淫乱の家
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 1〜6 2020.9.30〜2020.10.5

 

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中山美紀がコンビニでのバイトを終え、嵐山の天竜寺の前まで来たとき、顔見知りの小椋明夫から声をかけられたのです。
「こんばんは、中山さん、待っていたんだよ」
「ああ、こんばんは、こんばんわ」
もう九時をすぎた嵐山界隈は、人影はありませんが、街灯で明るいです。美紀は、横に寄ってきた明夫に腕をつかまれ、車道に止まったベンツに乗せられたのです。
「どうしたんですか、わたし、どうして、乗せられたのですか」
運転手も顔見知り、美紀が通っている大学の四年生です。二人とも顔見知りなので、警戒心は解いていたものの、どこかへ連れていかれるとの思いがよぎり、不安な気持ちです。
「中山さんがあまりにも美人だから、ちょっと、遊びたいと思ってさ」
すでにベンツは発進していて、美紀と明夫が後部座席に横並びです。いきなり明夫が美紀に横から抱きつき、腕をうしろにまわさせ、手錠をかけたのです。美紀は、一気に不安から恐怖の気持ちになってしまって、声も出せない動揺です。手を後ろにまわされてしまって、目隠しをされてしまって、ベンツは走っています。
「美人だよなぁ、中山美紀、おれたちのアイドルなんだから、なぁ」
ふっくらしたベンツのシートで、目隠しされた美紀は、明夫に横抱きにされ、声を出さないから口封じはされていません。やがてベンツは、奥嵯峨の門構えがある家のなかに入り、美紀が降ろされ、玄関まで出迎えていた向井浩介と運転手していた木村雄太に持ち上げられ、男三人がかりで、家のなかへと運ばれた美紀です。

「ああ、ここはどこ?、わたし、こわい、どうして、どうしてなの」
ソファーに座らされ、目隠しをはずされた美紀の目の前にひろがる風景は、ゴージャスな和洋折衷の部屋。
「ええっ、なに、これ、これ、なに、なんですか」
顔見知りの男が三人、目の前にひろがる部屋は、SM部屋、八畳の間が四つ、田の字になった部屋です。撮影機材があり、畳の間、洋間、鴨居があり、鉄棒があり、シングルベッドがあり、背凭れが十字になった木の椅子があります。美紀は目を凝らすまでもなく、この部屋が特別仕立てで造られた空間であることがわかります。身の危険、怖さの気持ちに襲われます。
「われらの師匠とカメラマンさんが、来られたよ」
和服姿の初老の男、谷隼人60歳とカメラを手にした大杉浩36歳が、やってきて、部屋には男が五人、ソファーに座った美紀から少し離れて、取り囲んだのです。手をうしろにまわして手錠されている美紀です。
「いい顔だ、美人だ、いや、可憐だ、すばらしい、ボディーもいいんだろうな」
「たぶん、師匠、お気にいりになりますよ、女の名前は、中山美紀」
「そうか、なかやま、みき、美紀ちゃん、美紀だな」
美紀は目線をあわせないように下を向いていたけれど、うしろから、顔を上げさせられ、正面を向かされたのです。ジーンズ姿、ブルーのセーターを着たそのしたは白いブラウス。美紀は立たされ、手錠をはずされ、前にまわした手首それぞれに、黒皮の手枷が巻かれ、手枷につけられた紐が、頭のうしろにまわされ、括られたのです。
「わかるかな、美紀、わかってるだろ、なにをされるか」
明夫が、床に設えられた高さ180pの鉄棒の下へ、美紀を移動させます。頭のうしろから解いた手首をひろげて、鉄棒に括りつけたのです。手首が頭から離れ、浮く格好で、立った姿の美紀は、上下に身を動かすことができます。
「ああ、いや、いや、こんなの、いやっ」
危険を察知した美紀が、声をあげます。男たちの目線は着衣のままで晒された美紀を見ています。

