愛情の部屋
15〜19 2025.2.15〜2025.2.20

愛情の部屋

-15-
<ベッドの上で>
下半身を裸にした美幸は、クンニしてもらって、うっとり気分で、たちあがります。ワンピースを脱いでブラをとり、全裸になります。純也もセーターを脱ぎ、シャツも脱いで全裸です。ベッドはシングルだから狭いです。暖かい部屋、窓からの光をさえぎるため、カーテンを引いて薄暗くします。勉強机い置いたビデオセットを、丸テーブルに置いて、ベッドの横からの録画です。
「ああん、せんぱいぃ、いいのよ、わたし、ああん、苛めて・・・・」
まだ純也のマンションでは慣れていない美幸です。でもラブホでの交尾からしたら、時間を気にすることもないし、気持ちが落ち着いて、とっても優美で豊かな時に感じます。
「うん、みゆき、たっぷり、苛めてやるよ、ぼくのちんぽで、ねっ!」
仰向きになった美幸が、膝から太腿をひろげ、その間に純也が座りこみます。目の下に美幸の股が丸見え、いつもは隠してある秘密の処、蕾、秘壺、まだ閉じられたままの陰唇、純也が蕾を開花させていくのです。
<ああ、せんぱいぃ、わたしのおめこ、弄って、苛めて・・・・>
<みゆき、おめこ、たっぷり、観察してやるよ、弄りながら、なっ!>
ベッドの上、仰向いて開脚、寝そべった美幸、その太腿の間に座った純也。ふたりとも無言です。心の中で美幸が思います、純也も心の中で思います。女と男は素っ裸、抱きあい、性交、交尾をおこなうのです。
「うううん、みゆき、きれいな肌、いんもう、いいねぇ、興奮しちゃうよ」
「あ、あ、あ、せんぱい、さわって、ああ、わたしのおめこ、触って・・・・」
囁くような小さな声で、陰毛を撫ぜられる美幸が、純也に告げます。純也は、閉じている陰唇を左右の指で左右の陰唇をつまみ、ひろげて見ます。美幸は、仰向いたまま、腕を胸に置いて、呻きの声を洩らします。純也は、女の性器を見ると、むらむら情欲がわいてきて、ちんぽにつたわって勃起しはじめます。
<いいねぇ、みゆきのおめこ、きれいなピンク、いいねぇ>
指で陰唇のビラビラをひろげた純也は、クリトリスを剥いてしまいます。トサカの縁を押さえて、剥きだします。少し赤みがかった突起するクリトリスを、ぎゅっと搾り上げる純也。それに美幸がぐっと腰を押し上げる仕草で、反応します。
「ああ、ああん、だめ、ああ、ああん・・・・」
かぼそい、息を洩らすような声で、呻く美幸に、純也は愛を感じます。抱きしめて、ちんぽを入れて、ぐじゅぐじゅしてやりたい。美幸を、よろこばせてやりたい、苛めてやりたい、純也は、膣前庭から膣口へ、右手中指と薬指の腹で撫ぜおろし、弄ってやります。美幸が悶えます。とろとろに濡れている膣口、肉襞が閉ざしている膣のなか、純也は、勃起するちんぽの亀頭を、膣の口へ挿し込んで咥えさせます。
「ううっ、ああっ、ぁああっ・・・・」
美幸の呻きが、純也には愛の証に聴こえます。亀頭を挿したそのまま、陰茎の半分ほどまで挿し込んでしまいます。そうして純也は尻を浮かせ、美幸に覆いかぶさり、ぐぐっと、勃起したちんぽを、根元まで膣に挿し込んだのです。ぬるぬる、ぎゅっと締めつけてくる膣圧、純也は、その快感に胸を反らせて、美幸を押さえ込むようにして、結合、交尾、性交にはいったのです。

