えろす物語-伸子-
第三章-1-
 1〜12
2006.1..6〜2006.1.24

     

逝ってしまったあと、伸子はそのまま直哉のベッドで寝入ってしまった。数時間に及ぶ直哉のセックスで、快感に満ちた後の睡眠だった。目が覚めたとき、朝の光が窓から射し込む眩さに、伸子は少しうろたえた。裸のままだった。
「ああっ、わたし、せんぱいのベッドで寝てしまったんだわ、いま何時?」
伸子は、部屋のなかを見渡した。直哉が机に置かれたパソコンを操作していた。
「ようやくお目覚め、おはよう!」
直哉が、ベッドにもぐりこんだままの伸子の方を見て、声をかけた。
「昨夜の写真をパソコンで処理してるんだ、いいのが撮れたよ・・・」
昨夜、伸子が羞恥の姿で撮影された写真だった。

「服を着ちゃだめ、伸子は、ここでは服を着ちゃだめだよ!」
伸子がベッドの中から下着に手を伸ばしたとき、直哉が云った。
「ええっ、どうして、なんで服着たらあかんのですか・・・」
伸子は、吃驚した表情で、直哉に聞いてしまった。
「飼育する、伸子をここで飼育する、わかった?!」
直哉は、さりげなく、パソコンの画面を開けたまま、伸子に云った。云われた伸子は、まだ云われたことが十分に呑み込めなかった。パンティを穿こうとした。
「だめ、裸のままでいるんだ、伸子はここで飼育され調教されるんだ、裸のままで・・・」

     

「ああ〜そんな、裸でいるなんて、そんな恥ずかしいことできない・・・」
伸子は、ベッドに座り、乳房を手で覆って、俯いたまま直哉に云う。
「まあ、原則、裸だ、でも、一枚だけ許そう、ただし脱げといえば直ぐに脱ぐ!」
「そんなの、いや、恥ずかしい、恥かしいよォ・・・」
直哉がベッドに座った伸子に、与えた衣服は、透け透け下着だった。
「それをつけてりゃ、いいよ!可愛い女の子になるよ、それと当分、ここに居るんだ・・・」
直哉は、伸子を自分の部屋に監禁しようと云うのだ。伸子は、まだそこまで頭が回っていない。初めて着ける透け透け下着。云われるままにパンティを穿き、スリップをまとった。

「もう先輩も後輩もない、男と女だ、伸子はオレの調教を受ける雌女だ」
「そんなのだめよ、せんぱい、わたし困ります・・・」
「なに、一緒に棲もうっていうことなんだ、伸子もそのほうが嬉しいんじゃない?」
「うぅ〜どうしょうかな、嬉しいけど・・・」
「そうしなよ、当分ここに居ろよ、可愛がってあげるよ!」
直哉の半ば強引な云い振りに伸子は、いやとは云えなかった。

     

「オレ、伸子の写真集を作る、だから出来上がるまで、ここに居ろよ!それに写真集の編集長は伸子だ!」
直哉は、透け透け下着のままの伸子に云ってやる。直哉のマンションで、伸子の羞恥する写真を撮りまくり、伸子と一緒に編集しようと云うのだ。
「ああ〜ん、せんぱい、それだけはやめて、やめてよ、ね!」
「どうして、いい企画だろ、二十歳の伸子・・・いい記念だぞ!」
直哉は、そんなことを云いながら、愛用のデジカメを手にしていた。
「さあ、伸子、こっちへ来いよ!」
ベッドの上の伸子を、側へ来るように直哉が云った。直哉の机のパソコンは、昨夜の伸子の羞恥写真が開かれていた。

「ほれ、伸子の姿だよ、昨夜の・・・」
「ぅうわぁああ〜そんなの、見せないでよォ、恥ずかしい!」
素っ裸でテーブルに尻を置いた自分の姿だ。それも膝に縄が結ばれて左右に大きく拡げられた写真だ。伸子は、画面をみて、あまりの恥ずかしさに、顔を真っ赤にしてしまった。
「いいだろ、じっくりみるんだ、見てるところを写真に撮るから・・・」
直哉は、机の側から離れて、パソコン画面に見入る伸子を、顔がわかる位置でカメラを向けた。

