日記と小説<愛の巣>


かおり


愛しています-1-
 1〜12 2011.12.4〜2011.12.24

    

-1-

佳織は大学二回生、二十歳です。
じつは、好きな男子がいてるけど、告白していません。
どないしたら、ええんやろ、この切ない気持ち。
佳織は、お部屋にこもって、あああん、おなに、しちゃう。
おなにしてるときって、その男子、祐樹のこと浮かべてる。
<ああん、祐樹さまぁ、あああん、かんじますぅ>
はあはあ、おなにって、やっぱ、むなしいきもちになっちゃう。
ええ、体験してないんです、佳織、処女なんです、ほんとです。
嘘やろって、言われたら、嘘ちゃうって、お返しします。
でも、二十歳になってもまだ未経験なのって、恥ずかしい。
いいえ、恥ずかしくなんてありませんことよ。

結婚してない子が、経験なんてあるわけないじゃないですか。
ほんとですかぁ、でも、まあ、ね。
二十歳の佳織は、未経験やったんんです。
なにやら未経験の佳織が、好きな男子、イケメンなんですよぉ。
一年先輩の祐樹のこと、メールで、告白しちゃったんだからぁ。
祐樹から返されてきたお返事、ドキドキでした。
でも、受け入れてもらえました。
「かおりさま、ぼくだって、つきあいたいなぁ、なんて思ってた」
そのメールを見て、佳織、いっそうドキドキ。
もう、お顔が火照ってしまいました。

初デートは、学校の食堂、レストルームです。
で、学校で待ち合わせて、それから、街の中へ出かけたんです。
祐樹が佳織の手を握ってきて、ドキドキ。
鴨川の堤を四条から三条ののほうへ歩きながらです。
「おれたちって、赤い糸で結ばれてたんかなぁ」
「そうよ、きっと、祐樹くんと結ばれていたんですよぉ」
「佳織ちゃんの手、あったかいんやね」
「そうね、こころが、もえてるからかもぉ」
ああ、佳織と祐樹の距離は50cmほどです。
それで、その日は、それ以外、なにもありませんでした。
スターバックスで、三時間いておしゃべりしただけでした。



-2-

それから数日後、待ってたお誘いメールが、祐樹から来ました。
まるいの前で待ってるから、午後4時に、なんて内容です。
四条河原町の角に阪急からまるいに変わったでしょ、そこです。
るんるん、二回目のおデートですから、スイーツ食べちゃお。
井右衛門の抹茶パフェなら祐樹だって喜ぶかも。
佳織は、ひょっとしたら、二人だけの秘密を結びにいくかも。
ドキドキ、ラブホ、祇園さんの近くにあるの、知ってるよ。
安井金毘羅へ縁結びのお願いにいったとき、あったんです。
「祐樹くんって、きっと素敵なんでしょ」
「なにが、素敵なんですかぁ、佳織ちゃん」
佳織は、祐樹から手を握ってくれないから、握りにいった。

スターバックスは少し高めだから、マクドにしました。
お腹がふくれるし、お値段もそこそこですから、割り勘。
でも、ホテル代は、祐樹が払うことになるんです。
いいとこの御曹司なんですよ、祐樹、イケメン、お金持ち。
「佳織ちゃん、いいことしに、いこうか」
南座のまえで、祐樹が、そっと佳織に耳打ちします。
もう、真っ暗になってきて、午後6時です。
佳織、初体験、ええ、男子と触れあったことないんです。
ドキドキ、佳織、たぶん、祐樹は経験者だと思えます。
イケメンですもの、女の子がほっておくわけないですよね。

無言でした、ラブホ、風水ホテルって看板でています。
佳織は、もう、めっちゃ恥ずかしい気持ちに見舞われています。
お顔を、まともに、前へ向けられないままの佳織。
恥ずかしさいっぱいで、お部屋へ通されました。
和風な感じの、ダブルベッドだけで、お部屋が埋まる感じ。
その前に畳が三枚、三畳のお部屋があります。
黒い座敷机とお座布団が二枚あります。
照明は、お部屋全体と、スポットです。
ダブルベッドの向こう側の壁は、ふすま、そこが大きな鏡です。
佳織、そんなお部屋をみて、とっても驚きですけど。
それよか、来てしまったことで、頭のなか、真っ白状態です。



