愛のアトリエ(2)-1-
  1~12 2015.1.21~2015.2.10

     

-1-

真子画廊は、三条麩屋町を下がったところにある和風のお屋敷の敷地内にあります。母屋に隣接して建てられた洋館、老舗の画廊です。
「ああ、ここ、ここ、ここだわ」
浅野香苗が画廊の入口前に立って、確認し、ガラスのドアを押して中に入ります。奥から出てきたのはここのオーナー真子正也です。
「ようこそ、浅野香苗さん」
「こんにちわ、来ちゃいました、よろしくおねがいします」
真子画廊は12坪の二階建て、間口三間奥行四間、三×四で12坪です。一階は三間四方のギャラリーで、仕切りの奥の階段を昇って二階にあがります。二階はミーティングルームというかステージというか、車座になって座った真ん中で、おんな裸の催しが行なわれることがあります。シンガーソングライターのライブであったり、演舞であったり、はたまたSMチックなショーであったり、使われ方はいろいろです。二階へあがった香苗に付き添った真子正也がいいます。
「いいでしょ、この空間、でも、香苗さんは、お気に召したかな?」
「はぁああ、とっても素敵な空間だと、思います・・・・」
オーナーの真子正也とは、金閣寺の近くにある木村画伯のアトリエで、お目にかかった美大二年生の浅野香苗です。
「ここって、有名なんですよね、いやしのやかた・・・・」
この二階は、癒しの館という名前で、インターネットのサイトで有名になった場所です。行くあてのない女のこころと女のからだを、癒してもらえる館だというのです。そのことを香苗はネット検索で知りました。
「まもなく、木村先生もいらっしゃるから、待っていてください」
「はい、真子さま、木村先生がこられるまで、待ちます」
白っぽいフレアーのワンピース姿の香苗は、用意された肘掛椅子に座って、木村画伯が到着されるまで待つことになります。いいえ、今日は撮影、浅野香苗がモデルになって、木村画伯がお絵描ではなくて、デジタルカメラで撮影されるというのです。
「ああ、本棚、古い画集・・・・」
香苗の目線が側面の棚に並べられた大型の美術全集に向けられていて、呟いてしまうのです。浮世絵の春画全集、香苗はなかを開いてみたことはありませんが、春画という版画を、美大に入学してきて一年生のとき、図書館でみたことがあります。男と女の交わる容態が刷られた浮世絵です。初心な女の子だった香苗の目には、その光景が焼きついてしまって、ぱたんと本を閉じたあとも、忘れられなくなったのです。
「木村先生だって、こんな絵、描いていらっしゃるのよね」
香苗の興味は41才、新進日本画家の木村光弘画伯に向けられていて、モデルを頼まれ、承諾したのがこの前の出来事だったのです。

     

-2-

五分ほど待たされていたところへ、木村画伯が香苗がいる癒しの館に入ってきました。細身の41才、最近売出し中の新進の日本画家、木村光弘画伯、上着は茶色系のブレザーに綿ズボン姿です。生成りのシャツを着ていらして芸術家風です。
「いやぁあ、木村先生、浅野さんに、待ってもらっていたんですよ」
「こんにちわ、先生、よろしくおねがいします!」
「ああ、香苗くん、こちらこそ、このまえは、ありがとう」
癒しの館、三間四方の洋間、畳を敷いたら18畳、黒っぽいフローリング、アンティークな飾り棚、書棚。香苗が座っているのは籐で編まれた大きめの肘掛椅子、ゆったり、あぐら座りができそうな座部です。木村画伯が、白っぽいワンピース姿の香苗を見て、にっこり笑い顔でなにかしらお礼のことば。木村画伯のアトリエで、性の関係をしたことを言っているのかしら、香苗にはそこまではわかりません。
「今日は、撮影ですから、照明をつけます」
オーナーの真子正也が三脚にライトをとりつけながら、木村画伯と香苗にいいます。撮影は木村画伯ですが、お膳立ては真子がします。
「いいですね、浅野さん、いやぁあ、香苗さん、準備いいですね」
香苗が座る肘掛椅子の左斜め前2mのところから、明るいLEDライトがつけられると、香苗のすがたが麗しく浮かび上がります。
「香苗くん、ほら、こっち、カメラの方、見てよ」
カシャ、木村画伯が手持ちのデジタルカメラのシャッター音が部屋の静寂を破ります。
「はぁああ・・・・」
香苗が聴こえるか聴こえないかほどの小さな声を洩らします。ため息ではありません。気持ちがゆるんでおもわず洩れてきた女の子の音です。
「いいねぇ、香苗くん、とっても可愛い、麗しい、素敵だよ!」
カシャ、カシャ、続けてシャッターの音です。日本画家の木村画伯と真子画廊のオーナー真子正也は、美大二年生の清楚で可憐なイメージの浅野香苗をモデルにした、画集と写真集を作る計画です。それとはなしに香苗にも伝えられていますが、詳細は伝えていません。全裸、性器を丸出し、縛り、いくところまでいってしまう究極のえろす写真集を限定版で作る目的です。
「じゃあ、香苗くん、そのまま、立ってみてよ、そのまま!」
白っぽいワンピース姿、スカート部がフレアになった格好は、オードリーヘプバーンを彷彿とさせます。写真集を購入するコレクターは、若者ではなくて昭和を経験されているお金持ちのおじさんたちです。

