淫らな密室
 -1-
 1〜8 2021.2.10〜2021.2.14

 

-1-
モデルを公募したところ、数日で30名の応募があり、5名を選考して面談通知をだしたユウキ企画です。面談は一日ひとり、場所は、京都三条小橋をあがったところにあるユウキビルの事務所です。面談者からは、履歴書をもらってあるから、その女子の履歴がわかります。選考のひとつには、ビル内に軟禁してもさしさわらない、ひとり暮らし、無職の女子を、選んであります。
「向井真奈美さん、そうですか、大学を卒業して、フリーですか」
真奈美が手書きの履歴書をみて、質問しているのは役員でカメラマンの大杉浩(45)です。ビル所有者でオーナーの結城三郎(55)が面談に立ち会っています。
「はい、いま、無職です、契約していただければ、う、う、うれしいです」
「そのコップのジュースを、飲んでください、ぐっと一気に」
真奈美は言われるままに、コップを手にして、ぐっと飲み干してしまいます。甘い飲みやすい飲料です。催眠作用があり淫乱薬が含まれたジュースです。身長160p、水玉のワンピースを着たうえからでも、そこそこボリュームある身体だと見受けられます。
「ああ、おいしかったです、甘い味でした」
男たちは見ています。ジュースを喉に通す飲みっぷり、バストのふくらみ、ウエストのほそさ、ヒップはロングスカートなのでわからない。白い首筋は、その身体も白い肌を思わせる真奈美23歳です。
「今日は、このあと、だいじょうぶですか、撮影させていただきたいのだが」
「はい、そのつもりで、はい、だいじょうぶです」
23歳になっている向井真奈美、地方都市の出身、京都の大学を卒業して、そのまま京都に住んでいる女子。清楚な感じは、カワイイ美女、どうみても不美人ではありません。裸体を見ないと判断できないけれど、見るからに美女だから、中年から老年男性には、おおいに可愛がられるモデルになりそうだ、とオーナーの結城は見抜きます。
「かわいくて、うつくしいから、いいモデルさんになりますよ」
「ありがとうございます」
「それでは、少し待っていてください、撮影の準備しますから」
大杉が、真奈美になれなれしく、言葉をかけてやり、このまま事務所で待つようにと指示して、面接会場となった部屋からでていきます。真奈美が一人になります。一人になって、事務所を見わたすと、本棚があり、ユウキ企画から出されたと思われる豪華な写真集が数冊、またDVDが収納されているのに気がつきます。写真集は分厚い背表紙、タイトルは作品集という書名でナンバーだけが入っている代物、ピンク色の布張り写真集です。
「待たせたね、こちらへ、きてください」
面談した大杉ではなくて、黒いスーツを着たイケメン男子が、案内にきました。真奈美は、なにも不審に思うこともなく、従順に、セックスの相手となるその男に案内され、スタジオへと導かれたのです。

