えろす愛子物語
 -1-

 1〜9 2006.4.2〜2006.4.20

     

まあ、なんていったって、愛子ほどエロスを漂わしている娘はいないやろな〜と、俊介は思った。処女を貰ってから、愛子のほうが熱をあげてきた。俊介は東京、愛子は京都と、離れてはいるけれど、週末になると愛子が東京へやってくる。桜が満開の4月始めの土曜日に、愛子は東京へやってきた。
「俊ちゃんの好きな餃子、これ食べようと思って・・・」
愛子が京都から持参した餃子を、俊介に食べてもらおうと持ってきた。世田谷の住宅街に俊介のマンションがある。
「餃子なら、横浜とかだろ、京都からわざわざ・・・」
俊介は、愛子がつくる夜のテーブルを楽しみではあった。まあ、夜の食事は早く切り上げ、お目当てはセクスやりまくることだ。

     

餃子を食べたそのあとで、愛子は俊介に抱かれる。真夜中まで、たっぷり時間がある。愛子の感度にあわせて三回は、ずぽずぽじとじとやりまくるのだ。
「愛ちゃん、好きだよ、たっぷり楽しもうね」
「俊ちゃん、いいわよ、思いっきり可愛がって・・・」
そういいながら、愛子は、俊介の膝元に寝転び、ズボンのベルトを外し、ブリフのなかから、ペニスを抜き出して舐めはじめるのだった。
「俊ちゃん、もう大きくなって、ああ、わたし、どうしょ」
愛子は、抜き出したペニスの胴を握って、皮をぐいっと根元へ押し込んでいく。俊介の勃起したペニス。その頭がツルツルになってきて、愛子がそこへ唇をつけるの。愛子の好物、俊介の勃起したペニスだ。唇と舌を使って、亀頭の先から根元まで、たっぷりと舐めまわしていく愛子なのだ。

「ああん、おおきい、はぁあん、おいしい・・・」
愛子は、俊介のペニスの先を、胴を握った親指で撫ぜながら云う。ペニスの先に滲み出る透明の水玉を、親指でぬりこんでいくのだ。そうしてぐいぐいとしごきながら、亀頭を吸い込み、舌先でなめ上げるのだった。
「俊ちゃん、わたし、大好きね、このォ棒・・・」
愛子は、俊介のペニスを最初に可愛がってから、続いて、俊介から可愛がられていく。
「愛ちゃん、オレのちんぽ大きい?」
「うん、うん、とっても大きいよ!」
俊介が、服着たままの愛子の胸をまさぐって、ブラウスのボタンを外し、ブラを外して、愛子の乳房に手をおくのだ。

     

愛子は、巨乳ではないけれど、乳房にはたっぷり肉がついている。俊介は、手の平で乳房を包んでぶるんぶるんと揺すってやる。愛子にペニスを握らせたまま、乳首を唇ではさみこみ、クリッ、クリッと揉んでいく。
「はぁあ、ああん、はぁあ、はあ、ぁあ・・・」
乳首を揉まれて、それだけで、愛子は、もう甘えたような音を洩らしだしている。
「愛ちゃん、たっぷり楽しもうね・・・」
俊介は、愛子のスカートをめくろあげ、ストッキングとパンティを太腿のところまで下げてやる。愛子の陰毛の黒さが、俊介をぞくぞくっとさせる。一週間ぶりに見る愛子の陰毛だった。

愛子の股間をさわると、べっとりと濡れている。俊介にフェラしていて、感じだしてえろす汁をジクジク滲みださせているのだ。
「ああん、俊ちゃん、わたし、はぁ、ああん・・・」
愛子は、俊介のペニスを握ったまま、鼻から抜けるような甘え声を洩らしている。俊介に、パンストとパンティを脱がせてもらい、足が自由に広がるようになる。愛子は、爪先を伸ばして、俊介の愛の指を受け入れる。
「愛ちゃん、もう濡れてる、ぶずぶずしてあげようね」
俊介は、愛子にうしろ向かせて、肱掛椅子の肘に手を置かせた。そうして尻を突き出させ、足をひろげさせていくのだった。

     

