えろっち由紀ちゃん
 第三章-2-
 11~19 2008.8.12~2008.8.27

     

-11-

ふかふかピンクのベッドのうえで、なにも着けない裸にされて、開脚M字にタスキ縛りされているわたし。膝がおっぱいの横にくっつくほどに広がって引き上がっているわたし。目の前の大きな鏡に、わたしの恥ずかしい姿が映っています。
「ねっ、由紀、ここ、モミモミしながら、開けてあげる」
信也先輩は、わたしの左乳首をつまんで、軽く揉み揉みしながら、お股の唇を開けてくるんです。
「ほら、由紀、股のなか、開いちゃったよ、ピンクのおめこ」
ああん、恥ずかしいです。鏡にわたしのお股の、肛門から会陰、そこから開く小陰唇がばっちし映っているんです。そうして小陰唇が指でひろげられ、膣の口が見えるようにされてしまうわたし。
「由紀、ここ、おめこ、おれのちんぽで、ぐりぐりしてあげようね!」
後ろからわたしを抱きしめたまま、ぼっきしたおちんぽを、後ろ手縛りのわたしに握らせてくれます。

「ああん、せんぱいぃ、うち、いれてほしい、入れて欲しいですぅ」
「うんうん、由紀、入れてあげるよ、でも、あとで、ね」
信也先輩が手に持っているのは、バイブレーター。ピンク色のかわいいバイブレーターです。
「わかるやろ、由紀、これ、どうするのかわかってるやろ!」
わたし、それの名前がバイブレーターだって知っています。使い方は、オナニーするときに使うんやと思います。
「ええっ、うちに、そんなん入れるんですかぁ、ああん、なんでぇ」
男の人がいる前で、つまり信也先輩が、わたしに、生おちんぽじゃなくて、バイブレーターを使ってくるなんて、わたし、どうしてなのか、その時は、わかりませんでした。

「由紀、バイブレーター使っちゃお思って、うん、入れてあげる、ええ気持になるんやぜ!」
右手に握られたバイブレーターが、開脚M字姿のわたしに、あてがわれてきて、ああん、お股のチツまわりをバイブの先でこすってこられて、そうしてバイブの亀頭を、膣のなかへ入れてしまわれたんです。
「ううっ、わぁああ、せんぱいぃ、へんな感じですぅ、なんか変ですぅ」
異物感、信也先輩のお指か、唇か、舌先、それにぼっきしたオチンポしか知らなかったわたしは、バイブレーターの最初の感触を、硬くてちょっと冷たい異物に思えてしまったんです。
「ああん、そんなの、いれたら、いたいですぅ」
すでにびっちょりぬれた膣のなかでしたけど、ぐぐっと半分ほど挿入されたときの感触は、わたし、痛いと感じちゃったんです。でも、それは痛い感触ではなくて、生ぬるい棒の感触だったんです。くねくねと、電動で動き出してきて、わたし、とっても興奮してしまいます。

     

-12-

開脚M字に括られ、からだを斜め後ろに倒されて、お股をぐっとせりだしてしまったわたしへ、信也先輩はピンク色のバイブレーターを、ぶすっと挿しこんでしまいます。挿しこんだといっても、半分くらいで、手に持った根元を、右へ左へとまわされてしまう。
「ふふん、由紀、どうや、バイブレーターや、おめこに、ほら、入ってるよ!」
鏡の中に映ったわたしの開脚お股。その真ん中にバイブレーターが挿しこまれているのがわかります。わたしは、とっても恥ずかしい気持ちにおそわれて、半泣き状態になってしまってる。
「ああん、せんぱいぃ、こんなの、こんなの、恥ずかしいですぅ」
「なになに、由紀、ええ格好やん、由紀だって好きになるよ、こんなこと」
「ああん、そんなん、好きちゃうぅ」
わたし、とっても恥ずかしい気持ちなのに、うずうずしている感じです。

