愛情の部屋
6~9 2025.2.6~2025.2.9

愛情の部屋
-6-
<交尾する純也と美幸>
初めてだから、純也は美幸の感度試しだし、美幸は純也のテクニック試しな感じです。モミジの部屋は落ち着いた茶色の壁色、ベッドの上に全裸になった純也と美幸です。
「ああ・・・・、せんぱい・・・・、わたし、どうかしてる・・・・、ああ・・・・」
「どうもしれないよ、きれいな肌だねぇ、温かいからだ!」
白いシーツのうえ、仰向いて寝ている美幸の腰から臍へ、右の手の平を置いて撫ぜる純也です。寝そべった美幸の右側に座る格好で、純也は美幸の裸体を鑑賞します、臍のしたに置いた手の平を、恥丘に生える陰毛へとおろします。まだ、太腿を閉じている美幸。仰向いて膝から足首までを伸ばして閉じている美幸。純也は、右手で腰から股間の茂みを柔らかくまさぐりながら、乳房を弄ってやります。
「ああん・・・・、せんぱいぃい・・・・、あ、あ、せんぱいのん・・・・」
乳房に左手をかぶせられた美幸は、右手で純也の腰の真ん中からそそり起ちだしたペニスを握ってしまいます。目をつむった美幸。目をひらいている純也、女の肢体が男の視線にさらされ、鑑賞され、男をいっそう刺激させるのです。乳房をなぶられ、陰毛生える恥丘から、股間の割目へ指を入れられだす美幸は、夢心地、ふわふわと雲のうえ、純也の指が、股間のデリケートな皮膚を撫ぜだすのを感じます。女の急所、性感は乳首と陰唇、陰唇の先っちょクリトリス、膣前庭からヴァギナ、おしりをかるくゆすって応えます。
<ああああ、おちんぽ・・・・、かたい・・・・、あたたかい・・・・、ああああ!>
目をつむって仰向く美幸が、手に握った純也の勃起ペニスの感触をおもいます。フェラチオの経験は、学部の学生だったころ、好きだった男をフェラした経験、口の中にほおばって、じゅるじゅるしてあげた記憶がよみがえってきます。でも、純也とはまだ関係がはじまるとこと、初めてのデートの夜なので、美幸は奥ゆかしき女を演じるのです。
「ああ、ああ、せんぱい・・・・、ああ、ああ、だめ・・・・」
全裸の美幸は仰向いたまま、勃起ペニスを握ったまま、太腿をひろげだし、膝をたて、足裏をシーツに着くのでした。純也は無言です。美幸の右横に座っていたところから、太腿をひろげたその真ん中へ、からだを移します。美幸の股間が目の前、目線を落すと美幸の股間が、丸見えです。
「みゆき、おめこ、いんもう、いんしん、おお、美幸の性器、いい感じ!」
力を抜いて仰向いている全裸の美幸、24歳、大学院で文学研究している才女、その美貌が剥かれて全裸、素っ裸、メスと化しだす純也の目の前です。純也は、左手では乳房をすそから揺すりあげ、右手で股間、陰唇のトサカをひろげだし、割れ目を際立たせ、桃色ピンクの陰唇うちがわを鑑賞です。少し濡れているようにも見える美幸の陰唇うちがわ、濃いピンクというより白いピンク、秘唇、純也は指で刺激をしないで、初めての交尾だから、ペニスだけを使って、美幸と結びあうのです。

