愛のお部屋
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 9〜14 2021.1.21〜2021.2.2

 

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背凭れ椅子に座ったままでの性交です。背凭れに背中をつけた香織と向き合って、浩一が座っています。香織の膣には、浩一の勃起ちんぽが、挿入されたままです。浩一は、挿入したまま、裸に剥いてやった香織を抱きます。左の腕を、香織の右膝内側から、膝をもちあげ、股をひろげてやって、手の平、背中へ、です。右の手は、自由にしておいて、香織の胸、乳房、おっぱいを撫ぜ、揉み、乳首を突っ立て、モミモミしてやります。
「あああ、こういち、いい、ああ、きもちいい、いいっ」
香織は、右手で浩一の首にしがみつき、左の手で自分の左膝をひろげたり、お尻は前へ前へ、浩一の勃起ちんぽを、感じたい、だから、腰をゆすります。浩一は、腰を引いたり、前に出したり、微妙にちんぽを勃起させたまま、香織の膣襞でこするのです。
「ああ、かおり、いい、いい、きもち、いい」
「うん、ああ、わたしも、きもち、いい、いいよ」
「きもち、いい、ああ、かおり、いいねぇ、すきだよぉ」
「ああ、わたしだって、こういち、すき、すき、ああっ」
香織は、もうとろとろ、からだが溶けていきそう、うちがわから、からだがふくらんでいく気分、快感です。浩一が、小休止、勃起ちんぽを抜いて、立ち上がります。香織も立ち上がり、スカートを脱いでしまいます。全裸、浩一も香織も、全裸、素っ裸になります。椅子に座る位置を交代です。浩一が背凭れに背中をおいて、香織が浩一の太腿をまたぎます。またいで、勃起するおちんぽを、股の真ん中、膣に咥えて、咥え込んで、ええ、勃起ちんぽの根元まで、膣の奥にまで、挿し込んでしまって、抱きあうのです。
「あっ、いい、いいわぁ、おちんぽ、ああ、いいっ」
香織が積極的に行動開始します。セックス、男の浩一にまかしておくよりも、自分で腰をゆすったり、抜いたり挿したりして、気持ちいい処を探すのです。バイオリンをいい音で奏でさせる要領で、自分のからだを奏でさせるのです。おっぱいを、浩一に吸ってもらって、腰を撫ぜてもらって、ああ、キッスして、それでもおめこには浩一の勃起しているおちんぽを、ぶっすりと、挿し込んだままです。
「ああん、いい、いい、こういちぃ、いいきもち、ああん」
「おお、ああ、うう、かおり、いい、いい、ちんぽ、きもち、いい」
「うん、ああん、かんじるよ、おちんぽ、きもち、いいっ」
そんなにピストン運動ではないのに、それでも蠢く勃起ちんぽの亀頭とカリ首、こまかなところはわかりませんが、香織、じゅるじゅる、からだのなかが、とっても気持ちいいのです。

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背凭れ椅子に座った浩一をまたいでいる香織。全裸、浩一も香織も、もう全裸です。ぶっすり、浩一の勃起しているおちんぽを、またいだ股に根元まで挿し込んでいる香織。もう、メロメロの気配で浩一の首に腕をまわして抱きつきます。勃起ちんぽをおめこに挿し込んだままの浩一が、香織にキッスを求めます。抱きつかれている浩一は、香織の背中へ腕をまわして抱きます。キッスは深いやつ。舌をぐちゅぐちゅに絡ませて、吸いあげ、吸い、吸い、べちゃぺちゃ音を醸させます。右手を香織の背中から前へまわして、乳房をまさぐります。
「ううっ、うう、うう、ううっ」
ディープなキッスをされながら、乳房をまさぐられ、なによりも膣にはきっちり、ナマの勃起ちんぽを挿し込んでいるバイオリン弾きの美紀です。
「うううん、みき、いい、いい、いいねぇ」
キッスをはずして、浩一が、美紀に囁きます。おっぱいを弄られ、勃起ちんぽを膣に埋め込まれている美紀です。浩一の囁きに、もう、イッテしまいそうにも感じます。
「ああん、いい、い、こういちぃ、ああん、いいっ」
お尻を前にぐいぐい、美紀が揺すってせり出させます。浩一の勃起ちんぽが、美紀の膣のなかでうごめきます。気持ちいい、とっても、天に昇る感じで、美紀、からだが膨らんでいくのを感じます。
「ああ、ああ、もっと、もっと、ああ、ああ、こういちぃ」
「うんうん、おお、ああ、かおりぃ、いい、いいよぉ」
「ああん、きもち、いいよ、ああん、こういちぃ」
「うん、うん、かおり、きもちいい、いいねぇ、いいよぉ」
浩一が、勃起ちんぽに、ぎゅぎゅっと力を込めてやると、香織が、ぐっと膣を締めてきます。わかります。きもちいい、とっても、きもちいいんです。温かい香織のワンルーム、明るいワンルーム、窓辺に置かれた白い背凭れ椅子に座って抱きあっている二人です。勃起ちんぽは、きっちり、おめこに挿し込まれたまま、もうヌルヌル、べちょべちょです。まだまだ、もう少し、快楽を感じていく大学生の香織と浩一です。

