淫らな別荘
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 9〜16 2021.2.25〜2021.3.4

 

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<男になぶられる由梨>
別荘には二階があって、スタジオの倍の広さの部屋があります。洋間ですがお仕置き部屋と呼ばれています。お仕置き部屋には、お仕置きされる道具が、いくつも用意されていて、女子はその道具を使われて、お仕置きされるのです。そのお仕置き部屋の隣には小さな部屋といっても六畳の広さ、真ん中に畳一枚分の檻が組み立てられていて、檻の中を四方から見れます。ここは檻部屋と呼ばれています。
「ああ、ここは、どこ、ええっ、わたし、なにしてる?」
うとうとしていた由梨が目を覚まします。檻に入れられている自分を発見します。天井からの電灯は明るいです。着ているものは、なにもない、裸です。檻の中、暖房された床に絨毯が敷かれ、由梨には毛布がかけられていました。
「ふふふふ、お目覚めかな、ユリ」
部屋に入ってきたのは、ずんぐりむっくりの浩一でした。由梨は、びっくり、何が起こっているのかわからないまま、先に見知ってセックスされた男を、檻の中から見ます。
「いいか、これからは、ここが、ユリのワンルーム、わかるかな」
由梨は、一気に気持ちが落ち込んで、怖い感覚に満たされます。
「なに、どうして、わたし、なんで、こんなこと」
裸のからだ、上半身を起こして女すわり、胸に腕をまわして手ブラして、檻の外に立っている浩一にわけを聞きます。
「ふふふふ、かわいいな、ユリ、たっぷり、かわいがってあげるから、ふふっ」
「どういうこと、わたし、なんで、ここに、いるの」
「契約したじゃない、専属のモデルになる、そうだったでしょ」
いま何時なのか、時間がわかりません。ここへ連れてこられて、どれくらいの時間が経ったのか、曖昧にしかわからない由梨。浩一がペットボトルの飲み物を手にしています。
「のどが渇いただろ、これ、飲め、甘い蜜だよ」
ペットポトルは1リットルです。透明です。由梨は、言われてみて、のどの渇きを覚えます。浩一が、じっと檻の中の由梨をみています。檻の中、オマルがあります。ティッシュボックスがあります。それだけです。裸の由梨が、ペットボトルを手にして、ぐぐっと飲みだします。甘い道、いわれたように甘い蜜です。おいしい、由梨はごくんごくんと半分ほどラッパ飲みして一息つきます。
「飲んだら、ここから、出してやる、もっと、全部、飲め」
1リットル、由梨は、少し飲み残したところで、浩一を見ると、もっと飲めと目で合図です。由梨、言われるまま、最後まで飲み干したところで、檻の錠がはずされ、そとにだしてもらえたのです。外といっても六畳の広さです。

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檻部屋からだされた由梨は、全裸のまま、お仕置き部屋へ連れていかれます。ドアがひらかれ、浩一に連れられた由梨が目にしたのは、まるで拷問部屋のような光景です。八畳の洋間がふたつの広さ、真ん中に鉄棒が組まれていて、吊るされた鉄のフックが由梨の目にはいります。壁際には恥ずかしい格好の椅子があり、天井からは何本ものロープが垂れ下がっています。
「ようこそ、ユリ、ここはお仕置き部屋、かわいいユリが、よろこぶ部屋だよ」
一人掛けのソファーに座っているのは、レクサスに乗せられ連れてこられた、芸術家を名乗る山村和也です。部屋の周辺は薄暗く、鉄棒のまわりが明るくされています。由梨は、気持ち動転、まるで夢、それは悪夢をみているイメージで、立ちすくんでしまいます。
「どうした、ユリ、20万円の手当と引き換えだよ、ユリのお仕置き」
ユリを檻部屋からここへ連れてきた大木浩一は、カメラをのせる三脚を三台、まえ、よこ、うしろ、各々にビデオカメラをセットしています。山村和也が座るソファーは、女が開脚されて固定される道具です。その横に、スポーツマンタイプの斉藤裕也が、仁王立ちです。
「ああ、なに?、これ、わたし、わからなくなってきた、なに?、これ?」
大学三年生の21歳、京都へでてきて、勉強いっぱいしてきて、あまり世間のことには疎い大島由梨です。でも、男の人には興味いっぱい、あこがれ、和也に声をかけられ、話の中で別荘をもっている、愛用車はレクサス、セフレ契約のような、なんだか夢みたいな話にのったのです。
「ああ、そんなに、わたしを、みないで、ください」
お仕置き部屋の床に立ったままの由梨。素っ裸だから、恥ずかしい処を、手で覆い、からだをすぼめています。男の目線は、由梨の裸体へ、こってりと注がれます。
「美味しかったよ、ユリ、まんこ、たっぷり、濡らしてさ」
三人の男から、順番にセックスされてしまった由梨です。もう男の性器を受け入れてしまったから、他人ではない感覚ですが、目の前の男三人には、初心な女子大生には、耐えがたい羞恥の気持ちです。
「ユリには、この別荘に住んでもらって、おれたちに奉仕してもらう」
「たっぷり、いい女に、つまり、男がよろこぶ女に、飼育してもらえるんだ」
「一部始終、動画に撮って、ネット配信とか、実演は別場所だけど、いろいろ」
和也たち三人の男が会話している、はだかの由梨に話しかけてきています。全裸で立ったままの由梨は、金縛りにあったように、身動きできません。スポーツマンタイプの裕也が、小柄な由梨に近寄り、抱きあげ、お姫様抱っこして、鉄棒のしたまで運びます。

