彼とのこと
 第一章の一
 1〜15 2007.5.24〜2007.6.23

     

-1-

彼とのことを思い出すたびに、わたしは彼との奇妙な関係を懐かしんでしまいます。わたしが大学二年生で二十歳のときの出来事です。クラブの先輩と後輩という関係で知り合って、彼は大学院で研究をする二十七歳でした。わたしのセックス体験は、彼としたのが最初です。初めて連れていかれたラブホテル。祇園の近くのちょっとへこまったところにあったラブホテルでした。からだを許してしまってからは、彼が会うたびに求めてくるようになり、わたしも彼の求めに応じていくようになりました。

テクニックを知らないわたし。おとこのひとが喜ぶポイントなんか知らないわたし。彼は、わたしにセックスのテクニックを、いろいろと教えてくれたのです。わたしの快楽と、彼の求める欲望が、そこにはあったんだと思います。彼といっしょにいた間のできごとを、わたしは告白したいと思います。ええ、けっこう奇妙なことをされるわたしでした。
「可奈はえっちなんやから、困ってしまうわ」
「わたしえっちなことあらへん、明がえっちなんやろ!」
「ふふん、恥ずかしがってるん、可奈、かわいいなぁ」
セックスのことを言葉にしてしまう彼は、いつもわたしを恥ずかしい気持ちにさせてしまいます。

彼のマンションは新婚さん用の広さ、お部屋が二つとキッチンがあります。ひとつはリビングルームやけど、彼のお勉強部屋になってしまっていて、もうひとつがベッドルームでした。彼にからだを許してからしばらくすると、週に二回ほど、わたしは彼のマンションへ行くようになりました。行くと一泊する感じで、朝方までたっぷり可愛がられるようになりました。わたしは平均して5回ほどオーガズムを迎えてしまうのです。そんな日々のことを、正直に告白したいと思っています。

     

-2-

わたしがマンションへいくと、彼ったら待ち構えていたように、わたしを抱きにかかります。わたしは街中を歩いてきて、まだ現実のなかにいる気持ちなのに、彼はわたしが来たら盛りついた狼みたいに、わたしを求めてくるんです。でも、わたしは、それでけっこう嬉しい気持ちでした。
「ああん、待ってよ、ねえ、あかんって、ちょっと待ってよ」
角のコンビニで買い物してきたポリ袋をまだ手にしたままのわたしを、彼は抱き寄せてしまうのです。そうして、お洋服を着たままのわたしを、おっぱいとかお尻とか、まるで痴漢するみたいに触ってくるんです。
「待ってたんや、可奈が来るのを、待ってた気持ち分るやろ」
「そんなん、わたしかって、そやけど・・・」
わたしはコンビニのポリ袋をとりあえずキッチンにおいて、それから、彼のまえに立ってあげるのでした。

彼がわたしを抱きしめてきます。わたしは、からだの力をぬいて、手をだらりと降ろしたまま、かれのお人形さんになってあげるのです。
「可奈の甘い匂いで、おれ、昂奮しちゃうんだよなぁ」
そういいながらタンクトップを裾からめくりあげてくる彼です。彼の手ざわりがわたしをドキドキさせます。ちょっとごつごつした男の人の手触りです。タンクトップをブラのうえまでめくり上げ、わたしを後ろ抱きにして、ブラの上方から手を挿しこんでくるんです。
「こらぁ、あかん、まだあかん、明も裸になるまでしたらあかんって」
そういいながらも、わたし、声がうわずってしまっているのが自分でわかるのです。

なんにも着ているものを脱がされることもないままに、わたしはブラをめくりあげられ、スカートをめくりあげられ、ブラのなかとパンティのなかへ手を挿しこまれてしまうんです。ああん、恥ずかしいったら、お部屋の壁際に姿見鏡が立ててあって、後ろ抱きにされたわたしの姿が写っているんです。
「ほれ、可奈、見てみろ鏡、みだらな可奈が写ってる」
鏡を見せようとする彼。わたしを後ろから抱いた彼。肩の後ろに彼の顔が鏡を見ているんです。鏡を見ながら、わたしの全身を写しだしながら、おっぱいとおまたをまさぐっている彼なのです。

     

