情欲の館

かおり


情欲の館(2)-2-
 9~16 2018.9.19~2018.9.27

 

-9-
香苗が留め置かれる檻部屋の広さは四畳半。畳一枚分の檻の前は三畳のフローリング。いま香苗が明夫に調教されているのは、細長いベッドのうえです。香苗はたっぷり時間をかけられ、オーガズムの奥の奥へと導いてもらえるのです。三日後に控えたエロスショーの、実演のための調教です。
「ストップ、ストップだ、ストップだ」
仰向いた明夫の腰にまたがって、膣に勃起ペニスを挿し込んだまま、臀部から腰をあげ、亀頭だけを膣に埋めた格好になる香苗。後ろから見たら、勃起チンポと女の性器が、ばっちり鑑賞できるスタイルです。ショーを見る男たちに、鑑賞してもらうためのトレーニング。
「はぁああ、ストップ、ああ、ストップ」
股を開いた臀部をもちあげ、前のめりになる香苗。膣に亀頭が挿された状態で十秒ほどストップです。降ろすときには明夫の合図です。
「ゆっくり、尻をおろす、チンポ、根元まで、咥えさせる、ほうら」
「はぁあ、ああ、ごしゅじんさま、ああ、ああっ」
香苗がいわれるままに臀部を降ろします。ぶすぶすっ、勃起チンポの陰茎が、香苗の膣に入っていきます。香苗の悶える声で疼きます。丸い臀部が明夫の腰を塞ぎます。
「腰を少し上げてぇ、そうだ、そのまま、うしろへ、ずらせ、ぐぐっと、ずらせ」
「はぁああ、ぐぐっと、うしろへ、ああ、ああっ」
明夫の腰を跨いでいる香苗が、臀部が少し上げ、そのまま股を後ろへずらすのです。根元まで挿入されている勃起のチンポ、その陰茎が抜け出てきて、香苗の開いた膣が丸見えになるのです。亀頭が膣に隠れたまま、カリ首が露出するところまで、引き抜かれて、ストップです。
「ほうら、いち、にい、さん、しいいい、ごおお、ろくぅ、しち」
明夫が数字をゆっくり、十まで数えられたら、元に戻してぶすぶすと、勃起チンポの全部を、膣の中へ戻すのです。全裸の香苗。細長いベッドに仰向いた、全裸明夫の腰を跨ぐ美しい24才、全裸の香苗です。
「まえへ、まえへずらせ、ずらしてチンポ、咥えこめ」
「はぁあああ、ああん、ああっ、ひぃいいっ」
香苗が臀部を腰をひろげた太腿を、裸体を起こしながら前へずらしてきます。勃起チンポのカリ首で、膣襞が擦られるから、香苗は、黄色い声を発します。そこそこ、香苗のおめこがトロトロになるところで、香苗の裸体は180度の回転です。前のめりになっていた香苗は、明夫の腰を跨いだまま、勃起チンポを膣に挿し込んだまま、後へ反り返るのです。