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床からの高さ180pの鉄棒に、手を30pほどひろげて握らされた美紀の手首には、黒革の手枷がはめられています。ここはオリオン屋敷の恥の部屋です。コンビニでのアルバイトの帰り道、顔見知りの男にベンツに乗せられ、ここへ連れ込まれてきた美紀です。
「いい女だな、たっぷり、二泊三日、やりまくってやると、いいな」
ジーンズにブルーのセーターを着て手を上げた格好の美紀の1m前で、師匠と呼ばれる谷隼人が、美紀を眺めまわし、男たちにいいます。
「ああ、ほどいて、こんなの、いや、やめてください」
細々、怖さに声を震わせながら、美紀が目線を伏せていいます。ここへ連れてきた女を、男たちがやりまくって、二泊三日、その光景を写真に撮り、映像に撮り、口封じをして開放してやる。北嵯峨の山ぎわに敷地500坪の土地に建てられたオリオン屋敷です。
「いい女だ、今夜は、もう、遅い、輪姦して、明日は朝からたっぷりだな」
「はい、はい、師匠、いつものように、今日は、大学きっての美女、中山美紀です」
浩介が美紀の持ち物を漁って、学生証やスマホを手にして、点検しています。男三人、大学四年生、美紀と同じ大学生で、オリオン屋敷で女がセックスされる相手役です。
「バイト先へは、明日から、休むと、LINEしておくから、安心しな」
「そうか、太秦の学生マンションにいるのか、これ、鍵だな」
立ったままの美紀に近づいたのは、木村雄太です。イケメン、少し大柄、筋肉質、雄太が、立ったままの美紀を抱きます。顔を弄り、強引にキッスしていきます。美紀の反応を、男たちが見定めていきます。なによりも経験、処女なのか、すでに経験済みなのか、キッスされてもがきながら、舌を絡ませられて濡れだす哀れな美紀。後ろにまわった明夫が、美紀が穿いているジーンズを脱がしにかかります。わけなく脱がされてしまう美紀。白いショーツに白いソックス。腰からセーターとブラウスを胸までめくりあげられ、ブラジャーに覆われた胸が露出させられます。キッスを解かれ、男の手から解放された美紀。息も絶え絶え、美女はまだ、胸と股を覆ったインナーを着けたまま、手をあげて立ったままです。

「いや、いや、いやです、こんなの、いや」
「最初は、そういいながら、だ、ふふっ、たっぷり、よろこぶんだから、な」
和服姿の谷が腕組みして正面に立っています。カメラマンの大杉がその横からカメラを美紀に向けています。
「処女じゃ、ないようだね、男の味を、どれだけ知ったのか、な」
若い三人の男子は、美紀の両横と後ろに立っています。32畳敷きの恥部屋。その一角に造られた鉄棒セットに手をひろげあげている美紀。髪の毛は肩まで、薄化粧でごくごく普通の女子大学生です。男の言葉に、美紀は羞恥をおぼえます。経験を推測されて、現在進行形、恋人裕也とのことをおもいます。
「ああ、やめて、いや、いや」
うしろから抱きつかれて、うえからブラのなかへ手を入れられて、乳房をつかまれる美紀。手をあげているから、退けられない、もう、頭のなかは真っ白け、正常ではありません。
「ブラをはずして、おっぱい、露出してやれ」
前からの指示は谷隼人、後ろから美紀を抱いているのは明夫です。ブラジャーのホックがはずされ、乳房が露出です。
「おお、みごとな、おっぱいだ、淡い色の乳首、ぷっくら、ボリュームある」
「ああ、みないで、ああ、はずかしい、みないで、みないで」
うしろから羽交い絞めされて美紀の胸、よこにひろげられ、ぷっくら盛り上がる乳房が、男のこころを揺らせます。
「いいだろ、したも、ぬがして、素っ裸にしてやりな、素っ裸に」
谷隼人は緊縛師、女を扱う仕事をしてきたベテランです。京都の北嵯峨に500坪の物件があるというので購入した土地に、すでに設えてあった屋敷の内部を改造し、スタジオとショールームをSM仕様に作り上げたのです。
「ああ、いや、いや、いやです、いやああっ」
男たちの手にかかっては、抵抗するにしても限度があり、難なく白いショーツが脱がされ、白いソックスも脱がされ、首からしたは裸にされた大学三年生、21歳の美紀です。

