愛子は、ベッドの上で、俊介からキスを受け、ストッキングを穿いたままの上から手で股間を撫ぜられだして膝を広げていく。
「はぁああ、はぁああん、ああ、はぁあ・・・」
俊介の手で、ストッキングが太腿までさげられ、パンティの縁から指を挿しこまれて、愛子はこころなしか、悶える声をあげていた。
「ああっ、はぁああっ・・・」
愛子の息をすするような声を聞きながら、俊介は、愛子の秘唇の内側がじっとり濡れているのを知った。
「中野さん、いいん、もうべっちょり濡れてる、いいんだね」
「はぁああん、いい、いいのよ・・・」
愛子はまだ服をきたままで、ストッキングが下ろされただけだった。めくれ上がったスカートが腰にずり上がり、パンティが剥きだされていた。俊介は、愛子の姿をみる。女の秘密が、開かれようとしているのだ。昨夜は処女だった愛子だ。今夜は、どんな反応をするのだろう・・・。俊介は、ふっとそんな思いが脳裏をよぎった。
「中野さん、後悔しないんだね、ボクでいいんだね・・・」
「ぁああん、大原クン、わたしをめちゃめちゃにして・・・」
愛子は、ベッドの上に横たえたからだを、開けだしているのだ。セーターを脱がせられ、ブラウスのボタンが外され、そうしてブラジャーのホックが外されて、乳房をあらわにしていった。
「ああっ、大原クン、ああん、はぁああん・・・」
俊介は、愛子のストッキングを足先から抜き取り、パンティを脱がせた。そうして仰向かせたまま、膝を広げさせていった。愛子の淫らなようにも見えるからだを、俊介は観察する。乳房がこんもりと盛り上がり、弾力ある肌だと思う。広げた股間は、情欲をそそる。陰毛の黒さと、恥唇の色が、美貌のOL姿から一変して、淫らな女に変身したように感じる。
俊介がブリフだけの裸になった。そうして愛子を素っ裸にしていき、ベッドに横たわって抱きしめた。愛子の柔らかい肌の感触が、俊介を昂奮させていく。乳房をつかみ、揉んでやる。愛子は、身悶えして、柔らかい声を上げだした。
「はぁん、ぁあん、ふぅう、ふぅう・・・」
俊介は、愛子の手を自分の股間に当てさせる。そうして愛子の乳首に唇をつけてやる。愛子が、俊介の大きくなり始めたペニスを弄ってきた。そうしてブリフの中へ手を入れてペニスを握ってきた。俊介がブリフを脱ぎ、素っ裸になる。お互い素っ裸になった。そうしてからだを合わせ、手と唇をお互いの裸に巻きつかせていくのだった。
ベッドのうえでシクスナインになった裸の愛子と俊介だ。お互いにからだを弄りあい、愛子は俊介のペニスを口に含み、俊介は愛子の股間に顔を埋めて舌先を這わしていく。
「はぁああん、いい、いい・・・」
「ああ、もっとしゃぶって、しゃぶって」
勃起したペニスを、愛子は根元から亀頭へと舌先を這わせあげ、亀頭をすっぽりと咥内に含む。ペニスの胴を握り締め、カリ首を舌先でぺろぺろと刺激する。俊介は、愛子の陰唇を唇でつまみ、引っ張り、拡げて、陰唇の内側を舐めあげていく。膣口へ舌先をあてがい、入り口を舐めてやる。陰唇の先を指で抓み、クリトリスを剥きだす。そうして舌先をクリトリスにあててやり、唇ではさみ吸ってやる。
男と女が弄りあう。男の欲望と女の欲求が触れ合う。愛子と俊介は、こうしてからだを絡めあい、快楽をむさぼる関係になるのだった。
「愛ちゃん・・・」
「俊ちゃん・・・」
愛撫の途中から、お互いにチャンづけで呼ぶようになった。愛子の性愛経験は浅いのだ。一昨日、俊介に処女を明け渡して、まだ二度目のセックスだ。快感を感じるといっても、まだ浅い昇りかたなのだ。俊介は男だ。射精をすれば引いていく。愛子にはまだ、男の性欲がどういうものかを十分にはわかっていない。それは俊介においても同様だ。セックス経験を十分に積んだわけでなかった。
性交は正常位スタイルだ。シクスナインの前戯がおわり、愛子がベッドに仰向いて伏せった。俊介が愛子に被いかぶさって、からだとからだを擦りつけあった。愛子が股を拡げ、俊介がその間にはいる。勃起したペニスを愛子の拡げた股間の真ん中にあてがい、グイッと挿し込んでいく。男のさおが女のさやに納められて、愛子と俊介は結合しあったのだ。俊介のペニスが愛子のチツに埋め込まれ、そうして二人は抱き合った。
「ああん、ああ、いい、いい気持ちよ・・・」
「オレも、いい気持ちだよ、愛ちゃん・・・」
愛子は、男とからだを重ねることが、気持ちいいことだと、あらためて感じた。俊介は、女のチツにペニスを挿しこむことが、直ぐに射精につながることを知る。愛子も俊介も、オナニー経験は豊富だといってよかったのだ。