愛のお部屋
 -3-
 15〜20 2021.2.4〜2022.2.11

 

-15-
ワンピのスカートを腰のうえまでめくりあげ、手に持っている香織。浩一にショーツを太腿の根元までおろされ、立っています。
「ああん、こういちぃ、いい、ああん」
目の前に座っている浩一が、香織のお尻を抱いてきて、顔を股のところ、陰毛のうえにもってきて、ほっぺたで陰毛をこすります。
「あん、だめ、こういちぃ、ああん」
浩一は、ほっぺた擦りをしながら、左腕ではお尻を抱いたまま、右手で、ショーツを下ろしてやります。膝までショーツを下ろさせ、足を開かせます。
「あん、ああん、こういちぃ、だめ、ああ、ああん」
浩一が顔を股の正面にもってきて、唇で、太腿の根元の、陰毛の下ヘリを撫ぜあげてきます。陰唇の先っちょを唇でこすってくるのです。香織、触られる感覚よりも、されている行為に、恥ずかしさを覚えます。スカートをめくりあげ、ショーツを膝までおろされて、足をひらいている自分に、恥ずかしいのです。
「座れよ、椅子に、すわって、してやるから」
浩一が座れという椅子は、香織のお勉強椅子、クッションのついた座り心地のいい背凭れお勉強椅子です。お勉強机の前、背凭れを机のほうにして、香織は、お尻丸出し、ショーツ膝までおろした格好で、椅子にすわります。浩一が、ショーツを脱がしにかかります。足首からショーツが抜かtれて、椅子の横に置かれて、ワンピースは着たままです。
「いいから、いいから、わかってるやろ、いいことするから」
もう先に濃厚にもセックスし終わっていて、射精したあとの浩一です。たっぷり、ピアノとバイオリンを弾いている香織を、たっぷり、かわいがって、いい音色でなかせてやりたいのです。浩一があらかじめ用意しておいたロープを手にします。背凭れ椅子に座らせた香織を、開脚に、М字の格好に、してやり、弄って、観察してやり、恥ずかしめてやるのです。香織は、受け入れます。マゾッ気があるんです。
「ああん、こういちぃ、ああっ」
小さな声、呻くような声を香織が洩らしてきます。うわずった声、感じだしている声の質です。後ろから前にまわした柔らかいロープを、香織の膝の内側から外側へとまわして、右と左の膝をからだの幅にして、持ち上げ、背凭れの後ろへまわして括ってしまうのです。香織、恥ずかしい、股がひらいたまま、お尻を前にずらされてきて、股が、斜め上むいてしまって、ああ、恥ずかしいところが、丸出しになってしまったのです。浩一は、香織の反応を見ながら、感じながら、香織を弄って、かわいがるのです。

