沙織の悶え
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 1〜8 2020.10.4〜2020.10.13

 

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午後から恋人の浩介がやってくるので、沙織は待ち遠しくってしかたがありません。部屋のお掃除は済ませたし、夜に食べるごはんのおかずも用意したし、あとは、やってくる午後二時を待つだけです。
「土曜日やし、明日はお休みやし、いっぱい、してもらお」
るんるん、大学二年生の沙織は、三つ年上、大学院生の浩介をお部屋で待ちます。セックスしてもらう、セックスしてあげる、沙織の頭のなかは、バイオリンのことよりも、男の人の性器に関心があって、ペットを可愛がるよりも浩介の性器を可愛がってあげます。
「うん、きょうは、いい気持ちになれる日、でも、にんしん、こわいけど」
二十歳になって、もう大人、という感じより、どうしてだか、セックスの虜になってしまって、浩介と知り合う前までは、オナニーでしたけど、処女を明け渡したのが半年前の春、コロナで街が静まり返っていたのに、沙織、大学のオーケストラ部の先輩、トランペットを吹いている浩介に誘惑されてラブホテルへ連れられていったのです。それから、なんかいか祇園さんの奥にあるラブホテルへ行って、それから、浩介が沙織のワンルームマンションへ来るようになったのです。
「はい、いま、あける、まってて」
チャイムが鳴って、浩介がきたので、沙織はドアロックをはずして、ドアをあけます。浩介が立っていて、そのままドアの内側へ入って、ドアを閉め、ドアロックして、廊下と言っても数歩ですけど、部屋のなかへ入ってきます。
「うん、まってたよ、うん、ああ、キッスして、ああっ」
もう待ちきれなくて、沙織、普段はバイオリニストとして、おしとやかにふるまっているのに、情欲いっぱいの女子という感じで、先輩の浩介に抱きつきます。
「うん、うん、沙織、ああ、キス、ううっ」
「うう、うう、うううっ」
浩介がぎゅっと抱きしめてきて、唇をあわせて、舌を挿し込んでくるので、沙織は舌を絡ませます。気がす〜と引いてきて、気持ちがたかぶってきて、軟体動物、浩介の舌のぐちゅぐちゅに頭のなかが真っ白になる感じで、じんじん、お腹の奥が、いいえ股の奥が、うなるようにぎゅっと締まってくる感じです。抱かれて、沙織も浩介を抱きます。立ったまま、抱きあって、キッスして、とろとろになってきて、ようやくキッスをおえて、抱きあっていたのから離れて、手を握りあうのです。

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先輩の浩介とは一週間ぶりに会う沙織です。コロナで学校へいけなくて、浩介は大学院生で結構忙しくしているので、学部の学生沙織は、おうちでうずうずするばかりでした。浩介が部屋に来て、抱きあってディープなキスして、からだを離し、沙織はいちおうお茶の用意をします。お茶といっても、午後の紅茶をコップにいれるだけです。
「ああん、飲んでからよ、先輩ぃ、まだ、だめ、だめです」
沙織のワンルームは四畳半の広さです。狭いです。お勉強の机をおいて椅子おいて、白いベッドはシングルです。インナーとかを入れとく三段ボックスと姿見鏡もあって、小さなちゃぶ台があって、狭いです。一畳のカーペットを敷いて、そこは平面で、寝そべれる広さです。
「だめったら、ああん、飲んでからよ、午後の紅茶」
ちゃぶ台のところに横並びで座って、コップを手にしている沙織の胸へ、浩介が手を当ててきて、シャツの上からまさぐってくるんです。ほんとうは、沙織、すぐにOK反応したいところですけど、はしたない、おくゆかさがない、女の子はおしとやかにしていなければ、とも思っていて、積極的でないふうを装うのです。浩介はジーンズにシャツ姿です。沙織は、部屋着で、膝までのスカートにシャツ姿です。浩介がやってくる日は、お化粧はしません。浩介が、素のままがいいというからです。
「ああん、だめやって、ゆうてるのにぃ、ああん、せんぱいぃ」
シャツの裾から手を入れてくる浩介。抱いてくれてません。おんな座りする沙織に、浩介はあぐら座りです。コップをちゃぶ台に置いた浩介が、沙織が着ている白い半袖シャツの裾から両手を入れてきて、胸を露出させます。
「うん、うん、沙織、好きだよ、沙織のこと」
浩介が、好きといいながら、沙織が着ている白シャツを、ブラジャーの上にまでめくりあげてしまいます。はい、沙織、中腰に立たされ、スカートをはずされ、脱がされてしまいます。白いシャツも脱がされて、ブラとショーツだけになってしまいます。
「せんぱい、うん、ぬがして、あげるぅ」
ちゃぶ台の上のコップを、勉強机の上に並べて、ジーンズを脱がした浩介を座らせます。白いブリーフをつけている浩介、シャツを着たまま、ブリーフの前がぷっくら、沙織、気になります。
「ああん、せんぱいぃ、ああん、いい?」
沙織は顔を上げ、少し高みになった浩介の顔をみます。浩介がうんうんとうなずいて、沙織、目線をおろし、ブリーフの前のわれめから、右手の指を入れて、ナマのちんぽに触れます。指を抜いて、ブリーフを太腿の根元まで脱がしてあげると、沙織、ドキッとします。浩介の、勃起するちんぽが、にょっきり、ああ、もう、沙織、動転してしまいます。浩介は平気です。太腿をひろげて、ぐっと突き出すようにして、ちんぽをいきり立たせるんです。まだ浩介が沙織のワンルームへやってきてから10分も経っていないのに、もう、始まってしまったのです。沙織がブラとショーツをつけたまま、浩介の勃起ちんぽを少しだけフェラするんです。

