悶える沙織
 -3-
 15〜20 2020.9.5〜2020.9.14

  

-15-
四畳半、沙織のワンルームです。お勉強机を背にして背凭れの椅子に座った沙織が、浩介からクンニをしてもらいだしたところです。バイオリニストの大山沙織、二十歳の大学二年生です。もう、セックスの味を覚えてしまってピチピチのメスです。相手の向井浩介は、オーケストラ部の先輩で、二十二歳大学四年生です。トランぺッター、逞しい身体で、セックスは唇さばき良し、ちんぽ勃起させたままでも、二時間は持続できるというのです。沙織を相手にセックスしていて、最近は、射精するまでに沙織が三回ほどアクメに達してしまう感じなんです。
「あああん、せんぱいぃ、いい、いい、ああっ」
椅子に座った沙織の、股の真ん中へ、顔をくっつけた浩介の唇と舌使いに、じんじん、沙織が感じてきます。繊細なバイオリニストの沙織の感性です。内側から滲み出てくるとろとろの快感に、もう理性なんてありません。二十歳のメス、女の性です。ぷちゅぷちゅ、じゅるじゅる、浩介が、おめこを楽器にして音を奏でてきます。トランペットは吹きますが、女のオメコは吸って、啜って、吸いまくってやります。
「ううっ、ああっ、せんぱいぃ、あああっ」
沙織、太腿をひろげてもちあげ、外側から膝の裏に腕をまわして、お尻を突きだす格好です。浩介が、肩を沙織の太腿にあて、腕を外側からまわして、乳房においてやります。沙織の双方の乳房に手をかぶせ、揺すりながら指間に乳首を挟んで、唇と舌で陰唇まわりを吸い吸い、舐め舐め、ぷちゅぷちゅ音を奏しながら、沙織を感じさせていくのです。まだ、勃起したちんぽは、挿入してやりません。沙織が、思い余って挿入を要求してくるまで、美味しい女の蜜を吸い吸い、唇奉仕、クンニリンクスです。
「ああああ、もっと、おく、ああっ、もっと、おく、おくぅ」
浩介の舌が、膣に入れられ、舐められるんですけど、なにかしら物足りなくなってきて、もっと、奥のほうを、弄って欲しい、刺激して欲しいと思いだしてきます。もっと、もっと、もっと、貪欲な二十歳のバイオリニスト沙織の本性です。
「いれて、いれて、ください、おちんぽ、いれてほしい、ほしい」
ちいさな声だけど、沙織は変性した甘えの声を、洩らしだします。浩介は、少し焦らし気味で、沙織の欲求を受け入れてやります。フェラチオがおわってクンニがおわり、きょうの最初のセックスだから、本番、沙織の膣に、浩介の勃起ちんぽが、挿入されるのです。もう沙織は、おめこにちんぽが欲しくってたまらない気持ちなのです。

-16-
お勉強の椅子から下りた沙織は、淡いピンクカーペットの上に足をひらいて座ります。浩介がその前に座ってきます。向きあう格好です。浩介の足が、膝を立てた沙織の太腿からお尻のほうへ伸ばされます。二人とも全裸です。抱きあい、キッスします。浩介の腕が沙織の背中へ、沙織の腕が浩介の背中へまわされて、抱きあいます。浩介のちんぽは勃起して、ビンビンです。腰を引き、沙織の股へ、ヌルヌルの亀頭を当てます。
「ううっ、ううぅ、ふぅうううっ」
抱きあって、キッスして、舌を絡ませたまま、亀頭を、沙織の膣へ、ぶすっと挿し込みます。明るい午後のお部屋、モーツアルトのバイオリンソナタが流れています。
「ううっ、ふぅううっ、ううっ」
沙織が、キッスしたまま、胸を反らして伸ばします。太腿をぐっとひろげます。ぶすっ、勃起したちんぽの先が、おめこに入ってきたからです。気持ちいい、ああ、気持ちいい、沙織は、ううううっ、と鼻からの悶え息を洩らして感じます。キッスがとかれ、抱きあったまま、上半身がVの形になって、浩介の勃起ちんぽが、ぶっすり、沙織の膣へ、挿し込まれてしまって、浩介が腰を横揺すり、沙織も腰を横揺すりです。
「あああん、せんぱいぃ、いい、いいっ」
「うん、うん、沙織、感じるわぁ、いいよ、ぬるぬる」
「ああん、いいです、きもちいい、ああっ」
ぶっすり、長さ15pの勃起ちんぽを、亀頭の先から根元まで、沙織の膣に挿し込まれ、密着させられるます。沙織は反り返り気味で、腰をぐっと突き出し、太腿をひろげます。
「乗っておいで、さあ、馬乗りになって」
浩介の要求は、騎乗位スタイルです。沙織には、少し恥ずかしい体位ですが、でも、男の勃起ちんぽを、奥まで入れて、自由にできるから、好きなんです。浩介がピンクのカーペットに仰向きます。沙織が、勃起ちんぽを挿したまま、上体を起こして、浩介をまたぐ格好です。
「ああ、いい、ああ、いい、せんぱいぃ」
「手を、ほら、手を」
寝そべった浩介が手を差し出し、沙織の手と合わさせます。沙織が倒れ込まないように、それに腰を浮かせて降ろさせる、そのことが難なくできるように、です。
「いいね、沙織、いいやろ、ちんぽ、おおっ」
「はぁああ、いい、ああん、せんぱいぃ、あん、あん、ああん」
沙織が腰をあげ、お尻を浮かせて、おめこに挿した勃起ちんぽを半分まで引き抜き、挿し込むんです。浩介は余裕たっぷり、沙織の裸体を好きに弄って、眺めて、感じて、もっともっといじってやりたい気持ちです。沙織のワンルームへやってきて、たっぷり、堪能するまで、セックスを味わう沙織の先輩浩介です。