-3-

風水ホテル、お部屋へはいってきた佳織。
これからはじまることに、金縛り状態、初体験なんです。
佳織、処女を祐樹にあけわたすのに悔いはないんです。
むしろ、好きなイケメン、祐樹と結ばれることを、うれしく思う。
「佳織ちゃん、ほんとに、初めてなの?」
ああ、なんて野暮なこと聞くんだろ、佳織はそう思う。
でも、佳織、軽くうなずき、畳を見ています。
まだ抱きあっていないんです、タイミングがまだです。
でも、祐樹が佳織の肩に手を置いた時、佳織が崩れたんです。
立ったまま、祐樹に抱かれていく佳織。
祐樹が、佳織へ、キッスしてきます。
唇と唇がかさねられて、祐樹が佳織を抱きしめます。

ベッドがあるお部屋のまえ、畳の間です。
佳織は祐樹に抱かれたまま、ベッドのほうへ移動します。
「ううっ、ふうう、ふうう」
佳織、キッスされたまま、興奮状態、ドキドキしています。
祐樹くんが、佳織が穿いたスカートの中へ手を入れます。
そうして、スパッツとパンティの腰の処に手を入れちゃいます。
「ええんやろ、佳織、してもえんやろ?」
佳織は、お声にならないまま、軽くうなずきます。
スカートのしたから、スパッツとパンティを脱がされた佳織。
そのままベッドに仰向いて寝させられてしまいます。
祐樹もズボンとブリーフを脱いじゃって、下半身露出。
そのまま、ベッドの上で、抱きあう佳織と祐樹です。



-4-

初めての儀式、佳織、二十歳、大学二回生。
祐樹は、これまで初めての子、何度も体験しています。
だから、そのコツってゆうか、扱い方に慣れた感じなの。
性急にするとだめ、強引にするのもだめ、ゆっくりでいい。
佳織が、みずから濡れてくるまで、優しく扱う、なんて。
下半身裸になった佳織と祐樹がベッドに寝ころんでいます。
寝たまま、横臥で抱きあって、軽くキッスをしています。
ううん、唇で唇をめくるようにしてあげる祐樹です。
半開きになった佳織の唇へ、舌先を出す祐樹。
祐樹は佳織より、一年先輩の三回生、でも二十三歳なんです。

祐樹が舌先を佳織の唇に当てると、佳織も応じます。
舌の先っちょを絡ませちゃう佳織。
なんかしら、なま暖ったかい軟体動物、くねくねな感触。
<ああっ祐樹さまぁ、うち、あげちゃうからぁ>
舌の先っちょが、祐樹と絡んで、ああ、もう崩壊しちゃう。
祐樹が、右手を、佳織の股間へ、さわってきます。
佳織は、祐樹に導かれて、おちんちんを握らされます。
ええ、佳織、初めて、男子のモノ、握るんです。
このときは、ただ握っただけ、それだけです。
しごくなんて、教えられるまで、わからなかった佳織。

キッスしている間に、股間に手を入れられ出した佳織。
祐樹が、佳奈のお膝をずらさせ、太ももを愛撫しだします。
<ああっ、祐樹さまぁ、そんなとこ、ああ、どないしょ>
佳織、祐樹に任せたまま、どうしたらいいのかわかりません。
最初は、とっても痛いから、と聞いている佳織。
それに妊娠するかもしれないと、とっさに思う佳織。
二十歳の佳織、おからだ、いちばん敏感なときです。
握った祐樹のせいき、どうしたらいいのか、握ったままです。
「ほんとに、はじめてなのかい、佳織ちゃん」
抱かれているなかで、祐樹が耳元で聞いてきます。
佳織は、お声に出さないまま、うん、とうなずくのでした。