     

-3-

籐で編んだ肘掛椅子からたちあがった香苗の手首を、真子画廊のオーナー真子正也が合わせさせます。真子は手にしたロープを、香苗の手首に巻きつけてきたんです。
「ああ、なにを、なさるの、真子さま、なにを・・・・」
「なにを、って、香苗さんの手を括っているのさ、わかるでしょ」
白い柔らかいロープが、合わせられた香苗の手首をぐるぐると三重に巻いて、手首と手首の間に通してロープの手錠にしてしまわれたのです。木村画伯はカメラを抱いて、香苗の顔を見ているだけです。
「ほうら、括られてしまったよ、浅野香苗さん、どうしますかねぇ」
香苗の手首を持ち上げて、真子がニタニタ顔で、言ってきます。香苗は、声が出せません。どうしたものか、手首を括られてしまうなんて、想定外、チラッと斜め前の木村画伯の顔を見てしまいます。木村画伯は、立っていらっしゃるだけです。
「ほうら、香苗さん、手をあげてもらいましょう、いいですね」
真子が天井から吊った滑車を通したロープを降ろします。ロープには頑丈な鉄の釣り針がつけられています。この鉄の大きな釣り針に、香苗の手首を括ったロープが括られてしまったのです。
「ああん、こんなの、こんなことして、どうするの」
不安げな面持ちで香苗が助けを呼んでいるとでもいうように、木村画伯のお顔を見ます。でも、木村画伯は、相変わらず無表情で立っておられるのです。
「木村先生、ちょっと吊りあげましょうか」
まだ香苗の手首は顔の前です。その手首を吊りあげましょうかと、木村画伯に問うているのです。木村画伯は、うんうんとうなづいて、真子は滑車を通して降ろした鉄の釣り針をするするっと引き上げてしまうのです。
「ああっ、いやぁああん、こんなの、いやぁああん」
足裏は床に着きます。手首から腕が少したわむところで止められてしまった香苗です。
「木村先生、お写真を、撮ってくださいよ!」
香苗のそばから離れられた画廊のオーナー真子正也が、照明を香苗に当てて、浮き上がるようにします。カシャ、カシャ、木村画伯がカメラを横位置、縦位置と構えてシャッターを切られます。

     

