愛欲アトリエ(3)-1-
  1~9 2014.7.12~2014..7.29

     

-1-

浅野香苗は、京都にある美大で日本画を学んでいる二年生、二十歳になったところです。
嵯峨野の大きなお屋敷のなかに、日本画の新進画家、木村光弘のアトリエがあるんです。
そのアトリエへ、木村光弘の親友、東京住まいで美術評論家の佐伯二郎が来訪です。
香苗も佐伯二郎という名前は、美術雑誌の記事を書いたりされているから、知っています。
木村先生と佐伯先生は、高校の同窓生だそうで、いまや画家と評論家という立場です。
「新人発掘、二十歳の子っていうのは、この子かぁ」
「そうだよ、佐伯、なかなかの美女だろ!」
「うううん、なかなか、美しい子だ、日本画の新人発掘、京女、はたち!」
木村先生と佐伯先生の会話を聞かされている香苗には、夢のようなお話です。
あの美術雑誌の新人発掘ページに、紹介される、そう思うと、とっても嬉しい気持ちです。
「だから、香苗、佐伯先生には、自分をアピールしなくちゃあ」
「はい、木村先生、わかりました、佐伯先生、よろしくおねがいします」
ぎこちない言葉使いで、京女の香苗が、佐伯先生に挨拶です。
木村画伯も佐伯さんも、お年は39才、木村画伯は独身ですが、佐伯さんは妻帯者です。
「京都の嵯峨野、あの竹の道を通ってきたけど、なつかしかった」
「佐伯先生も、京都の方ですよね、大学が東京の大学で、したよね」
「そうです、香苗さん、よく御存じで、ぼくは、うれしいよ」
佐伯さんは、目の前の香苗のお顔を見ながらも、香苗の太ももをちらちらと見ています。
ミニスカート、ブラウス、淡いピンク系でまとめた香苗のイメージ、可愛い女の子です。
木村先生とは、濃密な関係になっている香苗ですが、今夜は佐伯さんの物になります。
「なんでも、いけるように仕込んであるから、そうだろ、香苗」
「いやぁあん、木村先生、そんなこと、だめですよぉ」
「実をいうと、佐伯は、女の子を縛りたい、そうだよな」
木村先生が佐伯先生に、そんなことを言っているのが、香苗にも聞こえます。
香苗、それが、自分のことを指されている、というのがすぐにはわかりませんでした。

     

-2-

美術評論家の佐伯二郎は、京都嵯峨野にアトリエを構えている木村光弘の同窓生。
そのアトリエに美大二年生の画家志望の女子が、モデルをしていると聞いたのです。
モデルをしている浅野香苗を、木村先生のアトリエで紹介されて、一目惚れです。
香苗は京都生まれの京都育ち、お家は上七軒のお茶屋に出入りする京料理屋です。
しっとり、京都の女の子らしく、育てあげられてきた女子、何処から見ても可愛い美女。
そんな香苗を、画家の木村先生から紹介され、雑誌の記事にする約束で、会ったのです。
「ああん、佐伯せんせ、こそばいですよぉ」
アトリエの横に造られた四畳半の恥部屋、佐伯先生二人だけになった香苗が抱かれます。
ミニスカートにブラウス姿の香苗は立ったまま、うしろから抱かれて、うなじに触れられます。
「いいんだろ、浅野香苗くん、さいごまで、いいんだろ」
「はぁああ、それわ、なりゆきしだいで、そうなるかも、ですぅ」
うしろから抱かれ、右腕が胸にまわされ、左の手指で香苗の耳うしろが撫ぜられたんです。
こそばさに身をすくめ、でも細い刺激が伝わってくる香苗、唇をかるく噛んでしまいます。
恥部屋は四畳半の和室、廊下と部屋のあいだは障子、廊下の向こうには和風のお庭。
お部屋の前の坪庭に、石が組まれたあいだには、紫陽花と桔梗の花が咲いています。
「ああっ、はぁああっ、だめですよぉ、せんせ、ああっ」
小さなお声、香苗の口から洩れ出てくるのは吐く息に交じる呻くようなお声です。
佐伯先生が香苗のブラウスの、ボタンをはずしてそのなかへ、右手を入れられたんです。
インナーはキャミソールにブラジャー、そのうえから、まさぐられていく香苗です。
「いいでしょ、香苗くん、縛っても、いいんだよね!」
佐伯先生が手にされたのは、白くて柔らかい素材のロープ、香苗、手首を縛られます。
はだけたブラウスの前で、交差させた手首に、ロープが巻かれてしまった香苗。
その質が香苗には備わっているのかも知れません、もう、うっとりしたお顔になります。
「ああっ、あああっ」
手首に巻かれた白いロープが、お部屋と廊下を分ける鴨居に括られてしまったのです。
香苗、手首が額につく高さに留められ、足裏が廊下と恥部屋を仕切る敷居のうえです。
「いいね、ぞくぞくしちゃうよ、香苗くん、ここは京都、嵯峨野、静かだねぇ」
手を額においた香苗を、1mほど離れたところから、目線でなめていかれる佐伯先生です。

