愛欲部屋(2)-4-
  25~32 2018.2.18~2018.2.26

 

-25-
明夫の腰にまたがったままイッテしまった結衣。ぐったり、明夫にかぶさっています。仰向いた明夫は、射精してもちんぽを挿し込んだまま、かぶさっている結衣を髪の毛を掻き上げてやり、顔を愛撫してやり、軽くキッスしてやります。囚われの結衣。檻の中に入れられて管理されている大学二年生のアイドル結衣。化粧もなにもしなくれも、淫乱剤を混ぜた栄養ジュースを飲まされ、ピルを飲まされ、体調管理されながら、男たちに犯されているのです。
「洗浄しろよ、結衣、見ていてやるから、ほうら」
トイレへ連れていかれ、ビデをまたいで、洗浄するんです。明夫が膣のなかで射精したから、それを洗い落とすのです。
「ああ、いいきもち、あたたかい、お湯、ああん」
「いいのか、きもちいいのか、結衣、かわいいな」
色白の肌、ぷっくらの乳房、まんまるいお尻、黒い陰毛、乳首も、唇も、陰唇も、淡いあめ色です。
「洗ったら、あとは、結衣の自由時間だ、檻の中へ戻るからなっ」
「明夫さま、わたし、明夫さまのこと、好き、好きです」
「ええっ、そうなのか、ぼくも好きだよ、結衣のこと」
「だから、わたし、明夫さまのモノになりたい」
「ぼくも、そうしたい、ぼくのモノにしたいけど」
結衣、世話係の明夫に、深い恋心ではないけれど、三人に輪姦されるより、明夫に独り占めして欲しいというのです。明夫の心が揺らぎます。結衣を連れ出して、二人で蜜月やりたいけれど、まだ学生の身だから、生活費がまかなえない。こころ揺すられるけれど、明夫には、どうすることもできないのです。夜が終わって朝がきます。結衣はうとうと眠って、目が覚めます。小鳥の囀りが窓の外から聞こえてきます。大原の山の中の光琳館二階です。
「ようく眠れたかい、結衣、さあ、出ろ」
昨夜の明夫とは別人のような明夫のふるまいに、結衣は戸惑いながらも、自分が囚われの身だということに気がつきます。
「ほうら、首輪をつけてやるから、顔をこっち向けろ」
赤いベルトを首に巻かれる結衣。檻がある四畳半の部屋から、SMルームへ出るのに、犬の首輪をつけられ、紐をつけられ、四つん這いでSMルームへいきます。SMルームの向こうには翔太がいて幹夫がいます。
「おはよう、結衣、今日は、たっぷり仕事をしてもらうよ、DVDの映像撮りだ」
アダルト映像が撮られ、編集され、売られるというのです。全裸の結衣は四つん這いから立ち姿にされ、縛られていく可憐な二十歳の結衣です。

-26-
<SM部屋の結衣>
大原にある光琳館の二階にある八畳のSM部屋です。檻から出されてきた大学二年生、二十歳になったばかりの向井結衣が、SM研究会の男子三人に、DVD用の撮影を兼ねて、可愛がられるのです。リーダーは資産家の御曹司大谷翔太、カメラマンは奈倉幹夫、それに結衣の飼育係高倉明夫です。裸で立たされた結衣。翔太が結衣を縛りだします。
「あっ、ああっ、うう、ううっ、ああん」
腕を後ろへまわされ、手首を交差させてかさねられ、細縄が巻かれます。手首を縛った縄の余りが、胸へまわされ乳房の下をとおって背中に戻され、ふたたび前へまわされ乳房の上にとおされ背中に戻り、手首に括られます。
「はぁああ、ああん、あん、ああん」
「ふふふふ、ふふっ、結衣、いい格好だよ。うっふふ、ふふふふ」
そのあとには乳房を絞りだすように縄がまかれ、結衣は後ろ手で乳房亀甲縛りにされてしまって、立たされたままです。
「いいだろ、結衣、ふふん、おっぱい、張ってくるように、触ってやるよ」
翔太が、絞りあがった結衣の乳房を、やさしく、ゆっくり、すそから、よこから、うえから、撫ぜて揺すっていきます。乳首には触れてもらえない結衣。触られ、揺すられる感触を注入されていく結衣。ほんのり、顔が紅潮し、乳房がぷっくら膨らみだして、乳首が起ってきます。
「ああっ、あん、あん、ああん」
「ふふふふっ、起ってきたな、乳首が、なぁ、結衣、したのほう、感じてんじゃないのか」
「ああん、そんなこと、ああん、そんなことないです」
乳房を弄られ、乳首をつままれだした結衣です。したのほうとは、股の奥、お腹の奥、お尻の前、隠れているけれど、女にとってぐじゅぐじゅ、敏感な処のことです。
「そうかい、そうかな、結衣、あとで、調べてやるから、なっ」
「はぁああ、ああん、ひゃああっ」
乳首をつままれ、翔太の指間で締められた結衣が、痛みではない刺激に、声を洩らしてしまいます。足をひろげさせられ、ひろげた足首を竹竿に括られてしまいます。