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美紀が連れ込まれてきた恥の部屋。SM動画を撮るための道具が備えられていて、たっぷり官能を刺激する女の姿態が撮られるのです。高さ180pの鉄棒にバンザイする格好にされている美紀。上半身に着ていたセーター、ブラウス、ブラジャーはめくりあげられ頭のうしろに留められています。素っ裸。肩から足首まで剥き出しにされ、男たちの目に晒されています。
「いい女だな、ぷりぷりだな、若いな、乳房も尻も、弄り甲斐ありそうだな」
素っ裸で手をバンザイしている美紀の前には、着物姿の谷隼人が立っています。
「おめこの締りも、いいんだろうね、このお尻、ふふっ」
谷が美紀に近づき、左手をお尻にまわし、右手を乳房のしたにおきます。まだ弄られていない美紀を、弄って、陰部を濡らせ、ちんぽを入れて、男を満足させる。谷隼人は還暦にもかかわらず、ここへ連れてこられた女を、最初にいただくというのです。
「あっ、ううっ、いやっ、いやっ」
お尻を撫ぜられ、乳房をすそから揺すられる美紀が、唇を噛み、ぐっとこらえる表情で、小さく声を洩らしたのです。谷隼人の左手は、お尻から股へといれられ、右手の指では乳首をつまんで、揉みだします。カメラマンの大杉浩がその様をつぶさに録画しています。学生三人は、少し離れたところに立って、うずうず、美紀の裸体を見ています。谷師匠の美紀いたぶりセックスが終わったら、輪姦してしまうのが今夜のメニューです。
「いいねえ、柔らかい、温かい、いいねぇ、美紀、美紀、表情硬いね、可愛いね」
谷隼人は狡猾な表情をつくりながら、大学生の美紀を、情欲たっぷり、弄るのです。
「ああ、いや、いや、やめてください、いや、いやっ」
谷が左手を、裸、美紀のうしろから、股に挿し込み、手の指を仰向け、柔らかい秘肉を揉みだしたのです。太腿をぴったし閉じたまま、乳房におかれた右手は退けられ、正面からはくねる女体の前面が、顔の表情までも観察できます。
「ふふふふ、いいお毛ケだねぇ、黒い、陰毛、ふふふふっ」
「ひやっ、いや、いや、ああっ、いや、やめてください、ああっ」
一時間前には想像すらできなかった、密室に連れ込まれ、身体を弄られる、美紀には自制心すら失って、肉体を、男の手にゆだねてしまわなければならない羽目になったのです。

恥の部屋は、八畳スペースが田の形で構成された32畳敷の広さです。和室があり、重厚なアンティーク仕上げの洋室があり、黒スペースの責め場があります。美紀のために用意された道具は、背凭れが十字の厚木の椅子。座部がU字、便座を跨ぐ格好で、正面からは股を開くのが観察できる恥椅子です。
「座れ、ここに、座って、師匠の洗礼を受けるのだよ、いいな」
「あああっ、あっ、だめ、いや、いやいやですっ」
素っ裸にされた美紀。便座をまたいで座らされ、背凭れに背中をあてられ、肩から腕のつけ根がうしろからのベルトに留められてしまいます。手腕は動かせます。便座椅子の高さは60p、跨いでも足裏は床には届きません。届かなくていいのです。美紀の左右の太腿、膝の上部にベルトが巻かれ、持ち上げられ、ひろげられ、十字の横板に括られてしまったのです。
「ああ、だめ、いや、はずかしい、ああ、やめて、いやっ」
「ふふふふ、なかなか、見ごたえがある女だな、でっかい尻だ、股、見てやるよ」
股から太腿のつけ根がひろげられ、膝が真上になるところで止められます。膝をもっと引き上げ、お尻を前にさせ、股を真上にしてやるのは、もう少し先です。谷隼人が、太腿をひろげた美紀の前に風呂で使う椅子を置いて座ります。谷隼人の目の前に、美紀の股がきて、その向こうに乳房と顔が見えるのです。
「美紀の、おめこ、いい色、淡い肌色、陰毛が、エロだねぇ」
谷隼人の両手が、ペタンと、陰唇を挟んで太腿の根元に置かれます。産婦人科へも行ったことがない美紀には、こんな格好にされるとは、恥辱、屈辱、羞恥の極みです。
「あああああ、いや、いや、あああああっ」
自由になる手腕を股にもってくる美紀。谷の手を払いのけようとしてしまいます。きっちり照明が当てらえた美紀の裸体、開脚、М字スタイルです。閉じた陰唇が、開かれだします。谷の顔が美紀の股に近づけられ、谷の唇が、美紀の陰唇へ、くっつけられてしまいます。舌先で、美紀の閉じた陰唇を、ひらいていく谷隼人です。唇を股に当てた谷隼人。唇を使って、舌を使って、陰部をなめまわしながら、手を乳房へもちあげ、つかんで、モミモミしてやります。
「ひやっ、ひやっ、ああ、ああ、ひやっ」
処女ではないとしても、恋人裕也とのセックスにしても、クンニしてもらうけれど、拘束されてしまっては、初めて、それも見ず知らずの老人からの屈辱です。美紀へのクンニが終わるのは、ちんぽが勃起しだしてからです。たんまり、美紀の甘いおめこの蜜をなめて吸いして、行為にいたるのです。

