淫乱の家
 -5-
 31〜34 2021.1.27〜2020.1.31

 

-31-
<悶絶する直美>
特別ルーム桜の間は四畳半と三畳の和室です。四畳半の部屋には、座敷机と座椅子が置かれ、直美は座椅子に開脚で、縛られてしまいます。もう還暦を迎える絵描きの谷隼人は、東京でOLをしていた直美を、縛って弄って愉しみます。四畳半と襖で仕切られた三畳間は、夜具の布団が敷かれています。たっぷり、直美は弄られたあと、谷のちんぽで可愛がられるのです。
「ほう、ほう、いいねぇ、なおみ、ふふっ、おめこ、まるだし」
「ああん、お師匠様、はずかしい、こんなの、恥ずかしい」
「いい声だ、可愛いな、かわいいいよ、ほうら、ここ、弄ってあげようね」
座椅子にお尻をおいて、股をひろげられ、太腿は逆八の格好にされた直美です。もう、ここにきて三か月以上にもなっています。絵描きの谷が、悶える妖艶な姿の直美をモデルにして、日本画の手法で絵に描いて、オリオン屋敷の展示室に飾るのです。
「ああん、お師匠様、ああ、ああ、そこ、ああ、だめ」
「濡れてきているねぇ、なおみ、お、め、こ、東京ではおまんこだな」
谷が、直美の斜め上向かせて露出の股、縦割れの唇、陰唇をひらいてやります。後ろ手に縛られ、乳房が縄で亀甲に絞り上げられている直美です。足が閉じられない、身動き取れない、抵抗できない直美。狡猾な絵描きの谷は、女を弄って、衰えた性欲を補充していくのです。
「ああん、おまんこ、いやん、おめこ、そんなお言葉、ああ、はずかしい」
「いい色だ、直美、感じてる、ふふっ、ビラビラ、陰唇、いいねぇ」
谷が直美の陰唇双方を、指にはさんで、左右にひろげてやるのです。陰唇のうちがわは桃色、少しあかみがかったピンクです。
「いい顔、なおみの唇、おめこの唇も、いい色だ」
親指で陰唇のうちがわをめくりあげる谷隼人。膣前庭をひろげだし、前庭先端のクリトリスを剥き出してしまいます。
「かわいいな、陰核、いつ眺めても、ゾクゾクするねぇ、なおみ」
天井からの白色照明の下です。陰になるので机のうえに電気スタンドを置いていて、直美の陰部を照らします。
「ああん、お師匠様、だめです、ああん、そこ、感じすぎ、ああ、だめですぅ」
「ふふふふ、クリトリス、陰核、敏感なんだねぇ、なおみ」
「ああん、いやん、ああん、だめ、ああ、だめ」
クリトリスをなぶられ、刺激されると直美、身震いするほどにからだを揺すります。クリトリス、おしっこ穴、それにおめこ、膣口が、露出されているところです。

-32-
座椅子に開脚で股をひろげられている直美(25)が、還暦を迎える絵描きの谷隼人から、その美肉をなぶられ、観察されているところです。
「いいねぇ、陰唇をめくったら、おめこが、丸出しだね、いいねぇ」
股を正面から見られ、左右の指にはさまれた小陰唇が、ひろげられている直美です。後ろ手に縛られ、乳房は亀甲縛りにされている緊縛です。膝に括られた縄が左右にひろげられ、持ち上げられている開脚М姿です。
「ああん、お師匠様、みちゃいや、はずかしい、恥ずかしいですぅ」
直美は、やっぱり、恥ずかしい、局所を、性器を、その最後の最後までを見られることに羞恥です。きれいな肌、妖艶たっぷりな太腿、それに腰、臀部が丸くてつやつやです。その真ん中には、男が弄ってよろこぶ、おめこがあるのです。女は弄られて喜悦のなかをさまよいます。
「ほうら、なおみ、おくのほう、なぶって、あげよう、ふふっ、いいねっ」
谷は、全裸で緊縛、開脚М姿のマゾヒスト直美の膣のなかへ、指を挿し入れてやります。陰唇をめくりあげていた左手の親指で、陰唇の膣口のところをひろげます。そうして右手をうえ向け、中指をつきたて、最初は一本、膣のなかへ、挿し込むのです。
「ああっ、ひゃああ、ああっ、お師匠様ぁ、ああっ」
ぶっすり指一本が、膣のなかへ、挿入され、襞がこすられます。ぬる、ぬる、直美の膣のなかは、もう湿って、温かくて、ぐじゅぐじゅです。谷は、その湿ったぬるぬる襞を、丹念に、感触を確かめながら、中指の腹で、柔らかくこすっていきます。ただ膣のなかだけ、指一本だけで、刺激される直美は、そのどろどろ、ぬるぬるの感、からだの奥をえぐられるにぶい刺激に、呻きます。
「あん、ああっ、あ、あ、ああっ」
顔をもちあげ、目を細める直美、唇を半分ひらいて、あ、あ、あ、あっとの小声を洩らします。身動きできない緊縛裸体を、揺するのですが、ぴくんぴくんと内股が痙攣するだけです。谷は、その直美のからだを熟視して、よろこんでいく女体を、観察、ビデオに撮って、のちのちのスケッチ、絵画にしあげていくのです。
「いいねぇ、いいよぉ、なおみ、ゆびだけで、呻くんだから、いいねぇ」
「ああ、いい、だめ、だめ、お師匠様、だめ、ああ、ゆるして、ゆるしてください」
「なに、なに、気持ち、いいんだろ、素直に、気持ちいいといってごらん」
「ああ、ああ、きもち、いい、ああ、きもち、いいです、ううっ」
指が蠢くのは、外見にはわかりませんが、谷は、そのうちGスポットを探しあて、刺激をあたえ、直美をのぼらせていくのです。
「だめ、だめ、ああ、ああ、お師匠様ぁ、ああっ」
とろ、とろ、とろとろ、おめこ蜜が、直美の膣から出てきます。透明な、ヌルヌル、卑猥な蜜です。垂れ流しです。直美は、もう、とろとろ、イキそうなところまで高揚させられ、谷の指が抜かれます。