-17-
ピンクのカーペットに仰向いて寝そべった浩介の腰をまたいで、きっちり性器を結合させている沙織。もう、とろとろ、ぬるぬる、すべって浮く感じです。
「ああ、いい、ああ、もう、ああ、ああ、せんぱいぃ」
「うん、うん、ヌレすぎ、濡れ過ぎだよぉ」
「はい、ああ、ああん」
沙織は、すでに、性器が濡れ過ぎたときの対処を、あみだしています。シックスナインの体位になって、ナメナメしあったあと、ふたたび結合させます。そうすると、かなり滑り過ぎがおされられ、ギスギスではない柔らかさで、気持ちよくなるのです。
「おしり、こっちむけろ、ちんぽ、くちで、ぬぐってくれよ」
もう全裸の沙織、浩介をまたいだきり、半回転して、勃起ちんぽを握って、顔をおろします。ひろげた股は、浩介の顔に当てちゃいます。
「うむ、うむ、ぬれて、うう、むむっ」
浩介が沙織のヌレヌレまんこに顔を当て、じゅるじゅる吸います。甘酸っぱい味が、なんとも言えない美味しさです。舌で、陰唇をなめずりまわし、膣のなかへも舌をいれ、ずるずる、ぺちゃぺちゃ、音を立ててやります。沙織は沙織で、握った陰茎から亀頭を剥ききって、唇で包んだり、陰茎ごとずっぽりと咥内に咥え込んで引き抜いて、ジュルジュルを拭ってしまいます。
「ううっ、ふぅううううっ、ふぅうううっ」
「あああ、こっち、むいて、いれろ、沙織」
「はい、せんぱいぃ、おちんぽ、ああ、いれたい、いれますぅ」
向き直ったバイオリニストの沙織、華奢なお指を陰茎に巻きつけ、亀頭をおめこに挿し込みます。
「はぁああ、ああ、いい、いい、きもち、いいっ」
ぶすぶすっ、浩介の勃起ちんぽが、膣に埋まっていきます。
「おおっ、おおっ、沙織、いい、いい、いいよぉ」
「はぁああ、せんぱいぃ、きもち、いい、ああ、いいっ」
奥まで、きっちり、挿し込んでしまった沙織が、上半身を浩介のうえに、倒れさせてきて、かぶさってきます。
「ああん、せんぱいぃ、はいってる、はいってるでしょ、ああっ」
膣に勃起ちんぽを挿したまま、浩介にかぶさった沙織が、お尻を前後に動かすのです。
「うん、うん、はいってる、きっちり、ちんぽ、はいってる」
「いい、いい、きもち、ああ、いい、いいっ」
沙織は、勃起ちんぽを入れたり抜いたり、亀頭と陰茎で、膣襞をこすって刺激して、気持ちを高ぶらせていきます。モーツアルトのバイオリンソナタがおわって、静寂のワンルームです。四畳半、沙織のワンルームは、濃厚なセックスの甘ったるい匂いと、呻きの声、囁きの声、それに男と女の肌が擦れ合う音が、微妙です。

