えろす由紀ちゃん(2)
 1〜20 2007.11.27〜2008.1.8

     

-1-

真也に処女をあたえてから、田宮先生のアトリエでVSM実験を体験し、そうしてふたたび真也と会うことになった由紀です。待ち合わせの場所は、四条河原町の阪急の前、午後6時。由紀は真也に見られるかも知れへんと思って、薄いピンクのおそろいブラとパンティをつけてきました。それにセーターを着て、スカートはジーンズ地にしました。お化粧は、あんまり濃くなくて、薄いのがすきな由紀なので、ほとんどお化粧していません。
「やあ、待たせたのかしら、すみません」
五分遅れで、由紀が阪急の前に到着したら、真也はもう先に来て待っていたのです。
「ふうん、来てくれないかと思ったけど、来てくれた」
真也は、由紀の顔をみながら、ほほえみ作って、挨拶をしたのです。ま、そんなに深い関係ではなかったので、そういえば二人で会うのは、二回目だったのです。

阪急の上で洋食のお店に入り、ハンバーグセットを食べて、それから、祇園のほうへと歩いて、真也はなんにもいわなかったけど、祇園のホテルへ、そこは初めてのラブホテル。処女をあたえたラブホではありませんでした。
「ええんやろ、今日、ええんやろ・・・」
肩を抱かれて、祇園のなかのちょっとさみしい通りにあった風の火ホテルって看板があがった、和風のホテルです。
「はぁ、ええといえばええんですけど・・・」
由紀のこころに田宮の顔が浮かび、そうして先輩の真也と一緒にいることが、なんだか信じられない感じで、風の火ホテルのお部屋へ通されたのでした。

     

「田宮先輩のアトリエへ行ったんやろ!」
由紀の肩を抱いた真也が、由紀の耳元で言います。由紀は、はっと驚き、どうして真也が知っているんやろ、と思うのでした。でも、そんなことはいえないまま、行ったことを簡単に伝えて、それよか由紀は、真也とラブホテルへ、二回目ですけど来てしまって、なんだか恥ずかしいような後ろめたいような、そんな気持ちになってくるのでした。
「由紀って呼んだらええよね、由紀」
「はぁあ、せんぱい、そんでええですぅ」
「それで由紀、田宮先輩とやったやろ」
「ああ、なにを、なんのことですか」
真也は、田宮先生にセックスされたことを知っている。なんで知ってるんやろ、由紀は、わけが分からなかったけど、それよか真也に抱かれるドキドキが先で、ぽ〜っとなっているだけでした。

-2-

風の火ホテルのお部屋は、ちょっと由紀には信じられないようなお部屋です。和風の四畳半にベッドルームが八畳ほどで、おおきなピンクのお布団が、こんもりかぶったベッドがありました。四畳半の畳部屋とベッドルームはふすまで区切れますけど、ふすまは入ってなくて、続き部屋です。
「うん、ちょっと変わったホテルなんよ、面白いんやぜ」
軽く由紀を抱いたまま、真也が、由紀に説明しだします。由紀は、そんな真也のはなしはどうでもよくて、ホテルへ一緒に来ただけで、顔がほてって、恥ずかしさで、顔を隠したい気持ちなのです。

「電動しかけで、プレイができるんやぜ、由紀は知ってる、プレイって」
そういわれても、由紀には真也の言ってる意味がわかりません。
「プレイできるって・・・」
「そうなんや、高級な趣味って感じやね」
そんな会話をそろそろと交わしながら、由紀は、もう目の前がふらふらしている感じで、真也の言ってることも上の空です。
「それを使って、由紀をよろこばせたいな」
「ああ、せんぱいぃ、わたし、よろこびたい・・・デスぅ」
「調教って知ってる、ちょうきょう」
真也は、由紀を抱きしめたまま、セーターの裾から手を入れてブラの上からおっぱいを揺すってくるのです。

     

「ああ、わたし、しりません、ちょうきょうって・・・」
由紀は、知っているような知らないような、ぼんやり、うずうず、なんか教えてもらえるんや、とふっと思うのでした。
「田宮先輩といっしょに、するんやぜ、由紀・・・」
セーターがまくられて首後ろで留められ、そうしてブラが外されてしまう由紀です。和室の四畳半。黒い紫檀のテーブルに腰掛けるように、お尻を降ろされた由紀です。
「はぁあ、せんぱい、わたし、こどもでけんようにして、やってね」
由紀は、避妊することを、真也にいうのです。
「スキン使ってあげる、そんでええやろ、ダースで持ってきてるよ」
真也は由紀のからだを触りながら、首筋、おっぱい、腰まわり、そうしてスカートをまくりあげ、ピンクのパンティ丸見えにして、黒テーブルに腰掛させているのです。

-3-

由紀は真也先輩からいわれるままに、黒い紫檀のテーブルに腰をおろしたまま、天井から降りてきた1mの棍棒の両端に取り付けられた皮バンドに膝を括られていくのでした。
「ねっ、由紀を調教してやるんだぜ、女の子は嬉しいみたい、由紀も嬉しいやろ?!」
由紀はびっくりです。パンティを右足だけ外されて、膝を棒の端に拡げて、膝うえ太ももにかかるあたりでベルトで留められ、ああ、1mに拡げた膝のまま、手の肘をあわせてベルトで結わえられ、棍棒の真ん中に留められてしまうのでした。
「ああん、せんぱい、なにするんです、こんなの、ああん、手も足も動かせへんやん・・・」
「そうや、そんでええねん、たっぷり、由紀を、かわいがる、調教や」
そうして、由紀は、畳に着いた足裏を持ち上げられ、黒いテーブルの上へ置かれていくのでした。

「どうや、由紀、鏡みるかい、M字ってゆうかっこうやぜ」
四畳半の方壁のカーテンが開かれて、目の前の壁が鏡になって、由紀の姿が、恥ずかしい姿が、セーターをまくられて首うしろ、ブラが外されぶらぶら、それに1mの棍棒に拡げた膝の左には、ピンクのパンティが残っています。手を合掌するように、肘を合わせたまま手の平は、自由に左右に動かせるんです。
「ああ、なに、せんぱい、こんなの、わたし、だめですぅ、ああん、だめですぅ」
由紀は、鏡に映った自分の姿をみるなり、あっと驚き、そうして半泣き、なんて格好なの、羞恥心に見舞われて、足を閉じようとしても閉じられない、卒倒しそうなくらい、動転してしまったのです。

     

「由紀、うれしいかい、おめこまるだし、おめこまるみえ」
畳にあぐら座りの真也が、鏡に映った由紀の姿と、横にM字になった由紀のからだを、相互に見ながら、顔を持ち上げさせて言うのです。卑猥な言葉を由紀に浴びせる、そうして恥ずかしいことを由紀に言わせる。真也の調教の最初は、そん羞恥心をもてあそぶ調教から始まったのです。
「なっ、由紀、おまえ、おんなやろ、ちんぽないやろ、それで、おれのちんぽほしいやろ」
「ああ、せんぱい、恥ずかしい、そんなのセクハラ、恥ずかしい・・・」
「由紀は、そんなこと知っててうれしがってるんやろ、うれしいんやろ!」
由紀は、自分の気持ちを整理できません。真也の卑猥な言葉に、身構えてしまって、そう反論したらいいのかわからない、従順になるには、心がついていきません。鏡に映された恥ずかしい姿の由紀です。由紀は、狐につままれたような、わけが分からない、あのVSMみたいな感覚になっているんです。

