えろす裕子物語
 第三章-1-
 1〜12 2007.2.24〜2007.3.16

    

-1-

ソファーに座ったまま、佐伯さんと大野木さんに触られていて、さっき撮られたビデオが終わると、わたしは、天井から降ろされた竿竹に手を拡げて括られてしまうのです。
「裕子の恥すがた、うずうずするよねぇ」
2mの竹竿がわたしの肩に置かれ、手首を拡げて括られていきます。そうして竹竿に、絞りの帯でタスキがけされてしまうのです。たんぼのカカシさん、女のカカシさん、ああ、磔刑のキリストさま、わたし、淫乱剤を飲ませれているから、とってもいい気持ちなの。お縛りされて、お仕置きされるのが、わたしをうずうずにしてしまうんです。
「さて、裕子を立たせてっと、いいね、裕子!」
ぐいっ、ぐいっっと竹竿が引きあがっていきます。そうしてわたしは、足裏を床に着けて立ったところで、竹竿が止められてしまうのでした。

「ふふっ、裕子のお仕置き、いいおっぱいだね!」
手を拡げてしまったわたし。胸が拡げられてしまって、おっぱいがぷるぷる盛り上がってしまうのです。わたしは、佐伯さんと大野木さんの前で、裸踊りをさせられるんです。それも手を拡げて竹竿に括られたままなんです。
「女の子って、たぷたぷ、これがいいんだよね」
「特に裕子の乳房は、張があって、握りごたえあるやろ!」
「ぼくはあんまり経験がないんですけど、女の子を触るって、うずうずですよ」
「まあ、たっぷり触ってやりなよ、佐伯クン」
わたしは可愛い牝猫ちゃんです。わたしは、竹竿に手を拡げて括られたまま、ゴーフルめがねをかけさせられます。

     

ゴーフルめがねは、大野木さんの作品です。おちんぽの形をした作品がめがねになっているんです。そのゴーフルめがねに、映像がながされて、わたしは目の前で起こっている光景を見ているようなリアル感に囚われるのです。
「じゃあ裕子、たっぷりお楽しみしなさいね、ぼくたちも楽しませてもらうから」
そういわれて、最初にわたしの目の前に現れたのは、わたしが映っている映像です。最初、わからなかったんですけど、竹竿に手をひろげて括られて、立っている女性が見えたんです。素っ裸のまま手を広げて立たされている女性。それがわたし自身であるとわかって、わたしはショック状態になりました。わたしのライブ映像が、わたしのかけたゴーフルめがねに、見えているんです。

「裕子、何が見えるんだい、くわしく言ってごらん!」
大野木さんが、わたしに声をかけてきていることに、ハッと気がついて、わたしは、呆然、そして恥ずかしい気持ちがわいてきたんです。
「女の子がいるんだろ、どんな格好してるんだ、説明しておくれ!」
ああ、わたし、見ている光景を、言葉で説明するなんて、そんなことできない。恥ずかしくってできない。そう思っているのに、大野木さんは、説明しろとおっしゃるんです。
「はぁ、女のひとが、手を広げて立っていますぅ」
「そうだね、女のひとが手を広げて立っているよ、ね、それで!」
「ああ、括られてるぅ、手を広げて竹竿に括られていますぅ」
「だれだい、その女のひとってのは!」
「はぁ、女のひと、ああ、わたし、わたし・・・」
「わたしって、だれだ、名前はなんてゆうんだ、その女のひと!」
わたしは、ゴーフルめがねに映し出される映像を見て、内容を説明させられているんです。

-2-

わたし、自分の裸姿を見せられだして、とっても昂奮してきます。ゴーフルめがねをかけたわたしの目の前には、アトリエの真ん中に手を広げて竹竿に括られた裸のわたし。磔刑のキリストさまみたいになって、立っています。ああ、裸のまま、すっぽん裸のままです。
「誰が竹竿に縛られて立ってるんだい」
「はあ、ゆうこ、裕子ですぅ」
「裕子が手を広げて、素っ裸で立ってるのが見えるんだね」
「そうですぅ、ああ、裸で立っていますぅ」
大野木さんの質問に、わたし、目を塞がれたまま、いいえ、目の前にわたしを見ながら、答えているのです。
「その子は、いくつだ」
「はたち・・・、二十歳です」
「学生かなぁ」
「そう、大学生ですぅ」
「どこの大学の学生だね、その子」
「はぁ、京京大学の二年生・・・」
わたしは、ビデオに撮られているのを知っています。録音しているんだと思っています。

ああ、突然、目の前の光景が変わります。わたし、ドキドキってしてきます。女の人が、男の人の大きくなったペニスを、ぺろぺろ舐めているんです。目の前で見ている感じで、クローズアップした光景です。
「うう、わぁああ、なに、ああん、すっごい」
わたしは、いきなりフェラしているアップ映像を見てしまって、ドッキンドッキンしているんです。
<ああ、なに、なにするの>
わたしは、フェラしている光景を目の前に見ながら、からだを触られる感じに、ハッと驚いてしまったのです。ああ、おっぱいを触られてる、わたしは感じます。
<ああん、だめ、ああん、あかん>
右膝を持たれて、ぐっと持ち上げられていく感じで、わたしはよろけてしまいます。

