愛の狩人

 第三章-1-
 1〜11 2006.4.13〜2006.4.27


わたしが可愛がっていただく恥部屋は、四畳半の畳部屋です。大原の山手にある別荘で、四畳半和室の前には廊下があって、その向うにお庭があります。この恥部屋が、わたしを可愛がっていただけるお部屋です。この別荘の持ち主は、浮世絵研究をされている大木先生です。
「小百合さん、学生さんだね、存分に楽しませてあげますよ!」
真治の紹介で、わたし、大木先生の手ほどきをうける、いいえ、調教だといいます。女の子の最大の魅力は、艶だといいます。わたし、魅力ある女の子になりたいと思うから、大原の大木邸で、お茶とかお花とかお琴とかを習いながら、美しく艶やかになれると思って、大木先生にごやっかいになることにしたんです。

     

庭の枝垂れ桜の花が散りはじめた頃、わたしは、大木先生の調教をうけだしたのです。わたし、桃色地の長襦袢を着せられて、革張りのソファーに座らされます。
「まあ、きれいな子やね、小百合さん、和服がよく似合うんだね」
わたしが、豪華なソファーに座っていて、大木先生は立っていらっしゃる。楕円テーブル上にトランクがあります。大木先生は、このトランクには小道具が詰まっているんだといいます。
「どうだね、見てみたいかね、小百合さん・・・」
わたし、ちょっと気後れしていて、緊張気味です。
「さあ、開いてごらん、ふふん、気に入ると思うよ・・・」
わたし、いわれるままにトランクの留め金を外し、蓋をあけてみました。わたし、トランクの中を見て、生唾をのんで、ああッと驚いてしまったんです。

大木先生は、革張りソファーの横に、小さな丸椅子を置いて、お座りになりました。わたしの斜め前です。
「小百合さん、お襦袢の裾をひろげて、膝をお出しなさい・・・」
わたしは、ちょっとためらいましたけれど、先生のおっしゃるように桃色お襦袢の裾をひろげ、閉じたふたつの膝が見えるようにしました。
「うう、白い足だね、もちもちだね、きれいですね・・・」
先生は、そういいながら、手をのばし、膝を触ってきたんです。わたしは、ちょっと冷たい先生の手の感触で、身をちじこめそうになりました。
「おおッ、あったかい、柔らかい、つるつる、ですね・・・」
そのようにいいながら、先生は、わたしの太腿がみえるように、お襦袢をひろげてしまわれたのです。

     

わたし、お襦袢をめくられて、ふとももを見せてしまったけれど、膝はぴっちりと閉じたままです。わたし、和服すがたですけど、パンティ穿いてる。先生は、お襦袢をひろげたわたしの腰まわりを見ていいます。
「小百合さん、ぱんつ穿いてるんだね、着物にぱんつは似合わない、ね」
閉じたふとももの奥が、白い布で包まれているんですもの、そうですよね。わたし、先生に腰まわりを見つめられて、恥ずかしい気持ちに襲われます。ぽーっとなって、目の前がかすんでくるような感じです。
「さあ、膝をひろげて、小百合さん、膝をひらいて・・・」
ああん、先生、わたし、先生に見つめられてるだけで、もじもじ、ふぅっとなってるのに、だめです、からだがこわばってる。

先生は、わたしの膝に手を置いて、外へひろげていきます。わたしは、膝の力を抜いて、先生の手の動きにあわせて、膝をひらいていきます。
「ああん、せんせ、わたし、はぁあん、せんせ、はずかしい・・・」
大木先生に初めてお見せするわたしです。わたし、目の前のテーブルに置かれたトランクに詰め込まれたお道具を想いだしています。赤やピンクの帯留めの束、麻縄の束、ローターとかバイブレーター、洗濯はさみとかクリップに付けられた鈴・・・。
「お襦袢の肩を抜いてごらん、小百合さん、さあ・・・」
ああん、わたし、そんなのできない、ピンクのお襦袢、裾を開いただけでしたから、肩もはずす。わたしがもじもじしているのを見て、先生、わたしの両肩に手をかけて、玉子の皮を剥くように、お襦袢を腕のところまで降ろされた。

