愛欲の部屋(3)-3-
  17~22 2017.9.24~2017.10.4

   

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鑑賞ルームの真ん中に、扇状に置かれた肘掛椅子三つに、それぞれ座られた三人の40代社長です。目の前へ、羞恥椅子に座った聡美の半裸が近づけられて、目をこらします。羞恥椅子は婦人科の検診台とそっくりに作られているんですが、いまはまだ、椅子に座った格好の聡美。黄色の透けるランジェリーをつけています。でも腰の上までめくりあげられていて、股間から持ちあがり広げられた太ももの、そのつけ根は、まだ封印された縦割れ陰唇女性器が。丸出しです。上半身を後ろ15度倒されただけの聡美です。目の前の男三人目線が、からだの羞恥部分に注がれるのがわかるから、恥ずかしくって辛い気持ちです。
「みずみずしい、ぽっちゃり、白いんだね、この子のお肌、なめたいねぇ」
「ああん、いや、いや、みちゃ、いや、いやよ」
聡美はころばにしては出せないけれど、心のなかで言葉にしてしまいます。うずうず、刺される目線に、からだが反応していくんです。
「陰毛、陰唇、肛門、もう少し、太ももを、ひろげろよ」
社長の一人が、そのように要求しますが、すでに聡美の太ももは90度にひろげられているところです。ただ陰唇が、まだ閉じられたままなので、縦一条の線ですが、ビラビラは見えます。
「ああ、ああ、ああっ、あああん」
聡美の上半身が後ろ45度にまで倒され、太ももから膝が持ち上がると、股間がぐぐっとせりだす格好になって、三人の40代社長の目線の高さに、聡美の股間が正面向いているのです。
「ひらいてみましょうか、社長さんがた、聡美のおまんこ、いかがでしょうか」
羞恥椅子の後ろにいる入江が声をかけ、そのまま羞恥椅子を、後方のプレイルームへと移動させます。三人の社長は、椅子からたちあがり、聡美がおかれた羞恥椅子を囲むようにして、移動します。プレイルームの真ん中、手術のときに照らされる明るさの照明が、聡美のからだを照らします。するするする、電動式の羞恥椅子が、聡美の体位を変えます。臀部から腹部が盛りあがり、股間が斜め上というよりむしろ真上近くに拡げられます。黄色い透けたランジェリーの前がひろげられ、乳房が丸出しにされます。
「ああ、いや、いや、ああん、みちゃ、いや、ですよぉ」
手術用の手袋をした入江が、やんわり、聡美の股間を、なぶりだします。
「いいですか、聡美さん、いいですね、これから、開いてみますから」
ぶつぶつ聡美にも聞こえる声で、入江が、羞恥椅子の横に立ち、手袋した手で陰毛をたくしあげ、最初にクリトリスを剥きだしにしてしまいます。まだ陰唇はひろげられません。あとのお楽しみなのです。