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お勉強椅子に座った香織は、恥ずかしい格好です。背凭れのうしろからまわされたロープが、膝をもちあげられていて、股をひろげられていて、その前に浩一がいるんです。
「ああ、こういち、ああん、あん、あん、いやん」
ワンピースをたくしあげられ、首の後ろにまわされて、おっぱいを剥きだされる佳織。いいえ、ほぼ全裸です。
「うううん、かおり、いい、いいねぇ」
浩一が、椅子のうえに開脚で、М姿になった香織を、眺めるんです。手を出してくるんです。手は自由に動かせる香織。左手でおっぱいに手ブラ、右手を股にかぶせて、羞恥を隠します。こんな格好にされて、いやな気持じゃありません。恥ずかしい格好ですけど、見られて恥ずかしいんですけど、その気持ちで、からだのなかが、疼いてくるんです。
「ああっ、ああん、こういちぃ、ああっ」
香織のワンルーム、お勉強机にシングルベッド、収納ボックスとか姿見鏡、女子の持ち物をならべた六畳の、白っぽい色のお部屋です。股にかぶせた右手を、浩一が退けさせます。浩一のいちばんの興味は、香織のおめこ、股の真ん中、ぷっくら陰唇のまわりとそのなか、です。自分の勃起したちんぽを挿し込んで、こするとめっちゃ気持ちいい、オナニー経験ある浩一には、香織のおめこで勃起ちんぽをこすると、とってもいい気持ちです。
「ほら、手を、退けて、なめてやるから、かおり」
椅子に座った香織のまえにひざまずく浩一。手を退けさせた目の前に、香織の、このときしか見れない、性器が、はっきり、見えます。肌色よりも少し茶けた陰唇の色、陰毛が、その上にまでかぶさっていて、陰唇のそとがわにも、ちょろちょろ、何本かのちじれた毛があります。
「あん、はぁあ、ううっ、うう、うっ」
浩一が、顔を、香織の股に、そして唇を、ぺたりと陰唇のうえにくっつけ、顔を左右にゆすったのです。香織、恥ずかしい、とっても、浩一が、お股に唇を当ててきて、顔を横に振り、上下に動かし、ああ、お股を刺激してくるんです。
「あん、あん、ああ、だめ、ああ、うう、ううっ」
浩一が、唇と舌で、陰唇をなめ、陰唇をひろげ、そのうちがわを舌先でちゅるちゅる、ぷちゅぷちゅしてくるんです。じ〜んと香織、じゅるじゅるな感じに、身悶えです。
「おれのん、くわえて、くれよ」
クンニしている浩一が立ち上がり、もうおっきくなっているちんぽを、香織に見せます。これ見よがしに、ビンビンになったちんぽです。香織、見せられて、顔をそむけるなんてしません。見ます。うつろになった目ですが、唇を半分開いて、じっと見つめます。浩一は、香織の右横に立ちます。腰をぐっと前に突き出して、勃起ちんぽの陰茎を、香織のお顔、唇にあててしまいます。椅子を少し回転させ、姿見鏡に香織の正面を映します。全裸になった浩一と、ほぼ全裸で股をぱっくりとひらいた香織のすがたが、鏡のなかに映し出されます。

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椅子に座って開脚Мの香織に、勃起ちんぽを咥えさせます。咥えさせて、フェラさせながら、股に手をおろし、指を膣のなかに挿し込んで、にゅるにゅる、指の腹でこすってやります。
「うう、うぐ、うう、うぐ」
香織は、勃起のちんぽを口の中に咥え込み、ぐちゅぐちゅ、舌でなめたり、ぎゅっと吸い込んだり、うぐうぐ声を洩らしながら、呻くのです。膣のなかに入れてやった指の動きで、からだのなかが、ぐちゅぐちゅになっているようです。
「いいのか、かおり、きもち、いいのか」
浩一は、鏡に映した香織の開脚Mすがた、その股を弄っているところを、見ながら、勃起ちんぽを咥えさせているのを、見ながら、声をかけてやります。二十歳のバイオリニスト香織、繊細な感情が浮き沈みして、快感、ズキンズキンの感触に酔っていきます。
「ううう、うぐ、うぐ、うう、ううっ」
勃起したちんぽの陰茎を握って、亀頭を口の中に咥えて、ぐちゅぐちゅ、ぶちゅぶちゅ、なめまくります。
「ああ、ああ、おいしい、おいしい、ああああっ」
勃起ちんぽを口から抜いて、握った陰茎をしごいてきます。膣に入れた浩一の指で、膣口からはトロトロのお蜜が汲みだされているのです。ぷちゅ、ぶす、ぶすっ、膣が収縮する音が、排出されてきます。ヌルヌル、香織、もう、陰唇を膨らませ、めくりあげ、膣のなかは蜜のみずうみです。
「うんうん、かおり、きもちいいんだろ、もっとしてやるから、なっ」
「ああん、いれて、やって、ほしい、こういち、おちんぽ、ほしい」
香織の哀願、指よりナマの勃起ちんぽを入れてほしいというのです。浩一は、香織をイカセてやるタイミングを見計らいながら、アクメを迎えさせるのですが、勃起ちんぽを挿入するか、指だけでイカせるか、瞬時の迷いです。
「まってろ、ちんぽ、いれてやるから、まってろよ」
「うう、ああ、ああん、こういち、ああ、ああ、いれてよぉ」
まだ指をいれてぐちゅぐちゅする浩一に、香織がせがんできます。そのせがむ香織の可憐さが、浩一にはたまらない愛の気持ちにさせるのです。香織の膝をくくっているロープを解いてやり、浩一が、カーペットに仰向きます。騎乗位で、香織に動いてもらうのです。

