情欲の館

かおり


情欲の館(1)-2-
 33~38 2018.8.10~2018.8.20

 

-33-
ブランコの棍棒を握って全裸立ち姿の香苗です。自分で足をひろげられないからというので、啓介が香苗の足元に座り込み、60㎝の棍棒で膝がひろがるようにしてやります。膝と膝の間が60㎝にひろげられるのです。
「ああん、いやぁん、そんなの、ああん、だめ、だめ」
半泣きの香苗を見守る調教師の奈倉明夫、それにリーダーの大村隆です。香苗の足元に座った啓介が、香苗の膝上に棍棒端っこの紐を巻きつけます。右の膝に巻きつかせ、棍棒を横にして香苗の足をひろげさせ、右膝のうえに紐を巻いて縛ります。香苗の裸体を開く準備が出来上がります。
「いいね、いい格好だ、香苗、鏡で見せてやろう、ほうら」
大村が縦長の大きな鏡を移動させてきて香苗の2m前に置きます。香苗に、自分の姿を見せるためです。
「ああ、いや、やめてください、いや、いや」
鏡には否応なしに、香苗の正面姿が映ります。手をひろげて頭の上、足は膝に60㎝の棍棒が挟まれた格好です。全裸で、男たちの前に、羞恥の姿をさらけだされて、鑑賞されるだけではなくて、弄られているところを、見せられてしまうのです。バンザイすがた、開脚すがたで全裸の香苗が鏡に映され、明夫が毛筆の、亀頭の形の根元で、香苗の太腿をなぞりだすのです。
「ほうら、香苗、いいだろ、こうして」
「ああん、いや、いや、いやぁああん」
毛筆根元の亀頭が、太腿のつけ根にまで撫ぜあげられた香苗。しゃがみこんだ明夫は、香苗の右横です。明夫が毛筆根元の亀頭を、香苗の股間にあてがうのです。
「香苗、いいな、ここを、たっぷり、かわいがって、もらえるんだよ」
男たちの魂胆は、30㎝×3㎝の毛筆張形で、香苗の股からその奥を、可愛がってやること。そうして香苗が呻き悶える裸体を、映像におさめることなのです。香苗は、自分の羞恥姿を鏡に映され、見せられていくのです。
「ああん、そんなこと、いやぁああん、いや、いやっ」
銀行の窓口で接客する香苗を見染た大村たちが、勤務を終えた帰りの道で拉致してここ、北山の秘宝館二階、情欲部屋に連れ込んできたのが昨夜のことでした。
「ほうら、香苗、ひらいて、観させてもらうよ、入れる前にだ」
膝に60㎝の棍棒を渡された香苗は立ち姿です。天井からの120㎝ブランコ棍棒を、握った手首は括られていて揺すれます。崩れ、倒れることはできない香苗です。
香苗の右に大村、正面に毛筆張形を握る明夫、左に啓介が4Kカメラを持って座りこみます。香苗の股間をこころもち見上げる目線です。
「ああん、いや、いや、いやですぅ」
大村が香苗の右太腿を抱きます。啓介が香苗の左太腿を抱きかかえます。そうして香苗の股間を見るのです。
「ほうら、香苗、このビラビラをひろげてみようか、陰唇だな」
毛筆張形を膝の上においた明夫が、香苗の正面から、陰毛をたくしあげ、陰唇の先っちょを露出させ、そうして陰唇の縁先を、左右の手の指に挟んで、拡げてやるのです。

