愛の部屋-3-
  13~18 2019.1.7~2019.1.14

 

-13-
 四畳半のセミダブルベッドの横の肘掛椅子に、大股開きで座っている奈美の股に、裕二の唇が密着です。奈美は椅子の前にあぐら座りした裕二の唇で陰唇をめくりあげられ、舌先で膣口からクリトリスまでをくちゅくちゅとなめられていきます。
「ああん、はぁああん、ごしゅじんさま、あああん」
裕二は、奈美が洩らす黄色い呻きを耳にしながら、太腿の根元に手の平をペタンと置いて横にひろげ、大陰唇をひろげるのです。
「奈美、いいだろ、おれの唇、ふふ、舌、いいだろ、ふふっ」
奈美の股から唇を離し、顔を離した裕二がいいます。
「たっぷり、観てやるから、わかったな」
裕二は、手の平をぺたんと置いた大陰唇のそとがわで、手の平を、横にずらせ、大陰唇をひろげ、開いた膣の口を見てやるのです。女の奈美は、なにもされずに其処だけを、ひろげられて覗かれる、その羞恥に息もたえだえ、顔を赤らめてしまいます。天井からのスポットライトだけではなくて、フロアスタンドの光で、奈美の股間が照らし出されます。
「ああん、ごしゅじんさま、わたくし、ああっ、ああん」
裕二は、大陰唇を挟んで置いている左右の手の平、その親指を、陰唇のかぶせ、うちがわに入れ、膣口をひろげるのです。
「閉じたらだめだよ、ひろげたままだよ、いいな、奈美」
「はぁああ、ごしゅじんさま、そこ、ああ、そこ、ああん」
手首をあわせて頭の後ろで括られている奈美は、手が使えません。それに肘掛椅子の背凭れに肩と背中の上部をあてただけ、お尻を前にずらせた格好での大股開きなのです。
「おおお、濡れてるねぇ、奈美、ヌルっとしてる、もっと、ヌルヌルにしてみよう」
奈美は膝をひろげ、足裏はカーペットのうえです。股からの太腿は、120度にひろげて裕二の目の前です。
「ああん、ごしゅじんさま、わたくし、わたくし、ああっ、おゆび、ああっ」
性器を弄られる奈美。裕二の親指が、膣口のなかへ入れられ、ひろげられます。人差し指が膣前庭にかぶる陰唇を丁寧にひろげ、クリトリスを剥きだしてしまいます。
「ああん、いやあん、あっ、ああん、ごしゅじんさま、ああ、ああん」
25才の誕生日を迎えた奈美です。全裸になったからだが開かれるのですが、裕二の手で、性器を開かれ、指で刺激され、膣のなか、膣口まわりがじゅるじゅるになっていくのです。

-14-
 裕二が手にしたのは女物赤い柄の兵児帯です。これで奈美を開脚M姿にしてやろうというのです。奈美は肘掛椅子に座って、股間をひろげているところで、裕二にその真ん中を弄られているところです。もう少し刺激が欲しい、と裕二は思い、奈美も、もっと恥ずかしいことをして欲しい、と思う気持ちがあるのです。
「じゃあ、奈美、いいな、タスキ掛けだ」
赤い兵児帯の真ん中を手から垂らして、奈美の目の前に見せてやります。手を頭の後ろに組んだ奈美は、唇を噛み、しおらしく恥じらいの表情になり、目を潤ませてきます。
「ああ、ごしゅじんさま、ああっ」
兵児帯が背中にまわされ、肩からと脇腹から前へまわされ、膝の裏にまわされ、引き上げられるのです。背中にまわった兵児帯は再び前に戻され、膝ごとタスキ掛けにされてしまう全裸の奈美なのです。膝が引きあがり、脇腹の横に引きあがると、奈美の股間がぱっくりと開いてしまって、裕二の目の前に御開帳なのです。
「うっふふっ、奈美、ベッドのうえで、可愛がって、あげようね」
「あああん、ごしゅじんさま、こんな、かっこう、ああん」
肘掛椅子のうえで開帳させた開脚M姿の奈美を、抱き上げ、横のベッドの上に置く裕二に、奈美が呻くように声をあげます。ベッドの上はふかふかです。布団をめくり上げたシーツの上に仰向いて寝かされた全裸開脚M姿の奈美。天井からの照明はスポットライトです。四畳半の広さで、裕二と奈美の愛の巣になります。
「いいね、奈美、丸出し、丸見え、いい格好だよ」
「ああん、いやぁあん、ごしゅじんさま、そんな丸見えだなんて、いやぁあん」
お尻が布団から持ち上がって、いっそう丸みをもって突き出す格好の奈美。太腿は逆八の格好で、膝が脇腹の横です。膝と膝のあいだに乳房が盛りあがります。手を頭の後ろにまわして括られている奈美は、もう、身動き取れない格好なのです。
「うっ、ふふっ、奈美、かわいいねぇ、とっても、かわいいよ、奈美、うっ、ふふっ」
奈美が突き出すお尻のまえに足を投げ出して座る裕二。奈美の太腿の根元にある縦割れの唇を、右手中指の腹で撫ぜてやります。
「ああん、あっ、あっ、ああっ」
大陰唇が少しだけめくれ、小陰唇も少しだけめくれて、縦にピンクの陰唇内側が現れている奈美の性器。
「はぁあ、ああっ、ごしゅじんさまぁ、ああっ」
恥丘に生える黒い陰毛は、股の陰唇のそとがわにもちょろちょろと生えているんです。裕二に抜いちゃダメ、剃ってはいけない、と手入れすることを禁じられているから、生えたままなのです。奈美の陰唇の色は、淡い輪ゴムの色です。内側は淡くて白っぽいピンク色です。その25才の誕生日を迎えた奈美の陰唇、そのトサカを軽く、少しだけ触れてやる、32才銀行員の裕二なのです。