-3-

姿見鏡の前で、後ろから抱かれて、おっぱいとお股をさわってくる彼です。そうして後ろから、彼がお声をだしてくるのです。
「ほれ、可奈のおっぱい、ぷりんぷりん、たっぷんたっぷん!」
「ああん、いやぁ、そんなんゆわんといて・・・」
「ほんとやもん、可奈のおっぱいたぷたぷぅ!」
後ろからまわした手の平で、わたしのおっぱいをスソから揺すり、ときおり先っちょをピンピンとはねてしまう彼です。そうしてわたしのパンティを太ももの根元まで降ろしてしまうのです。姿見鏡に写ったわたし。恥ずかしい処が見えてしまって、彼が鏡のなかを覗くように、わたしもついつい見てしまうのです。

「可奈のおけ毛やわらかい、黒毛はグロです、可奈のいんもう」
「ああ、あかん、そんなん、恥ずかしいし、ゆわんといてぇ・・・」
彼が露骨なことを言うたびに、わたしは恥ずかしさで敏感になってしまうのです。しだいにわたしは、目の前がかすんだようになります。鏡に写ったあられもないじぶんのすがたを、ぼんやり見ている感じです。
「ほら、可奈、ぐっちょり濡れてるぜ」
「ああん、だめ、あかん、そんなんあかん・・・」
右腕をわたしの腋の下へ通した彼が、お尻をぐっと押し出させます。わたしは反り返ってしまいます。彼の腕のしたでおっぱいが突き出て、お股がぐっと突き出てしまう格好です。

彼の太ももで、ぐっとお尻を押し出されるわたしです。
「足を広げろ、可奈、おけ毛のしたのおめこをみせろ」
パンティが太ももの中ほどまで降ろされて、腰をぐっと前へせり出させてしまう彼です。
「ああん、恥ずかしいよぉ、ああん、やめてぇ」
「ふふ、可奈、好きなんやろ、いわれてじゅるじゅる、そうなんやろ」
「ああん、そんなんちゃう、わたしそんなんちゃう・・・」
お外では、まだお日さまがまぶしい光を降り注いでいらっしゃる時間です。レースのカーテンを閉じた窓から光が入りこんできて、マンションのお部屋は明るいのです。

     

-4-

彼のマンションに到着してまだ10分か15分しか経ってないのに、うっとり愛の巣のなかにこもってしまった感じです。レースのカーテンから入り込む光が眩しくて、彼が好きなクラシックの音楽がお部屋を満たし、そうしてわたしは裸になって、彼も裸になっているのです。姿見鏡はわたしたちのお道具でした。わたしの恥ずかしい姿を写しだし、まるでビデオを見ている感覚で、ああ、ビデオにも撮られました。お写真も撮られました。恥かしい、お見せするのも恥ずかしいわたしの姿です。

後ろから抱きついていた彼の持ち物が、昂奮していてびんびんにおっきくなっているのです。
「おれのんなめろよ、可奈」
わたしだって彼にさわられ、まさぐられて、じっとり濡れだしています。彼へのサービス、フェラしてあげる。うん、わたし、彼にフェラのやりかた教えてもらって、そのころは上手にできるようになっていたと思います。
「ううん、いいよ、はぁあん、おっきい・・・」
彼は足を開いて立ったまま、わたしは彼のまえにひざまづき、そうして硬くなった彼のんを握ってあげます。

彼の持ち物はぶっとくておっきい。真ん中を軽く握ってあげて、ぎゅっと根元へ押し込んであげる。そうしたら赤黒い頭がむきだしになって、そのまましぼってあげると、先っちょから透明な液がぷっと滲み出てくる。
「おっきい、おっきい・・・」
わたしは見ているだけでドキドキしてきます。わたし、水玉みたいな彼の透明液を、もう一つの指先で拭うようにして頭に塗りたくってあげるのです。そうしてわたしは、その頭をお口に含んであげるのです。足を広げて立ったままの彼。ひざまづいて彼の腰においたわたしの頭を抱きしめ、お顔を上向かせます。そうしてわたしがフェラするところを、彼ったらお写真に撮ってしまうんです。

     