-4-

黒い座敷テーブルの上にM字の格好になった由紀を、真也が肩に手をかけ、由紀のからだを立てさせます。真也は、丸くて低くて小さい背凭れつきの回転椅子を持ち出し、黒い座敷テーブルの上に置き、由紀のお尻を回転椅子に乗せるのです。
「なにするん、ああん、せんぱい、なにするん」
膝を1mに拡げられた由紀です。1m棍棒の真ん中に肘をあわせて括られて、自由に身動きできないからだです。セーターもブラもパンティも、みんなからだに着けたまま、淫らにひろげられておっぱいもお股もまるみえ、開いたままで、大きな鏡の前で、由紀はM姿の全身をさらけ出しているのです。

「ああん、恥ずかしい、せんぱい、こんなん、恥ずかしい・・・」
直径15cm回転椅子に乗せられた由紀は、お尻だけが乗った格好で、足をつけると前かがみ、真也に肩を持ち上げられて背凭れに、まっすぐ立たせて、開いたお股が丸見え状態。
「ああん、ああん、お股かくしてぇ、おねがい、こんなの恥ずかしい・・・」
由紀は半泣き状態で、真也にうったえます。背凭れに背中をつけ、回転椅子にお尻を置いた由紀のからだです。真也はこの由紀を、思う存分に触って、可愛がって、最後に本番ちんぽで逝かせてやろうと思っています。それを由紀にも見せつけて、いっしょに楽しもうというのです。

     

「そやから、いいやろ、由紀、こうしてばっちり、鏡に映して」
黒い座敷テーブルを鏡に近づけながら、真也は由紀にいいます。
「由紀、こんなん自分でみたことないんちゃう?」
由紀のからだが鏡の前にずらされて、その距離わずか50cmです。真也は由紀の後ろから、鏡を見ながら由紀を触る、そうゆうかっこうで、由紀のおなぶり、いたぶりがはじまるんです。
「よう見えるやろ、ばっちし明るくしておいて・・・」
鏡の横の照明をパチッとつけて、明るくします。
「写真とか、ビデオとか、撮れるんやぜこの明るさで」
天井から降ろされた二本のロープが、由紀の膝を拡げて割った棍棒の両端に括られ、ぐぐっ真横の棍棒が引き上げられてしまいます。

-5-

由紀はびっくりしています。誰にも見られたくない恥ずかしい処を、真也先輩にひろげられてしまって、そのうえ、鏡を目の前にして、正面から自分のあられもない姿を、見る羽目になって、もう恥ずかしい気持ちと、くやしい気持ちと、わけわからない気分に見舞われてしまうのでした。
「由紀、こんなん好きなんちゃう、そうやろ?!」
棍棒の両端に膝を括りつけ、1mに開いた由紀の膝です。その棍棒が持ち上がり、丸い回転椅子の背凭れごと、斜め後ろに倒れてしまう。
「ああん、せんぱいぃ、なんですかぁ、こんなの・・・」
「まあ、まあ、由紀のちょうきょうや、きっと好きになるぜ!」
「ああん、なんでぇ、こんなの、ああ、いやぁ・・・」
開いたお股が、鏡の真正面にきて、陰毛の下に縦割り唇が、ああ、とっても淫らに見える由紀です。

真也が由紀の後ろにまわり、鏡を覗き込みがら、由紀の露出したからだの部分に触ってきます。
「由紀はどっから触ってほしいんやろ、言ってごらんよ」
すでに腰のあたり、太もものつけ根あたりに、真也の手が置かれていて由紀に聞いているのです。真也の魂胆は、由紀に言わせて、そのようにしてやろうと思うのです。由紀の意思によって、触ってやろうと思っているのです。
「ああん、そんなん、触らんといてほしい、さわったらあかん」
お股を閉じようとぐっと力を入れる由紀です。でも、1mの棍棒に拡げて括られた膝は閉じられないんです。手で覆って隠そうと思っても、肘を棍棒の真ん中に括られているので、覆うことができないんです。
「うんうん、由紀をじっくり見てあげるんだよ、嬉しいやろ?!」
真也は、たじたじ顔を赤らめてうつむく由紀に、後ろから耳元へ囁くようにいうのです。

     

真也が、太ももの根元を抱くようにして、指先をお股の唇の横へとあてがいます。
「ふふん、由紀、よく見てるんやぜ、開いてやるから、なっ」
こんな恥ずかしいことってあるかしら、と由紀は思うこともできないまま、恐怖のような気持ちに襲われてきます。先日、初めて、真也先輩とラブホテルへ行き、そうして初めてのセックス体験をしたばかりの由紀です。真也とは二回目のラブホテルですけど、もっと別の、なんとなく甘い感じの時間が過ごせると由紀は思っていたんです。
「ああん、せんぱい、わたし、こんなこと、いやぁ、恥ずかしい、こわい・・・」
由紀は、半泣き、膝を拡げられ、太ももを開き、そうして閉じることができないお股を、50cm前のおきな鏡に映し出しているんです。穴があったら入りたい気持ち、恥ずかしい、恥ずかしい気持ち、初めての屈辱、由紀は気を失うほどに、緊張し、羞恥のなかにいるのでした。

-6-

由紀は二十歳の大学二年生。そんな由紀がセックス経験二回目で、お股を拡げられ、足を閉じられないように固定され、そうしておめこを男の目に晒す。由紀には信じられない出来事です。相手がクラブの先輩だからこそ、よけいに恥ずかしい気持ちになるのかも知れません。
「ほれ、由紀、ここの唇、ひらいてあげるから、よぅく見ようね」
由紀の股間の陰唇根元、右と左に指四本づつをあてがった真也が、根元を押し込むようにして、陰唇の口を開けだします。そうしておいて右指で、陰毛を裾からめくりあげるようにして陰唇の先っちょを露出させます。
「ほれほれ、陰毛かきあげて、クリちゃんも頭だし・・・」
1mの棍棒に開いた膝を持ち上げられた由紀にも、鏡のなかにはっきり見える自分のおめこまわりです。

みだら、淫ら、淫らなお股のワレメとその内部。由紀は、はっきりと自分の持ち物を見たこともなく、いまここに初めて、それも先輩真也に見られながら、自分も見るとゆう屈辱です。羞恥です。とっても恥ずかしいできごと、穴があったら入りたい。
「ああ、だめ、ああん、せんぱいぃ、ゆるして、ゆるしてくださいぃ・・・」
四畳半の畳部屋。祇園の奥まった処にある風の火ホテルの特別ルーム。真也は家の信用で、ここに出入りする大学院生なのです。
「じゃあ、由紀のおめこをじっくり見てあげようね、なになに、一緒に見たいって!」
大きな鏡に正面向いた由紀を90度回転させて、真也があぐらに座った目の高さに、由紀の股間が来てしまいます。