     

-3-

佐伯先生がコンパクトなデジタルカメラを持ち出し、立ち姿の香苗をお撮りになります。
「ほうら、香苗くん、こっち、向いて、カメラに目線を!」
お庭をうしろにする格好なので、シャッターが押されるとストロボが、ピカッと光ります。
「はぁああ、こんなの、お写真するの、恥ずかしいですぅ」
ブラウスのまえが乱れているとはいっても、まだミニスカートを着けたままの香苗です。
「ふふん、香苗くん、写真集、二冊だけつくって、もちもちにしようか、ねぇ」
「いやぁあん、そんなこと、ひとが見たら、恥ずかしいですよぉ」
「そうかなぁ、香苗くん、雑誌のグラビアに、写真が載る、いいじゃない?!」
何枚がシャッターが切られたデジタルカメラ、三脚にセットされておかれます。
佐伯先生は、可愛い美女さん香苗を、鑑賞かねて裸にし、お弄りされていくんです。
「あああん、せんせ、いやぁああん」
ボタンがはずされていたブラウスを、脱がされてしまう香苗、脱がされ手首にまかれます。
香苗が着けているものは、薄い肌色系のキャミソール、生成りでピンクの花柄ブラジャー。
ウエストから下は、ひらひら薄地のミニスカート、その下穿きはブラとセットのショーツです。
「だから、ねぇ、東京スタイルもいいけど、香苗くんは京女、着物がいいよなぁ」
佐伯先生、三十九歳、東京居住で妻子あり、雑誌には、そうゆう情報が載っていました。
「はぁああ、きもの、きものすがた、わたし、好きですけどぉ」
上七軒は花街のようすを、見聞きしてきた香苗には、やっぱり和風が好きです。
「ほんなら、今日は、このスタイルで、スカートから、だね、脱がしてあげるよ」
手首を交差させて括られて、額のまえに置く格好で立っている美大二年生の香苗です。
スカートが脱がされ、ブルマが脱がされ、ピンクの花柄ショーツだけになった香苗。
白い太もも、お膝だって白くて可愛い、いいえ足首だって、爪先だって、ぽっちゃり。
「はぁああ、せんせ、いやぁああん、こそばい、こそばいったらぁ」
キャミソールをめくりあげられ、ブラジャーのホックがはずされ、わき腹を撫ぜられたんです。
「かわいい、香苗くん、とっても素晴らしい、いい、おっぱい、してるねぇ」
「ああん、せんせ、そんなこと、ゆうたら、いけませんですよぉ、ああん」
ぷっくらと膨らむ香苗のおっぱい、ブラがはずされ、佐伯先生の手に包まれてしまいます。