-18-
沙織は、浩介の腰にまたがったまま、上半身を前のめりにさせ、抱いてもらいます。おっぱいを浩介の胸にこすり、手腕を浩介の肩にあて、お尻が上下できる体位をとります。お尻を前へ後ろへスライドできる体位です。お尻を微妙に浩介の腰から浮かせる沙織。おめこに勃起ちんぽを挿し込んだままです。
「ああ、いい、せんぱい、ああ、いい、ああ、ああっ」
「いいよ、沙織、いい、いい、お尻、腰、うごかせ、もっと」
「はい、ああ、もと、おしり、こし、うごかす、ああ、ああっ」
沙織が浮きあげたお尻を、うえに持ち上げると、勃起してるちんぽが、おめこから抜け出るんです。したに下げると、ぶすぶすっ、抜けかけていた勃起ちんぽが、おめこに挿し込まれてくるんです。
「ああ、いい、いい、ううっ」
抜くときより、挿し込むときのほうが、からだの奥がズキンズキンとする感じです。気持ちいい、からだお奥、お腹のなか、たまらない、バイオリニストの沙織、二十歳、大学二年生、先輩浩介とのセックス、交合中です。
「おお、おお、いい、いい、おおおおっ」
股を腰に密着させた沙織のお尻を撫ぜ撫ぜする浩介が、横ゆすりするように、前後ゆすりするように求めてきます。勃起ちんぽを、完全に、根元まで、きっちりと、沙織の膣に収めさせてしまって、勃起ちんぽを、膣のなかで動かさせるのです。膣襞に、亀頭と陰茎が擦れるじゃないですか。それも沙織には奥の奥、子宮口にまで亀頭がとどき、子宮口がこすられるのです。
「ひぃいい、はぁああ、ひぃいい、いい、そこ、そこ、いい、いいっ」
沙織は、ついこの前までうぶな女子で、アクメなんてオナニーでいくレベルでした。それに浩介とセックスするようになっても、それほど、いまほど、感じませんでした。いまは、もう、忘れられません。いつも、いつも、セックスしたい、浩介の勃起ちんぽで、おめこしたい、イカセてほしいと思うばかりです。
「うう、ああ、うう、ああ、いく、いく、ああ、ああっ」
「だめだ、まだ、まだ、まだだよ、沙織」
「ああん、でも、、でも、いぐ、いぐ、いぐぅ」
イク寸前、浩介が、沙織に尻をもちあげさせ、勃起ちんぽを抜いてしまいます。沙織、いく寸前、その手前、寸前でとめられて、もっともっと、という気持ちです。でも、でも、でも、イクのを焦らされて、いっそう気持ちが高ぶって、いい気持ちになっていくから、まだまだ、浩介は持続して、勃起させているから、沙織、むらむら、めろめろ、ひいひいです。
「さあ、またいで、いれろ、ちんぽ、おめこに、いれろ」
浩介は、露骨な言葉で、具体的に、沙織に言います。正常な気持ちの時には、ちんぽ、とか、おめこ、とか恥ずかしくって言えないのに、沙織と交わっている時には言えるんです。沙織だって大胆に、股をひろげきって、浩介を受け入れるのも、普段では考えられない、大胆さです。
「ほうら、いい、いい、もっと、こすれ、こすって、ほうら」
「うあい、ああ、いい、ああ、こする、ああ、ああっ」
ぶちゅぶちゅ、じゅるじゅる、ぺたんぺたん、淫らに音が醸される沙織のワンルーム、カーペットの上です。静かな昼下がりのマンションルームです。まだまだ、続いていきます、沙織のおめこ、です。

-19-
沙織は、四畳半ワンルームに来ている大学の先輩、浩介とセックスの真っ最中です。もうアクメ寸前にまで昇っていて、ヒイヒイのところです。
「ああああああ、ひぃいいいい、ああ、ひぃぃいいっ」
浩介の腰をまたいだ沙織は、もうびちょびちょに濡らしてして、ぬるぬるです。
「ああ、おお、沙織、いい、いい、もっとだよ」
「はぁああああ、せんぱい、ああ、ああ、いい、いいっ」
勃起ちんぽを膣の奥まで挿し込んで、股はぴったし浩介の腰に密着させています。15pもある浩介の勃起ちんぽを膣の奥の奥まで挿し込んで、股からお尻を前へぐいぐい、後ろ引いて、前へぐいぐい、膣のなかで勃起ちんぽをこすります。もうたまらない快感、ぐじゅぐじゅです。沙織、浩介の胸に伏せっていた上半身を、起こします。立てた上半身、浩介の腰をまたいだ股の太腿、それに股が、勃起ちんぽの根元にぴったし密着、完全挿入状態になります。
「ああっ、ああっ、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
密着させた股を、お尻ごと、前へぐいぐい、後ろに引いて、再び前へぐいぐい、膣のなかを勃起ちんぽでこすります。奥の奥が疼きます。ひいひいの疼き方、もう、とろとろ、とろけそうな二十歳の沙織、バイオリニストです。
「ああ、ああ、いきそお、ああ、ああ、いきそお、ああっ」
「おお、おお、いってもいいぜ、沙織、おお、おおっ」
沙織の呻き悶えの声が放たれて、仰向いた浩介が受け止めて、なすがまま、アクメへ昇らせていきます。浩介は、射精にまで、まだ余裕です。腰にグッと力をこめて、勃起するちんぽをいっそうビンビンにしてやり、沙織をヒイヒイと言わせながら、いっかいめのアクメに到達させてやるのです。
「ひぃいいいい、ひぃいいいい、いく、だめ、いく、ああ、いぐ、いぐ」
「おおおお、沙織、いけ、いけ、いってもいいぜ、いけ、いけ」
「ううっ、ぐぅううっ、いぐ、いぐ、いぐぅうう、ううう〜〜っ」
バイオリンを弾いているときは華奢な沙織が、アクメを迎えるときには、おっぱい、乳首、ぴんぴん、お尻を引き締め、膣はぶちゅぶちゅ、それでも締りが良くて、浩介の勃起ちんぽを締めつけて、ひろがりお小水を洩らしてしまいます。
「ああっ、ひぃいいいい、いい、いい、いいいい〜〜!」
沙織がついに浩介の射精をうけるまでもなく、アクメに昇ってしまって、少しぐったり。勃起ちんぽはおめこに挿しこんだまま、浩介の胸に倒れ込んで、深呼吸です。しばらくしたら、再開、沙織のほとぼりがさめる一分ほど、静止して、ふたたび、浩介が沙織を刺激してやります。射精するまでに、沙織は、三度ほどアクメを迎えて、しだいに大波になり、最後には失神してしまうのです。