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全裸にされ、背凭れが十字になった木の椅子に座らされた美紀が、初老の谷隼人からクンニを受けているところです。大学三年生21歳の美紀、太腿にベルトを巻かれ背凭れの横板にひろげられて留められて、十字架を背負う格好でタスキ掛けです。恥ずかしい、男の前で大股開きにされているのです。
「ひやっ、ひやっ、ああ、ひやっ、ああっ」
股にくっつけられた谷隼人の唇です。舌が陰唇をひろげ、先っちょが膣口をなめまわします。もう身動き取れない美紀が、得体の知れないこそばさ、ちょろちょろ感に悲鳴のような小声を洩らしてきます。
「いいねえ、甘酸っぱい、おめこの汁が、なんともいえない、おいしいねぇ」
美紀の股から顔を離した谷隼人が、唇を舌なめずりしながら、美紀に言ってやります。恥ずかしい、とっても恥ずかしい、美紀、タジタジ、でも、まだ正気が残っていて、屈辱恥辱です。
「入れてやるよ、入魂の儀式だよ、ここへ来た女の子への儀式だよ」
「はぁああ、ひやぁああ、ああ、ええっ、だめ、だめです、あかんですぅ」
谷隼人が和服の前をひろげて、なにも着けていない腰の半勃起のちんぽを、美紀の目の前に晒したのです。明夫が、和手拭を紐状にした猿轡を美紀の口に咬ませます。そうして背凭れを30度後ろに倒して、美紀の背中にクッションをあてます。雄太が椅子の右、浩介が左に立って美紀の手を、握ってひろげます。Мの格好になった美紀の膝をひろげ、太腿が120度以上にひろげられます。美紀、ひろげられた股が突き出され、斜め上を向かされ、入魂、谷隼人の勃起ちんぽが、おめこに挿入されるのです。
「ううっ、うぐうぐ、ううううっ」
くぐもった美紀の声が封印された口から洩れてきます。谷隼人の亀頭が、美紀の膣に埋められたのです。
「おお、おお、おおおおっ、いいねぇ、きっちり締まっとるわ」
ぶすぶすっ、勃起ちんぽの半分までが、美紀の股の真ん中、捲れた陰唇の間に埋まっています。カメラマンの大杉が、きっちり、入魂部のクローズアップ、乳房と顔までを入れて録画しています。
「いいねぇ、若いぴちぴち、ぬるっとしたおめこだ、いいねぇ」
谷隼人は、きっちり、勃起させたちんぽを、根元まで挿し込んで、ニンマリ、大学きっての美女をモノにしたのです。