「小百合さん、ブラジャーつけてるんかね、まあ、いい・・・」
先生は、お襦袢だけで、なにも着けていないと思っていらっしゃったんです。
「うん、いいねぇ、みだれ小百合が艶めかしいね、ぶらとぱんつ取ろうね・・・」
先生は、そうおっしゃって、わたしのブラのホックをはずしておしまいになった。お乳がお襦袢の間から見えるようにされ、それから、腰をあげさせ、パンティを足元まで降ろしてしまわれたのです。
「小百合さん、女の魅力だね、いいからだしてる、餅肌だね、透けて見える・・・」
「あぁあん、せんせ、わたし、そんな、ああ、恥ずかしいデス」
「恥ずかしいことなんてない、いいおっぱいしてるし、おけ毛もたっぷり生えてるし・・・」

     

わたし、革張りのソファーに座らされて、桃色のお襦袢を脱がせられてしまいました。大木先生、わたしを裸にしてしまったんです。
「小百合さん、おっぱいを見てあげるから、手をどけて」
わたしの前に小さな丸椅子に座られた先生とは、50センチも離れてない。わたし、ちょっともじもじしていると、先生、わたしの手をもって、お乳を露出させます。
「ううん、白い肌してる、小百合はいくつだ」
「は、あ、わたし、はたち・・・」
「ほう、はたちか・・・、熟れてるようで、まだ青い、そんな感じだね」
先生、わたしのお乳の裾へ手指を置いて、ゆさゆさと揺すりだします。

「ああん先生・・・」
わたし、先生のちょっと冷たい感じの手を、払いのけたい気持ちです。
「たぷたぷ、豊満だね、小百合、硬さがあるね、いいね・・・」
先生、わたしのお乳を手に包み込んで、ぐるっ、ぐるっっと回すようにして揉みだしてきます。
「顔をあげて、肩を張って、小百合のおっぱいをもっと張りだしなさい」
わたし、いわれるままに、顔をあげ、胸を開きます。そうすると先生、わたしのお乳に顔を近づけてきて、匂いをかぐようにして、鼻をすんすんならして、唇をつけます。唇を裾から乳首へ撫ぜあげてきて、乳首を唇でつまんだんです。
「ああっ、せんせ・・・」
わたし、乳首をはさまれて、びりびりっと電気が流れたような刺激をうける。
「ああん、せんせ、ああっ、せんせ・・・」
わたし、先生の唇に乳首をはさまれ、もぐもぐされて、溜息のような声を洩らしてしまうのでした。

先生が、乳首に唇をつけたまま、太腿の割目へ手を差し入れてきて、膝から腰のほうへ、腰を割り、太腿を開かせていきます。
「はぁあ、ぁあん、せんせ、だめ、ああん、だめ・・・」
わたし、心のなかで呟くように、先生の手の動きを感じて、洩らしてしまいます。先生は、太腿のつけ根をまさぐり、足をひろげなさい、と囁くようにいいました。お庭の明るい光が、わたし、眩しい。四重半の畳のお部屋、直ぐ近くに壁があり、柱があり、柱に鉄のワッパがいくつもつけられています。ああ、上の方には竹竿が二本も置かれています。
「小百合、ぷりぷり肌だね、いい感触だね・・・」
「ああん、せんせ、だめ、だめ、わたし、わたし・・・」
お乳と太腿の根元を、いっしょに弄られだして、わたしは、ぽーっとなっていくのでした。

     