     

座敷テーブル上の回転椅子座部は15cmの円形で、背凭れが斜め後ろに倒れるようになっていて、由紀はその回転椅子にお尻を置いているのです。天井から降ろされた1m棍棒に膝を拡げて括られて、手の肘を合わせて棍棒の真ん中で結わえられている由紀なのです。半裸、セーターがまくられ首後ろでおっぱい露出させられて、ブラはホックを外されてぶらぶらです。そうしてパンティは片足穿いたまま、棍棒に留められている格好です。
「ああん、せんぱい、どうしてこんなこと、するん、ああん、わたし、恥ずかしい・・・」
「うん、どうしてって、そりゃ、由紀のちょうきょうってことさ!」
恥ずかしさのあまり、からだをこわばらせる由紀を、真也はなれた手つきで、由紀をもてあそんでいきます。
「ああ、ああっ、せんぱいぃ、あかん、さわったら、ああん、あかん・・・」
真也は、正面にある由紀のおめこに、指をあてがい、陰唇の先を親指の腹で撫で擦りだします。そうして横に張った棍棒の下から上へ手を入れ、由紀のおっぱいをまさぐりだしたのです。

-7-

好きな先輩真也さん、大学二年生の由紀は、憧れの的でした。そうして二人だけでデートしてホテルで処女をあげた真也先輩。そうして二回目のデートで、ちょっと変わったラブホテル、風の火ホテルへ連れてこられて、そこはSMちっくなお部屋で、恥部屋、ハジベヤという名前。四畳半の和室とベッドルーム、それにバスルームがある恥部屋です。
「ぺろぺろ、しちゃうぞ、由紀、いいやろ!」
指先で陰唇の先っちょを撫ぜ揉みしていた真也が、由紀のおめこへ唇を押し当ててきます。じとり濡れだして、透明のねばっこ液体が、ぷっくら溜まってくるのを見計らって、真也がクリニングしだすのです。おっぱいを裾から持ち上げるようにして、揺すって、ときおり乳首を軽く抓んでやる真也。そうしておめこを、ゆっくり、そっと、軽く、ふんわり、由紀を焦らすようにして、感じさせてきたのです。

1mに拡げて持ち上がった足、膝と太ももを、軽く撫ぜ、そうして急所の中心へとたどりついてきたのです。真也は思うのです、最初が肝心で、由紀を気持ちよくさせて、なんどもやって、由紀のほうからやって欲しいといわせる。とまあ、こんなことを考えているんです。由紀は、純情です。年の割にはおぼこくて、オナニー経験でからだの満足を得てきただけの二十歳、大学二年生。
「今夜はここで、明日の朝までゆっくりだよ、ふふん、由紀、何回イケルかな、ふふん」
最初にハードな縛ってイカセル方法を真也が取った理由は、由紀が自分を好きになっていて、そんなとき強引なほうが従順になる、と思っていたからです。由紀は、そんなことは分かりません。セックスの経験も未熟だし、からだの満足もまだ分かりません。

     

ぺろっ、ぺろる、ぺろぺろ。真也の舌先が、由紀の陰唇を舐めだしたんです。由紀は、びっくりです。だって、男の人に陰唇を舐められるなんて、初めてのことです。ええ、最初のときも、田宮先生のときも、おめこを舐められていませんでした。
「ああ、ああっ、だめ、ああん、こそばい・・・」
それがこそばい感覚なのかどうかも分からないまま、うごめく男の人の舌先で、由紀はそう思ってしまうのです。ぺろっ、ぺろっ、ぺろぺろ。陰唇の外から真也の唇で挟まれていた由紀でしたが、舌先をワレメに入れられてきて、ぺろんぺろんと舐めあげられて、なんだかうずうず、いい感じがしてくるんです。
「由紀のおめこ、じゅるじゅるって、濡れてきてるよ」
唇を離され、顔を持ち上げた真也に言われて、由紀はなんともえいない恥ずかしい感じがしてきます。恥ずかしくって知られたくない秘密を、真也に知られだしている羞恥心です。

-8-

ぺろぺろ、じゅるじゅる、真也先輩に舐められて、由紀はタジタジ、足を閉じたくても閉じられなくて、もう泣くに泣けない気持ちになって、恥ずかしさでいっぱいなのです。真也は、由紀の赤くほてった顔をみて、その表情が気に入ったようすです。
「で、由紀、おれのちんぽ、咥えてほしい、教えてあげる、フェラってゆうんだぜ!」
真也は立ち上がり、腰から突き出たおちんぽを、由紀の目の前に突きつけてきます。M字になったままの由紀の頭を、後ろから押し出し、真也のおっきくなったおちんぽの先っちょを顔にくっつけさせます。
「経験あるんやろ、由紀、どうなん、知ってるんやろ、やりかた」
真也は、由紀が初めての経験だと思いながらも、過去を疑っているのです。

「ああん、せんぱい、わたし、しりません、しらないですぅ」
「うそやろ、由紀が知らん筈ないとおもうけど」
「ああん、ほんと、知りません、は、じ、めて、ですぅ・・・」
恥ずかしいポーズを取らされたまま、真也のぶっとい勃起おちんぽを目の前に突きつけられて、由紀は怖さのような、驚きのような、びっくりする感じで、うろたえているのです。男の人の勃起おちんぽ。実物を見るのは、まったく初めての由紀です。この前の初体験のときは、そんな余裕もなかったから、はっきり覚えていません。
「ほら、由紀、おとこのちんぽ、ねぶってごらん、ほら、手で握って」
棍棒の真ん中で肘をあわせて留められているけれど、手の平自由に動かせられる。由紀は、ぶっと突き出されたおちんぽを、両手の平に包み込み、そうして先っちょに唇をつけてしまうのでした。

     

「おれのちんぽ一分間ねぶってくれたら、由紀のおめこ一分間ねぶってあげる、いい案やろ!」
真也せんぱいにそういわれて、由紀は、レッスン受けてるような感覚になってきています。
「フェラのしかたを教えてやるから、ゆうとおりにするんやぜ」
「ああん、せんぱい、ふぇらって、ああ、どうするんですぅ」
言うまでもなく真也がぐっと勃起おちんぽを由紀の唇につけてきたので、由紀は、そのまま亀頭をお口のなかへと入れたのです。女の子の本能です。おちんぽを握ってなめてあげる、しごいてじゅぱじゅぱしてあげる。女の子の本能です。
「ううっ、ふぅうう、ううう、ふぅ」
口の中へ勃起おちんぽの半分ほどを挿し込まれて、由紀は塞がれた口の中で、舌をぐじゅぐじゅって動かし、じゅるじゅると吸ってあげます。教えられるまでもなく、自然にできたんです。足を開いたままのM字スタイルで、小さな回転丸椅子にお尻を置いて、あられもない姿で、真也の勃起おちんぽをフェラする由紀なのです。

