淫らな真理

かおり


淫らな真理(1)-5-
 31~36 2017.7.31~2017.8.6

 

-31-
処女から女になって、まだ三回目のラブホテルです。大学二年生の可憐な真理です。相手の晴彦からセックスフレンドだといわれて、意味も分からないまま、フェラチオの練習をさせられているのです。
「ちんぽのさぁ、裏のところをさぁ、舌でさぁ、根元からうえへなめるんだよ」
「はぁ、ああ、せんぱい、ああん」
「手はゆびを丸めて、かぶせて、しごきながら、だよ」
ぷちゅぷちゅ、真理がいわれるままに、右手に握った陰茎を、指を丸めて包みます。硬い晴彦のチンポを持ち上げ、裏側に唇をつけ、舌を這わせ上げていきます。
「ううっ、ふぅうう、ふうううっ」
全裸で肘掛椅子に座っている真理です。晴彦の勃起したチンポの陰茎をなめあげ、それから亀頭を唇のなかに咥えこみ、握った手は上に下へと微妙に動かします。
「そうだ、そうだ、真理、唇と舌、なめてもらうの、気持、いいんよ」
「ああん、せんぱい、こんなこと、するんですね、女の子」
「そうだよ、フェラチオ、フェラだよ、わかるだろ」
「うん、はい、わかる、わかります」
「男が、女にする、クンニリングス、ふふん、クンニ」
「はぁあ、クンニって、恥ずかしい、いやぁああ」
「して欲しいかい、真理、してやろうか」
晴彦は、わざときわどい言葉を真理に言って、その反応をみます。恥ずかしそうな表情になっていく真理。清楚で可憐な真理が、素っ裸になって、女の仕草で、男に奉仕する、晴彦には、たまらない快感、胸の中ゾクゾク感です。
「ああっ、はぁあ、ああっ」
フェラチオをおえさせ、クンニにはいる晴彦。ラブホテルの部屋へはいってもう三十分ほどにもなるでしょうか、真理はまだ、股間のおくを触られていないし、チンポを挿し込まれてもいません。からだが火照ってきても、まだ、男をうけいれるために濡らしていくだけです。
「ふふん、焦らしてやるんだよ、真理、たっぷり、だからな」
晴彦は、焦らして、焦らして、真理をその気にさせて、求めさせようと思うのです。肘掛椅子に座った真理を、開脚させ、Mの格好にさせて、クンニしてやるんです。

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肘掛椅子に座っている全裸の真理。晴彦が、その真理を1m離れたところですが、眺めます。フェラした後の真理は、もの思いにふけるような放心した表情です。可愛い、可憐だ、美しい、おっぱいがぷっくら、陰毛がいやらしく黒々してる。晴彦は、ためらいながら、真理をこのあとどのように料理してやろうかと、思うのです。最初は、開脚させて、セックスフレンド、後輩の真理の性器を、クンニしてやることだと思う晴彦。
「ほうら、足を、あげなさい、真理、あしを」
「あっ、はぁあ、ああん」
おろしていた足首をもちあげさせ、膝裏を肘掛にまたがせます。左の膝を肘掛にのせ、右の膝をもちあげ、ひろげ、のせさせると、股間がひらきます。晴彦は、眺めます。陰毛から下、肌よりは濃いけれど、うすいアメ色の閉じた陰唇。
「ああん、こんなの、恥ずかしい、恥ずかしいですぅ」
「恥ずかしくなんてあるもんか、見てあげる、たっぷり、してほしいでしょ」
「ああっ、そんなことわぁ、ありません、たっぷり、だなんて」
「ほうら、足を括るからね」
晴彦が手にしたのは、紐がつけられた幅5㎝の皮ベルト。
「括って、いいだろ、真理、いい格好にしてあげるから、ねっ」
ニヤニヤの晴彦に、けげんな表情の真理。気持ちは落ち着いていて、されようとしていることがわかります。
「ええっ、いやぁあん、せんぱい、そんなこと、括るなんて、いやですぅ」
とはいっても、晴彦は容赦なく、真理の太もも、膝の上部に、ベルトをまいて、ハート形の背凭れ横の留め具に通してしまいます。ベルトを巻いたとはいっても、まだ紐が引き上げられていないから、真理の膝は肘掛をまたいだままです。右太ももに巻かれ、左太ももに巻かれた皮のベルト。ベルトにつけられた紐が引き上げられるのは、少しクンニされてからです。
「ああっ、せんぱいぃ、こそばい、ああっ、あああん」
晴彦が肘掛椅子のまえにしゃがみこみ、膝をひろげてもちあげた格好になった真理の正面です。顔を見上げる格好で、晴彦が、真理の太ももの、白くて柔らかい内側に手をあて、太もものつけ根のところまで這わせあげたのです。晴彦の目の前には、清楚で可憐な二十歳の真理の、股間がばっちしと見えます。真理の恥丘を覆った陰毛が、股間の陰唇のよこにも、ちゅるちゅると、疎らですが、生えているのを見てしまいます。

