沙織の悶え
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 17〜20 2020.11.4〜2020.11.7

 

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フェラしている沙織を、浩介が立たせて、椅子に座らせます。お勉強するときに座る背凭れ肘掛がついた回転する椅子です。ふわふわフレアーのワンピースを着た沙織は、導かれるままスカートをめくりあげて座ります。太腿まで下ろしているショートを脱いで、下半身、白いソックスを穿いてだけ、すっぽん裸になる沙織です。
「あああん、せんぱいぃ、ああっ、あああん」
「沙織のん、なめてやるから、なっ」
「うん、ああ、あし、ああん、ひろげちゃう、ううっ」
沙織、手を膝の裏、そしてひろげてしまいます。浩介からは、沙織の股が丸見えです。ワンピースを着たままの沙織、白いソックスを穿いたままの沙織、なのに陰毛のところから、股の間、お尻の窄みまで、見えちゃいます。浩介は、沙織の股ぐらを、服を着たままでも、裸でも、いつ見ても、ゾクゾクと興奮してきます。
「ああん、せんぱい、いいっ、ああっ、ああん」
椅子の前に座り込んだ下半身を裸にした浩介が、沙織の股に顔をつけてしまいます。唇はまともに陰唇のうえにくっつけます。下唇で縦の陰唇をおしひろげてたります。手は膝裏に置いた沙織の手に重ねて置きます。沙織のかかとは椅子の座部、その前端に置かせます。お尻を前にずらさせ、女の股が突き出る感じで、それを舐めだす浩介です。
「ああん、せんぱいぃ、恥い、ああ、こんなの、恥ぃけどぉ、ああっ」
ぺろぺろ、ぷちゅぷちゅ、浩介はあえてナメ舐る音を立ててやります。濡れた卑猥音で二十歳の沙織、恥ずかしい気持ち、うるうるになってきます。腰から上はワンピースを着たままです。腰から太腿、それに膝から足首までが生足、素足、白い肌、柔らかい皮膚、すべすべ、浩介は、女の皮膚を感じます。
「ううっ、うううん、ああ、おいしいよぉ、沙織、うううん」
沙織の股から顔を離した浩介が、沙織の顔を見上げ、にっこり、言葉を紡いでやります。沙織、恥ずかしいけど、股、ひらいて、ひろげたままです。挿入、浩介のちんぽを、沙織の膣に挿し込む、その儀式、セレモニー、今日の最初です。椅子に座った沙織の前に、浩介が座ります。お勉強椅子の座部に、沙織と浩介が向きあって座るのです。沙織のおめこに、浩介の勃起ちんぽを、入れて結合したまま、上半身をまさぐりあって、沙織、ワンピースとブラトップを脱いでしまうのです。
「ああん、せんぱいぃ、いい、いい、ああっ」
沙織、浩介が座りながら勃起ちんぽを膣に挿し込んできて、密着して、抱きあいます。浩介は、沙織の上半身に密着するようにして、腕は椅子の後ろへまわして、背凭れごと沙織を抱く格好です。勃起ちんぽは、密着して、ほぼ静止した状態にしておきます。
「ああん、あん、あん、いい、いい、せんぱいぃ、いいっ、いいっ」
膣のなかに勃起ちんぽを挿入してもらって密着させられたまま、沙織、ワンピースを脱がされていきます。浩介は無言のまま、脱がされるあいだは、沙織も無言のままです。