     

膝に縄が巻かれている感触に、わたしは、うろたえてしまう気持ちです。
「ほれ、こうすりゃ見えるでしょ、裕子のおめこ」
「片足吊って、片足立ちって格好やね、佐伯クン、好きそうやな」
わたし、佐伯さんと大野木さんがわたしを見て、会話しているんや、とわかります。ああ、わたし、手を竹竿に広げて、片足だけで立っているんです。膝を括った縄が、手を括った竹竿につなぎとめられて、片足だけのわたし、バランスを崩して倒れそうになります。でも、吊られた竹竿が少し傾くだけで、わたしは倒れてしまわない。
「おお、ええ格好になってきたねぇ、裕子のおめこ丸見えやねぇ」
「こうしてなぶってやれば、悦ぶんでしょ、裕子って」
ああ、わたし、恥ずかしい格好にされて見られてる、そう思うと、胸が締めつけられるような、恥ずかしさと快感が混じった気持ちになってしまいます。

フェラの場面が切り替わって、アトリエの光景になって、手を広げて片足で立っている姿を見てしまいます。ああ、足が痺れてくる感じです。括られた手が痺れている感じです。淫乱剤の効き目で、雲の上をさまよっている感じです。
「ほれほれ、裕子の濡れぐあい、どんなもんかなぁ」
佐伯さんがうずくまり、わたしのお股を、手で触りながら、眺めていらっしゃるんです。
「ちょっと暗いな、照明が必要やな」
わたしを見るために、佐伯さんが床からわたしのお股へ、照明を当てるとおっしゃるんです。大野木さんが、手持ち照明器具を、床においてスイッチをお入れになって、ああ、わたしの広げたお股に光が当たって、くっきり見えるようになってしまったのです。

-3-

床に寝そべるようにして、佐伯さんが上を見上げてきます。わたし片足を引上げられて、お股を広げさせられて、床から照明が当てられているんです。
「裕子のおまんこ、開いてあげようね、二十歳だろ裕子!」
「ああん、佐伯さん、そんなに見ちゃいや、ああ、見ないでぇ」
わたしは、竹竿に手を広げて括られて、右膝を吊られてしまっているのです。佐伯さんは、手をわたしのお股に近づけてきて、お股の真下にお顔を置いて、わたしを見上げる格好で、ああ、指で陰唇を開いてくるんです。
「裕子のおまんこ、うう〜ん、ピンク、きれいなピンクやねぇ!」
「ああん、佐伯さん、ああっ、ああっ、いじらんといてぇ」
わたしはゴーフルめがねをかけていて、わたしがされていることが見えているんです。不思議な快感。触られながら、触られている光景がみえているんです。

ああん、カメラが床からわたしのお股を映し出しています。わたし、お薬のせいでふらふら、めろめろ、ああん、淫乱剤、わたしの欲望が、佐伯さんの欲望と重なり合って、もっともっと恥ずかしいことしてほしいって願っているんです。
「指入れるぞ、裕子、一本からだぜ!」
佐伯さんがグーした右手の人差し指を立て、左手を太もものつけ根に置いて、ああ、じゅるじゅるに濡れたおめこに、指を挿しいれて来るんです。
「ううわぁ、裕子、じゅるじゅるだぜ、おまんこ、燃えるようにあったかいぜ!」
わたし、指でぐりぐりっていじられて、、ずっきんずっきん、おなかのなかが煮えてきます。
「ああああ〜あああ〜!」
わたしは、立てた足がガクガクしてきて、立ってられないんです。

     

挿しこまれる指が、一本から二本になって、ああ、親指をクリトリスをこするようにして、人差し指と中指をぐっと挿しこまれてきて、チツのなかの襞を指の腹でこすられていくわたし。
「あああっ、ああああっ、ああああああ〜っ」
わたし、ゴーフルめがねをかけたまま、目を閉じてしまって、わたしの快感に、わたしは翻弄されてしまいます。じゅる、じゅる、ムレムレ、ぽたぽたと指が挿しこまれたチツから、お汁がしたたりだしてきて、佐伯さんの指がヌレヌレになってしまって、佐伯さんったら、ヌレヌレの指を、太ももに塗りつけ、そうして親指でクリを、人差し指でチツを、ああ、中指をお尻に当てて、すぼまった襞をお汁で濡らし、ああ、指を挿入されてきます。

「女の急所、三箇所責め、いいんだってねぇ」
佐伯さんは、わたしの恥ずかしいところをいっぺんに責めたててくるんです。それを見ていた大野木さんが、わたしのおっぱいをまさぐってきます。
「ああ〜だめぇ、あああ〜ん、だめぇえええ〜!」
わたしは、手を広げたまま、片足を吊られたまま、大野木さんに抱きつかれて支えられ、おっぱいをモミモミされてしまいながら、お股を三箇所、佐伯さんに責められているのです。
「はは、裕子、京京大の学生裕子、はは、じゅるじゅるおまんこ、いけいけ!」
「はぁ、ああっ、ああ、あああっ、だめ、ああ、いくいくぅ、ううっ!」
わたしは、意識朦朧、快感が注ぎ込まれる女のからだ、急所をいっしょに責められて、じゅyるじゅるお汁をたらしながら、はぁはぁ、ひいひい、ぐんぐんアクメへ昇っていってしまったのでした。