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背凭れ椅子に座ってる浩一の腰をまたぐ香織。浩一も香織も、もう全裸、素っ裸です。浩一の腰をまたいで、抱きついている香織。ぶっすり、勃起してるおちんぽが、膣に埋まりこんでいて、香織、お尻をゆすり、お尻を前へ、後ろへずらして、膣に埋め込んでいる浩一の勃起おちんぽ、三分の一ほどを、挿したり抜いたり、しているのです。
「ああ、ああ、いい、いい、こういちぃ、きもち、いい」
ぐおぐい、浩一をまたいだ太腿からお尻を、上半身は動かさなくて、お尻をだけ、前に後ろにと動かすのです。
「かおり、いい、いい、ちんぽ、きもち、いいよ」
「ああん、わたしも、ああん、おまた、きもち、いい、いいっ」
言葉を交わしたかと思うと、唇を重ね、舌を絡ませるディープキッスです。浩一の首に腕をまわした香織。浩一にだかれ、おっぱいをまさぐられながら、じゅるじゅる、とろとろ、オメコ汁を垂れ流すのです。
「ああん、かわって、わたし、ああ、こういち、つけて、ねぇええ」
動くのを交代して、それからスキンをつけて、と香織がささやきます。浩一は、腰をまたいでいる香織を退かせ、椅子から立ちあがり、交代します。勃起ちんぽがビンビン、香織のオメコ汁でヌルヌル状態です。
「あああん、いいわ、こういち、いいわよ」
背凭れ椅子に座った香織。そのまえに向きあって浩一が座るのですが、そのまえに、浩一は立ったまま、スキンをつけるまえ、勃起ちんぽを、香織にフェラチオしてもらいます。
「ああ、うう、うう、ううっ」
香織は、もう、自分の汁でヌルヌルの勃起おちんぽ、口のなかへ咥えて、じゅる、じゅる、唇で陰茎をしごいて、おちんぽ、味わいます。浩一が、フェラチオをやめさせ、スキンをつけ、香織に股をひろげさせ、勃起ちんぽを、挿入です。
「ああ、ああん、こういちぃ」
「うん、おお、ああ、かおりぃ」
香織が、足をもちあげ、膝をひろげ、股をまえにせりださせ、そこへ浩一が、勃起ちんぽを、あてがい亀頭を膣に入れるのです。浩一は中腰、ぶすぶすと挿して抜くのをスムーズにするためです。もう、もう、イク寸前にまでのぼっていた香織です。フェラチオして、興奮し、そうして勃起したちんぽで、膣のなか、ぶすぶすです。
「ああ、いい、いい、こういちぃ、いいいっ」
「おお、ああ、いい、いい、かおりぃ、でそう、ああ、でそう」
「いい、いい、こういちぃ、いいいいいっ」
浩一が射精の兆しで、勃起ちんぽがいっそうビンビン、ピストンのスピードがあがります。香織、もう、アクメ、ずんずん、ああ、ああもう、だめ、いっちゃう、ううっ、声をこらえるけれど、呻きうねらせ、のぼっちゃいます。浩一は、ピストンはやめ、射精、ぐっとこらえて、ぴしゅんぴしゅん、香織にはぴくんぴくん、膣のなかでの痙攣で、ついにオーガズムを迎えさせてもらえたのです。浩一がお部屋へやってきて、もう小一時間が過ぎようとしています。