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八畳情欲部屋の真ん中に、手をあげ、膝をひろげられて立つ香苗がいます。素っ裸にされ、120㎝棍棒のブランコを握らされて頭の上です。膝には60㎝の棍棒を挟まれ、ひろげられたままで足裏は床に着いています。男三人が香苗のまえに座り込み、下から女体を眺め上げる格好です。
「ああん、いや、いや、だめ、だめ」
「かわいい声だね、香苗、丸見えだよ」
股の間に手を入れられて、陰唇をひろげられている香苗。男の視線が陰部に注がれているのです。
「ああん、みないで、みちゃ、いや、いや、ああん」
裸の香苗が、お尻を、前後に、左右に、揺すります。足は開けられたまま、手は上げたままですが、臀部はくねらせられるから、銀行為替窓口係の香苗は、見られないようにと揺すってくねらせるのです。その香苗を見入る男たちです。
「いいじゃん、いいじゃん、そのうち、静かになるよ」
「そうですね、それじゃ、様子を見て、これ、ぶっこみますか、ねぇ」
大村のことばに、明夫が手に握った毛筆張形の亀頭部を撫ぜながら、応えます。
「おめこに、ぶっこんでやれば、香苗のよろこび、倍増だな」
「どんな声で、鳴くんでしょうね、楽しみですね」
ニタニタ、リーダーの大村と調教師の明夫が会話です。
「啓介、ビデオにしっかり撮っておけよ」
「ばっちし、撮っていきますよ、ばっちし、ね」
情欲部屋のスポットライトが、全裸になって、足をひろげるバンザイ姿の香苗を、明るく照らしています。フットライトで女の股間が明るく照らし出されます。
「じゃあ、入れてみますか、この棒を、ふふ、香苗の、お、め、こ、に入れる」
30㎝×3㎝の毛筆の根元は、直径4㎝の亀頭です。カリ首が5㎜の深さ、陰茎の螺旋突起が5㎜です。この男根張形で、明夫は、香苗を鳴かせてやるとゆうのです。
「ふふふふ、香苗、大きな声を出して、いいんだぜ、ふふふふん」
飴色の男根張形です。亀頭の部分が、真下から、陰唇をひろげながら、膣へと挿しいれられていきます。膝を60㎝にひろげられたまま、太腿を閉じることができない香苗です。
「ああん、いやん、いや、いや、いやぁああん」
お尻をふってタコ踊りになる23歳の銀行員香苗。手を揺すり動かす香苗の裸体を、4Kカメラが捉えます。
「ほおおっ、頭が、入ったじゃん、香苗、おめこに、ちんぽが、入ったぜ」
男根張形の亀頭が挿入され、陰茎が5㎝ほど挿入されてしまった香苗。香苗は、ぐっと声を出すのをこらえ、唇を噛み、表情を歪め、仰向いています。屈辱です。全裸にされ、両手両足をひろげられ、陰部に太い張形を挿し込まれ、からだの奥深くから翻弄されていくのです。

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男根張形が真下から、おめこに挿入されていく香苗。膝を60㎝にひろげられた股間は、開けられたままです。亀頭の直径は4㎝、カリ首は5㎜、陰茎の太さは3㎝、陰茎には螺旋の紐状突起です。
「ほうら、香苗、ほうら、気持ちは、どうだ」
明夫が、30㎝男根棒の毛筆から10㎝を握って、20㎝の男根張形部を、香苗のおめこに挿し込み引き抜くのです。
「いやん、ひやん、ひぃやぁああん」
手を頭のうえにひろげ棍棒を握った格好。膝は60㎝の棍棒をかまされひろげた格好。お尻をくねらせる香苗、小刻みに太腿を震わせる香苗。
「ほうら、ゆっくり入れて、いっきに、引き抜く、をしてやるぞ」
ゆるゆると男根張形が、真下から香苗のおめこに、挿し込まれていきます。亀頭が大きめだからヌルヌルの膣口を揺すり挿し込み、陰茎の12㎝ほど、亀頭とあわせて15㎝の埋め込みです。亀頭がおめこのおくの子宮口にあたるところまでの挿入です。
「ううっ、ああっ、ひぃやぁああっ」
奥まできっちりと埋め込まれる男根張形に、膣襞をひろげられ、擦られる感触に香苗の声が反応します。
「ほうら、おおっ、おおおおっ」
引き抜かれて亀頭が膣口から抜ける時には、ズボっと音が起ち、ヌルヌルの蜜が垂れます。明夫が引き抜き、大村が凝視します。啓介は4Kカメラで、下からのアングルでその光景をとらえます。
「ひやぁああん、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
香苗の喜悦に咽ぶ声、全裸で手をひろげ、膝をひろげられた女体です。香苗はお尻をゆすりながら、男根張形の刺激に、応えます。
「いいぞ、いいぞ、香苗、ヌルヌル、おめこ、いいぞ、いいぞ」
「ひぃいいっ、いや、いや、ひぃいい、ああん」
「ほうら、ゆっくり、挿し込んで、おおっ、抜けたよ、おおっ」
目に映る光景も、耳から入る女の咽び声も、男たちには、たまらない刺激です。若い銀行員の女が、全裸でタコ踊りよろしく、くねくねと腰をよじらせ、お尻をふるんだから、制服姿の女とタコ踊りの女、その落差が男の心をキュンキュンに揺するのです。
「いいねぇ、香苗、もっと、いい気持になりたいんだろ、もっと、もっと」
男根張形を香苗の膣から抜き去って、亀頭を上にして握っている明夫が、軋んで平静にもどった香苗の顔を見あげて、言います。香苗をこのままの格好で、テーブルに寝かせて、その女体を弄ろうというのです。テーブルは長方形の花台。マットが敷かれた台の上に仰向き、背中だけがのせられるのです。