-4-

縛られたまま、三箇所責めされて、イってしまったわたしはぐったり。楕円のテーブルに座布団が敷かれて、その上に寝かされていました。手を広げて括った竹竿が外され、頭を楕円テーブルの端に置き、足は膝を開いて楕円テーブルをはさんでしまう格好でした。
「裕子はよう感じる子やね、朝から二回もイってしまって、ふふん、あと何回、イけるんかねぇ」
わたしは、三箇所責めでイカサレタ余韻が、まだ残っていて、ああ、淫乱剤の効き目です。からだが火照っている感じで、もっともっと、何回でもしてほしいって、こころが騒いでいるのです。窓からの光が眩しいです。小鳥が二羽、窓の外を横切っていきます。現代美術作家大野木さんのアトリエです。

楕円のテーブルは、大野木さんの作品です。1mの棒に、わたしの手の肘が開かれて括りつけられます。指と指を重なり合わせることができる間隔です。ああ、そうして膝にも1mの棒がつけられていきます。膝をぐっと広げて、1m棒に膝の上が括られていきます。わたしは楕円のテーブルに乗せられ、二本の1mの棒を手と足に渡されてしまったのです。
「いいだろ、裕子、お楽しみだろ、えっち裕子!」
「ああん、こんなんしたら手も足も動かへん・・・」
「そうだよ、動かないんだよ、それでいいんだよ!」
佐伯さんと大野木さん、わたしを楕円テーブルに座らせ、膝を括った1m棒と肘を括った1m棒を、合わせて両端を括ってしまうのでした。わたしは前のめりになり、膝を広げた1m棒がテーブルに着いてしまいそう。そうして重ねて括られた二本の1m棒が持ち上げられて真上になったとき、わたしは、太ももを開いたままV字になっているのでした。

     

「ふふ、いい格好だね、裕子」
楕円テーブルの縁、わたしの前に、大きな鏡が斜めに立てかけられます。
「裕子がね、裕子をね、鑑賞しながら悦ぶ装置、鏡だよ!」
楕円テーブルの両脇に電動式の支柱が立てられ、1m棒の両端がのせられます。まるで洗濯物を干す竿のようになったわたし。
「ねっ、裕子、えろす恥恥マシーンってゆう作品だよ!」
わたしは、大野木さんが制作された<えろす恥恥マシーン>に装着されて、現代美術作品として鑑賞されるのです。

「このマシーンが、大野木先生の最新作ですね、新春初公開ですね!」
「ううっ、裕子がセットされると、こりゃぁリアルだね!」
「ああん、せんせ、わたし、どうすればいいんですか・・・」
「ははっ裕子、裕子は悦べばいいだけだよ!」
大野木さんと佐伯さんが、わたしをえろす恥恥マシーンにセットしてしまって、ああ、手に透明の筒を握っていらっしゃる。太さ5cmはあるような、長さは10cmはあるような、1cm大の穴がいくつもあけられた透明な筒です。
「これが付属品、穴あき透明筒とバイブと収集瓶セットだよ」
「つまり、裕子の秘汁収集ってわけですな」
わたしは、大野木さんが手に持たれた三点セットを見てしまって、恥ずかしい気持ちで、いっぱいになってしまいます。

-5-

1m棒に膝を広げて括られた裕子の中へ、透明穴あき筒が装着されていきます直径5p。陰唇をひろげ割って、チツの入り口に透明穴あき筒が押しつけていく佐伯さんです。鏡に映ったその姿をみて、わたし、怖くなってしまいます。でも、からだがふわふわ、淫乱剤のせいで、わたしは夢見ごこちで、ふわ〜っとその光景をみています。
「ちょっと太くて、ずぼっと入らないぜ、なあ裕子」
佐伯さん、透明穴あき筒を、わたしのチツに押し当て、ちょっと困ったって顔付きで、わたしに言ってきます。わたしは、そんなぶっとい筒なんか入れないで、って半泣きになっています。手も足も動かせないわたし。広げられたお股。ああん、囚われた野獣がとめおかれた格好。手と足を棒に括られ吊られてしまったわたし。

「入り口入れば、あとはずぼずぼ、女はそうなっとる」
小野木さんが、どうしようかと迷ってらっしゃる佐伯さんに言っている。
「強引にいれちゃおか、痛くないんかなぁ」
「はは、佐伯クン、痛がらないよ、女ってのは、締まって悦ぶんだぜ」
穴あき筒の片縁で、わたしのチツを押し開き、そうしてぎゅっと開くようにして5cm筒を強引に挿しこみだす佐伯さん。
「ああ、ああ、ああっ、きつい、ああ、きつい」
わたしは、痛みは感じません。ぐっと開けられる圧迫感を、ずきずきっと感じます。強引に押し広げられて、数センチ、透明穴あき筒が挿しこまれて、中を覗かれる佐伯さん。

