えろす物語-伸子-
第三章-2-
 13〜24
2006.1..28〜2006.3.16

     

直哉の部屋では、裸のままで過ごすようにされた伸子。直哉が一緒だと、やっぱり恥ずかしい。羞恥のなかに置かれてしまう。二回目のアクメ逝きが終わって、食事をすることになった。直哉がコンビニで買い込んで来た弁当と味噌汁だ。
「このソーセージ、食ってみるか・・・」
直哉が箸につまんだ紅くて細いソーセージを、伸子に見せながら云う。
「ううん、わたしのにも付いてるから、いいよ・・・」
伸子は、小さなテーブルの前で、裸のまま左手でお乳を被い隠し、右手で弁当をつついている。
「伸子に食わしてから、それからいただく・・・いいアイデアだろ!」
直哉の魂胆は、弁当のソーセージを、伸子のあそこに食べさせる・・・。

「さあ、食べさせてあげるよ、足を開いて・・・」
直哉が、伸子の横に来て、横座りした上の膝を立たせる。そうして紅いソーセージをあそこへ挿し入れていくのだった。
「ぁああん、せんぱい、いじわるなことして・・・ああん、だめよ・・・」
そう云いながら、伸子は、直哉に逆らうことなく、挿し入れられるところを見ている。
「じゃあね、それは最後に食べるから、そのままにしておこうね・・・」
直哉にそう云われて、伸子は、直哉の意地悪に応じようと思った。
「・・・いいだろ、伸子はボクのペットだ、可愛い子猫ちゃんだよ!」
「ぁあん、わたし、ペットなの、だったらもっともっと可愛がってねっ!」
伸子は、異物を挿入したままで、直哉の顔色をみながら、お弁当を食べていった。

     

股間の奥がムズムズする。伸子は、弁当を食べながら、どうしても意識してしまう。じっとしているから挿入感はない。タンポン入れた感じだから、挿入感はないけれど、入ってるという意識が、ムズムズさせるのだった。
「だいぶん濡れてきてるんじゃないか、伸子!」
「ああん、わかんないわよ、きっと濡れてなんていない・・・」
伸子は、グジュグジュしてくる気持ちの中で、濡れているというのが恥ずかしいのだ。
「まあ、いいよ、楽しみにおいとくよ・・・」

テーブルに乗せた弁当を食べ終わっても、伸子の秘壷にはソーセージが詰められたままだ。直哉は、割り箸に輪ゴムを巻きつかせだした。先四分の一程で留め、伸子の乳首につけるというのだ。二人分だから二組ある。
「いいだろ、気持ちいいよ、ここに挟んだら・・・」
直哉は、そう云いながら、伸子の乳首を割り箸ではさみ、輪ゴムで留めていく。右が留め終わって左が留められる。
「ああ、いたい、痛いよぉ、きつく留めたら、ああん、いたい・・・」
伸子が痛いといっても、やめるはずがない直哉だ、と伸子は思いながら、痛い、痛いと云った。

「さあ、伸子、お勉強の時間だよ・・・」
直哉は、友子を立たせて、パソコンの置かれた机の椅子に座らせる。伸子は裸のまま、両の乳首に割り箸を挟まれ、秘壷にソーセージを埋め込んだままだ。
「伸子のお勉強は、写真ポーズの取りかた・・・」
パソコンの画面に、伸子のあられもない写真がアップされている。バンザイの格好で。膝を拡げて吊られた写真。伸子は、そんな写真を見せられるたびに、赤面してしまう。恥ずかしい・・・。自分の恥ずかしいポーズで撮られた写真だ。恥ずかしい・・・。
「伸子の、この顔、もっと感情がこもらないと・・・」
直哉は、椅子に座らせた伸子の乳首を挟んだ割り箸を、指先で弾きながら云ってやる。

     

伸子は、もうタジタジになる。目の前にパソコン画面に裸で拡げた自分を見、乳房を挟んだ割り箸が弾かれるたびに、ビリビリと刺激が走る。秘壷に詰めた異物が、モゾモゾする。
「ああん、こんなの・・・ぁああん、せんぱい、わたし・・・ぁああん・・・」
「どうしたの、伸子、写真を撮ろうか、この格好もいいじゃん!」
直哉は、そう云いながら、伸子の手を後ろへ組ませ、縄をかけて椅子の後ろに括りつけた。そうして椅子の高さを最高にして、伸子の足を床から浮かせてしまった。

