愛欲の館(1)-3-
  19~26 2016.5.16~2016.5.27

   

-19-
縛り上げられ、足をひし形にされている聡美です。縄だけ巻かれた裸体を、後ろへ30度倒され、健介の胸に肩が当てられています。足首が真上になって、お尻が突き出され、股間が丸出しの聡美。誠也が4Kビデオのカメラを聡美の股間から顔までを撮っています。股間には、翔太の手指が置かれていて、縦割れの秘唇を拡げてしまいます。
「ああん、ああっ、あああっ」
翔太の指が聡美の小陰唇、そのうちがわを撫ぜだします。ピンクの濡れた膣前庭、ヌルヌルの蜜が溜まっている膣。そこへ指を入れるのはまだ先で、いまは口のまわりまでを触り撫ぜてやるのです。
「ううっ、うう、ぐううっ」
聡美の声。後ろから聡美を抱く健介が、布を巻いた右手の指を聡美の口の中へ入れ、大きく声が洩れないようにふさぐのです。布は聡美が穿いていたショーツ。口の中へ入れられた聡美は、歯で舌をかみ切らないように、咬まされたのです。
「ふふっ、聡美、たっぷり、よろこばせて、やっからなっ」
「ううっ、ぐうぐう、うぐぐっ」
後ろ手に縛られ、乳房が絞りあげられている新米銀行員OLの聡美。足をひし形にされ、持ち上げられている格好。正面からは固定カメラで、その秘部が開かれていく様子が、克明に録画されていきます。
「乳首、つまんで、揉んでやる」
「うぐっ、ううぐぅ、ううっ」
健介が後ろから腕をまわしてきて、双方の乳首をつまんで、引っぱり、揉むんです。口にはショーツを咬まされた聡美の顔が引きつり、くぐもった声が洩れだします。正面の横からは、翔太が手指で、聡美の股間を弄っているんです。
「ふふふふふっ、聡美、ここ、開いて、やるかなぁ」
膣前庭から降ろした指を、膣口の横に当て、拡げてしまうのです。
「ううううっ、うぐうぐ、ううううっ」
ピンクの襞のかたまりが見えるまで膣口が拡げられてしまいます。聡美は、身動き取れない、身体を拡げられないから、快感のような苦痛が、身体の中に溜められてしまいます。

「ううっ、うぐうぐ、ううううっ」
乳房のほうでは、健介に乳輪から乳首を弄られていく聡美。
「ううっ、うううううっ」
「感じてる、感じてる、聡美、乳首、ビンビンだぜ」
「うぐうぐ、うぐぐぐっ」
「おれは、おめこだ、指、入れて、やるぜ」
膣のなかへ、翔太が指を挿し入れてしまいます。太ももを180度にまでひろがる格好。臀部を突き出させる格好。斜め上向いた陰唇をひろげられ、指を二本、膣に挿し込まれた聡美です。
「ううううっ、うぐっ、うぐっ、うぐっ、ううううっ」
「ほうら、おおっ、おめこんなか、ヌルヌルだぜ」
「うぐうぐうぐっ、ううううっ」
悲痛なほどくぐもった呻きが、聡美の喉から洩れでてきます。真上に持ち上がった足首、ふくらはぎ、膝、聡美の呻き悶えと共に揺すられます。顔が軋みます。得体のしれない感覚にからだのなかが疼き疼くのです。快感、濃厚な快感に女の聡美が、扉を開かれるのです。
「たっぷり、濡らせ、ほうら、聡美、どうだ、ええんやろ!」
「うぐ、うぐ、うぐっ」
膣のなか、指二本は根元まで、挿し込まれいる女の聡美。挿し込まれた二本の指をうごめかされ、膣襞を擦られているんです。ヌルヌル、聡美の膣のなか、ナマ蜜が滲み出てきて泉です。とろとろ、流れだすナマ蜜は、会陰を伝ってお尻の穴へとしたたります。
「ううううっ、うぐううううっ、うう、ううっ」
膨らむ聡美の股間、大陰唇がひろがり、小陰唇がひろがり、クリトリスが剥き出されてきます。興奮状態に追い込まれていく聡美。男たちもビンビンになってきます。
「ふふふふ、聡美、そろそろ、だな」
布団の上、緊縛され、股間をひろげられた聡美のからだが、45度横向けられます。鏡が左、右には浮世絵春画の衝立。そうして翔太が、勃起のナマおチンポで、聡美を責めあげていくというのです。
「ほうら、聡美、見ろ、おれのチンポ、これ、入れてやっから、なっ」
聡美のまえに立って勃起させたおチンポを見せつける翔太、全裸になっています。そうしてしゃがみこみ、聡美の股間へ、勃起おチンポを、あてがっていくのです。