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鉄棒のしたまで抱きあげられてきた全裸の由梨です。足を床につけさせられ、体格の良い裕也にうしろから抱かれたままで立たされます。ずんぐり体格の浩一が縄をもって、由梨のまえに立ちます。
「ええ、なにするの、ええっ、しばるの、いやよ、わたし、そんな趣味ありません」
「つべこべゆうな、ユリ、ゆうこと聞くんだ、でないとお仕置きだぞ」
裕也がうしろから、浩一がまえから、サンドイッチにされた由梨を、椅子に座ってみていた和也が、そばに寄ってきます。
「ああ、いや、だめ、括るなんて、いや、いや」
全裸の由梨が、からだをゆすって抵抗しだします。男三人に囲まれた小柄な由梨、腕をうしろにまわされ手首をあわせて括られてしまいます。
「いいか、ユリ、おまえは、もう、ここから、抜けられない」
うしろで手首を括った縄が、前へまわされ、乳房のしたを通って後ろへまわされます。
「ああん、いや、やめて、ああ、いや、いや」
由梨がなにをいっても、男三人に囲まれ抱かれているから、なされるがままです。後ろ手に縛られ、乳房の上と下に縄が巻かれ、乳房と乳房の真ん中で絞り上げられてしまって、手首を括った縄尻が、頭上の鉄棒からおろされたフックに結わえられたのです。
「ほうら、ユリ、いい格好だよ、いいねぇ」
「いいねぇ、おれ、好きなんだよなぁ、女の子、縛り上げるの」
「ああん、こんなの、いや、いや、いやっ」
全裸で後ろ手に縛られた由梨。崩れるにも崩れないように、鉄棒からのフックに背中からの縄を留められてしまった由梨。囲んでいた男三人が、由梨から離れ、じろじろ、にたにた、立ったままで腕組みをして、眺めるのです。
「こうして、立たせてみると、ますます、いい女に見えるなぁ」
「いいねぇ、お尻、お乳、太もも、なんともいえない、いいねえ」
「たっぷり、かわいがってやって、ヒイヒイ、泣かせて、やりたいね」
由梨は、影に隠れた男三人の卑猥な音色の会話を、聞かされています。
<見られてるぅ、わたし、恥ずかしい、やめて>
<ああ、わたし、どないしょ、ああ>
由梨のこころの中、言葉にはならない言葉が、頭の中をぐるぐる、羞恥心いっぱい、男たちから顔をそむけます。
「飲ませたジュースの効目が、そろそろだな、ちょっと擽ってやれよ」
「そうだな、この筆先で、擽ってやろう、いいな、ユリ」
お仕置き部屋の鉄棒のした、後ろ手に縛られた由梨の右横に、スポーツマンタイプの斉藤裕也が、柔らか毛の筆を握って、立ちます。ずんぐりタイプの大木浩一が、正面からムービーカメラで由梨の裸体を撮ります。絵描きでもある山村和也は、只今、見物です。

