愛情の部屋
25〜30 2025.2.27〜2025.3.4
愛情の部屋
-25-
<愛の部屋>
村上純也(28)が住んでいるマンションは、聖護院の近くで2Kのです。バスとトイレ、狭いキッチンルームがあって、六畳の勉強部屋、それから四畳半の<愛の部屋>と名付けたフローリングの部屋です。純也は大学院で研究を続けているのと同時に、女子短大で常勤講師を務めていて、生活資金を得ています。愛の部屋は、純也が手づくりの道具が置かれていて、愛の対象となるセックスフレンドを連れ込んできては、愛欲のこと、好き三昧を繰り返す男なのです。
<後輩の河野美幸、ええ躰してるし、感度もいいし、いい女だよなぁ>
今日も午後4時頃には、純也の元へ来る予定の美幸を想いながら、わくわく、楽しみな気持ちです。その美幸、24歳で大学院生、修士課程を終えても、アルバイト生活で文学研究を続けていきたい希望です。先輩の村上純也とは、セックスする関係になって三か月、かなり濃厚な欲望を満たされているところです。セックス、男とセックス、性交するけど、なにか物足らなくて、情欲が満ちてきて、苛められて昇天したい気持ち、マゾの自分を発見してしまって、密かに隠していた気持ちが、純也によって発散してもらえるようになってきて、どうしたらいいのか、わからないけど、セックスしたい、苛められたい、苛めてほしい、縛られたりされたい。
<ああ、動けなくされて、ちんぽ挿し込まれて、よかったの・・・・ああ・・・・>
午前中は自分のワンルームにいて、午後から純也のマンションへ行くことになっている美幸です。アルバイトはなし、研究室へは行かなくてもよくて、純也のマンションルームで、セックスいっぱいしちゃう妄想です。
<好きなの、わたし、どうしょ、変態なのかしら、わたし・・・・>
ぴぽぴぽ、チャイムを押すと、ドアがひらかれ、純也が顔を出して、入れよ、との合図。美幸は、人に見られていないことを確認して、なかへ入ります。暖かい空気が漂っていて、ちいさな玄関先で靴を脱ぎ、コートを脱いで、六畳の勉強室へ入ります。
「待ってたよ、みゆき、また、会えたね!」
「うん、また来たよ、せんぱい、来ちゃった!」
純也はブルーのセーターに綿パン姿です。コートを脱いだ美幸は、ブラウスに膝下までのフレアスカート、乳白色の生地に黄色と赤の花柄です。パンストは穿いていません。ボディースーツも着けていません、純也好みの白いシュミーズを身に着け、そのしたにブラジャー、ショーツ、足にショートなソックス姿です。清楚な外見、髪の毛は肩のうえまでのカットです。
「ねえ、ねえ、せんぱい、浴衣の帯と帯留め、古着屋さんで買っちゃった」
美幸はカバンから、縁日の和装の古着屋で買い求めた紐たち、赤い柔らかい浴衣の帯と細い帯留めの束を、取り出して、純也に見せたのです。
「おお、いいねぇ、ええ趣味やねぇ、みゆき、麗しい色合い!」
「レトロな感じ、わたしの好み、なにかしら、ぞくぞくしちゃうの」
「そうか、みゆきは、与謝野晶子研究、やしなぁ」
「ええ、岡本かの子って女のヒトにも、紫式部にも・・・・」
「ぼくは、団鬼六とか、興味あるんだよなぁ・・・・」
勉強椅子に座った純也と、丸テーブルの傍の肘掛椅子に座った美幸が、おたがいにその躰の奥を、意識しながらの会話を交わしているんです。
愛情の部屋
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もう美幸は催眠術にかかったみたいに、うっとりの表情を純也にみせています。純也は、美幸を立たせ、背中から抱きながら、引き戸のむこうの四畳半、愛の部屋へ連れ込みます。暖房が効いています。窓には遮光カーテンで閉められているので、電灯をつけて明るくします。