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畳で一枚分ほどの平らなスペース、浩一が仰向いて寝そべります。香織が、座り込んできて、浩一の腰をまたぎます。またぐとき、浩一は勃起したちんぽの根元を指に挟んで起てます。香織はその勃起ちんぽを、股の真ん中に当てるようようにして、お尻をおろしていくのです。
「あん、んんっ、ああん」
自分の股間が見えない香織が、突きあがった勃起ちんぽの亀頭を膣に挿し入れようとします。うまく挿せないので、浩一が、左手で陰唇をひらいてやり、亀頭をその間にうてやり、香織にお尻を、股を、おろさせます。
「あっ、うん、ああん、こういちぃ」
ぶすっ、ぶすっ、ぶすぶすっ、香織は、お尻をおろしながら、膣に勃起ちんぽを挿し込んでしまうのです。
「うう、おお、かおり、いい、いいよぉ」
浩一は、ぶっすり、根元まで、香織が勃起させたちんぽを、挿入させて、見上げます。香織の上半身、乳房が、顔が、見えます。自分の手に香織の手を当てさせ、指のあいだに指をいれ、腰をまたがせた香織が倒れ込まないように、させます。
「ああん、こういちぃ、はいってるぅ、ああん」
「うん、はいってる、ちんぽ、かおりに、はいってる」
「ああん、きもち、いい、ああ、いい、いいっ」
「腰、ゆすれよ、かおり、腰、ゆすって」
仰向きに寝そべった浩一の腰をまたいでいる香織です。ぶっすり、勃起ちんぽを膣に埋め込んでいる香織です。バイオリンを弾く華奢な手指を、浩一の手指に絡ませて、立てた上半身を揺すりながら、腰を左右にも揺するのです。抜き挿しは、まだ、しません。きっちり、勃起ちんぽを根元まで膣に咥え込んだまま、膣襞で絞めてあげるのです。ヌルッとした感触、浩一はよろこび、香織もよろこぶ、女の性器に男の性器、膣に埋まる勃起ちんぽ、です。
「ああ、いい、いい、きもち、いいっ」
絡ませた手指を解き、浩一は香織の双方おっぱいに左右の手をかぶせてやります。指間に乳首をはさんで、ゆさゆさ、乳房をゆすってやります。香織はおっぱいを弄らrながら、腰を左右にゆすり、お尻を前へ、後ろへ、と動かすのです。
「あん、あん、いい、ああ、いいっ」
香織の膣のなかで、浩一の勃起ちんぽが、うごめいているのです。