俊介は、愛子を後ろから抱くようにして、お乳をさわりだし、お股をさわりだしていく。今夜の最初のセクスの体位だ。若い愛子と俊介だ。一週間ぶりのセクスだから、はやく一発イってしまいたい。俊介は、愛子のたぷたぷお乳を下から掬い上げるようにして揉みながら、勃起したペニスを愛子の後ろから、突きたてるのだった。
「ああん、俊ちゃん、はぁああん、ああッ・・・」
俊介がぐざっと突き立てると、愛子は、広げたふとももをすり寄せるようにして、俊介を締めつけていく。俊介は、最初の挿入でグリグリ硬さをやわらげながら、ぶすぶすっと奥まで一気に挿し込んだ。
「ううッ、締まる、愛ちゃん、よう締まってるよ!」
「ああん、俊ちゃん、ああッ、もっと、入れてッ!」
愛子は、牝犬スタイルで、バックからの挿入を受け入れていくのだった。

     

「ほれ、愛ちゃん、ぐぐっと入った、ああ、じとじと濡れてる」
「ああん、もっと、ぐりぐりやってぇ、ああん、もっと・・・!」
「こうかい、これでいいのかい、うふぅ・・・」
俊介は、腰に力を込めて、引き抜いたペニスを、ぐさりと挿しこみ、腰をぐりッ、ぐりッとまわしてやる。
「はぁああ、ひぃいいッ、ああん、はぁああん・・・」
愛子は、どくどくと注ぎ込まれる快感に、喘ぎ悶えて、ハアハア息を荒げている。俊介は、もうぺたぺたと尻に股間をててやり、べちゃべちゃの恥汁を汲みださせている。

「ああ、俊ちゃん、もっと、もっと、ぐりぐりやってぇ・・・」
「こうかい、愛ちゃん、ぐじょぐじょ、ぐりぐりだ!」
「はぁああん、ひぃいい、はぁああ、ひぃ、いい、いい・・・」
愛子は、膝をガクガク震わせながら、俊介のペニスで突かれて、ぐりぐり捏ねられて、息もふうふう、上気して顔を赤らめ、昇っていくのだった。俊介が抜いたペニスには、べっとり愛液くっついて、てかりと光っている。
「どうだ、いいだろ、それ、いけ、ああッ、オレもいくからな〜」
「いい、いい、いいわよォ、はぁああん、ふぅううッ、ああ〜ひいい〜いく、いくぅ・・・」
「そら、ああッ、出る、出る、ああッ!」
最初の一発、バックスタイルで、飢えた男と女が、勢いよくイって果ててしまうのだった。

     

一週間ぶりの愛子と俊介だったから、一発目は待てなくて、いっきにバックスタイルでやってしまった。けれども、若いからだの愛子と俊介だ。二度目は時間をかけて、ゆっくりと楽しもうと考えている。
「ねえ、俊ちゃん、わたし、まだまだいけるわよ、ああ、好きよ俊ちゃん」
「好きだね愛子、愛子は入れてもらう方だから、オレより強いんだろね」
そんな会話を交わしながら、裸のままの愛子と俊介は、ふたたび絡みあっていく。愛子が、肱掛椅子に座る。俊介が、愛子の前に、ひざまづくようにして座る。裸のままの愛子と俊介だ。俊介が、愛子のからだの点検をしてやるのだ。俊介が、肱掛椅子に座った愛子の太腿を拡げていく。愛子は、俊介の頭を抱えるようにして、俊介の顔が股間へ押しつけられるのを待つのだ。

俊介が、愛子の拡げた股間に顔を埋める。唇で愛子の淫唇を愛撫し、両手で淫唇の外縁を押さえ、舌先で割っていく。愛子の淫唇は、先の一発で、べッとりと濡れている。俊介は、秘汁で濡れたチツまわりを、きれいに舌と唇で拭きとっていくのだ。
「ああッ、俊ちゃん、そこ、あぁあん、なめて、舐めて・・・」
俊介の舌が、秘芯の内側へ挿しこまれて、愛子はドクドクとした鈍い刺激を感じてしまう。こそばゆいような、ズキズキするような、奇妙な感じになる。
「愛ちゃん、べとべとに濡れたの拭ってあげる、ああ、いい味だよ」
「ああん、俊ちゃん、もっと、ああん、いい、もっとぺろぺろして・・・」
愛子は、太腿を拡げたまま、俊介の頭をはさみ、手で頭を抱きしめて、股間を舐められているのだった。

     