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足首に竹竿を渡され、括られてしまった結衣は、もう膝も太ももも、ぴったしと閉じることができなくなります。翔太は結衣が股を閉じられないようにしておいて、そこを弄ってやるのです。結衣は、そこを弄られると、もう、女の子として、呻いて悶えるだけです。
「ふぅん、ふぅん、結衣、ここ、弄ってあげよう、ふぅん、うっふふっ」
足首から膝を床についた格好で、後ろ手に縛られた上半身は、上へ持ちあげられ、天井から下りたロープのフックに括られています。
「ううっ、ああっ、いや、いや、いやぁああん」
翔太は、縛られた結衣の前にあぐら座りです。目の高さに、結衣の陰毛があります。翔太は、右手を結衣の股にいれます。左手は絞りあげた乳房をつかみます。
「指責めだな、結衣、わかるだろ、指で、濡れたおめこの奥のほう、弄ってやる」
「はぁああ、ああん、いや、いや、お指で、なんて、ああん」
翔太は、右の手の平を上に向け、親指でクリトリス、中指を膣の中、人差し指と薬指は陰唇のねもとのそとがわを、押さえます。
「いいだろ、ほうら、結衣、嬉しいだろ、鳴いていいんだよ、たっぷりと」
あえてバイブレーターとか男根張形とかを使わずに、男の指を使っていたぶってやるのです。結衣は大学二年生、二十歳になったばかりのお嬢さま、可愛くてアイドル扱いされていて、だれもが触ってみたい存在です。その結衣を、写真に撮って、DVDに仕上げて、作品にするというSM研究会の翔太たちです。
「はぁあ、ああっ、あん、あん、ああん」
翔太は、右の手の指三本で、結衣の股の真ん中を弄ります。膣へは中指をぶっすり、指の根元までを、たっぷりに挿し込みます。人差し指と薬指では、陰唇の外側裾をこすってやります。そうして左手で乳房を撫ぜ、乳首を親指の腹で撥ねてやります。
「ああん、あん、あん、ひやぁああん、ひぃいいっ」
しだいに、二十歳のお嬢さまが、ヒイヒイと鳴きだします。起った乳首を撥ねられ、膣の奥をこねられるのですから、女子にとっては、羞恥の極み、そのうえの快感刺激です。
「いい声だな、ヒイヒイ、結衣、いいよ、いいね、もっと鳴くんだ、ほうら」
「ひぃいいっ、ひゃああん、ひやぁああん」
カメラマンの幹夫は、4Kのビデオカメラで、可憐な結衣の、剥かれた股間の様子と表情を、アップで収録していきます。世話役の明夫は、結衣を独占したい欲求が、あたまをもたげてきます。