-36-
マットが敷かれた長方形の花台に仰向いて背中を置いた香苗の膝が持ち上げられます。60㎝の棍棒が膝と膝の間に渡された香苗の腰から下です。手首をひろげて括った160㎝の棍棒と、合わせて括られるのです。
「ああん、いや、いや、ああん、いやぁああん」
手首を括った160㎝棍棒は天井からのブランコで、手首が解かれ、肘をひろげて括られ直しです。膝と肘が60㎝にひろげられ、棍棒が引き上げられて香苗の背中がマットに着く格好。
「丸出しだな、香苗、銀行のポスターにしてもらうかな、この格好」
「いやぁあん、いや、いや、こんな格好、いやぁああん」
臀部を突きだし、太腿をひろげられて乳房の横です。斜め上向いた股間が丸出しです。全裸だから、乳房も丸出し、腰からもちあがる太腿で、お尻がまるまると露出されているのです。男根張形を握った明夫が、香苗の臀部の前に立ちます。ひろげられた股の真ん中を、まずは毛筆で撫ぜてやるのです。まるまるとはち切れそうなお尻を撫ぜながら、窄む穴から会陰へ、会陰から陰唇の外側、太腿と股の微妙な処を、筆先でなぞられていく香苗です。
「いや、いや、あああん、こそばい、こそばい、いや、いやぁ」
身動き取れない香苗が、腰をくねらせてもがきます。柔らかい刺激を、急所のまわりに与えられているのです。股間を弄った毛筆は、乳房をはいあがり、乳輪が撫ぜられます。乳首を撫ぜられるのは、膣の中とおなじく、お預けです。明夫が香苗の肌を毛筆の毛先で撫ぜるのです。大村が香苗の表情を見ながら、男根張形、亀頭をおめこに挿入するタイミングを判断するのです。大学生の啓介は、カメラ係をしています。そのうち、本番、香苗のおめこへ、若さの特権で、勃起ちんぽを入れる役割です。
「あああん、こそばい、こそばい、ああああ、だめ、だめ」
じわじわ、香苗の身体の内側が反応してきて、膣の中を濡らしだします。膣のなかを弄らなくても、香苗は悶えてラブジュースを垂らしだします。
「ふふふふ、陰唇がめくれてきたな、ふふふふ」
「いい女です、敏感に反応します、もう、辛抱できない寸前です」
「いい女だ、銀行員、秀才だろ、でも女だな、悶えるんだな、香苗」
香苗は、恥ずかしい格好で、からだの一部始終をひろげられ、からだが感じる反応まで、さらけだされるのです。
「入れてやれ、ヌルヌルおめこに、張形を、入れてやれ」
大村の合図で、明夫が、男根張形の亀頭を、香苗の膣の中へ、挿入です。入れるのは亀頭からカリ首だけです。
「ひやぁああんあん、あん、ひやぁああん」
亀頭からカリ首が挿入され、カリ首で膣口からすぐの処を、擦られます。亀頭の直径は4㎝だから、普段ならきつくて動かしにくい大きさだけど、濡れて開きだした香苗の膣は、ヌルヌルに濡れているから、入ります。

-37-
腕をひろげ、太腿をひろげ、膝を胸のよこにまで引きあがった裸の香苗です。長方形花台に背中をおいて、棍棒にひろげられた腕と膝。後ろには大村が立ち、棍棒の持ち上げる格好で香苗の背中を起こしてVの字にさせます。正面には明夫が、男根張形の亀頭を香苗の膣に埋め込んでやります。正面からみれば開脚M姿、横からみればV姿の女体です。
「ひやぁあ、ああん、ひやぁあ、ああん」
直径4㎝にもなる亀頭が膣に埋められ、挿され抜かれ、挿され抜かれ、カリ首のくびれで膣口の奥の襞を擦られるのです。V字になっているので、膣口から子宮口までの膣はJ字になるのでそのままでは、男根張形を奥までは挿入できないのです。
「ああああっ、あああああっ、ああん、あああん」
明夫が張形亀頭をぐっと挿し込み、にゅるっと抜きます。カリ首のくびれが膣口の奥の襞を擦ります。香苗は、両手両足をひろげたまま、手を握り、足指を折り曲げ、胸を揺すって悶えます。
「ほうら、香苗、いいだろ、ほうら、どうだね、いいだろ」
明夫は、正面から、執拗に、香苗の悶え呻く声を聞きながら、男根張形を操縦するのです。香苗の後ろから背中をもちあげる大村が、二本の棍棒を括った紐をゆるめます。棍棒がひろがり、ひろげた膝が胸の横からおろされます。上半身とひろげた太腿が直角になるところで、とめられます。ヒイヒイの香苗、膣から男根を抜かれ、足が少し降ろされます。、太腿とお腹に隙間ができて、香苗、息をするのがやわらぎます。
「いい女だ、香苗、男がよろこぶ、いい女だ」
「まだまだ、たっぷり、責めてやりまず、たっぷりとね」
「香苗、よろこべ、明夫が、まだまだ、たっぷり、歓ばせてやると言ってるよ」
開脚M姿の香苗のまえとうしろ。前には毛筆40㎝棒状の男根張形を握った明夫が立ち、後ろからは大村隆が香苗を抱くんです。学生の啓介は、4Kカメラを持ってその光景を撮影です。
「ふふふふん、こんどは、奥の方をこすってやらなくちゃ、ねぇ、香苗」
ニタニタ顔の調教師奈倉明夫29才が、左手指で香苗の股間、陰唇を、ひろげて張形の、亀頭を、にゅるっと埋め込みます。濡れて膨張した香苗の膣口に、4㎝亀頭はちょっときつめですが、無理なく挿入できます。
「ひやぁあ、ああん、ひゃあ、ああっ」
香苗の表情が歪みます。声が洩れます。亀頭が膣に埋め込まれます。大村が香苗の背中を後ろから抱き起こしています。