-5-

わたし、彼の腰からお尻に手をまわして、お顔をお股にくっつけて、お口に彼のんがぶっすり呑みこんだまま、顔をぐるぐる回したり、左右に振ったりさせられます。立ったままの彼が、わたしの頭を両手ではさみ、ぐるぐる回し、左右にふりふり、前後にずぼずぼ、わたしは唇をぎゅっと閉じ、歯が立たないようにしてあげるんです。
「可奈もなぶってほしいんやろ!」
「ううっ、ううっ、ううぅんううぅん」
「どうや、おれのんおいしいんやろ!」
「ううっ、ふぅううん、ふぅうう・・・」
かれのおちんぽをお口に含んでいると、わたし、もううずうずです。はやく触ってぐりぐりしてほしいって思うようになります。

さっき後ろから抱きつかれてお股のなかをいじくられだしたのに、彼のんをじゅぱじゅぱすることになって、わたしは疼いたままです。ひとしきりフェラさせられて、わたしはお勉強椅子に座らされます。教授さんが座るような肱掛椅子です。座るところが広くて、彼が胡坐をかくことができる広さです。
「こんどは、可奈にしてあげる、いいね」
わたしは、まだお洋服を着たままです。つけている下着なんかをめくられてしまって、恥ずかしい格好のまま、机を背中にした肱掛椅子に座ります。肱掛椅子には座布団が敷かれています。ええ、濡れてお漏らししてもいいようにです。そうしてわたし、太ももまで降ろされたままのパンティを脱がされてしまいます。スカートを腰で丸められ、お臍からしたがすっぽんの状態になって、彼がわたしの前に座り込んできます。

わたし、椅子のうえから彼を見下ろす格好になって、彼が膝に手を置いてきて、太ももを広げさせます。見られるわたし。見られるって意識しちゃうと、恥ずかしさでいっぱいになります。からだがゾクゾクとしてきて、太ももを閉じたい気持ちになります。
「ううん、えろっち可奈、いやらしいおめこやね」
「ああん、そんなん恥ずかしい・・・」
「なに恥ずかしいことなんかあるもんか、見て、舐めて、じゅるじゅるにしてやるよ」
彼ったら、卑猥なことを平気でわたしに言います。でも、わたし、そんな言葉で恥ずかしくなって、いっそう燃えるのかも知れません。

     

-6-

彼に恥ずかしい処を見られてるって思うだけで、わたし、どうしたらええのかわからへん気持ちです。太ももを広げているんですけど、閉じたい気持ちです。とっても恥ずかしい気持ちです。性器を見られる、それは女の子にとって最高に恥ずかしいことなんです。そんなわたしの心を知ってか知らないのか、彼ったらわたしにお股を広げさせたまま、お遊びをはじめちゃうのです。
「可奈、おれね、可奈のん見るとね、うずうずするんや」
「わたし、恥ずかしいんよ、ああん、ほんとに・・・」
恥ずかしいと思うけど、彼に見られていて、うずうずしてくる気分も好きです。

お勉強の肱掛椅子に座ったわたし。彼が床に座り込んで見上げてきます。そうしてわたしの両太ももの内側に、手の平を置いた彼は、そのまま太ももの根元まで手を伸ばしてくるんです。
「ほれ、可奈、ここ、ぷっと膨れてるここ、おめこ」
「あああん、いやぁ、そんなことゆわんと・・・」
わたし、もううずうずしています。彼のおちんぽをフェラしたあとやし、手持ち無沙汰になったままのわたし。わたし性器を見られてる。じろじろ観察されている。わたしは、いっきにぐちゃぐちゃに触ってほしい気分なんです。そやのに、彼ったら、じわじわ、ゆっくりゆっくり、わたしをなぶりだすのです。

彼の手の平が、わたしの太ももの根元にぺたんと置かれて、縦になった恥唇をはさむようにしてきます。ぎゅっとすぼめるように閉じさせて、横へぐっと開いてきます。わたし、恥唇の入り口が擦られる感じで、うううっとなってしまいます。じゅるってする感じで、お腹のなかがうずうずしてくるんです。
「ほれ、可奈、こうしたら、ちょっとずつ濡れてくるんやね、おめこ」
「ああん、あかんって、ああん、だめ、あかん・・・」
わたしは、肱掛椅子に座って太ももを広げたまま、彼の頭を抱くように手を置いているだけです。そうしてわたしのお股を刺激しだしてきて、そのうち顔を真ん中にくっつけてきて、わたしを舐めだしてくるのです。