-15-
 裸のからだを赤い兵児帯で膝ごとタスキ掛けされた奈美が、仰向けでベッドの上に寝かされています。手首は頭の後ろで括られたままに開脚M姿の格好。裕二の足は、奈美のお尻を挟む格好で伸ばしているのです。
「ああん、ごしゅじんさま、お許しください、お許しを」
奈美は、仰向いて股をひろげたままで、陰唇を弄られているところです。
「だめだ、ヌルヌル、奈美の恥ずかしい唇、口を、開いてやるから、ね」
裕二が、お尻を持ち上げてしまい、真上になった奈美の股を弄ってやるのです。両手の指二本で、左右の陰唇をつまんで、めくるようにしてひろげます。クリトリスから膣前庭がひらかれ、膣口がひろげられると、膣の中の襞の塊を盛りあがってくるようにしてやります。
「ああん、ごしゅじんさまぁ、いや、いや、お許しください、ああっ」
奈美の膣には、ヌルヌルの蜜が溜まってきます。弄られる快感で、奈美が膣の奥を収縮させ、膨張させるから、体液が吹き出て泉のように溜まってしまうのです。
「ほうら、奈美、ぺちゃぺちゃ、音が、聞こえるだろ、ほうら」
「ああん、いや、いや、いやぁああん、ごしゅじんさまぁ、ああん」
奈美の裸体は、きっちりと赤い兵児帯で、膝ごとタスキ掛けをされているから、膝は逆八で脇腹の横です。腕はひろげられ、手首が頭の後ろに括られている奈美。乳房がきっちり盛りあがっています。裕二はあぐら座りになります。仰向いた奈美の腰をあぐらにした足に乗せるんです。丸いお尻が持ち上がり、股が真上になります。開脚M姿の奈美の腰から手を入れ、手の平で盛り上がった乳房を包みます。
「はぁあああん、ひやぁああん、あああん」
裕二が乳房を弄りながら、股に唇を当て、蜜が溜まった膣に舌を入れるのです。ぺちゃぺちゃ、くちゃくちゃ、いやらしい音が起ちます。25才の誕生日を迎えた奈美は、ヌルヌルの膣口を、裕二の唇でこすられています。こするだけではなくて、ジュルジュルっと膣口を吸われる奈美です。
「ああん、ひやぁああん、ひぃいい、ひぃいいっ」
身動き取れなくされているから、お尻を揺することしかできない奈美なのです。
「ううん、奈美、おいしいよ、ヌルヌル、すこしだけ、甘酸っぱいんだね、美味しい」
膣口に裕二の唇を、ぴったしとあてられ、舌を挿し込まれる奈美。
「ううっ、ああん、ごしゅじんさま、ああっううっ、あん、あん、ああん」
奈美は悶え呻きだします。でも、膣口から少しの処までしか裕二の舌先が届かないから、奈美の膣奥は、収縮膨張するだけです。
「はぁあああ、ごしゅじんさま、もっと、おく、奥、奥の方ですぅ、ううっ」
奈美には快感が十分には与えられなくて、もどかしさばかりです。
「ううっ、奈美、わかった、わかった、奥を弄ってほしいんだね」
奈美は、ほんとうは裕二の勃起するちんぽを挿入してほしいところです。でも、先に射精させてしまった裕二は、余裕たっぷりだから、指を使い、その後にはバイブレーターを使ってやって、奈美を徹底的によろこばせてやるのです。
「ふふっ、奈美、指がいいか、バイブがいいか、どっちだい」
裕二は、奈美の逆さになってひろがるお尻を、撫ぜながら、無情にも訊いてやるのです。左手は奈美の乳房を弄りながら、右手はお尻から股、股の上部の陰毛が生える恥丘をさすります。陰唇を弄ってやります。お尻の穴も撫ぜまわしてやります。奈美の答えは、指とバイブと、両方だと恥ずかしそうにつぶやいたのです。