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大学院生の浩介を自分のワンルームに招き入れる沙織は、大学でオーケストラの部員でバイオリンを奏でています。浩介は部の先輩で、トランペットを吹いています。
「あん、うん、せんぱいぃ、おちんぽ、ああん」
ブリーフを脱がせてしまって、ちゃぶ台にお尻をおいた浩介の、太腿のあいだにおんな座りして、右手に握った勃起おちんぽを、じげしげと眺める沙織。おめこするところへいくまえに、勃起おちんぽを、思いっきりはいかないけれど、なめなめ、じゅるじゅる、舌で唇で味わってあげるのです。浩介と沙織、ふたりの他にはだれもいません。ワンルーム、四畳半の愛の巣です。
「ああああ、いい、いい、ああああ、おいしい、ああん」
右手に軽く陰茎を握ってあげて、ぎゅっと腰へ押し込んで、亀頭ちゃんを剥き出してあげます。浩介は、足をひろげ、ぎゅっと剥かれた亀頭を、ぺろぺろ、ぐちゅぐちゅ、裏から、先から、沙織の柔らかい唇とくねくね舌でなぶられると、ビンビンになってきます。気持ちいい、特別に気持ちいいです。
「沙織、ああ、いい、いいよ、おお、いいっ」
浩介が、沙織の頭をうしろから抱きます。沙織の口には自分の勃起するちんぽを咥えさせていて、その咥えた顔を観察します。右手を首筋から背中へまわし、ブラジャーのホックをはずしてやって、胸、乳房、おっぱいを露出してやります。
「ふぅうううっ、うう、うう、ううっ、美味しい、いい」
ブラをはずされた沙織は、口に咥えていたちんぽを離し、握った右手でぷるんぷるんと揺すられて、浩介と顔を見上げます。浩介が、おっぱいを弄ってきます。沙織、膝立ちになって、上半身左右に小刻み揺すって、おっぱいを、浩介の唇へ、押し当てていきます。
「あああ、せんぱいぃ、あああん、吸って、吸って、あああん」
身悶える沙織は、ヌルヌルの勃起おちんぽ、うえから握ったまま、手を上下に動かし、しごいてあげます。
「あああああ、せんぱいぃ、あああん」
浩介の前に立ちあがる沙織。穿いた白いショーツが、浩介の目の前です。浩介がショーツの恥丘のところへ顔を当てます。匂いを嗅ぐように、クンクン、沙織には刺激です。そうして、浩介にショーツを脱がせてもらう沙織です。