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花台の高さの椅子が用意され、結衣が座らされます。花台椅子の幅は30㎝角、高さも30㎝です。後ろ手に縛られ、乳房が亀甲に縛られている結衣。上半身を縛った縄の余りは、天井から下りたロープのフックにとめられています。
「ここに、座らせてやるよ、ほうら、結衣、座りな」
翔太と明夫が、結衣を抱え、お尻を花台椅子にお尻を置かせます。足首に渡された竹竿は、膝に括られなおしです。膝と膝の間は60㎝です。膝をひろげて括った竹竿の真ん中に縄が巻かれます。巻かれた縄が結衣の背中へまわされ、タスキ掛けにされていきます。上のフックに巻かれた縄が、竹竿の両端に括られます。
「ああっ、ううううっ、あああん、あっ、あっ、ああっ」
膝のあいだに渡った竹竿が、乳房のほうへ引き上げられて結衣、上半身が斜め後ろへ倒れます。お尻の芯を軸にして、縛られた結衣の体位は、横から見ればV、前から見ればMの姿です。
「正面から、アップで、ビデオに撮ってやるよ」
カメラマンの幹夫が、結衣がお尻を置いた花台椅子の正面に座って、ローアングルで撮ります。可憐な二十歳の大学生、向井結衣の股間がクローズアップ。亀甲に絞りあげられた乳房が映り込み、顔が映りこみます。
「はぁああ、ああん、ひぃやぁああん、ひゃん、ひぃいいっ」
きっちり縛られ開脚M姿になった結衣の陰唇が、めくりあげられます。膣口から膣前庭、クリトリスまでが剥きあげられて、陰毛が真ん中を占めます。
「いいねぇ、男には、これが、たまんないんだよな、そうだよな、結衣」
翔太が、結衣の膣に指を二本入れ、膣口をひろげます。照明が当てられた結衣の股です。膣の中の襞が見えます。ヌルヌルの蜜にまみれています。
「ああん、ひやぁああん、ひぃいい、やぁああん」
後ろに陣取った明夫が、結衣の腋下から手をまわし、双方の乳首をつまみます。乳首を刺激される結衣。乳首と同時に、膣の中を刺激されます。
「はぁああ、ああん、ひやぁああ、ああん」
緊縛されて身動きできない結衣です。顔は出されたまま、声は出るがままにされています。
「ああん、いゃああん、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
膣の中へ指が二本挿し込まれ、左右に、上下に、ぐちゅぐちゅと、膣の中を捏ねまわされる結衣。乳首をモミモミされる結衣。結衣のからだがふるえる喜悦が、悲鳴になって洩れでてきます。トロトロの蜜が、膣口から、あふれてきます。あふれた蜜が、会陰を伝い、お尻の穴を伝って、花台椅子に蜜溜まりをつくります。SM部屋の結衣。イク寸前でストップされて、少し降ろされ、ふたたびアクメの寸前にまでのぼらされてしまうのです。

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手を後ろで縛られ、乳房を絞りあげられている結衣の上半身。花台椅子に座らされ、膝と膝の間に竹竿を渡されている結衣。竹竿を胸元へ引き上げられて股間が丸出しです。翔太が、膣の中へ指二本を挿しての指責めです。
「ううっ、ああっ、ひゃああっ、あん、あん」
「いいだろ、ほうら、ぺっちゃぺっちゃ、まるでせせらぎの音だね」
「ひゃああん、ひぃいい、いい、いいっ」
「いい音を奏でるんだね、結衣のおめこ、うっふふっ」
カメラマンの幹夫が、結衣の前にあぐら座りして、4Kカメラで痴態を収録しています。結衣を弄る翔太はカメラの横から手を伸ばし、膣へ、ぶっすり、二本の指を挿しています。後ろに回った明夫は、結衣のおっぱいを撫ぜあげ、乳首をつまんでモミモミします。
「ほうら、ほうら、結衣、もっといい声で鳴け、ほうら、ほうら」
「はぁああん、ひやぁああん、ひぃいい、ひぃいいっ」
「いいねぇ、ほれぼれ、ちんぽが勃起してきちゃうぜ、結衣」
「ひやぁああ、ひゃあああ、ひぃいい、ひぃいい」
膣から、トロトロの蜜を垂れ流す二十歳の結衣、大学二年生、男子学生のアイドルです。DVDにして、男子に売りつけようとの魂胆で、SM研究会の三人が、企画しているのです。結衣の表情が、まるで観音さまのような優しいお顔になってきている結衣。
「いいねぇ、男なら、こんな顔みて、オナニーするんだよ、なぁ、結衣」
「はぁああ、ああん、ひやぁあああ、ああん」
ほっぺたが紅潮し、目頭が潤んできて、慈悲の涙が溜まっている結衣。指で弄られる膣の中はとろとろです。乳首がピンと起ち、陰唇がめくれあがって、クリトリスが勃起です。陰毛がゆらめきます。お尻の窪みがすぼまり、ひろがります。陰唇のそとがわが膨れあがっています。結衣、アクメ、翔太の指が引き抜かれます。そうしてトドメは翔太のちんぽで刺されます。翔太が下半身剥き出し、幹夫を退かせて真ん中に膝立します。そうして勃起させたちんぽを、ぶすぶすっ、一気に挿してしまいます。
「ひやぁああ、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、めくれきった陰唇、谷間はピンク、クリトリスが起っています。とろとろのお蜜が流れでる、結衣の膣へ、勃起ちんぽがピストンします。結衣、アクメを、最後のアクメを迎えていきます。翔太の射精で結衣、おしっこを飛ばして、気絶してしまったのです。