直哉は、伸子の椅子に座って後ろで括った姿を、何枚か写真に撮った。そうして伸子の足を机の上に置かせて拡げた。パソコンが伸子の拡げた足の間、正面にある。
「おおっ、顔を出してきたよ、ソーセージ君、伸子、ほれ、見て!」
「ああん、だめ、もう、取ってぇよ・・・」
伸子は、にょろっと顔をだして抜け落ちそうになったソーセージを見て、顔を反らす。
「だめだよ、お勉強が済むまで、入れておく・・・」
直哉の手で、ソーセージが再び埋没させられていく。直哉は、伸子の圧力で秘壷から抜けて出てくるソーセージを指先で封じこめ、乳首を挟んだ割り箸を指でハネながら、正面のパソコンの伸子が撮られた写真を見ていくのだった。

「ああん、せんぱい、そんなの見せないで、ぁああん、おねがい・・・」
伸子は、恥ずかしいのだ。赤面しながら、直哉に写真をみせるなと、哀願する。それも裸のままで足を机に放り上げ、拡げた股間の前に置かれたパソコン画面だ。
「ああん、だめ、だめデス、ああん、お乳が、ああん、だめ・・・」
先に撮られた伸子の開股写真が、数秒ごとに入れ替わっていく。その写真を見ながら、伸子のからだが弄られているのだ。もう乳首と秘壷から注入される刺激で、伸子は喘いでいる。意識は朦朧となりそうでならない。いい気持ちが昂じそうで昂じない。じわじわと責めてくる直哉のテクニックで、伸子はへとへとに翻弄されていくのだった。

     

「ああん、せんぱいのがほしい・・・」
伸子は、グジュグジュと感じるからだに口が乾く感じがする。口がさみしい、直哉のモノを咥えたい。お股を広げて机に乗せた足、乳首に割り箸を挟み、手を椅子の後ろで括られて、ソーセージを抜き挿しされながら、パソコン画面の恥態を見て、もうウズウズが我慢ができない。
「伸子のお望みは、これだね、これがいいんだね!」
直哉がペニスを剥きだし、伸子に見せつける。ビンビン大きくなっている直哉のペニス。
「ぁああ、ほしい、ぁああん、お口にほしい・・・!」
伸子の座った椅子を下げ、伸子の側に立った直哉が、横から伸子の頬をぺんぺんと叩いている。
「ほうら、やるぞ、伸子のお口に、ほれ、ほれ!」
伸子は顔を直哉に向け、ペニスの腹に舌を出し、根元から頭へ舐めあげる。そうして亀頭を咥内に、含んで舌でぺろぺろと、舐めまわしていった。

パソコン画面はスライドショーだ。伸子のあられもない恥姿が次々と映されて、リアルに秘壷をソーセージで弄られ、乳首をビンビン弾かれる。
「ぅううっ、ぅううっ、うう、ふぅうう、はぁあっ・・・」
伸子は、直哉のペニスを咥えて、顔を前へ後ろへと動かせて、咥内で亀頭をころがしていく。直哉の手が、伸子の頭を後ろから支えている。秘壷に挿し入れられたソーセージが抜き取られ、ローターが埋め込まれた。
「ぁあっ、ぁああん、ぁあああん・・・」
伸子は、ローターを埋められて、直哉のペニスを口から離した。直哉は、すぐさま伸子の咥内へ戻し、奥まで挿し入れ、離れないように頭を支えて力をいれた。

     

「ぅぐぅ、ぅぐぅ、ぅううぐぅ・・・」
ローターのビリビリ振動を秘壷の奥に受けながら、伸子は直哉のペニスを咥内深くに詰め込まれ、声をだすのもままならない。腰を浮かそうと力を入れるけれど、広げて机の上に置いた足指がカールするだけだ。椅子の後ろで括られた手を握り締めて、伸子は悶えていく。
「いい、いいぞ、伸子、いいぞ・・・!」
「ぅぐうぅ、ぅぐうぅ、ぅうううっ、ぅうううっ、ふぅう、ぐぅう・・・」
伸子は、もう必死な様相になる。喉奥に埋められた亀頭でふさがれて、鼻で息をするしかないのだ。