-2-
スタジオは地下にあります。機材も運べるエレベーターで降りて、正面の木製ドアを開けられて、中へ導かれた真奈美です。八畳の間が二つ横に並んだ広さのスタジオです。撮影用のストロボがおかれ、ホリゾンとが天井から下げられていて、カメラが乗せられていない三脚が三つあります。
「ええっ、ここですか、写真、撮るの」
真奈美は、実際のスタジオを見るのは初めてだけど、映像や写真でスタジオの風景を見たことあるので、わかります。
「そうだね、第一スタジオだよ、この奥に第二スタジオ、撮影は第二だよ」
真奈美は、わけわからないまま、ふ〜っとめまいがする感じで、よろけそうになります。
「どうした、さあ、第二のほうへ」
第一スタジオの隅のドアをひらくと、第二スタジオです。第一スタジオと同じ広さ、八畳の間が二つ横に並んだ広さで、壁面が濃い茶色、黒といってもいいほどの沈みです。鉄パイプで組まれた四角、中味が空洞の鉄パイプ箱が設えられているのです。壁面には、木馬とか、十字架とか、ショーケースには性の道具が詰め込まれています。
「はぁああ、ええっ、なんですか、これ、ここで撮影?、ですか」
光景を見たとたん、真奈美の表情が、驚きにかわります。
「そうだよ、真奈美、ここで、調教されながら、撮影だ」
はっと気がつくと、真奈美の後ろに二人の男が立っているのです。黒いスーツを着た男たち。計三名。
「あ、なにするの、ええっ、いや、いや、なにするの」
後ろからの男二人に半分抱かれ、手首を持たれ、ベルトの手枷を双方手首に巻かれてしまって、手首を束ねられてしまったのです。鈍い音がします。照明がつけられ、四角の鉄パイプのなかへ連れ込まれ、手首を束ねた手枷のロープがもちあげられ、頭上の鉄パイプからのフックに留められてしまったのです。
「ああ、だめ、こんなこと、ああ、だめです」
もう靴を脱いでしまった真奈美は、足裏をぺったり床に着け、手首が頭の上10pまで持ち上げられてしまったのです。
「いいから、いいから、されるとおりにされるんだ、楽しみだよ」
男三人が鉄パイプの四角箱から離れ、真奈美だけが、天井からの照明に晒されます。地下室の窓がない部屋、音響は消音壁だから、違和感はありません。第二スタジオへ入ってきたのは、男が三人、面談してもらったオーナーの結城とカメラマンの大杉、それに緊縛も手掛ける調教師の大野一樹(40)です。
「ほぉおおお、いい顔してるねぇ、可愛いじゃん、23歳か、いいなぁ」
大野は、真奈美の正面2mのところに立ち、手首を頭上にあげたワンピース姿を、眺めまわします。
「うっとり、やってほしい、って顔してるんだ、この子」
「名前は向井真奈美、五人の女の面談最初の子だ、たっぷりかわいがってやれ、大野くん」
オーナーの結城が、調教師の大野へニタニタと助平顔で言います。真奈美は睡眠淫乱ジュースを飲まされ、その効果がそろそろ、表れてきたところです。真奈美には、助平大人男の会話には、半分わかって半分わからない、でも自分が性的に弄られる、おぼろげにわかります。
「ああ、わたし、ああ、男が6人も、わたし、なんだか、ああ」
もぞもぞ、真奈美の心が揺れています。恐怖感はありませんが、なにかしら屈辱感のようなものが、男たちを前にして、露わになってくるのです。からだのなかに、じ〜んと筋がはってくる感じは、頭から股につながっている快感腺です。大野一樹が真奈美の前に立ちます。160pの真奈美より縦横ともに大きな大野です。まるで真奈美は、子猫のペットちゃん、のようにも見えます。

-3-
真奈美の前に立った大野が、真奈美の頬を両手で挟んで、顔をあげさせます。柔らかい頬っぺた、あまり化粧をしていない真奈美の頬がこころもち紅潮していて、温かくなっているのを確認します。
「ふふふふ、真奈美、キッスしてあげよう、よく効くゾ」
「ううっ、う、う、ううっ」
真奈美に、かなり強引にキッスを迫って、舌を絡ませだすまだ40歳の男大野一也です。女を快楽へ誘ってやる手伝いをしてやる。それに自分の性欲を処理していく、まわりにいる男ども、みな、性欲処理してから、アダルト商品制作に打ち込むのです。
「うう、う、う、ううっ」
真奈美は、唇をかさねられ、舌をいれられ、絡ませられてきて、なんだか、もう、とろとろ、下半身がじ〜んとしてきます。男とのセックスは、大学生の時以来、何年ぶりやろか、オナニーをするばかりの日々でした。ああ、軟体動物、ああ、ヌルヌル、なんやろ、ああ、ああ、感じる。そろそろ淫乱ジュースの効果が出てきて、まだ服を着たままなのに、もう、うっとりしだしてしまった真奈美です。大野がキッスを解きます。黒いスーツを着た三人の男が、大野に代わって真奈美をとりまきます。まだ大学生の三人組、大木、小森、安井です。ワンピースをまとった真奈美のスカート部、すそからたくしあげて尻を剥きださせたのは、後ろにいる大木、前から見ると、真奈美の腰から下が露出、パンストを穿いた真奈美の脚、白いパンティは穿かせたまま、小森が真奈美の前横にうずくまって、お尻から肌色パンストを降ろしてやります。ワンピースはホックがはずされ、するっと持ち上げられ、首後ろにまとめられます。白いブラジャーと白いパンティ、パンストが膝まで降ろされ、手は頭の上の真奈美です。
「ああん、いやん、ああん、こんなの、やめてください、ああん」
こんなことになるなんて、予期していなかった無職の23歳真奈美です。男の手は容赦なく、真奈美を剥いて裸にさせていきます。
「いいねぇ、いい身体してるねぇ、白い肌、むっちり肌だな」
見ているだけのオーナー結城が、つぶやきます。もうカメラマンの大杉は、動画を撮りだしています。
「見せてやれ、これから使う、道具、安井、テーブルごと、持ってこい」
まだブラを着け、パンティを穿いた女の真奈美に、使われて歓ばされる性の道具を見せるというのです。安井が、80p角のテーブルを真奈美の前に押してきます。高さ80pのテーブルに並べられた道具は、いやらしい、情欲をそそる中年以上の男が使う道具です。男根が数本、バイブにローター、乳首クリップ、股の奥を覗くクスコ、ケツ穴用の各種の棒とか、それとなにより、六個入り超薄スキンの箱が5箱、男が使う30回分です。
「真奈美、どれを使ってほしいか、訊いてやるから、その時には、答えろよ」
「ああん、そんなの、ああ、みたら、わたし、ああ、いやん」
「ふふふふ、そろそろ、ブラを剥いでやれ、パンスト脱がして、パンティはそのまま」
「わかりました、師匠、脱がしてやりますよ、ワンピも脱がす、ですよね」
「そのとおり、ワンピースも剥がして、白いパンティだけにしろ」
真奈美、うっとり、とろけた表情になってきて、男たちにされるがまま、第二スタジオです。