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<終わった後ふたたび>
まずは香織と会ってすぐさま、性欲処理をしたトランペット吹きの浩一。アクメを迎えてぐったりの香織を、しげしげと見入ります。男の浩一は、終わるとすぐさま正常に戻るのに、女の香織は、余韻を楽しむかのように、もぞもぞはするけれど、気を失ったかのような感じです。
「あん、ああ、恥ずかしい、みちゃいやよ、着るからぁ」
すでに浩一はトランクスを穿いていて、香織は全裸のまま、もう椅子には座っていなくてカーペットの上に海老の格好で寝そべっているんです。ショーツを穿きます、それからワンピを着ます。ブラはつけません。ふわふわワンピはロングスカート、たちあがると、もう膝下20pまで隠れます。
「うん、ああ、ポットでお湯、沸かすから、ね」
ようやく正気に戻った香織が、立ち上がり、部屋の一角のテーブルに置いた湯沸かしポット、それに水をいれ、スイッチをいれます。
「インスタントのコーヒーでいい?」
香織のワンルームは六条間です。密着しなくても密着状態になってしまう間隔です。小声で通じます。「うん、コーヒーで、いいよ」
トランクスにふんわりシャツを着ただけの浩一が、立ったまま、香織を眺めて、こたえます。ミルクもお砂糖もいれないブラックコーヒーです。インスタントなので、濃さを調整できます。あまり濃いのは好みません。熱すぎるのも好みません。器はマグカップです。
「コロナで、学校、合同練習できなくて、個人でもできないね」
「そう、お部屋でバイオリンも、弾けないのよ、やっぱり」
「トランペットなんか、河原でするにしても、できないよ」
「だから、いいのよ、ふたりだけ、おへやに籠って、いいのよ」
コーヒーカップを手にした香織が、浩一のすぐそば、50pほどしか離れていなくて、危険なほど近くでお喋り会話です。ショーツを穿いただけ、ワンピを着ているだけ、香織、まだまだ、セックス、これから、今夜、何回、することになるんやろう、と思っています。浩一は、ひとまず、いっかい、抜いたから、まあ、ねちねち、香織を弄ってやって、堪能して、次の一週間をオナニーなしで、すごしたい、と思っていて、少ししたら、また、香織を、抱いてやろうと思っているところです。

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香織がそばにいると、浩一は漂う女子の匂いに、ふううっとなってきます。ワンピースを着ている香織。コーヒーがはいったマグカップを手にした香織。窓からカーテン越しにはいる光に、白い背凭れ椅子と白い丸いテーブルが、座ってセックスした背凭れ椅子が、浩一には眩く感じられます。香織のワンルームへ来るようになって、たっぷり、セックスをするようになって三か月。香織は、ますます可愛く、綺麗に、清々しい女子学生になっています。バイオリンを弾く佳織は、男子学生の注目の的です。その香織を、浩一は、ゲットしたところ、セックスをするところまできて、肉体を満たす、心も満ちる、浩一にはもう欠かせないセックスフレンドです。
「うん、ああ、かおり、綺麗な手、繊細な手、白いんだ、なぁ」
「なに言ってるの、こういち、そんなの、ゆうたら、せくはらよ」
「かおり、かわいいんだなぁ、その手で、握ってほしいんだよなぁ」
まだ終わって、香織には、余韻を楽しむ時間なのに、浩一は、先に射精したばかりなのに、もう、香織を挑発しているんです。トランクスにシャツだけの浩一です。マグカップを持った香織の手、左の手が空いているので、ぷっくらをトランクスのうえから、触らせます。
「あん、こういちぃ、まだ、コーヒー、飲んでからよ、あん、だめよ」
香織のワンピース、ゆるゆるのワンピース、からだの線がわからないけれど、そこには浩一がなぶってやりたい女の身体があります。
「だめよ、まだやってばぁ、こういちったらぁ」
香織は、浩一とのセックスすが、初めてでしたので、他の男子のことはわかりません。でも、ラブホテルへ何回か行って、それからワンルームへ来るようになって、三か月、もう10回以上も、ワンルームへやってきてセックスしてもらえる、してあげる、その要領もわかってきて、余裕です。勃起するおちんぽを最初見たときは驚きばかりでしたけど、その、勃起してるおちんぽで、お股の奥を擦られる気持ちよさに、しだいに、没頭してしまうようになってきたところです。
「ああん、じゃあ、見てほしいんでしょ、見てあげるわ」
マグカップをテーブルに置いて、立ったままでいる浩一の、トランクスを太腿のつけ根まで下ろしてあげる香織。もう、まあ、やっぱり、ドキドキの気持ちです。浩一の、陰毛と勃起しだしたおちんぽが、とびだしてきて、香織、うっとり、見入ってしまいます。カーペットにおんな座りすると、浩一の腰が目の前にきます。まだ、さわってあげない、完全勃起していない浩一のおちんぽを、目のまえにして、香織、陰茎を握ってあげるまえに、唇を、半分剥けた亀頭の先っちょ、鈴口のところに、当て、ヌルヌルをすくいます。ヌルッとした感じが、香織には、とっても美味しくて、たまらない、蜜の味なのです。
「うううん、してあげる、こういちのん、くわえてあげる、いいこと」
香織は、左腕で浩一のお尻を抱き、右手で陰茎の真ん中をかるく握って、顔をもちあげ、浩一の顔を見ます。浩一は、握ってあげたところを、見下ろしています。そうして浩一は、手を、香織の肩に置くのです。

