地下室のエロス
 第一部 16〜19


愛の密室つくり

     

今日は新しいお客様がおいでになります、地下室倶楽部です。
お花を売り歩いている傍らで、未亡人さまに模造男根をお分けしていましたが、お使いになられたお方のひとりが、快楽むさぼるお部屋を使わせて欲しいとのお話があり、お引き受けしたんのでございます。

そのころおとうちゃん、お二階の個室を二つこしらえて、一つは相談室で一つは実験室として商売を始めようと思い立ったのです。何の商売かとゆうとお慈悲を買っていただく商売なんです。新しい時代になって、仲のいいご夫婦は夜な夜な愛を確かめ合って交合できるんですが、お一人になられたお方の性欲を満たせてあげます新商売なんです。おとうちゃんとおみなえしの二人で、お客様を喜ばせてあげることで、感謝される新商売です。

男のお方は街のなかの歓楽街で楽しむことができますけれど、ご婦人方はそうゆう処がございませんので、二階のお部屋を時間いくらでお貸しするんです。サービス料込みのお値段で格安設定です。
その第一号のお客様がおいでになるんです。○○町のゆうこさん、30歳を少し超えられたお上品なお方です。

二階の相談室には木製のベッドが置かれていて、陳列棚と本棚があります。陳列棚には、桐の箱がいくつかあって、その中に道具が秘蔵されているのです、愛のためのお道具箱。中は売り物ですが、試しに使っていただくこともできるんです。また本棚には、巷で売られております愛の雑誌類と医学書が並んでいます、非売品。

     

もう一つのお部屋、実験室は、木枠で組まれたベッド、荷車の車輪、大きな鏡、天井の梁からは滑車が吊るされて、そして愛の感度を測定するお道具が壁にかけられています。あるいは、愛の気持を開発するお部屋とでもいいましょうか、感度不良な奥方の性感帯を刺激して愛を感じるお身体にしてあげる実験室です。

今日のお客様ゆうこさんは、最初に相談室で相談受けて、それから実験室をお使いになるフルコースです。およそ3時間のメニューです。

ゆうこさんは着物姿で夕方に、お越しになられました。接待役はおみなえし、顔見知りのゆうこさんは、ちょっと恥ずかしそうにうつむきかげんで、おとうちゃんの説明を受けておられました。

「この箱のモノは柔らかめにできておりますが、硬めがよかったらこっちですね、わたしが精魂込めて作らせていただいた代物です、よかったらお試しください」
「そうでございますね、柔らかいのがいいような・・・」

     

「じゃ〜コレをお使いしましょう、いいですね、それから、「い」「ろ」「は」と三種のメニューをご用意しています、どのメニューをお望みでしょうか?」
「・・・・・い、ろ、は、ですか、<い>がいいかな〜<ろ>がいいかな〜、どうしましょ・・・迷いますウ〜」

「ちょっとこってり<ろ>でどうですかね、あ、そんなにお顔を赤らめないでいいですよ、自由なじせいになったんですから、ね」
「じゃ〜<ろ>でオネガイします・・・・」

こうしてゆうこさんは実験室のほうへお入りになりました。
<ろ>メニューは、軽いお縛りを含む性感帯開発コースです。
時間は3時間タップリあります。ここでゆうこさんは性感帯を刺激されご満足されるのです。

窓辺のカーテンを締めてゆうこさんは着物姿のままでベッドに腰を下ろされました。おみなえしが最初にご奉仕します、お酒をコップに一杯お入れして、ちょっと酔っていただいて、布切れで目隠しをしてさしあげて、しばらくそのままでお待ちいただくのでございます。

     

目隠しをされたゆうこさんはお酒がまわってきてほんのりと雲の上を歩くような気分になってきたのでございます。
<ああ、これからいいことが始まる〜久しぶり、何年ぶりかしら・・・>
そうこうしているうちにおとうちゃんが実験室に入ってきました。

「もう奥様おまちかねのようでございます。」
おみなえしの声が聴こえると、ゆうこさんは顔を正面にお向けになりました。ゆうこさん、目隠しされていますから何も見えないのですが、足音でお判りになられたのでございます。