-5-

風水ホテルのワンルーム、愛のお部屋、初体験の佳織。
処女を、祐樹にあげちゃう、二十歳の佳織。
ええ、佳織って、けっこうオクテな子なんです。
だから、ついに、大学生になるまで、未経験。
<ああっ、痛い、痛いいいっ>
祐樹に抱かれたまま、お顔を軋ませちゃう佳織。
ベッドに仰向いて、お膝を立って、太もも開いた佳織。
佳織は下半身、腰からした、裸のままです。
祐樹も下半身裸で、佳織の股間へ、お棒を入れちゃう。
ぎっちり、かたい、佳織の入り口、入りにくい、硬いんです。
でも、祐樹は、それが処女であることの証明、みたいな。
佳織だって、我慢しないとあかん、だれに教わったのかしら。

佳織は、痛みが走るけど、我慢。
でも、痛いです。
抱かれて入れられながら、痛い、といったんです。
それで、祐樹が、佳織に挿していたのを、抜き去ります。
最初だから、祐樹だって、次のこともあるから、無理しない。
「ううん、後悔なんてしてませんけどぉ」
祐樹が抜き去って、佳織は仰向き寝たまま。
祐樹がお座り、ベッドの上にいるふたり。
「おれだって、佳織のこと、好きになってるからぁ」
「これって、だれだって、経験しちゃうのよね」
「そうだよ、佳織、おれ、佳織にすまないと思ってる」
「どうしてなの、祐樹さまぁ、うち、後悔してないからぁ」
最初のセックス、佳織、挿入されたのは少しだけでした。

でも、佳織、祐樹と結ばれて、とっても楽になりました。
祐樹だって、わたしのこと好きなんや、そう思うとうれしい。
関係しちゃったんだもん、佳織、人に言えないけど、うれしい。
祐樹が自分のものになった。
その逆、祐樹は佳織をいただいた。
それから、佳織は、祐樹と密会するようになるんです。
佳織は大学二回生、二十歳です。
相手の祐樹は、三回生で二十三歳なんです。
ええ、会うたびに、ラブホへ来てしまう佳織。
祐樹と抱き合って、セックスするのが、うれしいんです。



-6-

風水ホテルは京都祇園さん近くにあるラブホテルです。
佳織は恋人の祐樹と、このラブホを利用します。
最初の体験をしたのが、この風水ホテルの羞恥部屋でした。
祐樹と結ばれて、一年近くが過ぎました。
佳織は大学二回生になり二十歳です。
そういえば祐樹は三回生ですけど二十三歳なんです。
若いカップルなんですけど、ちょっと変なの。
佳織、祐樹がどっちかゆうとSさんなんだと思うんです。
でも、佳織、祐樹に恥ずかしいことされるの、好き。
裸にされて、縛られたり、恥ずかしい処を、開かれたり。

いつも風水ホテルへ来たときは、緊張気味の佳織です。
「さあ、だから、佳織、裸になれよ」
祐樹が、佳織に、目の前で、裸になれとゆうんです。
そんなこと、できると思いますかぁ。
佳織は、大学二回生、二十歳のまじめな学生なんですよ。
なのに、祐樹は、佳織に、裸になれ、なんてゆうの。
祐樹は、お洋服着たままなのに、ね。
佳織、たじたじしちゃう、だってしらふなんですよぉ。
でも、嫌だといえないんですけど、できないから、お仕置き。
「ほんなら、お仕置きしてやるよ、わかったか、佳織」
佳織、ほんのり、お顔を赤らめて、畳を見つめちゃう。

三畳の間、ベッドルームのまえにあるお部屋。
「ああん、きついのしたら、あかんよ」
手首をかさね、手拭いで括られちゃう佳織。
手拭いが天井から降ろされたフックに留められます。
「ふうん、たっぷり、お仕置きしたやるから、なっ」
するする、手首が持ち上がって、立ち姿佳織の頭の上です。
「ああん、祐樹さまぁ、あんまし、いじめちゃ、いやよ」
佳織がつけているお洋服は、シャツとミニスカート。
黒ストッキングとパンティ、カットソーとブラジャー。
祐樹が佳織のうしろから、抱きしめてきちゃいます。
手を頭の上にかざした佳織には、のけようがありません。