-10-
細長のベッドに仰向いている明夫の腰にまたがる香苗。明夫の足元は壁になっていて大きな鏡が張られています。香苗は、この鏡に裸の正面を映してしまうのです。鏡の向こうは情欲部屋で、そこからはマジックミラーで檻部屋の様子が見えるのです。
「ほうら、香苗、鏡を見てみろ、鏡に向かって、股をひろげるんだ」
調教師の明夫の腰をまたいでいる香苗の股、縦割れの陰唇をひろげる明夫の勃起チンポが、挿入されたままです。男のモノが女の陰部に埋めこまれたところを、鏡に映しだしているのです。香苗の陰毛、くびれた腰、ひろげられた太腿。鏡に映しだされる香苗の肢体は、女そのもの、豊かな乳房、柔らかいからだ、美しい顔立ち、男の情欲をそそる処です。
「ああ、いやぁあん、うつって、はずかし、恥ずかしいですぅ」
「うっふふ、そうだろう、もろ、まるだし、丸見えだからな、羞恥だな、香苗」
「ああっ、うごかしちゃ、ああ、だめ、ああん、うごかしちゃ、ああん」
明夫が、腰をひねって香苗の膣に埋まった勃起チンポを、蠢かすのです。
「じぶんで、だしいれ、する、トレーニングだ、わかるか、香苗」
明夫は、香苗を腰にまたがらせ、勃起チンポを陰部に挿したまま、裸の上半身を後ろへ反り返らせ、立てたポーズに戻させる。香苗が裸体を動かして、膣に埋まった勃起チンポを、抜いて、挿して、抜いて挿しての芸をする、というのです。
「ああん、はぁああ、ごしゅじんさま、ああっ、ああん」
明夫が香苗の肩に手を置き、後へ反り返らせると同時に、股間を後方へ倒すのです。鏡に映して、勃起チンポが抜ける様子を、明夫が後ろから見ていて、香苗に物申すのです。
「ほうら、引き抜く、頭は残したままだ、全部抜くなよ、いいな」
「はぁあああ、ごしゅじんさま、ああ、ああっ」
上半身をうしろへ反り返す香苗。反り返すとき、股が斜め上向いてきて、挿入されている勃起チンポが、抜かれてきます。ベッドにまっすぐ伸ばしていた明夫の足は、細長ベッドの横へ膝をひろげ、足を降ろし、香苗の股間と鏡までを60㎝にまで近づけられるのです。
「ほうら、いいだろ、抜くなよ、抜かずに挿して、抜いて、挿して、抜いて」
「ああ、ああ、ああっ、ああ、ああ、ああっ」
「鏡を見つめろ、太腿をひろげろ、ほうら、抜いて、ゆっくり挿し込むんだ」
とろとろ、全裸の美女、24才の香苗が、羞恥のなかで、秘部に男のモノを抜き挿しする光景を鏡に映しているのです。香苗の顔色が、喜悦の表情に、紅潮してきます。とろとろ、香苗の膣口はヌレヌレ、陰毛がゆらめき、陰唇の下部、肛門、菊の華がはっきりと、開いて窄み、開いて窄みます。鏡には淫らな美女の裸身が、映しだされているのです。

-11-
明夫に調教される香苗。全裸で、檻の前で、畳二枚分の広さで、壁にはめ込まれた大きな鏡の前で、仰向いて寝そべった明夫を腰を鏡に向かってまたぐ香苗、24才、元大手銀行の窓口係。明夫の勃起チンポを、ずっぽり膣に咥えこみ、抜き挿しする様子を鏡に映すのです。
「はぁああ、ごしゅじんさま、はぁああ、ああっ」
ぶっすり根元まで膣に咥えた香苗が、疼いた声を洩らします。まっすぐに立てた裸の上半身、明夫の腰にまたがった太腿、ナマの勃起チンポが、香苗の膣に入っているのです。
「腰、あげろ、ゆっくり、ゆっくり、チンポを抜け」
「はぁああ、ぬきます、ぬきます、あああん」
じゅyるじゅるとお尻をもちあげ、勃起チンポを抜いていく香苗。亀頭を残したところで、ストップです。すぐ目の前、正面の鏡に淫らな香苗の開脚姿が映ります。
「さあ、埋め込め、挿し込め、ゆっくり、ゆっくり、だ」
亀頭だけが挿入された香苗の股、陰唇かきわけた膣口です。腰をお尻ごと、ゆっくりと降ろして、勃起チンポを根元まで挿し込むのです。根元まで挿し込んだら、後ろから、明夫がそのまま腰をまわせ、ゆっくり腰をまわして膣襞で勃起チンポを擦れ、というのです。
「はぁあああ、ごしゅじんさま、はぁあああ、ああん、あん、あん」
「そうだ、ゆっくりでいい、ローリングさせる、そうだ、そこで半分抜く」
みっちり根元まで挿入している勃起チンポを、半分抜きあげろという明夫。香苗は太腿ぶるぶるさせながら、腰を持ち上げ、勃起チンポの半分を露出させたのです。香苗には、中腰スタイルで、辛い体位です。
「あああ、ああん、あああん、ごしゅじんさま、あああん」
「一気に挿し込み、一気に持ち上げろ、ぜんぶ抜いちゃだめだぞ」
「はぁあああ、抜きます、ああっ、はぁあああっ」
「いいぞ、いいぞ、香苗、スピード上げて抜き挿ししたら、挿したままでストップだ」
「はぁあああ、ああ、ああっ」
数回抜いて挿してしたら、香苗は股を明夫の腰にぺったんことくっつけてしまいます。膣の中はぐじゅぐじゅです。ナマの勃起チンポだから、女のなかは敏感です。じゅるじゅるに咽んでヌレヌレなのです。
「いいぞ、香苗、いい女だ、美人だぞ、感じて、イッテもいいんだよ」
亀頭が残る処まで抜きあげ、腰を下ろして一気に埋め込む。埋め込んだらゆっくり抜きあげさせられる美しい香苗。おっぱいが揺れます。裸体をあげる、さげる、あげる、さげる。その動きにぷっくら弾力の乳房が、揺れるんです。膣には勃起チンポを咥えこみ、ぶすぶす、女の自分が、感じて昇天していく様を鏡に映しているのです。鏡はマジックミラーで向こうには男たちの目があるのです。