     

「ううわぁ、裕子のおまんこのなか、ナマみるの初めてだよ、すっげえ!」
「はは、ゾクゾクするやろ、佐伯クン、じっくり見てやりな」
わたしは、じくじく、じゅるじゅる、チツのなかを覗き見られている恥ずかしさで、からだのなかがぐじゅぐじゅになっていく感じを、味わっています。
「ぐっと挿しこんでやりな、佐伯クン!」
ああ、わたし、ぶっとい透明筒を挿しこまれてきて、鈍い痛み、苦痛、そんな感じよりもずきんずきん、じゅるっじゅるっ、圧迫される感じに悲鳴をあげてしまいそう。ぐっとこらえているわたし。
「ううわぁ、裕子の奥の壁が見える、ううわぁ、すっげえ、すっげぇ!」
ぐぅうっと挿しこまれた5cmの透明穴あき筒が、わたしのチツを押し開き、中が丸見えになっているのです。わたしは、もう昇天してしまいそう。わたしだって初めてなんです。

透明穴あき筒がぜんぶ埋め込められて、ぱっくり開いてしまったチツに入り口が被さり、筒を少し隠してしまっています。ああ、わたしに、ぶっとい筒を挿しこまれた、えろす恥恥マシーン。筒の穴へチツ襞がとびだしそうになっているんです。こうして広げられたわたしの中。わたしは、えろす恥恥マシーンの臨床実験台なんです。
「こうして開いておいて、バイブで撫ぜてやれば、お汁が出てきて溜まるやろ、中に溜めておいて、下向ければ、とろとろ流れ出してくるやろ、それをこお瓶で受け留める・・・」
大野木さんが、えろす恥恥マシーンの使用説明をされているのを、わたしも聞いてしまいます。わたしは、淫乱剤の効き目で、怖くなんかないんです。

-6-

えろす恥恥マシーンをつけられたわたし。お尻の芯を楕円テーブルに置いて、肘と膝が1m棒に拡げて括られているわたし。わたしの拡げたお股の前に、鏡が立てかけられていて、ああん、嫌やゆうても目を開いていたら、わたしのお股の様子が見えてしまいます。恥恥マシーンは、ぶっとい透明の筒です。わたし、チツに埋め込まれてしまって、ぱっくり開かれたまま、ああ、奥の奥まで見えてしまうんです。
「バイブ入れる前に、ようく観察しときなよ、佐伯クン」
大野木さんに言われた佐伯さんが、わたしのお股を覗き込んできます。鏡に佐伯さんの頭の後ろが映ってしまいます。わたしは、見られていることに、恥ずかしい気持ちと、恍惚とする気持ちが入り混じって、足を閉じてしまいたい。

「おおっ、裕子のおまんこの中、うむぅ、お汁がもう溜まりだしてるね」
「はぁ、ああん、佐伯さん、ああ、見ないで、わたし、ああ、恥ずかしいです」
「ははん、裕子のおまんこ、こ〜いピンク、いやぁ、あかい?」
「ああん、そんなぁ、ああ、だめぇ」
わたしは、覗かれていると思うと、からだの中がじくじくと感じてくるんです。
「子宮って、ぅうん、ぽっこりな丘なんだね、こっからとろとろ汁が出るってゆうけれど・・・」
佐伯さんが、穴あき透明筒で拡げられたなかへ、指を挿しこんできます。筒の内側を撫ぜてきて、1cmの穴に指を挿しこむんです。ああ、わたし、チツ襞を撫ぜられて、鈍い刺激がジンジン伝わってきます。

     

わたしはなかば朦朧としています。淫乱剤の効き目で、からだの中が火照っているのがわかります。じくじく、じゅるじゅる、ああ、触ってほしいです。触ってぶちゅぶちゅ、わたしをイカセテください。ああ、わたしを弄って逝かせてください。
「裕子、いいね、バイブを入れてあげる、ね」
根元に四本の細紐がつけられたバイブレーターを、佐伯さんがわたしに挿しこんできます。柔らかい素材で作られたバイブです。穴あき透明筒のなかへ挿しこまれ、細紐が巻かれて、わたしは紐パンティを穿いたようになります。そうしてバイブのしたにスプーン大のヘラがついた瓶をセットされてしまいます。
「ああ、ああん、恥ずかしいですぅ、こんな格好のマシーン、ああ、わたし、恥ずかしい!」
「ねえ、裕子、たっぷりお汁を出して、この瓶に溜め込むんだってねぇ、いいアイデアだねぇ」

わたしのからだが立てられていきます。1m棒を挟んだ支柱が、ぐっと前のめりになって、わたしのからだも前のめりです。お尻が浮いてしまい、小さな丸椅子がさしこまれてきて、わたしを支えます。わたしは爪先をテーブルに着いた格好で、お尻を上げて丸椅子に座った格好。ああ、お股が斜め下にむいてしまって、鏡がお股の下に置かれてしまいます。
「じゃあ、裕子、たっぷりお楽しみだね、スイッチオン」
「わわぁ、わわっ、わぁああ〜ああ〜!」
ぶりんぶりんとバイブがくねりだしてきて、わたし、穴あき筒のなかを振動が伝わり、びりんびりんと感じ出してきて、ああ、バイブの威力で、わたしお乳を搾られるように、チツのなかの襞から、恥のお汁を搾りだされていくのです。