-20-
後ろから聡美を支える健介が、足首を重ねて括った紐をほどきます。翔太がチンポを聡美へ挿入するためには、挿入しにくいからです。ひし形にさせた足の一角へ挿入させるよりも、開脚させてM字のほうが挿入しやすいと翔太がいうのです。口に咬まされたショーツの布が取りだされます。
「ああん、はぁああん」
足の紐をほどかれ、窮屈さから開放させてもらえた聡美が、足を伸ばします。声を発します。でも、まだ、乳房は亀甲に絞り上げられていて後ろ手に縛られたままです。
「さあ、聡美、チンポ、入れてやっから、なっ」
翔太が、聡美の双方の膝裏に、腕を入れて抱き上げ、ひろげます。後ろから健介が聡美を抱え、崩れないようにします。誠也が4Kカメラで聡美の裸体をなめていきます。
「ああっ、はぁあああっ」
ぶすっ、ぶすぶすっ、足を投げ出し、聡美のまえに尻を降ろした翔太が、チンポを膣に挿しこんだのです。
「ううっ、ああっ、ひやぁああっ」
聡美の顔が、歪みます。すでに弄られた股間は濡れているから、翔太の勃起おチンポは難なく挿入できます。
「おおっ、聡美、いいぞ、、締まる、締まる、きっちり締まってくるよぉ」
「ひぃやぁああ、ひぃやぁああ、ひぃいい、やぁああっ」
ぶすっ、ぶすっ、翔太が挿しこみ突つくたびに、聡美の喜悦声が発せられます。
「いいねぇ、聡美、たっぷり喜ぶんだな」
後ろから聡美を抱える健介は、右手を顔の顎にあて、顔を上げさせ、左手で乳房を撫ぜあげながら、いうのです。
「ふふん、聡美、いいぜ、めっちゃ、おまえのおめこよぉ」
翔太は、聡美の膝を抱き上げ、腰に腕をまわして、引き寄せ、尻をシーツに置いたまま、腰を前へ、後ろへと動かします。そのたびに、翔太の勃起おチンポが、聡美の膣襞を擦るから、ひいひいの声をあげるのです。

犯されていく聡美。大学を出て大手銀行に就職がきまったのが一年前。卒業してOLとなって、銀行では窓口係の見習いです。清楚な感じで、笑顔が素晴らしいとは上司の見方。黒いスーツの制服は、聡美をいっそう美しい女子に仕立てています。その聡美が、宝塚の高級マンションの一室に連れてこられて、男三人に犯されているんです。もう一回ずつ射精を終えた男子たちですから、むらむら性欲は少しは解消されたとはいっても、まだまだ有り余る精力なのです。
「おおっ、いいねぇ、おおっ、ええわぁ」
ぶすっ、ぶすっ、ぶすぶすっ、翔太が勃起おチンポで聡美を責めます。オメコへのチンポ責め。バイブとかローターとかのお道具ではなく、生の男のチンポ責めです。先には淫乱媚薬を飲まされている聡美、もう、羞恥心とか恐怖心とか、自分を守る気持ちも消え失せてきいるところです。
「ひぃいいっ、ひぃいいっ」
「ふふふふっ、こいつ、裏返してバックスタイル」
翔太が聡美の膣からチンポを引き抜き、健介が支えている聡美を、シーツのうえに寝かせます。そうして背中を上にさせてしまいます。うつぶせに寝かされた聡美の腰にベルトが巻かれます。天井から鉄のフックがついたロープが降ろされ、腰に巻いたベルトの紐がフックに留められます。お尻を持ち上げる格好で、顔はシーツに着ける格好です。お布団の頭には浮世絵春画が張られた二艘の屏風、足元には大きな鏡と固定カメラ。聡美は鏡のほうに顔を向けられます。
「ほうら、足を、ひろげてやるから、ほうら」
シーツに着いた膝が左右にひろげられてしまう聡美。ひろげられた膝から太もも、そうして臀部につながるんですが、お尻の丸みを強調するように、突き出されます。誠也が操る4Kビデオのカメラが、聡美のすがたを、臀部から股間にかけて、太ももの間から緊縛された胸と顔を、じっくりと収録していきます。聡美にとっては、男の手に弄られない安息の時といえます。
「うしろから、聡美、突いてやるから、よろこぶんだぜ」
膝立の翔太が、聡美の腹に左腕をまわします。右手ではお尻を撫ぜます。
「ううっ、ううううっ、ああっ」
バクスタイルでチンポ挿入をうける聡美。挿し込まれたとたんに呻き声を洩らします。鏡にはバック責めされる聡美の顔が映っています。翔太は、勃起おチンポを聡美の膣に挿しこんだまま、お尻を撫ぜていた右手で、聡美の手首を括った紐を持ち、手首ごと持ち上げ、聡美のからだを水平にまで起こさせるんです。