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白いお部屋、沙織の好きなホワイト、明るいお部屋、おひさまの光が注いできます窓です。狭いけど、先輩の浩介がやってきて、セックス、いっぱいやってもらいます。
「ああん、せんぱいぃ、ああっ」
フェラしてあげたのから、クンニしてもらうようになる沙織。ちゃぶ台に座った浩介の前に立って、ショーツを脱いでしまった沙織は、もう全裸、ブラもはずしてしまって、全裸です。浩介はシャツを着たままですけど、まもなく脱ぎます。
「かわろ、沙織、座れよ」
立っている沙織に、ちゃぶ台に座らせ、その前に浩介があぐら座りします。沙織は、座って、股をひろげます。上半身、うしろに倒す格好で、浩介におめこを舐めてもらうのです。浩介が、顔を股につけてきます。ぴったし唇を股にくっつけちゃいます。唇で、陰唇をまさぐってきます。舌で陰唇をわってきて、うちがわをなめてきます。
「ああ、ああ、せんぱいぃ、ああ、ああ、きもち、いいっ」
ぺろぺろ、ちゅるちゅる、恥ずかしい啜る音がたちます。沙織の若い女の匂いが漂います。クンニが終わったら、さかります。浩介の勃起するおちんぽを、沙織の濡れだすおめこに挿し込んでもらうのです。浩介が沙織のワンルームへやってきて、20分も経っていません、いつものように、最初は久しぶりだから、萌えます、濡れます、軽くイッテしまいます。
「ああん、せんぱい、もっと、ああん」
最初には、手指は使ってもらわなくて、唇と舌だけで、してもらいます。すると、奥の方がぐちゅぐちゅになってきて、なぶってほしい気持ちになってきて、おちんぽ、勃起したおちんぽが欲しくって、バイオリニスト二十歳の大学二年生、エッチが好きな沙織が悶えまくります。
「ううっ、うんめぇ、じゅるじゅる、沙織のお汁、最高だわ」
「ああん、そんなことぉ、ゆうたらぁ、恥ずかしいからぁ、ああん」
「うん、入れてやろうか、入れてほしいんやろ、沙織」
「ああん、うん、はい、いれて、せんぱいぃ」
正常位スタイルより騎乗位スタイルに移行しやすい格好です。浩介がカーペットに仰向き、寝そべります。そこへ沙織が、寝そべった浩介の腰にまたがります。またがって股を浮かせたところへ、勃起してるおちんぽを、浩介が挿し込んできます。亀頭が挿し込まれたところで、沙織が、腰を落すのです。ぶすぶすっ、沙織の膣に、勃起ちんぽが埋まっていきます。
「ああ、おお、沙織、いいっ、はいったね、はいったよ」
「ああ、はいりましたぁ、あああん、わかりますぅ、あああん」
入った瞬間がなによりも気持ちいい大学院生の浩介、入れられた瞬間が気持ちいい大学二年生の沙織です。明るい光が差し込むワンルーム、四畳半、狭い沙織のお部屋です。

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カーペットに仰向いている浩介の腰にまたがった沙織。勃起しているおちんぽを、膣に挿し込んだ沙織。またいだ格好なら、ぶっすり、根元まで、自分の膣のなかに埋め込める沙織です。
「ああ、ああああ、せんぱいぃ、いい、いいいっ」
沙織が浩介の肩に手を置き、浩介が沙織の乳房に手をかぶせ、沙織が倒れないように支えます。
「はいってる、沙織、ちんぽ、入ってる、根元まで、ああっ」
「はい、せんぱいぃ、入っていますぅ、ああああん」
「こすれ、沙織、まえへ、うしろへ、お尻を、うごかせ」
「ああああ、お尻、まえへ、うしろへ、ああ、ああっ」
ぶっちゅ、ぶっちゅ、交じり合っている浩介の部分と沙織の部分から、濡れそぼった音がします。気持ちいい、沙織、お腹の中が、股の奥が、ああ、お臍の内側が、じんじんしてきます。四畳半の沙織のワンルームです。白い壁、アイボリー色のシングルベッド、ベージュのカーペット、温かい、裸になっても温かい、浩介のからだが温かいです。ぶっすり、勃起してるちんぽが、温かいです。ヌルヌルです。
「ああああ、せんぱいぃ、いい、いいきもち、いい」
「うん、ああ、おおっ、沙織ぃ、いいいいいいっ、もっとこすって」
「はぁああ、もっと、ああ、ああ、ああっ、っっっ」
ぶすぶす、ぬるぬる、二十歳の沙織が汲みだすおめこ汁、浩介の陰毛がべちゃべちゃです。気持ちいい、とっても、沙織、バイオリンを弾く気持ちより、ああ、からだの奥から気持ちいい、沙織、もう、泣きそうになって、快感を受け入れます。
「ああああああああああああ〜〜〜!」
小アクメ、沙織、もう、イッテしまって、泣き出してしまいます。浩介は、余裕たっぷり、まだまだ射精しません。小アクメを迎えた沙織が、勃起ちんぽを抜き去って、浩介の横、ちゃぶ台の横に仰向きます。仰向いている浩介が、横になり、仰向いた沙織を抱いてやります。
「ああん、せんぱいぃ、わたし、ああん、いっちゃったよぉ」
「うん、いっちゃったね、気持ちよかったんやね、沙織」
沙織のワンルームへやってきて、まだ30分も経っていません。元気な浩介が、仰向かせた沙織におおいかぶさります。沙織は、太腿をひろげ、膝を立てます。浩介が間に入ってきて、沙織の上半身を包むようにして抱きます。柔らかい、温かい、沙織のからだのぬくもりを感じる浩介です。