-4-

真子画廊の二階は癒しの館。館とはいってもワンルーム、三間四方の9坪、18畳の広さです。広いといえば広いけど、狭いといえば狭いです。アンティークな洋間、その真ん中に置かれた肘掛椅子から立たされた香苗。手首を括られて天井から降ろされたロープの先、鉄の大きな釣り針に留められてしまったのです。鉄の釣り針のロープは天井に取り付けた滑車を通って、真子正也の手に握られています。
「ああああっ、こんなの、ああっ」
手を頭の上に伸ばして、足裏が床に着くところで少しの余裕がもたれて、止められてしまった香苗です。カシャ、カシャ、木村画伯が手に持ったデジタルカメラで、この香苗の姿を、写されます。白っぽいワンピース姿、スカートがフレアーになっていて、腰には細くて赤いベルトを巻いていてアクセントです。
「裸にしちゃいましょう、服を着た浅野香苗なんて、興味ないでしょ!」
「そうだな、乱れた洋服を着てるのは、いいけどね」
「そうですね、木村先生、適当に露出させましょう」
画廊のオーナー真子と木村画伯が、手を頭の上にあげさせた芸大二年生の香苗を見ながら、会話しています。
「そうだね、真子さん、スカートだね、めくりましょう」
「それじゃスカートを、めくりあげちゃいましょうか」
「ああん、いやぁああん、そんなことぉ」
真子が香苗が着けたワンピースのスカートを裾から持ち上げてきて、ひろげて、腰から股間が見えるところまで引き上げてしまいます。引き上げたスカートは裾から丸められて、腰の赤いベルトにくわえさせ、落ちないように留めてしまわれます。
「おおおおっ、ナマ足にパンティだけじゃないですか、この子!」
生成りのパンティ、ブラジャーと同じ素地のインナー、可愛いレースのフリルで縁どられた白っぽいパンティです。
「ふううん、この子、浅野香苗、芸大のなかでも人気の女子だよ、その子がねぇ」
「まあまあ、裸にしちゃえば、それはただの女、芸大もなにも関係ないよ」
身長は160㎝、体重は50㎏足らず、思いがけなくも香苗のすぼんだ腰からのお尻が丸くて大きいんです。
「脱がせますか、パンティ」
「脱がせましょう、パンティ」
大人の男がふたり、スカートをめくりあげ、パンティを露出させた香苗を観察しながら、にたにた顔で会話です。それを聞いている香苗は、手を上げられたままの棒立ち状態だから、なす術がありません。

     

-5-

手首を括られて頭のうえに持ちあがり立ったまま香苗。スカートをめくられてしまって、腰まわりはパンティだけです。可愛いレースのフリルで縁どられた白っぽいパンティです。この香苗の腰まわりを観察していた真子正也が、パンティの腰上に手をいれ、脱がしていくのです。
「ああん、真子さまぁ、ああん」
「ふふふん、香苗さん、みえちゃうぞ、みえちゃうぞ!」
パンティはお尻から抜かれ、するすると腰から太腿のつけ根のところまで下ろされます。香苗の陰毛が露出して、白い肌に黒い茂みが、木村画伯と真子正也の目を釘付けにしてしまいます。
「ふふふん、もうちょっと、下げましょうか、木村先生」
「そうだな、もうちょっと降ろして、股間の下まで」
「そうしましょう、もう少し、下げましょう」
微妙に隠されていた股間になる処から、数cmですけどパンティが降ろされます。そうして香苗の股間の前が丸出しにされてしまったのです。
「ああん、いやぁあ、ああん、先生、ああん、真子さまぁ」
「ほうら、香苗さん、足をひろげてみましょうか」
真子正也が香苗の足元で膝まづき、双方の足首をもってひろげさせます。
「ああん、真子さまぁ、ああっ」
20㎝ほどひろげられてパンティが膝のうえまで降ろされます。そうしてあと10㎝、20㎝と香苗の足首がひろげられます。40㎝ほどひろげられた香苗の足首、八の字になった足から膝、そうして太腿です。パンティが膝のところで紐状になっています。
「木村先生、お写真に撮られますか、このスタイルで!」
画廊のオーナー真子正也が、香苗のまえから後ずさりして、離れます。木村画伯は、低いアングルからカメラを構えられ、何枚かシャッターを押されます。
「ううっ、いいねぇ、香苗くん、ぷっくら、こかんが膨らんでるね、いいねぇ」
香苗の黒い茂みは多い方です。お尻も腰も大きい、こうして剝かれてしまうと、まん丸いお尻がなんとも艶っぽいんです。
「ああ、抱きつきたいねぇ、いいかなぁ、抱きついてもぉ」
木村画伯は、よだれをたらしそうな口元で、香苗の露出部を眺めておられます。そうして口から出てきたことばは、抱きつきたい、というのです。
「いいですよ、木村先生、抱いちゃなさいよ、いいんでしょ、香苗さん!」
癒しの館のアトリエで、手を頭上に引き上げられた二十歳の芸大生浅野香苗が、パンティを降ろされ、足をひろげられて股間を露出、その腰からお尻を木村画伯に抱かれてしまうのです。

     