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二十歳、真理の股間をばっちしと目の前で先輩の晴彦。気持ちがズキズキしてきます。女の性器です。
「あああん、見ちゃ、いや、そんあに、見つめちゃ、いやですぅ」
膝をひろげられ、太ももをひらかれた真理が、恥ずかしくて、自由になる手で、顔を覆います。そのかわいい仕草に、男の晴彦はいっそう胸キュンです。
「あああ、真理、いいんだね、セフレだもの、いいんだろ」
真理の股間、その真ん中、陰唇の縦割れは、まだ合わさったままです。ぷっくらふくれた陰唇の、そのまわりにちょろちょろと生えているちじれ毛が、恥丘のふさふさ陰毛とともに卑猥です。
「ああん、いや、いや、見ちゃいや、ですぅ、ううっ」
晴彦が手の平を、陰唇のそとがわぎりぎりのところに、ぺたんと置いて、横にひろげだしたのです。真理の合わさっていた陰唇の先が、めくれて、ひろがります。晴彦が縁を押さえ込むから、陰唇のうちがわがひろがります。先っちょはあめ色の陰唇ですが、めくれたうちがわは、淡いピンク色。しっとり透明の蜜で濡れています。
「ああん、せんぱいぃ、そんな、恥ずかしいこと、ああん」
晴彦が股間に顔を埋めてくるんです。ぴったし顔が股間にくっつけられてしまった真理。左右の膝の上、太ももををベルトに巻かれてひろげられ、引き上げられている真理。開脚Mの格好にされている真理です。晴彦が埋めてくる顔を、そのまま受け入れるしかありません。
「うううん、おいしいね、真理の、お汁、美味しいよ」
股間に顔を埋め、唇で陰唇を揺さぶり拡げたまま、舌をその間に入れ込んで、ぺろぺろと舐めた晴彦。股間から、顔を離し、持ちあげ、真理の顔を見て、言うのです。
「いやぁああん、せんぱいぃ、そんなこと、いわないで、ください」
手の平で顔を隠していた真理ですが、いまや腕をおろして太ももに、手の平を当てて、顔を赤らめているのです。
「ふふふん、写真に撮っておこうね、記念写真だよ」
まだ太ももから膝は、左右にひろげられていますが、肘掛をまたいだ格好で、脇腹にまでは引きあがっていません。そのうち手をひろげて括られ、膝が脇腹の横にまで引き上げられてしまう真理ですが、ここで写真を撮っておくというのです。
「ああん、いや、いや、こんなかっこう、いや、いやですぅ」
真理がうろたえます。スマートフォンを向けられ、写真を撮られてしまう。全裸になって、お股をひろげた格好。本能的、顔に手を当て、顔が写らないようにしてしまう真理です。