「お待ちかねのようでしたね、じゃ〜さっそくはじめていきます、おみなえし、奥様の後ろへお廻り」
「はい、かしこまりました」
「奥様の御肩からお着物をはずして・・・」
「はい、かしこまりました」

おみなえしはゆうこさんの後ろから首筋に手をかけてお着物の襟首を方のほうへ拡げて、二の腕まであらわにして差し上げました。ゆうこさんは「ああ〜」っとお声を洩らしになり、ちょっと恥ずかしそうに手を胸元へお置きになりました。正面のおとうちゃんからゆうこさんをみますと、白い胸元が露になってふくよかなお乳が手で覆い隠されているのでございました。

「奥様、お手をはずしてくださいな、これではお乳が見えませんから、見せてくださいな」
ゆうこさんは少しためらわれましたが、手をお解きになりますと、つんと突き出た乳房の先にあめ色の乳首が露になりました。
おとうちゃんの両の手が、ゆうこさんの乳房を掴みますと、目隠しのゆうこさんは、一瞬、身震いされたかのようでした。

     

「これからゆっくり、奥様を快楽へおつれいたしますのでご安心ください」
そうゆうと左手はそのまま乳房を覆い隠したまま、右の乳首をつまんでぴっと引っ張ったのでございます。そうして指先に力を入れてあげますと、ゆうこさんは目隠しされたままの姿でしたが、お顔が少したわみだしました。おとうちゃんは、ゆうこさんが指定した柔らかめの模造男根を手に握らせました。

「奥様、コレをお握りなさい、お口にお入れになられてもようござんすよ・・・」
「あああ〜ハイ、ああ!」
「さあ、お膝を見せてくださいまし、奥様、ね」
おみなえしはゆうこさんの膝あたりからお着物の裾を拡げて足を露にしました。
「ああ〜!」

「奥様、膝を少しお拡げになってくださいな、その方が楽でこざいましょ?」ゆうこさんはお乳を弄ばれながら、閉じていた膝をお拡げになられたのでございます。
「さあ、奥様、よろしゅうございますか、奥様はいま、神様の前で業を告白し、お許しを請わねばなりません、よろしいですか」
「ハイ、わかりました、ああ〜」

「「奥様は、お一人でなさるんですか、いい気持、どうなんですか・・・」
「・・・ハイ、たまにでございますが、・・・ハイ」
「それで、いい気持になれますか、神様がお聴きになられてます」
「ああ〜懐かしゅうございます、こうしてもらうの懐かしゅうございます・・・」
「そうですか、じゃ〜手にお持ちのものをお口にお含みになってごらんなさい」
「ああ、ああ〜」

     

ゆうこさんは模造男根をお口に含ませられました。そこでおみなえしは、男根がお口に差し込まれたまま、根元の紐を首の後ろで縛ります、ゆうこさんは模造男根をお口に挿し込まれたまま固定されてしまわれたのでございます。目隠しのゆこさんのお口に挿し込まれた男根が猿轡になってしまったのです。

「ううううウ〜」
「じゃ〜ちょっとかるく縛りますね、いいですか〜」
おとうちゃんの指示でおみなえし、ゆうこさんの肩から着物を脱がせ、両腕を後ろへ回させて手首を縄で結わえるのでした。

「奥様、美しいです、ホント、美しいお姿になられました、神様もお喜びされていますね、きっと、ね」
「ううウ、ウウ〜ウ、ウ、うう〜」

口に咬まされた男根の中は空洞になっていて光を当てると奥が見えるようにできておりますその穴へ、おとうちゃんはキセルを挿入いたします。この穴は空気穴、口を塞いでも呼吸ができるように作ってあるのです。

     

後ろ手に縛られて目隠しされて、口には猿轡が咬まされておりますゆうこさんの姿は、膝が丸見えになっていますから、腰に巻いた帯の上下が拡げられてお座りになっているのでございますから、物好きなお方ならもう唾がでるほど美しいとお思いになられますでしょう、神様への捧げモノでございます。