-33-
還暦を迎える絵描きの谷隼人が、東京大手町の商社でOLをやっていた大島直美(25)を調教しています。セックスの味を、たっぷり教え込んで、女の花を咲かせてやるというのです。もちろん、直美もそのことを望んで、いま、京都の奥嵯峨、オリオン屋敷に囲われているのです。
「あああ、お師匠様ぁ、ああ、もう、ああ、いきたい、いかせてほしい」
上半身を後ろ手に縛られ、乳房を亀甲に絞り上げられている直美が、谷に膣のなかを指でなぶられ、もう、もう、とろとろ、アクメを迎えさせてほしいというのです。
「なおみ、ふふふふ、いい声だねぇ、もっと、泣くんだ、もっと、なっ」
膣に挿入されているのは谷の右手の中指と人差指の二本です。指の腹が上向かされ、膣のなか、膝を擦るように、やんわり、やんわり、なぶられている直美です。とろとろと、膣襞から滲み出るおめこ汁が、膣口から滲み出て会陰へ滴り落ちています。
「ああっ、そこ、ああ、だめ、ああ、いきそお、いきそお、ああっ」
直美は、ただ一点、男の指二本で、感じる処を弄られて、快感の極みへのぼろうとしているのです。封じられていない唇が、薄くひあけられ、呻きの声が洩らされます。女の呻き悶える声には、還暦を迎える男の谷ですが、もうたまらん、むくっとちんぽが勃起するのです。最後には、勃起させたちんぽで、アクメを迎えさせたい男の欲求、谷は、たっぷり指で楽しんでいくのです。
「そうか、そうか、いきそおか、まだ、まだだ、もっと、よがって、呻きなさい」
座椅子に座らせ、開脚Мにさせた直美の膣を、いじくりながら、乳首をつまんで、刺激を注入してやります。
「ああっ、お師匠様ぁ、ああっ、だめ、だめぇ、ああん」
全裸で緊縛されている直美は、自由に動かせる顔だけを、持ち上げたりうつむいたり、右に振ったり左に振ったり、喜悦を顔の動きと呻きの声で表しています。谷には、胸がキュンキュン、じんわり、からだが火照ってきます。
「まだ、まだ、まだだよ、うっふふっ、もっと、もっとだよ」
四畳半の和室の桜の間、襖をへだてた三畳間には夜具が敷かれています。この四畳半の和室の座椅子に、直美が置かれているのです。直美を弄るのに、谷の調教方法は、バイブとかろーたとかの道具は、使いません。手指、それと唇、さいごには勃起させたちんぽで、イカセてやる手法です。
「いいでしょ、ふふふふっ、なおみ、OLより、いいんだろ」
「ああん、お師匠様ぁ、そんなことおっしゃらないで、ああ、いきそお、ああっ」
谷の指が、直美のGスポットを弄ります。ザラっとした感触なので、谷にはわかります。それに弄られた直美は、いっそう、呻き悶えて、とろとろ汁を汲みだしてきます。
「そこ、そこ、ああ、ああ、お師匠様ぁ、ああ、おっぱい、だめ、ああっ」
直美は、もう、耐えられないとでもいうように、Gスポットをなぶられ、乳首を揉まれて、喜悦の真っ只中です。
「いいかな、なおみ、縄を解いて、布団のほうへ、いくかね」
「はぁああ、いきます、お師匠様、お布団のほうへ、いきたいです」
小声で呻くように声を洩らす直美を、谷は愛くるしく、膝を括った縄を解き、後ろ手縛りのまま、白くてふかふか、夜具が敷かれた三畳間に、連れ込みます。直美の足はもつれ、白い布団に倒れ込むようにしな垂れたのです。