-9-

真也のおちんぽフェラしていて、由紀は、男の人のおちんちん、硬そうやけど、案外柔らかいんやなぁ、と思います。男の人のおちんぽって、先っちょ、亀頭ってゆう部分は、柔らかいんですね。それとおちんぽさんの胴体は、触っているとだんだん硬くなってきて、ピンピンになって、棒みたいになって、そうして射精してしまうんですね。このことは、このあと由紀が体験することですけれど・・・。
「こんどは、由紀のおめこをしゃぶってあげる、ね」
一分間、真也せんぱいの勃起おちんぽをナメナメ、じゅぱじゅぱしてあげて、それから真也が由紀の前へ座り込み、目の前の由紀を、正確にゆうと、由紀の陰唇と膣の入り口を、唇で挟み、舌先でぺろぺろしていくのです。
「ねえ、由紀、ここ、名前、なんて言ってるん?」
ぺろぺろ、舌先で舐めて拭ったあと、唇を離して、由紀を見上げて聞く真也です。

由紀は、とっさの質問に、わけがわかりません。お股の真ん中のことを聞かれてるんだとわかったのは、そのあとです。
「由紀のここ、なんてゆうんやろ、女の子は、なんて言ってるん」
「ああん、せんぱい、そんなこと、わたし、ああん、恥ずかしいこと・・・」
小さな回転丸椅子にお尻を置いて、膝は1mに拡げて棍棒に括られたまま、吊られて持ち上げられた由紀のからだです。赤ちゃんがおしっこ抱かれておしっこする格好で、正面から真也せんぱいに見つめられているんです。
「ああん、せんぱい、恥ずかしい、で、すぅ」
祇園の風の火ホテルの恥部屋は四畳半の畳部屋。由紀はこの恥部屋に連れ込まれ、調教といわれて真也から、その手ほどきを受けだすのでした。

     

真也せんぱいに、拡がったお股をなぶられていく由紀です。両方の手の平を、ぺたんとお股に置く真也せんぱい。人差し指と人差し指のあいだに、陰唇が挟まれ、そうして、真也せんぱいは、二十歳の由紀のお股の真ん中、ここを拡げだしてしまうのです。
「ああん、せんぱい、あかん、そんなんしたら、あかん・・・」
膝を持ち上げられて開いたままの由紀は、半泣きで、恥ずかしさに堪えて、身震いしています。
「なになに、由紀、みんな見てあげる、いい気持ちになって、見てもらうの、好きになるよ!」
「ああん、せんぱい、恥ずかしい、ですぅ、ああん、だめってばぁ」
からだを揺すっても、真也の手を止めることができない由紀。羞恥の際で、誰にも見せたくない処を、明るく照らされて、じっと見入られてしまう屈辱です。
「ふんふん、由紀は、この穴に、なにをいれて欲しいんやろなぁ」
手の平で陰唇を拡げてのぞき込む真也をみとめて、由紀はジンジン、視線に刺されて、むずむずっとしてくるからだです。

-10-

お股になにを入れてほしいの、と聞かれても、由紀には恥ずかしくっていえません。
「ほら、由紀、ここ、おめこ、ああ、じゅるじゅる、濡れてきてる、なか、ああっ、ピンク」
ぐっと恥ずかしさを堪える由紀。1m棍棒の両端に、膝を拡げて括られて、閉じるに閉じられないお股です。真也が顔を近づけて、陰唇をなぶって拡げ、そうして中を覗き込み、ピンク色やというのです。
「あん、だめ、あかん、せんぱいぃ、恥ずかしいから、ああん、あかん!」
由紀は、半分泣き声になってきています。セックス経験二回目のまだまだうぶな二十歳の由紀です。好きな先輩真也のことだから、嬉しい気持ちで恥ずかしい。由紀は、なにが起こっているのかもわからないまま、真也のおなぶりを受けているんです。

「うんうん、由紀のおめこ、ちっちゃいんかなぁ、ほれ、見てごらん」
丸い小さい回転椅子に、お尻を降ろして拡げた足を上げさせた、由紀を正面から真也が観察中なのです。
「ほれ、由紀、どうなん、感じるかい!」
陰唇を左手指で開いておいて、右の指二本を上向かせ、挿しこみだした真也せんぱいです。
「ああん、せんぱい、ああ、だめ、ああん、さわったら、あかん・・・」
「ほれほれ、由紀、見てごらん、鏡に映してあげるから、一緒に見ようよ」
由紀の正面から真也がからだを退けると、壁の大鏡にばっちり由紀のお股が映っています。目の前、50cm、ぐっと拡げた太もものつけ根。真横に開いたお股の真ん中。真也が指で恥の唇開いてしもて、ばっちりピンクの襞が見えています、鏡に映しているんです。

     

四畳半の恥部屋で、由紀はお股を開かれて、じっくり観察されているところです。由紀は二十歳のうぶな大学生です。尊敬の真也せんぱいに、おめこを剥かれて開かれて、恥かしい気持ちに見舞われ、半泣き状態、穴があったら隠れたい由紀です。
「ほら、由紀、ここ、ぷっくら、顔の唇と、よう似てる、なんてんだろ、これ?」
真也が、ふたつある陰唇の、向かって右を指でつまんでひっぱり拡げ、めくって鏡に映し出します。
「由紀、いってごらんよ、これの名前」
「ああん、せんぱい、そんなこと、ああん、ゆるしてください、オネガイ・・・」
「ふぅうん、由紀はここのこれ、名前いえないの、あほなんやなぁ」
そうして真也は陰唇拡げたまま、親指と人差し指で、クリトリスをつまみ出そうとしてきます。
「豆、由紀のお豆を、見てあげる、こりこり」
クリをまわりの皮ごとつままれて、ぐりぐりっと揉まれてしまい、由紀にはちょっときつい刺激がからだの中に伝わります。

-11-

祇園の風の火ホテルの一室へ、由紀は二回目のセックスで、真也先輩につれられ、SMちっく恥部屋で、かわいがられているのです。
「ああん、せんぱい、だめ、ああん、見たらあかん、さわったらあかん・・・」
ぐっと拡げさせられたお股の真ん中。由紀は真也に陰唇つままれ、そうしてなかを開かれ見られてしまいます。
「由紀のおめこ、おめこってゆうんやろ、ここ、そうやろ」
「あああん、そんなぁ、そんなんちゃうぅ」
「ちゃうって、そんなら、なんてゆうんや」
そんな問答しながら、由紀は先輩真也に、おめこの形を見られ、ねぶられ、さわられていきます。恥ずかしいったら、これほどの恥ずかしさを味わうのは、由紀は初めてです。思春期のころに、好きになった男の子から声かけられて、恥ずかしい気持ちを味わったけど、そんなのより何十倍も恥ずかしいんです。

