愛欲物語(1)-2-
  9~15 2018.5.27~2018.6.10

 

-9-
寝そべった耕三の腰にまたがった多恵は、勃起ペニスをヴァギナに挿し込んだままです。
膣襞に密着するペニスの感触は、じんじんの鈍な感じですが、じんわり体にひろがります。
体の底から萌えあがってくる感覚に、酔いしれてしまう多恵です。
「ああん、あああん、耕三さまぁ、ああん」
「ううっ、ううっ、多恵、尻をゆすれ、ううっ」
耕三に乳房をつかまれ、揉まれながら、乳首を唇に挟まれてしまう多恵。
唇で乳首を揉まれる合間に言われるまま、多恵は、尻を左右に、前後に、うごかします。
ヴァギナに根元まで咥えこんだ勃起チンポを、膣襞にこすって、蠢かさせるのです。
「ああん、ひぃいい、ひぃいいいっ、ああん、あああん」
ぷちゅぷちゅ、耕三の唇で揉まれる乳首から、ぷちゅぷちゅ、吸われる音色です。
先にティッシュで拭いてもらったヴァギナが、ふたたび、びちょびちょです。
耕三は、多恵のヴァギナの柔らか感触を、ペニスの先っちょ、亀頭で感じます。
とろとろになったヴァギナの中で、勃起ペニスの首を絞められながら泳ぐんです。
「ああん、ああん、ああああん」
「おおっ、おおっ、多恵、おおおっ」
「ああん、耕三さまぁ、ああん、いい気持よぉ」
「おおっ、多恵、もっと、もっと、ほら、もっと擦れ」
「もっと、もっと、もっとよね、擦ります、ああ、ああ、ああっ」
多恵の腰から臀部がキュッと締まって、動きが早くなります。
抜く、挿す、抜く、挿す、抜き挿しの陰茎長さが、長くなります。
多恵の呻きが激しくなってきます。
耕三は、腰の奥が痛みだす感じで、せりあがってくる衝動を感じます。
「ああ、ああ、いい、いい、ああ、いい、いきそぉ、いきそぉ」
「おおっ、多恵、まて、まて、つけるから」
ぐいぐい、このまま行けたらいうことないけど、スキンをつけないとヤバいです。
腰を持ち上げ、ペニスを引き抜く多恵。
耕三は先をつまんだスキンを亀頭にかぶせ、そのまま根元の方へとかぶせます。
かぶせると同時に、多恵が、亀頭を膣に挿し込んで、根元まで、ぶすぶす、咥えます。
もう、密着したまま、ピストンなしで、腰をローリングさせ、お尻を揺する多恵。
耕三に抱きついたまま、勃起ビンビンのペニスを、膣の襞にまつわりつかせて擦るのです。
「ああ、ああ、ひぃいいいいっ、ひやぁあ、ああ、ああ、ああっ」
耕三に抱かれたまま、アクメを迎えていく25才の女、多恵。
射精がはじまり、爆発の耕三が、ふんばり、膣の中での射精です。
スキンをかぶせた射精だから、ピクンピクンの痙攣が、女の多恵に伝わるだけです。
この痙攣が多恵を、喜悦の極みへ、一気に昇らせます。
「ひぃいい、いい、あああっ、あん、ああん」
昇りきった多恵が、甲高い声をあげ、トーンを落とし、体の力を抜きます。
イッテしまった多恵と、耕三は、ペニスはヴァギナに挿したまま、ほとぼりを冷まします。
あえぐ呼吸に、抱きあったまま、静止です。

