愛のお部屋
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 1〜8 2021.1.11〜2021.1.20

 

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お正月が終わっても、まだ学校はお休みです。春がやってくるというけれど、まだ寒い日です。松並香織(20)のワンルームへ山室浩一(21)が訪ねてくるのです。午後三時、ぴポぴぽ、チャイムが鳴って、香織がドアを開けると、浩一が立っています。浩一がなかにはいってきて、すぐに香織がドアを閉め、ロックします。
「寒いね、かおり、ほら、買ってきた」
プラの袋がないから紙袋、コンビニでチキンのフライを買ってきた浩一です。ナマ温かい紙の袋を香織が受け取り、流し台のよこにおいて、立ったままの浩一と向き合います。
「うん、あとで食べよ、まだ三時やし、でも、お茶する?」
「いいよ、あとで、それよか、かおり、ほら」
浩一が、向きあっている香織を、柔らかく抱きます。ほんのり、柔らかい、温かい、香織の匂いがします。浩一は、香織の匂いを嗅ぐと、もうなんだか身体の奥が疼いてきます。六畳の板の間です。カーペットを敷いていて、お勉強机と椅子、下着を収納するボックスとお洋服をいれるボックス、テレビを置いて、鏡を置いて、なによりシングルベッドがあります。香織は、大学二年生、二十歳、一人住まいしているところで、学校が一緒で、研究会の一年先輩になる浩一と知り合って、セックスする関係になって、浩一が香織のワンルームへやってくるようになったのです。
「うん、いいよ、きょうは、だいじょぶな日やとおもうけど」
なにかとういと、セックスできるかということです。できない時ってあるじゃないですか、生理のときとかです。
「こそばいやろ、ああん、こういちぃ」
抱かれて、洋服のうえから脇腹を擽られる感じで、香織が身をくねらせます。浩一が来るというので、薄着にしているけど、それでも冬だから、ストーブいれているけれど、腋の下に腕を入れられると、くすぐったく感じちゃいます。
「ああん、冷たい手、あったまってからよ」
「うん、ああ、かおり、あったかい、かおり、ふともも、あったかい」
「ああん、まだ、だめよ、そんなのしたら、あああん、こういちぃ」
立ったまま、抱きあっていて、浩一が、香織のスカート、裾から手をいれてきて、太腿のうちがわを触ってきているのです。香織は温かい太腿に手を挿し入れられて、その冷たさに身震いしそうなんです。でも、そぐに温まるから、大丈夫です。香織が身に着けているのは、下着と上着、上はセーターとカーデガン、膝下までのフレアスカートです。下着は、ブラジャーにショーツです。浩一が来るので、ブルマとかパンストは穿いていなくて、ソックスだけです。浩一は、香織が身に着けている下着とかに興味津々、くんくん、匂いまで嗅いでくるんですよ。

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まだ立ったままです。浩一がお部屋にきて、まだ五分も経っていません。すぐに抱きあって、香織がお洋服のうえからですが、からだをまさぐられていきます。香織はというと、腕を浩一の首にまわして、キッス態勢です。浩介の背丈が香織より10pも高いので、顔をあげ、浩一がうえからかぶさる感じで、せっぷん、接吻、キス、キッスをします。
「ううっ、うっ、うっ、ううっ」
浩一は、香織がはいているスカートのすそから右手を入れてきていて、太腿のうちがわで、根元にまでせりあげてきています。香織は浩一の手の冷たさに身を引き締めますが、唇の温かみ、舌が舌にふれると、うずうずの温か感で、とろけそうになってきます。
「あっ、こういち、いい、ああ、ううっ」
浩一は無言です。キッスして、舌をからませ、唇を香織の唇から離して、おでこにキッスしてやります。学校では人気ナンバーワンのアイドル、松並香織です。ピアノとバイオリンを弾く可愛い女子です。大学のオーケストラで一年先輩になる浩一は、トランペット奏者です。
「かおり、うん、ああ、おれ、もう、おお」
「ううっ、はぁああん、こういち、ああっ」
浩一が、スカートをめくりあげ、裾から丸めて腰に留め、香織の下半身を剥いてしまうのです。そばの縦長鏡に、剥かれる姿が映って、ちらっと香織が見てしまいます。浩一は、ショーツのうえからですけど、股のところに右手を入れてきて、まさぐるのです。
「ほら、かおり、手、ほら、おれの、ほら」
浩一が、香織の左手を首からおろさせ、ズボンの腰の前へ、持ってこさせます。ジッパーで閉じられた浩一の腰前です。すばやく、浩一が、ベルトをはずし、ジッパーをおろして、香織の左手をトランクスのうえに持ってこさせて、ぷっくらを触らせるのです。そうして、ふたたび、キッス。ディープキッス、舌を絡ませて、そのトロトロ軟体感覚を感じながら、下半身、感じだしていくのです。
「ううっ、ううっ、ふぅうううっ」
香織のワンルーム、窓からはレースのカーテン越しに午後の光がはいっています。暖房を利かしているので、裸になっても寒くはありません。浩一を招き入れて、からだを開放していく大学生二年生の香織です。お部屋の音楽は、シューベルトのピアノソナタ、小さな音ですが、白っぽいピンク系のお部屋にひろがっています。
「ああん、こういち、いい、ああ、ああん」
浩一が、剥き身にさせた佳織が穿いている、薄手レースがあしらわれたショーツの股部を指で退け、生身の皮膚を触ってきたのです。香織もこのとき、浩一のトランクスのなかへ、手を入れて、勃起しているおちんぽを握ってしまうのです。立ったまま、浩一がお部屋にやってきて、十分も経っていないのに、女と男、もう、性器を指に感じているのです。