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<シックスナインから騎乗位で>
沙織のワンルームは四畳半です。週にいっかい院生の浩介がやってきて、セックスをします。大学で文学の勉強をしながら、子供のころから習っていたバイオリンを弾く二十歳。なのに浩介とセックスしはじめ、セックスに目覚めてしまって、浩介がやってきた日はたっぷり明け方まで、セックスをします。
「はぁあ、せんぱいぃ、わたし、かわいい?、わたしのこと、すき?」
仰向いたままの沙織が、柔らかくかぶさってきている浩介の耳元で囁くように聞きます。軽いオーガズムを迎えて、たかぶっていた気持ちが落ち着いてきて、窓からの光が明るくて、沙織は少し戸惑います。
「うん、うん、沙織、すきだよ、かわいいよ、だから、うん、うん」
かぶさっていた浩介が、カーペットに仰向き、仰向いていた沙織が上半身起こして、おちんぽを握ります。浩介のおちんぽ、まだ射精していなくて半勃起のままです。
「ああん、おっきい、せんぱい、ううん、ああん、たべちゃうよ」
「うんうん、沙織、なめっこしよう、いいやろ」
沙織は浩介のおちんぽ、にぎった手をおろして皮をいっそう剥いてしまいます。亀頭が、きっちり剥き出され、沙織が、じっと見つめます。好きです、沙織、浩介のおちんぽ、眺めると、どきどき、からだのなかが疼いてきちゃうんです。
「ああ、せんぱいぃ、はい、またぎます、ああん」
浩介にうながされて、沙織は、おちんぽ握ったまま、浩介をまたいでいきます。お尻が浩介の顔のうえになるように、またいで、太腿をひろげて、ぺたん座りで、おっぱいを浩介のお腹に押しあてます。
「ああ、ああ、沙織、もっとお尻を、うしろへ、そうそう」
浩介の顔のうえに沙織のお尻がのって、浩介の目のまえ5pのところに、沙織の割れ目がきます。沙織は、握ったおちんぽを口に含んでじゅぱじゅぱ、陰茎をぎゅっと吸い込む感じで、締めつけます。浩介は、沙織の締めつけにあわせるように、割れ目に唇をつけ、沙織の股の真ん中を、唇と舌でまさぐります。
「うううん、うう、うう、ふううう」
勃起のおちんぽを口に中にいれている沙織が、呻くこえを洩らしてきます。浩介が気持ちいいところを柔らかく刺激してくるのです。
「あっ、いい、いい、ああ、うう、うう、ううっ」
沙織は、クンニをうけながら、口に頬張っているおちんぽ抜き去り、ぎゅっとしごいて、また、お口の中に咥え込みます。