-16-
 マンションの一室、四畳半の寝室、セミダブルのベッドの上です。手は頭の後ろにまわして手首を括られている奈美。赤い兵児帯で膝ごとタスキ掛けされて開脚M姿の奈美。25才の誕生会で銀行員裕二のマンションを訪れているフリーターの向井奈美。乳房と股をひろげられ、裕二に弄られているところです。
「ああん、お指が、い、い、で、す、ううっ」
ベッドの上、背中をシーツに置いている奈美、扇のようにひろがった太腿から膝が、脇腹の横です。お尻が腰から持ち上がって股が真上です。裕二は、奈美が指を選んだので、奈美の膣には指でこすってやります。四畳半、天井からの照明を強くして、女の股の構造が、はっきりと見えるようにする裕二。
「そうかい、奈美、指がいいのか、指で、こすって、ほしいのか」
「ああん、ごしゅじんさま、ああん」
「ほぉおお、おおおおっ、ほうら、奈美」
「ああっ、いゃああん、あああん」
裕二が、右手中指の腹で、めくれた陰唇をやわらかく擦ったので、奈美が呻きの声をあげるのです。
「たっぷり、かわいがってやるから、そのつもりで、いるんだよ」
「はぁああ、たっぷり、いっぱい、やって、ほしい、ごしゅじんさま」
もう、すっかり感じ始めている奈美は、甘味な、喜悦の、さえずり声を、喉から、洩らします。裕二は足をひろげて伸ばした座りで、奈美の腰を胸元へ引き上げてやります。
「見てやるからな、奈美の、お、め、こ、たっぷり、見てやるよ」
明るい天井からの照明で、奈美の股ははっきりと見えます。真上を向いて陰唇はめくれてピンク色、そのなかに開く奈美の膣です。
「ああ、奈美、指は、二本だ、うごめかせてやるよ、よろこべよ」
裕二の右手人差し指と中指が、挿し込まれます。親指はお尻の穴に、薬指はクリトリスに当てられます。そうして左手は、脇腹から乳房を愛撫し、顔を愛撫できるのです。
「はぁああ、ああ、ああ、ああっ」
「いいねぇ、奈美、ほうら、べちゃべちゃ、いいねぇ」
「ああん、ごしゅじんさま、ああん、いや、いや、ああん」
「ふふふふ、気持ちいいんだろ、いんんだろ、ほうら」
「はぁああっ、ひぃいい、ひぃいいっ」
奈美は股をひろげられたまま、ぐじゅぐじゅになっていきます。気持ちも身体もぐじゅぐじゅです。裕二はゾクゾク気持ちです。愛液でヌルヌルになる膣の中へ、指二本を挿し込みます。悶える声を奏でる奈美を見ながら、膣襞を擦っていきます。左の手では乳首を指に挟んで、揉んでやります。
「いいだろ、奈美、もっと、もっと、感じろ、いいだろ」
「ひぃいい、ひぃいいっ、ああん、あっあん」
奈美が悶えます。開脚M姿でひろげた膝から足首が宙に舞い、足の指が内に巻かれ、ひろげられ、お尻を揺するけれど、思うほどには揺れません。身動き取れないままに膣を乳首を刺激され、からだのなかをぐじゅぐじゅにされていく25才になった奈美です。