北嵯峨の大きな屋敷の特別仕立て、恥の部屋です。コンビニバイトの帰り道、美紀は拉致され連れ込まれてきたのです。目隠しされてきたから、ここがどこなのか、美紀にはわかりません。バックのなかを物色され、学生証を見られ、スマホを見られた美紀です。美紀を獲物にした男たちは、二泊三日でやりまくるのです。その最初の夜がいまです。屋敷の持ち主であり、エロ仕掛け人、緊縛師の谷隼人が、まだ青臭い女子を、艶やかなエロチックな女に仕立て上げ、アダルトショーのヒロインにさせるのです。
「うっ、うう、うう、うううううっ」
ぶすぶすっ、ぶすぶすっ、谷隼人の勃起ちんぽが、美紀の膣へ挿し込まれ、引き抜かれ、しだいに濡れそぼってくるのに、ご満悦です。
「いいねぇ、おっぱいも、おめこの、最高じゃないか、いい女だ、顔も抜群だ」
「師匠、美紀、感じていますよ、よがってきていますよ」
「ふふふふ、観念したようだな、いっぱつ、発射させてもらって、あとは君たちだ」
谷隼人、スキンをつけて、美紀のなかで射精させるのです。半ば老体の谷隼人、さすが若い美紀の魅力には、勃起しまくって射精です。
「ほうら、おお、おお、ほうら、ううっ、だす、だす、おおおっ」
大の字、開脚、ひろげられた美紀が恥も外聞もなく、裸体をくねらせ、感じていきます。
「うぐ、うぐ、うぐううっ、うう、うう、ううううっ」
美紀の裸体が硬直しだし、乳首が起立し陰唇ひらいてヌレヌレです。膣口からは勃起ちんぽにまみれて半濁の汁が滲み出てねっとりです。そうして美紀が、反り返り、アクメを迎えて、谷隼人の射精が終わったのです。谷隼人、あとは大学生三人とカメラマンの大杉に任せ、恥の部屋をあとにしたのです。
「今夜はたっぷり、中山美紀、可愛がってやりましょう、明日は明日ですよ」
小椋明夫が、美紀にいちばん惚れこんでいます。このオリオン屋敷には、現在すでに二名の女子が調教されているところです。美紀が連れ込まれてきて三名の女子です。それぞれの女子に三名の男子がついていて、カメラマンは大杉浩ひとりです。
「さあ、さあ、美紀、おまえは男のペット、男をよろこばせるんだ、いいな」
背凭れ十字の椅子からおろされた美紀は、用意されたコスチュームを着せられ、真夜中まで、男たちの生贄として、セックス三昧されるのです。

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男三人に、美紀が連れ込まれたのは、恥の部屋からは廊下を渡った別棟の洋館です。四畳半の女収納室が5室、左右に二部屋ずつ、正面に一部屋が造られていて、美紀が収納されたのがC室。四畳半の広さです。ドアをあけた正面は畳1.5畳分の檻、その前に3畳のフローリングです。天井には鉄格子、床には厚さ10p畳一枚分のマットが敷かれていて、マットを囲むようにワッパが幾つもつけられています。マット部は電動式で持ち上がり、女が拘束されて弄られる責め台ベッドになる仕組みです。
「ここが、中山美紀、おまえの部屋だ、いいな」
「ええっ、どうして、こんなの、わたしの、って、どうして」
透けた白いランジェリーを着せられた美紀が、目を凝らして眺めます。三畳の床を隔てる1.5畳の檻。鉄格子のなかは畳敷きです。檻のなか片隅に洗面台があり、その下には尿瓶とオマルが置かれています。小さな棚にはティッシュボックスとタオルが置かれています。
「ここで、しばらく、美紀は調教されていく、男がよろこぶ女に、されるんだよ」
明夫が檻の前に立たせた美紀に、言ってやります。明夫を筆頭に雄太と浩介、いま三人の男子が、この洋館C室にいます。
「今夜は、ここで、たっぷり、美紀ちゃんを、いただくんだよ」
「たっぷり、思う存分、午前3時まで、4時間あるんだ、たっぷり、ね」
「なんで、たっぷりって、どういうこと、ああっ、いやっ」
明夫が言い、浩介が言い、そうして雄太がうしろから、美紀に抱きつきます。身長が160pの美紀。体重は50sです。痩せすぎず太りすぎず、いいプロポーションの美紀です。
「さあ、さあ、おれたち、もう、うずうずだよ、いっぱつ、やらせろよ」
うしろから抱かれた美紀が、マットに倒されます。男が三人、女が一人です。仰向いた美紀の左右の横に明夫と浩介、頭のところに雄太が陣取ります。
「いいか、輪姦だ、括らなくても、ええやろ、美紀」
黄色いランジェリーの裾はめくれて、太腿から陰毛が生える恥丘が丸出しです。前ボタンのランジェリーです。薄いから盛り上がる乳房の乳首が透けて見えます。男三人はトランクスとブリーフ姿です。カメラマンの大杉はいません。男三人、ビデオカメラが二台、壁面に取り付けてあるから、部屋の様子は録画され、別室で観れるようになっているんです。