-6-

むきだされた香苗の下半身。上はワンピースを着たまま、手首は括られて頭上へ持ち上げられたまま、お尻が露出し、股の前が露出し、太腿が、膝が、露出した芸大二年生、二十歳の香苗です。
「おおっ、あったかい肌、お尻、うううっ、いいねぇ」
「いやぁああん、先生、こそばい、こそばいですぅ・・・・」
ここは真子画廊の二階、癒しの館です。女子が癒され男子が癒される、そんな目的で名づけられた癒しの館、三間四方のアンティークなワンルームです。
「いい、いい、香苗くん、いいお尻だねぇ」
立たされたまま、足をひろげられ、パンティは膝と膝のあいだで紐状になっている香苗です。木村画伯が膝まづき、香苗のお尻に抱きついて、陰毛のうえへ、お顔をあてがっていらっしゃるんです。お尻にまわった木村画伯の手が、そぞろ撫ぜまわし、香苗のたっぷりお尻、その肌感触を楽しんでいかれるんです。
「ああん、いやぁああん、こそばい、こそばいですぅ」
手を頭の上にあげたまま、吊られているからおからだ立てたまま、ゆすることはできても逃れることができない香苗。
「ふふふん、香苗くん、股ぐら、ふふふん、柔らかいんだぁ」
木村画伯が、右の手をお尻から前へとまわされて、香苗の股間へ手の平を上向け、お指を挿しこまれだしたんです。左の腕では香苗の裸のお尻を抱いていて、右手で股間を弄ろうというのです。
「パンティを取ってしまおう、そのほうが、いいねぇ」
股間を弄られるまえに、膝で留められていたパンティを、脱がされちゃう香苗です。真子も手伝います。足をあげさせ、紐状になったパンティを足首から抜いてしまいます。右足首と左足首の両方から抜き取られてしまった可愛いレースのフリルで縁どられた白っぽいパンティ。真子が紐状からパンティの形にひろげて、香苗の足元に置かれます。
「ほうら、香苗くん、いい格好だよ、素敵だねぇ!」
「いやぁああん、先生、こんなの、恥ぃですぅ!」
正面の壁にはめられた大きな鏡に、自分の半裸姿を映しだされて、目をあけていると見えてしまう香苗です。
「どうします、木村先生、足を、ひろげちゃいますか、ねぇ」
「そうだな、ひろげてしまいましょう、それがいいね」
香苗の足首を、1mの棒で拡げ括ってしまうという四十男ふたりの魂胆なのです。

     

-7-

1mの棍棒、その両端にはベルトがつけられていて、足首が括られてしまうのです。三間四方の癒しの館、その真ん中で手首を頭上に持ち上げられた香苗。パンティを脱がされ、下半身を剝き身にされて、その足首を1mに拡げられてしまうのです。
「いやぁああん、先生、こんなのぉ」
「いいねぇ、香苗くん、股の間が、丸見えだ!」
木村画伯が床にあぐら座りで、香苗を足元から見上げる格好です。
「ほおおおっ、いいねぇ、さわっちゃうかなぁ、香苗くん!」
ひろげられた香苗の太腿、そのうちがわに両手の甲が置かれて人差し指が、股間に当たるよるうにされる木村画伯。香苗の股間の真ん中、ぷっくら膨らむ柔らかい唇のそとがわを、左右の人差し指で挟んでしまわれたのです。
「はぁああ、いやぁああ、先生、そんなとこぉ」
「おおおおっと、うごいちゃだめだよ、香苗くん!」
芸大二年生、二十歳になったばかりの可愛い香苗です。下半身を剝き出され、その股間に手をいれられて、腰をくねらせてしまったのです。
「そやかってぇ、先生、あああん、立ったままなんて、つらいですぅ」
手首は吊られて頭の上、足首は1mに拡げられて足裏は床にペタンと置いた格好、半裸の香苗です。ほとんど身動き取れないまま、股間をさわられるのですから、香苗、いい気持になんてなれません。
「手を降ろさせて、座らせましょうか、木村先生」
香苗の苦痛をみている真子が、香苗を椅子に座らせましょうかというのです。もとから座っていた籐の肘掛椅子へ、香苗を座らせ、たっぷりと楽しもうとおっしゃっているのです。
「そうだな、香苗くん、そのほうが、いいかな」
香苗は、その言葉を聞いて、少し安堵です。
「はぁああ、座らせてください、座りたいですぅ」
「そうかい、香苗くん、そのほうが、たっぷり、楽しめるよね」
「はぁああ、たっぷりだなんてぇ、どゆことなんですかぁ・・・・」
立っていて、手を頭の上にしておかれるのは辛い。椅子に座るというのは、とっても気持ちが落ち着きます。たとえ手足をひろげられてしまうとしてもです。真子が天井からのロープを降ろします。手首が降りてきて、からだを曲げられるようになる香苗。足は1mに拡げられたままですが、剝き身になったお尻ですが、籐の肘掛椅子に着かせてもらえたのです。

