愛の時
 第二章-1-
 1〜10 2009.5.22〜2009.6.2

     

-1-

山野亜希子は、京都にある大学の三年生、二十歳をすぎて、二十一歳になりました。いつの間にか恋人のような関係になってしまった山脇良夫と、今日も夕方に落ち合って、祇園の風水ホテルへ行きます。風水ホテルは、ラブホテルですけど、ちょっと変わった趣向のホテルで、ショールームがつくられていて、亜希子には知らされていなかったんですが、今夜は、ショータイムのヒロインを、良夫の導きですることになっているのでした。
「このベッドの鏡、なんかしらぁ、向こうから見られてる感じがするのよ」
「ううん、そうかもしれへんけど、気のせいや、気にせんでええやろ」
風水ホテルの恥部屋は、四畳半の和室です。その前にダブルベッドの間があって、ベッドルームは羞恥部屋。恥部屋と羞恥部屋のまわりは、観客席になっていて、恥部屋で、羞恥部屋でくりひろげられる、女の子と男の人のセックスが、ご披露されているんです。

「だからぁ、亜希子わ、好きになってきたんやろ、セックスぅ」
「はぁ、そんなぁ、ことないですぅ、いやでわないけどぉ」
「ははん、そうやろ、亜希子わ、おれにみられて、はずかしがって、なんぼやろ」
良夫にいわれると、なんとなく納得してしまう大学三先生、二十一歳、就活を始めだした山野亜希子です。
「ああん、よしおぉ、うち、こんなん、ああん、あかん」
まだお洋服を着たまま、シャツもブラも、それにスカートもスパッツも、パンティもつけたままなのに、ベッドに座らされた亜希子は、手首を合わせて紐で括られだします。手首をかさねて括られ、頭の後ろへ置かされます。
「ほら、頭のうしろで、手、組む格好で、これで、ええやろ、亜希子、鏡、見てみ」
ダブルベッドのサイドは、大きな鏡になっていて、ベッド上のようすが、映っています。亜希子は、手を首後ろへ組んだ自分の姿をみて、おんなのいろっぽさを出そうと、からだを背伸びさせるようにして、よじるのです。

ベッドサイドの鏡にむかって、正面を向かされた亜希子のうしろには、良夫が座っています。シャツとズボン姿だけど、筋肉質のからだを持った良夫です。ええ、おちんぽも、人並以上の大きさ、長持ち、良夫の自称です。
「ほうら、亜希子ぉ、鏡のなか、亜希子が映ってる」
「はぁ、うちのすがたや、うちが映ってるぅ」
「そうやで、亜希子、とても美しい、すっごくかわいい、山野亜希子だよ!」
うす暗かっったダブルベッドに、スポットライトがあてられ、亜希子のすがたが、うきあがって、かわいく見えます。
「ほら、あの歌手してて俳優してるあの子、あの子以上に魅力やで、亜希子ぉ」
亜希子の可愛さ美しさは、学校内でも有名で、それほどお化粧もしないのに、愛らしさがあふれでている感じで、男の子たちの噂の的でもあるんです。
「ふふん、がっこの男の子らに、見せてやろうかねぇ、亜希子のすがた」
風水ホテルは羞恥部屋のふかふかダブルベッドです。亜希子は、女すわりで、鏡に、その全身を映しだしているところです。

     

-2-

風水ホテルの羞恥部屋。ふかふかダブルベッドのお部屋です。山野亜希子は、シャツもブラもつけたまま、スカートもスパッツもパンティも穿いたまま、ベッドのうえで手首を括られ、頭の後ろへまわしたまま、おんな座りで、ベッド脇の大きな鏡に、すがたを映しだしています。後ろから、山脇良夫が、亜希子を抱くようにして、首筋へ唇をつけてきています。
「ほうら、亜希子、鏡のじぶんを、よく見るんやで」
「ふぅうう、はぁ、ああ、はぁああっ」
もう、うっとり目つき、大学三年生の亜希子です。
「ええにおいや、亜希子ぉ、甘いにおいやね」
「はぁ、ああん、よしお、さん、はぁああ」
首筋に唇をあてられ、囁く声の息で、ふううっと感じちゃう亜希子。