-10-
<喘ぐ多恵>
おわって、お茶にするんですけど、多恵は、スリップだけの半裸です。
立っていると、太腿の根元が隠れるくらい、乳房も陰毛も透けて見えます。
絵を描く耕三のアトリエは八畳のフォローリングで、座れる床は三畳ほどです。
「お茶、いれて、シュークリーム、食べよ」
先にはお布団を敷いて、そのうえでセックスした、そのあとなのです。
ローソンで買ってきたシュークリームを小さな丸いちゃぶ台に並べる多恵。
紅茶は、ティパックで、お湯を沸かすのはティファールのポットです。
耕三は、裾が長めのトレーナーを着ていて、あぐら座りです。
ブリーフは穿いていません。
多恵だって、スリップだけで、ショーツは穿いていません。
ちゃぶ台のまえにおんな座りする多恵。
シュークリームを口に入れる耕三、多恵も食べます。
食べながら、耕三が、多恵の太ももを触りだします。
多恵は、なされるがまま、シュークリームを食べ残します。
カップを手にして紅茶を飲んで、カップをちゃぶ台に戻します。
耕三があぐら座りする右、斜めに座っている多恵。
多恵の足は、耕三の向こうに流されていて、陰毛がみえます。
耕三はシュークリームを食べ終わり、紅茶も飲み干したところです。
ムラムラ、多恵の半裸を見ていると、性欲が湧いてきます。
耕三は、多恵のほうに向き、右手をスリップの内にいれ、乳房にふれます。
多恵は、左手を、耕三の太腿から、腰へとすらせ、ペニスにふれます。
「ううっ、はぁああっ、ああん」
乳房をまさぐられる多恵が、かすかに、呻きの声を、洩らしてきます。
多恵の左手が、耕三のペニスを握りだします。
ちゃぶ台の紅茶カップを作業台に移動させ、耕三が、そこに座ります。
多恵が、耕三のペニスを、おしゃぶりするのです。
「うううん、してあげる、わたしが、さきに、してあげるぅ」
ちゃぶ台に座って、太腿をひろげる耕三の、真ん中には、ペニスが勃起です。
足を左に流した多恵が、ペニスの陰茎下部を握って亀頭を唇に挟むのです。
正面から、唇に挟んだ亀頭を、咥内へ入れこみます。
多恵は手を、耕三の太腿に置き、ペニスを咥えた顔を、上に下に動かします。
耕三は、半勃起のペニスを完全勃起にまでビンビンにしてもらいます。
ぐっと腰をせりだす耕三が、右手を多恵の胸に伸ばすのです。
「うううっ、うう、うう、ふううっ」
多恵の息する音が、顔まわりから洩れてきます。
亀頭を咥えていた多恵の唇が、抜かれ、ペニスの裏側におろされます。
多恵の右手の指が、勃起したペニスの陰茎表に、かぶせられます。
陰茎裏の根元から、亀頭にむけて、多恵の唇が這いあげられます。
「うううっ、ふぅううううっ、うっ、うっ、ああん」
ペニスの陰茎部を舐めあげた多恵が、唇を離します。
多恵の口からは、呻くような、喘ぐような、声が洩れます。
「はぁあああ、すき、すき、好きです、ああん」
フェラチオしている多恵が、放心する表情に変わってきて、本音を洩らします。
勃起したペニスが好きだというのです。
多恵にとっては、男の、男だけの、そのペニス、歓ばせてもらえるモノ、ペニスです。
咥えて、なめて、しゃぶって、捏ねまわし、ヴァギナに入れて、捏ねまわす。
女の体が要求する性欲を、最後に満たしてくれるモノ、それが勃起ペニスです。