-4-
三条小橋を上がったところのユウキビル、その地下の第二スタジオは、恥スタジオと呼ばれています。面談に来た向井真奈美(23)が、採用のためといわれて、媚薬を飲まされ、ここ、恥スタジオでからだの点検をされだしたところです。八畳フローリングスペースが二つの恥スタジオ、鉄パイプの骨組みだけのボックスに繋がれている真奈美です。高さ200p、幅120p、頑丈に組まれた鉄パイプの上部から降ろされたフックに、真奈美の手首に嵌められた枷が留められているのです。
「いや、いや、こんなの、だめ、だめ、ああっ」
白い透けたパンティを穿いただけの裸にされて、手首を頭の上に持ち上げられた真奈美が、叫びます。六人の男が、鉄パイプの中の真奈美を囲んでいます。
「ふふふふ、薬が効いているから、カワイイ声だ」
「防音してある恥スタジオだ、もっと叫んで、叫ぶが、いい」
「それにしても、見事なプロポーションだ、乳房といい、腰といい」
「透けて見える陰毛が、情欲、そそるよなぁ」
「弄ってやれ、学生たち、たっぷり、なっ」
調教師の大野一樹が、学生三人、大木、小森、安井に声をかけてやります。三人は黒いスーツを脱ぎ、黒いパンツだけの姿です。
「お初だよなぁ、こいつ、カワイイ顔してる、いいボディしてる、いくか」
「いくぜ、まなみ、なぶって、やるぜ」
気を失ってなんていない真奈美は、媚薬の効果で恐怖心はやわらいでいる、とはいっても男三人が囲んできて、もう、恥ずかしいやら悔しいやら、わけのわからない感情に満ちます。
「ああっ、ううっ、うう、うう、ううっ」
大木が正面から、真奈美の頬を手にはさみ、顔をあげさせ、キッスを迫ります。手を頭上にあげた真奈美は、大木の唇を、頬を手にはさまれているから退けようがありません。舌を咥内に捻じ込まされた真奈美は、おのずと舌を絡めさせてしまいます。後ろから小森が、乳房を抱いてきます。安井はしゃがみこんで、白い透けたパンティを穿いた真奈美の腰から太腿を触りだします。
「うう、うう、うぐうう、ううっ」
真奈美が、からだを捩じります。ぷっくら豊満な乳房を、大木の手で裾から揺すられ、掴まれ、揉まれます。乳首を指に挟まれ、引っ張られ、揉まれます。
「うぐ、うぐ、うぐうう、ううっ」
絡まされた舌から解放された真奈美の唇に、歯と歯の間に柔らか棒がかまされ、両端の紐が頭のうしろで括られ、口轡されてしまって、声が出せなく、唸りなってしまって、封じられてしまうのです。
「太腿、ぽったり、お尻も、ぽたぽた、でも、張りがある、マシュマロだよ」
「うう、うう、うう、ううっ」
手腕を頭上にあげた真奈美が、呻き、顔を横に振りながら、やめてと表情で哀願してきます。超l教師の大野は、容赦なく、初心な真奈美に、愛欲の快楽を教え込んでいきます。
「ふふふふ、おめこも、けつのあなも、それにおっぱい、くち、みんな、これから、仕込んでやるからね、まなみ、もう、ここから、出られない、シャバとはお別れだな、たっぷり、いい牝になるんだよ」
真奈美は、まだこの先のことが、わかりません。女の身体を改良されて、男がよろこぶ牝にされていくのです。
「そろそろ、パンティを脱がして、素っ裸にしてやれ、安井くん」
真奈美の前横にしゃがみ込んでいる安井が指名され、白いシースルーのパンティを、脱がしてやります。真奈美の裸体には、まわりから照明があてられ、恥スタジオのなか、女体の白い肌が浮き彫りにされています。

