小説:恥ぢらい日記

かおりんこ



かおりんこ
  
  小説:恥じらい日記-2-
   11〜15 2009.6.14〜2009.6.20

     

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<山戸クンのワンルーム>

それからぁ、わたし、山戸クンと三日に一回ほど会っていました。ラブホ使うとお金もかかるから、山戸クンのワンルームへ行ったり、山戸クンがわたしのワンルームへきたり。そいで、週に二回ほど夕方から会って、お泊まりするのは引けるので、夜中になるけど、午前1時とかぁ、2時とかぁ。
「ほんで、かおりんこわぁ、あしたのゼミ、でるんやろ」
「うん、出るよ、朝からやからぁ、今夜わ、10ごろ帰るわ」
午後5時です。山戸クンのワンルームは、わたしのとこからちゃりんこで、5分くらいのとこ、竜安寺の前のみちを南へいったとこにある学生マンションのワンルーム。
「ううん、ああん、まだやってばぁ、いま、来たとこやん、ちょっと待ってよぉ」
到着してまだ数分しか経ってないのに、山戸クンわ、小さなキッチンに立ったわたしを、うしろから抱いてきちゃう。

四畳半のフロアにバストトイレキッチンスペースがある山木くんのお部屋。狭くってベッドと机とで、もうお部屋は満杯。畳一枚分ほどのフロアにカーペットが敷いてあるんです。そのよこは木製ベッドで、頭に柵がついています。
「ああん、まだやってばぁ、ああん、だめ、もうちょっとあとで・・・・」
立ったまま後ろから抱かれて、そのまま後ずさりする感じで、ベッドのとこまで連れられて、といっても数歩ですけど、わたし、ああん、だめだよぉ、立ったまま。
「ふうん、かおりんこぉ、おれ、すきなんやからぁ」
後ろから、ぎゅっと抱きついてきて、スカートのうえから、お股へ手をあて、シャツのうえからおっぱいへ手をあて、もぞもぞ動かしてきて、ああん、わたし、痴漢される感じで、身をちじめて、まえ屈みになって、こころもち抵抗しちゃう。

二人だけのお部屋やのに、山戸クンわ、わたしを後ろから抱きしめ、スカートのスソから手入れてきて、スカートをめくりあげてきて、ああん、白いパンティを露出さしてしまうの。それで、そのまま、パンティのうえからやけど、手をお股の中へ挿しこんできて、股間を、つまんだり、撫ぜたり、してきちゃう。
「ふううっ、かおりんこぉ、おれ、すきやぁ、かおりんこぉ」
「ああん、やまきくぅうん、うち、かって、すきやけどぉ」
そいで、もう一つの手、具体的にゆうと、タンクトップのシャツのスソから右手入れてきて、ブラの上部から手入れてきて、おっぱいを触ってくるんです。わたしわ、手を後ろへまわして、山戸クンが密着させてくる腰を、触ってあげる。ジーパン穿いたままやから、ごわごわしてる腰を、触ってあげて、そいでも、ぷっくらを感じたりして、わたし、ああん、山戸クンのジーパンのジッパー降ろしてあげて、なかへ、右手、挿しいれてあげちゃう。

     

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山戸クンのおちんぽ、ぷっくらしてる。後ろに手、まわして、ジッパーおろして、手入れると、山戸クンのおちんぽに触れちゃうの。硬いようなぁ、まだ柔らかいようなぁ、うん、そいでも、わたし、手に握る感じで、ジッパーの間から抜き出してあげて、握った手をぎゅっと押しこんであげる。
「ううっ、かおりんこ、おおっ」
後ろ向きのまま、おちんぽ握ってあげると、山戸クンわ、後ろから抱いているわたしのおっぱいを触ってきちゃいます。シャツのスソをめくりだして、ブラを露出させてしまって、ブラの上部から手を入れてきて、ああん、おっぱいへ直接触りなの。そうして、スカートをめくりあげてきて、腰のパンティのゴムのとこから、手入れてきて、ああん、お股の間へ、手を挿しこんできて、ぺったし、触ってきちゃうんです。
「ああん、やまとくぅうん、うち、ああん、だめよぉ」
わたしわ、後ろ向きで山戸クンのおちんぽ握って、山戸クンわ、わたしを抱いてくれて、お洋服を着たままのわたしへ、おっぱいとお股を触っているんです。