-30-
<縛られアクメの結衣>
気を失っていた結衣が、目をあけると、まわりに男三人が椅子に座っているのが見えたのです。自分は、というと細長い長椅子のようなベッドに仰向いて、寝ているのに気づきます。
「気がついたかい、結衣、イッテしまって、意識不明だったんだ、気がついてよかった」
「はぁああっ、わたし、気を失っていたの?」
「そうだね、結衣、快感が高じて、気絶しちゃったんだね」
結衣が仰向きに寝ている長椅子ベッドは、ふかふかのシートで、まわりに柵はありません。柵はないけれど四隅と真ん中両側に高さ10㎝ほどの金属棒があり、直径10㎝のワッパがつけられているのです。
「ああん、わたし、喉が渇いてるぅ、お水が、欲しいですぅ」
全裸ではなくて、透け透けだけど、白いショーツを穿かされていいることに気づいた結衣。腕で胸を抱く格好で、喉の渇きを訴えます。世話係の明夫が、結衣に与えるための栄養ドリンクをコップに注ぎ、結衣はベッドに上半身を起こしてもらい、差しだされたコップを手にして、ごっくんごっくんと一気に飲み干してしまいます。肌が潤い艶やかになる要素が、ジュースには入れられていて、カロリーが高くて、一日三杯飲めば、栄養バランスばっちし、という飲み物なのです。
「もっと、ほしいです、もっとお水が、ほしいです」
華奢な声、女の子の声、結衣の可憐さや可愛さは、学校での評判ナンバーワンです。その結衣が、お化粧なくても、男心を魅了させるのは、持って生まれた妖精、でもからだは立派な大人です。乳房もお尻もふくよかで、腰は細く、足は長く、太ももはぷっくら、ふくらはぎもぷっくら、柔らかくて弾力ある白い肌の結衣なのです。水はたっぷり、一リットルを飲み干させる男たち。
「ほうら、飲め、飲め、たっぷり、飲みな」
コップに注がれた水を、ごっくん、ごっくん、飲まされる結衣。たっぷり水分をとって、からだを潤すと同時に、おしっこにさせるのです。八畳の広さ、フローリング仕上げのお仕置き部屋です。女の子がよろこばされる道具類がいっぱい。棚にはロープの束が、張形や電動仕掛けのペニスやローターの類は、トランクに仕舞われていて、必要に応じて並べられます。
「たっぷり飲んだら、午後のお勤めをしておらうから、なっ、結衣」
リーダーは大谷翔太、大学の四年生、大原の大きな屋敷は親の名義で、光琳館は祖父の名義、翔太の愛車はベンツ、資産家の御曹司です。