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洋服を身につけたまま、性器をまさぐりあうところから、香織と浩一の愛の行為がはじまっていきます。香織のワンルームは六畳です。浩一がやってきて、二人だけの愛の時を過ごすのです。
「あっ、ああん、こういちぃ」
立ったままですが、ショーツのなかへ指をいれられ、柔らかい陰唇ビラビラの間に指をいれられている二十歳の香織。浩一の勃起するちんぽをトランクスのなかで握っている香織。男を感じながら、女の恥部をなぶられている感覚に、少しばかりの羞恥心に見舞われます。
「うん、うん、かおり、すき、すきだよ」
浩一は、指先に香織のおめこの感触、あたたかいヌルヌルを感じて、うっとり、耳元で囁きます。浩一の右手は香織の股のなかですが、左手は、セーターの裾から手をいれ、カーデガンとセーターをめくりあげ、柔肌の感触をたのしみます。ブラジャーをつけているから、乳房には、まだ手をつけていません。でも、それは時間の問題、すぐに浩一は香織が柔肌につけたブラジャーのホックをはずして、手がかぶさるようにします。
「ああ、こういち、ああ、わたし、ああん、こういちぃ」
股の間をまさぐられ、乳房に手をかぶせられて揉まれだすと、香織は、もうだめ、身を浩一にゆだねてしまいます。好きなようにして、好きなようにしてくれたらいいのよ、ああ、こういち、すきよ、好き好き、ああん。
「いいね、かおり、いいね、やわらかい、おっぱい」
カーデガンとセーターをたくし上げられ、ブラがはずされた乳房を露出させる浩一です。そのぷっくらふくらんだ乳房の先っちょへ、浩一の唇が当てられます。唇にはさまれる乳首。香織は、もう、うずうず、立ってるのが辛いほどの気分です。乳首を吸われながら、ショーツの腰から手をいれられ、股の間に右手を、仰向けにされて入れられ、柔らかい部分にかぶせられてしまう香織です。
「ああん、こういちぃ、ああん」
香織が、握っている浩一のちんぽを、ぎゅっと握り返し、皮をぎゅっと剥いてあげて、亀頭をきんきん、陰茎をびんびんにさせて、トランクスを腰まで下ろしてあげます。ビンビン、勃起しだしたちんぽを、握って、擦って、刺激していく香織です。

