淫らな聡美(1)-3-
  11~14 2016.12.13~2016.12.16

 

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<仰向け開脚Mすがた>
半四つん這いで後ろからバイブを挿されたあと村瀬のチンポでイカサレてしまった聡美でした。先に飲まされた淫乱になる甘いお蜜の効果もあって、新米銀行員の聡美、女の本性をあらわしてきて、快楽に浸っていきます。
「いいよね、聡美、銀行勤めと、ここでこうするのと、どっちが好きかな?」
「はぁあ、いやぁあん、そんなこと、訊かないでください」
四畳半の洋間、恥部屋に置かれたシングルベッドに仰向いて寝ている聡美。村瀬が声をかけながら、手をひろげさせ、両サイドの棍棒へ手首を括ってしまいます。
「好きなんだろ、こんなことしてもらえるの、好きなんだろ」
聡美は、なにより羞恥心にまみれていて、村瀬が好きだろうといっても、素直にハイとは答えられません。でも、そういう気持ちがないとは言えない22歳の聡美です。銀行に勤めることができた聡美ですが、大学では文学部、昭和のエロティシズムを、密かに研究していて、SMという世界があることを、その種の雑誌の内容をネットで見て読んで、興奮していたのです。聡美がこんな経験をしていたとは、誰も知りません。もちろん拉致したかのように扱う村瀬が、聡美の本性を知るわけがありません。でも、聡美は、好きなんだろと言われて、無言で答えない、答えられないんです。
「うっふふっ、聡美、いいことしてやるから、いいな」
仰向いて、手を拡げて寝ているベッドが、腰のあたりから折れあがってくるのです。電動のベッド、病院にあるようなのではないけど、それにしては可愛いベッドですが、聡美の上半身が斜め上向き45度のスタイルにされてしまったのです。

村瀬が聡美の膝に紐を巻きつけます。
「ああああっ、ああん、ああああん」
右の膝にぐるぐる、左の膝にぐるぐる。巻きつけられた紐がベッドの縁の棍棒に括られていきます。
「いやぁああん、こんなの、ああん、いや、いや、いやですぅ」
大の字といえばいいのでしょうか、聡美の裸体、手をひろげ、太ももをひろげた大の字です。足それだけだとひし形です。
「ほうら、聡美、いいだろ、ふふん、恥ずかしいかい、股、開かれて」
聡美の顔が羞恥に満ちてくるのを察知した村瀬です。聡美をもっともっと淫らな格好にしてやって、セックス漬けにしてやって、いつもセックスなしではいられない身体にしてやろうと、思っているのです。
「恥ずかしい、恥ずかしいです、こんなの、だめですぅ」
「うっふふっ、尻を持ち上げてあげようね、うっふふっ」
村瀬が大きなクッションを聡美の臀部にさしいれます。臀部がベッドから浮きます。聡美のからだが前へずらされると、太ももが大きく開きます。
「いいねぇ、聡美、いい格好だよ、写真を撮ろうね、うっふふっ」
聡美の股間が真正面、ぱっくり、縦割れ陰唇が陰毛のした、お尻の穴のうえ、こころもちめくれてはいるけれど、柔らかい貝は未だ閉じ合わさっています。
「銀行員落合聡美22歳、いいねぇ、制服姿の顔写真、行員証といっしょに撮っていこうね」
村瀬は、聡美が銀行でつけてる、ハガキ半分の大きさ行員証を、太もものつけ根、陰唇の横に置いて股間から顔までの写真を撮ってしまうんです。
「そうだね、ここ、ひろげて、写真、撮らなくちゃ、ねぇ」
村瀬がいうのは、閉じられたままの陰唇をひろげて、なかを露わにさせて、行員証と共に撮っておく、というのです。