-7-

えろす恥恥マシーンをつけられ、スイッチが入れられて、わたしはお腹の奥がジンジン痺れてくるのがわかります。ぐっと拡げられたチツの中、収縮する襞が穴あき筒を締めていき、湧きだすお汁が搾りだされてしまうのが、じくじくと感じてしまうのです。
「はぁ、ああ、ああ、ああ〜、ひぃいい〜!」
「裕子、もっともっと、もっとお鳴き!」
楕円テーブルにセットされた支柱に手と膝を拡げて括った棒が支えられ、おしっこするような格好で、わたしのチツから恥汁が搾りとられているんです。バイブレーターがびゅんびゅんと蠢いて、びりびりとわたしを破ってくるように、とろとろと秘汁をながしだしているわたし。
「ああ〜ん、ああ〜ん、はぁああ〜ん」
わたしは、もうからだを抉る刺激で、崩れてしまいそう。

「美術作品ですねぇ、大野木先生、リアルな作品ですねぇ」
「ははっ、ぼくのテーマはエロスだからね」
「エロス満点、世界の注目ですね」
「そうだね、ぼくの作品は、日本では発表できないし、ね」
「ニューヨークあたりか、アムステルダムあたりか、どちらかですね」
えろす恥恥マシーンで臨床実験されているわたしを見て、大野木さんと佐伯さんが、その反応を話題にしていらっしゃるのです。
「男も女もよろこぶ作品、さすが大野木先生!」
ああ、わたし、チツのなかが広がったまま、グジュグジュになって、秘汁がとろとろ、ああ、とろりとろりとしたたり落ちてきています。

     

女も男もよろこぶ作品。えろす恥恥マシーンを、わたしは体感しています。バイブだけでチツをなぶられる感触とは違います。究極の快楽を求めて作品つくりをされている大野木さん。わたしは、その実験台をつとめる助手なんです。ああ、淫乱になる薬を混ぜられた黒砂糖蜂蜜を飲み、それにお水をたっぷり飲んでしまったわたしです。5cmの穴あき筒を埋められて、バイブでぐりぐり刺激され、とろとろ流れる秘密のお汁。透明瓶に溜められていく秘密のお汁。ああ、わたし、野獣の牝になったように、呻き悶えて垂れ流しているのです。
「あああ〜ん、ひぃい、いい、いい、ああ、いい、あああ〜ん!」
「裕子、もっともっと、快楽に酔いなさい、もっともっとだ!」
「ああ、だめ、だめ、ああ、わたし、あかん、あかん!」
わたしは、もうめろんめろん、快感の味以外にはなにもわからない。

「成功のようですな、えろす恥恥マシーン!」
「そうだね、裕子の快感うねりを見るかぎり、成功だろうね!」
ああ、逝きそうで逝かないんです。オーガズムの一歩手前を、ああ、昇ったり降りたり、女のからだを翻弄してきて、快感、最高の快感を求めて、じゅるじゅるになりながら、アクメを迎える寸前です。逝く瞬間が、逝く瞬間の、逝く瞬間に、ああ、スローモーションのように、アクメを迎え続けている感じ。ああ、最高の瞬間が、いつまでも何時までも続いていくような夢の中です。
「ぽたぽた、じゅるじゅると溜まっていきますなぁ、裕子の秘汁!」
「見ごたえあるねぇ、男冥利に尽きるなぁ!」
「ああ、あああ、イカセテ、ああん、イカセテ、ホシイですぅ、ああ〜!」
わたしは、快感の限界を超えていく中で、夢うつつで、喘ぎ悶えるお声を洩らしているのです。

-8-

恥恥マシーンでオーガズムを迎えた瞬間、秘汁が一気に吹き出てしまい、それに小水も噴かせてしまったようでした。アクメへ昇っているところまでは覚えていて、気が遠くなり、そうして気がついたときには、わたし、手を括られた棒と膝を括られた棒が、離されていて、わたしは縦長の寝台に寝かされていました。ああ、手と足を開いたまま、わたしはぐっすり寝てしまったようでした。目が覚めて、時間がわからない。大きな窓のそとが暗いから、もう夜なのかも知れない。寝台に寝かされたわたしにピンクの毛布が掛けられていました。
「お目覚めだね、裕子、ぐっすり眠っていたねぇ、もう夜8時だよ!」
佐伯さんが、わたしの目覚めに気がつかれて、アトリエへ入ってこられたんです。