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ラブホテル、古典研究会の先輩晴彦と三回目になるラブホテルの真理。全裸になって、ベッドの横の背凭れがハートの形をした肘掛椅子に座っている真理。太ももにベルトが巻かれ、膝がひろげられ、背凭れに引き上げられている格好です。目の前に立った晴彦が、スマホを真理に向けて、写真を撮るところです。
「手をのけろよ、顔をみせろよ」
「いや、いや、顔、写るなんて、いや、いや」
すでに股間がひろげられていて、恥ずかしい処が丸出しになっていることがわかっている真理です。写真に撮られることで、めっちゃ恥ずかしい気持ちになっているところです。顔に手をあて、顔が写らないようにする二十歳の真理なのです。
「しやないな、真理、括ってしまう」
用意しておいた太くて柔らかいロープで、手首をあわせて括ってしまう晴彦。合わせて括られた手首は、ロープを引き上げられ、頭の後ろにまわされます。ロープは背凭れの後ろへ降ろされ、括られてしまったのです。
「これで、写真だ、真理、こっち向けよ」
「ああん、いや、いや、こんなの、いやですぅ」
「記念写真だよ、い記念になるよ、だろ、真理」
真理の手首が頭の後ろにきています。純情可憐な大学二年生の真理。全裸にされて、顔が丸出し、おっぱい丸出し、膝が開かれ、太ももが持ち上がった格好です。正面に立った晴彦が、スマホを向けて、シャッターを押します。
「あああん、せんぱいぃ、ああああん」
写真を撮られてしまった真理。晴彦が、真理の股間と乳房を弄りだします。弄って、休止して、フェラさせて、またまた弄ってやる方法で、勃起チンポを挿し込むのは、たっぷり真理の膣のなかを濡らさせてから。
「いいから、いいから、いいよな、真理、セフレだもんな」
晴彦が右手で真理の股間を包みます。手の平を陰毛が生える恥丘のうえ、そこから指をおろして、人差し指と薬指で陰唇をひろげます。こうすると、中指が、自由になります。晴彦は、中指を真理の膣に、挿し込むことができるのです。
「ふふふふ、いいね、真理、おっぱいも、触ってあげよう、いいね」
左手で真理の乳房がまさぐられ、右手の指で股間がまさぐられるのです。真理が開脚すがたで座った椅子の対面の壁はカーテンで、開くと一面の大きな鏡です。晴彦は、真理を座らせたハート形背凭れの肘掛椅子の横にいて、鏡に映して、真理に見せながら、弄ってやります。真理は、恥ずかしがってくるけれど、薄目をあけて自分の羞恥姿を見てしまうのです。