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浩介がワンルームへやってきて、まだ小一時間ほど、夕暮れにまで、まだたっぷり時間があります。
「ううっ、うう、うう、ううううっ」
仰向いた浩介のうえにまたがって、シックスナイン、沙織は勃起するおちんぽを、右手にかるく握って、舌と唇をつかって、ぺろぺろ、じゅぱじゅぱ、亀頭を唇にはさんで、きゅっとお口の中に入れ込み、お顔を前後に揺すってあげます。
「ううっ、ううっ、うう、うう、ううっ」
浩介が股をぎゅっとひろげて、腰を突き上げてきます。カエルさんのようにして浩介の腰をまたいでいる沙織。その股へ、浩介が、唇つけてぷるぷるします。陰唇を割られ、そのなかへ舌を挿し込んできます。舌でぐちゅぐちゅ、ぺちゃぺちゃ、いやらしく舐めてきます。沙織、お尻をもちあげ、股を浮かせ、浩介の顔へ、ぎゅぎゅっと押さえるようにしてくっつけます。
「ああああああっ、せんぱいぃ、いいいいいっ」
勃起するおちんぽは握ったままで、お顔をもちあげ、お声をあげる大学二年生、バイオリン弾きの大山沙織。きもちいい、さっき少しオーガズムを迎えたあとだから、とっても、感じて気持ちいい。
「あああん、せんぱいぃ、いれたい、いれてほしい、ああ、おちんぽ」
沙織は、浩介のお顔にあてていた股からお尻を、浩介の足元へずらします。そうして前にふれ伏して、勃起おちんぽのところに、お股をもってきて、おめこにおちんぽ、挿してもらうのです。
「ああ、いい、ああっ」
「お尻を、おお、ぐっとおろして、うめこんで」
「はい、ああ、あああん、ひぃいいいっ」
浩介の目に見えるところで、沙織の膣に、勃起させたちんぽが埋没していくのです。密着、勃起ちんぽと女おめこが密着です。男の性器が女の性器に密着です。きもちいい、ああ、気持ちいい、どうしてだか、気持ちがいいんです。バイオリンを弾く沙織とトランペットを吹く浩介が、一心同体になって、さかっています、おめこしています、交合しているのです。
「ああああああっ、きもち、いい、ああああ、気持ちいいっ」
「うんうん、沙織、いい、いい、おおおおっ」
明るいお部屋、沙織のワンルーム、四畳半の密室ですが、窓からは明るい光がはいってきています。からだが火照っている沙織。じっとり、あああ、おっぱいが、揺すれてぷりぷり、もうお股はヌレヌレです。浩介の勃起するちんぽが難なく入ってきます。沙織、どうしてこんなに感じるのか、ああ、きっとお天気がいいから、お外が明るいからだわ、沙織がまたまたオーガズムの波におそわれてくるのです。

-8-
大学院生浩介の腰をまたいでいる沙織。ふたたぶ向きあって、騎乗位、膣にはぶっすり、浩介の勃起ちんぽを埋め込んでいます。
「ああああ、ああああ、ああああっ」
「沙織、いい、いい、もっと、もっと、こすれ、こすれ」
ぐいぐい、ぐいぐい、勃起おちんぽを膣に咥えこんだまま、沙織、腰をお尻を、前へ、ぐいぐい、ぐいぐい、股を浩介の腰にこすりつけて、動かします。上半身を起こしたまま、ぐいぐい、浩介がおっぱいの裾に手をあてて、倒れないように支えます。沙織の感度より、浩介の感度のほうが長持ちです。射精のところまでに沙織が、小さいアクメを、何度か迎えて、それから浩介のちんぽが最後を飾るのです。沙織、しらふでいるとき、バイオリンを奏でている時、ふっと浩介との交情が思い浮かんできて、快感が忘れられません。
「ああああ、ひぃいいいいっ、きもち、いい、ああ、ああ、もう、もう」
「うん、あ、あ、ああっ、沙織、いくのか、もう、いくのか」
「ううっ、ああっ、せんぱいぃ、もう、ああ、イキたいですぅ」
沙織のからだが火照っています。膣のなか、淫らなお汁で、ぬるぬるです。勃起したちんぽも、ヌルヌルです。お口のなかもヌルヌルになっている沙織、二十歳、大学二年生、バイオリニストです。
「そろそろ、すきん、つける、まってろ」
このとき、興醒め、のぼりきる寸前に、抜いてしまうから、沙織、自我にもどります。
「ああ、つけて、つけて、ああっ」
数秒、そんなもんです、素早く、浩介は慣れています。中出し、膣のなかで射精すると、女子は一気にオーガズムを迎えて、ヒックヒックの痙攣で、おしっこまで飛ばしてしまうこと多し、そうして女子はがっくんとうなだれて失神状態になってしまいます。
「ああああ、ひぃいい、いい、いい、せんぱいぃ」
「おおおお、いいのか、沙織、イッテもいいよ、おおっ」
沙織が力を込めて、股を前に前にとこすりつけ、勃起ちんぽで膣のなか、ぶちゅぶちゅ、ぶちゅぶちゅ、こすりまくって、アクメに昇っていくのです。
「ああああ、いく、いく、せんぱいぃ、いぐ、いぐ、うう、ううっ」
「おおおお、だす、出す、出る、出る、うぉおおおおっ」
勃起ちんぽのピストンが終わって、ぎゅっと静止して、ぴしゅん、ぴしゅん、ぴくん、ぴくん、痙攣を、沙織がうけとめ、感じます。沙織、射精の瞬間には、仰向いて、大きな声、喜悦の極み声、そうしてがっくり、浩介の腰の上で、なよなよ、崩れていきます。べっちょり、ヌレヌレ、クライマックス、この日第一回目セックスのおわりです。





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悶える沙織







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