淫らな聡美(1)-2-
  8~10 2016.12.2~2016.12.12

 

-8-

<半四つん這いで後ろから>
四畳半の恥部屋に置かれているシングルベッド。左右の縁の途中に棍棒が90㎝の間隔をあけて二本。左右に二本ずつだから四本、高さが60㎝の棍棒です。それにベッドは真ん中から電動仕掛けで折ることができます。
「目覚めたかい、聡美、仕事で疲れていたんだろうな、いびきかいてたぞ」
恥椅子でイカサレてしまった聡美は、このシングルベッドに寝かされ、毛布を被って寝ていたところです。
「ああっ、ここ、どこ、どこですかぁ」
四角い部屋、四畳半の洋室ですが、ダークな色調で狭いです。
「聡美が、喜ぶようにと造られている、愛の部屋」
「はぁああ、愛の部屋、ですかぁ」
愛の部屋、愛の巣、といえばいいです。検診台の恥椅子と責め具となるシングルベッド。それに聡美が歓喜させられる性のお道具が、並べられているた陳列棚です。
「さあ、聡美、これを飲め、美味しいぞ」
村瀬がさしだしたコップには、カルピスのように白く濁った液が入れられています。聡美は、起き上がり、毛布を胸にまで持ち上げ、コップを握って、飲みだします。甘い味がして一気に飲み干してしまった聡美。栄養水、固形の食事を摂らなくても、カロリーと栄養バランスは抜群の飲み物です。それに、性的興奮を促すエキスも混ぜ入れてあるんです。
「美味しかったです、甘くって、トロトロな感じで、蜜、蜜、蜜・・・・」
「さあ、うつむいて、寝てごらん」
聡美は、毛布を取られると全裸です。全裸のままうつむいてベッドに寝そべります。
「手で棒を握って、そうだ、足はこうして、括るから、いいね」
ベッドの幅は80㎝です。腕をひろげ、棍棒に肘のあたりを括られます。そうして足首は80㎝ひろげて、棍棒に括られてしまいます。足を括られると、お尻を持ち上げてしまう格好になってしまいます。

全裸の聡美は、ベッドにうつむき、足をひろげて、四つん這い、といっても顔から肩はベッドに着いている格好です。
「ええ格好だよ、聡美、これは、お尻の方から見るのが、最高だね」
すっぽんに剥かれた臀部が、持ち上がっている聡美ですが、胸からせりあがる尻の合間に、牝の性器が丸出しで、丸見えです。
「ああん、さわっちゃ、ああん、だめですぅ」
ビデオカメラで映像が臀部の斜め横から撮られていきます。村瀬が、横にパイプの丸椅子を置いて座って、聡美を弄っていこうとしているところです。
「ふふん、垂れたおっぱい、広げたおめこ、弄ってやるよ、おれの手で」
さきに射精を終え、聡美が眠っている間にシャワーを浴びてすっきりの村瀬が、半四つん這いの聡美を、乳房をまさぐり、臀部をまさぐり、腰から、陰毛から、臍まわりから、じわじわと、聡美の最後の急所へと、責めあげていくのです。責めあげられていく22歳、今年大学を卒業して銀行に勤める聡美、喜悦にまみれていくんです。
「ほうら、聡美、タプタプお乳、柔らかいんだ、おっぱい、乳房、聡美のおっぱい」
いやらしい言い方で、聡美を弄りながら言葉にしていく村瀬です。聡美が悶えます。うつむいて、顔を村瀬の方に向けています。腕は拡げられ、左右の棍棒に肘あたりを括られているから、身動きできにくいです。
「ふふふふ、おなか、おへそ、うううん、陰毛だな、いいねぇ」
村瀬は右の手で、聡美の乳房から腹へと撫ぜさすり、陰毛をまさぐります。左手は、丸みの臀部において撫ぜさすります。
「ああん、こそばい、こそばいです、こそばいですぅ」
聡美が、村瀬の手で弄られ、撫ぜさすられる感触に、裸のからだを揺すります。擽り責めされていく聡美。甘味の蜜を飲まされたお口のなかがねっとりと濡れてきます。お股の縦割れ唇も閉じたままですが、そのなかは、ねっとりと濡れだしてきています。