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村瀬は28歳、親の資産を引き受けた身で、高級マンションをプレイ用に所有し、車はベンツとポルシェを愛用する美男子、イケメン、憂いを持った表情で、女子の心を惹きつけるのです。落合聡美は、村瀬の性行動を見抜いていないまま、マンションへ連れてこられて、愛の行為に没頭させられるのです。その初夜がいまです。
「ああん、そんなとこ、見ちゃ、いや、いやぁああん」
電動ベッドの上半分を持ち上げられて上半身は45度の聡美。手をひろげ、横の棒に括られています。足は膝に紐が巻かれ、ベッドの左右横に付けられた棒に引きひろげられているんです。そのうえ臀部を持ちあがるように背中から腰へ大きなクッションを詰められて、お尻がベッドから15cm以上も持ち上がっているのです。
「いいな、聡美、たっぷり、この格好なら、お汁が、流れ出ない」
聡美が汲み出す膣襞の蜜を、膣のなかに溜めこませる。村瀬の魂胆は、聡美の膣まわり、膣のなかを、たっぷり愛液で濡らし吸い上げ、小瓶に溜めるというのです。
「いやぁああん、いや、いや、いやああん」
村瀬が、真上を向かせた聡美の股間を、弄りはじめたのです。陰唇と陰唇の外側に、ぺたんと両手の平を置かれた聡美。村瀬が、ぺたんと置いた手を横にひろげるんです。聡美の陰唇がひろがり、ヘリがめくれます。
「うううん、いい色してるじゃん、聡美、ピンク色、いいねぇ」
しっとり濡れた聡美の陰唇内側を、村瀬が開いてみせます。陰唇の先は飴色ですが、うちがわしたから膣前庭は淡いピンク色です。
「見てあげようね、聡美、女性器、おまんこ、おめこ、うっふふ、いいねぇ」
ぺたんと置かれた手のひらが、左右にスライドさせられ、陰唇めくれ、クリトリスから膣前庭、それに膣口までが露出です。
「いやぁああん、嫌、嫌、いやぁああん」
手を横にひろげられている聡美、顔を横に振り振り、ひろげられてみられる羞恥に咽びます。

村瀬は、聡美の反応を見て、感じながら、少しずつ、少しずつ、女を開花させ、快感を開発していきます。籠の中の鳥、四畳半の恥部屋で飼われる可愛いペットの女猫です。
「ほうら、ここ、おしっこの穴、可愛いねぇ」
膣前庭の真ん中に見ればそれとわかる穴があります。聡美にもその穴があって、それは尿道口。そこをさわられると、聡美は、変な気持ちになってしまいます。性感帯というほどではありませんが、感じます。でも、感じるのは、もっと別の処です。
「ああん、だめ、だめ、そこ、あかん、やめて、やめてぇ」
いきなり、クリトリスを、なんの前触れもなく、とつぜんに剥かれ、窄められ、指に挟まれ揉まれたのです。
「うっふふ、感じるんだね、聡美、銀行では、此処なんて、触らないだろうし、ねぇ」
「ううっ、ああっ、だめ、あかん、ひやぁあああん」
クリトリスを突起させられミモミされる聡美。キリキリと強烈な刺激が注入されてきて、裸体を左右にゆすります。顔をゆがめます。快感というより、苦痛に近い刺激です。この刺激は、村瀬もこれまでお女経験から、少しだけにとどめないと、あとが続けられないことをわきまえています。少しだけ、クリトリス弄りをしておいて、あとは、じわじわ、ゆっくり、ねちねち、膣口から膣のなか、膣の襞を弄ってやって子宮口を責める手立てです。
「うっふふん、聡美、いいかな、いい気持だろ」
「はぁああ、いやぁああん、そんないいかた、ああん」
「うっふふ、ちつ、聡美の膣、うっふふ、濡れてるねぇ」
村瀬が、ひらけた陰唇の下部にある膣口を、中指の腹で撫ぜながら開いていきます。ゆっくり、縁を撫ぜられる聡美には、やわらかい、にぶい、触られる快感がもちあがってきます。
「ああっ、ああっ、ああ、ああ、ああっ」
聡美の声の質が変わってきます。吐息のような、甘えたような、かすれたような声になって、洩れてくるのです。村瀬は、ようやく、22歳の女子、お硬い銀行員だった聡美を、快楽のふちにまで導いてきたのです。