     

「伸子、そこでオナニってみろよ、パソ画面に目線を向けて、オナニれよ!」
「ええっ?ああっ、せんぱい、だめよォ、そんなこと、ぁああ〜だめ・・・」
「かんたんだろ!おっぱいを揉んで、足を開いて手で掻きまわせばいいだけじゃん!」
「そんなぁあ・・・できないよォ、そんなこと、ここでなんてできない・・・」
「できなきゃ、できるまで、そのままおればいい!」
直哉は、伸子をパソコン画面の前に立たせたまま、スライドショーにした。数秒ごとに伸子の羞恥写真が変わっていく・・・。

「ほら、おっぱいに手を置いて、お股に手を入れるんだ!」
「ぅう、ふぅう、わぁあ〜ん、だってぇ〜そんなの・・・」
「いっただろ、伸子を調教するんだって!」
伸子は、直哉に言い寄られて、透け透け下着をたくし上げ、乳房に手を置いた。そうして片足を爪先立てて拡げ、もう一つの手を股間へ導いていった。
「そうそう、いつもそのように言うことを聴くんだよ、いいね!」
「はぁあ〜せんぱい、わたし・・・わたし・・・どうしてわたしに・・・こんなことするの・・・」
伸子は、えろモデルにされる自分を、情けない気持ちで迎え入れるのだった。

     

「ほれ、そのままでからだをこっちへ向けて・・・」
伸子は、お股に手を挿し入れたまま、からだをカメラの方へ向かされる。パソコン画面と伸子のからだが十分に開けられるポーズだ。
「右足を机の上に置いて・・・」
「ぁああ〜そんなの、そんなん恥ずかしい・・・」
直哉の魂胆はわかりきってる。伸子の股間をバッチリ写真に収める。それも指を突っ込んだ姿をだ。
「恥ずかしがることなんてないじゃん、だれも見てないよ!」
伸子は透け透け下着を捲り上げて乳房に右手を置いて、右足を爪先たたせて拡げたにお股に左手を挿しいれて、そのまま動かないのだ。

「しやないな、伸子、オレがポーズつけてやるよ!」
直哉が机の前の伸子にポーズをつけはじめる。右足を持ち上げさせて机の縁に置かせた。伸子は、股を拡げた格好になった。左手を股に置かせてから、右手を右乳房の根元からすくい上げる格好にし、パソコン画面を見させる。パソコン画面は、伸子の大股開き写真の画面だ。
「そのまま、動くなよ、いいね、股に当てた手、指で陰唇を拡げて・・・」
伸子は、恥ずかしそうにもぞもぞしながら、直哉の云うとおりにしていく。
「もっと剥いて、クリ、お豆を剥くんだ、ちゃんと剥き出すんだ!」
直哉は、カメラアングルを伸子の正面斜め下にとっていた。

     

「ほれ、伸子、指を動かせてオナニるんだよ、さあ、始めろ!」
「ぁああ〜せんぱい、そんな恥かしいことさせないで、お願い・・・」
「いつもやってたんだろ、オレのちんぽもらえるまで、思い出してやれよ!」
「そんなこと、してないよォ、してないデスぅ・・・」
「まあ、どっちでもいいけど、オナニれよ、見ててやるから」
伸子は、カメラを向けた直哉の前で、自ら手淫をさせられていくのだ。

「もっとさ、伸子、淫らにやれよ、もっと感じた顔して、ヨダレ垂らしてもいいんだぜ!」
「ぁああ〜ん、はぁあ〜だめ、見ちゃだめよォ・・・せんぱい、見ちゃだめ・・・!」
伸子は、机の縁に右足を置いて、自らの指で秘壷を拡げ、秘汁を滲みださせていかされている。
「ほお、伸子、もっと感じろよ、オレが見ててやるから・・・」
「はぁああ〜だめ、見ちゃだめよォ・・・はぁああっ、だめ、ぁああっ〜あっああ〜」
直哉は、伸子の表情が頬を赤らめうっとりしていくさまを、写真に撮っていく。シャッターの音を聞くたびに、伸子は、見られている恍惚のなかを彷徨うのだった。そうして伸子は、直哉の前で浅いオーガズムを迎えてしまった。