-11-
フェラチオがおわると、多恵は、クンニをしてもらえます。
透けたスリップだけでショーツを穿いていない多恵です。
ちゃぶ台にお尻を置いて、太腿をひろげます。
耕三がちゃぶ台の前に片足を組んだあぐら座りです。
目の前に、多恵の股があります。
「ふぅうう、ふぅうう、ふぅうう」
多恵の呼吸する音が、半開きの唇から洩れてきます。
耕三は、多恵の太腿の内側、膝のすぐうえに手を当てます。
「はぁああ、ああん」
「みてやる、多恵、みてやるから」
「ああん、みるの?、あん、ああん」
「そうだよ、多恵の恥ずかし処、みてやるよ」
多恵の膝をひろげさせ、太腿をひろげさせる耕三です。
ちゃぶ台の縁にまで股をせりださせ、ぱっくり、多恵のヴァギナが露出です。
恥丘に生えるふさふさ陰毛、股に縦の唇は、まだ閉じたままです。
陰唇の下部には会陰があり、お尻の窄まった穴までが見えます。
やわらかな恥丘のうえのお腹、お臍のくぼみ、乳房はスリップに隠れています。
耕三は、多恵の股を見ると、びんびん、気持ちが淫らになってきます。
多恵の股に顔を近づけ、唇を押し当てます。
唇に陰唇を押し当て、顔を横にふってやります。
顔をまわしてやります。
閉じたままの陰唇を、耕三が唇でこすってやるのです。
「ああん、あん、あん、ああん」
多恵が、太腿を、ぐぐっと自分のちからで、ひろげます。
耕三の唇が、ぷるるんぷるるん、多恵の陰唇をゆすり、唇を分け入らせます。
太腿をひろげきった多恵は、陰唇を、唇で、ひろげられてしまうです。
耕三が、陰唇の谷間へ舌を当てます。
ヌルっと濡れた陰唇のうちがわ、膣前庭をなめてやるのです。
多恵は、うずうずと、体のなかが萌えてきます。
ちょろちょろ男の唇と舌、それでヴァギナを、クンニされているのです。
耕三は、太腿に当てていた右手を、乳房へ当てていきます。
「はぁああ、ああん、はぁああ、ああっ」
多恵が、淫らになってきます。
柔らかい声が、甲高く、甘えになり、息する呼吸が、乱れてきます。
耕三が、左腕で多恵の右太腿、そのうちがわから抱え、持ち上げます。
多恵は、ちゃぶ台のうえにお尻を置いたまま、左手を後ろに着いて、反り返ります。
耕三の手が、左の乳房にかぶせられ、弄られるぽっちゃり白い肌の多恵。
多恵は右手で、股を唇と舌でなめまわし、ぺちゃぺちゃしている耕三の、頭を抱きます。
「あん、ああん、いい、いい、ああん」
耕三の唇で、ぺちゃぺちゃ、くちゅくちゅ、ぺちゃぺちゃ、淫らな音を奏でる多恵のヴァギナ。
ここは耕三のお絵かきアトリエ、男と女、二人だけの密室、まだ夕方で、明るい部屋です。
クンニがおわると、耕三が、かさねてある蒲団を敷いて、多恵を導きます。
白いシーツに包まれた蒲団に仰向き、寝そべる多恵。
ぽっちゃりの白い肌、耕三が見とれてしまうほどに、女体として美しい多恵。
耕三も仰向いて寝そべります。
仰向いている多恵を、起き上がらせ、頭と足を逆にしさせます。
耕三の顔に多恵の腰、多恵の顔に耕三の腰です。
多恵にペニスを握らせ、咥えさせ、耕三は、多恵の股に顔を当てます。
当てるためには、多恵を腹に乗せ、足を開かせ、股をひろげさせます。
多恵が耕三の勃起ペニスをしゃぶります。
耕三が多恵のヴァギナをしゃぶります。
女が男のモノを、男が女のモノを、口と手で、弄りっこするんです。

-12-
白いシーツの布団のうえに、耕三が仰向きに寝そべります。
多恵は股を耕三の顔に当ててうつむき重なり、右手にペニスを握ります。
握ったペニスの陰茎を、手に握ったまま根元の方へ降ろして上げます。
陰茎の皮を、握ったまま擦るです。
多恵は、耕三をまたいでかぶさり、太腿をひろげ、膝を布団について、馬乗りです。
耕三は、うつむいて重なった多恵の股へ、顔をくっつけ、ヴァギナへ唇です。
多恵が亀頭を口火咥えて、ぺちゃぺちゃ、くちゃくちゃ、しゃぶります。
握った陰茎を上下に、微妙に、擦り上げ下げです。
「ううっ、ふううっ、うう、ううっ」
耕三が、多恵のヴァギナを唇でこすりあげ、舌で陰唇を割り、挿し込みます。
膣のまわりを舌でなめあげ、膣前庭をなめあげ、クリトリスへも舌先ぺろぺろです。
「ふううう、ふううう」
耕三の息する音が洩れでます。
「ふぅうう、うう、うう、ふぅううう」
多恵の息する音が洩れてきます。
性器を舐めあう男と女です。
ぺちゃぺちゃ、ぺちゃぺちゃ、お互いに淫らな音を奏でさせます。
そうして、多恵の向きを変えさせる耕三です。
「多恵、入れろ、入れて、しよう」
「ああん、入れて、いいのね、入れる、入れますぅ」
耕三が仰向いて寝そべった腰にまたがる多恵。
またがるときに、勃起ペニスを、ヴァギナに挿し込む多恵。
挿してそのまま腰を下ろして、ヴァギナにペニスのすべてを咥えてしまいます。
「はぁあああ、いい、いい、はぁあああ」
「はいったね、おおっ、きもちいい、おおっ」
「ああん、気持ちいい、耕三さま、ああん」
「尻を、あげろ、抜いて、挿し込め、ううっ」
多恵は言われるまま、お尻をあげ、そのままお尻を降ろします。
勃起ペニスが、多恵のヴァギナで、抜かれて挿されるのです。
ヌルヌル、トロトロ、多恵のヴァギナが濡れそぼってきます。
耕三は、多恵の体を支えるべく、乳房に手をかぶせて、揉み揉みします。
「あん、あん、あああん」
多恵が、悶えます。
多恵が顔を耕三におろし、唇をかさね、舌を絡ませるよう、求めます。
耕三は、腰をぐっと踏んばり、勃起ペニスを挿入したまま、舌と舌を絡ませます。
舌をからませ、乳房を揉まれながらの多恵。
多恵は、腰を、ヴァギナを、揺すって、擦らせて、ペニスで膣のなかを擦るのです。