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「ほうら、鏡を見てみろ、映っているよ、真理が映っているんだよ」
ハート形背凭れの肘掛椅子に、膝をひろげて持ち上げられ、手首は括られ頭のうしろ。正面の壁一面の鏡に、女子としてとっても恥ずかしい格好で、見られたくない処をひろげられてい自分に、真理は卒倒しそうです。
「ああん、せんぱいぃ、いや、いや、こんなの、いやですぅ」
「ふふん、そうかなぁ、ほんとに、いやなのかなぁ」
真理が座る肘掛椅子の後ろに立った晴彦が、真理の乳房に右手をかぶせ、モミモミ、してやります。左手は陰毛をまさぐったあと、股間におろされ、性器をなぶってやります。身動きとれない真理。先輩晴彦と二人だけの密室です。
「ああん、いやぁ、ああん」
乳首をつままれ、膣のなかへ指を入れられていく大学二年生、二十歳になったばかりの真理。恥ずかしい、三回目のラブホテル。でも、晴彦を嫌いにはなれません。イケメンだけではなくて、こころが優しいと思えるから、真理、それに、セックス、好き、やっぱり好きです。
「ふふふふ、濡れてるね、入れたいね、どうしようかなぁ」
鏡の中の真理にむかって、晴彦が話しかけます。膣には指が挿し込まれたまま、おっぱいは乳首がつままれたままです。
「ああ、ああん、はぁあ、せんぱいぃ」
上気して、表情が潤んで、観音さまのようにおだやかな顔つきになっている真理。全裸の真理。開脚の真理。正面にきた晴彦が、鏡を背中に、真理の前に座ります。椅子の座部、幅は30㎝だから、またいで座ると肘掛のしたに、太ももがきます。真理の股間が、晴彦の腰の前です。勃起のチンポが、真理の股間の膣の前です。
「うううん、真理、いいね、いれて、たっぷり、やってあげる、いいね」
「はぁ、ああっ、せんぱいぃ、いれて、いれて、あああん」
晴彦は、チンポ、真理の膣口にかぶさる陰唇を、指でひろげて亀頭を当てます。当てて、ぶすっと挿し込みます。
「うううっ、おおっ、ううっ、おおっ」
「ああっ、ひぃいい、ああっ、ひぃいいっ」
ぶす、ぶす、ぶすっ、晴彦の勃起チンポが、真理の膣のなかへ挿し込まれ、ストップです。
「っううっ、おおおおっ、はいったよぉ、おおおっ」
きっちり、根元まで挿し込んでしまた晴彦は、深呼吸のような深い息をしたあと、真理の裸体にむしゃぶりつきます。勃起チンポを挿し込まれた真理は、迫ってくる鈍い快感に、はぁあああっ、と呻きの声を洩らしてしまいます。

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真理は括られていた手首のロープをほどいてもらえます。膝をひろげて持ちあげられたロープはそのままです。
「ああん、はぁああん、うっ、うっ、ううっ」
背凭れがハート形の肘掛椅子。肘掛がおろされると座部が幅30㎝×長さ60㎝です。開脚で膝を持ちあげた真理の前に座った晴彦は、ぶっすり、勃起した長さ15㎝太さ4㎝のチンポを、真理の膣に挿し込んでいるのです。
「入ってるよ、真理、入ってるんだよ」
「はぁ、ああっ、入ってる、入ってるぅ」
密着させられたチンポを、下腹部の奥で感じとる真理。ふくらむお腹の中の感覚が、これまでに味わったことがない、じわっとした感じなのです。
「うううん、おおおっ、いいな、いいよ、真理、いい気持だよ」
晴彦は、勃起させたチンポを、純情可憐な真理のオメコに挿し込んでいる快感を味わいます。たっぷり、女の蜜を感じます。後輩の真理が、悶えて呻く秘密の顔を知っていく晴彦。愛らしい、恋を抱いてきただけに、密着度合いを強めます。
「ああん、ひぃいい、せんぱい、いい、いい、ああっ」
「うううん、真理、とろとろだ、とろとろになってきたよ、おおっ」
チンポをオメコに挿し込まれ、膣襞に密着させられたまま、真理は座ったままで抱かれます。キッスされ、舌を絡ませられる真理。おっぱいをまさぐられます。
「うううっ、ふぅう、ううっ、うう、うう」
悶えだして、呻きます。裸のからだを、男の晴彦になぶられている二十歳の真理です。学校では、文学を勉強していて源氏物語を読んだりします。いま、真理は、おんな、女のよろこびを、感じてきているのです。
「ふううっ、うう、うう、ううっ」
男の晴彦先輩に抱かれて、男のシンボル勃起チンポを、オメコに挿し込まれている真理。抱かれて、晴彦の腰が微妙に動いて、亀頭が膣の襞を、子宮の口を、擦られるんです。
「あっ、あっ、ああっ、ああああん」
とろとろとお蜜をくみださせてしまう真理。からだをひらいて、おくのおくを開く感じで、とろとろにとろけていく大学二年生の真理。晴彦のセフレになっていく、純情可憐な真理の変容です。
(この章おわり)











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