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大学生香織のワンルーム、浩一が来ていて、ああ、もう、セックス、真っ最中、さっき、もう、射精している浩一だから、とっても長持ち、ビンビンになった勃起のおちんぽ、香織は騎乗位で、ぶっすり、おめこに挿し込んで、またいだお尻を前へ後ろへ、右へ左へ、すらせて、ゆすって、からだの奥をぐちゅぐちゅにしているんです。
「あああ、こういちぃ、あああん、もう、だめ、いきそお、あああっ」
「うん、うん、かおりぃ、いい、いい、ぬるぬる、きもちいいっ」
寝そべった浩一が、腰をまたいでいる香織のおっぱいに手をかぶせていて、ぎゅっと力をいれます。
「ああん、だめ、こういちぃ、ああん」
香織が、腰を、お尻をあげ、勃起したちんぽを、おめこから抜いてしまいます。ビンビンちんぽが、ぴくん、ぴくん、でも射精にはなりません、その寸前です。香織も、イク寸前です。お尻をあげて、香織、そのままからだを前へもってきて、浩一のお顔をまたぐのです。
「おお、ああ、かおり、ううっ」
浩一の顔に、香織の股が、かぶさります。浩一は、濡れそぼった陰唇を、唇でひらいて、じゅるじゅるしてやります。びちょびちょ、ヌルッとしたおめこ蜜を啜っていく浩一です。
「ああん、いい、いい、ああん、いい、いい」
香織が腰を前へスライド、後ろへぐっとスライドさせながら、黄色い、甲高い声を、洩らします。そうして浩一の顔をまたいでいる股を、そのまま、後ろへずらしだし、腰をこえ、膝まで引きさがり、顔を、勃起するちんぽにあて、亀頭から口のなかへ咥えこみます。香織の蜜でぬるぬる、てかてかに濡れた勃起ちんぽです。香織が、口で拭きとる感じで、フェラして数秒です。根元から、唇を這わせあげ、またしても勃起ちんぽを、おめこに挿し込むのです。カーペットのうえ、ベッドとお勉強机のあいだです。窓からは明るい光、レースのカーテン越しにはいってきています。
「あああん、いい、いい、とっても、いいきもちよ、ああっ」
浩一よりの香織のほうが能動的、積極的に求めています。女、ピアノとバイオリンを弾く大学二年生、二十歳のエロかわいい美女さんです。
「ああん、もういっかいよ、もういっかい、ね」
うわずって啜るような音色の声、香織は顔を下向け、浩一に甘えます。浩一は、香織が、ピストンしてくるので、ぎゅっと腰に力を込めて、香織を迎えてやります。

-20-
仰向いて寝そべった浩一の腰にまたがっている香織。カーペットの上、浩一も香織も素っ裸です。暖房を効かしているから、汗ばむほどです。
「あああん、こういちぃ、いい、いい、いいっ」
「うん、うん、ああっ、かおりぃ、いい、いいよぉ」
香織が腰を上げ下げ、お尻を上げ下げ、勃起ちんぽを抜いたり挿したり、とろとろの蜜を絡めながら、香織が感じています。浩一も、勃起ちんぽを蠢かせ、香織のおめこで擦るのが、最高に気持ちよいのです。香織のワンルーム、土曜日の午後、セックスするために訪ねてきた浩一と、もう、もう、スキンつける前、イク寸前、バイオリニスト、二十歳の香織は、もうとろとろ蕩けていきます。
「ああああ、つけて、つけて、もう、つけて」
快楽快感のなか、香織が浩一に要求。スキンをつけるのは浩一の役目です。箱から、とりだして、封をきってつまみだし、香織に勃起ちんぽを抜き去らせ、亀頭から陰茎へ、スキンを装着と同時に、香織のおめこへ、挿入してしまいます。
「ああ、ああ、いっても、いいのね、ああっ、ああっ」
「いいよ、いいよ、かおりぃ、いっても、いいよぉ」
浩一の腰をまたいだ香織の腰がお尻が、浮いたり沈んだり、ぶすぶす、ぶすぶす、おめこにちんぽが、ぶすぶす、ぶすぶす、ああ、ああ、香織の声がたかぶっていきます。
「ああっ、ああっ、ああん、いい、いい、あああん」
「いけ、いけ、かおりぉ、おお、おお、でる、でる、ううっ」
浩一が射精の兆し、香織がオルガズムの兆し、二人して、いっしょに果てていくのです。香織の膣が膨らみ窄み、香織の乳房が張っていて、乳首がピンと起ってきて、浩一は身体を硬直させて発射です。
「いい、いい、、あ、あ、ああ、いく、いく、いぐぅ、ううう〜〜うぅっ」
おしっこを飛ばしてしまって、香織、顔を仰向かせ、ぎゅっと目をつむって、オルガズム、アクメ、女の歓びを、味わって、イッテしまう、果てていきます。
「うううう、ああ、ああ、ああ〜〜ん!」
浩一が射精を終え、香織が果てて、ぐったり。香織は気持ちの良さにとろとろです。浩一に覆いかぶさったまま、勃起していたちんぽを、膣に挿入させたまま、はあはあの深呼吸、窓からカーテン越しに夕方の光がはいりこんできています。











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