     

真昼間から、直哉のマンションで伸子はセックスに溺れさせられていく。二十歳の大学生伸子の素顔が変容していく。連日昼夜を問わず、食べる時と寝る時以外の時間をセックス漬けにされている伸子だ。直哉の部屋から丸一週間、一歩も外へ出されていない。直哉が外出するときは、後ろで手錠を掛けられ、股には筒がついた貞操帯で秘所を埋め込まれてしまう。
ひと時もセックス状態が伸子の頭の中から消えないように仕向けられているのだった。

直哉が大学の研究室へ行っている時間、伸子は哀しげに時間を過ごす。
<ああ、わたし、どうしてるの、かわいそうなわたし・・・>
窓から鴨川の堤が見える。光に反射する川面が見える。若い学生らしき恋人が手をつないで歩いてる。
<わたし、どうしてこんなことに・・・ああ、お股がかゆい・・・>
手が後ろで留められているから、からだを触ることもできない。裸のままで、革のパンティを穿かされて、秘壷には半分ほど筒が埋められている。膣が拡げられたままなのだ。

羞恥のなかで写真が撮られて、見せられる。直哉の言葉責めに立ち会わされる。卑猥な言葉を言わされる。
<ああ、せんぱい、なのに好きなんだ、嫌いになれない・・・>
立てかけられた鏡に自分の姿を映して見る。裸の自分を見る。腰に細紐仕立ての貞操帯。しゃがみ込んで鏡に筒を映し出す。ぽっかり空いた穴。歩くと刺激がきつすぎて、がに股でそ〜っと歩くことしかできやしない。
<ああ、可哀想な伸子ちゃんだねぇ、ほんと、いたずらせんぱいなんて、嫌い・・・>

     

独りで逝けるように、輪投げ台のような板が置かれてる。細い棒が突き立っている。ゴム製の柔らかい棒だ。筒とセットになった棒は、10pほどの高さだ。伸子は、板に跨り、筒に棒をあてがう。そうしてじわじわと埋め込んでいく。
「ぁあ〜いいっ、ああっ・・・」
直哉と知り合う前には、毎日のようにオナニった記憶がよみがえる。伸子は、筒の中へ棒を挿しこんだまま、前のめりになり、顔を床に落とした。そうして、お尻を左へ右へ、前へ後ろへとゆっくりと動かしていった。

<ああっ、いい気持ち、ぁああっ、いい気持ちだわぁ、ああ・・・>伸子は、跨った板から突き出た棒が、膣内の思うところへ当てこすりながら、溜息のような声をだし、そう思うのだった。裸のままで、後ろ手錠をかけられ、筒つき紐のパンティを穿かされた姿だ。筒の内寸に合わせた棒は、シリンダとピストンの関係だ。
「ああ・・・わたし、ほんとにエッチ女だわ・・・ああ、えっち!破廉恥!エロ娘!」
膣奥を棒の先で擦りながら、伸子の独り言だ。
「ああ、いい、いい、たまにはいい、独りがいい、恥ずかしくない、いいわぁあ〜」
窓から光が差し込む真昼間、封印された密室で、伸子はオナニ続けて、昇っていった。

三日分の食料を買い込んで、直哉が部屋へ帰ってきた。
「伸子、おとなしくお留守番していたかね、淋しかっただろうね!」
「・・・・」
「でもさ、これから3日間、たっぷり時間かけてさ、伸子を調教するから、ね」
「わたし、逃げたりしないから、手錠を外してほしい・・・」
伸子は、直哉の顔をみながら、哀願するようにして云う。
「そだね、3日間、ゆうこと聞いたら、そうしてもいいかな・・・」
伸子を拘束して外出する直哉の思いは、外出先で部屋の光景を思い起こす自分への快感なのだ。
「一日3回、いや5回かな、伸子はいい気持ちになるんだ、3日間で15回だ、いい計画だろ!」

     