俊介が立ち上がり、今度は愛子にペニスをしゃぶらせるのだ。
「ああ、俊ちゃんの、大きい、大きい、ぁあん、舐めたげる、舐めたいよ・・・」
「うん、舐めて、たっぷり舐めておくれ、ね・・・」
肘掛椅子の前に立って、俊介は正面から、愛子にペニスをしゃぶらせる。愛子は、椅子に座ったまま、前屈みになり、顔を突き出すようにして、俊介の勃起したペニスを、両手の平で包み込むようにして、亀頭を唇のなかにおさめる。唇に力を入れて咬んでやる。俊介のペニス。胴が硬いわりに、亀頭はやわらかい。唇で咬み、胴を上下にしごくと、先から透明のねば液が滲みでる。愛子は、俊介のねば液を舌で拭って、亀頭にぬりつける。
「はぁあ、おいしい、俊ちゃんの大きくて美味しいよォ・・・」
俊介は、愛子の咥内にすっぽり納められたペニスを、こころもち尻を左右に振って、愛子の咥内でまわしていく。手で乳房をまさぐり、乳首をつまんでやりながら、たっぷりフェラをさせるのだ。

「愛ちゃんの好きなバイブ、嵌めておこうかね、いいね」
俊介はフェラさせながら、手に小型のバイブを持った。愛子のチツに埋め込んでおくというのだ。バイブの根元には紐がつけられている。バイブを紐で固定しておくというのだ。
「ああッ、俊ちゃん、はぁあん、バイブ、ああッ、ばいぶ・・・」
愛子は、俊介の持ったバイブが、チツのなかに入れられてきて、放心したような目つきに変わっていく。
「バイブだよ、ほれ、奥まで入っただろ、感じるかい・・・」
「ああん、だめ、ああッ、奥まで入ってるぅうう・・・」
愛子は、バイブをチツに埋め込まれ、根元の紐は、クリを押さえる前と尻溝を渡って引き上げられ、腰に括られて固定されてしまうのだった。

     

愛子は、すでにめろめろとなっている。俊介のナマペニスをフェラし、クンニされ、そうしてバイブをは嵌められた。愛子の股間の真ん中は、バイブが抜け落ちないように、前からと後ろから持ち上げた紐で腰に括られている。俊介がバイブのスイッチをオンにする。肱掛椅子に座った裸の愛子。チツにバイブを埋め込まれている。
「ああッ、ああッ、はぁああ、ぁああん・・・」
俊介が手に持ったバイブのスイッチが入れられて、愛子はビビビビっと震える振動に、甘ったれたような声を出した。ぐにゅぐにゅっとうごめくバイブの先が、愛子のチツ襞をこすっている。愛子はひとり悶えて、呻き声を奏でだす。俊介は、愛子の悶え呻く様子を見て、快感に酔っていく。

「愛ちゃん、どうだい、もっと強いのにしようか?」
「ああん、だめ、はぁあん、感じる、だめ、感じるぅう・・・」
「ふふ、愛ちゃん、顔赤らめて、いい気持なんだろ!」
「はぁあ、いい、ひぃいい、ああッ、だめ・・・」
肘掛椅子に座った愛子の正面に、俊介はあぐら座りで、ピンク色に染まっていく愛子の頬を見上げる。
「ああッ、ああッ、俊ちゃん、ああッ、止めて・・・」
愛子は、もうバイブのブルブル振動でめらめらと燃え上がっているのだ。俊介がバイブのスイッチを切ると、愛子の悶え呻きが静まる。

     

俊介は、肱掛椅子の愛子の膝上に、片方ずつ紐をかけ、太腿をまたがらせ、そうして足を拡げさせたまま固定した。
「ほれ、愛ちゃん、丸見え、いいね、すっごいね、愛ちゃん、淫らだね!」
俊介は、愛子のお尻に手を差し入れ、手前へずらしてていく。愛子の尻が椅子の前縁までずらされ、バイブを入れたお股が斜め上向いてしまった。
「ああん、俊ちゃん、恥ずかしい、わたし、こんなの恥ずかしい・・・」
愛子の恥ずかしくて誰にも見せたくない処を、好きな俊介だとはいえ、拡げてみせてしまったのだ。
「ふふ、愛ちゃんの点検なんだから、ね、手も後ろで括っておこうね、いいね!」
俊介は、愛子の太腿を拡げさせたうえに、手を背凭れの後ろへまわさせ、手首を合わせて括ってしまう。