-21-
お布団の上で聡美は馬のスタイルです。後ろ手に縛られた手首を持ち上げられ、上半身がシーツと平行になります。腰を落とし尻を持ち上げ、足は太ももをひろげられ、膝から足首がシーツにつく格好。股間がひろげられ後ろ正面を向いていて、そこへ手首をもちあげた翔太の勃起おチンポがぶすぶすと挿入していくんです。
「ほうら、聡美、どうや、いい気持ちか、ほうらぁ」
乗馬する格好にさせた聡美を、翔太がうしろから腰を前へ後ろへ、ぶすっ、ぶすっ、と突き入れます。
「ひやぁああ、ひやぁああ、ひいい、ひいいっ」
後ろ手に縛られ引き上げられた上半身をゆする聡美。ずんずんとからだのなかを貫き攻めあがってくる感覚に、聡美は翻弄されていきます。快感、快感を越えた快感、とろけていくからだ、新米OL、若い身体の聡美には、とろけていく感覚に、どうしようもなく悶えて呻くのです。
「ほうら、ほうら」
ぶすん、ぶすん、勃起おチンポが挿されて抜かれて、挿されて抜かれて、そのたびに聡美の喜悦悲鳴があがります。翔太が聡美の口に、手ぬぐいを紐状にして噛ませ、後ろで括って引っ張ります。聡美の顔が正面向いて、うつむかないようにされてしまって、後ろから、ぶすぶす、ぶすぶす、チンポを挿し込まれている聡美。
「ううっ、ぐぅううっ、ううっ、ううっ」
表情を軋ませ歪める聡美です。苦しい、とはいえ苦痛ではなく、決して気持ちいいともいえない激しい突き上げに、聡美の身体が反応しているんです。
「ううっ、ううっ、ううっ」
翔太の挿し込むスピードがゆっくりになります。ゆっくりですが、亀頭から陰茎の根元まで、完全に聡美の膣へ埋めてしまわれるのです。
「いいよぉ、聡美、締まってくるのが、わかるよぉ」
「うううっ、うう、うう、うううううっ」
ぶすっ、ぶすっ、挿し込みストップ、右手は手綱、左手は聡美の乳房なぶり、そうしてチンポは完全埋め込みの翔太です。責めあげる翔太に責められる聡美。それを見まもっている健介にビデオ撮影している誠也です。

八畳の洋間は広くはなくて、むしろ狭い部屋です。和風に仕立てられた舞台で、男に絡まれる女。男は翔太、女は聡美。翔太が終わると健介が、健介が終わると誠也が、聡美を犯していくのです。
「はぁああ、はぁあああ、ああ、ああ、ああっ」
寝そべった健介の腰をまたがされた聡美。後ろ手に括られたまま、健介の勃起おチンポ、腰をまたいで膣に挿入しています。大きな鏡が正面です。聡美のすがたが鏡に映り、そのすがたがビデオ収録されています。聡美の背中がわに健介の上半身です。
「ほうら、尻、あげろ」
「ああ、ああ、ああっ」
健介の腰をまたいだ聡美が、膝をシーツに着けたまま、太ももをバネにして、お尻を持ち上げます。股間に刺さったチンポの陰茎が抜けてきて、亀頭だけが埋められたまま、ストップです。
「ほうら、いいポーズだ、聡美、見えるか、鏡」
「ああ、ああ、ああっ、ひぃいいっ」
そうしているうちに尻を一気に降ろさせられる聡美。降ろすときには勃起おチンポが、ぶすぶすっと膣に埋まってきて子宮口まで届かされる亀頭です。なんともいえない、快感なのか、苦痛なのか、聡美にはもう判断すらできない朦朧です。
「ほいな、ほいな、聡美、どすん、どすん」
聡美の緊縛された上半身が、尻をあげた状態でストップ。下から健介の腰が突き上げられ、勃起おチンポがぶすぶす、挿し込まれていきます。
「ああっ、ああっ、ああっ」
聡美は、突き上がってくるチンポで膣襞をこすられるから、もうとろとろです。秘汁が垂れ出てきます。健介の腰まわり、陰毛なんてずぶ濡れです。聡美の陰唇が膨れて濡れて、とろとろ透明の秘蜜を垂れださせています。
「ううっ、うう、うう、ううううっ。わぁああっ!」
乳首をきつく揉みほぐされる聡美。勃起おチンポは完全埋没。そのおチンポが左右に上下にうごめかされて、聡美に刺激を与えます。乳首から、膣襞から、女体の性感帯を刺激され、聡美はへろへろ、もう気絶寸前にまで追い込まれます。