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プレイルームの真ん中へ移動させられた羞恥椅子には、ほぼ全裸の聡美が、太ももを股から90度に広げられ、上半身は後ろへ45度に倒された格好です。太ももから膝は15度の持ち上がりで、なだらかです。ぐっと股間がまえにせり出す格好で、手術用の手袋をした入江が、クリトリスを剥きだし始めたのです。
「ううっ、ふぅううっ、ああっ、みちゃ、いや、みちゃ、いや、ああん」
声にはならないほどの小声で、22歳の聡美、三人の40代社長に股間を見つめられて、羞恥に咽びます。
「うううん、陰毛の下のクリトリス、ううん、感じるねぇ」
「きれいな色だね、若いんだね、はちみつ色だ、美味しそうだねぇ」
「ふふふふ、そのうち、いただけるんでしょ、そうだよね、聡美さん」
聡美が座った羞恥椅子。斜めうえからの照明は、明るい光が降り注ぎます。胸の乳房から股間、太ももから膝までが、明るく照らされます。
「陰唇を、開いてみますから、たっぷり、眺めてやってくださいな」
横から聡美の股間に手をいれる、入江康夫が、三人の社長の顔色を伺いながら、声をかけます。
「ああん、いや、いや、いやぁああん」
「ほうら、ひろげてみましたよ、どうですか、佳織のおまんこ」
陰毛のしたから縦に走る陰唇を、指に挟んで横へひろげてしまう入江の行為に、三人の社長からは感嘆の声が洩れます。
「きれいな色、ピンク、サーモン、刺身の色だ」
「濡れてるじゃないですか、透明の、汁、蜜、おまんこ汁ですな」
「ああん、恥ずかしいこと、いわないで、くださいな、わたし、恥ずかしい」
聡美、顔が火照ってきて、羞恥の極みへ昇っていきます。
「これを、いれて、なかを、みてみましょう」
入江が手にしているのは透明プラスチックのクスコです。生唾を、ごっくん、半分以上透明のくちばしを見る社長の一人が、生唾を、ごっくん。それにつられるように、ほかの社長おふたりも、ごっくん、聡美の股間を凝視していきます。
「いやよ、いや、いや、そんなの、いやですよぉ、ああん」
「聡美ちゃん、銀行の窓口にいたんだってねぇ」
「そのときは、した、パンティとか、なんも穿いてなかったんじゃないの」
「それは、想像するよなぁ、融資に対応してくる女子なんて、むっちむっちだよ」
「へんな想像よりも、いいねぇ、実物、ナマで見て、ナマ本番付のショーでしょ」
クスコが、聡美の膣のなかへ挿し込まれ、すっかり根もとの口までが挿入され、くちばしがひろげられ、照明が当てられます。

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<ああああっ、みないで、みないで、見ないでください、ああん、おねがいぃ>
ひろげた股間の膣にクスコを装填されてしまって、女性器に光を注ぎ込まれて、その内部をみられている聡美です。検診台の羞恥椅子に股間をひろげられている聡美の目の前には、いずれも40代の会社社長三人が、しゃがみこみ、食い入るように股間を覗いているのです。
「いいじゃない、聡美のおまんこ、淡いピンクじゃない、若いんだな」
「そうですよ、今年大学を卒業したところだといいますよ」
「一流の大学を出て、一流の銀行に勤めて、いや気がさして、エロスショーの女」
「いい顔してるけど、下もいい格好してるよね、惚れちゃうなぁ」
トロリ、トロリ、クスコでひろげられた膣から、透明のヌルヌル水が滲みだしてきます。エロスショーの仕掛け人は村瀬慎吾34歳、カメラマンは大木伸介50才、29歳の山内と入江は、聡美のひきまわし役です。クスコをはずしてしまう入江。
「さてさて、社長さま、お弄りしていただいてよろしいですよ」
「おおう、なぶっていいんか、この子のからだ、弄っていいんですかい」
「そうですよ、擽りですね、ただしクリトリスと膣のなかは、ご遠慮くださいよ」
羞恥椅子に仰向いて、足をひろげて、胸をさらして、聡美のからだが御開帳されているんです。拝むだけじゃなくて、お触りさせてさせていただけて、その果てには、ひとりずつ、交合できるというのです。
「ああん、いやぁああん、こそばい、あああん」
「たぷたぷ、おっぱい、柔らかい、いいねぇ」
「ああん、いやいや、こそばい、こそばいですぅ」
太もものうちがわを、男の手の平が這ってきて、全裸で開脚Mすがた、整った目鼻立ちの美女、むちむち肌の聡美のからだがこわばります。むずむず、手首と膝だけが固定の裸体を、よじらせる聡美。ぷっくら乳房、陰毛、股間の縦割れ陰唇、お尻の穴、それだけじゃなくて、腰も臍も首筋も、ああ、耳裏までが弄られてしまう聡美、22歳です。