「ほんならぁ、あきこ、スパッツ、脱いでおこうかね」
ベッドの真ん中で、鏡にむかって座った亜希子を、後ろから、手をのばし、お尻を持ち上げさせて、スパッツを脱がせる良夫。
「ほうら、お尻、あげて、膝立ちになれよ、あきこ」
手を頭の後ろへあてがったまま、亜希子は、膝立ちの格好にさせられ、スカートをまくられ、スパッツを脱がされます。紺色のミニスカートは腰までめくりあげられ、ピンクの花柄パンティ穿いたまま、黒いスパッツだけが、脱がされます。
「ほうら、亜希子ぉ、みてごらん、鏡、かわいい亜希子ちゃんが、ほら、おぱんちゅ丸見え」
「ああん、恥ずかしいこと、ああん、ゆわんといてよぉ、よしおさんったらぁ」
良夫は、あぐら座わりのまま、膝と太もも開けて、パンティ丸見えすがたの亜希子。そんな亜希子のお尻へ、顔を埋めている良夫。鏡には、良夫のお顔は、映らないようにしているんです。

「いいねぇ、亜希子、そのままの姿で、鏡に映しておこうかねぇ、パンティ丸見え」
後ろから、良夫が、亜希子の腰へ手をまわし、膝立ちすがたの亜希子を、抱きます。そうして、ミニスカートを腰までたくしあげたまま、静止です。そうして少し経ち、良夫が、ピンクの花柄パンティに手をかけ、亜希子のお尻から、抜いていきます。
「ああ、ああん、だめ、はずかしい・・・・」
亜希子は、良夫にだけ聞こえるような、囁き声で、羞恥の気持ちをあらわします。
「ふふん、亜希子、ここわ、しゅぅちべや、羞恥部屋だよ、恥ずかしくっても、いいんだよ」
ピンク系のシャツを着ている亜希子。茶色に染めた髪の毛が、肩にまでかかっていて、手を首後ろです。スカートまくられ、パンティが太ももの中ほどで留められ、鏡に映されています。
「ふふん、亜希子、惚れちゃうね、亜希子って、セクシーだよ、この黒毛なんかぁ」
良夫は、顔が鏡に映りこまないようにして、開脚膝立ち亜希子の、露出された陰毛を、撫ぜあげているんです。

     

-3-

手を首の後ろで組んだまま、膝からうえ、立ったすがたで、スカートまくられ、パンティおろされ、黒い毛が露出されて、亜希子は、恥ずかしい気持ちに見舞われます。
「ほうら、亜希子、いんもう、黒い毛、ちじれ毛、やわらかいねぇ」
全身を鏡に映した亜希子に、良夫が後ろから手をまわしてきて、お股のうえ、スカートとパンティの間の黒い毛の生え際を撫ぜあげながら、ゆうんです。
「はぁ、ああん、よしおさぁん、そんなことゆわんといてよ、ああん、恥ずかしいですぅ」
「ふふん、亜希子、ほら、鏡のじぶんを見てみるんや、えろっぽいぜ、とっても」
「ああん、あかん、そんなことゆうたら、あかんってばぁ」
鏡の向こうに、多くの視線があるとは、知らない亜希子は、鏡のなかの自分を見つめます。

「ほんならぁ、亜希子っ、おっぱいも、出しちゃおかねぇ」
首後ろに手をまわした亜希子は、ピンク系シャツのすそを持たれて、上へ持ち上げられていきます。おへそが露出し、ブラジャーが露出し、そうしてピンク系シャツは、頭から抜かれて、首後ろでかさねた手首でまとめられてしまいます。
「ほうらぁ、亜希子ぉ、ええ格好になったやろ、ブラ、ピンク花柄、かわいいねぇ」
羞恥部屋、ふかふかダブルベッドのうえ、亜希子は、膝からうえ立った姿で、パンティ太ももの中ほどまで降ろされ、ミニスカートは腰で留められ、シャツが首後ろの手首でまとめられて、ブラがかろうじて、おっぱいを隠しているんです。
「ああん、こんなのぉ、あかん、うち、恥ずかしい」
「恥ずかしいことなんか、ないやろ、パンティもブラも着けてるんやし」
「そんなんちゃう、恥ずかしいぃ、鏡、見てたら、うち、恥ずかしい」
亜希子は、良夫に逆らう気持ちは毛頭ないけれど、半裸にされてしまって、羞恥心にまみれてしまうんです。