-5-
男たちが見守るなか、パンティを脱がされ素っ裸にされてしまった真奈美です。立ったまま、腕から括られた手首は頭の上のフックに留められ、歯と歯にあいだには柔らか棒の轡を咬ませられた格好です。
「さすがだ、いいな、この女、陰毛、エロいな、おっぱい、いいじゃない」
「そうですよ結城先生、腰のくびれも、臀部の肉づきも、たまらん、いいでしょ」
「さすが、履歴書の顔写真よりも、ナマがのほうがはるかに美人だな」
「ははっ、お初は先生で、いっぱつ、このあと、やってくださいな」
調教師の大野とオーナーの結城が、真奈美の裸体をじっくりと眺め入りながらの会話です。男六人が輪姦するのですが、その最初を、結城三郎が、いただく、という筋書きです。
「こいつの足を、ひろげさせろ、股が、見えるように、だ」
調教師大野が、学生の大木と小森に指示します。真奈美は、目に涙をためて、悲しそうにも見えます。素っ裸にされ、口に轡を咬まされて、裸を男の目に晒している哀れさ、恥ずかしさ、何か言いたげな表情を、大野も結城も嬉し気に観察してやります。
「うう、うう、うぐううううっ」
大木が右足首を、小森が左足首を、握って真奈美の足首をひろげます。30p、50p、じりじり60pまで、ひろげてしまいます。こころもち腕が伸び、胸がぷっくらと盛りあがる裸の真奈美です。
「いいだろ、真奈美、おまえは、もう、逃れられない、入魂の儀式をおこなう」
調教師の大野が真奈美の前横に立っていて、口を封じた轡の棒を、いっそう歯と歯の間に咬ませてやります。オーナーの結城は座り込み、立ったまま、足をひろげた真奈美の股を、観察してやるのです。
「お嬢さん、足を、閉じたら、あかんよ、いいね」
結城が、真奈美の股の真ん中へ、右手を上向け、柔らかい秘唇にかぶせ、柔らかさの感触を味わいます。
「うう、うう、うぐう、うぐうううっ」
真奈美は、身に降りかかってきている事態に、身構えもできないまま、もう、ついさっき、一時間前の繁華街の光景も遠くになっています。こんなことになるなんて、思いもかけなかっら、屈辱、とはいいながら、モデルになりたい気持ちがあったから、こういう羽目になっている。そのことも、わからないまま、動転しているんです。
「おお、おお、柔らかいんだねぇ、ほんのり、蜜が、ほんのりだねぇ」
結城が、陰唇をめくる前に、そのトサカの肉触り、それから陰毛をたくしあげ、秘唇の穂先を露出させるのです。真奈美は、もう、太腿のうちがわをピクピク、ぴくんぴくん、痙攣させながら、哀れな愛撫に耐えています。眼に涙、媚薬を飲まされ、浮いているとはいえ、女のからだの哀しみを、感じているのです。
「台にに乗せろ、学生くん、こいつを台に乗せるんだ」
台とは木のテーブル、60p四方で高さが60pの花台にもなるテーブルです。座部は合成の茶色い革ばり。そこへ真奈美が、座らされるのです。もちろん、きっちり、股をひろげられての話しです。