     

-4-

キャミもブラもめくりあげられ、交差させた手首に巻く格好で、まとめられた香苗。
あとは生成りでピンクの花柄ショーツ、それだけを穿いている美大二年生の香苗です。
佐伯先生は、カッターシャツを脱ぎ、ズボンも脱いで、シャツとブリーフだけの姿です。
そうして手首を括って額においた香苗を、立ったまま、正面から、抱いてしまわれます。
香苗の身長156cm、佐伯先生は175cm、香苗、抱かれてしまうと、頭がお顔の下です。
「ああん、さえきせんせ、はぁああん」
佐伯先生が香苗を抱いてかがんで、香苗のおっぱいに唇をつけてきちゃいます。
ぷっくらとふくらんだ乳房へ、手を使わずに、頬と唇とお舌を使って、愛撫されるんです。
「いいねぇ、いい匂い、いい味、香苗くん、素敵だよ」
乳房のうえを這わせていた唇を離して、香苗に声をかけ、そうしてこんどは乳首を吸います。
ぷちゅぷちゅ、佐伯先生の唇に、左の乳首を挟まれた香苗、ぴりぴりの刺激です。
「はぁあ、ああっ、せんせ、だめ、あああっ」
ぷちゅ、ぷちゅ、ぺろぺろ、むちゅむちゅ、おっぱいにお顔を動かされて、舐められます。
乳首を唇に挟まれ、揉まれてきて、引っ張られてきて、じんわりと刺激されていく香苗。
そうして、香苗を抱いた佐伯先生の、右の手がはずされ、お腰がまさぐられだします。
ショーツを穿いたまま、お尻が撫ぜられ、太ももの根っこが触られ、ああ、指がなかへ。
太もものつけ根から、右手のお指でショーツの縁がめくられ、手をなかへ入れられます。
その手はいったんひきぬかれ、こんどはおへそのしたから、手を入れられてくるんです。
「ううううっ、ふうううっ」
唇が佐伯先生の唇で重ねられ、香苗、キッスをされるなか、股間がまさぐられるんです。
「ううっ、ふうううっ、ふうううう」
四畳半の和室、羞恥部屋、その畳と廊下を分ける敷居と鴨居、香苗、そこに立っています。
手首を交差させて括られて、残りの白いロープは鴨居にとおされている香苗。
生成りでピンクの花柄ショーツを穿いただけの香苗、清楚で可憐な美女、二十歳です。
「ああ、せんせ、立っているのが、しんどい、つらい、座りたいですぅ」
離れて眺められている香苗、ショーツだけの半裸姿を、お写真に撮られていきます。
「ふふ、香苗くん、そうだね、座るのが、いいかね」
籐で編まれた肘掛椅子が、羞恥部屋にあるから、それを敷居まで寄せられてきます。
香苗がここに座って括られて、お股をひろげ、佐伯先生を受け入れていくんです。

     