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四畳半のワンリーム、男の匂いがプンプンとする浩介のワンルーム。沙織はお勉強椅子に座っていて、浩介と向き合い、座部に座っています。まだワンピースを着たままの背中を、背凭れにつけて太腿をひろげ持ち上げているのです。下穿きは脱いでいるから、すっぽんの股、そこへ浩介が前向きで座ってきます。勃起させたちんぽを、沙織の膣へ、挿し込みながら、座ってしまいます。
「ああ、いい、いい、ひぃいい、せんぱいぃ」
沙織は、まだ濡らしきっていない膣へ、ぶっすり、浩介の勃起ちんぽを挿し込まれて、うう、うう、ああ、ああの感覚で、からだを捩ってしまうのです。
「うん、うん、はいった、よ、沙織、ううっ、おおっ」
それでもヌルヌルになっている沙織の膣の感触を、勃起するちんぽのぜんぶで感じ取る浩介です。浩介が、めくれあがったワンピースの前ボタンを外しだします。白いインナー、ブラトップがひろげられます。勃起ちんぽを沙織の膣に挿したままです。ワンピースをめくりあげ、沙織から脱がせてしまってカーペットの上へ落とします。ブラトップを裾からめくりあげ、乳房を露出させてしまいます。
「あああ、せんぱいぃ、ああん、はい、ああ、いい、いいっ」
勃起ちんぽを膣に咥えたままの沙織には、露出させられた乳房を、浩介の手で揺すられてきて、そのからだを開けていきます。
「あああ、ひぃいいっ、ああ、ああ、おちんぽ、ああああっ」
浩介もシャツ脱いで全裸になります。沙織も最後の白ソックスを脱がされ、全裸になります。抱きあいます。きっちり、膣には勃起ちんぽが挿し込まれたままです。ヌルヌル、沙織の膣襞からはトロトロ汁が滲み出てきて、ヌルヌルです。スムーズに、勃起ちんぽを挿して抜いて、ができるようになります。
「ううっ、うううっ、あっ、ああっ」
浩介はアクロバットみたいに、背中を丸め、唇をあわせてキッスして、それから沙織の乳房へ、唇を下ろして、乳首をとらえ、唇にはさんで、くちゅくちゅしてやります。
「ああ、ああ、ああん、せんぱいぃ、ああん」
ぬるぬる沙織のおめこです。勃起ちんぽを挿し込まれたまま、もぞもぞと微妙に動くのを感じる沙織。顔をあげ、肩をあげ、胸を伸ばして太腿をひろげる大学生の沙織。気持ちいい、なんなんでしょう、沙織、気持ちいい、ああ、ああ、朦朧、浩介の、ワンルームです。バイオリニストの沙織、お勉強椅子に座らされ、大学院生浩介と深いところで密着、交合しているのです。

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椅子に座って向きあい抱きあう沙織と浩介。沙織の膣には浩介の勃起ちんぽがしっかり挿入されています。おめこにちんぽが密着のまま、もう全裸になった沙織が、浩介に上半身を愛撫されていきます。
「ああ、いい、ああ、いい、せんぱい、いい、いい」
「うん、うん、いいねぇ、沙織、おお、いいねぇ」
「はい、ああ、おちんぽ、ああ、ああ、感じる、感じますぅ」
「うん、うん、いいだろ、ちんぽ、ほうら、おおっ」
浩介が、腰を引き、勃起するちんぽの半分ほどを、沙織の膣から抜きます。抜いて、そのままぶすぶすと、挿入していきます。抜かれて挿される沙織は、そのぬるっとした刺激に、ふわふわな感じになります。快感、気持ちいい、もう、なにともかえがたい、これを気持ちよさ、というのです。
「ああ、ああ、せんぱいぃ、いい、いい、もっと、ああ、ああん」
「好きだよ、沙織、好きだよ、好きだよ」
「ああん、わたしも、せんぱい、好き、好き、好きです」
勃起ちんぽのぶすぶすは、沙織をとってもいい気持ちにさせます。浩介だっておなじこと、女の子を抱きながら、勃起させたちんぽを、おめこ挿入している快感です。裸の肌を重ね合い、性器には男と女が密着です。沙織、もう、もう、気持ちよくって、浩介の腕の中で悶えます。ずんずん、いい気持ちになってきて、体液が、ヌルヌル快感お蜜が滲み出て、からだがふわふわ、雲の上です。
「ああ、ああ、せんぱい、ああ、ああっ」
「おお、おお、沙織、ああ、ああっ」
ぶっすり挿し込んでいた浩介が、勃起ちんぽを沙織から、抜いてしまいます。沙織がイキそうになり、浩介が射精しそうになったから、小休止です。椅子には座ったままの沙織。浩介は、沙織のからだを見つめます。
「ああん、せんぱいぃ、わたし、もう、いきそお、いきそお」
「うんうん、おれも、でそう、出そうだよ」
浩介が見つめるのは、沙織という女の柔い裸体です。白い肌、ぷっくら膨れたおっぱい、ツン起ちの乳首、それに陰毛が、濡れた股間が、男の心をキラキラ、ドキドキさせます。
「ねぇ、ねぇ、せんぱいぃ、いかせて、わたし、いきたい、いきたい」
バイオリンを弾いている沙織は、清楚な女の魅力だけど、はだかの沙織は、もっともっと、魅力です。甘えてくる沙織が、浩介の胸をキュンキュンさせます。
「ああ、いいよ、いかせてやるよ、イカセてあげる、まってろ」
浩介が、机の引き出しからスキンの袋を取り出し、封を切り、スキンの先をつまんで、勃起するちんぽにかぶせます。沙織にも見せてやります。沙織は、じっと目を凝らし、浩介の勃起ちんぽを見つめています。