「すざましい昇り方だったねぇ、裕子の昇天のしかた!」
「ああ、佐伯先生、いらしたんですか・・・」
わたし、佐伯さんの顔をみて、急に淋しくて空しいような気持ちがこみあげてきました。わたしはエッチな女の子。なんでこんなとこで、こんなんされて、嬉しいんやろ・・・。ふっとそんなことが浮かんできて、生きてるのんが辛い、みたいな気持ちになってしまったのです。
「淫乱薬が切れてしまって、裕子は、頭が聡明になったん違う?」
佐伯さんがおっしゃって、わたし、いつものわたしに戻っているって感じます。
「裕子の溜めたお汁だよ、これ」
佐伯さん、ガラスの小瓶に半分ほど溜まった、にごった液体を見せます。わたしは、興味とゆうより恥ずかしい気分です。

     

「じゃあ裕子、夜のお楽しみをはじめようね」
アトリエには、佐伯さんとわたしだけです。大野木さんの姿はみえません。寝台の毛布が取られ、わたしはからだを起こされ、そうしてうつ伏せにされていきました。
「裕子って、可愛いねぇ、きれいな肌してるしねぇ、乳房もお尻も、ぷりぷりしてるんだねぇ」
手の肘を括った棒が外されたけど、膝を拡げて括った棒は外してもらえません。
「裕子を占有したい、ぼくが面倒みたい、そう思うんだけど、裕子はどうかな?」
佐伯さんは東京に住んでいらっしゃる美術評論家さんです。わたしを占有したいって佐伯さんにゆわれても、わたしは京都にいる学生です、困ったな、です。

「月にいっかいぼくが京都へ来て、裕子が月一回東京へ来る、それでこんなことしたい!」
わたしは、ええともあかんともいいませんでした。大野木さんの助手で15万円のお手当てを頂いていて、からだの関係ができてしまったんですけど、わたし、どうしたらええのかわからなかったんです。
「まあ、そうゆうことにして、今夜は、ぼく一人だよ!」
そういいながら、佐伯さんは、寝台に俯いて寝そべったわたしの手首を括りつけ、天井から降ろされた滑車のフック留めてしまい、お尻をぐっとあげさせてしまいます。
「ぼく、裕子にこんなことするのが好きなんだよ」
わたしは、手首を括られて、膝を開いたまま、お尻をもちあげてしまって、肩を寝台にくっつけた格好にさせられました。
「ああ、佐伯さん、こんな格好、ああ、だめですぅ」

-9-

お尻を高く持ち上げて、膝をぐっと開かされたわたしは、佐伯さんの検査を受けることになります。佐伯さんはお医者さん。わたしのお股を検診される。わたしの後ろへまわられた、佐伯さんの声だけが聞こえます。
「ううぅん、裕子、陰唇まわりに毛が生えているんだね」
「はぁ、わたし、毛深いんです」
わたしは、手首を背中に括られて、膝は1m棒で開かれています。佐伯さんにはわたしのお股が、丸見えなんです。
「ああっ、いたいですぅ、ああ、痛い!」
佐伯さんが、陰唇のまわりに生えた毛を一本、つまんで抜いてしまわれる。わたしは、ピッと痛みを感じて、おもわず声に出してしまったのです。

「じゃぁ、裕子、この毛を切ってあげようかね!」
佐伯さんがハサミを手にして、わたしの余分な毛を刈ってしまうとおしゃるのです。わたしは、佐伯さんにお任せするしかありません。ああ、恥ずかしい処を見られている。そう思うと、ずきずきっと感じてしまいます。
「ああん、ああん、佐伯さん・・・」
チョキ、チョキって、わたし、余分な陰唇まわりの毛を一本づつ引っ張られて、根元からハサミで切られているのです。佐伯さんは、陰唇の内側へ指を入れ、皮膚を盛り上がらせ、陰毛を一本一本切っていかれます。わたし、チツの入り口を触られる感じで、その感触でうずうずっと感じてしまいます。
「裕子のお股を、ね、きれいにしてあげているんだよ、動いちゃだめ、じっとしてなさいね」

     

佐伯さんは、チツの入り口から指を入れて、ぐっと皮膚を盛り上げて毛を切るとき、指腹で少し内側の襞をこすってしまわれて、わたしに秘汁を滲みださせます。わたし、毛を切られる気持ちよさと、チツの内側をなぶられる気持ちよさが入り混じって、じゅるじゅるっと秘汁を滲み出してしまう。いい気持ち。うずううしてくるいい気持ち。すっかり毛を切ってしまわれた佐伯さん。わたしは嫌らしい処やと思っているのに、その唇の形を褒めてくださるのです。
「ピンクあめ色、でもちょっと先が黒ずんでるんやね、裕子の唇かわいいね!」
「はぁ、ああん、佐伯さん、おしゃらないでください、わたし、恥ずかしい・・・」
佐伯さんは、かわいい唇やといいながら、太ももを拡げてお尻を高くしたわたしの股間の真ん中へ、顔をすり寄せてきて頬ずりされる。