「ほうら、亜希子、まえへ、でて、鏡に近づけ、ほうら、ほうら」
「ああん、こんなので、動かれへん、ベッド、ふかふかやのにぃ」
それでも、なんとか、良夫に押される格好で、鏡の前、50cmほどまで近づくと、スポットライトが、下部からつけられたのです。
「さすが、羞恥部屋、どうやぁ、亜希子、ふふっ、明るなったやろ、ほらぁ」
お尻をぐっと押されて、亜希子の腰が前へ突きだされる恰好になって、こころもち開けた太ももとお臍のあたりまでが、くっきり、明るく照らされて、陰毛が黒々と、目立っています。
「亜希子は、えっちなおんなやろ」
うしろから、良夫が、囁いてきます。亜希子は、うまく照明されたベッドのうえで、かるくめまいを覚える感じで、ふうううっとなってきちゃいます。
「こたえてごらん、亜希子、えっちな大学生三年生、そうやろ!」
「ああん、ちがいますぅ、うち、えっちなことなんか、あらしません、えっちちゃうぅ」
亜希子は、みずからえっちな子やとは認めたくないんです。それは、おんなのこころ、なんですぅ。

     

-4-

ダブルベッドの片面が大きな鏡になっている羞恥部屋です。鏡に映すことは、鏡の向こうにいる人に、見せるということです。
「ほうら、亜希子、ぐっと腰を前へ突き出して、鏡に陰毛、こすってごらん」
うしろから、良夫が、囁くように言ってきます。亜希子は、もう暗示にかけられたメス猫ちゃんです。良夫の言葉に逆らうことは、ありません。むしろ、本性のえっちさが、もろにでてしまう感じです。
「ううん、かがみに、つけるの、わたし、うん、まえへいっちゃうぅ」
鏡の前で、腰をこすり、ブラジャーつけたおっぱいも、くっつけちゃう亜希子です。
「ふふん、亜希子、上出来だよ、ほら、こっち向いてごらん」
鏡の真ん前、密着しているからだを、そのまま回転させる亜希子。手は首の後ろで組んだまま、パンティは太ももに留めたまま、半裸の亜希子がうごくたびに、ふかふかベッドが上下に揺れてきます。

亜希子には、不良学生山脇良夫に、セックスのノウハウ、あの手この手を、実践で教えてくれる先生です。勉強一筋で通してきた亜希子は、良家の清潔なお嬢さまイメージです。セックスの経験は、この良夫がはじめて。大学へ入学するまで、男のともだちもいたとはいっても、セックスするなんて、考えられなかったんです。いいえ、考えていたし、妄想していたけど、表にだすことはありませんでした。
「ううん、ぱぱが乗ってるベンツ、借りて乗るの、わたし・・・・」
目の前の半裸の亜希子が、まだうぶだったころ、そんなふうに言ったことを、良夫は覚えています。
「ほんならぁ、ブラジャー、とってしまおうか、亜希子?!」
「はぁ、ぶらじゃー、とっても、いいですぅ、うち、とってもろていいですぅ」
「ふふん、いいこやねぇ、山野ぉ亜希子、パパとかママが、こんなの知ったら、ベンツ貸してくれるかな?」
良夫は、亜希子の背中へ手をまわし、ブラのホックをはずしてやって、ピンクの花柄ブラジャーをはずしてしまいます。