「小百合さん、お股をひろげて、もっとひろげて・・・」
大木先生が、わたしのお乳とお股をまさぐりながら、もっと太腿をひろげなさいといいます。わたし、開いてるつもりだけれど、先生はまだ、ご満足ではないのです。
「あ、ぁあん・・・せんせ、ああん、これ以上開かない・・・」
「なになに、大丈夫、おもいっきり開きなさい!」
わたし、先生に足首と膝を持たれて、両方の太腿が、肘掛を跨ぐ格好にされてしまったのです。足をひろげさせられて、お尻が前の方へとずらされて、お股が斜め上むいてしまう。
「ふふ、小百合さん、いいでしょ、見ごたえあるですね」
「・・・・・」
「おけ毛、ふさふさ、淫唇、びらびら、ほお、濡れておるね!」
ああ、わたし、先生の目の前で、お股をひろげて、じっと見入られているんです。

「このソファーは、小百合さん専用ソファー、べとべと濡らしてもいいんだよ」
革張りのゆったりした一人用ソファーです。桃色のお襦袢を尻の下に敷いたまま、わたし、肘掛に跨らせた膝を片方づつ括られて、ソファーの後ろで結び付けられたのです。
「ああん、せんせ、ああ、こんなの、ああん・・・」
わたし、膝を閉じられない。太腿を160度ほど広げて、ソファーにお尻の穴が真横になって、わたしは括られたのでした。

「さあ、小百合さん、これからここをゆっくり診察してあげるね」
大木先生は、わたしの正面にお座りになり、わたしの両手首をお持ちになり、わたしの広げたお股へ導いて、人差し指の腹を、淫唇の外側へあてがうのです。
「いいね、手を横に広げて、割目をだしなさい・・・」
ああん、先生、わたしに陰唇を広げろとおっしゃるのです。大木先生は、じっとわたしの開いた処を見ていらっしゃる。
「さあ、小百合さん、自分で開いてお見せなさい・・・」
「ああ、せんせ、わたし、そんなに、ああ、見ないでほしい・・・」
わたしは、先生に小さな声だけれど、哀願します。わたし、ほんとに恥ずかしい気分に満ちているんです。

     

大木先生から、淫唇をわたしの手でひろげなさいといわれても、わたし、できなかったんです。
「ああん、せんせ、ああん、恥ずかしいんです・・・ああ、できない・・・」
わたし、お顔がぽーっとしてきて、太腿を真横にひろげただけで、もう死にそうなくらいなのに、自分で淫唇を開くなんてできない。
「小百合さん、可愛いね、若いんだね、学生だものね、恥ずかしいのも無理ないね・・・」
大木先生は、あきらめたという感じで、立ち上がり、竹竿を天井から降ろしだしたのです。
「小百合さん、手をあげて、バンザイするんだ」
ああ、わたし、手を括られる。ああ、わたし、そう思っただけで、卒倒しそうなくらいドキドキしてきて、ぽーっと上気していくのでした。

大木先生は、わたしの手を竹竿に広げさせて、手首を括っていかれるのです。右手首を括られ、左手首を括られたわたしは、もう、からだを隠すことができなくされてしまったのです。
「ほうれ、小百合さん、ゆうこと聴けないから、こんな目にあうんだよ・・・」
わたし、手をバンザイした格好で、頭の上の竹竿に括られています。お股は斜め上向いてひろげられてしまっています。
「小百合さん、診察してあげるね、ゆっくり、たっぷり、そうして、最後はアクメへお昇りだ、ねッ」
わたし、大木先生のおっしゃることが、そのときはまだ、具体的には分らなかった。ふっ〜とトランクの中に詰められたお道具を思い出していました。

大木先生は、わたしの開いたからだを、おなぶりになります。最初は、お乳を裾から揺すりだします。わたしのお乳、たぷたぷと揺すられるんです。
「ああん、せんせ、ああッ、ああッ、ああん、だめェ・・・」
右の乳首をつままれて、ぐりっと揉まれて、わたし、ぴりぴり、ずきずきって感じてしまって、声を洩らしてしまったんです。
「ほお、小百合さん、感じるんだね、乳首・・・」
大木先生は、そう言うと、そのままお股をまさぐりだしてきました。左手指で乳首をつままれたまま、右手の平で、お尻の方から淫毛の方へ、先生、手の平です〜っと撫ぜあげてきたんです。わたし、ああ、わたし、もう、ドクドクって感じ出していました。