-17-
 裕二は、奈美の膣に指を二本挿し込み、膣奥の襞を指の腹で擦っていきます。開脚M姿で仰向いている奈美です。足は兵児帯で膝ごとタスキ掛けにされているから、膝が脇腹の横、お尻が持ち上がって、股は真上向きなのです。指を挿しこまれただけでもヒイヒイなのに、膣の奥、子宮口のまわりを、撫ぜ擦られるものだから、奈美の喘ぎ悶えるさまは、普通ではありません。
「ひぃいいいっ、ひぃいいいいっ、ひやぁああん、ごしゅじんさま、あああっ」
「ふふふふ、奈美、ヌルヌルだよ、気持ちいいんだね、ほうら、うっふふっ」
四畳半の部屋にセミダブルのベッド、そのうえに蛙がひっくり返った仰向きで、股をひろげられ、膣の中を指でこすられている25才の奈美。逆八の太腿うちがわの筋肉が張って、緩んで、ヌルヌルの蜜が吹き出てきます。陰唇は膨らんでめくれあがっています。陰毛がゆらぎ、クリトリスが剥け出ています。
「ひぃいいっ、ひぃいいいっ、ごしゅじんさま、ああ、もう、もう、いきそお」
奈美が喘ぎ悶える声を洩らしてきます。淫乱のボルテージが大分に上がってきているのが裕二にもわかります。
「ああっ、ああっ、いきそお、いきそお、ああっ」
奈美がお尻を揺すって悶えます。ここでイカセてしまったら、あとの楽しみがないからと、裕二は、まだ奈美をイカセません。イク寸前で指を抜いてやるのです。
「おうら、奈美、小休止だ、うっふふっ、いいだろ、奈美」
「はぁああっ、いじわるぅ、ごしゅじんさまの意地悪ぅ」
奈美は、開脚M姿のまま、仰向かされたまま、シーツの上に背中を置いたまま、乱していた呼吸を落ち着かせます。膝ごとタスキ掛け兵児帯の、背中で括った結び目を、ほどいて緩めてやる解いてやる裕二。そうして首後ろで括った手首もほどいてやり、手を自由にしてやります。
「ほうら、奈美、まだまだ、もっともっと、やってほしいんだろ」
「はい、ごしゅじんさま、わたくし、もっともっと、気持ちよく、してほしい、です」
「そうだろ、そうだよな、奈美、こんどはうつむいて、四つん這いだ」
「はぁあああ、このまま、四つん這いですか、ごしゅじんさまぁ」
「そうだ、四つん這いで、お尻を、おれの顔に向けろ」
兵児帯もロープも解いてもらえた全裸の奈美。うつむいて、四つん這いになった膝が、ひろげられます。お尻を持ちあげられます。ひろげた股を、裕二の胸にあてる格好です。
「はぁああ、ごしゅじんさま、わたくし、ごしゅじんさまの、おちんぽ、ほしい」
八の字になった太腿の内側に、裕二の足が入れられます。奈美は、四つん這いでお尻をもちあげ、股をひらいています。裕二に股を晒ます。裕二が足を伸ばしてきて、奈美は裕二の膝に顔をおきます。裕二が仰向けば、そのまま69、シックスナインの体位になります。

-18-
 銀行員小杉裕二が所有の2LDKマンション、寝室四畳半のベッドのうえで、向井奈美は69スタイルでうつむきです。縛りを解かれ、自由に手足が動くようになった奈美です。25才の誕生日です。寝そべった裕二の裸にうつむく奈美。太腿をひろげ、股は裕二の顔のうえです。奈美は顔を裕二が勃起させるちんぽにこすりつけています。
「あああ、ごしゅじんさまの、お、ち、ん、ぽ、あああっ」
右手で陰茎の根元を軽く握って、亀頭からカリ首を唇をすぼめて挟む奈美。股を、裕二の顔に当てこすりながら、勃起ちんぽをフェラチオするのです。
「ううっ、ううっ、ううううっ」
愛くるしい勃起したちんぽを、愛しみながら、唇と舌で、舐めまわしていく奈美です。裕二は裕二で奈美の股に顔をつけ、下唇で陰唇を撫ぜあげます。上下の唇で、縦になった陰唇を舐めひろげ、舌先を陰唇の間に入れてやります。
「奈美、ヌルヌル、おいしい、おいしいよぉ」
「ああああ、ごしゅじんさま、あああっ、おちんぽ、おいしいですぅ」
裕二の唇と舌で、股の真ん中をじゅるじゅるにされるから、裕二の勃起ちんぽを口に入れ、ぶちゅぶちゅにむさぼるのです。四畳半の寝室です。セミダブルのベッドのうえ、天井からのスポット照明とサイドテーブルのスタンドで、部屋は明るいです。先に一度、裕二は射精を終えているから、いまは奈美をよろこばせることに専念です。膣の中、指を入れて擦ってやって、シックスナインのスタイルになったところです。仰向いてフェラチオさせたまま、バイブレーターを握る裕二。小型のバイブレーターで、根元からゴム紐パンティになる四本の尾です。
「奈美、つけてやるから、たっぷりと、よろこぶんだよ、いいね」
「はぁあ、ああっ、ごしゅじんさま、たっぷり、ああっ」
四つん這いになったまま、奈美は膣にバイブレーターを挿し込まれてしまいます。紐パンティになるゴム紐が腰の窪みでホック留めです。
「はぁああ、ああっ、ごしゅじんさまぁ、あああっ」
紐パンティバイブレーターを穿かせられた奈美が、呻きだします。まだ電動のスイッチが入っていないのに、挿入されて抜けないようにされたところで、その快感度威力を察知して、奈美、うろたえるのです。
「さあ、さあ、奈美、こっちを向いて、そうそう、そうだ」
シーツの上に足を投げ出して座った裕二と、四つん這いのまま、向きあわされる奈美。奈美はバイブレーターを膣に装着されたまま、紐パンティで封印されたまま、バイブレーターのスイッチを握る裕二の、快感コントロール下に置かれたのです。


























































































































































































































































































































































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