     

-8-

籐で編まれた肘掛椅子に座らされた香苗。手首には、まだ白くて柔らかいロープが巻かれたままです。ワンピースを着たまま、スカート部分はめくられて、腰に留められています。パンティはすでに脱がされているから腰から下半身は露出しています。なによりも足首は、1mの棍棒でひろげさせられているのです。
「それじゃ、いまから、浅野香苗くんを、お料理しましょうか、木村先生!」
癒しの館のオーナー真子正也が、うっとりしている香苗を見ながら、絵師の木村画伯におっしゃるのです。
「そうだね、真子さん、楽しみたいね、たっぷり!」
「そうでしょ、木村先生、見るところ、この子は、マゾッ気たっぷり」
「そうか、そういえば、香苗は積極的だった、そうだったね!」
木村画伯が、肘掛椅子に座った香苗に、問いかけるようにいいます。香苗は、うつむいたままで応えはしませんが、否定もしません。二十歳になった香苗には、内心、それは自分の性の欲求を、満たせてもらえることなのです。
「それじゃ、香苗くん、括りなおし、しましょうか」
真子が香苗の手首を括ったロープを解きます。解かれた香苗の手は自由になります。でも、香苗は自然のまま、からだの力を抜いていて、なされるがまま、まるでお人形です。
「ほうら、服を脱ごうね、香苗くん!」
白っぽいワンピース、背中のファスナーがおろされ、腰のベルトがはずされ、まとまったスカートから上が、脱がされてしまいます。
「かわいいね、香苗くん、シルクのスリップ、それにブラジャー、清楚だねぇ」
「ああん、真子さまぁ、でも、ああ、あしが・・・・」
「足、そうだね、これも括りなおしだ、お膝に括ろうか!」
足首を留めたベルトがはずされます。両端にベルトが付いた1m棍棒は、そのまま香苗の膝をひろげさせ、皮ベルトで留められてしまうのです。
「ああっ、真子さまぁ、こんなの、あああっ!」
1mの棍棒にひろげられてしまったお膝です。真子正也が、その棍棒の真ん中を握って、持ち上げてしまったのです。木村画伯が、カメラを構えていて、あらたに淫らな格好になる香苗を、お写真にしてしまわれるのです。カシャカシャカシャ、シャッターの音が癒しの館に響いていきます。

     

-9-

1m棍棒の両端に括られた香苗の左右の膝は開いたままです。下半身裸の香苗。1m棍棒を真子が持ち上げ、そのまま香苗の胸に近づけられてしまいます。
「手も、括っちゃいましょ、膝といっしょに」
1m棍棒を握っていた真子正也が、木村画伯に棍棒を持ってもらいます。
「ほぉおおっ、丸見え、丸出し、いいねぇ、いいねぇ!」
「いいでしょ、先生、たっぷり楽しみましょう」
木村画伯は、棍棒を持ち上げたまま、ひろがってしまった香苗の股間を見つめます。
「そうだね、たっぷり、浅野香苗をかわいがってやりましょう」
「恥ずかしいこといっぱいさせて、かわいがってやりましょう」、
オーナーの真子正也は、木村画伯と話しながら、ロープが解かれて自由になった香苗の手の肘を、ひろげさせ、膝に括りつけるのです。両腕の肘が1mの棍棒にひろげて括られると、香苗のからだは太腿がひろげられたまま、持ちあがってしまう格好です。腕もひろげられてしまうから、香苗はもう身動き取れなくなってしまうのです。
「ほうら、香苗くん、恥ずかしい?」
「ああん、いやぁああん、こんなの、恥ぃですよぉ、ああん」
「そうだろうね、恥ずかしいんだろうね、ここ、丸出しなんだから」
籐で編まれた肘掛椅子のうえで、1mの棍棒で膝をひろげて括られ、そこへ腕をひろげて肘を括られてしまった芸大二年生、二十歳になったばかりの香苗。四十過ぎのおじさんに、恥ずかしい処をみられてしまう羞恥心にまみれます。
「スリップをめくって、ブラをはずして、やりましょうか」
「そうだね、それがいい、そうしよう」
まだ身につけたままのシルクのスリップ。それがめくりあげられます。それから乳房を隠すブラジャーの、背中のホックがはずされてしまって、シルクのスリップとレースのフリルがついたブラジャーを、首うしろにまわされ、留められてしまったのです。
「ふふっ、準備完了、どうですか、木村先生」
「いいねぇ、さすが真子さんだ、これなら!」
肘掛椅子の正面に立った木村画伯と真子正也。木村画伯がカメラを構え、香苗の羞恥姿を撮っていかれるのです。