「ああ、あん、さわったら、ああん、あかん・・・」
由紀は、もう目の前がかすむくらいに胸がドキドキ、ぽーっとなって、それにしてもお股を触られて、うん、なんかしらむずむず、からだが騒いでいるのがわかります。
「ううん、由紀、ぬれてきてる、びっちょり濡れてきてる!」
鏡の前で、おめこを開かれて、そのピンクっぽいお口のなかに、粘っこいお汁が、じわ〜っと滲み出てきて、溜まってきているんです。
「由紀のかいかんじる、快感汁やぜ、感じてるんや!」
「ああん、せんぱい、そんなぁ、わたし、恥ずかしいの・・・」
1m棍棒に膝を拡げて括られて、引き上げられた由紀です。こんな恥ずかしい格好で、それでもからだを触られて、刺激されていくと、ああ、恥ずかしいお汁が、出てきてしまうんです。

     

何回かフェラとクリニングを交換して、いよいよ由紀は先輩真也のおちんぽ洗礼を受けることになります。処女をあげた初めてのときは、由紀は仰向き寝たままで、ベッドで挿入うけました。でも、二回目、風の火ホテルの恥部屋で、由紀には信じられないようなかたちで、先輩真也の勃起したおちんぽを、おめこに受け入れさせられるんです。
「由紀も見るんやぜ、ぶすぶす、交わっているとこ、いっしょに見るんやぜ!」
まぁるい小さな回転椅子にお尻を着いて、1mの棍棒に拡げて括られた膝が引きあがり、肘を一緒に括られて、身動きとれないM姿。その真ん中を、その格好で、真也が挿入しだすのです。
「ああ、ああっ、いたいですぅ・・・」
由紀にはまだ、生まれてこのかた二十歳まで、二回目の勃起おちんぽ挿入洗礼です。最初の痛みの記憶から、とっさに痛いと思います。真也のぶっといおちんぽ。にょっきり亀頭が由紀のおめこに押し当てられたのです。

-12-

膝をひろげて上へ引き上げ、からだがM字の格好になった由紀を、真也が犯していくんです。身動きとれない由紀を、先輩真也が後輩由紀を、犯していくんです。犯すとはいっても、まあ、ラブホテルへ一緒にきたわけですから、暗黙の同意ずみというところです。
「ああん、せんぱいぃ、いたい、ダメぇ、いたいですぅ・・・」
真也のおちんぽが、ぶすっと半分まで、由紀のおめこに挿しこまれて、由紀は、目をつむり、お顔をしかめて、痛いといいます。まだ、男のおちんぽを、十分に呑み込めないんです、由紀はまだちんぽ挿入二回目だからです。
「由紀、しんぼうするんや、そのうちええ気持ちになるんや・・・」
ぐいぐい、半分挿しこんだおちんぽを、いったん抜いてしまって、真也は、由紀のお股に口をつけ、じゅるじゅるっとお汁を吸い取り、そうして指でおめこのなかをまさぐり、ふたたびおちんぽを、挿入しだします。

膝を折って立った姿の真也です。ちょうど腰のところに由紀のお股です。ぶすぶす、挿しこんで、やっぱり半分挿しこんだところで、それから奥へは入りにくいんです。
「ああん、せんぱい、だめ、ああん、いたいですぅ・・・」
由紀には、わけの分からない感じがする味を、痛いとしか表現できないのです。
「おっぱいを、ああん、おっぱいを、さわったら、あかん、ああん」
ぶすぶす、おちんぽが挿入されるときに、おっぱいを触られ、乳首をつままれる由紀が、触ったらだめだというのです。なにしろ、恥ずかしさに身構えて、怖さの中にいる未熟な由紀なのですから・・・。
「由紀のおめこ、よう締まってるぜ、キチキチ、奥まで入らない」
真也のおちんぽサイズが、由紀のおめこサイズより大きいのかも知れません。なんていっても、由紀が見るかぎり、フランクフルトソーセージ。そんな太くて長いモノが、全部入りきるなんて、思いもかけないことなのです。

     

風の火ホテルの恥部屋は四畳半の畳部屋。SMお道具完備の特別ルームです。そんなこととは知らない由紀が、先輩真也に連れ込まれてきて、M字縛りで、逝かされているところです。
「ほら、由紀、濡れてきてる、お汁が出てきてるんやぜ、べちゃべちゃぁ」
何回か、少しずつ、挿しては抜き、挿しては抜きして、ようやく奥まで埋め込んだ真也が、由紀の頭を抑えて、挿入された様子を見させながら、いいます。ぐっと開いた由紀の太もも。膝がおっぱいの横まで引きあがった姿で、お股丸見え状態です。うっすら、ぼんやり、気が動転してしまって、何がなんだかわからないまま、由紀は思います。
<ああ、おちんぽが入ったんや、入ってるんや・・・>
痛くはありません。快感というには、主にオナニー経験で、イってしまうあの感じ、あの快感とはちょっと、かなり、違うんです。
「ほら、由紀、抜いて、挿して、ほらっ!」
「あああっ、ああん、だめだめぇっ」
じわじわとゆっくり抜かれたおちんぽが、亀頭だけをおめこに残し、そうしてブスブスっ、一気に挿しこんでくる真也先輩です。その反動で、由紀のあられもない悲鳴のようなお声が発せられたのです。

     

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おちんぽ挿入で、えたいのしれない気持ちになっている由紀です。快感という味かも知れない。そうなの、そのときの感じが、快感の入り口でした。
「由紀、いいんやろ、ほら、気持ちいいんやろ!」
ぶずぶずっ、真也の勃起したおちんぽが、由紀の濡れそぼったおめこに挿入されだして、ますます濡れ濡れ、じゅるじゅるお汁が滴りでてきて、ああ、オナニー経験しかなかった由紀は、それよか数段も気持ちいい、そのちんぽ挿入を感じています。
「ああ、せんぱい、ああん、だめ、ああ、恥ずかしいですぅうう」
ぶすぶす、じゅるじゅる、からだを斜めに立てられて、膝を1mに開かれて、太ももがおっぱいの横まで持ち上げられて、そうして真ん中、おめこにぶすぶすっと勃起おちんぽが挿し込まれているんです。

「ははん、由紀、好きになるんやぜ、忘れられなくなるんやぜ!」
真也は、慣れた手つきで、腰使いで、由紀をいい気持ちにさせていきます。うぶで未熟な由紀であればあるほど、真也にとっては、やりたい放題、好きにしているところです。
「ああ、ああん、せんぱいぃ、わたし・・・」
「ううん、どうしたん、由紀、いってごらん」
「ああん、わたし、こわれてしまいそぉ、デスぅう、はぁあ、ああ・・・」
真也には、ゆっくり、そろっと引き抜かれ、亀頭だけが残されて、しばらく止めてその様を、鑑賞されて、またぐいぐいと挿しこまれ、奥まで収まったところで、由紀に声がかけられて、由紀も必死で答えています。