後ろ手錠と筒パンティをつけたまま、伸子は食指を摂らされた。椅子に座り、口を開けて、直哉の手で運ばれた食べ物を食べた。そうして第一ラウンドが開始されていくのだった。後ろ手錠が外されて、筒パンティが脱がされた。素っ裸のまま、伸子は縛られていくのだ。
「今日から、本格的な調教だからね、たんまり悦ぶんだよ、いいね!」
「あっ、は、い」
「じゃあ、手を後ろへまわして・・・」
何本もの縄の束が手元に置かれ、手首から縛り上げていく。伸子は、俯いたまま、直哉のなすがままに、したがっていく。

伸子は、直哉に拘束されてこうして調教されていくことに、快感を覚えるようにもなっていたのだ。縛られて身動きできないまま、からだにイタズラされて、しだいにアクメを迎えていく快感に酔いはじめたのだ。気がつくと、後ろ手に括られ、胸に縄を巻かれ、足首を交叉して縄がかけられ、首へ回されて足首を持ち上げられていた。
「ほれ、伸子、荷物のようだけど、お股は開いたままだから、ね!」
「ぁああ〜ん、せんぱい、恥ずかしい・・・」
「なあに、もう慣れてしまうより、その方がいいんだよ!恥ずかしいほうが・・・」
伸子は、この格好で、直哉に弄られて写真に撮られるのだった。

     

「じゃ〜ね、記念写真を撮っておくね!」
直哉はカメラを取り出し、縛り上げた伸子を布団のうえに置いた。
「ねえ、伸子、すばらしい格好だよ、縛られてお股が開いて・・・」
「ぁあ〜やめて、そんなことゆうのやめて・・・恥ずかしいよォ・・・」
直哉は寝転んだ位置で、カメラを構え、伸子の股間がばっちり見える位置でシャッターを切った。
「伸子の写真集に、このポーズを追加しようね!」
「ぅうう、ぅうう、ン・・・」
伸子は、後ろ手に縛られて乳房を絞りだされたうえ、足首を交叉させて縛られ、太腿を拡げられて脇腹にくっつくほどに引き上げられているのだ。

「鏡で見ようね、伸子の姿、うれしいだろ、麗しい自分を見るのって・・・」
「ぅうう、うう・・・ン、せんぱい、わたしのこと好き?」
「もちろんだよ、伸子が好きだよ!」
布団の敷かれた壁際に立ててある鏡を横位置にして、伸子の縛られ姿を鏡に映し出した。
「ほれ、見てごらん、お股がばっちし見えるやろ、エロいやろ、どうや!」
「ああ〜ん、こんなの見せちゃいや、わたし、いやよォ・・・」
「オレは好きなんだ、こうして伸子をみるのって、最高だよ!」
直哉は、伸子の恥ずかしがる顔色を見ながら、縛った体にさわっていくのだった。

     

縄が巻かれて絞られた乳房をさわってやる。皮膚が張って、ツルツルする肌になっている。伸子は、張った皮膚を指で撫ぜられると、ピリピリした刺激になるのを好みだした。素のままの皮膚感覚から、ピリピリ感覚に変わるからだ。
「ほれ、いいだろ、伸子、チツもいっしょに開いてやろうか、どうや・・・」
「ぅううっ、はぁああ、ぁああっ、まだ、まだ、まだよォ・・・」
「濡れてきてんるんだろ、乳首とチツは連結してるってゆうじゃない」
「ぁああ〜だめ、苦しいぃ・・・」
伸子の身悶えを、直哉はもてあそんでいく。伸子の気分をいっそう高揚させていくために・・・。

乳首をつまみ、指先で揉みながら、折れくぼんだ太腿の付根に手の平をさしこみ、陰毛を撫ぜてやる。そうして、陰唇の先をつまみだしていくのだ。そこに伸子のいちばん敏感な豆がある。
「なっ、ここだろ、豆をつまみだしてほしいんやろ、伸子・・・」
「ぁあ〜ん、それ、だめ、きつすぎる、だめよ、まだ触っちゃ・・・」
「触らないさ、剥く、剥き出すだけだよ!」
伸子は、もう体の秘密は何もかも直哉に預けてしまっているのだ。伸子には、秘密を知られて、見られて恥ずかしい気持ちが、快感を誘うようにも思われるのだった。

     