「ああ、はい、せんぱい、わたし、うん、すきにして、ください・・・・」
純也に抱かれた美幸は、顔を伏せ気味にして、小声で、呻きのような呟きで、愛くるしく言葉を洩らします。純也は、まだ着衣の美幸を、背中から抱いて、人形のようになった躰を支えてやります。恥椅子と呼んでいる背凭れ椅子があります。あぐら座りできるほどの幅広い座部、奥行きは50p、背凭れは30p幅の厚板が組まれた十字架です、座部から80pの高さです。床から座部までは80p、回転する椅子で一本足です。肘掛はありません。美幸を座らせます。
「はい、ああ、せんぱい、かわいがって、ほしい、ああ、たっぷり・・・・」
「わかっているよ、みゆき、たっぷり、かわがって、やるよ!」
赤い色柄の兵児帯と帯留めが、四畳半、恥椅子の横の花台テーブルに置いてあります。床には革の旅行カバン、サイズは40p×50p×15pが、置いてあります。愛の道具箱、女の美幸が喜ばせてもらえる性の道具が詰まった革のカバンです。
「いいね、みゆき、麗しいねぇ、可憐やねぇ、可愛いよぉ!」
背凭れ椅子に座らせた美幸のまえに、風呂で使う椅子を置く純也です。愛の部屋、四畳半、一面の壁には、床から縦長の大きな鏡が貼りつけてあります。鏡の対面には、幅20pの板をXに組んだ拘束板です。ビデオカメラと三脚、カメラの画像は大きなモニターに映し出すことができます。
「はい、ああ、わたし、可愛いですかぁ、ほんとですかぁ・・・・」
「可愛いよ、とっても、ああ、いい匂いだね、みゆき!」
風呂椅子に座った純也が、美幸の右足首を持ち上げ、ソックスを穿いた足裏に顔を近づけ、匂いを嗅ぐのです。持ち上げられた足首の、膝が露出して、太腿の奥が、純也には見えます。白い肌の太腿、その突き当りの白い布。純也は目を眩ませます。裸にした肌よりもチラリズムの肌が、艶めかしいのです。床に置いた兵児帯を手にする純也です。美幸が縁日で買い求めてきた太い紐になる兵児帯です。背凭れ十字架の上後ろへ渡した兵児帯、そこから前へ垂らして二本にし、着衣のままの美幸の膝裏、内側から外側へとまわして、背凭れへと戻すのです。美幸の膝が持ち上がり、足首が床から浮いてしまいます。まだきつくは絞り上げなくて、太腿が座部から少し浮くところで膝を浮かせる格好です。
「ああっ、あああん、もう・・・・、もう・・・・、わたし・・・・」
「どうした、みゆき、わたしが、どうした?!」
「ああ、わたし、崩れそう、だめ、わたし・・・・」
純也は、美幸が穿いたスカートの、裾を太腿の根元まで、めくりあげてしまうのです。白いショーツの股布が、はち切れんばかりに膨らんで、股間に縦スジが食い込むようにも見えるのです。純也は、美幸の足膝に手の平置いて、浮いた太腿から膝を、拡げさせたり窄めさせたりして、遊んでやります。
「ああん、せんぱいぃ、あああん・・・・」
足を少しひろげて太腿までを露出させた美幸を、椅子ごと半回転させ、鏡の正面に映し出されるように仕向けられたのです。背凭れ椅子の後ろに回った純也が、椅子に座った美幸を、うしろから手を伸ばし、着衣のうえから弄っていく純也、美幸の正面、横からは録画スイッチが入ったビデオカメラが稼働してはじめています。
愛情の部屋
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愛の部屋は四畳半の広さです。背凭れが十字架になった椅子に座らされた美幸は、背凭れの後ろからまわした兵児帯を、膝の内側から外側へとおされ、引き上げられてしまいます。足首が持ちあがり、膝が浮きあがってゆらゆらです。穿いてきたスカートの裾が腰までめくられてしまって、白いショーツの股布がくっきりです。
「ほら、みゆき、鏡を見てみろよ、どうだい、格好いいじゃない」