「ほんなら、おれから、いただかせてもらうぜ」
仰向いている美紀の腰横に座った明夫が言いながら、太腿をひろげさせます。太腿のあいだに入り込んだ明夫は正座です。ランジェリーの前ボタンはホックだから、ひろげて胸をひらいて、かぶさります。
明夫は、正座から足をひろげる格好で、もう待てない、ビンビンのちんぽで、美紀の恥丘を弄ります。美紀、両横から雄太と浩介に押さえられ、明夫には膝裏からもちあげられて、股間を剥きだされます。
「ああ、ひやっ、ひやっ、ああ、だめ、もう、もう、だめよぉ」
男たちは大学で顔見知りの先輩です。声では拒否、気持ちも拒否です。美紀、哀しみの感情、恥の感情、怖さの感情、気持ちが入り乱れて、動転し、もうわけがわからなくなります。
「ううっ、うう、ううっ」
「おおっ、ええわぁ、おお、おおっ、美紀っ」
「ああ、ひやっ、ひやっ、ううっ、ううっ」
「ずぼずぼ、よう締まる、ううっ、おおっ」
明夫が、勃起させたちんぽを、美紀の股を丹念に観察するまでもなく膣に、ずぼずぼと挿し込んでしまうのです。勃起ちんぽを膣に挿入されたまま、美紀は着ているランジェリーを脱がされ全裸にされます。男たちも全裸です。四畳半の空間、その三畳の床に敷かれた畳一枚分のマットです。足をひろげられ、折り曲げられ、マットからお尻が浮いた格好で、明夫が、ぶすぶす、美紀におめこを仕掛けています。大学四年生の男たち、美紀は一年下の三年生、美女コンテストで入賞している美紀は大学でのあいどるです。
「いいね、いいぞ、おお、でそう、でそう、おお、おおっ」
「ひや、ひや、だめ、だめ、だしたら、あかん、ああ、あかん」
「つけてやるから、あんしんしろ、おおっ、つけて、やるから」
いったん美紀から抜かれた勃起ちんぽに、素早くスキンをかぶせた明夫が、即座にもとの体勢にもどります。そうして、一気に、ぶすぶすぶすぶす、ピストンスピード猛烈にあげ、果ててしまいます。美紀、最高のアクメには至らなかったとはいえ、屈辱のアクメを小さくですが迎えてしまって、休ませてもらうまでもなく、雄太が、待ってましたとばかりに、挑んでやるのです。