-7-

ミニスカートが脱がされ、シャツは頭の上の手首に留まります。
「ああん、祐樹さまぁ、ああん」
「カットソーが脱がされ、シャツと一緒に留められます。
「ふうん、佳織、裸にしてやるよ、いいね」
ブラジャーがはずされて、上半身が裸になった佳織です。
黒いパンストに白いパンティ、それだけにされた佳織。
でも、そのストッキングとパンティも、脱がされてしまいます。
風水ホテルのお部屋、ベッドルームの前にある三畳間です。
天井からフックがさがってきています。
そのフックに手首を括った手拭いが、かけられている佳織。
手を降ろすことができなくて、胸を隠すことができないんです。

祐樹が、佳織の上半身を、愛撫してきます。
うしろから抱くようにして、両手を乳房に置きます。
そうして、佳織の首筋に、軽くキッスをしていきます。
ちゅっ、ちゅっ、唇で佳織の肌を吸う音がかもされます。
「ああん、こそばいですぅ、祐樹さまぁ」
祐樹の刺激に首をくすね、肩に力をいれてしまう佳織。
「ふうん、佳織、とっても、あったかい、いいねぇ」
双方のおっぱいに手を置いたまま、ゆすってくる祐樹。
おっぱいに伏せた手の平、指の間に乳首を挟んできます。
お指に挟まれたおっぱい先っちょ、乳首です。
乳首が揉まれていきます大学二回生の佳織。

後ろから抱かれ右手でおっぱいをが触られたままです。
佳織、パンストとパンティが脱がされちゃいます。
腰にまわされた手でお尻から、抜かれてしまいます。
黒いパンストと白いパンティが、いったん太ももで留まります。
ここはラブホ、風水ホテルの羞恥部屋です。
佳織、立ち姿で半裸にされて、やっぱ恥ずかしい気持ちです。
イケメン祐樹の目の前で、裸を見せてしまう恥ずかしさです。
「ふうん、佳織ってさぁ、けっこうお尻、おっきいんや」
まじめな顔で、お声で、祐樹が佳織に、言ってきます。
佳織は、羞恥心です、まだおからだ、触られていないから。



-8-

手を頭の上にして、ほとんど全裸すがたにされた佳織。
祐樹が、佳織の目の前で、お洋服を脱いでいきます。
そうして、ブリーフ姿、腰のまわりは隠したままです。
風水ホテルのベッドルームに隣接三畳間、羞恥部屋です。
「佳織、どうしたん、さわってあげるよ、いっぱい」
佳織の前に立った祐樹が、佳織の白い肌を触りだすんです。
佳織、手首は括られ頭の上、フックに留まっています。
だからちょうどお膝が少しだけ、曲げれる立ち姿なんです。
「ああん、祐樹さまぁ、ああっ」
祐樹の二つの手が佳織の胸を触ってきちゃいます。

佳織は大学の二回生、二十歳になったばかりです。
でも、祐樹のこと、好きだから、一緒にいるのがうれしい。
女の子が男の子と一緒にいるってことはぁ。
つまりぃ、特別な関係に、なっちゃうってことですぅ。
「ふんふん、佳織、たっぷり、さわってあげるからぁ」
祐樹の左右の手、それぞれ二本のお指が、乳首をつまみます。
親指と中指につままれる佳織の乳首。
ぷっくら膨らんだ佳織の乳房、その先っちょです。
「ああっ、あかんですぅ、ううっ、ああ」
一気にモミモミされちゃう乳首に、佳織、目をつむっちゃう。
祐樹は、乳首をつまんで、揉みだして、引っ張るんです。

佳織、最初のお仕置きメニューは、乳房弄りなんです。
「ほら、佳織、どうや、おっぱい、ぷりぷり」
「ああん、いやぁああん、ひっぱったらぁ」
「ふうん、引っ張ったら、どうなん、ええ気持ち?」
「やめてぇ、そんなぁ、引っ張ったらぁ、いたいですぅ」
「そんあら、こうするんが、ええんか?」
「そんあぁ、押したら、あかんやろぉ、ああん」
ぷっくら膨らんだおっぱい、その先っちょ、ふたつの乳首。
引っ張られ、押し込まれて、揉まれちゃうんです。
どうして祐樹におっぱいを、触られちゃうんやろ佳織。