「ああ〜ん、せんぱい・・・だめ、豆いじくっちゃだめ、ぁああ〜ん、だめってば・・・!」
「伸子、可愛いね、そんな顔の伸子って、ステキだよ!」
直哉は、鏡に映した伸子の股間を、まさぐりながら、唇阜の皮をめくって豆粒を剥きだしているのだった。伸子は、顎を首に擦り付けるように引いて、鏡の中の自分を見る。組み合わせて真横にした足の麓に、拡がったお股がある。その先っちょを剥かれて、飛び出した赤みかかった豆核が膨れ上がっているのがわかった。ちょっと触れられただけで、強い電流を流されたようなピリピリ感が走る。

直哉が裸になった。手足を括った伸子の前に立って、勃起したペニスを見せつける。
「伸子、欲しいんやろ、オレのちんぽ、舐め舐めするかい」
「ぁああ〜ん、ほしい・・・ぁああ〜せんぱいのお棒が欲しいデスぅうう・・・」
布団の上で、後ろ手に縛り、足首を交叉させて括くり、膝を引き上げさせた伸子の口に、ペニスを突っ込む。直哉の嗜好は、変態の部類に入れられるのかも知れない。
「じゃ〜美味しそうにしゃぶるんだよ、美味しそうに・・・」
直哉は、伸子の頭を手で抱え、腰から突き出たペニスを顔にあてがってやった。

     

「さあ、ぺろぺろ舐めろ、舌先でぺろぺろしてごらん!」
「ぅううん、はぁああぃいい・・・」
伸子は、唇を開き、舌先を細めて、直哉の差し出したペニスの先を舐めだしていく。
「このくびりに添って、舌を動かすんだ、わかった?!」
直哉のいうとおりに、伸子は頭と胴のあいだのくびりに舌先を這わせていくのだった。
「ぁああ〜せんぱい、いい?いい気持ちなの?・・・」
「いいよ、伸子、いいよ・・・あたまを呑み込め、呑み込ませるぞ!」
「ぁああ〜はぁあ、あっ、あっ、ぅううっ・・・」
伸子は、亀頭を口の中に含んで、顔を上下に動かしていった。

直哉は、足を拡げ、腰を突き出して、伸子の頭を抱えて、唇に挟まれたペニスをぐい〜っとなかへ挿入していった。
「ぅんぐう、ぐぅうう、ぅううっ・・・」
「それ、それ、もっと奥まで、ぜんぶ呑み込んで・・・」
「ぅぐぅうう、ううぅうう・・・」
直哉に頭を抱かれて、前後に揺すられていく伸子だ。太くて固くなった直哉のペニスを、喉奥まで挿入されて、苦しくなるのを我慢しながら、奉仕していくのだった。

     

直哉が伸子の前に座り込む。両足首を交叉させ、首からまわして縛った伸子を、フェラチオさせた竿で秘壷を突いてやるのだ。伸子は、もう半分朦朧の境地に彷徨っている。
「いいかい、伸子、ちんぽ入れてやるから、悦ぶんだよ・・・」
直哉に背中から抱かれて、伸子は、うっとりした表情で、うなずく。
「せんぱい、わたしを、いい、いい気持ちにさせて・・・いい気持ちに・・・」
「いいとも、伸子、たっぷり可愛がってあげるから、いい子でいろよ・・・」
直哉は、左腕で伸子を背中から支え、右指で、乳房を愛撫し、乳首をつまんでやりながら云うのだった。

「ああっ、ああっ、ああ〜いい、はぁあっ、ああっ・・・」
伸子の顔が後ろへ反り、喉が開く。拡げられた股間、秘壷に直哉のペニスの先半分が埋め込まれたのだ。
「ほ〜れ、伸子の大好きな棒が入りだしたぞ!」
「ぁああ〜せんぱい、いい、いいっ、いいいい〜!」
荷物のように縛られて身動きからだの伸子だ。胸の乳房をブルブルと震わせながら、直哉の太い棒の挿入を受け入れていくのだった。

     