-5-

美術大学の二年生、日本画を専攻する浅野香苗を、美術評論家の佐伯二郎先生。
京都嵯峨野にアトリエを構えている木村光弘は、香苗を指導する美大の教授です。
東京住まいの佐伯先生は、木村先生と高校の同級生、香苗のからだを共有する。
香苗だって、美術評論家の先生に認めてもらって、デビューしたいと思うから。
「はぁああ、ショーツ、取っちゃうんですかぁ」
手首を括られたまま、唯一花柄ショーツを穿いている香苗、肘掛椅子に座るときです。
「そうだよ、香苗くんは、素っ裸、自然のままが、いいよねぇ!」
中腰になられた佐伯先生が、香苗の腰へ手をかけ、穿いているショーツを脱がせます。
「あああん、さえきせんせ、恥ずかしいですぅ」
まだ肘掛椅子に座るまえで、太ももからお膝をぴったしくっつけていた香苗ですが。
お尻を剝かれ、太ももの根っこまでショーツを降ろされ、陰毛が露出させられてストップ。
「さあ、お座り、椅子に、座って、いいよ、美大二年生の香苗くん」
でも、香苗、座ると、手首を括られた白いロープがそのまま、手が吊られてしまう。
頭の上の鴨居に通された白いロープ、籐で編まれた肘掛椅子に座った香苗です。
香苗が穿いた生成りの花柄ショーツ、佐伯先生ったら、たっぷり楽しみながら脱がすんです。
「あああん、だめですよぉ、ああん!」
手が使えない、お膝をぴったしとくっつけていても、紐状になったショーツを脱がされます。
和風のお庭と四畳半の羞恥部屋、その間の籐で編まれた肘掛椅子に、全裸の香苗。
「いいねぇ、香苗くん、二十歳になったんだってねぇ、若いねぇ」
中腰で香苗の前に立っている佐伯先生が、香苗の裸体を見つめながら、おっしゃいます。
香苗、じろじろ見られて、それは裸、素っ裸、めっちゃ恥ずかしい気持ちになってきます。
「それなら、いいこと、してあげよう、香苗くん、きっと、よろこぶよ、ふふっ」
佐伯先生、1mの棍棒、両端にはベルトが二つ付けられ、紐が巻かれた棍棒です。
香苗、その棍棒を見てしまって、ハッと驚きが胸に詰まってきて、ドキドキしてきます。
「これ、わかるかな、わかるよね、香苗くん!」
「はぁああ、なんですかぁ、へんな棒ですけどぉ・・・・」
「そうだなぁ、香苗くんの、膝をひろげて括ってしまう、いいよねぇ」
「ええっ、膝をひろげて、ですって?」
佐伯先生が、肘掛椅子にお尻を置き手腕を頭上にあげた素っ裸、香苗の前に座られます。
1mの棍棒の右端が膝上に、香苗からみれば左膝上へ、置かれて、皮ベルトが太もも側へ。
香苗、なにも穿いていないお股を、お膝の開き幅として、1mも左右に拡げられるのです。

     

