!」
ヘラをつけた透明小瓶をお尻の穴のうえ。会陰にあてがい掬うのは良太です。しゃがみ込んで、右手にもった小瓶を膣下にかざす良太。ドクドクと流れ出る、京子の卑猥なおめこ蜜、これを小瓶に溜め込むのです。
「ひぃいい、あああん、ひぃいい〜!」
「気持ちいいんだろ、京子、もっと艶やか、お声をだして!」
「はぁああん、だめ、だめ、ああん、もっと、もっと、あん、ああん〜・・・・!」
京子は、ひとり快感に耽っていきます。乳首を揉まれ、膣襞を擦られ、快感度がどんどん高揚していきます。とろとろ蜜がドクドクと汲みだされます。
「イケ、イケ、いくんだ、いくんだ!」
「ひぃいい、いく、いく、いぐぅうう〜うう〜うう〜〜っ!」
卑猥な京子、美学研究室で研究していた女の快感、准教授の常盤宗政に実践させられてきた記憶が朦朧のなかに浮かんでくる京子です。
(この章おわり)
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