-6-
<輪姦される>
縦横高さが60p、花台のような木のテーブルが鉄パイプの枠のなかに運び込まれます。座る処は合成の革張り、全裸にされている真奈美の後ろに、テーブルが置かれ、よいしょと男子学生二人が、真奈美の太腿を抱いてもちあげます。一人がテーブルを真ん中に押し出し、真奈美のお尻が乗せられます。
「うう、うぐ、うぐうう、うううっ」
手首は皮ベルトが巻かれて頭の上です。上から降ろされたフックに真奈美の手首がひろげられて留まっています。真奈美の口には柔らか棒の轡が咬まされているので、呻くばかりで言葉になりません。
<なに、なにするん、ああ、なんで、いやん、いや、いや>
全裸にされている真奈美です。恥ずかしい処を隠せない屈辱、目の前にうごく男たちをみながら、泣き叫びたい真奈美です。
「ほうら、まなみ、すわって、あしをひろげてやるぞ、ふふふふ」
テーブルにお尻をおいた真奈美、左右の膝にそれぞれ、幅の広い皮ベルトが巻かれます。ベルトには太紐がつけられていて、その紐が持ち上げられます。
「いい女ですよ、でもな、このままじゃ、使えないから、調教してやらないと」
「そうだね、大野くん、任せたよ、ときどき立ち会わせてもらうよ」
「マンコも、ケツ穴も、口も、たっぷり、使い込んでやらないと、いけません」
全裸にされた真奈美が、腕をひろげ手をあげ、膝がひらいて持ち上げられる動きを見ながら、調教師大野とオーナー結城が、喋っています。
「豪華本とDVD、会員配布の特上品、いいコレクションだから、な、大野くん」
網にかかってきた獲物を、アダルト商品にして、たっぷり稼がせてもらうという、ユウキ企画のオーナー結城三郎です。
「いい女だ、からだも、さいこう、ほれぼれします、調教し甲斐がありますよ、結城さん」
真奈美が、目お前でもがいています。腕をバンザイに、膝をひろげられて持ち上げられ、お尻の芯をテーブルに置いた不安定な格好です。手と膝をそれぞれに持ち上げられ、奇妙なバランスで、真奈美が呻いて裸身をくねらせているのです。
「いいねぇ、いい眺めだ、女は、こうしてやると、見ごたえがある」
「大杉くん、こってり、たっぷり、エロチックに、撮影してほしいねぇ」
「まかしといてくださいな、この子の奥の奥まで、撮りまくってやりますから」
地下室の恥スタジオで、これから、これから開花する初心な真奈美の、輪姦エロスショーが始まるのです。
「うう、うぐ、うう、うぐ、うぐううっ」
「何が言いたいんだ、真奈美、こわいか、それとも、うれしいか」
「うう、うう、ううっ」
自由になる顔をふって、いやいやをします。声を出そうにも轡されているから、くぐもった声が洩らされます。
「なぶってやってくださいな、結城さん、お初ですよ、経験あるみたいですが」
「じゃあ、弄らせてもらうかな、ちんぽが、うずうず、してくるねぇ」
55歳の結城三郎、まだ精力旺盛といっても、学生の男子たちには太刀打ちできません。でも、23歳の真奈美は、初物だから、いただく予定です。

-7-
60p四方、正方形テーブルの真ん中に、臀部をおいて裸身を立てている真奈美。手をひろげ、膝をもちあげられひろげた真奈美は素っ裸です。
「カワイイなぁ、真奈美、よく来てくれたなぁ、よしよし、かわいがってやるよ」
真奈美の前に結城三郎が立っています。真奈美のすがた、横からはV字、前からはM字です。23歳、セックス経験が少ない真奈美に、結城はゾクゾクと情欲をそそらせます。
「うっ、ううっ、ううううっ」
哀し気な目つき、今にも涙がこぼれそうな素っ裸の真奈美。口には轡が嵌められているから、呻く声しか出せません。
「真奈美を仰向きに寝かせろ、それからだ」
「わかりました、結城先生、寝かして、括ってしまいます」
学生の大木が、結城の言葉に応じ、小森と安井の三人で、真奈美をテーブルに寝かせます。手首を留めたフックを少し降ろします。真奈美の背中がテーブルに着かされます。膝がひろげられ、もちあげられ、横の鉄パイプに結わえられます。
「おお、おお、いい格好だ、いいねぇ、きれいな股だ、いいねぇ」
「うう、うう、ううっ」
真奈美、あられもない格好、口を封じられているから声にはならないけれど、顔を揺すって結城から、目線を反らします。真奈美の臀部がテーブルからはみ出し、太腿がいっそう太くなり、秘唇の股が斜め上向きです。
「じゃあ、お初だ、みんな、ぼくが最初に、いただくよ」
結城はズボンを脱ぎ、パンツを脱いで下半身、裸にします。完全勃起していないちんぽを、陰毛のなかからにょっきり、グロテスクに大きい。結城は、右手に陰茎を握り、左手で陰唇をひろげ、亀頭をそのあいだへ、挿し込みます。
「おお、いい、おお、締まる、締まって、入らない、おおおっ」
「うう、うう、うっ、うっ、ううっ」
真奈美は、半拘束で仰向かされた裸体を、ゆすって抵抗します。結城は、勃起ちんぽの半分ほどを、真奈美のマンコへ挿し込んだのです。
「うう、うう、ううっ」
やめて、やめて、とばかりに真奈美が、屈辱を、顔を、しかめます。まだ開ききらない蕾に痛みを感じる真奈美。もう何年か前、大学生のときに、恋人だった男とセックスしたけれど、それほど頻繁ではありませんでした。快感を、浅いオルガズムを迎えていたけれど、深い、気を失うほどのアクメではありませんでした。
「おおお、いいねぇ、ギスギスしてたけれど、ヌルっとしてきたよ」
太腿のうちがわに手の平を置いて、腰を前へ、後ろへ、ゆっくりですが、真奈美のマンコへ、勃起ちんぽを、抜いて、挿して、です。そのうち、手を乳房にかぶせ、乳首を揉んでやる結城です。立ったままのセックスは、からだを自由に動かせるので、結城には最高です。カメラマンの大杉は、本番を演技ではなく、やらせではなく、ナマのまま、録画録音、情欲そそるアングルで、真奈美の顔がわかるように記録していくのです。男たちが見ているところで、真奈美が輪姦される、生撮りです。