-22-
翔太がおわり、健介がおわったあとは誠也の番です。カメラ係をする誠也は、もうビンビンになったまま、待ちに待っていたところです。お布団に仰向かせた聡美におおいかぶさり、おチンポを聡美の膣に入れる。聡美の腰に分厚いクッションをかまし、お尻をもちあげさせ、おチンポがオメコにぶすぶす挿入される様子が見えやすいようにするのです。
「はぁあ、ああ、あっ、もう、もう、ゆるしてください・・・・」
イッテしまいそうになりながらイカセテもらえなかった聡美が、呻くようにいいます。後ろ手に縛ったままの聡美に、誠也がかぶさり抱きつきます。高くした臀部、太ももをひろげさせ、膣へ勃起おチンポを挿し込んだまま、乳房をつかみ、首筋に唇をあててなめながら、チンポ挿入を楽しむのです。ねちねち、にかいめの交合だから、男としての持続には余裕があります。
「美味しいなぁ、聡美ちゃん、オメコしながらおっぱい吸っちゃう、ううっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、ぷちゅぷちゅ、ぷちゅぷちゅ、聡美は誠也のおチンポと唇で、膣と乳首をいっしょに刺激されていきます。
「ううっ、はぁああっ、はぁあああっ」
後ろ手に縛られたまま、乳房は絞り上げられたまま、緊縛されたままで股間には勃起おチンポ、ぶすぶすです。
「ううっ、うわぁああ、ああ、ああっ」
聡美のからだは濡れ濡れです。乳首がつんつん、乳輪が起き上がってびんびんです。お尻を持ち上げられ、股間の真ん中へは誠也の勃起おチンポが、ぶすぶす、ぶすぶす、挿されて抜かれているんです。翔太と健介が、寝そべっての挿入されている聡美の股間を観察します。
「誠也、ゆっくり、抜いて、挿して、してやれよ」
翔太が注文をつけます。誠也が、それに応えて、腰をもちあげ、勃起おチンポを亀頭のところまで抜いて静止三秒、ゆっくり挿し込み陰茎の根元まで。
「ひぃいい、いいいっ」
根元まで挿し込まれた勃起おチンポで、そのあともぐいぐい押し込まれて聡美は、ヒイヒイです。

マットレズを敷いたお布団のうえ、白いシーツが掛けられていますが、そのシーツがしわになり、おめこの汁で濡れている円形箇所。聡美の喜悦声が部屋に響きます。高級マンションの一室です。大きな声が出されても、外に洩れることはありません。
「おおっ、おおっ、聡美、いけ、いけ、いくんだ、いくんだ」
「ああっ、あああん、ああっ」
「おおおおっ、出そうだよ、おれ、おれ」
「はぁあああ、いく、いく、ああああっ」
「ううっ、ううううっ!」
誠也が一気抜きしてスキンをかぶせ、そのままぶすぶすと挿入し、一気に爆発、射精にいたってしまいます。
「ああっ、ああっ、ああっ」
聡美の緊縛された上半身が反り返ります。拡げられた太ももが痙攣します。女聡美が悶えうち、呻いてアクメに昇ります。
「ひぃいい、ひぃいいっ」
射精のおチンポ痙攣を受けて、聡美の理性もことごとく、崩れ去ってしまって、アクメ昇りです。三人の男がいる場所で、喜悦のオーガズムを迎えてしまう聡美です。
「ひぃいい、いい~っ、ひぃいい、いい~っ」
聡美が先にオーガズム、お小水がぴしゅんぴしゅん、それから誠也の最後の射精痙攣です。聡美の声が、高鳴り、喘ぎ、呻いてトーンダウン。硬直しきった身体が、しなやかにしおれてきます。縄が解かれる聡美。からだには紐後が残り、膣まわりは、濡れ濡れのままです。
「今夜は、ここまで、また、明日だな」
「明日は、吊るして、拡げて、たっぷり、楽しもうぜ、なぁ、聡美」
聡美はぐったり、素っ裸のまま、男たちが座るお布団の、まんなかに寝かされています。このまま男三人女一人、ここでごろ寝するというのです。