     

-7-

お勉強の肱掛椅子にお股をひらいて座ったわたし。彼はお尻に手をまわしてきて、ぐいっと前の方へずらしてしまいます。お尻が半分、椅子からはみだしてしまって、そうして彼に足膝を担がれてしまうのです。それから彼のお顔が、わたしのお股の真ん中へ、ぎゅっと押しつけられてしまいます。
「ぺろぺろしちゃうよ、可奈、すきやろ!」
「ああん、そんなぁ、そんなことない・・・」
わたし、お股の真ん中に、彼の顔をくっつけられ、お鼻と唇を押しつけられて、ぐりぐりっと動かされて、敏感な処へ微妙な刺激を与えられてしまうのです。
「ああん、ああん、こそばい、ああ、いい、いい・・・」
わたし、肱掛椅子に座ったまま、彼のクンニを受けだして、じゅるじゅるって感じていきます。

彼のクンニのやり方って、唇と舌、それにお鼻の先っちょを使うんです。お鼻の先をね、わたしの恥唇のなかへ割りいれて、グチュグチュって動かすんです。そうして、縦の恥唇を唇にはさんで、もぐもぐってするんです。それから、舌の先っちょを、ね、じゅるっと濡れてお汁がたまった処へ、挿しこんでくるんです。ぺろぺろ、ぐりぐり、じゅるじゅる、ぺちゃぺちゃって音が立って、わたしにも聞こえてしまって、わたしその音をきいて昂奮してしまうんです。
「ああん、いい、いい、ああん、もっともっと・・・」
舌の先っちょって、そんなに奥まで入らないから、わたし、うずうずになってしまうんです。中途半端な感じです。

わたしの奥までとどかない舌の先っちょ。そのうち彼は指も使ってくれます。二本の指を立てて、それを挿入してくるんです。もちろん最後には彼のナマを入れてもらって逝ってしまうんですけど、それまでは、二本の指を巧みに使って、わたし、操縦されちゃうんです。
「可奈、じゅるじゅるって流れ出てる、濡れてグジュグジュやぜ」
「ああん、いい、いい、はぁあん、いい、いいわぁ、もっともっと・・・」
ぺちゃぺちゃ、じゅるじゅる、彼のすする音が淫らに聞こえて、わたし、もう我慢でけへんくらいにまできてしまいます。まだ、バイブレーターとかローターとかを使うようになるまえのことで、彼の指でされているんです。

     

-8-

肱掛椅子でのクンニがおわると、わたしたち裸になります。彼がすっぽんになり、わたしもすっぽんにされてしまいます。素っ裸、まだお外が明るくて窓から光が射しこむ彼のお勉強部屋です。素っ裸で立ったまま、わたしたちは抱き合います。彼のおちんぽがわたしにこすりつけられ、おっぱいが彼の胸にぴったしです。そうして強く抱き合ったあと、わたしはお勉強机に座らされます。足首を机の上において、わたし、Mの格好にさせられてしまいます。この日、初めて彼はわたしを括ったのです。

首にタオル地の長紐を首後ろに当ててくる彼でした。机にMの格好で座ったわたしの首後ろから、肩からと脇の下から前へまわしてきた長紐を、膝の内側へ通してそのまま引上げてしまうのでした。
「もっとからだを前へたおして・・・」
わたし、広げた膝のあいだにお顔が埋まるようにからだを折り曲げさせられて、膝を通した長紐が肩と脇の下を通して、背中の紐に括られてしまったのです。
「可奈、顔をあげてごらん・・・」
彼の言葉に、わたし、顔をあげようとします。開いた膝が腋の下にくっつくほどにからだを折り曲げたわたしは、顔をあげようとしたら、肩が上らないのでした。