-9-

佳織、二十歳になって、もう大人だと思うんです。
でも、まだ自立していません。
ひとりで、生活費だって、もらえてないんです。
仕送りしてもらって、それで、バイトもしています。
祐樹とおからだ交わらせる関係になっていて。
ちょっと、じぶんが何してるか、わからない時があるの。
佳織、大学生、だから、まだ半熟、未熟、未大人。
「ほらぁ、佳織、おれ、吸っちゃうよ」
祐樹が、佳織の胸に、お口をつけてきます。
祐樹の唇に、左の乳首を挟まれてしまう佳織。

風水ホテルの愛ルームです。
佳織、手は頭の上にフックで留められています。
立った姿勢で、おなぶりされているんですけどぉ。
「ああっ、祐樹さまぁ、おっぱい、あかんですぅ」
乳首を唇に挟んでモミモミだけじゃないんです。
祐樹は右手で、佳織の乳房を、握っているんです。
「あああん、あかんですぅ、ああん」
ぎゅっと絞りだされた乳首が、膨らんでピンと立ちます。
そこへ、祐樹の舌先で、ぺろぺろされだしたんです。
小さな処、微妙な処、乳首、そこを舌の先で触られちゃう。

祐樹に、抱かれて、愛撫されちゃう佳織。
右のおっぱいをなぶられたあとは、左のおっぱいです。
それから、おっぱい弄りがおわったら、お股弄りになります。
「はぁあ、祐樹さまぁ、うちを、どうにか、してくださぃい」
佳織だって、もう二十歳を過ぎたんだから、大人感覚かも。
わからないんです、佳織、じぶんのいるところが、です。
でも、好きな祐樹と、こうして一緒にいることで、実感します。
風水ホテルの愛ルーム、三畳の畳の間、はだか、佳織。
抱かれた祐樹のなかで、お股を触られてきちゃいます。
立ったまま、手は頭のうえ、裸の佳織です。



-10-

立ったままで抱かれるって、けっこう辛いんです。
佳織、おっぱい、乳首さわられると、ピリピリ感じちゃう。
ピンピンにされて、祐樹の歯で軽く噛まれちゃう佳織です。
痛いとゆうより、変な気持ち、快感かなぁ。
「ああん、祐樹さまぁ、うち、ああん、うち・・・・」
おっぱいを弄られながら、お股へ手を入れられた佳織。
「ほら、佳織、足を、開けろ、ほら」
太もももお膝も、ぴったしくっつけたままの佳織。
裸なってるのは首から下は足首までです。
手首と足元が隠れるだけでほぼ全裸です。
祐樹が、左腕を、佳織の腰へまわしてきます。

風水ホテルの愛ルーム、ダブルベッドの前の三畳間です。
佳織と祐樹が愛の交感をする空間、愛ルームです。
佳織は手首を括られ頭の上です。
天井からのフックに留められた立ち姿です。
佳織のまえには祐樹が、木製の肘掛椅子に座っているんです。
「ほら、佳織、足をひらいて、ほら、もっとだよ」
「ああん、祐樹さまぁ、あかんです、うちぃ」
足を開けろと太ももの、うちがわを撫ぜられる佳織。
裸体で立ち姿、二十歳の佳織は大学二回生の可愛い子。
ウエストがすぼんで、ヒップが膨らんでいる佳織。
胸がぷっくら膨らんで、お尻がぷっくら突き出てる。

祐樹には、好きな子のひとり、セフレの佳織です。
佳織は、男の子、祐樹しかいません、初めての体験です。
「ふうん、佳織の毛って、柔らかいんやぁ」
「ああん、祐樹さまぁ、いやぁああん、撫ぜたらぁ」
「そやけど、佳織、毛深いんや、真っ黒やん、いいねぇ」
陰毛って、ちじれてるんですけど、細くて短いんです。
佳織、祐樹に柔らかいといわれて、恥ずかしい気持ち。
どうしてなんやろ、佳織、めっちゃ恥ずかしいんです。
お尻とか、お股とか、おっぱいとか、乳首とか、陰毛とか。
そんなことば、なんでかしら、聴くと恥ずかしい。
言葉にしてゆうのも、なんかしら、恥ぃんです。