「ほうら、あっこ、むねが、露出されたよ、ふふん、ぷっくら、おっぱい、いつ見ても、いいねぇ」
ふかふかダブルベッドに、膝立ちの亜希子。良夫は、あぐら座りから立ちあがり、亜希子を抱くようにして、首後ろへまわした手首をはずさせ、手首をかさねて括ったそのまま、紐の残りを、するすると持ち上げ、天井から降ろされたフックへひっかけ、留めちゃいます。
「ふふっ、亜希子、こうして、手を括っておくと、ふふっ、おれのいいなり、なぶりほうだいやなぁ」
露出された乳房が、ぷりんぷりん、ぷっくら盛り上がっていて、揺れています。
「ほうら、鏡のほうへ、向いておこう、鏡に映しておくのが、やっぱりいいねぇ」
「はぁ、ああん、こんなかっこう、鏡に、映しちゃうの、うち、恥ずかしい・・・・」
風水ホテルの羞恥部屋。ぜんたいが暗くされ、スポットライトで、部分部分を明るくします。開脚膝立てすがたで、手をかさねて頭の上において立った恰好の亜希子。ミニスカートが腰で留められ、ピンクの花柄パンティが太もも半ばで留められたまま、おっぱいが露出され、腰回りが露出され、そこへスポットライトが当てられて、羞恥部屋、山野亜希子の半裸が、浮かびあがります。

     

-5-

鏡に映された亜希子の半裸姿が、闇の中に浮かぶ感じで、正面に映っています。
「ほうら、亜希子、たぷたぷやで、おっぱい、ほうらぁ」
うしろからまわされた手で、乳房のすそをすくわれ、ゆさゆさと揺すられてしまう亜希子。
「うっはぁ、ああっ、ふぅううっ、ふぅぁああっ」
手首を括られ、頭の上にあげられている亜希子。おっぱいを揺すられて、たぷたぷ、ふううっ、溜息のような声を洩らしちゃうの。
「ほうら、ほうら、亜希子、ここ、乳首、ひっぱりだしておこうね」
ゆさゆさゆすられているおっぱいの先っちょ、指に挟まれつままれながら、ぷっと引っ張られちゃう亜希子。
「ああっ、だめ、だめ、ああっ、だめぇ」
乳首は、特別な神経が通っていて、ピリピリっと感じちゃうんです。そのピリピリが、頭の先っちょ、お股の奥、それを同時に刺激してきて、ピリピリ、ぴりぴり、感じちゃうんです。

「亜希子の乳首だよ、ほれ、きれいな色、ミルクキャラメルみたいな色、ほうらっ」
「ああっ、だめ、ああん、そんなにきつうもんだらぁ、ああっ、ああん」
うしろからまわされた手指で、良夫に乳首をつままれ、揉み揉み、キリキリ、亜希子は、抽入される刺激で、じんじんと感じてきます。
「ほうらぁ、亜希子ぉ、鏡のじぶんを、見るんや、じっと見てるんやぜ!」
「はぁ、ああっ、ああっ、あかん、つまんだら、あかん、揉んだら、あかんってぇ」
乳首を刺激される感覚に、亜希子は、ふううっ、放心していく感じで、鏡の中を見ています。手を頭上にかさね、おっぱい露出で胸開き、膝立てて、太もも開いているすがた。スカートが腰で丸められ、パンティが太ももの半分まで降ろされている亜希子。
「乳房と、お股を、羞恥学校のレッスンだよ、いっしょに、触ってあげようね」
うしろから伸びている手が、おっぱいをゆすり、陰毛をかきあげてきます。

「ほうら、亜希子、腰を突き出せ、腰をぐっと突き出すんや」
「はぁ、ああん、ああっ、ああっ、ああん」
良夫も膝立ちすがたになって、後ろから亜希子を抱きます。抱くといっても、片手は乳房へ片手はお股へ這わせます。
「ほうら、亜希子、どうやぁ、感じるかい、ほうら、どうやぁ」
乳房を揺すられながら、乳首をつままれ、陰毛を掻きあげあげられながら、クリを剥かれてしまいます。
「ううん、はぁああん、ああっ、ああっ、ああっ!」
乳首の刺激にまさって、クリトリスなぶりで、亜希子はとってもぴりぴり、感じちゃいます。
「ほら、ここ、ほら、ここ、足、ひらいて、腰、つきだせ」
のぞける格好で、亜希子が腰を前へせりださせ、陰毛たくしあげられ、陰唇の先っちょ、めくりあげられていきます。