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大学のオーケストラ部に入っていて、第一バイオリンの奏者をやっている香織ですが、ピアノも上手です。まだ学校へいくまえから、音楽教室でピアノをならって、学校へ行くようになってバイオリンをならいだして、音楽大学へ行きたかったのですが、文学部の美学科へ入学した香織。一年先輩になる浩一とはオーケストラ部で一緒になって、好きになって、つき合うようになって、セックスする関係になっているのです。
「ああん、こういちぃ、ああん」
もう、勃起しているおちんぽを握ったときから、香織は、フェラチオしたくてたまらなくなっています。お股をなぶられたり、おっぱいをまさぐられたりして、気持ちがうずってきているところに、勃起したおちんぽ、握ってしまったから、もうだめ。香織は、浩介のまえに膝立ちになって、ズボンを膝まで下ろしてあげ、トランクスも膝まで下ろしてあげて、腰の部分を剥きだしてしまったのです。
「してあげる、こういちのん、かわいがってあげるぅ」
目の前に、もう、勃起して、ビンビンになっているおちんぽを見てしまう香織。なによりも興味がある処っていえばいいのかしら、男の人の性器、勃起したところのおちんぽ。右手をまるめて、陰茎を指で巻くようにして握ってあげます。まるめた親指と人差指のところに亀頭ってゆうところがあるんです。ぎゅっと握っている手をおろすと、皮がむけて、亀頭がぴんぴんになるんです。
「おお、ああ、かおり、いい、なめておくれ」
浩一は、仁王立ちで、左手をお勉強机の天板について、腰をぐっとまえへ突き出してくるんです。香織は、亀頭の先っちょの割れ目から、透明の蜜を絞り出してあげて、舌の先っちょで、ぺろっとなめます。男の味なのか、そんなに味がしないんですけど、ぬるぬるです。鈴口から先走り液がでる、というのを小説で読んだことがあるから、女の子のなかを濡らす液なんですね。
「ああ、うう、ふぅうう、うう、ふぅうう」
香織は、丹念に、舌の先で、亀頭の根元の括れをちょろちょろ、なめます。浩一が、きもちいいといって、よろこぶんです。毛むくじゃらというほどではないけれど、浩一のおちんぽは、陰毛の茂みから突き立っています。亀頭を根元までお口に含んで、そのまま顔をぐっとおろして、おちんぽ、三分の二のところまでお口に含んで咥えてあげます。
右手に握っているんですが、小刻みに上下にといえばいいのかしら、擦って、扱いてあげます。
「ああああ、いい、いい、かおり、いいっ」
香織は立たされ、フェラチオが終えられます。こんどは浩一が、香織をたべる番です。まだカーデガンとセーターを着ています。スカートもめくってあるけど、つけています。ブラのホックははずしてあるし、ショーツも半分ぬがせている香織です。立った香織に、ショーツを脱がせ、そのまま白い背凭れ椅子に座らせます。浩一は、香織が脱いだ白いレースのショーツを手にします。匂いを嗅ぐののです。
「あん、こういち、そんなの、いやん、やめて」
香織の羞恥心を煽ってやるのが目的ですが、興味あるんです、女の匂い、香織の匂い、甘い、酸っぱい、女の匂いです。白い背凭れ椅子に座った香織の、スカートをめくりあげ、陰毛を晒させます。太腿が閉じられたままなので、膝をひろげてやります。香織は、恥ずかしそうな仕草をしますが、浩一が膝をひろげるのに、従順です。
「あっ、ああっ、こういちぃ、ああん」
座部の深くに腰をつけていたのを、前へずらさせる浩一です。浩一は、香織の左右の膝の裏を肩に担ぎます。目の前に、香織の、股が、あらわれます。陰毛が生え、ちょっと肌よりも濃いめの唇が認められます。

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香織の六畳ワンルームに、直径40pの丸テーブルと背凭れ椅子がひとつ、窓辺に置いてあります。白いテーブルに白塗りの背凭れ椅子、この椅子に香織が座り、浩一は椅子の前、カーペットの上に座るんです。もう、足をひろげた香織、膝を浩一の肩にのせ、開脚でМの格好です。
「ああん、こういちぃ、ああ、ああっ」
浩一が、香織の股に顔を近づけてきて、舌なめずり、顔を、股にくっつけ、唇を、まだ閉じている陰唇のうえに当て、舌の先で陰唇のトサカをちょろちょろ、なめだします。
「ああん、こういちぃ、ああん」
ショーツを脱いだだけでまだ、セーターもブラも、スカートも身にまとったままの香織です。下半身を剥きだされ、股をひらいて、前へ突き出す格好です。浩一は、この香織を正面から見ます。それも香織の股間が目の前になる位置です。興味津々、いつ見ても、興奮してしまう浩一です。勃起するちんぽを挿し込んでやる前に、たっぷり、唇で舐めて吸っていじってやって、舌でぺろぺろ、膣の入り口を舐めまわしてやるのです。
「ああん、いやん、あん、あん、こういちぃ、ああん」
香織が洩らす声が、浩一の心を揺すってきます。うずうず、女の変性した声に、男心が揺すられるのです。ぺろぺろ、陰唇をかきわけ、陰唇のうちがわを、唇で愛撫してやります。バイオリンを弾いている香織からは思いもつかない悶えかたです。
「あああん、いれて、あああん、こういち、いれて、ほしい」
ぺちゃぺちゃ、ぐちゅぐちゅ、唇と舌だけでは、女の深くへは触れないので、香織、しびれをきらして浩一に、おめこのなかへ、指とか勃起ちんぽとか、入れて刺激して欲しいというのです。もう、ヌルヌルに濡らしている二十歳の香織です。ちんぽを挿入したら、そのまま突撃することになるので、ここは指で香織のおめこを弄ってやって、少し、高揚させてやろうと浩一は、思います。
「あん、みたらぁ、ああん、こういち、みたら、恥ずかしいやろ、ああん」
開脚でМの格好になっている香織の真ん中を、縦になった唇をひろげてしまう浩一。じっと見入るのを香織が察知していて、恥ずかしいというのです。見るだけだから恥ずかしいわけで、弄ってやる、指をそろっと膣のなかへ入れてやると、香織はいっきに可愛い声で、あえぎ、呻きだすのです。