「ああん、いやぁあん、こんなの、ああん・・・・」
背凭れ椅子の後ろに立った純也は、目の前の大きな鏡に映った美幸の、足をひろげた着衣すがたを見せて、にたにた、これから美幸を弄り苛める下準備OK。美幸は、自分のあられもない姿に羞恥の気持ちを露わにします。後ろから、美幸が着けたブラウスのボタンを外していく純也。手は自由に動かせる美幸は、ボタンを外してもらうことに従順です。胸を開けられる、白いシュミーズが露わになります。半分透けたシュミーズのしたにはブラジャーがあるので、乳房は隠されたまま。
「あああん、いやぁあん、せんぱいったらぁ・・・・」
「剥いてやりたいんだよ、みゆき、ふふん、辱めてやりたいんだよ!」
純也は、ブラウスを脱がしてしまいます。シュミーズの生地をたくし上げてきて、乳房を覆ったブラジャーの上にまで引き上げてしまいます。臍の上から胸までのお腹が露出です。ブラジャーのホックが外され、シュミーズとともに首から抜かれてしまいます。上半身が裸になった美幸。純也が手にした帯留めを乳房のしたに渡して背中にまわし、前へまわして乳房のうえをわたします。帯留めを背中で括ってしまうけど、手は括りません、自由に動かせるんです。
「あああん、せんぱいぃ、だめ、こそばい、あああん・・・・」
裸になった美幸の上半身、後ろから、肩から両手をおろしてくる純也。おろしされた手で、乳房を揺すられる美幸。
「たぷたぷ、みゆき、おっぱい、ぷっくら、やわらかい、いいねぇ!」
「ああん、だめ、いやん、あかん、ああん・・・・」
揺すっていた純也の手指が、乳房の先っちょ、乳首をつまみます。双方の乳首を、それぞれにつまんで、軽く揉みだす純也です。その光景が、美幸の前に貼られた鏡に映っていて、美幸は薄目をあけて見てしまいます。乳首をつままれ揉まれだすと、ぐにゅぐにゅな刺激が躰に注入されてきて、変な気持ちになってくる美幸です。
愛情の部屋
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四畳半の愛の部屋、背凭れが十字架になった椅子に座った美幸は、上半身を裸に剥かれています。前の壁面は大きな鏡、足をひらいた半裸の姿が映っていて、美幸も見ています。乳房の上下に、赤い帯留め、背凭れの後ろから膝におろされた赤い兵児帯が、膝の内側から外側へまわされ、引き上げられ、美幸の足が浮き上がった格好です。スカートが腰に引きあげられて、白いショーツが丸出しです。
「見てみろ、みゆき、下穿きが、邪魔だよなぁ!」
背凭れ椅子の後ろから鏡のなかを見る純也が、美幸の耳元でささやきます。美幸はもう、躰のなか、お腹のあたりが、うずうずしていて、純也のささやきが、恥ずかしいです。
「ああん、いやん、せんぱいぃ・・・・」
<脱がしてほしい、ショーツの奥が、ムズムズぅ・・・・>
言葉にしては言わないけれど、美幸の心の中では、白い股布が邪魔してる、悶えです。
「脱がしてやろうか、みゆき、剥いて、見たい・・・・、おめこ・・・・!」
正面にまわった純也が、美幸が穿いた白いショーツを、脱がしにかかります。膝をもちあげた兵児帯を解き、腰を持ち上げさせ、お尻からショーツを剥いて、太腿のつけ根までずりおろし、留めてしまいます。
「はぁああ、せんぱいぃ、脱がして、ください・・・・」
腰から太腿のつけ根までが露出して、純也が生唾、ごっくん、男のこころが揺れるのです。陰毛、美幸の陰毛は茂みです。白い肌に黒い毛が卑猥です。そのまま、白いショーツを下ろして、脱がせてしまって、スカートも脱がせてしまいます。背凭れが十字架の椅子に、乳房の上下に渡った紅い帯留めのほかは裸の美幸が、足を閉じて座っているのです。
「ああん、そんなに、じろじろ、見ないでよ、恥ずかしいからぁ・・・・」