-14-
香織のワンルーム、一年先輩の浩一が来ていて、セックス三昧、いっかい終わって、にかいめです。香織がフェラチオしはじめます。ああ、立って足を少しひろげた浩一のまえに、足をながして座ると、目の前に半分以上勃起したおちんぽがあるんです。香織、右手の指を陰茎にかぶせるようにして握ります。おちんぽをお腹の方にもちあげて、うらを目の前にして、じっくりと観察してあげます。
「ああ、こういちのん、ああ、おちんぽ、うん、ああっ」
「ああ、かおり、くちびる、つけて、ハモニカ、してよ」
「ああ、ハーモニカするの、おちんぽ、はぁああ」
唇を陰茎の根元に当て、そのままぷちゅぷちゅ、陰茎の裏に唇を這わせ、先の方へ、亀頭の裏にまでせりあがらせます。それで、ぷちゅ、ぷちゅ、亀頭の裏側の根元の腺のところにキッスします。
「おお、いいよ、かおり、きもちいい、もっと、ぷちゅぷちゅ」
「ううん、うう、ううっ」
下半身を裸にした浩一が、まだロングのふわふわワンピースを着た香織の肩に手を置き、ちんぽをぐっと突き出す仕草です。香織が亀頭を唇にはさんで、ぎゅっと絞るんです。そうして右手に握った陰茎の皮をぎゅっと根元へ、おろします。亀頭が、カリ首が、きっちり剥けて、カリ首の窪みを舌先で、ぺろぺろと舐めるます。浩一は、やわらかい気持ちの良さに、気分が高揚してきます。
「くちで、くちに、かおり、くちびるで、こすっておくれよ」
香織は、言われていることがよくわかっていて、口の中を膨らますようにして、唇で陰茎のカリ首からしたをこすってあげるのです。
「おお、ああ、いい、いい、おお、いいよぉ」
みるみるおちんぽが勃起状態、ギンギンになってきて、浩一が声を発してきます。
「ああああ、こういち、おっきい、おっきいよ」
唇を抜いてしまって、剥きだしたままの亀頭を、しげしげと眺める香織。香織、好きです。勃起してるおちんぽ、弄るのも好きだけど、見てあげるのも好きです。ぴくん、ぴくん、脈打つのが伝わってくるんです。
「たてよ、かおり、裸にしてやるから」
ワンピースのしたは裸んぼ、白いショーツを穿いているだけです。香織、勃起ちんぽを握ったまま、立ち上がります。首から足元近くまで、ふわっとした布に包まれている香織です。浩一が、腰のところからワンピのスカートをもちあげ、丸めて、白いショーツが見えるようにしてしまいます。
「もってろよ、脱がしてやるから」
浩一が腰をおろし、丸めたワンピのスカートを香織にもたして、腰から下を露出させるのです。
「ああん、こういち、ああん」
浩一が、ショーツの腰のところに指をいれ、お尻をするっとぬいてしまって、太腿の根元のところまで、おろしたのです。ちょっと、恥ずかしい、目の前の姿見鏡に、映っている自分をみてしまう香織です。黒い毛が、ふさふさ、恥丘のうえを覆っているのが、恥ずかしいです。




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