「いいぜ、愛ちゃん、可愛いぜ、写真に撮っておく、ね!」
俊介は、携帯を愛子の正面に向け、シャッターを切る。愛子の記念写真だ。
「ああん、だめ、こんなの写真に撮って、ああん、だめよォ・・・」
愛子は、自分の姿をあたまのなかに描き、あられもない恥ずかしい気持ちに満たされる。チツに挿しこまれて固定されたバイブで、愛子は、なかば朦朧としている。
「愛子のだめは、もっとやって、ってことだろ、そうだよね!」
俊介の、愛子を可愛がる仕掛けだ。愛子が動けないようにして、逝かせていくことにある。そのうえ言葉で愛子を困らせて、顔を赤らめる愛子をみてやる快感だ。愛子は、俊介の目の前で、肘掛椅子に括られたまま、悶え呻くいてアクメを迎えさせられる。

     

世田谷の俊介のマンションで、愛子は俊介の愛欲に包まれている。月金は大阪で銀行員、土日にかけて、愛子は俊介のマンションへ来ているのだ。裸で肱掛椅子に座らされた愛子だ。手を後ろに括ってもらい、太腿を椅子の肘をまたぐようにして固定され、ひろげた股間にバイブレーターの洗礼をうけている。
「愛子、スイッチ入れるぞ!」
愛子のチツには、紐パンティで抜け落ちないようにしたバイブが刺さっている。俊介がスイッチを入れる。
「はぁああん、はあッ、はぁああ〜ん」
愛子は、ビリビリくねくねの刺激で、太腿を小刻みに震えさせる。真横にひろげた太腿がピクピクと波打って、秘汁が溢れてくる。
「ああッ、ああッ、ひぃいい、いいッ・・・」
愛子は、もう頬を真っ赤にさせて、悶え呻いてしまう。意識が薄くなって、からだが芯から反応しているのだ。

ひりびり、ぐじゅぐじゅっと、からだをおもいっきり広げ裂かれるような、ぬるぬる感情に愛子は、朦朧としている。
「愛子、どうだ、満足かい!」
「はぁああ、ひぃいい、俊、俊、ああん、だめ、ああん、だめぇ・・・!」
俊介は、愛子が悶えうち、バイブを挿しこんだ入り口に、グジュグジュと汁が湧き出るさまを観察しながら、スイッチを止める。
「ふぅううッ、はぁあああッ、はぁあ、はぁあん・・・」
バイブのぐねぐねが止められて、愛子の息つかいが小康状態になる。俊介は、ふたたびスイッチをオンにしてやる。

     

バイブのスイッチを入れられて、愛子はふたたび、のたうつようにわめいてしまう。
「ああッ、あぁああ、ああっ、ひぃいい、いいっ・・・」
女の悦び、日ごろのストレスを一気に発散させるように、愛子は発情しているのだ。
「ほうれ、愛子、悦べよ、まだまだ、いくぞ!」
「はぁああああ〜ひぃいいいっ・・・」
住宅街のマンションの一室が、男と女の愛の巣なのだ。愛子は、悶えうちながら、アクメを迎えていく。
「あああん、俊、俊ちゃん、入れて、入れてぇ・・・!」
愛子はバイブで逝く寸前に、俊介のナマペニスを入れて欲しいとせがむのだ。
「ふふう、はぁ、入れてやる、もう一回、バイブで逝きそうになってからだ!」
スイッチが切られ、愛子に一息つかせてから、ふたたぶスイッチが入れられる。愛子は、もう、どろんどろん、べちょべちょに愛液を垂らしている。

「あああっ、ひぃいい、はぁあ、ひぃ、いい、いれてぇ、逝かしてぇ・・・!」
愛子は、トロンとした表情、朦朧とした意識で、俊介に哀願している。俊介が、腰の紐を解いてやり、バイブを抜き去る。愛子のチツ口からとろとろの秘汁が流れ出てくる。俊介は、チツ口にペニスをあてがい、ぐぐっと一気に挿しこんでやる。愛子は、俊介のナマペニスを突っ込まれて、喜悦に泣き叫んでしまう。
「ふぅあぁああ、ひぃいい、はぁああ、いく、いくぅ・・・」
「そら、いけ、逝け、愛子!」
「はぁああ〜ああ〜はぁあ〜ああ〜あっ、いくっ、いくっ、いいいい〜!」
俊介のピストンスピードが速まり、愛子は大きなうねり声を上げて、オーガズムの頂上へと昇ってしまうのだった。

     