-11-

手は頭の上においたまま、椅子に座らされる佳織。
三畳の間に木枠の肘掛椅子、あぐら座りができる大きさ。
「だからさぁ、佳織、たっぷり、なぶってあげるよ」
足首を交わらせて括られちゃう大学二回生の佳織。
括られた紐が佳織の肩から椅子の背中へまわります。
二十歳の佳織、太もも開いて足首が、持ち上がります。
風水ホテルの愛ルーム、股間がぱっくり開いた佳織。
祐樹が佳織の前にあぐら座りです。
「あああん、祐樹さまぁ、うち、恥ずかしいですぅ」
佳織が開いたお股の真近に、祐樹の顔があるんです。

肘掛椅子に座った佳織、足首から腰がひし形です。
股間が斜め上、お尻の穴が真正面、その前に祐樹です。
「佳織、いい眺めだよ、尻のの穴まで、ばっちしだよ」
佳織のお尻から太ももが、横に拡がり、股間が丸見えです。
「ああん、祐樹さまぁ、あかんですぅ、ああん」
「ゆうこと聞かなかったお仕置きやろ、佳織!」
「そやけどぉ、うち、こんなの、恥ずかしいですぅ」
身動き取れない佳織、隠すことができません。
股間を、開いたまま、祐樹の目線を、感じちゃうんです。

大学に通ってる二十歳の佳織です。
なんぼ好きなイケメン男子の祐樹とはいってもです。
お股まわりを見られちゃうなんて、恥ずかしいです。
それに、見られちゃうだけじゃないんですよぉ。
お指で触られちゃう、お口をつけられちゃう。
ああん、さいごには、祐樹のん、挿しこまれちゃうの。
「ふうん、たっぷり、佳織、見てあげる、ふふん」
祐樹には、佳織だけじゃありません。
別の女の子のんも知ってるんですよぉ。
「ああん、祐樹さまぁ、そんなに見つめちゃ、恥ぃですぅ」
佳織、きゅくつな格好で、肘掛椅子のうえにお座りなんです。



-12-

風水ホテルの愛ルーム、肘掛椅子にお尻を置いている佳織。
足首を括られた紐が肩をこえて引かれています。
引きあがった足首が、乳房の前にまで来ています。
引かれた紐は椅子の背に、結わえられているんです。
佳織の足首からお膝が、ぐっと広がって、恥ぃ箇所丸見え。
素っ裸に近い格好、手首は括られ頭のうえに固定です。
「ああん、あかんですぅ、祐樹さまぁ」
佳織の正面から、祐樹が携帯で、写真を撮ろうとします。
「撮ってあげるよ、佳織の記念写真」
恥ぃ格好、お尻が正面向き、開いた股間が斜め上向き。
恥ずかしさに満ちた佳織の顔が、股間の奥に写ります。

祐樹の携帯で、お写真を撮られ、佳織の携帯でも撮られます。
ええ、佳織の後ろへ、祐樹が来て、恥ぃ姿の後ろに祐樹。
そんなポーズのお写真も、撮られていく佳織。
記念撮影が終わったら、その次は、佳織、なぶられます。
ええ、佳織の尻の前には、祐樹のお顔があるんです。
肘掛椅子の前に、あぐら座りする祐樹です。
お股を閉じられない佳織、そこを祐樹になぶられるんです。
「いいねぇ、佳織、淫らやねぇ、ここぉ」
佳織の、恥ぃ箇所、そこをじっと見ている祐樹。
その祐樹が、佳織へ、聞かすように言うんです。

イケメン祐樹の左右の手の平が、佳織の股間に置かれます。
お股の真ん中、縦割れ唇を挟んで、ペタンと置かれます。
そうして、祐樹は、置いた手の平を左右にひろげちゃう。
ひろげられると、佳織の縦割れ唇、めくれちゃうんです。
「ふうん、佳織、ほうらぁ、ピンク、見えてきたよ」
「ああん、祐樹さまぁ、あかんですぅ、恥ぃことぉ」
だって、佳織、身動き取れなくてされているんですよ。
そんな格好にされたまま、羞恥箇所を開かれるんですからぁ。
「たっぷり、見てあげるからね、佳織っ」
手の平が左右に開いて、祐樹の目線がそこへ集中です。









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