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香織の六畳ワンルーム、窓辺におかれた白い丸テーブルと白い背凭れ椅子、カーテン越しに午後の明かりがルームにはいっています。椅子に座った香織は、椅子の前に座った浩一から、クンニリンクスされているところです。唇と舌で陰唇のうちがわをなめられて、うずうず、ついに浩一が、指を膣のなかに挿しこんできたのです。
「ああん、あああん、だめ、ああん」
指を挿し入れられた香織が、甘えるような鼻に抜ける声を洩らします。浩一は、右手の指を二本つかって、香織の膣へ、挿入したのです。スカートをめくりきって、太腿から足先までを剥きだされた格好で、太腿を90度にもひろげている香織です。
「かおり、ヌルッとしてる、やわらかい、あったかいよ」
「ああん、いやん、こういちぃ、ああん」
浩一は右手の指二本を膣に挿し込んだまま、左手で、カーデガンとセーターをめくりあげ、すでにホックをはずしたブラジャーもめくりあげ、ぷっくら膨らむおっぱいを、さらけださせてしまいます。
「あん、ああん、こういちぃ、だめ、ああ、いい、ああっ」
鼻に抜ける甘えた声で、香織がうわずります。浩一は、香織の股を見、ぷっくらの乳房を見て、うずうず、下腹部がむずむずしています。立って、ズボンを脱ぎ、トランクスも降ろしてしまって、腰を香織に近づけます。窓を後ろにした背凭れ椅子です。香織が座ったそおの右横に、浩介が立ちます。正面にちょうど縦長の姿見鏡があるので、椅子に座った香織の、その正面からの姿が映っています。
「にぎってよ、かおり、おれのん、にぎってよ」
?き出しになった浩一の勃起しているおちんぽを、香織に握らせるのです。香織は右手を浩一の腰から突っ立つ陰茎を握ります。真ん中を握って、ぎゅっと腰の方へ押し込みます。勃起ちんぽの亀頭が剥けて、ピンピンです。
「ああん、こういちぃ、おっきい、いいっ、あああん」
浩一は、左腕を香織の左肩からおろして、乳房をまさぐります。右手は、正面から、膣に挿し込み、陰唇と陰毛と陰核をまさぐってやります。
「ああん、ああっ、いい、ああ、いいっ」
香織が、股を突き出す格好で、右手で浩一の勃起ちんぽをしごきます。左の手で左の太腿を外側から抱いて、足裏を椅子の座部に置くのです。左足をひろげ、右足もひろげて、股が斜め上にして、浩一が弄りやすくするのです。
「ああああん、いい、いい、あああん、もっと、ああっ、いいっ」
膣に挿し込まれた浩一の指が二本、微妙にぐちゅぐちゅ動かされるので、香織はずんずん感じだしてしまうのです。