手は括られていません。わたし、手を後ろに着くと、足裏が机から離れてしまうのです。足裏を机に着くと、からだが折れ曲がったままなんです。
「ああん、顔あげられへん、あげられへんよぉ・・・」
わたし、どうしようかと一瞬驚いてしまったのです。膝を広げたまま閉じることができないのです。ふと彼の腰をみると、彼のおちんぽがぎんぎんに勃起しているんです。
「可奈、こうして入れたいんや、やりたいんや」
彼の言葉に、わたしはハッとおどろき、ああん、彼、へんたいするんや!と思ってしまったのです。

     

-9-

お勉強机のうえで、M字にされて座らされたわたし。彼は立ったまま、わたしは彼の顔をみることができません。顔をお股に埋め込むようになってしまったからです。
「おれのちんぽ舐めるてみるか、可奈!」
彼がわたしの頭の上から、いいます。目の前に彼のぶっとく勃起したおちんぽがあります。わたし、こんな格好のままフェラさせられるって思ってしまいます。でも、このままでは届かない。彼が持ち出したのは30cmほどの高さの台です。うん、彼ったら、台の上に乗って高さを調節してしまうのです。わたしはからだを起こそうとしても、膝と肩をタスキ掛けで括られているから、起こすことができないのです。

ああ、そんなことよりわたし、彼に入れてもらいたいって思っているのです。お洋服を着たままやけど、フェラしてあげたし、クンニしてもらったし、あとは彼のおちんぽをわたしに挿入してもらって、ぶすぶす、ぐりぐりしてもらって、わたし、逝かせてもらうだけやと思っているんです。
「たっぷり、いっぱい楽しむんや、いいやろ、可奈」
「はぁ、ああん、いれてほしい・・・」
「まあ、あとでゆっくり、お楽しみや」
「こんなかっこう、ああん、しんどい、つらい・・・」
M字になったままのわたし、お腹が押しつけられる感じで、しんどい感じで、ちょっと苦しいんです。

台に乗った彼の腰が、わたしの目の前にきます。わたしはからだを折ったまま、彼の手の平で頬をはさまれ、顔を持ち上げられ、そうして彼のおちんぽ、ぶっとくてピンピンになったおちんぽを咥えさせられてしまうのです。
「唇をひらいて、いいね、可奈、フェラするんや」
「うぅううん、はぁ、ああん、こんなので・・・ああん・・・」
まだ自由な手で、彼のおちんぽを握り、わたしは唇に亀頭をはさんで、そのままお顔を前へとスライドさせます。ぐぐっ、彼のおちんぽ、皮が剥けていきます。亀頭がお口のなかに収まり、お胴の半分ほどをわたし咥えてしまったのです。

     

-10-

わたし、彼のんをお口に挿しこんだまま、彼からはおっぱいをさわられてしまいます。わたし、フェラしてあげて、うずうずしてきているのに、そのうえ、おっぱいをさわられて、うずうず気分がずんずんあがってきます。うん、おっぱいといっても、先っちょが感じるんです。乳首、この先っちょをつままれて、揉まれてしまうと、ぴりぴりっ、ぴりぴりっと刺激が伝わるんです。からだの芯が疼くって、そんなときにゆうんやと思います。わたしは、勃起してぶっとくかたいおちんぽを、ぶすぶす、もぐもぐ、ぺろぺろ、うん、いっぱい濡らして舐めてあげているのが好き。でも、この日は、わたし、彼のお勉強机の上にM字にされて座らされていたので、それまでとは違った感じでした。

彼のおちんぽを咥えたまま、彼はおっぱいとお股をさわってきました。膝が開いて肩にくっつくほどにからだを折り曲げているわたしです。お股をさわられても、足を閉じることができなくて、それ以上開くこともできなくて、窮屈な感じのまま、乳首とチツまわりをなぶられ、ズキンズキンと感じ出してしまったのです。
「咥えたままや、可奈、咥えたままやぜ!」
わたしがふうふう、ひいひいの気分になってきているのを知る彼は、お口におちんぽを咥えたままで、乳首とチツから強い刺激を注入してしまうのです。