ふかふかベッドで、足をひろげてMの字すがたになったわたし。目の前の壁に、大きな鏡が張られて、わたしの恥ずかしいすがたが、ばっちし映っています。黒々した恥の毛。そのしたの縦の割れ目がひろげられています。ぱっくり横一文字にひろげた太もも。その真ん中の陰唇が、左右にめくれあがっているんです。そのうえ、先っちょの陰核が見え隠れしている羞恥すがたのわたしです。
「たっぷり、写真を撮っておこうね、正面から、ばっちし、ね!」
信也先輩ったら、わたしの背中に大きなクッションをあてがって、開脚のままのわたしを、斜め後ろに倒しておいて、ベッドと鏡と間にはいりこみ、デジタルカメラを構えているのです。
「ほら、由紀、とってもええポーズだよ、正面から見る由紀って、すっごくえろっちだよ!」
「ああん、せんぱいぃ、写真なんか撮ったら、あかん、ああん、うち、恥ずかしいぃデスぅ」
「なになに、由紀のすべてを、さっ、ばっちし撮って、アルバムにするんだよ」

開脚M字に後ろ手縛り。紐で肩と膝をいっしょにタスキ掛けされているわたし。そうして大きなクッションが置かれた後ろへ、倒され寝かされているわたしです。信也先輩は、手に持ったピンクのバイブレーターを、わたしに挿入し、そうしてデジタルカメラを持ったまま、バイブレーターのスイッチを入れてきます。
「ああっ、ああ、ああっ、だめだめ、ああん、あかんですぅ、いくいく、ああん、いきそおですぅ!」
バイブレーターの振動が、わたしを激しく刺激してきて、身動きとれないわたしは、お声を出してしまうだけです。
「ふふっ、由紀、イッテもええんやぜ、バイブでイッテしもて、ええんやぜ!」
バイブレーターの振動が強くなったり弱くなったり。そうしてわたしがイッテしまいそうになると、スイッチが切られてしまう。
わたしは、ふかふかベッドのうえ、カエルさんが腹を見せた格好で、じゅるじゅるお汁を垂れ流し、悶え呻いているんです。

     

-13-

開脚でMの字の格好にされた裸のわたし。ローズの甘い匂いがするふかふかベッドで、背中に大きなクッションを置かれ、斜め後ろに倒されているわたし。目の前の大きな鏡には、カエルさんがお腹を見せる格好で、わたしが斜めうえを向いているんです。恥ずかしい処が丸見えになって、膝を脇腹のとこまで開いて引き上げられているから、ああん、ぱっくり唇ひらいたままです。縦割れの開いた陰唇から、とろとろみだらなおしるが、会陰から肛門へしたたり落ちてきています。
「ふふん、由紀、もういっかい、バイブ攻めしてあげようね!」
イッテしまう寸前で、ひっこ抜かれてしまったバイブレーターを、信也先輩が左手に握っています。右手に持ったデジタルカメラで、正面から、わたしの羞恥姿を、撮っています。わたしの開脚M姿を背景に、バイブレーターを手前にかざし、そうしてお写真に撮ってるのがわかって、わたし、とっても恥ずかしい気持ち。

「ああん、イカセテぇ、せんぱいぃ、うち、、うち、もう、イカセテ、欲しい、ですぅ」
「うんうん、もうちょっと、ええ格好や、由紀、ええ格好やぜ!」
信也先輩は、わたしのからだが少し落ち着いたところで、また、バイブレーターを挿しこんできます。半分挿しこんだとこで、カメラに収め、ぶすぶす、奥のほうまで挿しこんだところで、カメラに収めています。わたしは、じれったさを感じます。早ようバイブレーターを動かして、わたしを昇天さしてほしい。心の中で、そんなこと思いながら、いざスイッチが入れられると、わたしは、もう真白、なんにもわからなくなって、からだが燃える熱さに、悲鳴をあげて、快感をむさぼるだけです。くねくね、びびびび、くねくね、びびびび、バイブレーターが弱でスイッチが入れられてきます。
「ああん、はぁあ、ああん、ああっ、ああっ、だめ、ああ、いくいくぅ!」
後ろ手縛りで開脚M字。斜め上向いたわたしのからだは、ぴくぴくと痙攣しているだけで、身動きとれません。チツの襞を刺激してくるじゅるじゅるが、からだ全部を麻痺させて、転げまわるにも転げられない、膝を閉じようにも閉じられない。