     

挿入の最初はぎしぎしと、ぎこちなくしていていたおめことおちんぽ。そろそろ、ぶちゅぶちゅ、何度か挿入されては引き抜かれ、その動作が繰り返されて、由紀の表情とお声の質が変わってきています。
「ああ、はぁああ、はぁあ、ああん・・・」
放心したような表情と、はぁあ、ひぃい、あああん、ひぃいい、単純な音がくぐもって、快感を感じている声に変わってきていて、真也もそれで由紀の感度がわかるのです。
「由紀、いい気持ちになってきたんやろ、感じてるんや!」
「はぁ、ああ、せん、ぱい、ひぃい、ああん、ひぃいいデスぅ」
由紀にとってみれば、オナニーの数倍もいい感じ、そんなこと思う余裕もなく、快感です。そうして、感度が昇ってきてオーガズムを迎えそうになります、初めてのオーガズムです。

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1mの棍棒に拡げて括られた膝を、ぐっと胸元まで引き上げられた由紀のからだを、真也が正面から、ぶすぶす、勃起のちんぽを挿し込んでは抜いています。ゆっくりしたピストン運動です。由紀は膝を拡げたまま、太ももを開いたまま、閉じることもできないまま、Mスタイルでからだを立てたままです。
「はぁああん、せんぱい、だめ、ああ、きつい、いたい、ああん、だめですぅ」
「がまんがまん、由紀、そのままイってしもて、ええんやぜ!」
ぶすぶすっと勃起ちんぽ挿しこんで、じゅるじゅるっと引っこ抜き、そうして止めて、由紀に言います真也です。
「ああん、せんぱい、わたし、ああ、どないしょ、ああ、ああん」
あられもない姿にされて、初めてのオーガズムを迎えようとしている二十歳の由紀です。悶えながらも恥ずかしさにタジタジ、顔を赤らめ、アクメへ昇らないでおこうと必死です。

「由紀、声だしてもええんやぜ、気持ちよかったら、声出したらええんやぜ!」
くぐもって堪えたような声しかださない由紀に、真也が声を出せと言ってやります。由紀は、恥ずかしいんです。アクメに昇っていく自分を、見られるのが恥ずかしくって、声出すのを堪えていたのです。
「ああ、ああ、せんぱい、わたし、ああ、いい、ああ、ああ、だめぇ」
由紀が味わう初めてのオーガズムは、からだを動かす自由を奪われたままです。ぐっとからだに力がはいり、肌がピクピク痙攣します。頭を後ろにのぞけって、大きな声を出しだして、ぴんぴんちんぽを跳ね返し、どばどばお汁を垂れ流し、そうしてアクメへ昇っていくのです。

     

真也が由紀を背中から抱きかかえ、膝を拡げて胸元へあげさせたまま、ちんぽをぐりぐり、由紀の声の反応を見ながら聞きながら、抜いて、挿して、抜いて挿して。
「由紀、ほら、もうすぐ、おれも出る、うう、出るぅ」
ずぽずぽ、由紀がはぁあああ〜の悲鳴をあげて、快感の頂点へ昇っていくなかで、真也も射精体制に入ったのです。
「ああ、ああん、はぁああ〜ああ、ああああ〜!」
「ああ、出る出るう、でたぁああ!」
ぶすっと挿し込まれたまま、由紀が快感悲鳴を発しているとき、真也も声を大にして叫び、射精の瞬間を迎えて、ぴしゅんぴしゅん。生のままで真也は由紀のチツ中で、射精してしまったのでした。その夜の最初のアクメを迎えた由紀でした。

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四畳半の和室恥部屋で、初めてのアクメをむかえた由紀でした。オナニーとはちがう、最初のセックスとはちがう、なんかしらからだの芯が絞られるような、ズキズキする感じで、からだが満足しているんです。1mの棍棒がはずされて、由紀はそのまま、ベッドルームへ運ばれて、ふんわかお布団毛布のなかに寝そべります。はだか、裸、素っ裸。由紀はベッドに入って、素っ裸。真也も素っ裸です。スポットライトがつけられて、ベッドのうえが明るく照らされ、由紀は暗くしてほしいと思います。
「由紀、よかったんやろ、ヒイヒイゆうてたぜ!」
「そんなぁ、わたし、そんなんゆうてません、ああ、でんき消してほ、し、い・・・」
「まあ、ここは電気つけたまま、やるとこや、見ながらするんや」
ベッドの壁際のカーテンを、真也が半分開きます。

ベッドの壁際は一面の鏡です。由紀は鏡のなかをみて、ハッと驚いてしまったのです。はだかの自分が、横たわって、その奥に真也先輩が、あぐらをかいて座っています。鏡には自分の裸姿が明るく映り、真也先輩が薄暗くみえます。
「ここは、由紀が悦んで鳴くベッドなんやぜ、わかるやろ!」
由紀は、真也先輩の言っている意味がのみこめません。
<悦んで鳴くって、どおゆうこと・・・>
「由紀は、好きなんやろ、さっきみたいなこと!」
由紀はドキドキ、思いもかけないことされて、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。でも、興味ある感じで、うすうす、SMってことやとわかっているんです。
「ううん、そんなこと、好きちゃう、ちゃうぅ・・・」
そんな会話をしながら、真也先輩が、由紀を抱きかかえて上半身を起こします。そうして軽く接吻です。

     

真也先輩はSです。由紀を裸にして、恥ずかしいことして、由紀を恥ずかしがらせて、そうしてよろこぶタイプの男の人です。由紀は、そんなタイプの男の人がいることを、ブログで読んでしっていました。SMってことも、なにかしら惹かれる感じがして、人にはいえなくて、人のまえで言うこともできないんですけど、興味がいっぱい由紀なのです。
「ああ、ああん、せんぱいぃ、わたし、なんかしら・・・」
「ううん、いいんや、由紀、好きなんやろ」
「うん、わたし、わからへん・・・」
ベッドのうえで、あぐら座りの真也に、上半身を起こされて、抱かれてキッスをうける由紀です。目の前の大きな鏡に写るすがたは、由紀にはうしろになって見えません。このベッドで、今夜の二回目、由紀が真也先輩に可愛がられるシーンが始まるんです、ふたりは素っ裸。

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軽いキッスをしてもらったあと、由紀は真也先輩から、フェラチオのやりかた、ええ上手なやりかたを教えられます。
「そうなんや、おとこは、ここだけなんや!」
「はぁ、せんぱいのん、舐めるんですかぁ?!」
「そうや、フェラってゆうんや、唇で、それから舌で、ぺろぺろからや!」
あぐらすわりの真也が、寝そべらせていた由紀に正座させ、そうしてからだを真也に倒させて、腰から突き出たおちんぽのあたま、亀頭を唇で包ませます。
「いいかい、由紀、咥えたまま、舌の先で、ぺろぺろ、やってごらん!」
いわれるままに、正座して前のめりになった由紀が、真也の勃起おちんぽ亀頭を唇に包みます。そうしてお口のなかを空洞にして、舌先でぺろっと舐めます。