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-7-
ラブホテル、ミュース、ダークな子宮のなかを感じさせるモミジの間、ベッドに仰向いた全裸の美幸、純也を迎え入れるのに、太腿をひろげ、膝をたてています。
「美幸ちゃん、いいんやね、お、め、こ、に、ち、ん、ぽ、いれるよ!」
「あああ、せんぱい、いい、いい、はぁああ・・・・ぃ」
太腿の間に太腿をひろげて座った純也の顔を、ちらっと見あげる美幸は、うんうんと頷く仕草で、唇をくちに巻いています。腕から手を、乳房のうえから首筋へもちあげ、ちんぽの挿入を待ちます。
「いいねぇ、美幸ちゃん、いいねぇ、きれいなおめこ、いいねぇ」
純也は美幸の股間の前に勃起させたちんぽを近づけます。剝きあげた亀頭で、陰唇を割り、膣のくちを探り、にゅるっと挿し込みます。どきんどきん、純也は心臓が高鳴る感じで、おめこの感触を味わいます。ひさしぶり、勃起させたちんぽで、女を感じる純也です。目のまえ、したに、薄く目をつむった美幸の顔がみえます。挿し入れた亀頭が、美幸を感じさせるのか、口を結んで、堪えるような表情に、心からの愛を感じる純也です。
「はぁああ、ああっ、うっ、うっ、ううっ・・・・」
純也のちんぽが、膣のなかへ這入りだして、美幸が悶える気配を見せます。
<ああ、せんぱいぃ、いい、いい、ちんぽ、ちんぽ、いい、いい・・・・>
ぶすっと挿入された感触を、美幸は躰の奥、お腹の奥、股の全体で味わいます。気持ちいい、とっても、きもちいい、ああ、これ、これ、ああ、おとこ、ちんぽ、いれて、もらう感じ、いい、いいわぁ・・・・。美幸は、迫ってきた感触、抜かれていく感触、どこがどうなのかわからないまま、躰の奥が浮遊していく感じで、無意識に小さい息音、よがりの声を、洩らしだします。
「はぁ、ああっ、ふぅうう、うう、ううっ・・・・」
「おお、おお、いいねぇ、感じるよ、気持ちいいよ、美幸ぃ!」
「いい、いい、せんぱい、ぃいい、はぁああ、ああっ、ああっ・・・・」
ぶっすり、勃起したちんぽ、ギンギンちんぽを美幸に挿しこみ、抜いてやります。挿し入れたときギスギス感があったけど、何度か挿し抜きするうちに、なめらか、スムーズに、美幸が濡れてきた証拠、とろとろ美幸の蜜が、分泌してきているのです。美幸は、女、しらふでは才女ぶっているけれど、女、男のちんぽで鳴き鳴きします。ぐっとお声を洩らすのを控えて我慢している感じの美幸です。けれどもひいひい、はあはあ、しだいに洩らす声の音が荒くなってくるのがわかります。
「ひぃいい、ひぃいい、せんぱいぃ、ひぃいい・・・・」
ヌルヌル、美幸の膣は蜜まみれ、トロトロ、オメコ汁、秘蜜を汲みだす大学院生の美幸です。華奢な感じに見える美幸だけど、ぷっくらの乳房、締まった腰からまん丸いお尻、女の躰に純也は惚れて、仰向いた美幸に重なって、首筋から抱きしめ、勃起ちんぽを濡れるおめこに挿し込んで、その味、なんともいえない女の味を官能するのです。
「ひぃいい、ひぃいい、いい、いい、ひぃいい・・・・」
「いいのか、いいのか、気持ちいいのか、いいのかい、美幸ぃ!」
「ああああ、せんぱいぃ、いい、いい、気持ちいいですぅ、うう、ううっ!」
ぶすぶす、もう、男と女、純也と美幸、大学院では先輩と後輩、男と女、求めあい、感じあい、快感の極みへと昇りつめていくのです。

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-8- 
河野美幸(24)は大学院で文学研究をしています。先日、ナンパされた相手の村上純也は、文学研究科の先輩になるというので、急速に関係が深まった結果、最初のデートでセックスするところまできてしまいました。美幸はもちろん独身、男とのセックス経験は、学部の三年の時、やっぱり文学研究部に先輩と深い関係になり、蜜月の時を三か月ほど、処女だったところから、セックスの男を喜ばせるテクニックを教え込まれるところまで。でも、男に別の女ができたというので別れました。哀しみのなか、美幸が覚えたのは自慰でした。そういうことを繰り返してきて大学院の二年目、修士課程を終えるころ、村上純也(28)を知ったのです。
「ああああ、せんぱいぃ、ああああ、いい、いい、いいっ!」
美幸は目をつむり、股をひろげて、純也の性器、勃起するちんぽを、膣に挿し込まれているところです。純也の勃起したちんぽは、躰のなかをぐじゅぐじゅにしてくる威力です。
「ああああ、いい、いい、せんぱいぃ、もっと、もっと、ああああ、あっ!」
純也は清純な後輩、美幸を思いがけず早くに、セックスするところまで来たので、戸惑いもある感じですが、そこは男の立場です。美幸の裸体を見ていると、ムラムラ、情欲がわいてくるし、ちんぽが勃起してくるし、柔らかい美幸の躰を欲望の餌にしているのです。
「いいねぇ、いいよぉ、美幸、おお、感じてるんやね、おおっ!」
ぶすっと挿し込んだ勃起ちんぽで、ぐいぐいと膣のなかを擦ってやると、美幸が悶え呻くから、ますます情欲が増してきます。女とセックス、28歳になるまで、何人もの女をモノにしてきた純也です。それぞれに好きさ加減で、女の魅力をたっぷりいただいて、ますますアブノーマルなことを思っていて、美幸をその落とし穴へ引きずり込む魂胆です。
<いい女、美幸、いいとこの娘なんや、惚れるわぁ、おお、いいねぇ!>
ぶすぶす、勃起ちんぽを美幸のおめこに挿し込みながら、頭の中、妄想です。
<ええお乳してるわぁ、ぷりんぷりん、いいかんじぃ>
「ひぃいい、はぁあああ、うう、うう、せんぱいぃ、いい・・・・!」
「うううん、いいねぇ、美幸、いいねぇ、気持ちいいよぉ!」
「はぁあ、ああ、ああ、いい、い、いいですぅ、うううう・・・・」
ヌルヌル、美幸の膣のなか、ヌルヌル、快感、感じている証、美幸、処女ではなかった美幸、純也は美幸の過去を知らないけれど、処女ではなかったことに、複雑な心境です。けれど、セックスフレンドに、美幸を見ていて、もっともっと関係を深めていって、自分が棲んでるマンションの、奇怪に造った部屋へ連れ込んで、遊んでやりたい、美幸をマゾにしてやりたい、と思うのです。美幸を抱く気持ちが昂ってきて、そろそろ射精してやりたいレベルに来ています。美幸のほうは、もう何度かアクメ寸前にまで昇らせているから、トドメを刺してやらないと、あとが続かないとの打算です。用意しておいたコンドームを装着し、最後の仕上げ、美幸を昇天させていくところです。