ローターが振動する刺激で、伸子はグジュグジュに濡らしている。ドクドクと秘汁が汲みだされて、椅子のレザーに滴らせる。二十歳の伸子だ、水分多い。からだの奥が深〜く呼吸するのだ。
<ああ、入れて、入れてほしい・・・!>
伸子は、言葉にならない声で、直哉に訴える。
「ぅう、ううぐう、ううぐうう・・・!」
椅子が回されて伸子の足が机から外され、ローターが抜かれて、直哉が椅子に跨った。伸子の足が、直哉の肩を跨いだ。伸子は椅子に座ったまま、直哉のホンモノ挿入を受けるのだ。

     

椅子に座るといっても、伸子のお尻で座る余裕はない。ほとんど腰を浮かす格好で、直哉は、伸子と結合するのだ。ピンとイキり立った直哉のペニスが、伸子の濡れて秘汁がしたたる蕾へぐっと入れられた。
「ぁああ〜ん、ああん、いい、いいい・・・」
伸子は、待ち望んだ直哉のモノを受け入れて、盛りついた猫がわめくような声をあげてしまう。
「ほら、おおっ、ズボズボ入っちゃう、ああ、いいぞ!」
直哉は、椅子に尻を置いた伸子の膝を肩に担いで、ヌルヌルの秘壷にペニスを奥まで挿しこんでやる。

「ああ〜ん、ぅううっ、ううっ、いい、いい〜!」
伸子は、頭を後ろへ反らせて、呻くようにからだを伸ばしていった。直哉のペニスが、ゆっくり抜かれ、そうしてふたたびグサッと挿しこまれる。伸子の秘壷は、ドクドクト蜜を汲みだして、べっちょりに濡らす。
「いいね、もっと締めろ、ぐっと力を込めろ!」
「あっ、ぁあっ、いい、ぁあっ、いいですぅ、うっうううっ・・・」
パソコン画面は伸子の恥写真を映し出しているけれど、もう見る余裕も無い。二十歳の伸子だ。若さいっぱいのからだから、恥汁がどくどくと出て、快感を増幅させていくのだった。

直哉の思いのままにからだを委ねる伸子には、快楽を得ると同時に不安もあった。妊娠すること・・・。男と女が交情することは、子産みの儀式だ。女の伸子は、それを心配する。スキンを被せないでする交情は、チツ外射精だといっても危険が伴う。伸子は、快楽と不安が入り混じった気持ちで、直哉を受け入れているのだ。
「ああっ、ああっ、いい、いい・・・」
直哉のペニスが抜かれて挿しこまれるたびに、からだの芯を貫く感じよさに満ちる。

     

「ほら、伸子、いい気持ちだろ!」
「ぁああ、いい、いい気持ちですぅ、いいっ・・・」
「もっと、もっと、声を出せ、好きだよ伸子!」
「ああっ、せんぱい、ああっ、好き、好き、好き・・・!」
「さあ、いけ、逝け、いってもいいぞ!」
「あああ〜せんぱいぃいい〜いい、いいっ、ぁああ〜いく、いくぅ〜」
「ああ、出る、出る、ぁああっ、出るううう〜」
直哉のペニスが抜かれて、伸子の腹に精子が飛ばされた。スキンを被せなかったから、直哉も気をつけているのだった。

「わたしたちって、なにか変な感じがする・・・」
「どうして、男と女だから、愛し合うのはいいことだよ」
「でもね、わたし、せんぱいのやりかた変だとおもう・・・」
「変もくそもないよ、伸子はこうして一緒にいるの、嬉しくないの?」
「そりゃ、嬉しいですけど、わたしが変なのかな・・・」
伸子が裸のままで直哉は服を着ている。伸子は倒錯していく自分を、変だと思う。でも、直哉からされることが嬉しい。えっちな自分を、伸子は認めたくないと思いながら、自分はえっちな女だと思ってしまう。