「ああ〜ん、ああ〜ん、せんぱいぃ、ひぃいい〜はぁああ〜ん・・・」
「もっともっと、声上げて、悦べばいいんだよ、ねえ、伸子、いいよ・・・」
「もっと、もっと、奥までぇ・・・い、れ、てぇええ・・・ひぃい、いいわぁ、あっ・・・」
直哉に抱かれたまま、敏感に感じる一点を、突かれてグリグリまわされて、伸子は喜悦の声を上げていくのだった。二十歳の女子大生だ。若い体を直哉にあずけ、喜悦をむさぼる肉体があった。

「いいだろ、いいだろ、伸子、もっと悦べ、嬉しいだろ!」
「ぁああ〜せっ、せんぱいぃ・・・う、れ、し、いぃ、いい〜うれしい・・・」
「ほら、奥のコリコリに当たった、どうや、どうや!」
「ぃいっ、ぃいっ、もっともっと・・・お乳つかんで、ぁああ〜いきそォお・・!」
伸子は、喜悦のなかで、ペニスで秘壷を突かれて、襞からお汁をどくどくと滲みださせていくのだった。

     

伸子が処女を直哉に捧げて、まだそんなに月日は経っていない。秋の終わりに大学写真部の先輩後輩の関係から、男と女の関係になって、冬から春になり始めたのが今だ。伸子は、自分の変わりかたを、大人になったんだと思う。二十歳、大学二年生、成人式は済ませたから大人。単純にそうとはいえないけれど、身体は十分に大人なのだ。からだの快感、それを開発してくれているのが、直哉だといえばよい。直哉は、調教だというが、女の立場から言えば、愛の感情開発なのだと、伸子は思いだしている。

直哉に三日間に十五回のアクメを迎えさせられるという伸子の気持ちは、或る意味<嬉しい>に尽きた。第一回目のアクメへの昇り方は、手を後ろで縛られ、足首を交差して縛られて雁字搦めのなかで逝かされたことだった。
「伸子は、最高に幸せって感じで逝ったけど、そんなにいいの?」
終わったあとで、直哉が伸子に聞いた。
「だんだん感じ方が変わってきちゃったのよ・・・縛られてされると、とても昂奮しちゃう・・・」
伸子は、ある種、芋娘から魅力ある美女に変貌しだしたのを、直哉は感じる。

     

伸子を素っ裸のままで飼育する。直哉は、伸子を裸のままでベッドに寝転ぶように云う。
「伸子のからだを点検してやるよ、いいね!」
そう云われて、伸子はベッドに仰向いて寝転んだ。色白な肌は、直哉には魅力だ。こうしてなにもつけずに裸のままで、二十歳の伸子を寝転ばして眺めるのも、いい感じだと思う。
「せんぱいに可愛がられて、わたし、嬉しい・・・」
「女の子は、からだを触られてるのが嬉しいんだね、伸子もその口なんだろ!」
「えっちを嫌う子もいるけど、それってウソ、ほんとは、好きなんだ、女の子はね・・・」
「じゃ〜伸子は、素直なんだ、好きを好きだっていえるんだから・・・」
裸の伸子は、可愛くて美しい。直哉は、伸子の裸体を見ながらそう思った。

ベッドに仰向いて寝転んだ伸子に、直哉は手を出していく。肌を触る。お乳まわり、腰まわり、そうしてお尻を撫ぜていく。股間の黒い毛が、直哉の情欲をそそる。先に強いセクスを終えているから、二度目はゆっくりと進めていくつもりだ。
「ぁあっ、そこ、こそばいよぉ・・・ぁああ〜ん、だめってば、だめよぉ・・・」
お尻の穴まわりをまさぐられて、伸子は裸のからだをくねらせて云うのだった。

     

「伸子の濡れかたを研究しようか・・・」
ベッドに裸で寝転んだ、伸子のからだを点検するように、乳房や腰を尻をなぶっていく直哉は、ふっとそんなことを云いだした。
「濡れかたって・・・どうゆうことするの・・・」
「そうだね、お股のなかを見る、拡げて見る・・・」
「どんなしてするの、おさわりするの?」
「いいや、そうだね、お汁の出かた、その統計を取る・・・」
直哉は、研究室で体液抽出を手がけたことがあった。そのアレンジで、伸子のマン汁を抽出しようと考えたのだ。