最初はバックスタイルで、二度目はバイブとナマペニスで逝ってしまった愛子だ。めろんめろんにとろけるまで、愛欲を貪りたい。三度目は、ベッドのうえで交わり合うのだ。愛子は、二度の射精で萎えてしまった俊介のペニスを、唇と舌で勃起させていく。愛子が寝そべり、俊介が座る。愛子は、俊介のペニスを手で包み、柔らかく握り締め、皮をゆっくりとしごいていく。
「俊ちゃん、感じる、ああ、大きくなってきた・・・」
「ああ、愛ちゃん、むっくむっく、ああ、いい、いいよ・・・」
愛子が俊介のペニスに唇をつけ、根元から亀頭の先までスライドさせていく。俊介が愛子の乳房に手をかぶせ、ゆさゆさと揺すっては股間を触っていく。日常からは想像できない愛の巣なのだ。

愛子の日常、銀行の事務は単調だけどミスは許されない。愛子は大手銀行に採用され、最初の二年間は窓口業務に携わってきた。三年目に入って配置換え、為替運用の補佐事務に就いた。世界の金融動向を探りながら、仕事にだけ集中するには、物足りなかった。土日の連休を利用して、東京にいる俊介のマンションを訪ねる。そこは愛の巣なのだ。一週間ぶりのセクスは、かなり激しいものだ。愛子は、からだの底まで俊介を受け入れて、仕事に復帰するのだ。俊介もいわば同じことだ。大手商社の仕事は、それなりにやりがいがあるけれど、身体は女を要求する。愛子とセクスすることは、心の癒し以上のものなのだ。

     

「俊ちゃん、縛って、ああ、縛って・・・」
愛子は、俊介のペニスをしごきしゃぶりながら、喘ぐようにいった。バイブを咥えこませることにも慣れた愛子だ。もっと深い快感を得たいと思う。縛られたい、縛られて身動きできないようにされて、逝かされたい。そんな欲望が目覚めていたのだった。
「縛る、いいのかい、愛ちゃん、やって欲しいの?」
俊介にも、その気があった。愛子のからだを縛って逝かせたい。そう思うことがままあったけれど、実行するには勇気がなかったのだ。
「ああ、俊ちゃん、わたし、やってみて欲しい、いいのよ、好きにして・・・」
からだをめちゃめちゃにして欲しい!愛子は、銀行の制服を着たまま、事務をこなしながら、そう思っては空想にふけっていたのだ。

俊介は、ガウンの帯紐を取り出し、愛子の手首を後ろで括ってやる。愛子は、うっとりした表情で、足首も縛って欲しいというのだった。俊介は、手首を括った残りで、足首を交叉させて括っていった。
「ああ、ああん、俊ちゃん、わたし、ああ、わたし・・・」
ベッドに俯いた愛子は、手首と足首を一本の紐で括られている。俊介は、愛子の括られた姿を見て、ムラムラとした気分になる。
「愛ちゃん、いい格好だ、オレ、感じちゃうぜ・・・」
「はぁあん、俊ちゃん、好きにして、好きにしていいんよ・・・」
俊介は、愛子の後ろへまわり、膝を立てさせ、膝をひろげて、尻を上げさせる。そうして愛子の下へ足をもぐりこませるようにして、腰をぐいっと引いてやる。愛子のお尻を、目の前にもってきたのだ。

     

俊介の目の前に、愛子の淫唇がある。太腿を開かせて、愛子の中へ足を突っ込み、うつむいた愛子の頭に足首を置く格好になる。愛子はお尻を高々と上げている。手首と足首を一本の帯で括られた愛子だ。俊介から、股越しに乳房をまさぐられ、ひろげた股間へ顔を埋められる。
「ああ、、ああん、ああっ、はぁああん・・・」
愛子は、顔を横にしてベッドにうずめ、太腿を立てて後ろから俊介に抱かれている。俊介に、股間を舐められる。愛子は、淫らな姿の自分を脳裏に描き、俊介の足裏を舐めだす。
「ああん、俊ちゃん、はぁああん、もっと、もっと、わたし・・・」
俊介の右指が、陰唇をまさぐり、チツに挿しこまれ、襞をこすられていくにつれ、愛子は、窮屈な姿勢でいたぶられる快感に、とろけていくのだった。