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スキンをつけた浩介が、沙織が座る椅子に向きあってしゃがみます。勃起させたちんぽの高さが、太腿を持ち上げひろげた沙織の股の高さにして、水平に挿入するのです。
「ああああっ、ひやぁあああ、せんぱいぃ、あああっ」
ぶすっ、ぶすぶすっ、濡れた沙織の膣に、勃起ちんぽが挿し込まれます。浩介は、挿し込んで、沙織に向きあって座ります。座ったまま、腰を引き、腰を突き出し、ぶすぶすっ、勃起ちんぽがピストンします。
「沙織、気持ち、いいやろ、どうやぁ、沙織ぃ」
「はぁああ、ああん、ひぃいい、気持ち、いい、いい、せんぱいぃ」
ぶすぶすっ、もうヌルヌルの沙織の膣に、スキンをかぶせた勃起ちんぽが、挿されて抜かれます。
「ほうら、入ってるよ、わかるか、みえるやろ、沙織」
「はぁああ、はってる、入ってる、ああん、ひぃいいっ」
浩介のワンルーム、四畳半の狭い部屋、お勉強椅子にすわった開脚М姿全裸の沙織です。ひいひい、沙織は、顔を仰向け、胸をひらいて、喘ぎます。
「ほうら、いいよぉ、気持ちいい、い、おおっ」
「ああん、いきそお、いきそお、いきそおよぉ」
沙織が、呻きます。浩介は、ただ一点、勃起ちんぽを膣に挿し込んだだけで、反り返ります。ぶすっ、ぶすぶすっ、ひいひい、はあはあ、沙織が呻きます。浩介は射精をぐっとこらえ、溜め込んで、発射寸前です。
「おお、おお、沙織ぃ、でる、でる、出るぅ」
「ひぃいいっ、はぁああっ、ああ、ああ、いきそお、いく、いく、いくぅううっ」
クライマックス寸前、浩介の勃起ちんぽはもうビンビンです。沙織の陰唇から膣がひろがります。沙織、甘いとろとろ卑猥な蜜が、いっそうトロトロ流れでて、びっしょりのなか、アクメを迎えて昇ります。
「おお、おお、おおっ、でた、でた、出たよぉ」
「あん、あん、イク、イク、ひぃ、ひぃ、ひぃいいい〜〜!」
浩介が顔をしかめて射精して、その衝撃を沙織が受けとめ、ひいひい〜〜っ、お小水がぴしゅんと飛びます。大学生のバイオリニスト沙織が、果ててしまう瞬間です。浩介は、ぴくんぴくんがおわって、射精したまま、ちんぽ勃起のまま、沙織の膣に挿し込んでおきます。こうして、浩介と沙織のセックス、この日の一回目が終わったのでした。
(この章おわり)



小説
悶える沙織







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