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膣にクスコをいれられて奥を観察され、擽り責めにあわせられた羞恥椅子に乗せられている聡美です。八畳洋間のプレイルームの真ん中です。第一部が終わり、第二部の始まりまで、呻いて悶えた22歳の聡美を、休息させるリーダーの村瀬慎吾です。プレイルームと鑑賞ルームの間には幕が引かれ、羞恥椅子に乗った聡美が降ろされます。
「ああん、恥ずかしいです、とっても、とっても恥ずかしいですぅ」
自由になって、検診台羞恥椅子から降ろされて聡美が口走ったのは、その羞恥の極みのことです。ついこの前まで、銀行の窓口でお客様と会話していた容姿端麗、美人顔の聡美が、全裸に近い格好で、大股開きにされ、奥の奥まで、見知らぬ男の目に晒す、想像もしなかったことが身に起こって、聡美、どうしたらいいのかわからないのです。
「あたらしい仕事なんだよ、聡美のさぁ、いまの世、心がすさんでいるから、奉仕だよ」
「はぁああ、心がすさんでる、心への奉仕、そういうことですか」
黄色の透けたネグリジェを脱ぎ、白地に赤い花柄の浴衣に女の子用の兵児帯に着替えさせられる聡美。インナーはなにもつけません。このあとは、SMプレイされ、男の人に奉仕する。ええ、きょうは三人の社長さん、それぞれ個別に射精してもらう、というのです。ぶううううっ、昔ながらの映画館みたいな開演のブザーが鳴ります。仕切りのカーテンが開きます。濃い緑の皮製背凭れ椅子に座った浴衣すがたの聡美がプレイルームの真ん中にいます。それだけです。スポットがうえから聡美の座る椅子まわりを照らして、周辺は薄暗いです。
「おお、浴衣姿じゃないですか、麗しい、可愛い、綺麗だ、素顔がいいねぇ」
「幸田社長は、この子に、惚れこみましたな」
「そうだな、惚れたね、一目惚れ、ってとこだね」
「あの目鼻立ち、きりっとしていて、個性派女優のあの子似ですな」
「おまんこも拝んだし、このあとは、本番できるということだし、ね」
「ほらほら、向こうに注目、いよいよ始まりですね」
第二幕は、聡美が緊縛されて、バイブを入れられる、というエロスショーです。八畳のプレイルーム、その真ん中に座った浴衣姿の聡美です。その横には整体師の入江が生成りのズボンとシャツ姿で立っています。聡美が立たされ、入江は縄を持ち、聡美の手を後ろにまわさせ、入江が手首を括っていきます。鑑賞ルームからは左に聡美、右に入江の立ち姿のポジションです。手首が縛られると、胸へ、浴衣の上から縄が巻かれていきます。乳房の上下に巻かれて、後ろ手に縛られた聡美の手首の余り縄が、天井からのフックに留められてしまいます。

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八畳間のプレイルーム真ん中で、後ろ手に縛られた聡美は、立たされ、天井からのフックに留められてしまいます。
「ああん、だめ、だめ、こんなの、ああん」
爪先立にされた聡美の浴衣姿が、すんなり細身の体つきにみえて、社長たちの目をくすぐります。横に立った入江が、浴衣の足元、裾をめくろあげます。
「おおっ、白い太もも、うるわしい顔つき、いいねぇ、聡美って子、素晴らしい!」
鑑賞ルームから聡美までの距離は畳の長辺二枚分です。正面を向いた後ろ手縛り浴衣に兵児帯姿の聡美を見る社長たち。浴衣の裾は、太ももが見えて、陰毛がかろうじて見えるまでめくられ、お尻のうえの兵児帯にくぐらされて留められるんです。
いいですかね、次は、聡美の胸を、ご覧に、入れます」
入江が、聡美の後ろにまわり、浴衣から肩を露出させます。そうして乳房にかぶった浴衣をひろげ、露出させます。上下に縄が巻かれたぷっくらの乳房が、照明に浮かび上がります。
「おお、おお、素晴らしい、聡美のからだ、素晴らしい、いいですねぇ」
縄をきっちりと巻き締められ、亀甲縛りにされる聡美の乳房です。ぷっくらと盛り上がり、乳輪が浮きあがり、乳首が起ちます。
「ああっ、あああっ、いやぁ、ああん、ああっ」
入江が、羽根で聡美の乳首を愛撫してやります。後ろ手に縛られ、爪先で立っているからだが、揺すれます。乳首をこそばされて、身悶えする聡美。薄くあけた唇から、声が洩れてきて、色気をさそいます。
「いいですか、片足を、あげさせてやりましょう、いいですね」
聡美の右膝上に縄がぐるぐると巻かれ、引き上げられ、頭の上のフックに留められ、立てた足と直角になるところまで引き上げられたのです。
「ああん、いやぁああん、だめ、ああ、だめぇ」
上半身が前のめりになるところを、ますっぐに立たせる入江。正面からh、三人の社長が、目を凝らして、眺めておられます。
「さあて、さあて、さるぐつわ、声がくぐもるように、猿轡」
聡美、紅いロープを唇の間、上歯の下歯の間に入れられ、首後ろで括られてしまいます。
「うぐ、うぐ、うぐうぐ、うぐぐぐっ」
「いいでしょ、こうして、この子を、苛めてやりましょう、社長さん!」
鑑賞ルームの社長三人が立ち上がり、プレイルームに入って、聡美を囲んでしまいます。