「ああん、ああん、だめぇ、だめぇ」
わたしわ、後ろから抱かれたまま、からだを揺すっちゃう。でも、山戸クンのおちんぽわ、握ったままです。
「ふううっ、ああっ、かおりんこぉ、おれ、がまんでけへんっ」
三日ぶりにする山戸クンわ、がまんでけへんって言って、とっても昂奮してる感じで、息が荒くなっていて、握ってるおちんぽが、ピンピンになってるのがわかるんです。
「だからぁ、おれぇ、してやるよ、かおりんこぉ」
後ろからだかれたまま、わたし、パンティ脱がされてしまって、そのままベッドの縁へ両手をおく格好にさせられ、足を開かされて、お尻を持ち上げるようにされてしまいます。
「ううん、ああん、もっとゆっくりして、それからぁ」
わたしの気持ちよか、早くしたいと急いでる山戸クンです。

ベッドの縁へ手をつき、足をひらいて、お尻をもちあげているわたし。山戸クンわ、ジーンズを脱ぎ、ブリフも脱いで、わたしの腰を後ろから、抱き抱えるようにして、じぶんの腰をこすりつけてきて、ああん、なんの前触れもなくて、わたし、まだ濡れてなんかいやへんのに、山戸クンったらぁ、せっかちぃ、ぼっきしたおちんぽを、わたしに、ぶすっ、挿しこんできちゃうの。
「ああん、まだ、ああん、いたい、もっと、ゆっくりぃ、してよぉ」
後ろから、挿入されるわたし。まだ、濡れてないから、ぎすぎすする感じで、詰まってくる感じで、ああん、それでも、わたし、じ〜んとなってきちゃいます。
「ううっ、わぁああっ、かおりんこぉ、おれ、ううっ、そんなにぃ、締めるなよぉ」
ぶすん、山戸クンのおちんぽ、後ろから挿しこまれてきちゃって、わたし、ベッドに顔を伏せるほどになって、お尻がつきあがる感じになって、ああん、足をぎゅっと開いたままで、山戸クンが、おちんぽを、ぶすぶすっ、挿しこんできてるんです。

     

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ああん、山戸クンのワンルームへきて、まだ10分も経ってないのにぃ、もう後ろからぶすって挿しこまれちゃってるわたし。まだパンティだけしか脱いでないわたし。シャツとブラをめくりあげられて、胸の上部で留められちゃって、スカートめくられちゃって、お尻丸出しにされちゃって、あし、開かされて、お尻持ち上げさせられて、わたし、ああん、後ろから、山戸クンが、ぶすん、ぶすん、してきていて、ぎしぎしやったとこが、濡れぬれしてきてる感じで、ぶっすり、スムーズに入るようになってきたみたい。
「ううん、ううん、ああん、ああん、やまとくぅうん、ううううん、はぁあん」
「ええねん、ああっ、かおりんこぉ、ううっ、ぬれてるぅ、ううっ」
わたし、山戸クンの表情は見えないけど、お声が、疼いてる感じで、うわづってる感じで、悶えちゃってる山戸クン。