背中を上向かせて肩を寝台にくっつけたわたし。その後ろで寝台にまたがった佐伯さん。後ろから太ももの間へ手を入れて、そうして伸ばしてきて、おっぱいをまさぐりだす佐伯さん。1m棒に膝を開いて括られたわたし。お尻をぐっとあげたわたしの股間へ、顔をすり寄せ、匂いを嗅ぐようにしてお鼻で、秘唇のなかをぐりぐりとまさぐられるのです。
「ふぅん、いい匂い、裕子のおまんこ、いい匂い!」
「ああん、えっちなこと、ああん、佐伯さん、そんなんしたら、ああっ」
佐伯さんの舌が、割れ目のなかに挿入されてきて、ぺろぺろって舐めてきて、秘汁をお吸いになるんです。わたし、恥ずかしい気持ちとむずむずする気持ちと、ああん、後ろからおっぱい揉まれて、チツに舌を挿入されて、身悶えてしまいます。

-10-

膝を拡げてお尻をあげて、わたし後ろの佐伯さんに、おっぱい握られたまま、お股の真ん中を舐められていて、舌がチツの中まで入れられて、じゅるじゅるされて、ああ、もう我慢ができない。ああん、ああん、わたしは寝台に肩をすりよせて、お声を洩らしてしまいます。
「裕子のおまんこ、ううぅん、お蜜たっぷり、うまいよ!」
佐伯さんの声が、わたしをじゅくじゅくさせてきます。わたしは背中で手首を括られたまま、滑車のフックに引上げられて、膝に1mの棒を通されたまま、お尻を突き上げているのです。
「裕子のまん丸お尻、ううぅん、むっちり締まったお尻だね!」
手の平をぺたんと当てて、わたしのお尻を撫ぜながら、佐伯さんがおっしゃいます。

高くあげさせられたお尻を、たっぷり触られ、お股の真ん中をたっぷり吸われて舐められたあと、佐伯さんに、ひろげて括った膝の棒を引っぱります。わたしは寝台に伏せって寝る格好になってしまいます。佐伯さんは、1m棒の真ん中に紐を巻きつけ、滑車から降ろされたフックに結んでしまわれるのです。
「ああん、佐伯さん、背中が、ああん、背中が・・・」
わたしは、ひろげた膝が持ち上がって、背中に反り返るようにされてしまって、少し弓なりになってしまって、背中が痛いと感じたのです。
「裕子、どうだね、いい格好にしてやるよ!」
寝台に足を拡げて寝そべったわたしは、フックに紐を括ったまま、ぐいぐいと持ち上げられてしまったのです。

     

「ほうら裕子、いい格好やろ、たっぷり可愛がってやるから、ね」
佐伯さんは、わたしのお腹が寝台に少し着く格好で、肩を持ち上げ、太ももを反りかえらせる格好に留め置かれたのです。
「ふふ、可愛い牝の子猫ちゃん、裕子をたっぷり可愛がるってさ!」
「ああん、こんなの、痛いよぉ、ああん、足をほどいてぇ」
1mに拡げた膝が、じんじんと痛むような感じがして、わたし、ほどいてほしいとお願いします。ああ、お願いしてほどいてもらえるはずもないのに、わたし、お願いしてしまいます。

「さあ、裕子、どこを弄ってあげようか、おっぱいかおまんこか、ええっ?」
「ああん、そんなんあかん、こんな格好でさわったらあかん・・・」
わたし、手首を背中で括られて、足を1mに広げて、反り返ってしまって、おっぱいもお股も、寝台から浮いてしまっているのです。佐伯さんは、そんなわたしのからだを90度回転させてしまわれて、わたしはお腹が寝台に着くだけにされて、お洋服を脱いだ佐伯さんが、寝台にあぐら座りです。
「裕子をこんなにして可愛がれるとは、いい正月やぜ!」
「ああん、佐伯さん、わたし、ああ、可愛いですか・・・」
「可愛いよ裕子、ぴちぴち裕子、中野愛よりもっと可愛い!」
セクシーなタレントさん中野愛より可愛いといわれて、わたしは縛られながらも、嬉しい気分です。

-11-

寝台のうえに反り返ったわたし。後ろ手に縛られ、おっぱいが絞られているわたし。膝を1mの棒に広げられて括られたわたし。手首を縛った縄と1m棒を括った紐が、天井から吊られた滑車のフックにまとめて留められ、ぐいっと持ち上げられてしまって、わたし、お腹だけが寝台にくっついているんです。
「どこから可愛がってほしいんだね、裕子!」
反り返ったわたしの横にいる胡坐座りの佐伯さんが、わたしの顔を撫ぜながら聞いてきます。わたしは、あごを上向かされて、答えることも出来ないんです。
「ふふ、おっぱいか、おっぱいとお股やね、裕子の好きな処!」
縄で絞りだされたおっぱいを、佐伯さんは手指で撫ぜるように包んできます。
「はぁ、ああ、ああ・・・」
佐伯さんの指が、皮膚が張ったおっぱいを撫ぜてきて、わたしびりびりって感じてしまいます。

「ほれ、ね、縄で絞ったおっぱいだ、張があってつるつる、すべすべ!」
わたしは、ツンと立ってしまった乳首を、佐伯さんの指にはさまれ、軽く揉まれてしまいます。ピリピリっと刺激が伝わってきて、わたし、うめき声を洩らしてしまう。おっぱいをぐっと突き出したような姿勢のわたし。乳首を爪先で弾かれてしまうわたし。
「ああ、ああ、ああん、はぁああん」
佐伯さんは、おっぱいを触りながら、お尻を撫ぜてきます。ざらざらした感触の佐伯さんの手の平です。わたし、こそばゆいというより、ゾクゾクって感じです。足の根元でへこんだお尻を撫ぜられて、お尻の割れ目からお股へと手の平が移っていきます。