「ああ、ああ、あああ~ん、ひぃいいい、いいっ、だめだめぇ!」
「いけいけ、由紀、ええ格好や、ええ声や、ふふ、イッテもええよ!」
わたしの横に膝立てて、ピンピンになったおちんぽを、わたしのお口に頬張らせる信也先輩です。
「うう、うううっ、ぐぅうううっ、うう、うう、うううう~!」
わたしのからだが波打ち、痙攣しながら、オーガズムを迎えていきます。お口に挿しこまれたナマのおちんぽ。亀頭と陰茎をお口のなかでさるぐつわされて、わたしは、呻き、悶え、ぐっと爆発していくのを、うん、自爆です。
「いけいけ、由紀、ほら、いけいけ!」
「ううううっ、うううっ、ぐぅうううう~!」
ピクンピクン、ブルンブルン、わたしのからだ、震えて膨らみ、そうしてお小水をぴしゅんぴしゅん飛ばし、爆発、果ててしまったのです。

     

-14-

ふかふかベッドのうえで後ろ手縛りの開脚M字にされたまま、バイブレーターで逝かされてしまったわたし。ふっと気がつくと、タスキ掛けにした紐はとかれて、ベッドに寝かされていました。スポットライトなんかも消されて、ベッドの頭のスタンドに、ほんのり電気がともっています。
「気がついたかい、由紀」
わたし、裸のまま、信也先輩に軽く抱かれていて、耳元で囁くような声で言ってくれます。
「うう、うち、どうしたんやろ、寝てたんかしら?」
記憶では、窮屈に縛られたまま、バイブの振動で、わけのわからない感じになって、めちゃめちゃになっていく自分を覚えているけど、そのあとのことはわかりません。
「そうや、由紀、まあ、昇天してしもたってゆうか、気絶してしもたってゆうか」
「うん、うち、覚えてへん、ええ気持やったけど、怖かった」
わたしは、ほんのりローズの匂いのするベッドのうえで、裸で寝たまま、信也先輩に抱かれているんです。

気がついたわたし。信也先輩は、わたしを胸元へ引きよせ、そうしてぎゅっと抱きしめてきて、おでこにキッスしてくれて、それから、からだを少し離して、わたしのおっぱいへキッスしてくるのです。
「ふぅううう、ふぅううう、うううっ・・・」
わたしは、ベッドに寝たまま反りかえり、信也先輩がおっぱいの先っちょ、乳首を唇にはさんで、モミモミしているのに反応していきます。髪の毛をまさぐられ、背中を撫ぜられながら、信也先輩のおっぱいモミモミが続きます。そうして、わたしの閉じている足を、開かせるかのように、信也先輩の足が割って入ってきます。
「由紀、もういっかい、いいね、もう一回、いいや二回も三回も、やろうね」
「ふぅう、うん、もいいっかい、にかい、さんかい、あさまでして!」
わたしは、それから、信也先輩の足もとへ顔を、顔もとへ足を、つまり69の体位になって、愛撫をうけながら、フェラチオしてあげるんです。

ベッドに横たわったわたしと信也先輩。69スタイルで、わたしは、信也先輩の腰から突き出たおちんぽを、お口にほおばり、ぺろぺろです。そうしてわたしは、片膝立てて、お股を信也先輩のお顔に密着させてしまいます。
「これ、由紀の蜜の味や、ええ味してる、由紀、ねぶりっこしょ、なめなめやで!」
「うん、うち、ねぶったげる、せんぱいのん、くわえてあげる」
わたしは、さっきのバイブレーターで、ヌレヌレになっているお股の間を、信也先輩に丹念になめてもらっているんです。舌先が、陰唇を割ってきて、谷間をくちゅくちゅしてきて、クリトリスの処をぺちゃぺちゃしてもらって、それからチツのまわりを舐めてもらっているんです。
「うんうん、もっと咥えて、由紀、もっとじゅぱじゅぱして・・・」
わたしは、寝そべったまま、信也先輩の勃起した陰茎の根元を軽く握り、亀頭から陰茎の中ほどまでをお口のなかに頬張り、お顔を振ったり、上下にスライドさせたりして、うん、ぶっとくておっきなった信也先輩の性器を、フェラしてあげてる。