-12-
明夫の腰をまたいで、勃起チンポを膣に埋め込んだまま、お尻をあげ、お尻をおろし、ぶすぶす、ぶすぶす、ナマチンポの陰茎を抜いて挿してする香苗。
「はぁああ、はぁああ、はぁあああん」
ぶすぶす、ぶすぶす、香苗の顔が歪みます。挿し込むと亀頭とカリ首で膣襞が擦りあがります。引き抜くときはカリ首が膣襞を擦りさげます。
「はぁああ、はぁああ、ごしゅじんさまぁ」
「おお、いいぞ、香苗、そしたら尻あげて、ストップだ」
「はぁああ、ああっ、すとっぷぅ」
香苗は、和式便器をまたぐ格好で、お尻をあげて、ストップです。亀頭が埋まったままの香苗の膣です。そのままで、明夫が、したから突き上げるのです。
「いいな、おれが下から、突いてやるから、いいな」
「はぁああ、はぁああん、突いて、ください、突いてください」
中腰のまま、香苗が太腿をぐぐっとひろげ、手を後ろへ、明夫に脇腹を支えられます。
「ほうら、香苗、ほうら、ほうら」
明夫のほうら、ほうらの掛け声で、下から勃起チンポが突き上げるのです。香苗が、呻きます。悶えます。表情が喜悦に歪みます。胸を張る格好で、立てた上半身が揺すれます。
「ひやぁああん、ひやぁああん、ひぃいい、ひぃいい」
「ほうら、もっと、もっと、ほうら、もっとだ」
「ひぃいい、はぁあああん、ひぃいい、いいですぅう、うううっ」
いい気持になって昇天していくさまを、鏡に映している香苗です。秘める男と女の行為を、見られてしまうのです。香苗には、大きな鏡がマジックミラーだとは、思いもかけないことです。同時にその光景が録画されていて、のちに香苗がいる場所で、男たちに鑑賞されるのです。
「ああん、ひぃいいっ、ひぃいいいっ」
明夫の突くあげるスピードがゆっくりから速くなります。ぶすぶす、ぶすぶす、ぺちゃぺちゃ、ぺちゃぺちゃ、明夫の勃起チンポの根元が、香苗の股間にあたって、ペタペタとこすれる音が起ちます。香苗は、突き上げられて、引き抜かれ、突き上げられて、引き抜かれ、しだいにピストンスピードが速まり、明夫がトドメを刺します。
「ひぃいい、ひぃいい、ひぃいいいい~~!」
ぐじゅッと勃起チンポが挿し込まれたまま、香苗がアクメに昇ってしまって、倒れ込んでしまいます。明夫の腰から降ろされて、ベッドに開脚立膝で仰向きになる香苗。膣から流れ出てくるスペルマのようすが、鏡に映されているのです。二分の休みで、香苗はシャワー、股の奥を洗浄、へとへとのまま、檻へと戻されたのです。