-38-
八畳の広さの情欲部屋。その真ん中の花台に、全裸にされた両肘と両膝がひろげられている香苗です。後ろからは大村隆が抱きかかえ、前からは奈倉明夫が男根張形で、香苗の膣のなかを擦るのです。たっぷり濡れている香苗の膣。淫乱ジュースを飲まされているから、体液がぐじゅぐじゅにしたたり、流れ出てくるのです。
「ほうら、ほうら、はいったぞ、入ったぞ、香苗」
「ひゃああん、ひゃああん、ひやぁあああん」
直径4㎝の亀頭、深さ5mmのカリ首、それに直径3㎝の陰茎に、螺旋の筋が突起している代物です。ゆっくり、挿しこまれ、ゆっくり抜かれる男根張形。23歳の銀行員落合香苗が、男の手によって蹂躙、膣の襞を擦られているのです。
「ふふふふ、いいねぇ、香苗、いい声だねぇ、たっぷり、録音しておこうね」
「ひぃいいっ、ひやぁああっ、ひやぁああん」
明夫が握る張形男根が、香苗の膣の奥深くへと沈められていきます。奥は子宮口に亀頭の先が押しあてられて、ズボんズボん、1㎝ほど抜かれて挿し込まれ、1㎝ほど抜かれて挿し込まれます。子宮口を押されて刺激される香苗。カリ首のくびれが、膣奥の襞を擦り上げられます。
「ほうら、いい気持だろ、ほうら、香苗、気持ちいいだろ」
香苗は押し込まれる圧迫感と快感に翻弄されてしまいます。もう頭のなかは真っ白で、ただただ、からだの真ん中に入ってくる、ヌルヌルの感覚に、云い知れない快感を覚えるのです。
「ほうら、もっと、とろとろ、蜜を出せ、ほうら、ほうら、香苗」
「ひぃいいっ、ひやぁああっ、ひいい、ひいい、ひぃいいいいっ」
後ろ背中から抱きかかえる大村は、香苗の乳房を揺さぶって、双方の乳首をつまんで揉みます。明夫は正面から男根張形を膣に挿し込み、抜きだします。ぐいぐい、ぐいぐい、力が込められ、膣襞を陰茎で擦ってやる明夫です。調教に慣れた男の手によって、香苗、セックスには未成熟の23歳、美貌の女子が、花開かせていくのです。
「ほうら、ほうら、いい気持だろ、ほうら、まだまだ、いける、いける」
「ひやぁああ、ひやぁああ、だめです、ああああ、いく、いく、いくぅううっ」
ゆっくりだけど、確実に射止められていく香苗が、オーガズムを迎えだします。明夫は、ゆっくり、ゆっくり、トドメを刺していきます。
「ひやぁあああ、ひやぁあああ、ひぃいいいい~~っ!」
後ろから抱きかかえられたまま、開脚M姿のまま、花台のうえでお小水を飛ばしてしまう香苗です。痙攣し、喜悦に顔を歪めて、イッテしまう香苗。豊満な女体が、アクメの痙攣で、大きく反り返ってがっくりとうなだれてしまったのです。一部始終を4Kカメラで撮っている啓介が、スイッチをオフにして、情欲部屋に静寂が戻ります。縄を解かれた香苗が、隣室の檻に戻されます。
(この章おわり)







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