「じゃ〜ね、これをつけておこうね」
直哉が持ち出したのは、首輪だった。犬の首輪。赤い紐がついた犬の首輪。首輪のところにふたつの鎖がぶら下り、鎖に革ベルトがついている。
「伸子は、お犬ちゃん、可愛い可愛い雌犬ちゃん・・・」
直哉は、伸子の手首にベルトを巻いて、そうして首に革ベルトを巻いて首輪にしてしまう。首輪と一緒に手首が括られて、伸子は、手を動かすことができなくなった。
「ああん、こんなの、ちょっと恥ずかしいわよ、ああん・・・」
「なに、まあ、伸子、いいじゃない、雌犬がチンチンしてるんだ、いいだろ!」

     

「伸子がおしっこするとこを見たいんだ」
首輪をつけた伸子に、直哉が云った。
「ええっ、わたしの・・・恥ずかしいよ、ああ、それだけはやめて・・・」
伸子は、どこまで恥ずかしい思いをさせれば、直哉が許すのだろうと思う。でも、直哉に恥ずかしい思いをさせられて、直哉に見られることが、伸子には快感に似た感じなんだとも思う。
「伸子のすることは、全部公開だ、いいね、写真も撮るんだよ」
直哉は、伸子の写真集におしっこ場面も収録するんだと云うのだった。

洗面器が部屋の真ん中に置かれて、伸子は首輪をつけたまま、跨がされる。手は首輪に括られたままの格好で、伸子にしゃがめというのだ。
「そうそう、お尻をおとして、おしっこする格好だよ、かんたんだろ!」
「ああん、せんぱい、そんな・・・こんなところで・・・」
「いいんだ、いいんだ、ここだからいいんだ!」
直哉はカメラを手にして、床に寝転んだ。床の位置から伸子を見上げるアングルで、伸子のおしっこしている瞬間を写真に撮るというのだった。それもローアングルで・・・。

<恥ずかしい!>伸子は、おしっこが飛び出す瞬間、そう思った。洗面器を跨いだ格好で、出た瞬間を写真に撮られる。首輪に手を括られた伸子は、おしっこを一気に出し切っていった。
「ああん、恥ずかしいよ、せんぱい、恥ずかしい・・・」
「いい瞬間が撮れたよ、決定的瞬間だな!」
直哉は、伸子にカメラを見せながら、ホクホクの顔で云うのだった。
「ああん、もうこんな恥ずかしいこと、いやよ、ねえ、せんぱい・・・」
直哉の言いなりになってしまう自分を恥じるように、伸子は云った。

     

伸子は、手首を括った首輪をつけられ、部屋のなかを歩かされる。そうして窓辺へ行かされ、窓が開かれる。窓の下に鴨川が流れている。川原を自転車に乗った中学生がなにやら喋りながら通り過ぎていく。
「伸子は、こんな格好で、川原を歩きたいんだろ!」
「ううん、だめよ、ダメだよ、こんな格好でなんか・・・」
「そうだよね、こんな格好で真昼間からは歩けないよね!」
直哉は、窓を開ききり、伸子のからだを窓辺に押し付ける。
「だめ、外から見えるよ、ダメよ見られるよ」
伸子は、人の気配を気にしながら、窓から離れようとする。部屋の空気が入れ替えられて、窓は閉じられた。

伸子は素っ裸のまま、首輪を嵌められているのだ。手首が首輪に括られたままだ。なんともみっともない格好だと、伸子は思う。部屋の中では裸でいろと、直哉に命じられて、それが実行されているのだ。二十歳の女子学生伸子だ。これは屈辱だと思う。そう思うけれど、直哉の調教を受けているのだと思うと、恥ずかしいけれど、グジュグジュと気持ちいいような気もする。
「伸子は雌だ、恥ずかしい雌だ、雄を喜ばせる雌さんだ」
直哉の言い分は、伸子をある意味納得してしまう。恥ずかしいと思う気持ちがある自分に酔っているともいえる感情だ。

「さあ伸子、点検の時間だ、四つん這いにおなり・・・」
直哉は、布団の上に伸子を導き、顔を布団につけさせ、お尻を上げさせ、太腿を拡げさせてやる。手首が首輪に括られたままだから、四つん這いとはいえ、肩が布団に着く格好だ。
「ああん、ああっ、ああん・・・」
布団に肩を着けさせられて、お尻を高く上げた格好で、突き出した股間を直哉が弄っていく。秘唇が割られ、クリトリスが剥かれ、秘壷が拡げられていく。そうして秘壷のなかを点検されていくのだ。