愛情の部屋

-16-
その日、最初の交尾はベッドの上、正常位からはいります。全裸の美幸が仰向いて、太腿をひらいて、膝をたて、その間にすわった純也が、勃起ちんぽをおめこに挿し込みます。
「あああん、せんぱいぃ、いい、いい・・・・」
かぶさった純也が、ぐいっと勃起ちんぽをおめこに挿し込まれた美幸が。呻きます。
<ああ、ああ、ちんぽ、いい、いい、ちんぽ!>
美幸のこころは歓喜に満ちて、純也の勃起ちんぽで、ぐじゅぐじゅです。きもちいい、とっても、ああ、もう、とってもきもちいい。純也の勉強部屋、シングルベッドの上です。
「いいねぇ、みゆき、おめこ、いいよぉ、きもち、いい!」
「ああん、はぁああん、せんぱいぃ、いいですぅ!」
ぶすぶすっ、勃起ちんぽで、美幸、おめこのなかを擦られて、とろとろです。純也が乳房を揉みだします。ぐっと腰を美幸の股間へ密着で、勃起ちんぽは根元まで、きっちり膣に咥え込ませたままです。胸をもちあげる美幸の乳房はぷっくら、乳首がピン起ち、純也は右手を左の乳房にかぶせて、柔らかくつかんで、揺するようにして揉んでやります。左の腕を美幸の脇腹から挿し込み、頭をうしろから支えます。
「ああああ、ひぃいい、いい、いい・・・・」
仰向いて純也に抱かれる美幸は、呻きの声を洩らして、呻いて、太腿をひろげ、股をひらいて、勃起ちんぽを受け入れます。根元まで挿し込まれた勃起ちんぽ、ゆっくり抜いて、ぶすぶすっ、挿し込んでストップ、美幸が呻きます。
「いいねぇ、いいよぉ、みゆき、おめこ、いい、いいねぇ!」
<ひぃいい、ちんぽ、ちんぽ、いい、いい、もっとぉ!>
「うううん、ふぅうううん、ひぃ、ひぃ、ひぃいい〜!」
純也は、挿し込んでいた勃起ちんぽを、膣から抜いて、膝立ち、勃起ちんぽを美幸の唇へ。美幸は唇をあけ、勃起するちんぽの亀頭を咥え込み、右手をさしだし、陰茎をにぎって応えます。
「ほうら、ぬれぬれ、ちんぽ、くわえて、ほうら!」
「うぐ、うぐ、うう、ううっ!」
<ああ、おおきい、ふとぉい、ちんぽ、ちんぽ、ちんぽぉ!>
可憐で才女の美幸が、素っ裸で純也にだかれ、勃起ちんぽで快感を注いでもらって、心の中は卑猥です。とろとろ、ぬるぬる、美幸のおめこから、透明な汁が滲み出て、溜まって、とろとろ流れ出て、白いシーツを濡らします。美幸の口で濡れた勃起ちんぽを拭かせたら、ふたたび、勃起ちんぽをおめこへ、挿し込んでやる純也。美幸は、受動です。まだ、してもらう、されるがまま、快感をむさぼるのです。純也は、可憐な才女、むっちり豊満な美幸を抱いて、勃起するちんぽをおめこに挿入し、淫らに欲求を満たしていくのです。いよいよ射精の兆しがあらわれている純也です。