-34-
真っ白いシーツを敷いた布団に仰向いて寝させられる直美。後ろ手に縛られたまま、乳房は亀甲に絞り上げられた姿です。谷は、布団に寝た直美を、立ったまま眺めます。白い肌、股には黒い陰毛、ふっくら白い太腿。元OLの25歳、ふくよかな女体になった直美を、見下ろします。
「あああ、お師匠様、もう、わたくし、ああ、だめ、だめ」
横を向かせた顔の悶える表情、黒髪が乱れ、耳たぶが艶めかしい。絵描きで調教師の谷が、全裸になり、白い布団に座り込みます。直美の太腿をひろげさせるといっしょに、膝を立たせます。膝と膝の間に座り込む谷隼人。ぶっとい狡猾なちんぽを剥きだしで、亀頭を直美の股にあてがいます。上半身緊縛のまま、ナマのちんぽを、おめこに挿入してやるのです。
「かわいいよ、なおみ、乳房も、股も、立派に女だ、いいねぇ」
亀頭を膣に挿し込んだ谷が、双方の乳房に、双方の手の平をかぶせ、前のめりになります。仰向いて太腿をひろげた直美が、呻きます。指ではなくて、ナマちんぽが挿入される柔らかい感覚です。
「あああ、お師匠様ぁ、はぁああああっ」
直美の緊縛された裸体が波打ちます。ぎゅっと唇を結んで、乳首に感じる痛くない痛み快感に、酔います。からだの奥が、ずんずん、痺れるような快感に見舞われる直美。勃起するちんぽが、膣のなか、奥まで、挿し込まれ、引き抜かれるのです。
「おお、おお、なおみ、いいねぇ、お、め、こ、おお」
「ひゃああ、ああ、ひぃいい、いい、あ、あ、ああっ」
「ほうら、おお、いいねぇ、おお、おお、おおっ」
ひぃいい、ひぃいい、いい、いいああ、ああっ」
ぶすぶす、谷はひろげさせた直美の太腿を、布団に着けさせ、股を思いっきりひろげさせ、勃起させたちんぽが、根元まで、きっちりと埋めるようにして、引き抜き、挿し込み、直美の膣襞をこすってやります。乳首をつまんで揉んでやり、亀頭を子宮口のところまで、きっちり挿し込み、こすってやります。女の直美は、もう、めろめろ、ぬるぬる、とろとろの蜜を汲みだします。
「ひぃいいい、いい、いい、いく、いく、いくぅううっ」
ぶっすり挿し込まれたちんぽの亀頭で、子宮口の柔らかい肉丘がこすられて、もうイク寸前、直美が喜悦の叫び声をあげます。
「ひぃいい、ひぃいい、いい、いいっ」
ぐいぐい、谷が勃起させたちんぽを操ります。女の究極、膣の奥を、ちんぽの亀頭で擦ってやるのです。
「いぐ、いぐ、いい、いい、いぐぅうう〜っ!」
直美が、こうして、イカサレながら、オーガズムを迎えていきます。
「いいね、いいねぇ、なおみぃ、ほうら、いけ、いけ、なおみぃ!」
「ああああ、いい、いい、お師匠様ぁ」
「いけ、いけ、おおおおっ」
射精の兆しに谷が興奮の極み、勃起ちんぽが一層の勃起、ぎんぎんです。直美が呻き悶えて悶絶します。
「ひぃいいいい、いい、いい、いいやぁああ〜〜!」
直美の裸体は、めろめろ、白い肌、からだ膨張、陰唇がめくりあがって、膣は収縮と膨張です。その膣からはとろとろの、蜜を汲みだしながら、反り返って悶絶、気絶、直美はついにアクメを迎えてしまったのでした。
(おわり)































































































































































































































































小説
淫らの家







HOME

淡水小説集目次




淫らの家

表紙目次に戻る