「ウウウウウウ〜ウウ〜〜」
ゆうこさんはもうこれだけで上気の沙汰で股間の秘部をしっとりとお濡らしになられているのです。

「さあ、奥様、これからどういたしましょうか、お擦りがよろしいでございましょう」
おとうちゃんは手に持った鳥の羽毛で、ゆうこさんの露になった胸元と股間のそばの太腿を柔らかく撫ぜはじめました。

     

ゆうこさん、身体をくねらせ悶えはじめます。目隠しされたまま口を塞がれておりますから、声はくぐもった喘ぎ音になってしまいます。
<あああ〜、いい、あああ〜、感じます〜!カンジマス〜>
「ううう〜、うう、ううう〜、ウウウウ〜うううう〜」
もう身体が痺れて快感が走っていくのを感じながら、ゆうこさんはお股をあられもなく開いては閉じて悶えられるのでございました。

鳥の羽毛でお乳や太腿を撫でられる感触でゆうこさんは、後手に縛られ目と口を閉ざされているので肌に感じることと為すがままでしかないのです。
ゆうこさんの身体は、次第に波打ち、身を捩り始められたのでございます。

「ウウウア〜ウア〜ウウ・・・」
口に咬まされた男根猿轡の中から呻きとも悶えともわからないお声が洩れてきだしたのでございます。それは悦びのお声で身体が反応している証拠でございます。

羽毛が太腿を割って陰唇の上を撫ぜられるときには、上半身をくねらせ
「ウウウ〜ウウ、ウウ〜・・・・」
と悶えら、お顔を後ろへ反り返らせ喉をいっぱい突き出させられます。

     

おみなえしはゆうこさんの悶える姿態を見ながら、不思議な高揚感を覚えます。おみなえしも羽毛で擦られていたぶられる経験をしていますので、ゆうこさんが受けてる快感を思い出しているのです。

「ああ、奥様、後ろへ倒れていいですよ〜」
おみなえしはゆうこさんに声をかけ、お肩を持ってそっと後ろむけに寝かせました。そうしてお口に咬まされていた男根を外してあげました。

「あはあ〜ハア〜〜ウウ〜」
ゆうこさんは、ため息とも疼きとも聴こえる声をお上げになられて、仰向けで木枠で作られたベッドに寝そべられたのでございます。

「奥様、いかがでございましたか?よろしかったでございますか?」
「ああ〜むずがゆいでございます、ああ〜感じます、ああ〜」
「そうですかそうですか、じゃ〜暫くしたら次をはじめます、ね、お目隠しはどういたしましょ」

「・・・はい、このままで・・・」
「じゃ〜お目隠しのままで、いきます、ね」
おとうちゃんはそのような心遣いをしてあげて、伸ばされていた両足を立てて開くのでした。

     

木枠のベッドに横たえられたゆうこさん、帯で締められた腹部の上半身が剥かれて後手は背中にまわされ、お着物の下半身は拡げて立膝で開いたお股のそばにあります。帯を締めたままの姿で剥かれた身体は、ふくよかな乳房が突き立ってたわたわとゆれており、股間の陰毛が白い肌に浮き立っております。

「さあ、奥様、これからご祈祷して差し上げますね」
「それから神様にお逆らいになられませぬよう、奥様の心をお開きください、ね」
ご祈祷の祝詞はおみなえしの役割で、おとうちゃんはゆうこさんの身体のいたぶり役です。

おみなえしがなにやらブツブツ呟いてエイ!エイ!と声をあげます、そうしておとうちゃんお手が、ゆうこさんの首筋からお乳へと、ふくらはぎから股間の陰唇の真際まで、お擦りしていくのです。あえて陰唇は触らないのでございます。一番感じる陰唇周りは、もっと焦らせてあげてからです、ゆっくりと・・・。

「ああ〜、いいです、いい感じです〜いいですウウ〜」
ゆうこさん、乳首と腿の付け根を擦られると呻き声をもらされます。そのうち乳首をつまみ、陰唇を根元から引っ張りあげて、グリグリと摺りあわせてあげます。ゆうこさんは身体がよじらせ、気持を昂ぶらせて、息も絶え絶えの様子で、快楽の余韻を身体中に滲みこませていきます。

     

「あああ〜ダメです!〜」
ゆうこさんはもう我慢ができなくなってきておるのでございます。早よう膣にモノを入れてくださいな〜!とでも言いたげにお尻を持ち上げ股間を開けてお待ちかねなのです。