「ふぅうう、すぅうう、ふぅうん、ふうぅふうぅ・・・」
わたし、お声も出せないまま、呼吸が荒く乱れだしてきてしまう。彼のおちんぽがピンピンに硬くなってきています。うん、咥えていてわかるんです。彼のおちんぽ、おっきく、かたくなるといっても、レベルがあって、ピンと立っていてもなんとなく柔らかい感じがするんですけど、このときはびんびん、彼もわたしを初めて括ったので、昂奮していたんやと思います。
「可奈、だいぶん濡れてきたぜ、じゅるじゅるって・・・」
うん、わたし、フェラしながら乳首とチツまわりをさわられて、感じだしています。でも、彼ったら意地悪で、まだチツの中へは、指を入れてもくれなかったんです。

     

-11-

ああ、テレビモニターにわたしたちのやってることが映し出されています。わたしが咥えてぺちゃぺちゃじゅるじゅるしてあげてる姿が、映っているんです。わたし、ビデオに撮られてるって気がついて、なんかしらゾクゾクってしてきてしまって、へんな昂奮状態になってしまいます。斜め横上からのカメラは、M字のわたしの全身をとらえているのです。ああ、恥ずかしい処がモロに映されて、彼が片手でカメラアングルを変え、ズームを使ってアップにします。
<ああ、入れて、入れてほしい・・・>
おっぱいとチツのまわりを撫ぜられ、刺激を注入されているわたし。うずうず、からだの芯が燃え出しているのに、ああ、急所を刺激してもらえないもどかしさに、わたしは、うずうずしているのです。

「可奈、じゅるじゅる、拭いてやるから、ね」
彼はわたしにフェラをやめさせ、台をのけて床からの立膝になります。そうすると机のうえのわたしのお股が、彼の顔の前にきちゃうんです。
「可奈、見て欲しいんやろ、ぬれぬれおめこ」
「ああん、見たらあかん、恥ずかしい」
「なに、たっぷり見てやるよ」
彼はわたしが恥ずかしがるのを知っていて、めったに見せることがない処を、ゆっくりたっぷり観察しだします。
「うんうん、ピンクや、べっとりお汁がたまってる」
「ふぅう、ううう・・・」
わたし、恥ずかしさでいっぱいです。なんぼ好きな彼やといっても、やっぱり最高に恥ずかしいです。

「舐めたるから、可奈、よう見てるんやぜ!」
彼ったら、わたしの下から顔をお股にすれるほどにあてて、舌をぺろぺろ、ああ、わたしのじゅるじゅるを舐めだすのです。閉じていた唇が彼の舌で開かれて、その内側を舐めあげられていきます。
「べろべろいんしん、可愛い可奈の陰唇や」
「ああん、ゆうたらあかん、ああん、あかん・・・」
なんどかじゅるじゅるって吸うようにして舐められて、それから顔を離す彼です。
「見てやるよ、可奈のおめこ、可愛いおめこちゃん、おれ、すきだよ!」
ああ、彼ったら左手指でいんしんをはさんで、ぎゅっと開きます。そうして右手の親指と人差し指で、いんしんの先っちょのぷっくりふくらみを剥きだしてしまうのです。

     

-12-

大きなお勉強机にMの格好で座らされたわたし。彼ったら、太ももを閉じることができないように括ってしまい、恥ずかしい格好にしたうえで、わたしのクリを剥きだしてしまったのです。
「可奈、ちっちゃい豆や、小豆みたいやね」
親指と人差し指で陰唇の先っちょをめくってしまった彼は、見てるってことが分るようにして言うのです。わたしは、恥ずかしさでいっぱいになります。わたし、自分でもはっきりと見たことがないクリトリスです。
「ああん、恥ずかしい、そんなに見たら恥ずかしいよぉ・・・」
わたしは、半泣き状態です。だって、初めてのことやし、恥ずかしくてどうしょうもなかったんです。彼は、そんなわたしを無視するように、背中でクロスさせたタオル地の紐を持って、ぐっと後ろへ引いてしまうのです。そうしてわたしの足裏が机から浮き上がってしまって、お尻の芯で折り曲げたからだを支える格好にされて、ああん、ビデオカメラの方へと向けられてしまったのです。