     

「伸子の膣のなか、ぬるぬるに濡れてるよ、いつも感じてるんだね」
直哉は、お尻を突き上げさせ、太腿を拡げた伸子の後ろから、手の平で陰唇を横に拡げて、秘壷の中を見てやる。伸子のチツ。入り口の皮膚を拡げると、中に襞のかたまりが重なっている。ピンクというより赤い色の襞塊だ。直哉の指先が、チツに挿入されて、襞塊を擦る。コリコリしているようで柔らかい。
「ああん、指でこすったら、だめよ、感じちゃう・・・」
伸子は、顔と肘を布団に着けたまま、直哉の指の刺激を受け入れる。襞を擦られるたびに、ジンジンとした鈍い感じがからだの芯に向かってくる。この感じが、伸子にはなんとも云えない気持ちに誘われる。快感なんだ、と伸子は思う。直哉に指で弄られて、嬉しい。

「ねえ伸子、この中って、膨らんだり、萎んだりするんだね」
直哉に秘壷の中を擦られて、伸子はお腹に力を入れたり緩めたりしている。そのたびにチツの中が収縮したり緩んだりするようだった。
「ぁあん、はぁあん、せんぱい、もっとグリグリして、もっと・・・」
「ううん、こうして欲しいの、こうして指を回せばいいん?」
直哉は、伸子の反応をみながら、指先で膣内の壁を擦っていく。入り口近くを擦り、深い処を擦り、指を上へ向けたり下へ向けたりしながら、出し入れしてやる。
「ぁああん、指ばっかじゃいや、お口を使ってぇ・・・」
伸子は布団の中に顔を埋め、首輪を嵌めたまま、膝を拡げて尻を突き出している。恥ずかしい格好の伸子が、甘えるように直哉に云う。直哉も素っ裸になり、胡坐をかいて座り込み、伸子の拡げた股間に唇をつけていく。

     

陰毛が下になり、尻穴が上になる伸子の体位だ。直哉は伸子の拡げた股間の下から上へ、舌先をすぼめ唇とともに舐めあげていってやる。
「ぁああん、ふぅあ、あぁん、あっ、あぁ、あぁ・・・」
伸子の悶える声が奏でられて、直哉も一緒に昂奮していくのだ。ペニスが大きくなりだして、伸子の腹に押し当ててやる。そうして直哉は足を投げ出し、伸子の太腿を引くようにして布団のうえに仰向いて寝るのだった。
「もっと後ろへずらせ、オレの棒を舐めろ」
直哉は枕に頭をおいて、そのまま伸子の拡げた股間へ顔を埋めてやる。伸子は口にペニスを含み、首に括られた手でペニスを握る。

いつの間にか伸子と直哉の体位は、シックスナインだ。伸子が上で直哉が下だ。かえるが尻を持ち上げた格好の伸子だ。
「ぅううっ、ううっ、ふぅううっ・・・」
直哉の舌先が秘壷に挿しこまれ、乳房を握られる。伸子は背伸びするように体をくねらせ、握ったペニスをしごきだすのだった。
「ああん、ああん、もっと奥、もっと奥をいじって・・・」
直哉の舌先では秘壷の奥まで届かない。伸子は、舌先が届かない奥が萌え出しているのだ。直哉の指が挿しこまれ、ザラザラスポットを探られて、指先で擦られていく。伸子は快感に誘われて、直哉のペニスをきつく握り締め、指から飛び出した頭を舐めだすのだった。

     

「ああん、おいしい、おいしいよォ・・・」
シックスナインの格好で、伸子は直哉のペニスを握りしめ、亀頭をめろぺろ舐めだして、透明の先走り汁をチュッと吸い込んでいく。
「ああ、伸子、もっときつく吸え、いいぞ、もっとだ!」
直哉は、顔の前にある伸子の丸いお尻を撫ぜながら、右指二本で秘壷の中をかきまわす。
「ぁああん、せんぱい、いい、ぁああん・・・」
「ほれ、伸子、もっと悶えろ、もっと吸え!」
直哉は、伸子の高く上げたお尻を軽く叩いてやり、ぺちゃぺちゃと音をたててやる。伸子の張のあるお尻に顔をつけ、菊門を舐めてやる。