     

-6-

山野亜希子は大学三年生。学校では、男の子たちにモテモテ、女の子のなかでも、美貌の部類です。ともだちと、パパの所有ですけどベンツに乗って、旅したりします。いま、高速道路、土日は千円ですから、土曜から日曜には、富士山見に行ったりしちゃいます。そんな反面、学校の同級生山脇良夫から誘われて、ラブホへ来ちゃったんです。
「だから、ほらぁ、亜希子ぉ、もっと腰、突きだせよぉ」
うしろから、おっぱいゆすられ、陰毛たくしあげられて、インシンの先っちょを剥きだされてしまった亜希子。良夫の指先で、陰唇の先っちょつままれ、ぷちょぷちょ、ぷちゅぷちゅ、クリをかぶせた皮を揉まれて、びんびん感じだした亜希子です。
「はぁあ、ああん、だめ、ああん、あかん、ああ、ああっ、あかんってばぁ」
手首を括られて天井から降ろされたフックに留められ、膝立ちすがたで太もも広げたベッドの上です。正面の大きな鏡に映した半裸のすがたを、見てしまう亜希子です。

鏡の裏には、亜希子の姿を見ているお客がいます。1mも離れていない正面で、ガラス越しとはいえ、スポットで亜希子の細部まで、見えているんです。
「ほうら、亜希子、おおまたびらき、してやるぜ!」
天井からするするとフックが降ろされて、亜希子は、ふかふかベッドのうえに、お尻が置けるようになります。
「だからぁ、すっぽん裸にしてやるからぁ、ええやろ、亜希子ぉ」
「ううん、はぁ、ああん、うち、裸になるん、おおまたびらき、するん?!」
太ももで留められているピンクの花柄パンティを脱がされ、スカートも脱がされてしまう亜希子です。
「そうや、ここで、ほら、膝を立ててひろげるんや」
良夫は、あいかわらず後ろから、亜希子を軽くだきしめて、亜希子にパンティ脱いだお股を、ひろげさせます。

右膝に赤い帯紐が巻かれます。そうして余りの赤い帯紐を首後ろへ通し、肩から左膝へまわして括られます。
「ううっ、ああっ、ああっ」
「ふふん、亜希子、肩を丸めろ、膝を広げろ、そうや、こんでええよ!」
頭の上へ、手首を重ねておいたまま、膝をひろげ、背中を丸めるようにして膝のあいだへ顔を降ろした亜希子。
「ああん、うち、こんなの、ああ、ああん」
ぐいぐい、膝から首うしろを通して膝へおろした赤い帯紐が、締めあげられていきます。膝が、脇腹へくっつくほどに広げて引き締められてしまいます。
「ふふん、亜希子、好きなんやろ、ベンツ乗るのよか、こんなのされるほうが好きなんやろ」
うしろから、亜希子の耳元で、囁くように言う良夫です。風水ホテルの羞恥部屋。亜希子はこれからたっぷり、良夫のテクニックで、よろこばされていくのです。

     

-7-

手を頭の後ろで組んだ状態で、立て膝、ひろげた膝のあいだに、うずくまる格好になっている裸の亜希子。羞恥部屋のダブルベッドのうえで、うしろから良夫に抱かれながら、肩に手を置かれ、ぐいっつと起こされちゃいます。
「ううわぁ、ああっ、ああっ、はぁああん」
「ふふっ、亜希子ぉ、ほおら、からだ、うえむいて、ふふん」
「ああん、こんなのぉ、ああん、恥ずかしいよぉ」
「なになに、このかっこう、ふふん、丸見えってスタイルや、最高やろ!」
ベッドのうえで、あぐら座りの良夫の胸元へ、亜希子の頭が置かれ、お尻が腰後ろから持ち上がる格好で、お股の真ん中が、真上を向いてしまったんです。
「ほうら、亜希子ぉ、股ぐら、鏡に、映しちゃうんやぁ」
亜希子の膝をひろげて脇腹へ持ち上げられた裸体が、少し起こされ、お股が斜めうえ向くところで、止められます。