擦りあわされる陰唇の奥で微妙に摺れあう肉襞が蜜を滲み出させてきています。じっくり密が滴るまで、こうして焦らせて昂ぶらせられるゆうこさん、もう身体のなかはぐしょぐしょに濡れそぼってくるのでいるのでございます。

「じゃ〜奥様、だいぶんお濡れになってきたようですので、入れますね」
「ウウウン〜ハイ、オネガイします、恥ずかしいデス、ご覧にならないでくださいまし、ね・・・」
おとうちゃんは、ゆうこさんの濡れて蜜の滴る膣へ、陰唇を指で開き、中が空洞の人造男根を挿し込みはじめるのでございます。

「アアア!アア〜」
「奥様、どうです、いいですか?」
「アア~〜いい、いいです、いいで〜す〜!」
おとうちゃんは男根の根元の紐を前後ろにまわして褌しめる要領で、腰の上で結わえて男根を膣の中に固定してしまいました。

「さあ、奥様、これで恥ずかしくないでしょう、きっちり締めて隠しましたから」
「ああ〜奥まで詰まっています〜ああ〜感じる〜あああ〜もう、ああ〜」
「いいんでしょ、お声をおだしになれば、いいですよ」
「あああ!ああ!大きいのが奥まで入って〜、気持いいです!!」
ゆうこさん、もう声も悶えて呻きだすように声をあげて悦んでおられるのです。

     

「奥様、いちばん奥が見えます、桃色の襞がピクピクうごめいていますね」
「ああ〜見ないでくださいな、そんな〜〜」
ゆうこさんのなかに、子供の頃の縛られて弄られた記憶が甦り、夫と交情を持った感触が甦り、いまこうしていたぶられていることに悦びを感じているのでございます。

おとうちゃんの指先が、露になって突き出たクリトリスに触れると、おゆこさん、悲鳴をあげます。
「キャああ〜、感じる、もっと〜!して〜」

人造男根が挿し込まれた膣の中から蜜が滴り、その中へ先の柔らかい棒を差し入れて突いてあげる膣の中。直接棒の先で膣壁を刺激されるものだから、ゆうこさんの悶えようったら、お尻をどんどんと持ち上げ落として揺すります。身体の中が萌えて燃えて燃え出しているのです。

「ああ〜奥が〜奥のほうが〜!イイデス!ああ〜」
「まだまだ、これからタップリいたぶってあげます、奥様」
「ああ〜もういきます、いってしまいそうです!」
「ダメダメ、まだですよ、いいのはこれからでしょ!奥様!」
「そんなこと〜逝かせてくださいな〜我慢できないよ〜、いいいい〜!」
さて、ここからはおみなえしも加わり二人で攻め責めでございます。

後手に縛られて目隠しされたゆうこさんの上半身が赤味を帯びてきて、乳首がピンと立っています、この乳首をおみなえしが吸って柔らかく咬んであげるのです。おみなえしも上半身裸になって、身体を擦り合わせます。お口を吸ってあげます。こうしてゆうこさんは、上半身を攻め立てられ、下半身を攻め立てられ、もう九合目まで喘ぎ喘ぎ昇り詰めてきたのでございます。

     

いろは、と三種のメニューの<ろ>を選ばれたゆうこさん、悦ばされる内容は、目隠し、男根猿轡、後手縛りのお姿で、羽毛で身体の擽り、おみなえしのスキンシップ、膣内への模造男根の挿入、これでアクメを迎えさせていただく2時間コースでございます。

ゆうこさんのいたぶり責めが始まって、もう半分以上が過ぎてきて、身体を重ねたおみなえしの気持もだんだんと昂ぶってくるのでございます。なんせ今日のゆうこさんが初めてのお客様、おんな同士の重なりあいは初めてのことでしたから、まだ要領が掴めない。おみなえしの感じ方は、ゆうこさんの乳首と自分の乳首が触れあったとき、ピンピンと痺れるような磁波が身体の中を走ったのでございます。