     

-15-

ふかふかベッドのうえは薄暗くって、わたしがお握りしているおちんぽを、はっきり見ることできないけど、わたし、目をつむって、信也先輩のおちんぽ、うん、舌の感覚、唇の感覚、それにぷっとにじみ出るネバネバ液を、たっぷり感じることができます。
「ふぅう、ううん、ああん、はぁああぁあん、ひぃいいい、ああっ!」
「由紀、もっと、うん、もっとぺろぺろしろ!」
軽く陰茎の根元のほうを握って、ぴんぴんと振るようにして、先っちょの柔らかい頭、亀頭を唇で咬むようにして、ネバネバ液を吸い取ります。そうして、舌の先っちょで、ネバネバ液がでてくる尿道口を、なめてあげる。信也先輩は、わたしを、うん、わたしのお股の真ん中を、唇と舌を使って、ナメナメ、ぐちゅぐちゅ、そうしてお指で、チツのなかの襞をこすったりしてくるんです。
<ああっ、ああん、そこ、そこ、ああ、そこ、いい、いいですぅ>
わたし、お声にはだしませんけど、こころのなかで、うん、チツのなかの襞をこすられて、こころで叫んでしまいます。

そうして69スタイルで、なめっこしたあと、わたしが上向き、信也先輩がわたしに軽くのしかかってきます。うん、わたしたち、愛撫しあいます。わたし、もう二回もオーガズムを迎えたあとやし、信也先輩だって、さっき一回、射精してるんで、けっこうゆっくり、楽しみあうって感じで、わたしを愛撫してくださるんです。
「ううん、由紀、ええ匂いしてる、ええ匂いや!」
頭の後ろから髪の毛をすくうようにして、信也先輩がわたしに言います。お顔とお顔がくっついて、うん、わたしのおっぱいと信也先輩の胸がくっついて、軽くキッスをしあっています。
「ふぅう、ううん、せんぱいぃ、うちのこと、好き?」
小さい声ですけど、わたし、だかれたまま、キッスの合間に聞いてしまいます。

「うん、好き、由紀のこと、好きや!」
信也先輩は、わたしに好きやと言ってくれて、そうして、わたしの上にのしかかったまま、お顔を、おっぱいのほうへおろして、手のひらでつかんで、ぷるるんぷるるん振ってきて、そうしておっぱい裾から揉みほぐしながら、乳首をぷちゅぷちゅ吸ってるんです。
「はぁああん、せんぱいぃ、うち、うち、せんぱいすき、好きですぅ」
「由紀、足、ひらいて、入れるし足をひらいて」
信也先輩が、わたしに足を開くようにいいます。ええ、おちんぽを挿入することの意味です。わたしは、ふかふかベッドに仰向いたまま、足を開き、膝を立てて信也先輩を受け入れる格好になっていきます。足を開いた中へ、信也先輩のからだが入り、そうして、わたし、寝たまま、立て膝開脚で、信也先輩の勃起おちんぽが挿入されるのを、待っています。
「ああっ、ううっ、いい、いいっ!」
わたしは、信也先輩のぶっとおちんぽの挿入を受け、からだを反射的にのぞけらせて、ぐっと唇をかみしめて、その挿入された瞬間の、圧迫感というより、からだがおしひろげられる快感に、むせび悶えてしまうのです。

     