直哉の股間に顔を埋めた伸子だ。首輪をつけられ、手首を首輪に留められて、膝を拡げて股間を丸出し、そうして直哉に愛される。
「ああん、ああん、いい、あああっ・・・」
伸子は、飼いならされた雌猫だ。淫らな格好にされて悦ぶ雌猫のように、直哉のなぶりものになって、悦ぶ大学生なのだ。
「じゃあね、本番してやるよ!」
直哉は、バックスタイルで、伸子をアクメへ昇らせる準備にはいる。伸子の顔を布団に着けさせたまま、膝を拡げさせ、尻を持ち上げ、そうしてペニスを秘壷にあてがっていく。

     

「ぁああっ、せんぱい、ぁああん、いいっ!」
「ほら、入ったぞ、グジュグジュに濡れてる、ああ、いいぞ!」
伸子の秘壷に、直哉のペニスがぐさりと挿しこまれて、雄と雌の交合が始まった。直哉は、ペニスをぐぐっと根元まで挿し込んで、腰を上下に動かした。伸子の中はジクジクしていて密着してくる。ペニスに絡まる襞の硬いようで柔らかい密着感が、直哉のこころを浮き立たせる。
「ああん、いい、いい、もっと、もっと・・・」
伸子は、直哉のペニスがグリグリと襞を擦ってくる快感に、もう何も考えられない、ただただその感触を悦ぶしかない。

直哉のペニスで、伸子のチツが掻きまわされて、男と女、雄と雌。いちばん感じるスポットに、二人は入っていくのだ。
「ああん、いい、ああん、もっと、ああっ、もっと〜!」
「いい、締まる、伸子、いいぞ!」
「あああっ、いい、いいわ〜ああ、せんぱい、もっと、もっと〜!」
伸子の秘壷に蜜が溢れてくる。直哉の先走り汁が蜜にまぶされていく。濡れたペニスとチツが、伸子と直哉の気持ちを結びつける。
「好きだよ、伸子!」
「わたしも好きよ、ぁああっ、せんぱい、好きデスぅうう〜!」
こうして伸子はアクメへ昇り、直哉は射精した。

     

夜になって、伸子は外へ連れ出される。チツにリモコンローターを挿入され、縄のパンティを穿かされ、ロングコートを羽織っただけで、川原を散歩する。ローターのリモコンは、直哉が持っている。
「ああん恥ずかしいよォ、人に見られたら、どうするのよォ・・・」
「いいじゃん、見られたって、コート着てるんだから、中までわかんないよ!」
「でも、わたし、恥かしい・・・」
マンションの階段を降りながら、伸子は、夜とはいえ、人が通る場所へ連れ出されることに赤面してしまうのだった。

ローターを埋め込んだ秘壷が、一歩一歩と歩くたびに、その異物挿入感で伸子は濡れてしまいそうだ。それに陰唇に食い込む縄が、足を前へ出すたびに、擦れて痛いような感触を伝えてくる。
「ああん、もっとゆっくり歩いて・・・」
直哉に肩を抱かれて、歩く伸子は、ちょっとがに股気味になる。そうして股間だけが気になってしまう。直哉に連れられ、ようやく川原に降り立った伸子は、コンクリートの長椅子に座らされた。そうして、直哉にローターのスイッチを入れられてしまった。伸子は手で顔を被った。
<ああん、ムズムズ、ああん、振動する、ああ、ああっ・・・>
伸子は、薄暗い川原のコンクリート椅子に座ったまま、ローターの刺激を受けだしたのだ。

     

直哉が、伸子の横に座った。
「こうしていると、人に見られても恋人同士だと思うだろ」
「ぁああん、せんぱい、いじわるねっ、わたし、恋人よ」
「そうだね、伸子は、ボクの恋人だよ」
直哉が、ローターのスイッチを強にした。伸子は、柔らかいビリビリ感から、きつい刺激に呻き声をあげてしまう。
「ぁああん、だめ、はぁああん・・・」
コートの下は素っ裸に近い。縄のパンティだけを身に着けて、秘壷にローターを埋め込んだ伸子だ。