「ううっ、ああっ、ああっ、ああん」
山戸クンのシングルベッドは、男のにおい。男の匂いって、ちょっとカビ臭いような、三ツ矢サイダーみたいな、匂いなんやけどぉ、わたし、顔を、ベッドに埋めちゃって、お尻を高く持ち上げて、足を開いてるぅ。
「ううううっ、ああ、ああん、やまとくぅうん、うち、ああ、いい、いいっ」
ああん、山戸クン、後ろから、ぶっすり挿しこんだまま、脇腹からわたしのおっぱい、ああん、手をかぶせてきて、ゆさゆさ揺すりだして、そんなことしながら、勃起したおちんぽで、わたしを、後ろから、づんづんと突いてくるんです。
「ううっ、かおりんこ、おっぱい、ううっ、やわらかいねぇ」
モミモミしてくれてる山戸クン。ゆさゆさ、ゆすれるわたしのおっぱい。そいで、後ろから、ぶすぶす、じゅるじゅる、おちんぽ、挿しこんで、抜いてきて、挿しこんで、抜いてきて、挿しこんでから腰をぶるぶる動かして、そうして引き抜いてくれる山戸クン。

午後5時過ぎといっても、6月の今わ、まだすっごく明るくて、窓から入ってくる光が、眩しいくらい。山戸クンの六畳間のワンルーム。ベッドがあって、机があって、本棚とハンガーが置いてある狭いお部屋。わたし、山戸クンのワンルームで、ああん、えっちしてるぅ。畳一枚分くらいしか空いたとこがない床。ベッドに顔を埋め、床においた足を開けて、ああん、後ろから、ぶすん、ぶすん。前触れなくていきなり、パンティ脱がされて、後ろから、ぶすっとされて、最初きちきちやったけど、ああん、もう、スムーズに挿入できる感じで、わたしかって、ずんずん、じんじん、感じだしてきちゃっています。
「おおっ、ほらぁ、かおりんこぉ、ええ感じやろ、感じるやろっ!」
足を踏ん張って、腰を突き出してきて、わたしへ挿入してきて、ぐりぐりしてる山戸クンが、わたしに、背中からぁ、呼びかけてるぅ。もちろん、わたし、ええきもちだよぉ。

     

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ベッドの縁に手をついて、足を床につけて、開いてて、膝を立てたまま、お尻を持ち上げてるわたし。後ろから、ぶすんぶすんされてると、もう、足を伸ばして立ってられない。ええ気持になるためにわ、ああん、お股の真ん中にだけ、神経集中してあげないと、ああん、快感に没入でけへんやろっ。
「すわりたい、ああん、膝、まげたい、立ててられへん・・・・」
わたしわ、ベッドの縁へ顔を埋めたまま、膝を床のカーペットに降ろして、ベッドの縁から背中が水平になるようにしてもらって、そいで太ももひらいて、お尻を持ち上げる格好になります。
「ううん、あっこぉ、ええよ、このかっこうで、奥まで突ついたるわぁ」
山戸クンも膝折り座りで、わたしのうしろから、ああん、わたしのお尻を、撫ぜまわしてきてるぅ。
「ああん、やまとくぅうん、うち、ああん、こんで入るぅう、ああん」
足首、開いて、膝、開き、太もも開いてお尻をあげる。山戸クンが、お尻から、お股にかけて、手で撫ぜおろしてきてるんですぅ。

「ううん、あっこぉ、ここ、入れる、おれ、入れてやるからぁ」
わたし、後ろ向きやから、山戸クンの動作が見えないけど、ああん、わたしのお尻に手をおいて、正面向いたお股の真ん中へ、ぶっといおちんぽ、ぶすっ、ぶすぶすっ、挿しこんできてるぅ。
「ううっ、わぁああっ、ああ、ああっ、やまとくぅううん」
「ううん、あっこぉ、入った、ああっ、じゅるじゅるっ、ああっ、ええわぁ」
ぶすぶすっ、うしろからやったら、奥まで、根元まで、きっちり挿入できるんやと、山戸クンが言っていた。
「ほら、ああっ、あっこぉ、奥まで、どうやぁ」
づんづん、わたし、突つかれる感じで、とろとろ、ぢんぢん、はぁあはぁあ。
「うううん、ああん、やまとくぅううん、いいっ、いいっ、いいっ!」
わたしわ、いま、バックスタイルで、山戸クンと結合しています。