-16-

わたしは、ふかふかベッドに仰向いたまま、足をひろげ、膝を立て、腕を信也先輩の脇の下から背中にまわして、おちんぽが挿入されるのを感じています。ぶすっ、ぶすぶすっ、わたし、からだのなかがずきんずきん、とってもいい気持になっています。ゆめのなか、雲のうえをふわふわ、ああっ、とってもいい気分、とってもいい気持、とっても、とっても、わたし、はぁあ、はぁあ、信也先輩のぼっきおちんぽ、ぶっとくなったギンギン陰茎とやわらか亀頭で、わたし、めろめろ、じゅるじゅる。
「ほら、由紀、おっぱい、ぷりぷり」
「ふぅうん、ああん、せんぱいぃ、いい、ああ、ああん、ひぃいですぅうっ」
ぶすぶす、じゅるじゅる、わたしは、仰向いて寝ているだけ、信也先輩が、いい気持にさせてくれます。ここへきて、一回目は肘掛椅子に座ったまま、射精を受けてアクメを迎えたわたし。二回目は、開脚M字に縛られて、バイブレーターでアクメを迎えてしまったわたし。そうして三回目は、とってもノーマル。信也先輩がノーマルで、わたしを愛してくださっています。

わたしは、大学の先輩とセックスする関係になってしまって、最初はとっても悩んだこともありましたけど、いまは、悩んでなんていません。ただ、わたし、ドロ沼みたいな性欲に、こわい気持ちが起こってきたりして、それが悩みといえば悩みです。
「ああ、いい、いい、いいですぅ」
「うん、由紀のからだ、やわらかい、ぽちゃぽちゃ」
「ああん、せんぱいぃ、とってもかたい筋肉ぅ、ああ、いい、いいですぅ」
仰向いて寝ていたわたしを、信也先輩は、四つん這いにさせます。ふかふかベッドに、手をついて、膝をついての四つん這い。そうして膝をぐっとひろげられ、お尻を持ち上げられてしまいます。
「由紀のおっぱい、ぷりぷりや、ええ硬さやぜ!」
後ろから手をまわしてきておっぱいを握ったまま、ぶすぶすっ、広げて突き上げたわたしのお股へ、ぶっといお棒を挿しいれてくる信也先輩です。

何度か挿しいれられて抜かれているうちに、わたしは、お顔をベッドにうずめ、膝を開いてお尻だけ、高く突き上げる格好になって、うん、うしろから、ぶすぶす、じゅるじゅる、一秒に一回のスピードで、挿しいれては抜いてしまう信也先輩。
「ほらほら、由紀、もっと足を開いて、そうそう、お尻を上げるんや!」
わたしは、ぎゅっとお尻をあげて、ひらいたお股を後ろへ突きだし、信也先輩のおちんぽ挿入を受け入れます。信也先輩の亀頭と陰茎。長さは15cmくらいあると思います。太さは直径4cmくらいです。ああん、ぶすぶす、奥まで挿入されてしまうと、わたし、子宮の口をつきあてられて、ええ、ぬるくてにぶい感じですけど、じゅるじゅる感じちゃいます。
「ほら、由紀、じゅるじゅるにぬれてるよ、とろとろお汁だねぇ」
「ああん、だめ、ああ、もっと、もっとおく、奥、奥をしてぇ」
「こうか、由紀、ぐぐっと突いたらええんやろ!」
「ああ、ああ、もっともっと、もっと早う突いてぇ!」
わたしの求めに、信也先輩のおちんぽ、一秒に一回の挿入スピードが、だんだんと早まってきています。

     

-17-

バックスタイル。後ろから突き突きしてもらうスタイル。わたしは四つん這いから猫が背伸びするみたいな恰好になっています。お顔をベッドの毛布に埋め、腕をベッドにつけ、そうして膝をぐっと拡げ、お尻を突き上げて、信也先輩のおちんぽを、ぶすぶす、ぶすぶすっ、とっても早いスピードで、ブスブス、ブスブス、信也先輩のぶすぶすで、わたしはヒイヒイ、ずんずんアクメへ昇っていきます。
「ほら、由紀、イッテもええよ、ほら、いけいけ!」
ずんずん、どんどん、ぶすぶす、わたしはおっぱいを握られ、揉み揉みされながら、お尻を押し上げられて、ぬれぬれの真ん中へ、ぶすぶす、挿しこんでもらえて、ああ、じゅるじゅるとお汁の噴き出す感じが、わかります。
「ああん、いい、いい、せんぱいぃ、ひぃいいい、いいですぅう、うわぁああ!」
ふかふかべっどのうえ、わたしはバックスタイルで、三回目のオーガズムを迎えていきます。信也先輩は、ここでは射精するまでがんばって、ぶすぶす、ぐりぐり、を繰り返していかれます。