     

わたし、手をバンザイさせられて、広げたまま、竹竿に括られて、足はソファーの肘掛をまたいで、足首を後ろへ引かれて括られて、太腿、水平に開けた格好にされているんです。大木先生ったら、そんなわたしを、抵抗できないようにしておいて、わたしを触りだしてきたんです。
「小百合さん、好きなんだろ、こうしてもらえるのが、ええ?」
「ああ、せんせ、わたし、ああ、こんなかっこうで・・・」
わたし、自由に動かすことができるのは、お顔を左右に振ることだけです。わたしの乳房をまさぐっていらした先生が、トランクから小さな鈴がついたクリップを取り出して、わたしに見せます。
「小百合さん、いい音奏でるんだよ、ちりんちりん・・・」
先生が手に持ったクリップを振ると、鈴の音がします。わたしの乳首に取り付けるというのです。

先生、わたしの乳首を、クリップで挟んでしまう。わたし、挟まれて手を離されたとたん、キリキリした痛みを感じます。
「ああっ、せんせ、ああ、ああっ・・・」
両方の乳首にクリップを挟まれて、わたし、痺れる痛みに耐えます。
「ああん、せんせ、痛い、ああん、痛い・・・」
「なに、すぐに慣れるさ、痛みなんて感じないようになる、いい気持ちになるんだよ」
大木先生がわたしお乳を揺すってきます。乳首が上下に動いて、そのたびに糸で取り付けられた鈴が、ちりんちりんと可愛い音を奏でていくのです。
「ふふっ、いい音色だね、小百合さんの鳴き声と合奏だね、ふふっ」

先生は、トランクから太い毛筆を取り出してきました。直径三センチほどの竹の先にふさふさの毛がつけられ、竹のお尻にグリップがついています。わたし、その毛筆を見たとたん、どきどきしてきました。
<ああっ、それ、何、もしか、それで、ああっ、ああん・・・>
わたしは、怖くなったというより、そのお道具で責められるわたしの気持ちを察してしまったのです。
「ううん、これ、筆だよ、利くんだよ、とっても・・・ふふ、小百合さん、とてもいいんだってよ、これ!」
大木先生は、竹筆の胴を握り、わたしの顔へ近づけて、微笑みながら言ったのです。そうしてわたし、その筆で、首筋を耳下から肩へと撫ぜられた。
「あっ、はぁあん、こそばい、せんせ、ぁあっ、だめ・・・」
わたしは、身の毛が立っていく、こそばゆさに、ぞっとしてしまったのです。

     

竹筆の毛先は柔らかくひろがっていて、わたしは、刷毛で刺激を塗りこめられる。首筋から肩へ、お乳の裾から乳首へ、大木先生が持たれた太い竹筆が、わたしのからだを撫ぜていきます。
「ふふ、小百合さん、どうだね、柔らかい毛の感触、ふふ、ゾクゾクするでしょ」
「はぁああん、せんせ、ああッ、ああ、ああッ、あああん・・・」
先生は、こそばゆがって、からだをよじらせるわたしを、薄笑いを込めて、いたぶっていくのです。わたし、手を上げたまま、膝を思い切り広げさせられていて、からだをよじり、ぶるぶると震えさせるたびに、乳首から下げられた鈴が、ちりんちりんと音をだしていきます。手を広げて括った竹竿がブランコのように動いています。
「ははッ、小百合さん、ほれ、いい音だ、ちりんちりん奏ぜて、ここ、濡れてきているかね」
大木先生は、わたしを刷毛なぶり責めで、わたしの秘汁を汲みだそうというのです。