わたしわ、ベッドに顔を埋め、胸からお臍のところまでもベッドに着けて、お尻が縁で持ちあがってる格好です。後ろから、ぶすぶすしてくる山戸クン。わたしの肩に片手をおいて、脇腹からおっぱいへ片手を差し入れ、揉み揉みしてくれながら、お股の真ん中へ、ぶすぶす挿しこんでくれてるんですぅ。
「ほらぁ、あっこぉ、顔、あげろ、ほらぁ、感じるんかぁ」
「ううん、ああん、ええ、ええ、ええわぁ、ああっ、ああっ!」
ぶすんぶすん、そのうえおっぱいモミモミされてるわたし。肩を引きあげられて、顔をあげるわたし。胸が反りあがって、おっぱいがぷっくらとびだしていて、揉み揉み、ほぐされ、乳首をつままれるわたし。そうして、ぶっすり、挿しこまれてるおちんぽで、奥の奥を、突かれるだけとちがって、ぐじゅぐじゅっと、掻きまわされているんです。ああ、ああっ、もう、わたし、めろめろ、ああ、ああっ、わたし、イッテしまう、イッテしまいそぉですぅ。

     

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うしろからぶすぶすしてもらって、もうイッテしまいそうなほど昇っていって。でも、さいごは、まえから、むきあって、だきあって、イッテしまいたいわたし。だってぇ、うしろから、ぶすぶすって、いかにも動物的って感じがして、セックスするだけみたいな感じがして、だからぁ、イッテしまうときは、向きあって、してもらうの。
「ううっ、ああ、かおりんこぉ、あおむいて、寝ろよ」
わたしの後ろから、ぶすぶすしている山戸クンが、わたしからおちんぽ抜き去って、わたしをベッドに仰向かせます。それから、このとき、スキンをつけてくれるんです。
「ふううん、はぁああ、ねる、べっどに、ねるぅ」
べっどの縁から、背中をベッドにくっつけ、足は、床に着いたまま、足首をひろげ、膝をひろげ、太ももをひろげるわたし。

スキンをつけ終わった山戸クンが、ベッドの縁に膝立ちして、わたしの右足をベッドへ上げさせ、そうして開いたお股へ、ぶすっ、ぶすぶすっ、勃起おちんぽを、挿しこんできちゃいます。
「うううっ、ああ、ああん、やまとくぅうん、ううっ、ああっ」
「ほらぁ、かおりんこぉ、おれ、すっごい、ええ、気持ちやでぇ」
わたしの右膝に手をかませ、おっぱいをモミモミしてくれながら、おちんぽを挿入してくれている山戸クン。
「ああん、あああん、ひぃい、いい、いい、いいっ!」
とっても、とっても、わたし、ぐじゅぐじゅになってしまう。山戸クンのベッドは硬いです。でも、わたし、ああん、山戸クンのベッドに仰向いて、山戸クンのおちんぽで、ぶすぶす、ああ、ああ、ああん、とってもいいきもちだよぉ。

わたしわ、ずんずん昇っていきます。とっても、いい気持ちです。からだの芯が、萌え萌え、じんじん、じゅくじゅく、萌えだしているからだの芯。
「ああ、ああ、ああっ、ひいっ、ひいっ、ひぃいいい〜!」
わたし、ベッドのシーツをつかんで、ぐっと唇をかみしめ、ずんずん突き上げてくれる山戸クンのおちんぽで、オーガズムがやってきて、アクメ、イッテしまう。ううん、山戸クンも、ピストン運動のスピードが速くなって、ううんううん、うねって、ぶちゅぶちゅ。山戸クンはむしろ無言で、ぐっと射精の瞬間をこらえてる感じで、ぴしゅんぴしゅん、わたしのなかで、おちんぽの痙攣する感じが伝わってきて、それでもぐいぐい、二回か三回、挿しこんでくれて、ストップです。わたし、山戸クンの射精を知って、それから、ふううわぁああ〜っと気持ちが飛んで行ってしまう感じで、意識がなくなってしまうんでした。

     









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