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後ろ手に縛られた聡美は片足で立つ格好になっています。着ている浴衣をはだけられ、乳房と股間が剥かれて丸出しです。ひらけた唇には紐が咬まされ、歯と歯がかみ合わないようにされています。弄られても呻き声しか出せないようにされた浴衣に赤い兵児帯姿の聡美です。
「いいですな、さわらせてもらって、いいんですね」
「いいですよ、触って、こじ開けてやると、元銀行員の聡美は、啼いてよろこびますから」
「それじゃ、聡美ちゃん、うずうずしてきましたよ」
三人の社長が、後ろ手に縛られ、紐猿轡を咬まされ、片足を吊られて立ったまの聡美を、囲んでいます。座り込んで股間を眺める幸田社長は、織物会社の経営者です。下から、見上げる聡美の股間を、手持ちのLEDライトボックスで照らします。
「おまんこちゃん、聡美ちゃんの、おまんこちゃん、ぱっくり、ひらいてあげましょう」
「うぐ、うぐ、うう、うぐううっ」
左手にライトボックスを持った幸田社長の右手が、ひろげられた聡美の股間を弄りだします。陰唇をさすったあと、陰唇のあいだに指をいれ、そうして二本の指でひろげてしまいます。見れるのは幸田社長だけ、下向いた股間を仰向いて覗くのです。
「ふふふふ、いいねぇ、おっぱい、つるんつるん、すべすべ、いいねぇ」
荒木社長は薬の卸し問屋の経営者です。女子社員を色目でみても、手を出すことは禁物です。こうしてエロスショーに呼ばれて、女子の裸体を鑑賞し、本番させていただくのです。聡美の乳房は縄で絞りあげられていて、乳輪がふくれ、乳首が起っているのです。荒木社長が、その乳首を、指に挟んで、揉み揉みを加えていきます。聡美、無抵抗。
「うううっ、うううっ、ううううっ」
半ば泣く面持ちで、上気している目つきが麗しい、可憐、美しい、男心をくすぐるのです。おまんこを弄られる、おっぱいを弄られる。食料品バイヤーの水江社長は、聡美の肌を撫ぜまわし、髪の毛を、耳後ろを、足の先から太ももの根っこまで、眺めて細かに観察しながら、聡美の肌の触りごこちを、楽しむのです。
「いい女だねぇ、可愛いし、麗しいし、タレントさんだね」
「22歳って、女盛り、熟女というより、まだまだ青い、若い、可愛い、ですなぁ」
「それにしても、おっぱいとおまんこは、上出来、最高、いいですなぁ」
40過ぎた会社の社長さんたちが、聡美のことを、いろいろと、おしゃべりです。このあとには、個別に、聡美と対面で、セックスを楽しまれることになります。






































































































































































































































































































































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