俊介は、悶えうつ愛子のチツに舌を挿しこみ、ぐりぐりとなめまわし、指で奥をつついてやる。愛子がどくどくと秘汁を滲みだしてくる。ぺちゃぺちゃ、ぺちぺちゃ、指を挿しいれて抜くたびに、淫らな音を奏でる。愛子のチツ襞が膨らみ、収縮する。べっとり半透明の粘液が、チツからあふれ、糸を引くように陰毛を濡らしていく。
「ふぅああ、ひぃいい、ひぃ、いい・・・」
愛子の悶える声が、俊介に新鮮な情欲をかきたてる。秘汁を指にすくい、乳首にぬりつけて揉んでやる。乳首がぬるぬるになり、揉まれて乾いて、またぬりこめて揉んでいく。愛子は、シーツに顔を埋めたまま、ふぅぁあ〜ん、ふぅぁあ〜んと、からだを小刻みに揺すって、悶えて呻いているのだ。

     

愛子は、足首を括った紐を解かれ、180度回転させられる。そうしてからだを立て、俊介の腰へまたがった。俊介の上に乗っての結合だ。愛子が、腰を浮かせる。俊介が、勃起したペニスを立て、愛子のチツを探りあて、亀頭をはめる。
「あああ、ああっ、はぁああっ」
「そのまま、お尻を落とせ、落とせ!」
愛子は、寝そべった俊介の真上から、腰をおろしていく。ぶずぶずっと勃起して立ったペニスが、愛子のチツに填まり込んで、陰毛が擦れ合った。
「ああっ、俊ちゃん、ああっ、入ってる、ああ、はいってるぅうう・・・」
「愛ちゃん、填まった、奥まできっちり填まった・・・」
俊介が乳房を手に包んで、愛子の上半身を支えてやる。愛子は、前のめりになって、腰をローリングさせていく。

「ああっ、いい、入ってる、ああん、ぐりぐり、いいっ、はぁああん」
「もっと、ぐりぐりして、もっと擦りつけて・・・」
手首を後ろで括られたまま、愛子は、俊介のペニスをチツの奥まで咥えているのだ。
「ああ、いい、いい、はぁあっ、いいっ・・・」
愛子は、からだを立てているから、ぬるぬる淫汁を俊介の陰毛と玉袋の上へ垂れ流す。どくどく流れ出てくる淫汁で、俊介の股間はずぶずぶに濡れているのだ。
「ああん、はぁああん、ああ・・・」
愛子は、悶えて鼻にぬける甘声で、快感に突き上げられている。俊介が、愛子の股間を宙に浮かせ、真下からペニスを突きあげてやる。突き上げてチツに挿しいれるたびに、愛子は、堪えるようにして疼きの声をあげていくのだった。

     

愛子は中腰のまま、乳房をにぎられ、ぐりぐり揉まれ、真下から、ペニスで突き上げられていく。そのうち、俊介を寝そべらせ、愛子が腰を上げたり下げたりして、ペニスを抜いては挿していく。
「ああん、はぁああん、いい、いい、俊ちゃん、いいわぁ・・・」
乳房をつかまれ、揉まれながら、からだを俊介にあずける格好で、尻を上下し、腰をぐるんぐるんとローリングさせる。
「はぁああん、いい、いい、いきそぉ、はぁああ、いい・・・」
「愛ちゃん、もっと腰、腰をまわして、ああ、いい、いいぞ!」
愛子は、背中で手首を括られたまま、俊介に馬乗りで、アクメを迎えていく。

俊介は、愛子がアクメの坂を昇っていくとき、ペニスを挿入させたまま、胸のうえに倒させる。片手を首にまわし、片手を乳房において揉みながら、唇を重ねてやる。愛子は、ずばずばに濡れた口の中で、舌を絡ませ、ペニスでチツを突き上げられていく。
「ううぅ、ううっ、ふぅうう、うぐぅ、うぅうう・・・」
「ふぅうう、ふぅうう・・・」
愛子は、チツからぺちゃぺちゃと淫らな音をたて、とろとろのお汁を垂れ流しながして、ふうふうの様子。俊介にペニスを抜かれ、指で掻きまわされ、そうしてペニスで突かれていく。愛子のからだは、めらめらの状態で、アクメへ昇っていく。

     