「じつはね、この道具を開発したんだ、使ってみたいんだ、伸子に・・・」
直哉が手に持った道具とは、バナナ大の太さのペニス形筒に穴がぶつぶつ開けられ、お尻に管がついていて、分泌液を集める道具。
「なによ、せんぱいが作ったの・・・ああ、なによォ、こんな道具・・・」
伸子は、内心ゾクゾクとしてきた。顔がぽーっと火照ってくるのがわかった。汁測器・・・。
管のつけ根にゴム紐がつけられ、パンティ状になっている。この張形で秘壷を刺激し、滲み出る恥汁を筒内に流し込み、集めようというのだ。5cmほどの管の根元にガラスの小瓶が取り付けられている。

     

「さあ、伸子、穿いてごらん、そうして筒を入れるんだよ・・・」
直哉の不在時に装填される貞操帯のアレンジだ。伸子は、直哉に云われるままに、装着しだす。
「なんだか、わたし、もう濡れてきそう・・・ふううう・・・」
張形がついたゴムパンティだ。腰できっちり止めて筒をヴァギナに入れていく。
「ああっ、ああっ、入る、入ってくる、ぁああっ・・・」
「そう、全部入れちゃうんだ、きっちり・・・」
そう云いながら汁測器を装着した伸子は、お股を開いたりと閉じたりしながら、立たされた。

「足を拡げて、そうそう、足を拡げたままだよ!」
直哉は、そう云いながら、ゴムで結わえた汁測器の根元を持って、引っ張っる。汁測器がほとんど抜き出されてきたところで、直哉は手を離した。汁測器はブスブスとヴァギナの中へ埋没していった。
「ぁああ、ああ〜ん、こんなお道具だったの・・・ぁああ・・・」
「ふふっ、伸子のお気に入りお道具になるかな〜」
直哉は、半分ほど抜いて手を離した。汁測器はゆっくりと埋没していった。

     

マン汁抽出測定器、直哉が考案した道具だ。直哉は、伸子のからだに遭遇して、欲望のむくままに伸子を求めていた。直哉に処女を捧げた伸子にしても、直哉の変質きわまるやりかたに、最初は不安だったが、しだいに慣れてしまった。えろす欲望の泥沼にはまってきたのだ。
「どお、挿入した感触・・・」
直哉は、伸子のために開発した道具の挿入感を、伸子に聞いてやる。
「ああん、なんだか、変、変な感じ、変な気持ちになるぅう・・・」
裸のままでいることじたい、伸子は恥ずかしい。そのうえにマン汁抽出測定器を取り付けたからだを思うこと、恥ずかしさを通り越して、心のなかがグジュグジュに濡れている。
「変な気持ちって・・・?」
「もう、ああ、せんぱい、わたし、グジュグジュでほわほわデス、浮いてるぅ・・・」

伸子は、雲の上を歩いている感じだと思う。うっとり、ゆるやかに、ぽかぽかと、春の雲の上を歩いてる意識朦朧、セックスのことしか頭に浮かんでこないのだ。
「ぅうう、いい、もっと、もっとして・・・」
直哉に乳房をまさぐられながら、ヴァギナに挿しこまれたマン汁抽出測定器を揺すられている。
「ほれ、たらたら滴ってきた、伸子のお汁が溜まりだしたよ!」
「ぁああ、せんぱい、もっと、ぁああっ、もっとグリグリして・・・」
伸子は、しだいにうっとりトロンとした目つきになってきた。直哉は、測定器の筒をグリグリまわしから、引き抜き挿しこみに切り替えていく。

     

半分ほど引き抜いて、手を離してやる。ゴムで括られた測定器が、ゴムの縮む力で、ヴァギナの中へゆっくりと入っていく。
「ぁああ・・・いい、いい、いいですぅうう・・・」
伸子は、測定器の棒がゆっくりとヴァギナの奥へのめりこんでくる刺激に、ジクジクしたものを感じるのだ。ゆるやかな快感。じわじわとしめつける快感。からだがえぐられる快感。
「伸子のからだは軟体だね、いいね、触りがいある・・・」
「ぁああ、せんぱい、もっとして、もっともっと伸子を苛めてぇ・・・」
「ああ、伸子、苛めてあげて悦ばせてあげるよ・・・」
男と女が密室で交わす言葉は、ともに悦びの世界へ導いていた。