-13-
白いシーツを敷いた布団の上で、耕三が仰向き、多恵が馬乗りです。
多恵のヴァギナには、耕三の勃起ペニスがぶっすり挿入されているのです。
多恵が、耕三の腰を跨いだまま、密着のお尻をローリングさせます。
「はぁああ、はぁあああ、ひぃいい、ひぃいいっ」
ヴァギナの中を、勃起ペニスで擦る多恵が、ヒイヒイの声を洩らします。
耕三がペニスに力をこめて奮い立たせます。
「おおおっ、多恵、もっと、もっと、こすれ、こすれ」
「ああん、ひぃいいっ、あん、あん、ひぃいいっ」
じゅるじゅるの蜜が膣からしたたり、耕三の腰を濡らします。
とっても、とっても、多恵、ぐんぐん、膣襞、勃起ペニスの擦りで、濡れ濡れです。
気持ちいい、多恵、ずんずん、アクメの坂を昇りだします。
耕三は、射精寸前、ぎゅっと腰が痛みだします。
スキンをつけないと、やばいですから、耕三が多恵の体を退けさせます。
用意したスキンをかぶせて、多恵をふたたびまたがらせます。
もう、射精の最後まで、挿したままです。
「ああん、ひぃいいっ、あっ、あっ、いく、いく、いくぅ、ううううっ」
多恵が、喘ぎ悶えて、淫らにお声を発します。
耕三が、ぐっとこらえて、射精の瞬間です。
「ううっ、おおっ、でる、でる、ううううっ」
ピクン、ピクン、多恵は体の奥で、痙攣するペニスの衝動を覚えます。
一気に、アクメに昇ってしまう多恵。
気持ちいい、ぐんぐん、せりあがってくる快感に、耐えきれません。
「ひぃいいっ、ひぃいいいっ、ああああ~~~!」
多恵のお叫びで、アクメを迎えたことを、耕三にわかります。
ぴしゅん、ぴしゅん、耕三の体から精液が飛び出して、スキンのなかです。
それでも、射精をおえて、多恵はおもらしをして、がっくり、耕三に倒れこみます。
耕三は、勃起ペニスを挿し込んだまま、ほとぼり冷めるまでそのままです。
今夜の二回目、射精してもらった多恵は、まだ、まだ、物足りない、物足りないんです。

-14-
<開脚Mの多恵>
耕三の射精がおわって、少しはぐったりする多恵だけど、まだまだ物足りません。
「ああん、耕三さま、弱虫、わたし、もっと、して欲しいのよ」
「そうだね、多恵、もっとしてやろうね、いいんだろ」
耕三が手にするのは、バイブレーターです。
多恵の足をひろげさせて括りあげ、バイブレーターで責めまくってやるのです。
女物の兵児帯を古着屋で買ってきた耕三が、密かに思うのは多恵を拘束してイカセル。
男の耕三には、女の多恵を恥ずかしい格好にさせてアクメに導かせる願望があります。
女の多恵も、拘束されるなかでアクメに導かれることで、満足強度を高めるのです。
耕三のアトリエは八畳のフローリングで、真ん中三畳ほどが平面です。
そこに布団を敷いてセックスする多恵と耕三。
多恵を立膝で座らせます。
耕三が多恵の後ろにまわります。
赤い女物の兵児帯を、多恵の背中に当てられ、タスキ掛けされるのです。
「ああん、耕三さま、きついのいやよ、柔らかくしてね、おねがいよ」
「わかっているよ、跡形残らないようにするから、ね」
耕三はもうわくわく気分で、性欲がもりあがってきます。
多恵の肩からと脇腹から前へまわした兵児帯を、脇腹からのを内側から膝の外側へ。
肩からのを膝の外側から内側へとまわして引き上げます。
肩からのを脇腹へ、脇腹のを肩にかけて背中であわせます。
膝ごとタスキ掛けされる多恵です。
足裏を布団に着いて、立膝姿の多恵は前のめりです。
手は自由に動かせます。
全裸になったままの多恵が、うしろから裸体を起こされます。
足裏が浮き上がります。
「ああっ、ああん、あああん」
「ふふ、多恵、いいだろ、ほうら、いいんだろ」
多恵の裸体が、鏡の前にあります。
耕三が鏡に多恵の姿を映します。
多恵の上体が斜め後ろに倒され、耕三の胸に多恵の肩がきます。
臀部が浮き、まだ閉じられた膝が持ちあがります。
「ほうら、多恵、膝をひろげろ、ほうら、膝を」
「ああん、膝を、ひろげる、ああん、恥ずかしい、ああん」
姿見の鏡に、開脚でMの格好になった多恵の裸体、その正面が映るのです。