-23-
<縛られ弄ばれる聡美>
お風呂を使わせてもらえた聡美が眠りだしたのは、午前三時頃です。三人の男子にかわるがわる二回ずつセックスされて、もうへとへとになってしまって、ぐったりでした。ぐっすり眠れて、目が覚めたのは、時計がないのでハッキリとはわかりませんが、午前十時。持ち物を取り上げられてしまって、スマホも財布も身分証明書も預けることにされて、聡美には裸の身体だけです。木で出来た畳一枚分の広さの檻に入れられている聡美。
「ああ、わたし、誘拐されたんだわ、どないしょ」
ここは恥部屋ではありません。壁一面のカーテンに向いて、背もたれ椅子が五つも置かれた部屋。その反対の壁際に作られた檻。時代物の映画で見る牢屋みたいな、その檻にはおまる便器と水のペットボトルがあるだけです。マットが敷かれているから、床は弾力があります。
「お目覚めだね、聡美、おはよう」
部屋に入ってきて声をかけてきたのは健介でした。たくましい体つきの健介は、男らしいです。聡美の女らしさからすれば、筋肉が盛り上がったからだです。
「ああ、けんすけさん、どうして、わたし、ここに・・・・」
「なになに、明日の夜には解放してやるよ、ただし、ただし、だけどな」
檻の中でおんな座りした聡美を、見入っている健介がいいます。
「さあ、ここから出してやるけど、首輪をつけておくから、な」
殺風景といえば殺風景な部屋ですが、サッシの窓があり、外が見えます。遠くに山並みが見えます。お天気は良くて、青空に雲が半分、ここがマンションの十階であることが、聡美にもわかります。
「ほら、出ろ、聡美、首輪をつける」
赤い犬用の首輪ですが、細工がしてあります。ベルトに輪っぱがつけられ20㎝鎖に手枷がつけられているのです。聡美の手首に手枷がはめられ、犬がちんちんした格好。抵抗しても出来ないとわかっているから、聡美、なされるがままです。

ドアがあけられるとそこはリビングルーム。翔太と誠也が応接セットのソファーに座っています。誠也は、4Kビデオのカメラを膝の上においているんです。
「ふんふん、すっぴんの聡美、さすがだね、可愛い、ね」
首にベルトを巻かれ、ベルトから20㎝のところへ双方の手首を持ち上げた姿で、男たちの前に立たされた聡美です。髪の毛は肩に触れる程度でおかっぱ、160㎝に満たない裸体は、弱々しいように見えるけれど、胸も臀部もそれなりに女の魅力を醸しています。
「はぁあ、服を、着せて、ください、おねがい」
「ばか、いうんじゃないよ、おまえは、野生の雌犬だ、裸のままだよ」
「ええっ、そんなぁ、そんなことぉ、どないしょ」
聡美の顔が、それでなくても不安いっぱいなのに、曇ります。立たされたままですが、きっちり太ももを閉じ、膝を合わせ、身をしゃがめる格好。陰毛のところをくぼみにしているんです、女の仕草です。
「落合聡美、22才、大京銀行淀屋橋支店勤務、現住所は、京都か」
「ああ、やめて、そんなの見るの、やめてください」
「いいじゃん、ブログやってんだ、可愛いページじゃん」
素っ裸、腕を降ろせないまま立たされている聡美を、観察しながら、聡美の持ち物を見ているのです。
「二泊三日、ここにいて、あとは、契約が守れるようなら、解放するよ」
翔太が、聡美に声を優しくして、ソファーに座ったまま、正面の聡美を見ていいます。聡美が拉致され、高級マンションの一室に連れ込まれてきて、監禁される。そうして、男たちに犯される、輪姦される。聡美は、男たちの餌食にされてしまうのですが、巧みな契約書を書かされるから、いいなりになってしまうのです。
「こっちの部屋で、ほら、聡美、こっちだ」
リビングからのドアがひらかれ、導き入れられたのは昨夜に責められた部屋です。
「恥部屋、はぢべや、わかるだろ、聡美が恥ずかしがる部屋、スタジオだよ」
検診台やベッドは片付けられていて、天井からのロープが下ろされているだけですが、ロープには滑車が付けられているんです。