-13-
<檻の中で大学生の啓介と>
調教師の明夫にイカサレて、檻に戻された香苗に、餌を与えに来たのが大学生の小椋啓介でした。朝から大村隆が性の欲求を満たし、明夫にもスペルマ放出されてしまって、空腹の香苗です。啓介が持ってきた餌はジュースと水です。栄養ドリンク、避妊薬、ロイヤルゼリーが配合の甘いジュースです。それの水をたっぷり飲まされて、体の中を洗浄される香苗。女体の美しさを保つため、精力がついて性欲を増進させられる香苗。
「ほら、ねえさん、飲みなよ、お昼の餌だよ」
畳一枚分の檻の中、尿瓶とオマル、ティッシュボックス、それだけの常備品に全裸の香苗です。香苗は大学生の啓介には、年下だし、気だて優しい物腰だから、気を許します。
「ああ、ありがとう、啓介くん、ありがとう」
香苗が涙ぐむのをみて、啓介は、心が痛むのを覚えます。でもそれとは裏腹に、綺麗な女体だ、と思う。弄りたいと思う、セックスしたいと思う。そう思うと、チンポがムズムズしてきます。檻の中に入っている啓介は、女座りして栄養ジュースを飲む香苗をみて、ムラムラが起こってきます。足を閉じて流しているから股間は見えないもののくびれた腰に陰毛が見えているのです。
「ほら、水、コップに五杯だよ、からだのなかの不純物を、排出させるんだって」
「なんとかして、飲みます、ああ、啓介くん、ありがとう」
24才の香苗。その美貌と均整とれた身体で、そのうえ秀才だから大手銀行に採用されることが決まって、最初は窓口担当で、その可愛さもあって顧客から好かれました。その顧客の一人が、高浜直人で秘宝館のオーナーで、情欲部屋を運営する初老の男だったのです。高浜に気に入られて、拉致されてしまって、監禁状態にされてしまったのです。
「いいんでしょ、ぼく、いただいて、いいんでしょ」
生唾をごくんと呑み込んだ啓介が、香苗を前にして、セックスしてもいいか、と聞いているのです。野暮な男、まだうぶさが残る大学生の啓介です。
「ああ、いいわよ、あげる、すきなように、してちょうだい」
「そうだよな、ねえさん、男好きだもんな、一日に10回くらいするんだもんな」
「いやねぇ、そんなにはできないわ、イクのは三回まで、でないと体がもたない」
「それじゃ、ぼくとしても、感じないってこと?」
「まあ、そうじゃないけど、啓介くんしだいかな、おまかせよ」
栄養ジュースが効いてきたのか、香苗は元気が出てきて、明るい表情になってきたのです。啓介は着ているものを全部脱ぎ、裸になって立ち、足をひらいてチンポを香苗に向けます。啓介はダドっ気よりもマゾっ気のほうが多い大学生です。やさしくしてもらって、チンポを入れさせてもらって、射精させてもらうんだけど、精力は強いから、三回連続で、勃起射精しないと気がおさまらない大学生でもあるのです。
「ねぇ、ねえさん、尿瓶におしっこ溜めるんでしょ、オマルはうんこにつかうんでしょ」
「まあ、いやだよ、そんなこと、訊かないでよ、恥ずかしいわ」
香苗が、啓介の言葉に、顔を赤らめます。啓介は、香苗の前に立って足をひろげているんです。男の全裸を女の香苗に見てもらって、うれしい。それに、エッチな質問をしたり、エッチな言葉を言ってみたり、言わせてみたり、そのうえに性欲が強い男子です。
「咥えてください、ぼくの、チンポを、咥えてください、おねえさま」
啓介は、おんな座りしている香苗の前へ近づき、腰のモノを突き出し、見せつけるのです。