-6-

和風のお庭とは廊下を介した四畳半の羞恥部屋、香苗は籐の肘掛椅子に座っています。
1mの棍棒の両端につけられた皮のベルトが、香苗の両膝に巻かれひろげられています。
「ほうら、香苗くん、どうだね、こんな格好、ぼく、好きなんだよなぁ」
素っ裸にされた美大二年生、日本画専攻の香苗、可愛くて上品な顔立ちが、赤らみます。
「ああん、手が、足が、こんな格好、恥ずかしいですよぉ」
「そうだね、手、手は膝に括って、それがいいんだよね」
午後の羞恥部屋、お庭からの自然の光で明るいから、香苗、とっても恥ずかしいです。
手首を括っていたロープが解かれ、それぞれの手首が、こんどは膝の1m棍棒の両端に。
足を留めるベルトと手を留めるベルト、いまは膝と手首をひろげまとめて留められます。
「ほうら、香苗くん、うるわしい、うつくしい、素敵だ、とっても!」
膝と手首をひろげて留めた1mの棍棒が、もちあげられ、香苗の姿がM形になったのです。
棍棒の両端に巻かれたロープが引き上げられて鴨居に渡され、止め置かれる香苗です。
手首と膝が1mにひろげられて括られてしまった香苗、ブランコ状になった1mの横棒です。
籐で編まれた肘掛椅子に、香苗のあられもない全裸開脚Mのすがたが、出現です。
「はぁあ、ああん、さえきせんせ、こんなの、いやぁああん」
恥ずかしい、四畳半の羞恥部屋、正面に置かれた大きな鏡に、羞恥姿が映っています。
「こうして、香苗くん、責められる、急所責め、陰部責め、江戸時代の責め方で」
「はぁああ、いやぁああん、そんなの、体験したくないですけどぉ」
もう自由を奪われてしまった清楚で可憐な小娘、お股をひろげられ、乳房を露出され。
手と足をばたつかせても、閉じることができないままに、揺することだけが許されます。
佐伯先生が丸いパイプ椅子を持ち出し、肘掛椅子の前に置いてお座りになります。
香苗からみて、左側が畳のお部屋、右側が和風のお庭になる目の前に、佐伯先生です。
うっとり、物憂げな感じのお顔立ち、アラフォー39才の美術評論家さん、佐伯二郎先生。
「浅野香苗ってなまえ、いいねぇ、新進作家浅野香苗わ、まだ美大生、はたち!」
香苗の股間がひろげられたまま、佐伯先生の目の前、香苗、めっちゃ恥ずかしい。
女の子がお股をひろげて、男の人のまえにいるなんて、死んでしまいたいくらいの羞恥。
それも、全裸、隠すものは何もなく、股間も乳房も、ああ、呻いちゃうお顔だって丸出し。
「ふふっ、香苗って呼ぼう、呼び捨て、かなえ、香苗、いい響きだねぇ」
佐伯先生は、やっぱり香苗の股間に興味がおありで、なにより、その真ん中を凝視です。
香苗、陰毛の手入れを怠っているから、陰唇のまわりにも陰毛がちょろちょろ生えています。
「香苗、くろい毛、ちぢれ毛、いん毛、そそられるよなぁ、情欲を、だねぇ」
「ああん、せんせ、そんなに、みちゃあ、恥ずかしい、恥ずかしいですぅ」
「ふうん、見るだけじゃないよ、香苗、お触りして、お口で吸って、それからだね!」
佐伯先生はブリーフだけの裸姿、ぷっくら、おちんぽのところが、膨らんでいます。
そのブリーフのまえ布の切り口から、ああ、見たくもない、おちんぽが、剝き出されます。
「ほうら、見てごらん、香苗、ぼくのちんぽ、見せてあげる、見てごらん!」
にょっきり、肉棒、先っちょが亀頭、そのしたくびれがカリ首、陰茎、起立してぶっとい。
「わかるよねぇ、香苗、このスタイルで、まぐわう、こうごう、交合するんだよ」
「あああん、せんせ、そんなの、こんなかっこうで、するなんて」
「まあまあ、浮世絵の春画って、香苗も知ってるでしょ、あれだよ、あれ、するんだよ!」
佐伯先生の両手が、香苗の股間、陰唇の外側に、ペタンと置かれて、微妙に動かされます。

     