「いい感じだろ、外で感じるって、最高じゃないか」
「ぁああん、せんぱい、わたし、ああん、だめ、とめて、だめぇ・・・」
直哉に委ねたスイッチ操作だ。伸子は、ジクジクと注入される刺激に、全身が麻痺してしまいそうだ。
「暗いところじゃつまんないね、明るいところへいこうか」
直哉は、伸子に冒険させたくなった。薄暗い川原から明るい場所へ、伸子を移動させて、その反応をみようというのだ。川原へ降りる橋のたもとに、コンビニがあった。伸子を連れてコンビニへ行こうと直哉は思った。

     

「伸子、このままでさ、あそこのコンビニで買い物しにいこうよ」
直哉は、ローターのスイッチをオフにした。そうしてベンチに座ったままの伸子に言った。
「ああん、だめよ、コンビニなんて、明るい、恥ずかしいよ・・・」
「コート着てるんだし、わかりっこないよ、夜食の買出しだよ」
伸子の顔色は、暗い川原ではわからない。体中が火照っている伸子の気持ちを、直哉にはわからない。
「さあ、立ち上がって、コンビニへいくよ!」
直哉に促されて、伸子がベンチから腰をあげ、立ち上がった。縄のパンティを穿かされ、ローターを埋め込んだ伸子は、異物感にくすぐられながら、川原からコンビニの店内へと歩かされていった。

コンビニの店内は蛍光灯の光で眩い。直哉が先に入り、伸子がその後に続いて入った。カウンターにアルバイトの子が二人。店内の雑誌棚の前には、数人の男の子が立ち読みしている。直哉は、伸子の顔を見る。伸子のほっぺたが赤い。ポーっと火照っているのがわかる。色白で上気した感じの伸子だ。コートの下は何もつけない裸だと、だれが知るだろう。直哉は、伸子の秘密を知っている。
「さあ、店の中をあるくんだ、ゆっくりでいいぞ!」
「ぁああん、せんぱい、だめ、わたし、恥ずかしい・・・」
「だれも知らないんだぜ、心配するなって・・・」

     

「ああっ、だめ、だめよっ!」
直哉が、ローターのスイッチを入れたのだ。伸子は、一瞬、その場にしゃがみ込みたい気持ちに襲われる。
<ああん、だめ、ああん、だめってば、スイッチ切ってよ、ああ、お願い・・・>
伸子は、パン棚の横棒を持って、体を支える。ズキズキと痺れるからだを意識する。直哉は、知らん顔で、伸子のそばで、パンを物色している。
<ああん、だめ、誰か、見てるじゃない、ああ、だめ、止めてっ!>
伸子は、もう立ちくらみそうになりながら、直哉の顔を見るのだった。

<ああん、立ってるの、辛い、ああん、止めて、おねがい、スイッチ切って・・・>
伸子は、ローターのブルブル振動で、その場にしゃがみ込みたい。寝転んで足を拡げて、もがいてしまいたい。パン棚のステンレス棒を掴んで、見られはしないかとドキドキしながら、恥ずかしさと快感のなかで、からだを支えて耐えている。
<せんぱいの意地悪、意地悪よォ、もうわたし立ってられない・・・>
直哉は、そんな伸子に知らん顔して、側に立っている。
「このドーナツ買おうか・・・どう?」
「うふぅ、ふぅ、ふぅ、ううん・・・」
「顔、真っ赤だよ、感じてるんだろ!」
「ぁああん、だめ、切って、スイッチ切って、倒れそう・・・」
小さい囁くような声で、伸子は直哉と会話する。コートの内側が、縄のパンティだけだと誰が知ろうか。チツにローターが埋め込まれているとは、誰が知ろうか。

     