-6-
美女コンで受賞してステージにあがった美紀の姿を見て、一目惚れしてしまった雄太です。その美紀が目の前に、裸になって仰向いているのです。
「おおおお、かわいい、いいおっぱい、いんもう、ゾクゾク、おおっ」
太腿をひろげ、膝を立てた美紀のまえに座った雄太が、舌なめずりして、獲物をいただきにかかります。
「ああ、いや、ゆるして、はぁああ、いや、いやっ」
おとなしかった美紀が、仰向かせた裸体を激しくゆするので、射精を終えた明夫と、まだの浩介が、押さえにかかります。檻の前、三畳の広さ、畳一枚分のマットの上の美紀。左右から押さえつけられ、鎮められ、立膝でひろげた太腿のあいだに座った雄太が、勃起させたちんぽを、美紀の股にあてがって、亀頭をおめこに、ぶすっと挿します。
「おおおお、いいねぇ、かわいい、中山美紀と、おめこだぁ」
ぶすぶすっ、ビンビンに硬くした勃起ちんぽを、膣に挿し込んでしまいます。
「ひやっ、ううっ、うぐうぐ、ううっ」
二人の男に上半身を押さえつけられる美紀が、勃起ちんぽをおめこに挿し込まれ、大きく声をあげてくるから、口が封じられます。おっぱいがぷるぷる揺すれます。
「うう、うぐうう、うぐううう、ううっ、ううううっ」
雄太が、勃起させたちんぽを、美紀の膣に、ぶすぶす、挿し込むたびに、美紀が反応して悲鳴をあげるのです。もう、抵抗しても、男たちの輪姦を止められません。
「おお、ええわぁ、おめこ、さいこう、一か月ぶり、おお、ええわぁ」
ぶすぶす、ぶすぶす、雄太は、ここへ連れ込んできた女子とやってから、久々の女漁りです。
「たっぷり、おお、ぬるぬる、おお、気持ちいい、おおっ」
挿し込んでは引き抜く勃起ちんぽは、もうぬるぬるに濡れています。挿入のギスギス感はありません。でも、ぎゅっと膣が絞めつけてくる感じが、すばらしい。全裸にした美女を、好きなように食べてやる、男の欲望が渦巻いている檻部屋C室です。

「ええからだしてるよなぁ、はだかの美紀、お乳もお尻も、さわり放題、いいねぇ」
「柔らかい、ぽちゃぽちゃ、お乳最高、柔らかいねぇ」
「うぐうう、うう、うう、ううっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、雄太に勃起ちんぽをおめこに挿入され、明夫には口を塞がれ、浩介には乳房からお尻を弄られる美紀。なにより、勃起ちんぽを、ぶすぶすと、容赦なく、挿入されている感触が、気持ちいいとは思えなくても、女のからだが反応してしまいます。
「うう、うう、ああ、ああ、あああっ」
口封じが解かれて、美紀の声、雄太がスキンをつけて最後になっていく途中、叫びの声です。肩をゆすり、顔を左右にゆすって、男の射精をうけます。
「おおおおおおおおっ、でた、でた、きもちいいっ、おおおおおっ」
雄太が、おわり、最後には浩介の番です。待って待って待っていた浩介はイケメンです。女にもてるタイプの男子です。
「いただきます、おおっ、いただきますよ、おおっ」
もう、美紀の膣はヌレそぼっています。陰毛が立っています。陰唇がヌレヌレ、そこへ亀頭をあてる浩介。ぶすっ、ぶすぶす、挿し込むタイミングで、美紀の上半身にかぶさります。射精を済ませてしまった明夫と雄太が、見物しています。仰向いた美紀。ひろげた太腿、立てた膝、正常位、もう静かになった美紀です。なされるがまま、それでも、ぐったり感はなく、締まった女の柔らかさです。
「ああ、ああ、ああっ、ゆるしてください、ああっ」
美紀が、浩介に抱かれて、感じだしているのが男の感です、わかります。ゆるゆる、挿し込む勃起ちんぽを、膣襞が締めつけてきます。浩介の腕のなか、覆いかぶされ喘ぎだす美紀。
「おお、おお、いくぜ、おお、いい、いい、おおおおっ」
ぶすぶすっ、ぶすぶすっ、浩介のピストン運動に、美紀が反応していきます。
「ああああ、ひぃいい、ああ、ああっ、つけてください、ああ、おねがい」
美紀が、浩介を受け入れて、スキンをつけてほしいというのです。いうまでもなく用意済みですが、スキンをつけての中出しです。スキンをつけおわった浩介が、美紀に挑みます。そうしてぶすぶす、性感は高まり、射精の兆しで、スピードを上げていきます。
「ひぃいいっ、うう、ううああ、ああ、いくいくぅ、いくうう〜っ!」
拉致された男に激しさに、アクメを迎えてしまった大学三年21歳の美紀、今夜は檻のなかに入れられて、明日には、性の調教が待っているのです。













































































































































































































































































































































































































































































































































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淫らの家







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