-7-

パイプの丸椅子に座られた佐伯先生、ブリーフからおちんぽが露出させた格好です。
香苗の股間、陰唇を挟むようにして手のひらを、ぺたんと置いておっしゃるんです。
「香苗の、恥ずかしい処、たっぷり、見せてもらうよ」
ぺたんと置かれた手のひらはそのままで、香苗のお顔をしげしげと、ご覧になっておられます。
「いやぁあん、せんせ、だめですよぉ、こんなかっこうでぇ」
香苗のお膝は1mの棍棒で、ひろげられ、手首もいっしょに括られ、持ち上がっているんです。
だから、無残な姿の香苗、お尻が持ち上がり、股間が斜め上に向けられて、お弄りには最適です。
「いいねぇ、香苗、素敵だね、可愛くって、美しくって、それに、この、おまんこ!」
佐伯先生は、香苗の股間にぺたんと置いた、手のひらを、左右にひろげて、いかれます。
香苗の股間、陰毛が生えるその下部の、縦割れの陰唇が、花が咲くように開いてしまいます。
「おおお、ひらいて、香苗、きれいな色、白い桃色、香苗のおまんこ、綺麗だねぇ!」
「はぁあ、ああん、いやぁああん、せんせ、だめですよぉ」
お膝をひろげて、手もひろげ、一本の棍棒に括られていて、お尻をもちあげた格好の香苗。
得体のしれないぐじゅぐじゅ感覚、香苗、恥ずかしいやら、悔しいやら、へんな気持ちです。
「かわいい、おまんこ、香苗、美大で、日本画、習っているんだね、二十歳だよ、ね」
ぺたんと置かれた手がぐっと、左右にひろげられたかと思うと、すぼめられ、香苗に刺激を。
「はぁああ、ああん、せんせ、そうですけどぉ、あああん」
股のところを間接的に刺激されてむずむず、そんなこと、恥ずかしくって言葉にできない香苗。
東京住まいの美術評論家、妻子ありのアラフォー男子、佐伯先生が、香苗を責めてきます。
「ふふふふ、香苗、濡れてきたみたいだよ、おとが、するでしょ、ぺちゃぺちゃ!」
ああ、香苗、触られもしないのに、外から刺激され、しだいに愛の液がわきだしているんです。
「ううううっ、あああん、せんせ、さえきせんせ、みだらですぅ」
いい気持、じわじわと股間の谷間を責められてきて、香苗、身悶えしだして、お声が洩れます。
「ふふふふっ、淫らかね、それは、香苗が、美しいからだよ、ねっ」
「いやぁああん、えっち、えっちよ、さえきせんせ、あああん」
お庭に面した廊下と四畳半の羞恥部屋、そこに置かれた籐の肱掛椅子に、香苗がいます。
全裸、お膝とお膝の間には1mの棍棒が、そのお膝に手首が括られ、鴨居に吊られる格好です。
お膝と太ももは、1mにひろげられ、どうしようもなく閉じられない香苗、なんの抵抗もできません。
「ふふふふふふ、ひらいてあげよう、香苗のおまんこ、いいいねぇ」
佐伯先生の左右のお指で、香苗の陰唇をめくりあげ、ピンクの谷間が露出してしまったんです。

     

-8-

佐伯先生の右手のお指が一本、人差し指で、香苗、陰唇内側を撫ぜられるんです。
「あああああ、ひやぁあ、あああん」
しっとり濡れた香苗の陰唇、その内側を、陰唇をひろげるように、お指の腹でこすられます。
「ふふふふ、香苗、ねっとり、濡れて、ぬるぬるですよ、ふふふふ」
佐伯先生は、左の手の平を、香苗のおっぱいにかぶせてきちゃいます。
右の手の人差し指が、ひろげられた股間の陰唇の、その内側に当てられています。
「ほうら、おっぱいとおまんこ、香苗、いっしょに、弄ってあげようね」
1mの棍棒で両膝をひろげられた香苗、その棍棒の両端にはロープが巻かれています。
そのロープは鴨居を越えて引き降ろされ、その余りが棍棒の真ん中で括られています。
籐の肘掛椅子に座っているんですけど、腰からお尻が持ちあがり、股間が真上向き。
「はぁああ、ああん、せんせ、はぁあああん」
手首は棍棒の両端、お膝を括った処に別のベルトで括られている香苗です。
肘掛椅子の背もたれに頭から肩を置く格好で、背中を座部に置く格好です。
パイプの丸椅子にお座りの佐伯先生は、香苗のうしろ、お尻を抱く格好になります。
「ふふふふ、香苗は、美大生、二年生、はたち、そうだね、京都の娘だね」
「はぁああん、せんせ、おゆび、おゆびが、あああん」
お尻をあげた香苗、ひろげたお股の間に、佐伯先生のお顔が近くに見えちゃいます。
おしゃべりしながら、香苗、膣のまわりを、人差し指の腹で、軽くこすられているんです。
「いやぁああん、せんせ、そんなとこ、おゆびで、いじったらぁ、ああん」
じんわり、膣口のまわりを、刺激される香苗、じ~んと得体のしれない感覚です。
されてることが、目を閉じなければみえてしまう、香苗、羞恥の極み、性器を弄られて。
乳房が包まれた手の平の、指の間に乳首が挟まれ、揉まれる感じで動かされます。
「ふうん、香苗は、はたちで、こんなことされて、よろこぶ女の子だよねぇ」
「はぁああ、いやぁああん、そんなぁ、そんなん、ちゃいますぅ」
「ふふっ、これは売りだね、京都の美大生香苗はエム、マゾヒスト、いいねぇ」
佐伯先生の右手、人差し指から中指に変えられて、香苗の膣のなかに挿されます。
「ひやぁああん、せんせ、あああっ、あああん、だめ、だめぇ」
膣のなか、真ん中あたりの襞を中指の腹でこすられてしまう香苗、じじじじじ~ん。
じゅるじゅる、感覚、お腹のなかが、いいえ、子宮が感じているんです、二十歳の香苗。