     

-10-

癒しの館って、男のひとが癒されるのか女のひとが癒されるのか、それとも男のひとと女のひとが一緒にいて癒されるのか、どうなのかしら。ここは三条麩屋町を下がったところにある和風のお屋敷、そこにある真子画廊の二階です。芸術大学二年生の浅野香苗がモデルのバイトで知った木村画伯と画廊のオーナー真子正也が、二十歳になったばかりの香苗をモデルに、写真集とDVDを制作しようとされているのです。写真集は限定版でリアルな場面が撮られます。それといっしょに4Kビデオカメラでも撮られていきます。
「だから、木村先生、見て、鑑賞して、写真に撮って、DVDにして!」
「そうだね、写真集は、豪華本にしてみたいね、DVDだってね」
籐で編んだ肘掛椅子には、ほぼ全裸の香苗は置かれています。置かれているというのは、1mの棍棒で膝をひろげさせられ、腕の肘がこの膝のところに括られている格好だからです。座っているというより、恥ずかしい処を丸出しにされて、置かれているんです。
「ああん、木村先生ぇ、いやぁああん、真子さまぁ」
「ふふふふ、香苗、もう感じてるんじゃないのかい?!」
「ああん、恥ずかしいです、こんなの、恥ぃですぅ」
「そりゃあ、そうだろう、おめこ、おっぱい、丸出しだもの、ねぇ」
香苗のお顔が赤みを帯びて、羞恥のなかにおかれているのが、木村先生と真子正也にはうずうず、胸キュンしてしまうところなのです。
「ふふん、見てあげよう、いいね、先生、カメラの用意、いいですか」
真子正也が肘掛椅子の前においた丸椅子に座って、香苗の正面にです。目の前に香苗のひろげられた股間があります。二十歳の女の子の股間は、ゴムのような淡い茶色と白い肌色、それに恥丘の黒毛の茂みからはみ出して、陰唇まわりにちょろちょろと、黒い毛が生えているんです。癒しの館は三間四方の洋間です。天井からの照明とフロアーからの照明で、香苗の羞恥姿がくっきりと、浮かびあがっています。
「はぁああ、ああん、ああっ、ああっ!」
「ほうら、ひらいてきたよ、香苗ちゃん、ふふん、男のアイドル香苗くん!」
真子正也の手の平を、ペタンと陰唇を挟むようにして置かれた香苗です。
「ああん、だめだめ、恥ずかしいんです、わたし、ああん」
1mの棍棒で膝を括られ斜め後ろに倒れた格好だから、されていることが見えてしまいます。真子が股間の真ん中をひろげだし、そこへ木村画伯がカメラを向けられます。カメラアングルは、香苗のおっぱいからお顔もいっしょに、写りこむようにされるんです。

     