ぼわぼわの筆先が、わたしの広げた太腿の内側を這ってきます。膝から太腿のつけ根まで、そろりそろりと、撫ぜ上げてきます。ああ、わたし、こそばゆさに耐えられない。肌にす〜っと押しつけられた毛先が、わたしに鳥肌立たせる。
「ああッ、ああッ、だめ、ああん、はぁああ、せんせ、やめて、許して、ああん、はぁああん」
「ははッ、小百合さん、グジュグジュお汁を出すんだ、女はね、これすると、出るんだよ、もうすぐ点検してあげるから、ふふッ、ははッ・・・」
ああ、わたし、もうだめ、先生ったら、陰唇のまわりを、楕円を描くように、筆先を押しつけ、撫ぜていくんです。わたしの陰毛と絡ませ、わたしの陰唇を撫ぜ、わたしの心を撫ぜているんです・

ああん、先生ったら、ときおり竹筆の根元のグリップで、乳首に嵌めたクリップをゆすります。わたし、ぴりぴりっ〜と、電撃刺激が胸に突き刺さってきて、お腹のなかがジクジクになる感じです。そうしてグリップは、わたしの股間へ押しつけられて、陰唇をなぶる。
「小百合さん、どうかね、濡れてるかね」
大木先生は、そう言いながら、左親指と中指で、陰唇を開けてきたんです。
「あああッ、せんせ、ああん」
わたし、お尻と腰に力を入れてしまいます。力を入れた弾みで、チツのなかが膨張したみたいでした。ああ、わたし、筆先責めで、もうグジュグジュに濡らして、溜まっていたお汁を、掃きだすんです。

     

「ううわっ、小百合さん、秘汁べっちゃりだよ、ねっ、この中、ええっ」
大木先生ったら、わたしの陰唇を指でひろげ、じっと見ながら、そんなこと言うので、わたし、恥ずかしい気持ちにうずうずしてしまいます。
「ああん、せんせ、ああ、わたし、もう、恥ずかしい、ああん・・・」
「小百合さん、大学生だっていうんでしょ、学生さんって、固く閉ざして、濡れてこないんだと思っていたんですよ、小百合さん、感じちゃウンだね」
先生は、驚いたような顔つきで、わたしに卑猥だといわんばかりに、おっしゃるのです。わたし、指で陰唇をひろげられて、竹筆のグリップで、割目をこすられて、グリグリっとされてしまう。ピンクの割目をクリのしたから、すうっとおしさげられ、割目の下の方で、捏ねまわされる。

「小百合さん、括り直し、しましょう、このままだと、ほれ、入りにくいでしょ」
ああ、わたし、革の分厚い肘掛を跨いでいるんです。手はバンザイした格好で、頭の上で、手首を竹竿に括られているんです。乳首に鈴のついたクリップを嵌められたまま、大木先生におからだの感度点検されているんです。
「綺麗な足を、まあ、もっと目立たせましょうかね・・・」
わたしは、足首を括られていた紐を解かれ、そうして両膝それぞれを、紅い帯締めで括られて、手首を括った竹竿の端に、結わえられていきます。竹竿の手首を括っていた紐が解かれ、二の腕をひろげて竹竿に括られていきます。ええ、手首がふたたび、ひろげて竹竿に括られてしまって、わたし、竹竿を背負う格好にされてしまったです。

「小百合さん、どうかね、ははっ、いよいよ本番ってところだよ、いい格好でしょ!」
大木先生は、わたしの前に大きな鏡を持ってきて、わたしの括られた恥ずかしい姿を鏡に映し、わたしに見るように言います。
「ああん、せんせ、恥ずかしいデス、ああ、わたし、恥ずかしい・・・」
わたしは、あられもない恥ずかしい姿を、見させられます。革張りのソファーに、一本の竹竿です。わたし、腕を真横に広げて、竹竿に括られている。膝を括った紐が、手首の処にまで広げられて括られてしまって、わたし、お股を開ききって、太腿の裏が鏡に映っているんです。もっと恥ずかしいことは、お股の真ん中が、ああ、広げられて、斜め上むいて、お尻の穴が真正面にあるんです。