太ももが拡げられ、膝が乳房の横にまで引き上げられている裸体の亜希子。ふかふかダブルベッドのうえで、良夫の胸に頭をおいて、背中をあぐら座りの足に置かれて、お股の真ん中を露出させてしまった大学生の亜希子です。
「ほうら、亜希子、もう少し前へ、ほうら、これくらい、ふふっ、丸見えや、いっしょにみるんやぜ」
ベッドサイドの大きな鏡へ、ぐっと近づけられて、股間と鏡の間は30cmほどです。上からのスポットが、亜希子の拡げたお股を、明るく照らしています。
「ああん、あかん、こんなかっこぉ、うち、恥ずかしいよぉ」
太ももがおもいっきりひろげられた亜希子のお股です。鏡の中には、30cmに接近したお股の真ん中が、くっきり、はっきり、映っているんです。亜希子は、鏡に映ったじぶんの恥すがたを見とめて、とっても羞恥の気持ちに見舞われちゃいます。

「ふふん、亜希子、大学生やろ、何回生なんや、大学で、なに、勉強してるんや、亜希子」
「ああん、そんなん、うち、ああん、いま、わからへん、うち、ああん」
ぱっくり、大きな鏡に近づけられて映った羞恥部を、良夫は見ながら、亜希子に小さな声ですけど、質問してきます。亜希子は、あたまのなか、真っ白状態、裸体のまま羞恥の大股開きにされてしまって、どっきんどっきん、正気の沙汰ではないんです。
「ふふん、おれ、教室の亜希子、うっとり眺めてるんやけどぉ」
「ああん、うち、こんなの、いや、ああん、ベンツ乗ってもええから、ゆるしてよぉ」
「ははん、亜希子ぉ、これ、黒い毛、やわらかいんや」
「ああん、やめて、やめてよぉ」
「陰毛、もっとつくつくやおもてたけど、柔らかいんやぁ」
「ああん、あかん、そんなんしたらぁ、あかんってばぁ」
大股開きにされて、股間を30cm前の鏡に映しだしている亜希子の、陰毛を撫ぜあげている良夫です。

     

-8-

鏡に30cmまで近づけられると、恥ずかしくって閉鎖しておきたい処が、まともに開かれちゃう亜希子なの。斜め後ろに倒されて、良夫の胸へ頭のおいて、膝をひろげ、太ももをひろげた亜希子。その真ん中が、クローズアップされちゃいます。
「ふふん、亜希子、ほら、亜希子の、おめこだよ、よく見てみろ、これ、亜希子のだよ」
良夫が、頭を胸に置かせた亜希子へ、囁いてやります。亜希子は、良夫に囁かれて、見ろとゆわれて、ふううっと細目をあけ、放心したような表情で、鏡の中のじぶんの股間を、見てしまいます。
「うううん、みたらぁ、ああん、うちのん、みたら、あかん」
膝を帯紐で括られ、首後ろへまわされて引き絞られているから、膝を閉じようと思っても、乳房の横にまでしか閉じられないんです。

「ふふっ、亜希子、恥ずかしいんかい、ええっ、恥ずかしいのかい」
「はぁあ、ああん、うち、恥ずかしいけどぉ、ああん、恥ずかしいぃ」
もじもじ顔の亜希子。ほんのり顔を赤らめ、半ば放心状態の亜希子。うしろから、良夫の手がまわされてきて、お股の真ん中へ、ぺたんと手のひらが置かれちゃいます。お股の真ん中、ぷっくらふくらんだ恥の唇、まだ閉じている亜希子の陰唇。
「亜希子、ふふん、ひらいてみようか、亜希子のおめこ」
良夫は、亜希子へ囁きながら、腰と太ももの間から手を挿しいれ、両手のひら、人差し指と人差し指の間に陰唇をはさみ、親指で、陰毛の生えぎわを掻きあげ、30cm前の鏡へ、まだ閉じられた亜希子の性器を映しだしたのです。