-24-
首輪から手がはずされ、はずされた手首20㎝の鎖がひとつにされます。顔の前に下ろされた滑車からのフックに手首の鎖が留められます。
「はぁああん、こんなの、いや、いやですぅ、ううっ」
聡美がなんといおうと、男たちがやめるはずがありません。聡美をつり上げ立たせ、そのうえ犯してしまう魂胆ですから、聡美には逆らう気持ちがあっても、身体は逆らえません。
「ああっ、ああん」
聡美の手首が、顔のまえから頭の上へとあげられてしまいます。カーテンが開かれた前の壁面は大きな鏡です。恥部屋全体が映り、その真ん中に全裸で両手を頭のうえにあげた聡美が映ります。
裸体と鏡の距離が90㎝にまで近づけられ、身体が目の前に映っているんです。
「ほら、聡美、うしろから、可愛がってやっから、ええ顔するんだよ」
出番はスポーツマンタイプのたくましい健介です。後ろから、聡美を抱きます。聡美の身長では、健介に抱かれると裸の身体がすっぽり収まる感じです。
「ほうら、乳房、おっぱい、ぷるん、ぷるん」
健介が聡美の耳元へ、息を吹きかける近さで、囁きながら手を動かすんです。聡美の後ろ頭は、健介のあご下。
「ほうら、聡美、乳首、つまんで、揉んで、やる、ね」
顔が正面に向けられ、後ろからまわされた腕の手指で、聡美の乳房が、乳首がなぶられていくんです。聡美は、手を頭上にるあげていだけで、自由に身体を動かすことができます。とはいっても腰をふり、身体をくねらすことができるだけです。
「はぁあ、ああっ、はぁああ、ああっ」
双方の乳首を指にはさまれ、揉まれてしまう聡美。息を吐くときに洩れる音が、喘いできます。
「ふふ、いいね、聡美、たぷたぷ、おっぱい」
乳房をなぶられながら、そばにいる翔太が束ねたロープを聡美の右膝の裏からまわして引き上げ、手首にまで持ち上げ括ってしまいます。

右足を引き上げられてしまう聡美。左足だけで立つ格好です。立って足裏が床につきます。心持ち膝を折ることができます。
「ああん、こんなの、ああん、いやですぅ・・・・」
「ふふふふ、いい格好だ、聡美、たっぷり、やらしてもらうぜ」
一番目は翔太です。一本足にさせたまま、聡美は、犯されていくんです。翔太が後ろから聡美を抱きます。そうして勃起させたチンポを、聡美の股間へこすりつけ、しばらく陰茎でこすったあと、亀頭を立て、膣に挿し込むんです。
「ううっ、おおっ、聡美ぃ、いいねぇ」
「あああん、いやぁああん、あああっ」
聡美は快感どころか立ってるのがやっとの気持ちです。おチンポを挿し込まれて、圧迫感はあるけれど、快感にはつながってきません。
「ほうら、聡美、鏡を見ていろ、ほうら、入ってるだろ」
「ああん、だめ、だめ、こんなの、だめですぅ」
「おお、あいぶん、濡れてきたぜ、聡美、わかるか」
「ああん、わかりません、つらい、つらいですぅ」
「ええ気持ち、おお、チンポ、ええ気持ちぃ」
「ああ、、だめ、だめ、ああああん」
聡美の顔、表情が歪みます。快感というより不安定な身体を支えるためのリキミみです。誠也が聡美の呻き喘ぐさまをビデオに撮っています。聡美の身体を下から見上げるアングルで、挿入されるチンポと股間を撮っています。
「ほんなら、健介、かわってやるぜ」
まだ、射精にまでは遠い翔太が、したくってそわそわ状態の健介にバトンタッチします。健介は、もう、下半身剥き出し、おチンポびんびん、翔太にかわって、うしろから聡美を抱きます。抱いて腰からの勃起おチンポを、股間でこすります。陰茎で陰唇をこすられる聡美。白い肌に赤い首輪が巻かれた全裸の聡美です。
「ほんなら、聡美、いただいちゃうぜ」
ぶすっと勃起おチンポ、亀頭を聡美の膣へ、下から突き上げる格好で、挿入してしまうのです。