     

-9-

手首とお膝を一本の棍棒にひろげて括られている香苗、棍棒の長さは1mです。
籐で編まれた肘掛椅子に座らされた全裸の香苗が、手と足をひろげているんです。
「はぁああん、せんせ、こんなの、いやぁああん」
「いやっといっても、素敵だよ、香苗、美大の二年生だろ、素敵だよ!」
お膝が持ち上げられていて、お尻が真上になった香苗の股間から、佐伯先生のお顔が。
恥ずかしい格好にされ、恥ずかしい処が丸出しにされ、お弄りを受けながらの言葉責め。
「香苗のおまんこ、柔らかい、というより、ザラザラ、というより」
「ああん、そんなこと、せんせ、恥ずかしい・・・・」
膣のなかへ右手の中指を挿しこまれている香苗、佐伯先生が真剣なお顔でおっしゃいます。
「やっぱり、柔らかいんだ、ヌルヌル、香苗のおまんこ、そのなか、見たいなぁ!」
「いやぁああん、そんなの、いやぁああん」
お膝をひろげて吊りあげられて、手首がお膝と一緒に括られて、香苗、お股が見えちゃう。
見えてしまうお股の真ん中を、佐伯先生が、眺めていらして、お顔を見られてしまう。
「ほうら、香苗には見えないね、横からだから、ぼくには見えるよ、香苗」
「はぁああ、だめよ、せんせ、やめてよ、せんせ」
そうして、ああん、お声をかけられるから、香苗、とっても恥ずかしい気持ちに陥ります。
「香苗の股間ってさぁ、複雑系だよねぇ、このびらびら、なんだね、いんしん?」
「いやぁあん、せんせ、さわったらぁ、いけません、んんっ」
「なになに、香苗、おしっこ、どっから、でるんかなぁ、女の子って、さぁ」
「やめて、せんせ、恥ずかしいこと、ゆうたら、ああっ」
「ちつ、膣、ここ、だね、なぶられて、香苗、いちばん、気持ちのいいところ!」
学校では清楚で可愛い学生、男子たちのアイドル的存在の香苗です、それが、いま。
素っ裸、おっぱいもお股の真ん中も、あけっぴろげで、丸出しにされてしまった香苗です。
見られながら、言葉を紡ぎだされて、聞かされる、そんな羞恥責めをうける香苗が恍惚に。
「いやぁああん、ああ、ああん、だめだめ、せんせぇ!」
膣に指を入れられたまま、乳首をつままれ、モミモミされだした香苗、お顔が歪みます。
「かわいいねぇ、いいこえだねぇ、香苗、京都の美大生、香苗の悶え、だねぇ」
和風のお庭に面した羞恥部屋、その廊下に介して置かれた椅子に置かれている香苗。
お膝には1mの棍棒がかまされ、手首もいっしょに括られて、持ち上げられているんです。
お膝を割った棍棒の、両端を括った紐が鴨居へ通され、棍棒は吊られている格好です。
弄られ放題の香苗、美大二年生、二十歳、日本画専攻、デビュー前の試練です。

     

























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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