「ううん、由紀、そのまま、唇をしたへおろして、ぐっと呑み込むんや!」
咥えている亀頭から、そのまま胴体へと唇をおろし、ぐっと呑み込む由紀です。でも、真也の全部は呑み込めません。半分、胴体の半分くらいが、由紀の口のなかへ挿されて、もぐもぐです。
「ぎゅっとしぼるんや、吸い込むんや、口の中で密着させるんや!」
由紀はフェラチオの練習、真也から手ほどきを受けているんです。由紀にはフェラチオ初めてのこと、吸って舐めたらそれでいいんやと思っていたけど、上手な舐めかたとか、あるんやと、思わされているのです。
「ほら、由紀、この手で、胴体のしたを軽く握るんや」
由紀の右手を持った真也が、手の平で包み込むようにして、おちんぽを握らせます。
「かるく握って、じょうげに、ゆっくりしごくんや、わかるかい、由紀!」
そういいながら、おちんぽを握らせた由紀の右手首をもって、うえしたへ動かさせ、ああ、おちんぽのしごき方を教えられている由紀なのです。

     

「ほら、由紀、おれのちんぽ、でっかいやろ!」
勃起したおちんぽの根元のほうを軽く握らされ、真也に言われる由紀。でも、由紀には真也の勃起おちんぽが、大きいけど、ほかの男の人と比較はできません。だって、そんなの見るの、真也先輩のんが初めてなんです。
「ああん、せんぱい、わたし、こんなん、ああん・・・」
由紀は、動転しています。成り行きにまかせてのセックス体験ではなくて、じっくり見て、して、コーチされて、教わっているんです。由紀は、恥ずかしさでいっぱいです。
「うん、さっき、由紀の股をたっぷり見せてもろた、そのお返しや!」
真也先輩がいうことに、由紀は恥ずかしさを覚えます。だって、いちばん恥ずかしい処を見たという話題の真也先輩。フェラチオの練習。由紀の調教なんだそうです。

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「ほら、由紀、カエルの格好になるんや、そいで咥えるんや」
足を開いてなげだす真也のまん前で、かえるの格好といえば足をひろげてお尻をついて、そうして胸を突き出し、顔を埋める。そんな格好となるように、真也先輩が由紀にいいます。
「こうですか、こんなのですか、せんぱいぃ・・・」
素っ裸、ベッドの上、真也先輩のいきったおちんぽを目の前にして、由紀はカエルの姿勢で、唇を亀頭にくっつけ、ぺろぺろします。
「そうそう、それで、ぐぐっと半分呑み込む、絞ったままで呑み込むんや」
手を後ろについて、足をひらいて腰をせり出す真也先輩。由紀は、そんな真也の勃起おちんぽを、口に含んで、じゅるじゅる、顔を降ろして、喉まで呑み込むんです。

「うううっ、ふぅうう、ふぅうう・・・」
「そうそう、根元を握って、ぺろぺろ、したから舐めあげるんや」
「ふぅううっ、はぁアア・・・」
由紀は、真也の勃起おちんぽの根元を握り、ぐっと皮を剥いた亀頭を、唇で挟み込み、そうしてそのまま、おちんぽをお口の中へと挿しこんで、顔を左右に振らされて、ああ、お口のなかで、おちんぽが踊ります。由紀は、その感触を、キャンディねぶる感じやと思います。甘いあめの棒、ぺろぺろねぶる。真也先輩のおちんぽをお口に咥えてじゅるじゅるしてると、先っちょからネバッコお汁がぷっと出てくるんです。
「ああ、由紀、ええ気持ちや、腰がぴくぴくしてくるわ」
ピンピンに勃起した真也のおちんぽ。由紀は、おいしそうに舐めまわし、じゅっぱじゅっぱ、じゅるじゅると音を立てるんです。

     

カエルの格好になっている由紀を、前に座って足を投げ出した真也が、右手を由紀のおっぱいへ、左手を由紀のお股へとあてがって、そうして指を動かしだします。由紀の性感帯へ刺激を与えてあげるんです。おちんぽをフェラする由紀に、おめことおっぱいを、お弄りしてあげる真也先輩なのです。
「ほら、由紀、これで、愛っこやろ、ああ、もっとじゅるじゅるして!」
「ふぅううん、せんぱい、せんぱいのおちんちん、おっきい」
「うんうん、由紀、こんなちんぽが好きやろ」
「ああん、せんぱい、わたし、すき、スキですぅ」
由紀は足を開いてお尻を持ち上げ、おっぱいをまさぐられながら、お股をまさぐられ、そのかわりに、真也先輩のおちんぽをお口と舌、それに手で握ってしごいてあげて、ふたりが愛の交換をしているのです。

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フェラの上手な仕方を教えられて、それから由紀は騎乗位でいい気持ちになる方法を教えてもらいます。ええ、フェラと騎乗位、それとシクスナインとか、バックスタイルとか、もちろん正常位でのセックスも、組み込んで何度も繰り返して教えられていく由紀なんですけど、今夜はその最初ってわけです。
「そのまま、からだをオレに乗せてきてごらん」
足を広げた真也の腰で、フェラさせている由紀に、からだをかぶせるようにいいます。ベッドの上、由紀も真也も裸になって、寝そべった真也へ馬乗りにされる由紀です。
「オレにまたがって、そう、腰にまたがって、わかるやろ、由紀のおめこにちんぽ挿すんやぜ!」
「ああん、せんぱいぃ、そんなの、できへん、恥ずかしい・・・」
由紀のほんとうの気持ちです。

大学二年生の由紀、美研クラブの先輩真也にからだを許して、二回目のラブホテル体験です。まだまだ未経験な由紀に、真也は恥ずかしい目にあわせて、それを調教だというのです。真也の魂胆は、風の火ホテルの恥部屋で、由紀をSMの世界へつれていこうとしているのです。その前段、セックスのあれこれを教えているところなのです。
「フェラチオのつぎは、騎乗位、馬にまたがる格好になるんや、わかった?由紀!」
恥ずかしがる由紀を、腰にまたがらせ、からだを立てさせる真也です。真也が手を差し出し、由紀の腰に左手を置き、そうして、右手でちんぽを握って、由紀にも握らせます。
「入れるんや、うえからオレの、ふふん、ちんぽ入れるんや」
こころもちお尻を浮かせた由紀のお股の真ん中に、握ったちんぽをあてがって、チツの中へ亀頭をさしこみ、そうして由紀にお尻を降ろさせる。

     