-9-

ベッドの両横に立てられた棍棒に、腕を拡げて括られて、足首を拡げて括られて、半四つん這い姿の聡美です。ベッドの横においた丸椅子に座った村瀬が、手を伸ばし、聡美の乳房や臀部をなぶります。ビデオカメラは臀部のほうから、拡げた太ももの奥に垂れる乳房とうつむけた顔もとらえます。
「ああん、ひやぁああん、あああん」
半四つん這い、太もも拡げてお尻を持ち上げる聡美が、乳房から陰毛までを撫ぜられ、黄色いお声を洩らします。
「ふふふん、聡美、ここは、どうかな、うっふふん」
村瀬が左手の中指で、拡げた股間の陰唇を割ってしまって膣前庭を擦ります。クリトリスと膣のなかは、まだ弄られない聡美です。
「ああん、いやぁああん、ああああん」
されていること、何処をなぶられているのか、直接に見ることはできないけれど、ビデオカメラと繋がれたモニターをみる聡美です。
「ふふん、濡らしてあげよう、ほうら、ふふん」
膣の入り口が蜜にまみれて濡れていて、その蜜を膣前庭にぬってやり、その蜜を乳首にもぬりだす村瀬です。
「ああん、いやぁああ、ああん」
ヌルヌルになった聡美の乳首。うつむいているから垂れ気味乳房の乳首を、村瀬が右手の指に挟んで揉みます。左手の中指は、膣前庭から膣のなかへ挿入されます。
「いやぁああん、いや、いや、いやぁああん」
聡美がお尻を左右に揺すります。指を一本だけど入れられ、膣の襞をまさぐられだして、じんじん、刺激を注入されだし、淫乱卑液の効果で、感じだしてくるんです。

四畳半の洋間は恥部屋。検診恥椅子とシングルベッド、それに本棚には女の子を歓ばせる道具が並んでいます。村瀬が、根元に紐を巻きつけたピンクのバイブレーターを手にします。半四つん這いの聡美の唇に、そのバイブの先っちょを、咥えさせます。
「いいか、聡美、これを、つけてやるから、よろこぶんだよ」
「ううっ、ふうううっ、うううっ」
半ば恨めしそうに聡美の顔色がかわります。バイブレーターを装着した経験のない新米銀行員の聡美です。学生時代の彼とは、セックス経験はあるけれど、そこまでのことには至っていませんでした。
「ふふん、いれてやるよ、うっふふん」
持ち上げた臀部の真ん中、割れ目の唇をひろげられ、ピンクバイブレーターが挿入されていきます。
「ううっ、ああっ、いやぁああん、いや、いや、嫌ぁああん」
ぶすっ、ぶすぶす、ぶっすりとバイブレーターが挿入されて、根元の紐がパンティになるんです。
「ああん、嫌ぁああん、だめ、あああん」
聡美は、異物混入されてしまった股間の奥に、違和感を覚えます。太ももを拡げているから難なく挿入されてしまったバイブレーター。そのバイブレーターごと紐パンティを穿かされてしまったのです。
「ふふっ、聡美、ええ顔じゃないか、よろこべるぞ、ふふっ」
バイブで責められると思うだけで、聡美の顔がひきつります。未経験の領域です。バイブのスイッチが村瀬が握っています。