-20-
沙織が仰向きになり、太腿をひろげ、膝をたてます。浩介が太腿のあいだに入って座り込みます。腰からの勃起するちんぽを、沙織の股にあてていき、亀頭を膣に挿し込んで、そのまま沙織にかぶさります。勃起ちんぽが、膣に挿し込まれて、男と女が密着します。
「ああああ、せんぱいぃ、あああっ」
「うん、うん、沙織、いいね、好きだよ」
「ああ、わたし、せんぱい、好き、好き、好きですぅ」
ぶっすり挿し込まれた勃起ちんぽで、膣の襞を擦られる沙織。もうめろめろ、たまらなく気持ちいい、呻きの声をもらします。好きと言われて好き好きと応えていく沙織。大学二年生、バイオリンを弾く二十歳です。
「ああ、ああ、いい、いい、きもち、いい」
「うん、ああ、ちんぽ、わかるか、入ってるぞ」
「はぁあ、わかります、うう、わかる、わかるぅ、うう」
「ほうら、おお、ぬるぬる、沙織、おおっ」
仰向いた沙織にかぶさった浩介が、キッスしてやり舌を絡ませ、左腕を首後ろに、右手では乳房を揉んでいきます。膣と乳首と唇と舌とです。沙織は男のからだで、まさぐられ、からだの奥までまさぐられ、ずんずんと気持ちが高揚しています。
「うう、ううっ、はぁああ、ああ、ああっ」
キッスが解かれて、大きな叫びになる沙織の悶え声。浩介が、ビンビンの勃起ちんぽで、ぶすぶす、ぶすぶす、膣を突いてやります。浩介が、沙織がひろげた太腿を、腕に抱く格好で、沙織のからだを折り曲げてやります。沙織は腰からお尻を浮かせる格好になって、勃起ちんぽをぶすぶす、ぶすぶすっ、挿し込まれて引き抜かれ、挿し込まれて引き抜かれ、ピストンのスピードが早められ、さおり、ずんずんとアクメに昇っていきます。
「ああああ、っ、ひぃいいいい、ああ、ああ、ひぃいい」
「おお、おお、沙織ぃ、おお、おお、いいやろぉ」
「ひぃいいい、いきそお、ああ、いぐ。いぐ、イグ、ううううっ」
沙織がアクメに昇って、オーガズムを迎えだします。浩介のビンビンちんぽは衰えることなく、勇敢に沙織を翻弄させていきます。
「うう、ああ、だめ、いぐ、いぐ、いぐぅううううっ」
浩介のしたで、仰向いて開脚の沙織は、おお悶えしながら、喜悦の極みへ、昇っていきます。とろとろ、ぬるぬる、オメコ汁を噴出させながら、ひいひい、オーガズムです。最後のとどめは勃起ちんぽ挿し込んだまま、ぐいぐい、亀頭で子宮口をこするんです。沙織、ポルチオで、最高に喜びながら、果てていきます。二十歳のバイオリニスト、アクメを迎えて、お小水を洩らしながら、果ててしまって、ぐったりです。
(おわり)







小説
悶える沙織







HOME

淡水小説集目次




愛しあう部屋

表紙目次に戻る