     

四畳半の恥部屋で、竹竿に手を広げて括られ、膝を広げて竹竿の手首のところで括られて、わたし、身動き取れない格好で、乳首には鈴のついたクリップが嵌められていました。大木先生は、浮世絵研究をなさっています。浮世絵にも、わたしがされるような絵があるのでしょうか。
「小百合さん、こんなにしてもらって、悦び倍増ですね、ふふッ」
ああ、先生、わたし、恥ずかしいです。身動き取れない格好で、先生のお教えを受ける。ああ、恥ずかしいと同時に、めらめらと炎が燃え上がるような、ぐじゅぐじゅとお体が熟してくるような、そして不安な気持ちになっています。身動き取れないわたしは、苦痛を感じます。でも、この苦痛が快楽を開く入り口なのかも知れません。

「じゃあね、小百合さん、いよいよ本番に入りましょう・・・」
先生は、わたしの前に立って、そのようにいいました。革張りソファーに括られているわたしを、丸椅子へ移動させるというのです。
「まあね、ちょっときついかも知れんがね、からだを上げるよ」
先生はそういいながら、わたしを結わえた竹竿を、引き上げられたのです。
「ああッ、痛いッ、ああ、ああッ・・・」
わたしは宙吊りになったのです。ソファーから数センチ浮き上がった状態でしたけれど、腕と膝にずしんと重みがかかったような、紐が締まる感触で、わたし、あああッ、っと声を洩らしてしまいました。そうして、竹竿が前へ進み、180度回転して、先生がお座りになっていた丸椅子の上にお尻が置かれてしまったのです。

「ああん、せんせ、こんなの、ああん、苦しい・・・」
わたし、お庭を背中にして、丸椅子にお尻の芯を置くだけで、一本の竹竿に括られているのです。
「なあに小百合さん、苦しいかね、ふふ、快楽になるんだよ、ふふ、これからね」
大木先生が、ソファーに座り、わたしの正面にいらっしゃる。手には竹筆を持たれています。先生、わたしの乳首を指で弾きます。クリップにつけられた鈴が、ちりんちりんと音を立てます。そうして先生は、竹筆のグリップをわたしのお口にねじ込んでくるのです。
「小百合さん、ようくお舐め、この可愛いお口で、舐めて暖めて、ぬるぬるに、ね」
わたしは、払い退けることもできないまま、三センチの太さの竹筆を、口の中に挿しこまれてしまうのでした。

     

わたし、手を拡げて、太腿を拡げて、一本の竹竿の括られてしまって、丸い小さな椅子にお尻を置いた格好で、竹筆をお口の中へ挿しこまれているんです。ああ、竹筆のお尻のグリップ、ああ、柔らかいようで硬い感触、ああ、男の人のォ棒ソックリに作られてるんです。わたし、竹筆の根元を口にほおばり、ああ、濡らしていく。大木先生は、わたしが濡らした竹筆を、わたしのお股に挿しこむんだ、と思ったとき、ずきずきした感じがしてきたんです。
「小百合さん、お味はどうだね、いいでしょ?」
先生は、わたしのお口から竹筆をお抜きになり、そうしてわたしの拡げたお股の真ん中へ、グリップを持っていくのでした。

「ああっ、せんせ、ああっ、ああ、わたし、ああっ、ああん・・・」
大木先生は、左の指でわたしの陰唇を、横におひろげになり、チツ口を拡げさせたあと、竹筆のグリップを挿しこんできたのです。
「ああん、だめ、ああん、せんせ、だめ、ああ、きつい・・・」
グリップの部分が挿しこまれて、わたし、ああ、もうずきずき、びりびり、ぐじゅぐじゅ、ああ、わたし、からだを揺すってしまったのです。
「ふふ、小百合さん、感度抜群だね、感じてる、ふふ、感じてる・・・」
「ああん、はぁああん、ああっ、あああん・・・」
乳首につけた鈴が、ちりちりんと音をたてています。四畳半の恥部屋に風鈴のようにわたし、揺すっているのです。