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長椅子ベッドの上から、長さ120㎝の竹竿が下ろされます。結衣は、陰毛や陰唇が透けて見えるオムツ式のショーツを、穿いただけの裸です。ショーツの両横はホックになっていて、ホックを外せば脱げてしまいます。
「ほうら、結衣、いい格好にしてやるよ、歓ぶんだよ」
竹竿が乳房の上にまで下ろされ、腕をひろげ、肘が括られてしまいます。
「ああん、手、手、手がひろがってしまうぅ、ううっ」
「そうだよ、腕をひろげて、おっぱい触り放題にしておくのさ」
「はぁああ、おっぱい、さわりほうだいなの、ああん、そんなのぉ」
結衣の困惑する気持ちとは裏腹に、左右別々の膝に縄が巻かれます。膝を括った縄が、括られた肘の外側に引き上げられ、括られます。
「ほうら、結衣、いいだろ、股をひらいて、うっふふっ」
「ああん、こんなの、いやです、ああん」
「パンツ穿いてるんだから、いやがることないだろ」
「ああん、でも、こんなの、辛いんです、ああん」
「まあまあ、がまんがまん、お、め、こ、そのうち丸出し、だけどさぁ」
お尻の芯をベッドに着ける格好で、竹竿に腕と膝をひろげて括られた結衣です。男の目には胸がドキドキ、情欲を誘われる格好です。そのぶん、女の結衣には、羞恥スタイルなのです。
「記念撮影からだな、結衣、パンツ穿いたやつと、パンツ脱いだやつと」
結衣がいまいる所は、京都大原の山ぎわにあるお屋敷、その別館の光琳館二階、秘宝愛欲部屋、そのSM部屋の長椅子ベッドのうえです。横長のベッドにお尻をおいて、開脚Mのすがたにされている大学二年生、可憐な結衣です。幹夫がカメラを手にして、写真を撮ります。照明が当てられ、正面から、カシャ、カシャ、シャッターの切られる音がして、二十歳の可憐な大学生結衣は、羞恥に心が軋みます。
<ああ、どうして、ここに、こんなして、写真を撮られるんだろ、わかんない>
結衣は、心のなかで呟きますが、心のなかの言葉だから、そとに洩れることはありません。
「ほうら、こっち、ここだよ、目線、ここへ向けてよ」
三脚に一眼レフのデジタルカメラをつけ、結衣の前、2mの位置に立った幹夫が声をかけます。結衣は、恥ずかしいながらも、言われるがまま、顔をカメラに向け、目線をレンズに注ぎます。カシャ、カシャ、カシャ。
「はい、おしまい、記念写真は、また、素っ裸になった、あとだ」
幹夫のことばを合図に、翔太が結衣の前に立ちます。竹竿に括られた双方の膝に手を置く翔太です。
「ふふん、いいな、結衣、たっぷり、かわいがってやっから、なっ」
立った翔太の胸の高さに、結衣の顔が来ています。そうして翔太は、結衣の前に丸椅子を置いて座ります。開脚Mすがたの結衣が、翔太の目の前です。

-32-
長さ120㎝の竹竿に腕をひろげ肘を括られた結衣。その竹竿に腕と膝をひろげて括られた結衣です。長椅子にお尻を置いていて、竹竿の両端を括った紐は三角形になって天井から吊るされた格好です。おむつ式の透けたショーツを穿いただけの結衣です。
「いい格好だ、結衣、たっぷり、弄ってやるから、なっ」
丸椅子に座った翔太が、まだ透けたショーツを穿いたままの結衣の腰から太ももに、眺め入ります。そうして、翔太は右手にバイブをにぎります。結衣がつけている透けたショーツの股布を、左横へずらして、バイブを結衣の膣へと挿し込むんです。
「ああん、いやぁ、ああん、きつい、きついです、ああん」
からだが曲がっているから膣口から子宮口へのみちがまっすぐではないから、結衣がきついというのです。
「ふふふふ、弾力さあるから、大丈夫、それに曲がってるだろ、大丈夫だよ」
にたにた、翔太は、バイブを結衣の膣へ、えぐるようにして挿し込んでいきます。そこそこ入ると、あとはするっと入り込んでしまいます。そうして透けたショーツの股布でふたをしてしまうのです。八畳間のSM部屋です。男が三人、女が一人です。照明をあてた結衣の裸体が、闇の中に浮き上がります。腰から股間を覆った白くて薄いショーツが、股間のところを膨らませて、大学二年生の結衣は、開脚Mの姿です。
「ああん、いやぁああん、いや、いや、こんなの、いやぁあん」
結衣には、これから起こされる、からだのへの刺激が、わかっているから、ある種の畏れです。男たちが見守ります。純情可憐な結衣が、呻き悶えていく姿をたっぷり見て、感じていく男たちです。
「ひゃああ、ひゃああん」
翔太がバイブのスイッチを入れたのです。結衣は、スイッチが入るとすぐに反応します。刺激がお腹の奥ではじまって、身動き取れないから、声だけです。顔が、表情が、変わってきます。こらえるような表情から、ぎゅっとかみしめた表情になります。
「ひやぁああ、ひやぁああ、ああああん」
からだを揺する結衣ですが、腕をひろげ、膝をひろげられ、引き上げられた格好です。びびびび、びびびび、くぐもった音が、洩れてきます。男たちが見ています。カメラを持っているのは幹夫です。明夫は横から、翔太は正面から、結衣の呻くすがたを、じっと見入っています。胸を絞めつけられる感じの明夫です。結衣を好きになったから、その歓び苦しむ結衣のすがたに、胸キュンキュンなのです。



































































































































































































































































































































































































































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