「ああっ、あかん、ああっ、ああっ、あかん、うち、うち、もう、ああん、あかん」
斜め上むいた亜希子の開かれた股間が、上からのスポットライトで、明るく照らされ、陰部がくっきり、鏡に映されているんです。
「ふふん、亜希子ぉ、こんなこと、学校で、してほしい、そうやろ、ゼミ室で、してほしい」
「ああん、そんなん、ちゃう、恥ずかしいこと、ゆうたら、あかんっ」
「ほら、亜希子ぉ、おめこ、ほら、どうや、開いてきたよ、見てみな」
「ああん、あかん、ああん、だめ、だめ、あかんってばぁ」
陰唇を挟んでいた手のひらが、右へ、左へ、動かされ、お股の真ん中、皮膚を左右にひっぱるから、陰唇が開きだしたんです。
「ほらほら、亜希子ぉ、なかが、みえてきたぞ、ほら、ほら、ピンクぅ」
拡げられた股間の真ん中、ピンクの縦割れが、くっきり見えたところで、良夫は、手を止めちゃいます。

     

-9-

鏡にじぶんを映すってことは、一日に何回も、日常的にしている亜希子ですけど、はだかのじぶんだって、お風呂に入るときとか、みているけれど、お股の真ん中なんて、鏡に映して見るなんて、オナニーするときに、鏡に映しちゃうことがあるけど、いつも見るのは、じぶんだけです。それなのに、風水ホテルの羞恥部屋。ダブルベッドの壁面に張られた大きな鏡に、お股を拡げられちゃって、映しだしているじぶん。亜希子は、良夫に見られていることで、とっても恥ずかしい気分に襲われています。
「ふふん、亜希子ぉ、みえてきたぜ、ほうら、なか、ぴんく、ほうらぁ」
開脚Mで鏡へ、30cmにまで近づいている亜希子を、後ろから抱きながら、手をお股へまわしてきている良夫。良夫の手のひらが、亜希子のお股へぺたんと置かれ、真ん中が左右にひろげられて、陰唇が花咲き、真ん中のピンクが見えているんです。

「うううっ、ああっ、あかん、そんなのしたら、うち、ああん、恥ぃっ」
良夫が、ぺったんと置いた手のひらを、横へひろげ、そうしてすぼめ、また、ひろげちゃいます。そのたびに、亜希子の陰唇、開いたり閉じたり。まったくそのぶぶんに触れられることなく、そとからこすられて刺激を受ける亜希子です。
「ふふん、亜希子ぉ、ほら、おめこ、みてみろ、ほらっ」
良夫の手の動きで、陰唇開いたり閉じたりを繰り返されている亜希子。手首を括られ、頭の上に置いている亜希子。膝と膝には帯紐が首の後ろをとおされ、太ももひらけて引き上げられているんです。
「ううっ、ああ、ああっ、ううっ、ああん、そんなんしたら、ああん、うち、ああ、うち」
「うちが、どないしたんや、ええっ、山野ぉ亜希子ぉ、ゆうてみい!」
ぺちゃぺちゃ、陰唇の谷間の秘密の壺が、ぺちゃぺちゃと音を立てだしてきて、亜希子は、たじたじの羞恥心です。