「ふふふふ、素敵なみゆき、可愛いみゆき、縛ってやるよ、ふふふふっ」
床に着いた足裏、その足首を交差させられ、赤い兵児帯が巻かれて括られ、持ち上げられてしまう裸の美幸です。
「ああっ、あああっ・・・・」
足首を括った兵児帯が二本にわけられ、ひきあげられ、十字架の背凭れに括られる格好で、前にまわされ、腋の下を通され、羽交い絞めされる格好で首後ろで括られてしまったのです。まだゆるゆる、美幸、足が浮きあがり、股がひらかれてしまう格好で、鏡に映され、ビデオカメラで録画されます。
「あああん、こんなの、あしが、あがって、おまたが、ひらいて・・・・」
「ええ格好やろ、みゆき、ここからだよ、たっぷり、歓ばせてやるから、ね!」
手は縛りません、というの行為中、純也のちんぽを咥えさせ、扱かせるために、自由にさせておくのです。暖かい部屋、照明される美幸の羞恥裸体、弄られていく女体、たっぷり、濡れ濡れにされながら、大学院で文学研究に勤しむ才女の美幸なのです。
愛情の部屋
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背凭れ十字架椅子に座らされた美幸は、兵児帯で足首を括られ、引き上げられ、股がひろがって正面向きです。純也は、椅子の左横にいて、括った美幸を左の位置から弄ってやるのです。四畳半、美幸の正面には大きな鏡、股をひろげた美幸の姿が映っています。ビデオカメラが鏡の前下方に置かれていて、きっちり美幸のあられもない裸体姿が撮られていきます。
「ああん、せんぱいぃ、さわったらぁ、感じちゃうぅ・・・・」
純也が触るのは、美幸の股の真ん中です。それから乳房です。背凭れ十字架椅子にお尻を置いた美幸は、そのお尻を前へずらされ、足首が真上に、上半身は斜めになります。
「おさわり、おなぶり、みゆき、感じるんだよ、たっぷりと・・・・!」
純也は、全裸の美幸にたいして、自分の全裸になります。勃起させたちんぽを美幸に咥えさせます。正面からではなくて左横から、腰を突き出し、勃起ちんぽで美幸の左頬をぺたぺた叩いて、唇をひらかせ、陰茎を手に握らせ、亀頭を口の中へ咥えさせ、口を塞いでやります。
「なめろ、くわえろ、ちんぽだよ、みゆき!」
「はぁあ、ああん、せんぱいぃ、おちんぽぉ、うう、うぐっ・・・・」
純也は、咥えさせたまま、美幸のおっぱいを弄り、股をまさぐりだします。股をなぶるのは左手です。ちんぽを咥えさせたまま、左手をおろして、股にあて、陰唇をひらいてやります。
「おお、いいねぇ、いいよぉ、みゆき、おおおおっ!」
勃起させたちんぽを横から咥えさせ、右手で乳房をまさぐり、左手を股におろして柔らかい、その秘唇を撫ぜあげ、撫ぜおろす純也です。美幸は、勃起ちんぽを口に入れ、手の平で陰茎を撫ぜ撫ぜしていきます。
「うう、ふぅうう、うう、うう、うう・・・・」
<ああああ、せんぱいぃ、かんじるぅ、感じますぅ・・・・>
純也が、乳首をつまんできて、揉み揉みしてくれます。陰唇をひろげられ、指の腹でその谷間を擦ってきてくれます。美幸、窮屈に括られている躰だから、いっそう刺激がお腹の芯に伝わって、ひいひいの気持ちです。
「いいねぇ、みゆき、吸ってやろうね、お、め、こ・・・・!」
フェラさせているのを止め、美幸が座った背凭れ十字架椅子を90度まわして、しゃがみこむ純也。美幸の股を、舐め舐め、吸い吸い、するのです。斜め上向いた美幸の股です。太腿を抱くようにして、顔を股にくっつけ、唇で陰唇にひらけ、舌先でピンクの濡れた谷間を舐めあげ、舐めさげ、膣口をひろげ、舌先を挿し込んでぐちゅぐちゅ、じゅぱじゅぱ、刺激を注入してやります。
「あああん、あん、あん、だめ、ああ、だめぇ・・・・」