-10-

シングルベッドの横に立てられた四本の棍棒に、うつむいて手足を拡げ括られている聡美です。お尻を高く持ち上げる格好で、顔はシーツに着く格好で、ベッドの横には村瀬が椅子に座っています。聡美の膣にはバイブレーターが埋められ、紐パンティを穿く格好で、バイブが抜け落ちないように留められているんです。
「じゃあ、スイッチだ、いれてやるぞ」
村瀬が、聡美の右乳房を右手でにぎり、左に持ったバイブスイッチを入れてやります。びびびびびびっ、かすかなくぐもったモーター音が聡美の奥から洩れてきます。
「はぁああっ、ああっ、ああっ、ひやぁああん」
22歳、今年大学を卒業して銀行に勤めるようになったばかりの聡美が、呻き悶えます。半四つん這いの格好で、足を拡げられ、臀部を持ち上げられ、拡げられた股間の真ん中に、ぶっすりとピンクのバイブレーターです。くねくね、くねくね、バイブレーターが聡美の内部でうごめきます。うつむいて垂れる乳房をなぶられながら、バイブ責めを受けている聡美です。
「うっふふっ、いいねぇ、聡美、もっと、もっと、悶えろ、ほうら」
「ひぃやぁああ、ああ、ああ、ああん、ひやぁああん」
バイブレーターの強度があげられ、振動が大きくなります。聡美は、その振動をからだの奥深くにまで届かされ、無我夢中でその刺激を受け入れます。足を閉じたくても閉じられない。お尻を降ろしたくても降ろせない。頬をシーツに着け、肩をシーツに着け、おっぱいは垂れ、股はひらけたまま。
「ああっ、ああああっ、ひぃやぁああん」
四畳半の恥部屋、全裸の聡美はシングルベッドに半四つん這いの格好です。
「うっふふっ、いいねぇ、悶える女の子、いいねぇ、銀行員の聡美さん!」
村瀬は、聡美を責めながら、聡美が悶え呻くのを、ゾクゾクさせながら楽しんでいるんです。そうして聡美はそこそこにボルテージが上がってきたところで、生のチンポに切り替えられ、村瀬と結ばれながらアクメを迎えるんです。

恥部屋のシングルベッドに半四つん這いの聡美。臀部を持ち上げられ、太ももは八の格好です。村瀬は全裸、聡美のお尻の前に膝立ちです。
「いいか、聡美、おれのチンポで、やってやるから、よろこぶんだよ」
村瀬が後ろに膝立されている格好は、聡美には十分には見えません。うしろから、腰に腕を入れられ、おなかをまさぐられ、乳房をまさぐられている聡美。村瀬のチンポが、聡美の膣へ、挿入される前です。
「はぁああ、ああん、ちんぽさん、ああん、ちんぽさん」
シーツに頬を置く聡美は、もう、からだの隅々、奥の奥まで弄られてきたから、情欲が萌えだしてきて、いつでもアクメへ昇っていける裸体です。
「ああっ、ひぃいいっ、ひゃああっ」
膝立の村瀬が、勃起チンポの亀頭からぶすっと挿し込んだのです。バイブでは固定で振動だったのに、チンポは挿されて、抜かれて、こすられるのです。ぶすっ、ぶすぶすっ。
「ふううっ、おおっ、聡美、いいぞ、おおっ」
村瀬のチンポがバックスタイルで、挿入されて、聡美のからだが反応します。バイブで弄られた膣のなかです。トロトロの蜜がわき出してきます。
「おおっ、おおっ、ヌルヌル、聡美、ヌルヌルだよぉ」
「ひぃやぁあん、ひぃやぁあん、ああん、はっああん」
聡美の黄色い声が恥部屋にひろがります。喜悦の声がみちみちです。村瀬はその声に興奮します。聡美の膣へ勃起チンポを挿して抜いてしながら、臀部を撫ぜあげ、乳房をモミモミしてやります。聡美はもう、身動き取れないままに、アクメへまっしぐら、昇っていきます。
「ひぃいいっ、ひぃいいいいっ、ひいいいい~~!」
村瀬の射精がはじまって、膣のなか、痙攣を感じた聡美も、そのままアクメを迎えてしまったのです。




























































































































































































































































































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