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湖畔の別荘の二階、八畳がふたつ並んだ広さのお仕置き部屋です。連れてこられた大島由梨(21)が、全裸にされ、後ろ手に縛られ、手首を縛った余りの縄が、鉄棒から下ろされたフックに留められた立ち姿です。照明があてられ、正面から浩一が構えるビデオカメラが由梨を狙います。横から毛筆を持った裕也が、由梨の柔い肌を撫ぜて擽るのです。
「いいねぇ、かわいいねぇ、いいこだねぇ、ふふ、ふふん」
ぼわぼわになった先っちょ、柔らかい毛の筆、由梨は、亀甲に絞りあげられた乳房を、撫ぜられていきます。
「ああああ、いや、いや、ああああっ」
足裏を床にぺたんとついた立ち姿の由梨が、裸体をよじります。スポーツマンタイプの裕也が、にやにや、筆先を、乳房から臍のまわりを撫ぜだします。こそばい、由梨、微妙な感触、寒気がする感じ、ああ、後ろ手に縛られていて、足裏は床につけているけれど、膝を曲げることができません。
「ああ、ああ、いや、いや、こそばい、こそばい、ああっ」
筆先が、膝から太腿のつけ根へと這わせあげられる由梨。にょろにょろの感触に、半泣きの声を洩らします。毛筆で弄られている由梨の裸体をビデオに収める浩一。毛筆を持った裕也は由梨の右側ですが、和也は左横に立っています。和也は由梨の後ろにまわしたて手首を握って、声をかけます。
「もう、ユリは、ここから、出られない、わかるよな、おれたちのペットなんだよ」
亀甲に縛りあがった双方の乳房の皮膚が張っています。淫乱になる甘い蜜ジュースを1リットルも飲まされている由梨です。しだいに効目がでてきて、からだが内側から膨らんでくるのです。
「ああ、ああ、いや、ああ、いや、いやっ」
「ふふふふ、感じてるんだろ、ユリ、ふふふふ、ふふっ」
毛筆の握り棒はこけし人形に彫りこまれています。頑強な体格の裕也は、毛筆こけし人形の頭で、由梨の乳首を撫ぜあげ、乳首を揺すります。そのうち、女の股の奥のほうが濡れてくる、乳房を弄りながらそれを待つのです。
「ああん、あん、あ、あ、ああっ」
由梨が、得体のわからない感覚に甘えだします。うちがわが萌えてきて、しだいに火照りに変わってくるのです。
「たっぷり、感度のいい女に、仕上げてやるから、いいな、ユリ」
ああ、下腹部の奥が、じんじん、ぬるま湯につかる感じで、萌えてきます。由梨、和也の声を、とろとろのなかで聞かされています。
「ああ、いい、おんな、ああ、かんど、いい、おんな」
由梨の緊縛された上半身、それに腰から下の半身、透き通るような白肌から、うすいピンクに染まりだしています。ショートカットの髪の毛、生えたままの陰毛、まだまだ手入れをしなくても、初々しさで美しい大学三年生の由梨なのです。

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さっきに三人の男からからだを吟味された由梨でした。男たちは、その由梨をモデルにして、アダルトビデオを制作しようとしているのです。情欲してきたら由梨を相手にセックスし、写真に撮り、動画を撮って、男がよろこぶ作品にしていこうと思っています。
「ああん、いやぁああん、だめ、ああ、だめですぅ」
上半身を後ろ手に縛られ、乳房を亀甲縛りで絞り上げられている由梨です。全裸で立ち姿のまま、横から頑丈な体格の裕也に、肌のあちこち、急所を毛筆こけしで擽られます。
「あん、いや、いやん、ああん」
「ふふふふ、いい子だ、感度いい子だ、浩一、しっかり、撮影していこうぜ」
「だいじょうぶ、和也、まかしといておくれ、かわいい子だ、ほんと」
正面でカメラを構えた浩一と、絵描きの和也が、由梨が喘ぎ呻くのをみながらの会話です。由梨は、太腿のうちがわから、陰毛が生える恥丘のあたりへ、毛筆をつかって撫ぜあげ、こけし棒を押し当て、しだいにYの真ん中を狙っていきます。
「あしを、ひろげさせろ、ユリの足を」
和也が監督になり、裕也が実行者、浩一がカメラマン、男三人の役割です。裕也が、しゃがみこみ、由梨の足首を左右にひろげさせます。由梨は、ぎゅっと力を込めますが、男の手にはかなわないです。30p、50pとひろげられてしまいます。
「いい眺めになってきたな、カメラ、たのむぜ」
和也の声に浩一は床に座ります。カメラを仰向け、由梨の股間をクローズアップして、緊縛の上半身、それに顔までを撮るのです。
「あん、ああん、あああん」
淫乱になる甘い蜜が効いてきて、由梨の声は、甘えた喜悦の呻きにかわってきています。足をひらかされた由梨ですが、股間の唇は、まだ閉じられたままです。
「なぶらせてもらうわなぁ、ユリの股、いいよな」
和也が後ろから、右手を由梨のお尻にペタンとおいて、丸い臀部を撫ぜながら、指をしたへおろし、右手を股間にかぶせるのです。こけし毛筆をもった裕也は、毛筆で乳房を撫ぜ、乳首を撫ぜあげます。
「うっ、ううっ、ああっ、ああっ」
由梨、こんなこと、まったく初めての体験です。からだのうちがわからジュクジュクの感じが膨らんできて、股をなぶられだし、乳首をなぶられ、カメラのまえに、全裸で後ろ手縛り姿、呻き悶えるさまを見せるのです。