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背凭れの椅子に座って、お股とお乳を触られているバイオリン弾きの香織です。お洋服はショーツを脱いだほかは身につけたままです。でも、スカートはめくられているし、カーデガンもセーターも、ブラジャーもたくしあげられていて、乳房からお臍が露出です。なぶっている浩一はというと、下半身裸になっていて、勃起しているちんぽが丸出しです。香織、この浩一のおちんぽ、握って、擦ってあげているところです。
「ああん、あん、あん、こういちぃ、ああん」
「うん、うん、ちんぽ、咥えるかい、かおり」
もう男と女、性器を弄りあっていて、本番まであとわずかです。香織のワンルーム、六畳の広さ、女の子の部屋にしていて、白と桃色でほんわかな感じです。姿見鏡に、淫らに乱れる香織が映り浩一が映ります。香織は、浩一の勃起おちんぽを咥えて、鏡を見ます。恥ずかしい格好をした自分が、恥ずかしげもなく浩一の勃起おちんぽを咥えているのが見えます。
「ああん、こういちぃ、いれて、もう、いれてほしい」
香織が、おちんぽを握ったまま、フェラをやめ、あえぐように要求します。指を二本、膣に入れられているところですけど、ああ、ナマのおちんぽを、挿入してほしい、硬い柔らかい勃起おちんぽ、おめこに入れて、ぶすぶす、ぐちゅぐちゅ、してほしいのです。
「うん、うん、かおり、いれてやるよ、このまま」
「ああ、うん、このままで、いれて」
浩一は、香織を座らせたまま、その前に座って、おめこに勃起おちんぽを、挿してやるのです。香織のまえへまわって、香織の膝裏に腕をいれ、太腿をひろげさせた格好で、勃起させたちんぽを、挿入します。足をひろげて、勃起ちんぽを香織の股に近づけ、亀頭を埋め込みます。中腰で、亀頭を埋め込んだ浩一は、そのままぶすっ、ぶすっ、膣に挿し込み、香織のまえに座ります。香織のひろげられた股が、浩一がひろげた腰と、接合する格好です。
「ああっ、いいっ、こういちぃ、いいいいっ」
ぶっすり勃起ちんぽを挿された佳織は、胸を反らして、顔をあげ、呻きます。気持ちいい、とっても、うずうずしていたのが消えて、気持ちよさに変わるのです。

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勃起したおちんぽを、膣に挿し込んでもらった香織。背凭れの椅子にすわったまま、足をひろげて持ち上げられて、好きあっている一年先輩の浩一と、向き合って座っているのです。
「あっ、ああっ、こういちぃ、いい、いい、ああん」
ぶっすり挿し込まれた感触で、香織がうごめき呻きます。浩一が勃起ちんぽを香織のおめこに挿し込んだまま、たくしあげたカーデガンとセーター、それにブラジャーを、首から抜いて、脱がせてやります。上半身裸になる香織。白い肌、ほのかにお乳の匂いがただよいます。腰にスカートを残したままの香織。スカートはめくれひろがっていて、お尻から抜かれて背凭れにまとまっています。
「いいやろ、かおり、きもち、いいんやろ」
もう全裸に近い香織の、おっぱいに手をかぶせた浩一が、腰を微妙にゆすって、膣のなかの勃起ちんぽを蠢かせます。
「ああ、いい、いい、きもち、いい、ああ、ああっ」
膝裏を浩一の腕にのせ、股をひろげた格好で、おっぱいを弄られます。勃起ちんぽをおめこに挿し込まれたまま、乳房を弄られ、唇をかるく重ねたり、舌先を重ねたり、濃厚な密着をしているバイオリン弾きの香織とトランペットを吹く浩一のカップルです。
「ああん、きもち、いいわぁ、ああ、ああ、きもち、いいっ」
香織のワンルーム六畳です。窓辺においた背凭れ椅子と丸いテーブル。窓辺からみて右にシングルのベッド、左にお勉強机と椅子、下着をしまう三段の収納ボックス、姿見鏡はベッド側で窓の方に向いています。
「ああん、あん、ああん、こういちぃ、ああ、もっと、ああん」
浩一に、もっと腰を蠢かして、勃起しているおちんぽで、おめこのなかを、こすってほしいという香織。大学の美学科二年生、バイオリンが弾けてピアノも弾ける、オーケストラ部では第一バイオリンのパートです、見るからに才女という感じで、可愛さ抜群、その振る舞いは男子たちのアイドル。それが浩一の手に堕ちて、セックス三昧する女子に変容してきたんです。
「いい、ああ、いいわぁ、かおり、おれのちんぽ、びんびんだよぉ」
「うん、あん、わたし、ああ、もう、ぐっちょり、感じる、いい、いいっ」
抱きあいます。勃起したちんぽが、濡れ濡れになったおめこに挿し込まれたまま、背凭れ椅子に向き合い座って、抱きあうのです。香織はスカートを着けたままですが、浩一はもう全裸です。窓からはレースのカーテン越しに明るい光がはいっていて、暖房が効いているから暖かいです。




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