-25-
左足だけで立っている一本足の聡美を、後ろから抱いておっぱいをなぶります。そうしてチンポを下から突き上げ、挿し込む健介です。
「あああん、あああん」
「おおおっ、聡美、鏡見ろ、おおおっ」
ぶすっ、ぶすっ、スポーツマンタイプの健介が、後ろから聡美を抱きあげるようにして、挿し込んでいきます。聡美は左足のつま先だけが床につき、宙に浮く感じで不安定です。正面の鏡には後ろから攻められる聡美の裸体が映っています。
「ああん、あああん、ひやぁああん」
ぶすぶすぶす、健介が、勃起おチンポを、聡美の膣に挿しみ引き抜くたびに、聡美が声を発します。乳首をつままれ、乳房を揉まれ、股間の膣には勃起おチンポぶすぶすです。新米OL聡美の顔が、その表情が、紅潮していて喜悦にまみれているんです。
「こいつ、Mっ気たっぷりだぜ、よろこんでるんだよ」
「そうみたいだな、聡美、責めがいがあるぜ、いい玉だ」
ぶすぶす、健介が聡美の膣に勃起おチンポを挿し込んだまま、翔太と会話しています。聡美の耳には聞こえても、その意味がわかりません。
「はぁあああ、ああっ、あああん」
ぶすぶす、まだまだ、健介の射精にまでは至りません。健介が、聡美からチンポを抜いて次の手です。翔太が花台にもなる70㎝高の丸椅子を聡美のお尻に当ててやります。健介が左足を引き上げた紐をほどきます。聡美が丸椅子に座らされるのです。
「括り直しだ、聡美、たっぷり、可愛がってやるぜ」
翔太が手にしているのは1メートルの棍棒です。棍棒の両脇にはフックが着いていてロープが通され吊られるとると、ブランコになる仕組み。括られた手首がほどかれ、1メートル棍棒に左右の膝と左右の肘がひろげられて括られるのです。お尻だけ丸椅子につけられて、人間生け花というわけです。

1メートル棍棒に膝をひろげて括られて、肘をひろげて括られている銀行員新米OLの聡美です。全裸にされ赤い首輪をはめられた聡美が、手も足もひろげられているんです。
「男がよろこぶ格好だ!」
「ふふふふ、よろこぶんだな、女のこの格好!」
「たっぷり、ビデオに撮っておけよ、それから写真もだ!」
男が三人、八畳の恥部屋で、聡美を存分に犯してしまうのです。
「ほなら、つぎ、聖也、おまえがやってやれ」
この日まだ、聡美とは接触させていないカメラ係の聖也が、丸椅子のうえで開脚M姿の聡美を犯すというのです。
「ゾックゾックしちゃうなぁ、聡美ちゃん、おれ、いただくよ」
下半身裸、白いシャツ一枚の聖也が、聡美の前に立ちます。大きな鏡が左です。後ろから聡美を支えるのが健介です。
「いれてやれ、チンポ、聡美に、いれてやれ」
「うっふふふっ、入れちゃうぜ、聡美ちゃん」
「ううううっ、いや、いや、いやぁああ!」
からだの自由を奪われた聡美が、悲痛な声をあげだします。健介が後ろから、聡美の口をふさぎます。聡美が穿いていたショーツを丸め、口の中へ入れてしまいます。口のなかをふさがれた聡美の声が、くぐもります。犯される聡美、ビデオ係は翔太です。
「ううっ、うぐ、うぐ、うううううっ」
ぶすっ、聖也のチンポが聡美のオメコに挿し込まれます。
「ううううっ、うぐう、うぐうっ」
目尻から涙がこぼれ落ちる聡美の顔です。口の中にショーツをくわえこまされた聡美の唇を割るようにして紐が巻かれ、首後ろで括られます。
「うううっ、う、うう、ぐううううっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、聖也の勃起おチンポで、膣の中をこすられる聡美。得体の知れない感触が身体の中を貫いてきます。
「ううっ、ううううっ、ぐぅううううっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、鏡にも斜め横から、チンポが挿入される膣のすがたが、聡美の表情とともに映ります。鏡の向こうには、いまは観客いないけど、そこは特別鑑賞ルームです。