「ほうら、みてみろ、亜希子、ぱっくり、おめこが、ひらいてきたぜ」
良夫が後ろから亜希子をだいて、左の手をおっぱいへかぶせ、右の手指で、陰唇の外縁を押しこむようにして開いてやります。丸い入りぐちの肉襞が、くっきり鏡に映しだされます。
「ほうら、ほうら、亜希子ぉ、ぱっくり、ほおおっ、とろとろ、おしるが、流れだしてきてるぜ」
「うううっ、わぁああん、うち、ああ、ああん、うち、もう、あかんってばぁ」
お顔を鏡からそむけようとする亜希子を、良夫がニの腕で亜希子のお顔を挟みこみ、正面へ向けさせてしまいます。
「ほうら、亜希子、鏡をみろ、鏡のじぶんをみていろ!」
「はぁああ、ああ、うち、あかん、ああ、ああ、あかんってぇ」
うっとり、放心した感じに変化している亜希子の表情。ほんのり汗ばんでいる肌白いからだ。そうして赤らんだ頬。亜希子は、ぱっくりお股を開ききり、鏡の向こうの観客を、うつろな目つきで、じっと見つめているんです。

     

-10-

おっぱいをすそからゆすられていく亜希子。斜め後ろへ倒された開脚Mすがたの亜希子。良夫の胸へ頭を置いて、お尻を突き出す格好で、膝がひらけられ、太ももがひろげられている裸体の亜希子です。
「ほぉらぁ、亜希子ぉ、ぬるぬるやで、ほぉらぁ、ねばねばの糸やでぇ」
良夫の左手で、おっぱいをゆすられながら、右手で、お股の真ん中をなぶられる亜希子。陰唇を、指で左右にひろげられ、ピンクの割れ目の真ん中下から滲み出だしている粘液を、中指ですくってしまう良夫です。
「ううっ、ああん、はぁああん、ああっ、あかんっ、あかんってばぁ」
手を頭の上に置いているから、自由が利かない亜希子。胸をひろげられ、お股をひろげられ、目の前30センチの大きな鏡に、その恥ぃすがたを、映しだしているんです。

「ふふぅうん、亜希子ぉ、ほらぁ、ぺちゃぺちゃ、おと、聞こえるやろ、ほら、ぺちゃぺちゃ」
「ああん、あかん、あかん、うち、うち、あかん、あかんってばぁ」
ぺっちゃぺっちゃ、良夫が、膣の入口を刺激させながら擦っているから、恥ぃ粘液のすれあう音が、ぺちゃぺちゃ、かもしだされているんです。亜希子は、中心部分を触られないまま、ゆっくり刺激されているから、はがゆい気持に見舞われて、じんじん、感じだしているところです。
「ほうら、亜希子ぉ、鏡、見てみろ、ほうら、股の真ん中、ほうら、見てみろ」
陰唇をめくりあげられ、膣口がぱっくりひろげられ、ぷっくら膨らんだお股のぜんたいが、膣のなかから襞をせりあげていて、とろとろ粘液を、ぷくんぷくんと汲み出して、いるではありませんか。
「ほうら、ほうら、亜希子、みてみろ、膨らんで、赤らんで、とろとろやでぇ」
羞恥の沙汰です。亜希子にとっては、羞恥です。女の子にとって、いちばんの羞恥部を、あからさまに剥かれて、目の前の鏡に映されて、その羞恥すがたを見てろ、とゆわれているんです。

お股の真ん中をひろげられ、秘密の壺のなかから汲み出る粘液を、指にすくわれながら、おっぱいの先っちょをつままれる亜希子。
「うううわぁ、ああっ、ああ、ああっ」
亜希子の表情は、まるで苦虫噛むような、快感のお顔です。後ろから良夫の腕に頭を挟まれ、帯紐で膝をいっしょにタスキ掛けされた状態で、開いて持ち上げられている大学生の亜希子。恥かしい処をさらけ出されて、羞恥心にあえぐ亜希子です。鏡の向こうでは、観客たちがじっと見ているんです。亜希子が悶え打つすがたを、です。女の子の恥部を、正面に開示させた恥姿で、悶え呻く姿を、鑑賞されているんです。
「ほうら、亜希子ぉ、鏡を見ていろ、ほら、鏡を見ろ」
無意識、亜希子は、ゆわれるままに、赤らめ放心したお顔を、鏡にむけ、開示されたじぶんの高揚すがたを、とろんとした目つきで、見てしまいます。

     








































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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愛の時





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小説:愛のとき

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