おからだの中が壊れていく感じで、とろとろになっていくわたし。もうなにもわかりません。ぐちゅぐちゅ、じゅるじゅる、全身が雲の上に浮かんでいるみたいな、ふかふかベッドの感触です。
「いくぞ、由紀、もう出る、出るぞ、ええかぁ!」
「はぁああ、ひぃいいい、いい、いくいく、もっともっとぉ、いかせてぇ!」
そうしてぐっとからだをこらえていると、ぴしゅん、ぴしゅん、信也先輩の射精。ぴくん、ぴくん、信也先輩の陰茎が痙攣。わたし、ふううっ、にぶい射精と痙攣の感触で、そのままアクメへ昇ってしまったのです。

「はぁ、ああ、ああん、はぁ、はぁ、ああん・・・」
四つん這いになったままのわたし。後ろから信也先輩におちんぽ挿しこまれたまま、しばらく、放心状態で、ずっきんずっきん、胸の鼓動がおさまってきて、信也先輩がおちんぽ、抜き去り、そうしてわたしは、ベッドに横たえられていくのでした。
「ちょっと休憩、まだまだやぜ、由紀、まだまだ、ひいひいゆわしてやるから、ね!」
うつらうつら、わたしは朦朧。信也先輩が耳元で、囁くように言っていることばが、こころよく響いてきます。
「ふぅうう、はぁ、はぁ、せんぱいぃ、うち、恥ずかしい、こんなになって、恥ずかしいですぅ・・・」
わたしは、ベッドに顔を埋め、からだをすぼめて、小さくなって、恥ずかしいところを隠してしまって、うつらうつらです。

     

-18-

信也先輩は、わたしと同じ大学の四年生です。祇園の風火ホテルへやってきて、わたし、今夜は三回もオーガズムを迎えてしまいました。ええ、いま、時間は午後11時を過ぎたところです。わたしが三回、信也先輩が二回射精。まだまだできるんですけど、ちょっと休憩。おなかも空いたし、喉も乾いたし、そいで、わたしたち、サンドイッチを食べ、オレンジジュースを飲むんです。
「恥部屋で食べよか、由紀」
「うん、はぢべやで食べよ、お腹すいたしね」
「そいで、もういっかい、やってあげるからね」
「うん、もっともっとやって、うち、だまだまできるよ」
四畳半の和室は、恥部屋ってゆう名前です。うん、女の子が恥ずかしいことされるお部屋です。それから、ベッドルームは、お縛り羞恥ルームといえばいいのかも知れません。まあ、そんなこと、どうでもいいんですけど、わたし、サンドイッチを食べ、オレンジジュースを飲みながら、つぎのセックス、次は信也先輩の射精なしで、わたし、オーガズムを迎えてしまうんやと思います。

四畳半、恥部屋の隅に小さなトランクが置かれています。このトランクには、女の子がおよろこびするお道具が、いっぱい詰まっているんです。
「由紀が好きなのどれかなぁ」
なんて、信也先輩ったら、サンドイッチを食べ終わり、ジュースをストローで飲みながら、トランクを開けて、ああ、赤い紐とか、バイブレーターとか、ローターとか、なんやら変な道具もあります。
「これ、つけてあげようか、由紀、恥恥棒ってゆうんや」
わたしは、信也先輩が手にしたそれを見て、心臓がどきどき、お顔がぽ~っとなってきたんです。透明の胴体、筒ですけどおちんぽがぼっ起したのとそっくりさんです。それの根元が開いていてゴムの紐がつけられているんです。
「ええやろ、由紀、きっと好きになるよ、このバイブ」
なんぼここが恥部屋ってゆう名前やと言っても、わたし、説明するのとっても恥ずかしいです。でも、しちゃいます、ね。