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湖畔の別荘は、アダルト映像制作のスタジオを持ち、連れられてきた女子が調教されながら開花していく場所です。大島由梨は大学生、21歳になった只今、彼いないところで声をかけられ、ここへ連れてこられたのです。男が三人、順番にセックスされ、そのからだを吟味されたあとのいま、アダルト映像制作の、そのモデルとして、縛られた女体を演じさせられているところです。
「こけし、まんこに挿して、ユリをよろこばせろ」
絵描きの和也が、頑強な体格の裕也に、指示します。すでに毛筆の頭にこけしが彫られた男根棒を、由梨の膣に挿し込んでやろうというのです。
「ふふふふん、ユリ、おまんこに、挿し込むんだって、これ」
棒の長さは20pほど、太さは4pほど、くびれが彫り込まれ、膣の襞をこする、女はよろこぶ。後ろ手に縛った由梨。全裸、上半身、乳房は亀甲に絞りあげられた格好、鉄棒からのフックに手首からの縄が括られていて、床についは足首は、50pにひろげられているのです。
「ああん、いやん、いやぁあ、ああん」
裕也がしゃがみこみ、こけし男根棒を握って、由梨の股間へ、真下からあてます。カメラマンの浩一が俯瞰するようにして、その光景をアップで撮ります。
「声だして、泣くんだよ、たっぷり、仕込んでやるから、なっ」
由梨、真下から股の真ん中へ、こけし男根棒を挿し入れられていきます。陰唇がめくられ、こけしの頭が膣をまさぐり、ぶすっと挿し込まれます。由梨は、その破廉恥さに、泣き出しそう、快感なんて思えなくて、でも、痛みはありません、ああ、ぶすっ、異物が、膣に入ってきて、にぶい感触しか感じません。
「あっ、あっ、ああん、いやっ、だめ、あああっ」
ぶすぶす、挿し込まれだすと、由梨、崩れてきます。後ろ手に縛られ、吊られているから、からだが崩れ落ちることはありませんが、心が、悲痛のうちに崩れてしまいそう。
「ふふふふ、濡れてきたね、ユリ、どうだね、気持ちいいかねぇ」
「ああ、あああ、ああああ、だめ、かんじそう、ああ、だめですぅ」
「そうだろ、かんじるんだ、ユリ、感じろ、ほうら」
真下から、こけし男根棒を膣に挿し込まれている由梨。しだいにからだが受け入れてしまって、わけわからなくなってきています。監督の和也が、うしろから、由梨の乳房をなぜあげ、乳首をつまんだりして刺激を注入してやります。淫乱になるジュースを飲まされている由梨。しだいにとろとろおめこ汁、膣から滴りださせてきています。