愛情の部屋

-17-
河野美幸(24)は大学院の修士二年目、そのあとの進路をどうするか、迷うながら悩んでいるところでした。たまたまナンパしてきた男が先輩になる村上純也(28)だと知って、急速に親密になって、躰を交わらせる関係になりました。純也のマンションへ行くようになって、仲睦まじく共に時間を過ごすようになって、セックス三昧です。その日の最初の交尾は、いよいよ佳境にはいって、美幸もう膣のなかをぐじゅぐじゅに濡らしています。
「あああ、ひぃいい、せんぱいぃ、ひぃいい・・・・!」
仰向いて、股をひらいたところへ、おおいかぶさっている純也の勃起ちんぽが、ぶすぶす、膣のなかを擦ってきて、うわごとのように、無意識に、喜悦の声を洩らしている美幸です。
「いいのか、みゆき、いくのか、みゆき!」
「ひぃいい、あああん、ひぃいい〜!」
「そうなの、つけようか、つけてなかだし、してやろうか!」
「うん、うん、つけて、もっともっと苛めて、おちんぽ挿して・・・・!」
純也は、美幸のおめこから、勃起するちんぽを引き抜いて、コンドームを装着し、そのままぶすぶすと挿し込むんです。やっぱり、ナマがいいけど、スキンをかぶせると興醒めだけど、そとだしよりなかだし、膣のなかで射精するのが、やっぱり気分いいんです。
「ああっ、ああっ、せんぱいぃ、いい、いい、ひぃいい、いいっ!」
ぶすぶす、美幸は、ふたたび勃起ちんぽを挿入されて、ぶすぶす、挿し抜きされだすと、躰の奥がじんじん、痺れる感じで、舞い上がってしまう感じで、気持ちいい、とっても、気持ちいいんです。
「おおお、いいねぇ、いいよぉ、おお、おお、出そうだよぉ、おお!」
「ひぃいい、ひぃいい、いきそお、いきそお、おお!」
「おお、おお、みゆき、出そう、出そうや、うう、ううっ!」
ぶすぶす、スピードがあがって、勃起ちんぽがビンビンになった純也。ぐっと込みあがってくるスペルマ発射の瞬間へ、ぐっとこらえて快感です。
「ひぃいい、いぐ、いぐ、いぐぅ、うう、うう〜っ!」
美幸は躰をひろげきり、とろとろ、おめこ汁を噴出させます。
「ひぃいい、いぐいぐ、うううう〜〜!」
美幸のからだが硬くなり、乳房はもりあがり、乳首はツン起ち、アクメに襲われる瞬間、勃起ちんぽが痙攣です。
「おおおお、いい、いい、ううっうう!」
純也が射精、美幸が受精、男と女の交尾、サカリです。イッテしまって美幸はぐったり、射精してしまった純也もぐったり、勃起ちんぽが萎えるまで、美幸の膣に挿し込んだまま、ふたりは余韻を愉しむのでした。

愛情の部屋

-18-
終わって、すこしまどろんでいた美幸が、正気にもどります。裸のまま、純也のベッドに寝ているんですが、毛布がかけられているのに気がつきます。
「目が覚めたかい、みゆき、疲れていたんだね」
純也は、すでにシャツとズボンを着衣していて、勉強椅子に座っていて、ベッドの方を向いているのです。美幸は、毛布を首筋にまで持ち上げ、顔だけ出して、純也の姿をみとめるのでした。
「ああ、せんぱい、わたし、眠っていたのかしら、暖ったかいお部屋・・・・」
全裸なので、毛布を退けるのが恥ずかしい、美幸は、戸惑います。純也が、こっちのほうを見ています。乱れてアクメを迎えてしまった自分が、恥ずかしい。
<ああ、ああ、みないで、恥ずかしい・・・・>
「ねえ、ねえ、みゆき、いいことしたいんだ、いいかなぁ」
純也が、毛布をかぶった美幸を見つめて、うわずった声で言ってくるのです。美幸は、うん、と頷くのです。
<いいことって?、なんなん?、なにするん?・・・・>
純也の性癖をまだ知らない美幸は、たちあがって、ベッドに歩み寄ってきたのを見ます。毛布を捲ってくる純也に、美幸は少し抵抗するけれど、上半身を剥かれてしまいます。純也が手にしているのを見た美幸は、すこしうろたえます。手にしているモノを見ます。手枷、足枷、四つのK皮のベルトが、太い紐につながれている代物です。
「ええっ?、せんぱいぃ、なにするん、ええっ?・・・・」
「いいこと、するんだよ、みゆき、好きかなぁ、嫌いかなぁ」
ベッドに仰向いて寝ている美幸の手首を持った純也が、ベルトのひとつを右の手首に巻きます。もうひとつが左の手首に巻かれます。右手と左手の間は10pです。
「ええっ?、なに?、せんぱい、わたし、ええっ?」
「いいから、いいから、みゆき、かわいがってやりたいんだよ」
残ったふたつのベルトは、足首にハメる足枷です。太い紐の結び目から5pの処に四つの枷がつけられていて、足首に巻かれたら、手首と足首の間は10pです。
「ああん、あし、ひらいちゃう、ええっ?、だめよ、こんなの・・・・」
不意打ちのように美幸に襲ってきた受難です。手首と足首にベルトが巻かれ終わって、枷と枷の間は結び目から5p、手首と足首の間は10pです。美幸、足がひし形になってしまって、お尻が持ち上がってしまって、手を伸ばす格好、捕らえられたメスが手足を束ねて吊られる格好にです。拘束されてしまった美幸なのです。にたにたほくそ笑む純也の手には、ハンディカメラがもたれます。