     

おっぱいを右手に包まれたまま、お股に手を挿しこんでくる佐伯さん。
「どれどれ、裕子の濡れぐあい、どんなもんだろな!」
三本の指を開いたお股にあてがって、陰唇の外に二本をおいて、真ん中の指をわたしに挿しこんでくる佐伯さん。
「ああ、ああん、だめ、ああん、入れちゃだめぇ」
わたし、からだを動かそうと反応するけれど、広げられたお股を閉じることも出来なくて、挿しいれられる中指のどろどろした刺激で、からだの芯がえぐられてしまう感じです。わたしは、おっぱいとチツの中を責められて、ぐっとこらえて歯をくいしばり、からだを悶えさせてしまう。

「裕子はよう濡れる子やね、お汁がしたたってきてるよ、じゅるじゅる!」
佐伯さんの指が、チツ襞をこすってきて、わたし、お小水を洩らしそうな感じにたかまっていきます。佐伯さんは、わたしのようすを言いながら、吊られて反り返ったわたしを、お責めになっているのです。
「ああっ、あかん、あかん、ああん、おしっこが、ああ・・・」
わたしおしっこが洩れそうで、ああ、洩らすこともできないんです。チツからとろとろのお汁を流しだしても、おしっこが洩れない感じで、わたし、悶えているんです。おっぱいとお股をいっしょになぶられて責められるわたし。わたしは、佐伯さんにお尻を向けるように、回転させられてしまいます。

-12-

「さあ、裕子、このまま本番だよ、いいね!」
わたしの後ろから、佐伯さんがペニスを挿入するというのです。わたしは、もうへとへとです。手首を後ろに括られて、膝を1m棒に拡げられて反り返っているわたし。手首と膝を滑車に吊られ、お腹の皮がシーツについてるだけのわたし。おっぱいが縄で絞りだされてピンピンになっているんです。佐伯さんが、後ろから手を伸ばして、わたしの反り返る胸をまさぐってきます。足を拡げてわたしを包みこみます。そうして、わたしのお股へ、ペニスを挿しこんでくるのです。
「いいねぇ、裕子、こんな格好でぶち込めるなんて、最高だよね!」
「ああっ、ああっ、ああ〜ん!」
反り返ったわたしのからだ、そのチツへ、佐伯さんのペニスがぶすっと挿しこまれてきて、わたし、おもわず悲鳴のような喜悦声をあげだしてしまう。

右手で括った手首を持ち支え、左手でおっぱいを撫ぜあげる佐伯さん。腰をぐぐっとわたしに近づけ、ペニスをぶすぶすっと挿しこむ佐伯さん。わたしは顔を振るだけの自由で、からだの中へ注入される快感に、気が狂いそうになってあえいでしまう。
「ほれほれ、裕子、もっともっとしてやるぜ!」
乳首をきゅっと指にはさんで揉んでくる佐伯さん。ペニスをぐっと挿しこんだまま、背中の手首を引上げる佐伯さん。
「ああ、ああ、ああん、だめ、だめ、ああ、あああ〜!」
わたしは、ズキンズキン、じゅるじゅると秘汁を汲みだしながら、得体の知れない快感に、からだが壊れそうになっているのです。

     

明るいアトリエの寝台で、わたしは縛られたまま、佐伯さんのペニスで、アクメを迎えていきます。ブスっと挿しこまれるぶっといペニス。反り返ったからだのわたしを、つんざく刺激です。ジュルジュルになったチツへ、無理に挿し込められるペニスです。チツ襞がべっとりペニスにまつわりついて、からだの芯まで届く強烈な快感です。
「あああ、あああ〜ん、ああああ〜ん!」
わたしは、快感にほんろうされて悲鳴の声をあげているんです。
「裕子、イってもいいぞ、ほらほら、いいだろ!」
「ああ、あああ、あああ〜ん!」
わたしはもう限界に近づいて、アクメの坂をどんどん昇っていきます。

縛られて反り返ったわたしを玩具のようにして、からだとこころの快感を得られる佐伯さん。二十歳のわたしを、まるで子猫を可愛がるように、もて遊ばれる佐伯さん。ぶすりぶすりとペニスを挿しこみ、喜悦の悲鳴をあげるわたしを感じて欲望を満たしていかれる佐伯さん。
「ほれほれ、裕子、もっと鳴け、もっともっと悦べ!」
「ああ、いくいく、ああ、ああ、いくぅ、ぅうわぁああ〜!」
わたし、からだがピクピクと痙攣しだして、オーガズムを迎えてしまう。
「ほらほら、逝け逝け、裕子!」
「ううわぁあああ、ああっ、わぁああああ〜!」
わたしはもうじゅるじゅる、全身が張り裂けそうになって、どばどばと秘汁を垂れ流しながら、アクメを迎えてしまったのです。





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えろす裕子物語





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