ゆうこさんのお口の舌をを吸い上げ絡ませてあげて、ふくよかな乳房が重なりあい、乳首と乳首を擦りあわせ、グリグリと揉んでいきますと、どちらも固くコリコリと勃起して弾力増して、ビンビン磁波が干渉しあうのでございます。
「あああ〜あああ〜ウウウ〜あああ、いい〜」
後ろ手に縛られお乳を突き出すゆうこさん、身体を悶えて呻きます。

下半身を剥きだした陰毛の下、膣の内には人造男根が、しっかり挿入されていて穴から膣の奥が棒で掻き回されていきます、ゆうこさんの感じようったらもう、暴漢に襲われたお姫様、息も絶え絶えもがきだし、悶えて呻いて絶頂に昂じていくなか、見られている恥ずかしい!羞恥心がなおも意識を昂ぶらせるのでございます。

「ああ〜ああ〜イイデス〜イイデスウううう〜あああ〜!!」
拡げた太腿はピクピク痙攣、指先に力を込めて感じていますゆうこさん、悲鳴のようなのたうち声に、実験室は愛の密室と化していきます、慈愛事業のおとうちゃん、おみなえしの気持も昂ぶって、膣の内に蜜をいっぱい溢れさせ、膣口からじわ〜っと滴りはじめてきています。

     

「奥様、そろそろよろしいですか、もう止めをさしましょうか?」
「ああああ〜もうちょっと、もうちょっと、まだまだ、マダデスウ〜」
「それじゃこのまま、じんわりいきませう、奥様」
「ああ〜どうしましょ、恥ずかしい〜デス、あああ〜」
「ええ、じっくりお楽しみくださいませ、奥様・・・」

「うれしい嬉しい、ひさしぶり〜〜、ああああ〜ウレシイ!」
「奥様、もっともっと感じて、昇って昇ってくださいまし、ね」
ゆうこさんの膣に挿し込まれて固定のままの男根の、紐を解いて抜き差しできるようにしたおとうちゃん、回しと突きで膣を責めていきます、ゆうこさん、思いっきりお股を開いて男根受け入れ、喘ぎ呻き身体を揺するのでございます。

「わあ〜わあ〜わああ〜!ああああ〜イキマス、いきます〜あああ〜!」
「まだまだ、いい気持になります〜奥様〜!」
「ああ〜もう我慢ができません!ああ〜ああ!、イカセテください、イカセテ、オネガイシマス〜!」

おとうちゃんの手にある男根が膣を突いて快楽の扉をどんどんこじ開けられるゆうこさん、たまりに溜まった愛の蜜、もうお尻を伝ってベッドのうえに滴らせて、なおも滴らせて、潮をふきましたのでございます。

「ああああああ〜!!!ああ!!、だめ、だめ、死ぬ死ぬ、ああああ〜いく〜〜う!!」
大きな声を張り上げてゆうこさんのお身体は、野獣の牝におなりになられて最後の頂上めがけてまっしぐらに駆け昇っていかれるのです。

     

「えい!えい!ええええい〜!」
おみなえしのご祈祷が、喘ぐ最後のお土産に、ゆうこさんの膣口から、何度も潮が吹き出ています、絶景ですね〜〜!
「あああああ〜ああ〜あ〜、ああ〜、」
遂に昇ったゆうこさん、最後の呻きをお上げになって、そのまま気を失われたようにぐったり、身体の力が抜けて仕舞われたのでございます。

手首を縛った縄をはずして、しばらくそのままぐったりと寝そべったゆうこさん、やっと気がつき、そのとたんハッと我に帰られて、ああ恥ずかしいとばかりに無言で身支度整えて、そのままお礼も言わずにお帰りになられたのでございます。

ゆうこさんがお帰りになられたあと、おみなえしはもうウズウズ、だってヒトのエクスタシーに達した姿を初めてみてしまって、もう身体のなかがウズウズと煮え返って沸騰寸前まで達してきたのでございます。

おとうちゃん、ゆうこさんのお悶え、お喘ぎ、お呻きになられてエクスタシーに達せられる時に自分の男根使えなかったもんだから、ちょっと欲求不満です。
そのあと実験室でおとうちゃん、おみなえしを可愛がるのでございました。

     


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地下室のエロス(3)




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