「ああ、あああん、ああっ、あかん、ああん、はぁああん・・・」
ぶすぶす、寝そべった真也の勃起おちんぽが、腰にまたがった由紀のおめこに侵入してきて、なんともいえないじゅるじゅる感触に、由紀の声がうわづって、表情が喜悦にかわってきたのです。
「由紀、そのまま、うんうん、根元までぜんぶ、挿入したまま、じっとしてろ!」
真也の腰にまたがって、足を真横に開けた由紀。ぶっすり、おめこにおちんぽを、咥え込んだまま、じっとしていろと言われる由紀です。由紀は、真下から突きあがったおちんぽを、おめこに咥えて、ああ、フェラとはちがう、ほんものセックス、ああ、ズキズキしだして、ジュルジュルお汁にまみれさせて、からだの芯が燃えてくる。
「ああん、せんぱいぃ、わたし、ああ、ああん」
密着した真也の腰と由紀のお股。真也が微妙に腰を動かし、微妙なピクピク動きを、由紀が受け止めます。なにかしら、得体の知れないぶよぶよ、むくむく、じゅるじゅる、由紀が初めて味わい、感じる、感触、快感なのです。

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おしっこすわりの要領で、真也先輩の腰にまたがっている由紀に、下からぶすっとおちんぽが挿し込まれてきて、ぐりぐりって動かされて、じゅるっと抜かれてしまいます。由紀のセックス体験は、まだはじまったばかりです。オナニーの快感とは違う、じんわり、ふか〜い、からだのなかが萌えだしてくる快感です。
「さあ、由紀も、咥えて感じるんやぜ!」
「ああん、せんぱいぃ、わたし、感じてマスぅ」
恥ずかしさと一緒に、気持ちのよさも感じて、由紀は夢の中にいるみたい。
「ゆうとおりにするんやぜ!」
「うん、ゆうとおりにするぅ・・・」
由紀のおめこと真也のおちんぽ。みっちゃくしたままで会話していて、由紀は正気ではありません。

「そのまま、お尻を降ろして、密着させる」
「うん、ああ、お尻をおろして、みっちゃく・・・させるぅ」
真也の腰にまたがった由紀が、おしっこすわりのまま、お尻を真也の腰におろします。そうすると、真也の勃起したおちんぽが、ぶすぶす、由紀のおめこに突き刺さって、きっちり密着して、おちんぽで押しひろげられる感じで、密着感に満たされます。
「そうそう、全部のみこむんや、根元まできっちり」
「ああ、根元まで、ぜんぶ、きっちり・・・」
まるでうわごとを言うように、由紀がうわずったお声で、真也の言葉をおうむ返しです。
「ああ、ぜんぶ、ああ、ぜんぶ入ってるぅ・・・」
真也の勃起おちんぽを、からだの奥深くまで収めてしまって、由紀はびっくり怖い気持ちです。だって、ぶっとくて長いおちんぽ棒が、突き刺さって、おへその辺まで突き刺さってる。そんなの、怖いです。でも、うずうず、じゅくじゅく、いい気持ちなのです。

     

「支えてあげるから、腰を浮かしてまわすんや!」
寝そべった真也が、手を差しだして由紀のおっぱいの裾から持ち上げるようにして、支えます。由紀は、左手を真也の肩に置き、右手を自由にしていきます。ええ、真也のからだを愛撫する。真也の腰にまたがって、おめこの勃起おちんぽ咥えたままで、真也におっぱい愛撫され、真也のからだを愛撫して、愛撫しあうのです。
「こう、こんなの、ああ、ああっ、感じちゃうぅっ」
腰を少し浮かせて、ぐりっと回した由紀が感じたのは、おめこの襞をこすってくる亀頭の感触です。鈍感なぐりぐり、ジンジンと染み入ってくる柔らかい快感。おっぱいを揉まれるようにして上半身を支えられ、おしっこすわりでおちんぽ咥え、ゆっくりと腰をローリングさせていく二十歳の未熟な由紀なのです。
「半分抜いて、ジッとして、それからドスンと挿入や、わかるかい由紀?!」
「ああ、やてみるぅ、抜いてドスン・・・」
由紀のセックス調教は、真也にとっても由紀にとっても、愛の証なのです。

-20-

真也の腰にまたがって、上半身をおっぱいの裾に手を置かれて支えられ、そうしてお尻を持ち上げたまま、亀頭をおめこに残して、そのまま静止です。ぐらぐら、中腰で快感よりも辛さがしみてきます由紀。
「ドスンと落とせ、ほら、ドスン!」
真也の声にあわせるように、由紀がお尻をぐっと落とします、どっすん。
「ああっ、いたいっ、ああ、ちゃうぅ、いたないっ、ああ、ああっ」
一気に勃起おちんぽを真上から挿し込んだので、痛いと思った感触が、じつは痛くはなくて、あんやろ、じゅるって感じで、ズキズキなのでした。
「ぐりぐりってまわすんや、由紀のお尻!」
真也の腰に密着した由紀のお股。陰毛と陰毛がこすれあい、ぶっとい勃起おちんぽが、ぎゅっと締まった由紀のチツを押し開いているんです。こんなの初めて、由紀の体験です。

「これ、馬乗りスタイル、ぱっかぱっか」
「ああん、だめ、ああん、動かしたら、ああん、ひぃいいっ」
密着させてぐりぐりさせている由紀を、したから持ち上げるようにして、真也がお尻を浮かせてきたんです。そうして由紀のからだを支えて中腰のまま、真也がしたから、ぶすぶすっと突き刺しだしたのです。
「しっとしてろ、由紀、おれが動かしてやるから」
「はぁあ、ああ、ああん」
「ほら、どっすん、ドッスンやぜ!」
真也が、まっすぐ下から、おめこにむかって挿しこみます。いっきに挿しこみ、じゅるじゅるっと抜きます。抜くといっても、亀頭を残し、胴の部分だけ抜くのです。
「ほら、由紀、お尻をあげて、そのまま、そのまま」
ドッスン、じゅるじゅる、どすん、ぬるぬる、瞬く間にとろとろのお汁にまみれてきた由紀のおめこと真也のおちんぽ。

     

こんなにもとろとろお汁が出てくるなんて、由紀にも驚き、いままでにこんな経験なかったんです。体液が、とろとろの体液が、垂れ流れるなんて由紀には驚きです。でも、セックスしているときには、もっともっと流れ出すことも、これから知っていくことでした。フェラチオ、騎乗位、そうしてバックスタイル。まだお道具を使うまでには成熟しない由紀ですが、だって、まだ真也とは二回目のラブホテルですから、セックス初心者です。でも、なんだか、からだの疼きが、昂じてきて解消するのに、オナニーでは物足らないことがわかってきた由紀、二十歳です。
「ああ、ああん、いくいく、ああ、いくぅううう〜!」
真也の腰にまたがったまま、アクメの坂を昇り始めた由紀です。
「ああ、いくいく、ああ、いくうううっ、はぁあ、はぁああ〜〜ん!」
そうしてばったり、快感を得てしまった由紀。なんともいえない感じの快感。オナニーよりずんずん深い快感。からだの芯がゆすぶられて、爆発するような快感。由紀には、もう祇園の風火ホテルは、忘れられない場所。田宮先生と真也の共有物となっていく由紀の、最初のころのうぶな体験なのでした。

えろす由紀ちゃん(2)終わり



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