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-9-
村上純也(28)は大学で文学研究をやりながら、短大の常勤講師の職を得ているところです。性癖は、セックスフレンドにした女を、性の道具で拘束し、弄りながらアクメに昇らせることです。大学院生の河野美幸は、そういう意味では才女でありまだ仮面をかぶった女ですが、その仮面を剥いでやり、女の性をあぶり出し、性的に妖艶な女にしてやりたいと夢想するのです。初デート、ラブホテルへ連れてくることができて、狩りは成功したと思われます。
「ああ、いい、せんぱいぃ、いい、いい・・・・・!」
溜息のような女の啜りなき、喘ぎ、呻く全裸の美幸を、勃起させたちんぽで、おめこを突きまくる純也です。
「いいんだねぇ、美幸、いいんだよねぇ、すてきだよ、美幸ぃ!」
コンドームをつけおわった純也は、ふたたび、美幸のおめこへ、勃起ちんぽを挿し込みます。ベッドの白いシーツに仰向いて、股をひろげている可憐な才女、美幸の肢体に、見惚れながらの交尾です。
「いい、いい、いいですぅ、うう、うう・・・・!」
喘ぎ鳴く美幸の可憐な声を耳にしながら、ぶすぶすっ、純也は勃起ちんぽを、陰毛がちょろちょろ生える女性器の、陰唇を割って挿入です。
「ひぃいい、ひぃいい、いいっ、せんぱい、いいい・・・・!」
ぶすぶすっ、美幸が奇声を洩らしながら呻きます。快感に反応している女の躰、24歳の美幸、女盛り、純也は、腰を使って、勃起ちんぽを膣に挿し込んだまま、捏ねまわしてやります。
「ほうら、いいやろ、美幸、ほうら、ちんぽ、いいやろぉ!」
勃起ちんぽの抜き挿しだけではない膣への刺激が、女の美幸を翻弄させていきます。
「あああん、せんぱいぃ、いいい、ひぃいい・・・・!」
「感じろよ、ほうら、おめこ、おお、おめこだよ、おおっ!」
「はぁああ、いい、いい、いいですぅ、ううっ!」
純也とは初めてのセックス、美幸には久々の男との交尾、美幸はその快感を思い出すかのように、悶え呻いて、女の性を発情させています。
「ひぃいい、ひぃいい、いきそお、ああ、いきそお、おお・・・・!」
「おおおお、いいねぇ、美幸ぃ、イッテもいいんだよぉ!」
ぶすぶす、ぐねぐね、ぶすぶすで純也はしだいに射精の兆しです。ぐっと下腹部が弛緩して、スペルマ発射の寸前です。
「いきそぉ、おお、いく、いく、いぐぅうう、うう~~!」
「でる、でる、でるぅ、ううっ、うう~っ!」
ぐっとこらえて、快感の瞬間を味わう感じ、ぴしゅん、ぴしゅん、純也、ううっと堪えてスペルマ発射です。
「ああんっ、ああんっ、ひぃいい、いい~~、いい~~!」
美幸は、勃起ちんぽの痙攣に、素直に呼応します。ふくらんだ膣のなか、とろとろのお蜜をたれながし、お小水をも飛ばせてのアクメです。射精を終えた純也は膣からちんぽを抜かないで、残りを味わいます。美幸はアクメを迎えてしまってぐったり、快感の余韻のなかに漂っています。



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