三センチの竹筆グリップがわたしを翻弄していきます。先生は、グリップをチツに挿し込んで、竹筆の胴を握り、右へ半回転、左へ半回転させます。そうして挿し込んだグリップを、少しひっこ抜いていかれます。ひっこ抜いたかと思うと、ブスリっと挿しこんできます。ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと、先生が竹筆を動かしていかれます。
「ああっ、ああっ、はぁああっ、ああん、はぁああん・・・」
わたしは、身動き取れない格好で、からだをVの形にされて、手を拡げ、太腿を拡げて引き上げられて、ああ、ずっきん、ズッキン、ぐじゅ、グジュ、鈍い刺激が、わたしを捉え、身を悶えさせていかされるのです。
「ほうれ、もっと悶えろ、小百合さん、もっともっと悶えて呻きなさい・・・」

     

竹筆のグリップは、ゴムで作られた亀頭です。わたし、それでぐりぐり、ああ、ぐりぐり、右へ半分回され、左へ半分回され、スポンと引き抜かれて、ぐぐっと挿しこまれる。
「小百合さん、とろとろ、お汁を垂れ流しなさいね、いいね・・・」
大木先生は、丸椅子にお尻をのせて、大股開きで吊り上げたまま、わたしをいたぶるのです。乳首につけられた鈴、ちりんちりんと音をたてます。わたし、身動き取れないまま、ぐしょぐしょに濡らしていってしまう。
「ハああっ、ハああっ、ハああっ・・・」
わたしは、腕と太腿を広げさせられて、苦しく喘ぎ悶えるしか、ないのです。
「いい声だ、いい音だ、女はね、こうするのが美しい・・・」
大木先生は、わたしを責めながら、にっこり微笑んでいらっしゃる。

わたし、顎へ先生の左手が置かれて、顔を上げさせられます。右の手に、竹筆を握ったまま、わたしのチツへ亀頭グリップを半分まで挿しこんでいます。
「小百合さん、ふふ、ご満悦だね、嬉しいかね!」
「ハアア、はああっ、ああっ、ああっ」
竹筆の胴を握った先生の手が、前後に動き、右左にまわされる。わたし、顎を持ち上げられ、口の中へ先生の指が挿入されてきます。わたし、喉がカラカラになった感じで、唾液がぬるぬる出ていて、先生の指をしゃぶってしまって、鈴をちりんちりん鳴らせて、ズッキンズッキンと心臓が鳴り高まっているのです。

「小百合さん、もっと声をあげて、お啼きになってもいいんだよ」
「ああっ、ああっ、はぁああん、ああ、ああいぃ、いぃ、いい、イクぅうう」
大木先生は、三センチ太さの竹筆ブリップを、ぐいぐいと挿しこんで右左に回転させ、そうして引っこ抜いてしまわれます。立てたからだのわたし、グリップがチツ襞を破るように、わたしを突き刺します。
「はは、いいんだろ、いいんだろ、ほれ、ぬるぬるが滴ってるよ、小百合さん」
「ああん、いく、いく、ああっ、イってしまうぅ、ううぅうう・・・」
「さあ、イクか、イクなら、ほれ、イケ、イケ、どうだっ!」
わたし、調教、イク、いく、逝かされる、オーガズムの波がわたしを襲う。
「ああ、いい、いく、いく、いくぅ、うう、ううぅっ、ううううっ・・・!」
わたしは、大木先生の目の前で、お小水を洩らしながら、アクメの頂点に立たされていったのです。・・・大木先生の最初の調教でした。

     









































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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