-8-
もう真奈美はなされるがまま、男たちに囲まれ、ひろげられてしまった裸体を、男の情欲に弄られ、犯されていきます。
「いいねぇ、いいマンコだ、いい、いいねぇ」
結城が、腰をくねらせ、勃起のちんぽを、ぶすぶす、真奈美の膣へ、挿入し、その感触を愉しむのです。ぎゅっと絞めつけてくる真奈美の膣、きっちり纏いつく肉の柔らかい硬さです。
「うう、うう、うぐう、うぐううっ」
「こんな格好で、するのが、好きなんだ、いい女だ、締りがいい、いいねぇ」
ぶすぶす、結城は仰向いて股をひろげた真奈美の正面から、まっすぐ、勃起ちんぽを、こすっています。手で、おっぱいを弄ってやり、腰をさすってやり、またまた太腿のうちがわを撫ぜながら、腰を前へ後ろへ、ぶすぶす、ぶすぶす、真奈美をいたぶります。
「ううう、うう、ううう、ううっ」
屈辱の涙を流しだす真奈美。ぎゅっと手にロープを握り、ひろげられた膝をぐじゅぐちゅ揺すりながら、ほぼ180度にひろげきった股のなかを、男の性器でなぶられます。
「うぐうう、うぐうう、うう、うう、うぐうううっ」
真奈美の声が、咥えさせられた轡のせいでくぐもり、声にはならない牝の呻きを洩らします。苦痛ではない苦痛に、真奈美がのたうちだします。
「ほうら、いいねぇ、びっちょり、ぬれてきたねぇ、ほうら」
結城のピストン、スピードはゆっくりです。女の膣襞にまつわりつく勃起ちんぽの感触を、真奈美のからだに快く感じるのです。
「いい格好だねぇ、真奈美、感じてんじゃないの、顔がうるんできてるぜ」
「おっぱい、ふくらんで、ちくび、たってきて、感じてんだよ」
「みてるだけで、びんびん、してくるよなぁ」
見物の学生の男子が、ひそひそ、真奈美が犯されている姿を見て、声を交わしています。調教師の大野は、にたにた、オーナーの結城へ、貢いでしまったら、あとは自分好みに、料理していくだけ、いい女に仕立て上げる自信満々です。カメラマンの大杉は、こってり濃密なエロティシズムあふれる豪華版写真集に仕上げ、DVDに仕上げていく楽しみに満ち満ちです。
「はぁああ、ああ、ああ、いいねぇ、はぁああ、ああっ」
中年おじさん結城が、豊満な女の真奈美を、堪能しながら、射精に近づきます。まだ避妊薬を服用させていない真奈美だから、スキンをつけて、中出し、します。媚薬でからだを管理され、避妊薬の効果がでれば、もう、真奈美は弄られ放題、歓ばされ放題に日々を過ごすことになります。
「うう、うう、うう、ううううっ」
真奈美の呻き声、真奈美の悶えが昂じてきます。スキンをかぶせた結城は、ぐっとせりあがってくる快感の兆しを、こらえにこらえて、一気に射精してしまいます。こうして真奈美の入魂儀式が、終えられたのです。





淫らな密室







HOME

淡水小説集目次




淫らな密室

表紙目次に戻る