カメラの横のモニターがわたしの恥ずかしい処をばっちり捉えている。頭の先からお尻まで、テレビ画面いっぱいに映っているわたしを見てしまって、わたし、わけがわからなくなってしまって、わたし自身を見ているのです。
「ほれ、可奈、こんなにお汁がしたたってるんやぜ!」
わたし、クリトリスを剥きだされて、見られて、恥ずかしい気持ちと、うずうず昂奮する気持ちとが入り混じって、恥ずかしいお汁を流れ出させていたんです。
「ああん、あかん、見たらあかん、恥ずかしい・・・」
閉じようと思っても閉じてくれない膝と太もも。膝がおっぱいの横にくっつくほどになって、ぱっくり開いている恥唇です。

「ううん、ピンクや、きれいなピンクや」
いんしんを指でひろげて谷間をひろげる彼です。ああ、ぐじゅぐじゅのチツが口を開いてしまってる。そこから蜜のお汁がとろりと流れ出しているんです。
「ほれ、可奈、見てみ、とろとろ流れてる」
わたし、うずうず、ずきずき、じゅるじゅる、なんてゆうたらええのか、わけがわからないんです。錯乱してる、そうかも知れません。恥ずかしさのあまり、わたしはいっそう感じだしていたんやと思います。
「ああ、いれてほしい、もう入れてほしい・・・」
からだの奥底が疼いていて、彼のおちんぽが欲しくってたまらない気持ちになっているんです。

     

-13-

お尻の芯を机に着けて左右に開いた足首が持ち上がり、からだが斜め後ろに倒されてしまうわたし。彼に背中を支えられたまま、わたしは宙に浮いたような感じになってしまいます。恥ずかしい処が斜め上に向いて丸見えになってしまいます。
「ああ、ああっ、ぁああん!」
彼は中指をいっぽん、わたしのひろがったお股へぶすっと挿しこんだのです。彼は無言、いきなりの挿入で、わたし、うずうずしてたんが一気に解消されたみたいに、ずきずきって感じてしまったんです。
「ああ、ああん、だめ、ああ、ああ、だめ・・・」
背中に左の腕がまわされて、右の手の平を丸めるようにして中指だけを突き出して、わたしのチツをほじくりだしたんです。

明るいお部屋、彼の勉強室です。ビデオカメラに赤色が点いています。彼はわたしの悶えるすがたをビデオに撮っているんです。カサカサと乾いた音がします。ぺちゃぺちゃっ、ぺちゃぺちゃって音がします。彼はなにも言いません。ただ手の平を表にしたり裏返したり、中指を立ててわたしのなかを掻きまわしているんです。ぷぅっ、ぷるぷる、ぺちゃぺちゃ、わたし、恥ずかしい音を洩らしているんです。
「ああ、ああ、だめ、だめ、ああん、だめぇ・・・」
わたしの悶える声に、彼が呟くようにいいます。
「可奈の声で、ぞくぞくするよ、もっと出してもいいよ・・・」
彼は、初めてわたしを括りあげ、自由を奪ったまま悶えさせる快感に酔っているようすでした。

彼がわたしを覗きこみます。チツ口を指で拡げようとしています。窓から射しこむ光を、わたしに当てさせ、からだの傾きを調節しています。ああん、わたしのお股、タオル地の紐で膝をぐっと拡げさせられたわたし。膝がおっぱいの横にまで引上げられてVにされたMすがたです。
「可奈、きれいなピンクや、とろとろ汁や、ぬるぬるや・・・」
チツ口がぱっくりひろげられて、丸いお口になって、お口のなかが見えます。襞の塊が飛びだしそうになってはぎゅっと引いていきます。
「はぁ、だめ、ああん、だめ、もう入れて、入れてぇ・・・」
わたし、指でなぶられるよりナマのほうがいいんです。感触が違うんです。わたし、彼に恥ずかしい格好にされて、とっても感じているんです。

     

-14-

わたし、じゅるじゅる、もう恥ずかしいお汁を糸をひくように流しだしてしまって、それから彼のおちんぽが挿入されてくるんです。机の縁にお尻の芯を置くようにされて、彼が勃起したおちんぽを握り、彼は立ったままです。
「可奈、入れてやるぞ、よろこぶんやぜ!」
わたしは、足裏を宙に浮かせた格好で、膝を引上げられ、太ももをぐっと拡げきったまま、ぶすっと挿しこまれてしまう。
「ああっ、ああっ!」
わたしは、ズキズキの感触をチツに受けて、からだの芯が奮えてしまう。いつもと違う。ビリビリってからだを破らてしまうような強い刺激です。ああ、からだを折り曲げた格好でチツが締まってるです。彼もぐっと挿しこんだけど、半分ほど挿しこんで留めてしまいます。