-14-
香苗は仁王立ちになった啓介のお尻に両手をまわします。顔を啓介の腰の陰毛から、にょっきり突き出るチンポの陰茎を頬に当て、顔を振るように動かして擦ります。根元から咥えて、亀頭のところまでなめあげる香苗の唇です。
「ああ、おお、おねえさま、いい、いい、もっとだよ」
「うっううっ、してあげるよ、もっと、もっと」
香苗は唇に亀頭を挟んでそのまま咥内へ咥えこみます。咥えこむときに唇を絞めているから、亀頭からカリ首が剝け、陰茎が張ります。
「ううっ、うぐ、うぐ、うううっ」
咥えこんで顔を上げ下げする香苗。息を吸い込み、息を吐くおとが香苗の口から洩れてきます。お尻に当てた手を、前にまわして、勃起するチンポの根元を握ります。
「ああ、おお、いいよぉ、ああ、おお、おねえさまぁ」
大学生の啓介は、24才美貌の香苗にフェラしてもらって、ご満悦です。
「ああん、啓介くん、わたしのゆうこと、聞いてくれる、わたしのゆうこと」
勃起チンポの根元を握った香苗が、啓介を見上げて、せつない声で、甘えるように言います。なにを聞いてほしいというのか、啓介にはまだわかりません。
「逃がしてほしいなんて、だめだよ、そうじゃないよな」
「そんなんじゃない、そんなのしたら、リンチされちゃう、そうじゃないの」
「なんなの、言ってみてよ、できることなら、するよ」
「ううん、なんでもない、わたしを、おもいっきり、喜ばせて、おねがい」
「そんなのか、どうしたら、喜ぶのかなぁ、おねえさま」
全裸の香苗が、おんな座りで仁王立ちの啓介の太腿に抱きついて、啓介のチンポでヘトヘトになるまで可愛がってほしいというのです。啓介は、願ったりかなったりの申し出に、すぐさま、いいよ、と答えたのです。全裸の香苗は、啓介が立ったままにさせていおて、立ち上がり、檻の鉄柵を握り、背中を水平にして、お尻を突き出したのです。お尻を突き出し、太腿をひろげてしまうのです。
「ねぇええ、啓介くん、バックスタイル、それで、突いてほしいの、思いっきり」
啓介には、香苗の性向が理解しがたいけれど、バックスタイルでやってほしいというからには、応えてやろうと思ったのです。狭い檻の中、畳一枚分の檻の中です。啓介は、香苗の後ろに立ち、勃起チンポを、香苗の膣へ、ぶすぶすっと挿し込んでやります。
「ああ、ああ、啓介くぅん、ああ、ああ、もっと、もっとよ」
香苗は、啓介を背後に立たせ、バックスタイルで、性交してもらうのです。後ろから抱いてもらって、乳房を揉まれ乳首を摘ままれながら、ビンビン大学生の勃起ちんぽで、膣のなか、膣のおく、子宮口にまで亀頭でこすってもらうのです。
「はぁああああ、啓介くぅううううん、ひぃいいい、もっと、もっと」
「おお、ああ、香苗おねえさま、おお、ああ、いいわ、いいわぁ、おおおおっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、啓介はおもいっきり、勃起チンポで香苗の膣を突きっぱなしにしていきます。香苗の顔は見えないけれど、呻きの声をあげるから、啓介は、ますます勇敢に、香苗を感じさせていくのです。

-15-
畳一枚の檻の中、香苗は大学生の啓介に、バックから勃起チンポをもらいます。足をひろげ伸ばしていたスタイルから、四つん這いになります。啓介は膝を床に着き、香苗の臀部の高さに、腰の高さをあわせます。
「ああ、突いて、突いて、おねがい、突いてよぉ、啓介くぅん」
「突いてあげるよ、果てるまで、突いてあげるよ、おねえさま」
ぶすぶす、ぶすぶす、香苗はお尻を突き上げ、太腿をひろげきり、顔を床に伏せます。狭い檻のなかだけど、この広さで十分です。大学生、筋肉質の男子で21才になる啓介は、長持ちします。チンポをたっぷり勃起させたまま、女がへとへとになるまで持続できるのです。
「ほうら、ほうら、いい気持でしょ、ほうら、ほうら」
ぐぅい、ぐぅい、香苗がひろげる臀部の真ん中下へ、ぐぅい、ぐぅい、勃起チンポを挿しこむ啓介。香苗の膣がヌレヌレ、引き抜かれる度に膣口からはヌルヌルの蜜が洩れます。
「ひぃいいっ、ひぃいいっ、口を縛って、口を縛ってほしいの、啓介くぅううん」
後ろからチンポで突かれる香苗が、口に轡をハメてほしいとゆうのです。香苗の隠れていた性癖が、現れてきたのです。啓介は、道具箱からセラミックの細棒に紐を付けた轡をとりだし、香苗の口に咬ませてやります。細棒といっても直径2㎝長さ12㎝で両脇に紐が巻かれて引き上げられる装置です。
「ああ、うう、うぐうぐ、ううぐう」
啓介が、勃起チンポをバックスタイルで香苗に挿し込んだまま、歯と歯のあいだに咬ませて縛り上げます。縛り上げ頭の後ろで二本の紐を一本にした啓介。その紐を右手に巻いて、香苗の顔を正面向かせての四つん這いです。
「おねえさま、お望みのとおり、いい気持でしょ、いいんでしょ、おねえさま」
「うう、うう、うっぐうう、うっぐうう」
「ほうら、もっと、もっと、オメコ、突いて、捏ねてあげるよ、ほうらぁ」
「うぐううううっ、うぐううっ、うぐううっ、ううううっ」
啓介がぐいぐい、香苗を責めあげます。口に咬ませた轡を引き上げられる香苗の顔は正面を向いて、むしろ仰向きです。くぐもった嬉しさの声をあげる香苗。檻の外の壁面、大きな鏡に、香苗の顔が映っています。顔の下には下に向く乳房が、揺すられています。香苗は野生の牝虎のように精悍な女体なのです。
「ほうら、喜んで、もっともっと、喜んでください、おねえさまぁ」
「ううっ、うぐうぐ、ううぐうううっ」
「おお、おお、ぼくは、ぼくは、出そうです、おおおおおっ」
「ううっ、ううっ、ううううっ」
「でも、まだ、まだ、がんばるよ、おおおっ」
ぶすぶす、香苗は四つん這い、口に咬まされた棒の轡を噛みしめ、顔をあげ、四つん這い、手を床に着き、背中を水平にして、太腿をひろげきり、ぶすぶす、啓介の勃起チンポを、子宮口まで挿し込まれ、ねじられ、こすられ、喜悦の極みへ昇っていく24才の美女、香苗なのです。