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聡美のからだは、高さ70㎝の花台丸椅子にお尻を置き、肘と膝が1メートル棍棒にひろげて括られた格好です。後ろから健介が、聡美のからだを支えます。口にはショーツの布を咬まされ唇を割って横紐でくくられた猿轡です。犯されている聡美。聖也が、ぶすぶす、聡美の肩に左手おいて、右手でおっぱいまさぐりながら、腰を前へ後ろへ、です。勃起させたおチンポを、聡美のオメコに挿しこんでいるんです。
「おおっ、ええわぁ、聡美ちゃん、めった、ええわぁ、ああっ」
「うううっ、ぐぅううっ、うう、うう、ううっ」
<ああ、やめて、やめて、やめてくださいぃ、いいっ>
猿轡を咬まされているからはっきりした声にはならない聡美。こころのなかでやめてほしいと訴えます。涙がこぼれてくる聡美を見て、聖也はますます、可愛がってやろうという気持ちを抱くんです。
「おおっ、ええんやろ、うれしいんやろ、おまえ、ドMなんやろ!」
ぶすぶす、挿して、抜いて、挿して、抜いて、スピードがあがって、そのまま射精する寸前にまできた聖也。いったん抜いてスキンをかぶせ、そのまま突入、ぶすぶすぶすぶす。
「ううっ、ああっ、うううっ、でる、でる、ううううっ」
聖也の痙攣、顔が歪んで、射精がはじまったのです。聡美は、もう、なにがなんだかわからない。何が起こっているのか分からない。ただただ苦しい、苦しいです。迫ってくる苦しさが、からだがとろけていく感じ。お小水を飛ばしてしまって、そのまま気を失ってしまったのです。
「ふふふふ、聡美、ええ玉やぜ、まだまだいけるぜ」
「可愛い顔して、上玉だぜ、売れるぜ、こいつ」
気絶した聡美のからだを自由にし、床に敷いたマットに寝かせながら、翔太と健介が話を交わしているんです。

聡美に気が戻ってきたのは、それから30分がすぎていました。男三人に隣の部屋、檻のなかで目が覚めたのです。全裸です。首に巻かれた赤い首輪からは2mの赤いロープが、檻の棒に括られているのでした。マットが敷かれ、おまる便器が置かれているだけの畳一枚分の広さです。檻には水のペットボトルが入れられていて、食べものはありません。檻から見て正面は全面がカーテンです。右にはドア、左に窓がありますが、遮光カーテンで閉じられているので、照明が消されたこの部屋は薄暗いです。
<ああ、わたし、どないしたんやろ、誘拐されたんだ、きっとそうだわ>
ぼんやりだけど、気がついた聡美の脳裏に、そんな言葉が浮かんで、消えていくのです。怖い、聡美の率直な気持ちです。殺されるかも知れない、そういう思いがわいてくると、急に心細くなってきて、失望のなかに落とされた感覚です。
<裸だわ、わたし、ああ、喉が渇いてる、この水を飲めばいいのかしら>
正座しているのも足がしびれるから、横流しのおんな座り、でも、つらいから、足を組む、なかばあぐら座りになってしまう聡美。
「気がついたかい、聡美」
スピーカーからの声です。聡美は、ハッと気がつき、あらためて、檻の中にいることを知ります。
「そこは聡美のプライベートルームだよ、しばらくしたら、迎えにいくからね」
顔が見えなくて、スピーカーから流れ出てくる声だけが聞こえてきます。そうしているうちに、正面のカーテンが左右に開いてきます。電動仕掛けでカーテンが開く、まるでミニシアターのようです。カーテンが開くと、そこはガラスになっていて、その向こうに部屋があるのがわかった聡美。向こうの部屋が先に責められた場所であるのが、わかったのです。ガラスの向こうに翔太が、木でできた背もたれ十字の椅子に座っていて、こちらを見ているのがわかります。
「ここからは、檻の中の聡美が見えるんだ、モニターを通してだけど、ね」
檻の中を映すカメラに、聡美は気がつきます。右と左と上、三か所にカメラがつけられていて、翔太がいる部屋につながっているのです。





















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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