     

伸子の滲み出させるマン汁が、ガラス小瓶に溜まっていく。ぽたっ、ぽたっと落ちていたマン汁が、ぽたぽたと落ちて溜まっていく。
「ぁああ、せんぱい、お口に欲しい、せんぱいが欲しい・・・」
伸子が、悶え喘ぎながら、直哉のペニスを要求した。伸子はもう待ちきれない。直哉がペニスを伸子の唇に当てようとする前に、伸子の手が直哉のペニスを握ってきた。
「ああっ、ああっ、いい、太っとい、硬ったい、ああっお口に入れてぇ・・・」
伸子は、待ちきれないで、自ら顔を起こして、直哉のペニスにくらいついていった。

「ああっ、ああっ、ああっ・・・」
伸子は、直哉のペニスを握ってその先を、口にほおばりながら、声を漏らす。直哉が筒状の測定器でぐりぐりと膣のなかを刺激しているからだ。
「伸子、もっとしゃぶってもいいよ、おもいっきりしゃぶれ!」
「ぁああっ、ぁああっ、ぁああ〜いいっ・・・」
「ほれ、もっと根元まで咥えるんだ、もっと・・・」
「ふぅ、ぐうっ、ぐうぅうう、うっ、ぅうう・・・・」
伸子は、ベッドに寝かされたまま、膝を立てて股間を拡げている。直哉のペニスをしゃぶりながら、喜悦のなかに没頭していくのだった。

     

「ほれ、伸子、マン汁が溜まってきた、いいね、こんなの昂奮するなぁ〜!」
直哉は、伸子に装填したマン汁測定器、ガラス小瓶に溜められていく液体を見て、昂奮の気持ちが昂じてくるのだ。ぐ〜っと引き抜いて、手を離す。マン汁測定器の筒が、ゴ紐に押されて膣の中に埋没していく。そのつどマン汁がガラス小瓶のなかに滴ってくる。
「ぁああ〜ああ、ふぅうううっ、ううっ、ぁああ、せんぱい、ぁああ〜伸子いきそォ・・・」
「まだ、まだ、いっぱい溜めてそれから本番やってあげるから、いいね!」
「ぁああ〜ん、せんぱいのが欲しい、ぁああ〜欲しい・・・!」
伸子は、直哉のペニスをしごきながら、おねだりするのだった。

     

マン汁測定器が外され、直哉のペニスが挿入される。正常位だ。ベッドに上向いた伸子のからだに、直哉がそのまま上からかぶさっていく。伸子の足を拡げさせ、その間に割り込んで、ペニスを膣にズボズボと挿しこんでいく。
「ぁああ〜ぁああああ〜いい、いいデスぅ・・・!」
伸子の喘ぎ声が発せられ、直哉もううんううんと呻いてやる。抱いた伸子に上半身を密着させてやり、腰だけをグリグリと回して刺激を送り込んでやる。
「はぁああ、ひぃい、いい、はぁああ、いいっ、いいっ、ああっ、せんぱい・・・!」
もうぐしょぐしょに濡らした伸子の股間に、直哉のペニスが密着する。トロトロと流れるマン汁で、べとべとだ。

「伸子、いいだろ、たまにはいいだろ、こんなのも・・・」
「いい、いい、いいデス、ぁああ、いいっ、いいデス、ぅううう・・・!」
「ヌルヌルだけど、拭かないでこのままやっちゃうね!」
「ぁああ、いい、あああ・・・いいい、いい、もっと、もっと・・・!」
伸子は、直哉の背中に腕を回して抱きついた格好だ。直哉は頭を抱くようにして伸子を固定し、乳首をつまんでやりながら、ピストン運動を続けていった。
「あああっだめ、いく、いく、ぁああっ、いくぅうう、ああ、いくぅうううう・・・・!」
伸子のオーガズムがやってきたのだ。伸子はからだを弓なりにして、直哉に伏せられたまま、昇天していった。なお、直哉の残りで、一突き、二突き、三突きされて、止めを刺されていったのだった。

     



小説

3-19 えろす物語-伸子-





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小説:えろす伸子

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