伸子が、お腹を押さえながら、パン棚の前でしゃがみ込んでしまった。直哉は、ローターのスイッチを切った。
「うう、だめ、もうだめ、わたし、わたし・・・」
伸子は、コンビニのパン棚の前にしゃがみ込んで、シクシクと泣き出しながら云った。
「だめ、もうわたし、いや、こんなのいや・・・」
伸子の訴える言葉に、直哉は、我に帰ったように、まわりを見た。コンビニの客や店員は、そ知らぬ顔だ。見て見ぬふりをしているのか、見えてないのかわからない。伸子は、直哉に肩を抱かれ、顔を手で覆い隠したまま、コンビニを出た。

「もう泣くなよ、オレまで悲しくなっちゃうじゃん・・・」
「せんぱい、もうわたし、だめよ・・・」
伸子は、悲しくって泣いているのではなかった。訳判らずに、涙が込みあがってくる。暗がりへ来て、伸子はしゃがみ込み、縄のパンティを解き、ローターを排出させた。そうして、直哉の制止を振り切って、マンションとは反対の方角へと顔を覆ったまま、歩き出した。
「伸子、悪かったよ、ちょっとやりすぎたんだ、ごめんよ」
早足で歩く伸子の後を追うようにして、直哉が声をかける。伸子は、直哉の声を無視するように、なおも早足で歩いていくのだった。

伸子が立ち止まった。そうして後ろを振り向き、直哉の姿を見て、駆け寄って、すがりつくように抱きついた。
「いじわる、いじわる、せんぱいのいじわる!」
伸子は、直哉に抱きついて、そういいながら泣き出した。
「な、伸子、部屋へ帰ろう、な、帰ろう・・・」
直哉は、泣き顔の伸子を抱いて、愛らしさを覚えた。頬に伝った涙を手でぬぐってやり、髪を耳後ろでそろえてやり、そうして軽くキッスした。伸子は、キスを受け入れた。

     

伸子が直哉の行為を途中で拒否したのは、これが初めてだった。明るいコンビニの店内で、ローターを仕込まされたことは受け入れたけれど、人前でどうにもできない羞恥に、本能が動いたといえる。
「もう、わたしなんにも判らなくなっちゃった、もう逝きそうで、たまらなかったけど、人がいたし・・・」
伸子は、気分が落ち着いたあと、そのように云うのだった。伸子の体験は、異常ではない。学生身分で、セクスに溺れる自分を、伸子は異常だと思う。だけど、男がいて女がいて、男と女が結合する手順は、すべて正常だ。

「オレのちんぽ、舐めろ!」
直哉が命令口調で伸子に云うとき、伸子はそれだけでゾクゾクした疼きを感じるようになった。
「ああん、せんぱい、わたしズキズキよ、もっといっぱいして欲しい・・・」
伸子の本音は、快感に昇った感触が忘れられないのだ。
「伸子は、オレの奴隷だよ、ご主人さまにご奉仕する雌奴隷だよ」
直哉にそう云われて、伸子は、それだけでズキズキしてしまう女の子になってしまった。
「ああ、せんぱい、わたしを好きにお料理して!」
伸子は、からだの欲求を素直に受け入れようと思うのだった。

御室から連絡が来た。伸子を調教したいというのだ。直哉は、一度は伸子を御室に渡したが、今は伸子を独占したい。伸子に愛情を感じ出したのだ。とはいえ、御室に逆らうことは出来ない、と直哉は思う。伸子は、御室から調教を受けることを、拒否しなかった。直哉は、伸子を祇園の風火スタジオへ連れていく。
「女の子をね、恥ずかしがる女の子を責めるってのは、快感だろ!」
御室の言葉は、直哉の心に響く。そうなのだ、女の子を羞恥のなかに囲うこと、これが男の本音の気持ちだ、と直哉は思った。

     

「また、来てくれた、今夜はタップリ責めあげて、おもいっきり調教してあげるね」
伸子は、御室からモロに云われて、こころが疼いた。風火スタジオで、伸子は裸になっていった。
「じゃあね、伸ちゃん、手を後ろに組んでおくれ」
御室の言葉に、裸にされた伸子が手首を後ろにまわす。御室は、黒革製の手枷を伸子の手首に巻いて固定した。
「ああ、わたし、ああん、どうしょ、ああん、こんなの・・・」
伸子は、手枷をきっちり填められて、それだけでポーっと上気していくのだった。





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3-20 えろす物語-伸子-





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小説:えろす伸子

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