-15-
絵描き耕三のアトリエです。
多恵は全裸、膝ごとタスキ掛けされた格好で、姿見鏡の前です。
うしろから多恵を抱く耕三が、脇腹から腕をのばし、膝をひろげさせます。
「ああああっ、耕三さま、ああああっ」
股をひらかれ、陰部を鏡に映しだされた多恵が、羞恥の産声を洩らします。
「ふふふふ、ほうら、多恵、丸出し、お、め、こ、丸見え、いいだろ」
「ああん、いやぁあん、そんな言い方、ああん」
股間をひろげさせ、鏡に映して多恵にも見せてやる耕三です。
多恵の裸体、羞恥の部分を鏡に映して、一緒に見るてやるんです。
鏡と股の距離は30㎝、上半身を後ろに倒され耕三の胸に肩があたります。
多恵の顔、多恵の乳房、多恵の陰毛、多恵のヴァギナ、多恵の肛門、縦型の鏡です。
「ほうら、多恵、みてみろよ、陰毛だよ、ほうら」
耕三が多恵の恥丘に生える陰毛をたくしあげ、指でつまんでやります。
赤い兵児帯で膝ごとタスキ掛けの多恵は、股をひろげられたままです。
陰毛下部の陰唇が、めくれだし、谷間のピンク色が見えています。
「ああん、あん、ああん、耕三さま、ああん」
お尻を突き出す格好で、斜め後ろに倒れた多恵を、耕三が愛撫していきます。
耕三が、右手を乳房にあてて揺すります。
左手は多恵の股、陰毛から降ろした手で、陰唇をひろげます。
鏡には、おもいっきり広げられた多恵の股が、30㎝の近くで映し出されています。
「ああん、ああん、いや、いや、いやぁああん」
多恵は、右の乳首を揉まれながら、陰唇の外側を押し込まれ、花弁が開くのです。
耕三は、人差し指と薬指を陰唇の外側に当て、中指を陰唇内側に挿すのです。
ねっとり、ぬれた、陰唇のうちがわ、耕三は左手中指の腹で、膣前庭を撫ぜだします。
クリトリスと膣の中は触れないで、ぐじゅぐじゅ、外側からの刺激と内側の撫ぜあげです。
「ああ、ううっ、あああっ」
25才デザイナーの多恵は、乳首と陰唇まわりを弄られ、潤んだ表情になってきます。
呻く小さな声が洩れでてきます。
鏡に映った多恵を後ろから観察する耕三は、女の悶える表情に惚れこみます。
「ほうら、多恵、ぐっちょり、濡れているよ、ほうら」
多恵の膣から、とろりとろりと、透明の蜜が滴りだしてきているのです。
ヌルヌルの、その蜜を、耕三が指中の腹ですくいます。
そうしてその中指を多恵の膣に挿入してやります。
多恵は、濡れて泉になった膣の中へ、指を入れられ、一気に感じだします。
「ひぃいいっ、ひぃいいっ、やぁああ、ああん」
目を潤ませ、唇を薄く開いた多恵の表情は、生きた観音さまの顔です。
耕三は、指を膣の奥へ、ぐぐっと挿し込み、捏ねだします。
股をひろげたままの多恵はのぞけり、太腿ひろげて、指のむさぼりに鳴きます。
快感の気持ちがこみあげてくる多恵なのです。
とろっとろ、べちゃっべちゃ、ヌルヌルの蜜が多恵の股間を濡らしています。
垂れ落ちた蜜が布団に沁みをつくっています。
耕三が手にするのはバイブレーターです。
挿し込んで、振動させて、多恵をくるわせてやるのです。
































































































































































































































































































































































































































































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