美幸が、お尻を揺すります。純也は美幸のひし形になった太腿をそとから抱いて、顔をつけ、下唇を会陰から鶴口へ、クリトリスまで、こすりあげて美幸を刺激するのです。指はおめこに入れてはやりません、入れるのは勃起させたちんぽです。
「みゆき、よろこべよ、ちんぽ、入れてやるから、なっ!」
中腰になる純也が、勃起させたちんぽを握り、膣口へ亀頭をあてがい、挿し込みます。ぶすっ、ぶすぶすっ、陰茎の半分まで挿し込んで、純也の手は、乳房と顔を撫ぜだすのです。愛撫、柔らかい美幸の肌を、勃起ちんぽで膣のなかを刺激してやりながら、性感帯を愛撫、美幸のボルテージをあげさせていくのです。
愛情の部屋
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四畳半、愛の部屋、背凭れ十字架椅子に兵児帯で括られている全裸の美幸。足首を重ねて括られ、胸元へ引きあげられた格好です。股がひらかれ、おめこが丸出し、純也に抱かれ、勃起するちんぽを膣に挿入された美幸。もうメロメロ、為されるがままです。
「はぁあああ、あああん〜、ひぃいい、いいいん・・・・!」
ぶすっ、勃起ちんぽが挿し込まれ、下腹部、ずんずん、その奥を刺激される美幸が、黄色いヒイイイ声を洩らします。
「いいのか、みゆき、感じるのか、きもちいいのか!」
「ひぃいい、いい、いい、きもち、いい〜っ!」
気持ちいい、われをわすれて快感に没頭する美幸を、純也は愛玩、可憐に、情欲まみれに感じます。ビンビン、勃起させたちんぽが、感じます。躰の芯に快感が伝わってきて、ずきんずきん、美幸を愛らしく思えます。おめこのなかはヌルヌル、勃起ちんぽは愛液にまみれて、とろとろ、いっそうビンビンに硬直です。
「おおおお、いいのか、みゆき、きもち、いいのか!」
「ぅむむう、ううっ、ひぃいい、ひぃいいですぅ、ううっ!」
純也は、おめこに挿し込んだ勃起ちんぽを、腰を左右上下に小刻みに、ゆすって、抜き挿し、膣のなか、ぬるぬる襞を擦ってやります。亀頭がいななき、カリ首が襞をこすって、美幸に快感注入するのです。
「ひぃいい、い、いい、いいい、きもちいい〜!」
「おお、おお、ぼくも、きもちいいよぉ、みゆきぃ!」
「はぁああ、ひぃいい、いきそ、いきそぉ、ひぃいい〜!」
「まだまだ、まだまだ、これから、もっと、もっとだ!」
「はぁああ、もっと、もっと、して、して、もっとぉ〜!」
足をひし形に、乳房を上下から赤い帯留めで締めあげ、身動きとれなく拘束してやった美幸を、歓ばせていく純也に、美幸が反応していきます。美幸はもう女そのもの、快感を躰全部で感じている女です。純也は美幸をますます攻め立てて、ヒイヒイ声を洩らさせて、満足させていきます。
「いくのか、みゆき、おお、おお、いくのか!」
「ひぃいい、いきそ、いぐ、いぐ、ううっ!」
「ぼくも、でそうだよ、おお、むむっ、おお〜!」
純也が射精の兆しを感じてきて、挿し込んでいる勃起ちんぽを、抜いてしまいます。抜かれた美幸は、小刻みにふるえて深呼吸、頂上の手前で、小休止、膣口はひらいたまま、とろとろと卑猥な蜜が会陰を伝って滴ります。スキンをつけ終わった純也が、ふたたび、美幸に挑みます。もう、射精をおえるさいごまで、一気に突き進んでいくのです。
「ああん、ああ、いい、いい、ひぃいい、いい〜!」
「おお、おお、いいねぇ、みゆきぃ、でそうや、でる、でるぅ!」
純也の痙攣がはじまる直前から、美幸が奇声を発してアクメに昇ってきて、オウガズムに昇りきる痙攣です。おしっこを飛ばしてしまう美幸、24歳才女、可憐なる美女が、快楽の底に堕ちていく瞬間です。射精が終わった純也は、ちんぽをおめこに挿し込んだまま、深呼吸、美幸が躰のちからを抜いて、軟体動物、メスになって兵児帯が解かれたのでした。
(おわり)
愛情の部屋