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上半身を後ろ手に緊縛され、乳房を亀甲に絞り上げられた大学生の大島由梨(21)です。素っ裸にされてのビデオ撮影、足をひろげて立ったままのからだを、テーブルに仰向いて寝かされます。鉄棒のしたに置かれた天板が革張り脚は木製のテーブルです。
「ああん、ゆるして、ああ、もう、ゆるしてください」
こけし毛筆の亀頭陰茎で膣のなかを擦られて、へろへろにされてしまった由梨です。縛めはいったん解かています。
「ここに仰向け、仰向いて」
テーブルの寸法は縦60p横幅40p高さは70pです。革張りのテーブル、頭を乗せずに背中を置いて、臀部はテーブルからはみ出ます。鉄棒からブランコになった棍棒が降ろされ、両肘と両膝にベルトが巻かれて棍棒の両端に括りつけられてしまいます。
「ユリ、たっぷり、かわいがって、やるから、そのきになって、イクんだよ」
和也は、絵描きが本業だけど、SMに興味、ビデオのモデル裕也もカメラマン浩一も、SMに興味を持っていて、ビデオ制作する三人組です。ないよりも飽きるまで、連れてきた女子とセックス三昧しながら、金儲けもするというのです。
「ああ、こんなの、ああ、いや、いやっ」
革張りのテーブルに背中をつけて、鉄棒から降ろされた棍棒ブランコに、膝と肘をひろげて括られた由梨。自分にされている姿に、まだ、まだ、承知できません。からだの中から、萌えあがってくる快感を味わうようになるまで、納得できません。
「かわいいな、ユリ、ぽちゃぽちゃ、柔らかいおっぱい、いいねぇ」
素っ裸に剥いた由梨をテーブルに仰向かせ終えた男三人。手足をひろげさせた21歳の大学生大島由梨の隅々まで、たっぷり見てやり弄ってやって、おしっこまでさせて、今夜は終わりにするのです。檻に監禁される由梨。
「さて、さて、どこから、なぶって、あげようか、カワイイ、かわいい、ユリちゃんよ」
ここはオーナーの絵描き山村和也の出番です。由梨が仰向いたテーブルの高さは70p、立っていると手を降ろして真下に裸体です。股をひろげさせ、太ももを持ち上げてあるので、女の股が上向いてのご開帳です。肩からのひじをひろげているので、乳房は丸出しです。頭はテーブルの外だから、顔が上向き後ろ向きです。
「なめてやるよ、最初に、おめこ、舐めてやる、いいな」
「じゃあ、おれは、おっぱい揉んでやろうかな、フェラはそのあとだな」
和也が由梨の股に唇をつけるというので、裕也は乳房を揉んでやるというのです。

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鉄棒からおろされた棍棒のブランコに、膝をひろげて結わえられ、肘をひろげて結わえられ、背中をテーブルに置いた格好の由梨。全裸、股をひろげられ、胸をひろげられた21歳の大学生です。
「ううっ、あん、いや、ああん、いやっ」
湖畔の別荘二階に設えられた檻部屋とお仕置き部屋。八畳二つをつないだお仕置き部屋で、連れ込まれてきた由梨が、ビデオ撮影されているのです。
「いいじゃん、ユリのまんこ、舐めてやるぜ」
絵描きの和也が、由梨がひろげた股の真ん中へ、顔を近づけ、唇を柔らかい真ん中、陰唇にかさねます。和也は下の唇で、まだ閉じ合わさった陰唇の下部から、擦りあげます。なんどか擦りあげ、陰唇を開かせるのです。
「あん、いやん、だめ、ああ、だめですぅ」
太腿をひろげて仰向かされている由梨。頭はテーブルからはみ出て垂れていて、自分のからだは見えません。顔のうえには、頑強な裕也の顔がみえます。
「おっぱい、やわらかいな、もみもみ、いいだろ、ユリ」
股を和也に攻められ、乳房は裕也に攻められて、浩一にはビデオカメラでクローズアップ撮影されている由梨。まだセックスには未開発だらけの大学生、大島由梨です。
「まんこびらきだ、ご開帳だよ、ユリ」
陰唇のうえから唇でこすりあげていた和也が、顔をあげ、上向いた由梨の股間を、縦割れの唇を、開くというのです。浩一が構えるビデオカメラが、由梨の股間を狙います。和也が、上向かせた由梨の股、太腿のつけ根にペタンと手の平を置いてやります。
「いいねぇ、お初だよ、ユリのまんこ、みるの、お初だよ」
由梨の目には、なされていることは見えません。手をひろげ、太腿をひろげて吊られた自分のからだが見えません。でも、気配で、わかる、恥ずかしいこと、されている、許してください、おねがい、ああ、大学生の由梨、若いピチピチ、女のからだが開かれます。
「おれ、好きなんだよ、女を、こうして、苛めるの、好きなんだ、よなぁ」
絵描きの和也、親からの資産で裕福な暮らしができる身分です。裸にした女をモデルにして、責め場を絵に描き、アダルトビデオを撮らせて作品にしているのです。
「ああん、いや、だめ、ああ、いやん」
陰唇をひろげられ、女の構造をひろげられ、膣口をひろげられている感触に、由梨が泣き声です。さきに男たちからはセックスされている由梨です。男たちは由梨を蹂躙したあとだから、余裕です。でも、和也は違います。拘束した女の裸体をみていると、ムラムラが起こってきて、ちんぽをまんこに入れたくなるのです。





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