愛情の部屋

-19-
手首と足首にベルトを巻かれ、四つの枷です。四つの枷は5pの太い紐で結ばれているので、美幸の躰は手首と足首が一緒にされた格好。全裸になっている美幸は、仰向き、背中をベッドつけ、足はひし形になり、足首は伸ばした手首に引きつけられています。
「いい格好だよ、みゆき、股を見せておくれよ、たっぷりと、なっ!」
ハンディカメラを手にした純也が、ベッドの脇に立ったまま、美幸を見下ろします。美幸は、純也が足の向こうに立っているので、目を向けると、目線があって、その顔はニタニタ、よろこんでいる表情です。
「ああん、せんぱいぃ、こんなこと、ああん、恥ぃです・・・・」
美幸は、泣きっ面に蜂という 感じで、表情を歪め、恥ずかしがっているのがわかります。全裸、足をひし形、手首が足首に括られているから、股も乳房も、手で隠すことができません。
「いいんだよね、みゆき、ぼくは、みゆきを、愛してる、だから!」
純也は、美幸がセックスで、どこまで許容するのかわからないから、試している節もあります。愛していると言っても、美幸の反応はわかりません。美幸は心の中で、特別に拒否する気持ちはありません。けど、全裸のすがたを見られていることに、躰の奥が濡れてくるほどの羞恥です。
「ああん、せんぱいぃ、苛めてほしい・・・・けどぉ・・・・」
「どうした、みゆき、どうしてほしいんだ?」
「ああん、わからない、わたし、ああ、どうかしてるぅ・・・・」
美幸は、自分で自分のことを、変態かも、と思うことが多々あったのです。内緒でアダルト映像をネットで探して観るけれど、女が縛られてイカサレていく光景なんか、めっちゃ興奮して観てしまうのでした。大学院では文学研究、与謝野晶子とか女子の作品研究とか、文献を読んだりして理解していく理知派の堅物のように見られているけど、内面はとろとろ、ぐじゅぐじゅ、男に犯されたい、苛められたい願望ももちあわせ、心に潜ませている才女なのです。
「ああ、せんぱいぃ、いやん、ああ、ああん!」
純也がビデオカメラを右手に持ったまま、左手を左の乳房にのせてきて、乳首をつまみあげるのです。ビデオは録画状態、赤い小さな印が光っています。
「あん、つめたい、手、ああん、だめ、つままないで・・・・」
仰向かせた躰を揺する仕草で、黙ったまま行為する純也の顔を見る美幸。ベッドの上、しわになった白いシーツの上に仰向いて、足をひし形にしている肢体の美幸です。
「いいねぇ、いいよぉ、みゆき、美しいよぉ、素敵だよ!」
純也は、美幸の乳房から手をはずし、右手に持ったハンディカメラをいったん丸テーブルに置いて、左美幸の裸体を90度回転させ、ベッドに横位置で、お尻を縁にまでずらして、股間が正面向くようにさせたのです。ベッドの縁にしゃがみ込む純也。左手にハンディカメラを持ち、右手を自由に使えるようにして、全裸美幸の躰を、開いていくのです。


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