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素っ裸にされ、開脚Mのスタイルで、仰向かされている銀行員の聡美です。上半身は斜め後ろに倒され、腕はひろげられ、膝がひろげられて大の字です。高級外車に乗る村瀬にいいくるめられ、宝塚の高級マンションに連れ込まれてきて、セックスをおこない、村瀬は射精し、聡美もアクメに達したところです。
「いいんだろ、好きなんだろ、男に、こんなこと、されるの、好きなんだろ」
「ううっ、ふぅうううっ、ううっ」
目をつむり、唇をぎゅっと締め、顔を横にふっていやいやする聡美。ひろげられた股間の真ん中をひろげられ、指で弄られだしているんです。
「ほうら、ほうら、この指で、こすってやるよ、膣の襞」
真上を向いた聡美の股間。その縦になっている秘唇がひろげられ、尻の方にある膣口を、指の腹でこすられているのです。
「ああっ、あわあわあわ、ああっ、ああああん」
村瀬の中指が膣のなかに入れられて、聡美が大きく溜息のような声になります。膣のなか、真ん中あたり、ヌルヌルの襞を、こすられてしまったのです。大の字にされ、身動きできないけれど、からだを揺することはできます。お尻を左右に揺すってくる聡美。村瀬が、中指の腹を、膣のなかで円弧を描くように、こすっていきます。
「ひぃやぁああん、ひぃいい、ひぃいい、ひぃやぁああん」
聡美が悶えます。呻き叫びます。大の字にされ、お尻をもちあげられた素っ裸の聡美です。村瀬は、思うように聡美を鳴かせようと、ゆっくり、ねっちり、膣の襞を刺激してやり、その喜悦になっていく反応を、観察しているのです。真上を向いた聡美の膣から奥は、トロトロの蜜に満たされてきています。村瀬の指が動かされ、ぺちゃぺちゃと淫らな音がかもされて、愛液が満ちてきていることがわかります。

電動ベッドです。聡美の裸身が起こされ、太ももから膝が起こされ、股間が斜め上向きになります。村瀬が左手に小瓶をもっています。右手には10㎝ほどのヘラをもっています。
「ああ、なに、なに、それ、なんですかぁ」
「これ?、これは、聡美の蜜をさあ、溜める瓶だよ、わかるかな?」
聡美の膣に靴ベラを裏返したようなヘラをさしこみ、淫水をこの小瓶に集めるというのです。透明というより少し濁った液ですが、まぎれもなく22歳銀行員の聡美が汲み出す純正秘蜜そのものです。
「こうして、セットして、このさきを、聡美、おまえのなかに埋め込む」
小瓶の3㎝の口にヘラ先が入れられ、、残りのヘラ7㎝ほどが、聡美の膣に挿しこまれます。ヘラはゴム製、柔らかくてしなやかです。
「ああっ、はぁああっ、あああん」
ぱっくり、ひろげられた聡美の股間は真正面に向いています。挿し込まれたヘラを伝って愛の蜜が流れ出てきます。
「ああん、ひやぁああん、だめよ、だめだめ、ああああん」
ヘラが挿し込まれたまま、村瀬が指を入れていて、膣の襞をこすっています。聡美は、こねまわされる膣のなか、喜悦のような苦痛のような奇妙な感じに耐えながら、秘密の体液を溜められているんです。恥部屋、四畳半、狭い洋室です。女子が性感帯を開発され、触られただけで感じ入る女に仕上げられていく恥部屋です。
「はぁあああっ、ああっ、ああああっ」
小瓶に蜜を溜められて、ヘラを取り外された聡美は、もう、へとへとです。奇妙に性欲が増殖していて、もっとぶっといぼうでグリグリしてほしい。
「ああん、ほしい、ほしい、わたし、ほしいですぅ」
「なにが、ほしいんだ、うっふふ、聡美」
「ああ、ちんぽ、おちんぽ、いれて、ほしいですぅ」
「そうか、そうか、可愛いなぁ、それなら、おれのチンポ入れてあげよう」
聡美、もう我慢できなくて、ついに、村瀬に陥落してしまったのです。