-16-
畳一枚分の鉄格子檻の中で喘ぐ女の盛りの香苗です。口に棒の轡を嵌められた香苗が、四つん這い、太腿をひろげ、臀部をもちあげ。顔を正面に向かせたまま、啓介の勃起チンポが膣に挿しこまれているのです。
「ほうら、ほうら、おねえさま、イッテもいいよ、おねえさま」
「うぐ、うぐ、うぐ、うぐううっ」
香苗がいななくように顔を上向かせ、お尻を揺すりだします。ぶすっと挿し込んだ勃起チンポは膣の奥まで埋められたままです。
「ううっ、うぐっ、うぐっ、ううううっ」
ぐいぐい、根元まで挿し込まれた勃起チンポが、いっそう挿し込まれます。香苗の呻き喘ぎ、呻く声が続きます。大学生の啓介は精力たっぷり、挿し込んだチンポの先、亀頭を香苗の子宮口に押し当て、こするのです。香苗は、子宮口をこすられると、もう女の性がいっきに噴き出してしまうです。身悶える香苗は、四つん這い、お尻をあげて太腿ひろげ、口には細棒を嵌めて咬み、体が乱れて、乱舞です。
「うぐ、うぐ、うぐ、うぐ、うぐぐぐぐっ」
ついに痙攣をおこした香苗が、イッテしまうのです。啓介は、まだ余裕、イカセてしまった香苗を、騎乗位で止めおいてしまいます。
「イッテしまったんでしょ、おねえさま、ほうら、よかったでしょ」
轡を外して、啓介の方へ向き直った四つん這いの香苗が、涙を流して啓介を見上げます。
「じゃあ、おねえさまには、もっと、サービスしてあげる、いいよね」
啓介が仰向いて、四つん這いの香苗のしたへ、足を入れます。香苗の唇に勃起チンポを当てる啓介。香苗は勃起チンポを口の中に含み込み、舐め、なめ、、香苗がつけた蜜を、きれいに拭いて、騎乗位で、拭いたチンポを挿しいれさせるのです。激しい動きをした後だから、アクメを迎えてしまった後だから、香苗の動きはかったるいです。かったるいけど、大学生の啓介には、その裸体がなんともいえない、素敵なのです。腰に跨ぐ香苗。ぶすぶすっ、まだ濡れたままの香苗の膣です。なんなく挿入してしまった香苗は、からだを起こさせるままに、啓介をまたいだのです。
「じっとしていたら、いいよ、うごかなくっても」
啓介は優しい大学生です。身体が頑丈なのに比べて、心はなよなよしい、半分女性の気質が混ざった男子です。
「はぁあああ、啓介さまぁ、じっと、していて、いいのね、じっとしてるぅ」
静止していても、啓介が、微妙に腰を揺すり、お尻を突き上げるから、香苗には、膣から微妙に刺激が伝えられるのです。夢の中を、雲の上を、さまよう気分になっていく美人で24才の香苗です。











HOME

かおり

かおり小説集目次



淫らの館・情欲の館

表紙目次に戻る