-11

1m棍棒の両端にお膝をひろげて括られている全裸の香苗です。そのうえ両腕がひろげられ肘がお膝と一緒に括られているんです。
「ほうら、香苗ちゃん、丸見えだよ、いいねぇ」
「いやぁああん、真子さまぁ、ああん」
「ふふん、陰唇、ひらいて、膣口、ひらいて、おおっ」
カシャ、カシャ、真子正也がひらいていく香苗の秘唇を、木村画伯が写真に撮っていかれます。それから4Kビデオカメラで、録画もされていかれるんです。
「いいねぇ、ピンクだよ、香苗ちゃん、きれいな色だねぇ」
「ああん、いやぁああん、ああっ、みちゃ、いやぁああん」
肘掛椅子の背凭れに背中を置かれている香苗。お尻を前へずらされ、ひろげられた股間が、斜め上を向いています。癒しの館のオーナー真子正也が、丸椅子に座って香苗のお尻の前にいるんです。
「ふふふん、こうして、こすって、香苗ちゃん、感じるだろ!」
香苗の股間、陰唇を挟むようにして左右の手の平を置いている真子正也です。ペタンと置いた手の平を、左右にひろげると、チューリップの花がひらくように陰唇がめくれあがります。
「ああん、いやぁあ、ああん、真子さまぁ」
真子正也の手の平が、左右から真ん中へすぼめられます。ひらかれ、すぼめられ、開かれ、窄められる芸大の二年生、二十歳になったばかりの香苗の股間、縦割れの唇なのです。
「こうして、ねっ、擦れるようにして、ねっ、いいでしょ、香苗ちゃん!」
癒しの館オーナー真子正也、41才おじさんのテクニックです。
「あああん、ああああん、いやぁあああん!」
「いいだろ、いいでしょ、ふふふん、香苗ちゃん!」
ぺちゃぺちゃといやらしい音がしてきます。ペタンと置いた手の平で、陰唇の外側からゆっくりと動かされ、陰唇の内側をこすりつけられる香苗です。
「あああん、ひぃいい、ひぃやぁああん」
こすられて滲み出てくる香苗のおまんこお汁です。ぺちゃぺちゃの音が醸されるのはそのせいなんです。
「こうすると、ほうら、香苗ちゃん、女の子、よろこぶんだよなぁ!」
普段は清楚で清純な芸術大学二年生の香苗ですが、裸にされて陰唇と膣の入り口をこすられると、その鈍い刺激に、香苗のからだが、奥底から翻弄されていくんです。

     

-12-

めくられてしまった香苗の陰唇、縦割れのピンクの谷間が露出です。カメラを構えていらした木村画伯が、香苗のおまんこを見て、興奮されています。カメラをテーブルに置いてしまって、生唾ごっくん、はぁああって呻くようなお声をだされています。
「先生、かわりましょうか、いいですよ」
真子正也が木村画伯の興奮をみて、お触りする役を代わろうかとおっしゃるのです。木村画伯は、うんうんとうなづき、入れ替わってもらいます。
「香苗くん、いいね、ぼくが、してあげるから、いいお声でなくんだよ」
「はぁああ、ああん、先生、ひどいのにしたら、いやですよぉ」
「ふふん、やわらかく、ソフトなのしてあげるよ、うっふふっ」
木村画伯は、可愛いくて清純可憐なイメージの香苗の股間を見て、女を感じてしまって、弄りたい衝動なのです。肘掛椅子の背凭れに背中をつけてお尻を前にずらされている香苗です。お膝は1mの棍棒でひろげられています。股間が斜め上向いています。腕の肘が1mにひろげられ膝に括られています。おっぱいもおまんこも隠しようがない全裸の香苗です。
「ああっ、あああん、はぁああん」
「いいねぇ、ヌルヌル、香苗くんのおまんこ、お汁だ、ねぇ!」
ひろげきられた太腿、それにつらなる香苗のお股。木村画伯が右手のお指二本、中指と人差し指を、香苗の蜜壺に挿しこまれます。
「ほうら、おおっ、香苗くん、やわらかいぃ、ヌルヌルだぁ」
「はぁああん、ああっ、先生、ああん、ああっ」
「いいねぇ、すばらしい、締めてくるのかぃ、おおっ!」
「いやぁああん、そんなぁ、あっ、あっ、ああっ!」
陰毛が茂っているその下部の縦割れ唇です。陰唇が椿の花弁のように開いていて、お指が挿された蜜壺から、とろとろのお汁が噴出してきます。
「おおっ、木村先生、すばらしい子ですね、感じてるんですよ!」
その光景をみている真子正也が、肘掛椅子のうしろに立って、手を香苗の胸に落としてきます。真子正也にはうしろから、ぷっくら膨らむおっぱいを、まさぐられてしまうんです。
「浅野香苗って、可愛い顔してるけど、想像以上に猥雑なんだぁ」
「女の子って魔物だよ、心奪われちゃうんだ、メロメロにしてくれる」
「いやぁあ、ああっ、ああん、そんなことぉ、ああん、ゆうたらぁ、ああっ」
「いいねぇ、ぺちゃぺちゃ、音がすばらしい、ゾックゾックだぁ」
肘掛椅子に置かれた二十歳の香苗、はだかの股間を仰向かせてひろげられ、木村画伯のお指二本で膣のなか、こすられ弄られているのです。

     


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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