つまりぃ、ゴムのパンティになっていて、そいで、お股に当たるところに、透明のバイブがつけられていて、わかりますか、バイブレーターを挿入されたまま、抜けないようになったお道具なんです。ああん、胴体には、つまり陰茎には突起がいくつも作ってあって、それに亀頭のカリ首にはくびれが作ってあって、ほんものそっくりです。
「ほな、由紀、おれがつけてあげるから、ここにお座り」
わたし、パンティを脱がされ、肘掛椅子に座らされます。そうして、信也先輩ったら、わたしの膝をもちあげ、太ももを肘掛にまたがらせてしまって、じっとしているように言います。
「うん、ええけど、ちょっと恥ずかしい、うち、恥ずかしい・・・」
だって、丸見えになってしまうんですもの。信也先輩は、そんなわたしへ、うん、お股の真ん中へ恥恥棒を、うん、先っちょ、亀頭になった部分を、ぶすっと挿しこまれてしまいます。わたしは、恥恥棒を半分ほど挿しこまれたまま、立たされ、恥恥棒の根元のゴム紐で、パンティ穿く感じで、きっちり、恥恥棒を埋め込まれてしまったんです。

     

-19-

ゴム紐パンティにつけられた恥恥棒を挿しこまれて、わたしは、鏡の前に立たされています。四畳半の狭い和室、恥部屋です。床の間に置かれた小さなトランクから、別のお道具が取りだされてきます。わたしは、信也先輩が取り出してきたお道具を見て、とってもこわい気持ちになってきます。ええ、ワンちゃんが嵌められる首輪です。でも、その首輪に鎖でつながれた小さなベルトが二つ、付いているんです。鎖の長さは15cmほどです。
「いいやろ、この首輪セット、うん、由紀に首輪をはめてあげて、ぼくのペットだよ!」
「ああん、そんなの、うち、ワンちゃんになっちゃうの?」
「メス犬、そうだよ、由紀はサカリついた、メス犬ちゃんだよ!」
ああん、わたし、首輪をはめられ、その首輪から15cmの鎖についたベルトを、手首に巻かれてしまって、わたしは、ちんちんの格好をしたメス犬になってしまいます。

わたし、とっても恥ずかしい恰好です。大きな鏡に映されたわたしの格好。素っ裸のまま、手首を首輪の横へおいたまま、ゴムのパンティ穿かされて、そのパンティのお股には、透明バイブの恥恥棒が、わたしにきっちり収められているんです。
「立ってるのも辛いやろから、座ろうね」
信也先輩は、わたしにとってもやさしいんです。ええ、わたし、ゴムのパンティ穿かされて、バイブがきっちりチツに収まって、やんわり刺激してきて、立ってるのが辛いんです。それに、むずむずするけど、手をおろすこともできないんですもの。
「座敷机だよ、ここにお座り」
信也先輩がわたしを導いたのは、四角い黒紫檀の座敷机。わたし、座敷机の上に分厚い座布団が敷かれ、その上にあぐら座りさせられるんです。

「いいね、足首を、こうして、一緒に括っておこうね、ふふ、ええアイデアやろ、由紀!」
わたし、前かがみになって、首輪の紐で、足首を交叉させて括られてしまいます。
「ううん、こんなの、ああん、からだが起こされへん」
「わたし、あぐら座りで、からだを前へ折るような格好です。
「由紀を調教してやるんだよ、ねっ、由紀はサカリついたメス犬ちゃんだから、ねっ」
そうして、わたしは鏡の前で、黒紫檀の座敷机に、あぐら座りにさせられ、わたしの後ろに信也先輩が座ります。
「ほら、由紀、鏡、見てごらん、由紀の姿が、映ってるでしょ!」
ええ、わたしの姿が、鏡に映っています。首輪から降ろされた紐で、交叉させた足首を括られています。首の横に、手があります。
「ええ格好やろ、由紀はホントかわいいねぇ、ほらっ!」
「ああっ、ああああっ、だめ、だめ、だめよぉ」
びびびびっ、くねくね、くねくねっ、わたしはびっくり。信也先輩が、スイッチを入れてきたんです。わたしのお股のなかにきっちり埋め込まれたバイブレーターが、動きだしちゃったんです。
(終わり)

     


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