「ああん、だめ、ああ、いく、いく、いくぅ、ううっ、うううっ・・・」
愛子は顔をしかめ、どくどくと注ぎ込まれる快感で、歯をくいしばり泣きそうな表情だ。
「いけ、いけ、愛ちゃん、もっと、もっと、もっと逝け・・・!」
「はぁああ、いくぅうう、いい、いい、、もっとよ〜ああ、いくぅうう・・・」
愛子は、オーガズムの頂上を極めていく。俊介のうえに馬乗りで、ドンドンとチツを突かれながら、エクスタシーに酔いしれていく。
「ああん、ああん、はあぁああああ・・・っ!」
グジュグジュ淫汁を俊介のうえへどどっと放出させ、愛子は、オーガズムを迎えて昇ってしまったのだ。

終わってぐったりの愛子は、そのまましばらく、俊介に抱かれたまま、からだの痙攣がおさまるのを待つ。たぷたぷの乳房が、俊介の胸に押しつけられ、射精おわった精液がチツから滴りおちている。俊介は、ぴくんピクンと痙攣させたペニスをティッシュで拭きながら、愛子の股間も拭いてやる。
「ああ、俊ちゃん、よかった、よかったわよ・・・」
愛子は、正気を取り戻し、そういいながらシャワーを浴びにいくのだった。

     

俊介のマンションで一夜を過ごした翌日、愛子は京都に戻ってきた。新幹線を降りたあと、金閣寺近くのワンルームへ戻ってきた。俊介と交じり合って気持ち的には満足していたけれど、ひとりでいるルームは、なんとなく淋しい。
<俊ちゃん、また来週ね、一週間、わたし頑張る・・・>
明朝には、勤める淀屋橋にある銀行へ出勤しなければならない、そう思うと、気が滅入る。
<あああ、俊ちゃん、わたし、もっといい気持ちでいたいのよ・・・>
愛子は、ルームでは裸になる。裸でいるのが好きなのだ。裸でいることで、自然に帰れるような気がするのだった。鏡に裸姿を映し出す。愛子は、自分で均整のとれた身体だと思う。乳房をさわってみる。ぷっくり盛り上がった乳房に乳首がある。その乳首をつまんでみる。

愛子は、乳首をつまみながら俊介の身体を思い出すのだ。
<ああ、舐めたい、俊ちゃんの、大きいわね、わたし、大好き・・・>
鏡に映った自分の裸姿に、愛子は見惚れている。太腿のつけ根に陰毛が生えている。愛子は、立ったまま、陰毛をすくい上げて淫唇の先っちょを鏡に映し出す。
<俊ちゃん、ここ好きなんでしょ!また一週間あとなのね・・・>
愛子は、乳房と股間をさわりながら、むらむらと情欲を湧き立たせる。
<ああ、俊ちゃん、わたし、もうがまんできないんです・・・>
股間に手を入れると、ナマ暖ったかい陰唇をつまんでしまう。柔らかいびらびらを手でつまみ、いじくりだす。
<俊ちゃんに縛られたんだ、ああ、手首を縛られて、ああ、昂奮しちゃった・・・>

     

うっとり愛子は、その感触を思い出していく。手許に紅いロープを持った。次に俊介が京都へ来たときに使ってくれるかしら、と思いながら買い求めた紅いロープだった。そのロープを首から背中に回し、お尻から前へ回し、首元にあるロープを潜らせて、ぐいっと引き下げていく。
<ああ、わたし、紅い紐、わたしを縦に割っている、ああ、わたしはヘンタイさん・・・>
股間をロープが締め付ける。愛子は、オナニーをしはじめるのだ。ロープの感触を股間に感じる。ごりごりするようで、きりきり刺激を受け入れてあげる。
<ああ、わたし、こんなのにして欲しいのよ、俊ちゃん・・・>
為替管理課長久保田の顔が、ふ〜っと浮かんできた。俊介と課長の顔が、ダブって脳裏に描かれる。

愛子は、紅いロープで、陰唇を締め付けていく。しゃがみ込んで身体を割ったロープを張り、立ち上がっていくのだ。そうすると、身体にロープが食い込んでくる。愛子は、目をつむり、前屈みの身体を反らすうようにして、紐が陰唇を擦るように仕向けるのだ。
<ああ、ああ、わたし、ああ、わたし・・・>
チツのなかがグジュグジュしてくるのがわかる。陰唇をこする刺激で、おまんこ汁を汲みだすのだ。愛子は、片足をベッドの上に置き、股間をひろげ、紅いロープの間から、チツへ指を挿しいれていく。
「はぁああ、いい、いい、ああ、わたし、わたし・・・」
愛子は、ひとりごこちながら、アクメをめざして、指先でぐりぐり捏ねて、いっきに昇っていったのだった。



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