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聡美を括りつけていた紐が解かれ、シングルベッドは平らなベッドになっています。聡美は仰向いて寝そべり、村瀬を受け入れるのです。
「いいんだね、聡美、おれのものになる、いいんだね」
横に全裸になった村瀬がよこたわり、全裸の聡美と、からだを絡ませます。聡美が抱き寄せられ、村瀬の胸に、聡美の乳房があたります。
「はぁあ、ああ、わたし、むらせのおんな、それでいいですぅ」
聡美の太ももの間に村瀬の足、膝がはいり太ももがはいります、村瀬が聡美を抱きます。背中にまわした腕を引き締め、唇を重ねてきます。聡美は導かれるまま、キッスを受け入れ、村瀬の舌を受け入れます。舌を絡ませると、聡美、もう、わけのわからない霞に包まれます。
「ううっ、ふうううっ、ふぅうううん」
村瀬が、乳房を揺すってきます。聡美はのぞけり、手をバンザイにして、乳首を村瀬に吸われます。
「はぁああ、ああん、むらせさまぁ、あああっ、あああん」
聡美は、もう、村瀬のことを、むらせさま、といいます。ベンツに乗った美男子です。高級なマンションの所有者です。このマンションは女の子と遊ぶ時にだけ使うんだと、村瀬がいった言葉を、聡美はそのまま信じています。
「ああっ、はぁああ、ああん」
聡美が頭と足先を回転させられ、村瀬が仰向けになり、聡美が村瀬の顔をまたぐ格好にさせられます。
「あああん、むらせさまぁ、おちんちん、ああん、うううっ」
聡美は、村瀬の勃起させたチンポを右手に握り、亀頭を剥き出し、そこへ唇をつけ、亀頭を口の中に頬張っていきます。
「ふぅううっ、ううっ、ううっ」
村瀬は村瀬で、聡美の股間を顔に当てさせ、聡美の股間を唇で吸いまくり、舌で陰唇をひろげ割り、クリから膣前庭、尿道口から膣の口を、なめ、吸いしてやります。

シックスナインの体位でお互いに男と女の性器をなめあったあとは、男の性器と女の性器をひとつにします。村瀬は寝そべったまま、聡美が馬乗りにさせられます。聡美にとっては村瀬との騎乗位、初めてです。学生の時には、ここまでの経験はありませんから、初めての騎乗位。
「はぁああ、ああん、むらせさまぁ、ああっ、あああん」
「ほうら、もっと、ぐいぐい、擦るんだよ」
「ああん、こうですかぁ、あああん、ああっ、ひやぁああっ」
「うんうん、チンポ、目いっぱい密着させて、こすってくれよ」
「あああん、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
聡美の息遣いが、荒くなってきます。吐く息、吸う息、はあはあ、ひいひい、聡美がわれをわすれて、セックスにからだを任せてきたんです。村瀬は、聡美の調教師。騎乗位で、チンポを密着させたまま、乳房をまさぐってやり、唇をひらけさせ、歯に指を置いてやって、口の中を刺激してやります。
「ううっ、ううううっ、ふぅううううっ」
愛の技法を学びます。落合聡美、22歳、今年大学を卒業したばかりで新米銀行員です。村瀬には美貌の聡美。どうみても整った顔と容姿です。裸にすると、そのボリューム、胸といい臀部といい、腰のくねりなど、男がよろこぶ要素を、十二分にもっていると思わせます。
「ああん、あかん、あかん、いきそお、いきそおですぅ」
ぐいぐい、またいだ腰を前へ後ろへ、ぐじゅぐじゅにさせた股間で、村瀬の陰毛まわりはべちゃべちゃです。
「つけてやるから、ほうら、まってろ」
いったん騎乗位を崩させ、スキンをつけた村瀬は、すぐさま聡美をまたがらせます。そうしてそのまま、聡美をアクメへ、じぶん、みずから、すすんで、オーガズムを迎えさせてやるのです。
「はぁああっ、はぁああっ、ひぃいい、ひぃいい、ひいっ、ひいっ、ひい~~~~っ!」
四畳半の恥部屋で、聡美はみずからオーガズムを迎えてしまって、村瀬の女になってしまったのです。































































































































































































































































































































































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