「ごっつ締まってる、可奈、ビンビンに締まってるぜ」
どくどく、じゅるじゅる、ああ、もう開ききっているのに、締まってるって言う彼です。
「ああ、きつい、きつい・・・」
わたし、半分しか挿入されてないのに、ズキンズキン、強い刺激を感じます。彼がおちんぽをいったん抜いてしまうと、とろとろのお汁がしたたってきて、まるで彼が射精してしまったような、でもほとんど透明のお汁、わたしのお汁、わたしのチツ襞から汲みだされたお汁です。
「いいぜ、可奈、これでぶすぶすやってやるぜ!」
彼は、ふたたび硬く勃起したおちんぽを、わたしのチツにあてがって、ぶすぶすっと挿しいれてきたんです。

強引に挿し込まれるおちんぽ。わたしのなかできっちり密着しているおちんぽ。彼ったら、強引におちんぽを奥まで挿しこんで、太ももを拡げきっておっぱいのまえまであげたわたしを、ぎゅっときつく抱きしめてくれたんです。
「ああ、いい、ああん、感じるぅ、きついけど感じるぅ・・・」
「うん、よう締まってるぅ、すぐ出そうや、いいぜ、可奈!」
わたしは顔をあげ、頭を後ろへ倒してしまい、彼のおちんぽがチツ襞をこする刺激に喘いでしまいます。彼は、奥まで密着したおちんぽをゆっくり抜きだしてゆきます。胴のところを抜きさって、亀頭だけをチツに残します。そうしてぐぐっと一気に挿しこんでくるんです。

     

-15-

膝とからだをタスキ掛けされたまま、お勉強机の上に寝かされるわたし。お尻が全部もちあがり、お股が真上を向いてしまって、拡げてしまうわたし。彼がわたしにかぶさって、そうしてピンピンおちんぽをグサッと挿しこんでるのです。
「可奈、ぎんぎん締まる、よう締まってるぜ」
「ああん、感じるぅ、ああ、感じるぅうう・・・」
わたしはお股を拡げきってなぶられる牝猫ちゃん。太ももを降ろすことも閉じることも出来ない牝猫ちゃん。膝をぐっと拡げきったままのわたしに、彼がチツ奥まで挿しこんだまま、わたしのおっぱいをまさぐってくるんです。

わたしは、初めて括られて、その快感の度合いがいつもより数倍も大きかったように思います。拡げきって閉じられないチツを、からだを折り曲げたままでズボズボされて、ギンギンに締まって膨らむわたしのチツです。
「さあ、可奈、いくぜ、逝かせるぜ!」
彼のおちんぽも、いつもよりギンギンに勃起している感じで、わたしはヒイヒイ、ハアハア、もうずっきんずっきん、快感に見舞われていたんです。
「ああ、ああ、いい、いい、もっともっと・・・」
わたしの快感。じゅるじゅると溢れだす快感汁。わたしはからだがぷう〜っと膨張し、ぎゅううっと窄まってくる感じに、酔ってしまってる。

「ああ、ああ、いい、いい、もっともっと、ああ、ひぃいいいい〜!」
「いくぜ、可奈、最後にいくぜ!」
「はぁああ、ああ、ひいひい、ひぃいい〜!」
ブスブスの速度がはやくなって、わたしも彼も、もう限界まで昂ぶってきています。わたし、彼がこんなにも昂奮してるの初めてでした。ピンピンになったぶっといおちんぽ。ピクンピクンと痙攣するおちんぽ。
「はぁああ、はぁああ、ひぃい、ひぃい、ひぃいいい〜!」
「出る出る、可奈、出るぅ、ううっ!」
ぴしゅん、ぴしゅん、彼の射精がはじまって、強烈な刺激がわたしに伝わって、わたしはお小水をお漏らししながら、わたしは絶叫しながらオーガズムを迎えてしまったのでした。

第一章一おわり


























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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