愛欲の部屋(3)-4-
  23~28 2017.10.5~2017.10.13

   

-23-
縛めを解かれた聡美は、全裸にされ、フローリングの床に寝かされます。三人の社長さんは、それぞれに鑑賞ルームの椅子に戻られます。スポットライトが消され、薄暗くなったプレイルームです。白地に赤い花模様の浴衣と兵児帯が、白く光る聡美の裸体のそばに丸められ、色を咲かせています。
「うずうずしまんなぁ、いい子ですなぁ、たのしみですなぁ」
「そうですね、今夜がデビューだというじゃないですか、いい玉ですな」
「まあまあ、やらしてもらえるなんて、さいこうですな」
三人の社長さん、それぞれにプレイルームに横たわる裸体の聡美を眺め、口々にひそひそと話しています。プレイルームの壁に、手と足を固定するワッパが取り付けられていて、聡美、そこへ固定されてしまうのです。
「さあ、聡美、たちあがれ」
引き回し役の入江康夫が、聡美を立ちあがらせ、壁面に設えた縦60㎝横40㎝高さ70㎝の板にお尻を置かせます。壁面に肩をあて、手を上へのばしてひろげられ、ワッパに留められます。
「ああっ、いやぁ、ああん、いや、いや、いやぁ、ああん」
入江の仕草に気がついた聡美は、なにやら起こりそうな気配で、不安な顔つきになり、顔を横にふります。
「ほうら、あしを、ひろげて、ほうら」
横に控えていた山内豊が助っ人に入り、聡美の足首を、入江が左足首、山内が右足首を、もって、ひろげて、壁面に当て、ワッパで留めてしまいます。
「ああん、いやぁああん、こんなの、いやぁああん」
「おおおおっ、すっごいですね、いい格好だねぇ」
「おねがい、ああん、恥ずかしい、こんなの、恥ずかしい」
「素敵だ、丸見え、丸出し、聡美のおまんこ、丸出しですねぇ」
鑑賞ルームの社長三人が、プレールームへ招かれます。手をあげて壁面に固定された全裸の聡美が、お尻を突き出す格好で、太腿から足首を大きく拡げて壁面に固定されているのです。
「ああああ、みないで、みっちゃいや、いや、いや、いやですぅ」
三人の社長、二人のスタッフ、五人の男が、羞恥姿にされた聡美を囲むように並びます。照明が当てられる聡美。カメラマンの大木が、4Kカメラで聡美の羞恥姿を、撮影しています。ぱっくりひろげられた股間。陰毛が生える恥丘、縦割れてめくれ上がった陰唇、窄む菊の花肛門。銀行の窓口で笑顔で接客していた落合聡美22歳が、いま、男たちのまえに、痴態を演じさせられているところです。
「さあ、社長さん、30秒ずつの交代で、聡美を、犯してやってくださいな」
三人の社長が、それぞれ、30秒間、聡美の膣へ勃起させたおちんぽを挿し込むんです。交代で、それぞれの社長が射精されるまで、公開で、聡美とセックスするのです。

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手を頭の上にあげ、太ももをおもいっきり広げられた聡美の前に立った最初は、幸田社長です。40歳を過ぎたとはいっても男盛りなので、聡美の裸を鑑賞していたから、おちんぽがビンビンに起っています。下半身はすっぽん裸、上半身はシャツ姿です。
「うううん、ぞくぞくだよ、いれていいんだね、いいんだね」
裸体をひろげられた聡美が、恨めしそうな表情で、見つめてくるから、織物会社経営の少し気弱な幸田社長がタジタジになっておられます。
「やってください、30秒、おすきなように、やってやってくださいな」
「そうですね、じゃあ、入れてしまいます、ううっ、ううううっ」
亀頭が聡美の膣に挿し込まれます。
「ううっ、う、う、ううっ」
聡美が、呻くようにうぐもった声を洩らします。
「おおっ、絞まる、絞まります、いい、いい、おおっ」
ぶすぶすっ、幸田社長は立ったまま、腰を前へ、からだを支えるものはなく、足をひろげて、勃起おちんぽ、聡美のおまんこへ、ぶすぶすっ、挿し込んでしまわれたのです。
「ううっ、うっ、うっ、ううううっ」
聡美が、声を洩らさないように、ぐっとこらえている様子が、わかります。屈辱の気持ちです。股間をひろげられてしまって完全に無防備です。かろうじてお尻を少し左右に揺することができるだけです。責め苦です。幸田社長の30秒は、二回、挿して、抜かれて、おわりです。続いては、薬卸し問屋の荒木社長の番です。まってましたとばかりに、おちんぽを握って、聡美のおまんこへ、挿し込んでいかれます。少しゆるんだ聡美の膣です。ヌルっとした感触に、荒木社長は、お猿さんのようにしてよろこびます。
「おおっ、こりゃ、こりゃ、すぐに、出せそうだよ、おおっ」
ぶすっ、ぶすっ、なんなく五回、六回、挿して抜いて、挿して抜いて、そこで次の方へ引き継ぎです。残るは食料品バイヤーの水江社長さん。聡美の前に立ち、聡美と目線を合わせないまま、勃起させたおちんぽを、挿し込んでしまうのです。水江社長は、挿し込んだまま、ゆっくり楽しむかのように、根元まで挿し込まれたまま、腰を微妙に動かされるだけです。一巡おわり、30秒の休止があって、ふたたび、聡美、三人の社長さん交互に犯されていくのです。

-25-
八畳間のプレイルーム壁面に、手は頭の上に、膝は脇腹の横にひろげて、ワッパで留められた聡美の裸体です。お尻を前へ突き出す格好で、股間が斜め上向いてひろがった状態です。三人の社長さんが、各々30秒ずつの交代で、立ったまま、聡美とセックス、交わるのです。何度かの交代があって、だいぶん、御満足げな社長さんたち。受ける聡美は、もう、はやく、射精して、終わってほしいと思うところです。
「あっ、ああっ、社長さま、あああん、はやくぅ、ううっ」
「いいねぇ、濡れ濡れおまんこ、スキンつけたら、中出しオーケーなんだよね」
「ああん、はやくぅ、わたし、もう、ああ、スキン、つけて、くださいぃ」
幸田社長がスキンをつけて、そうなんです、もう、あとは、30秒を越えても、終わるところまで、やらせてもらえるんです。
「うんうん、スキン、つけたよ、いくよ、おおっ、ううっ」
ぶっすり、スキンがつけられた勃起おちんぽを、聡美のおまんこへ挿し込まれた幸田社長です。お顔を紅潮させて、ふんばられる様子で、ぶすぶす、ぶすぶす、勃起おちんぽを、挿し込んでは抜かれます。そのうち、射精の兆しがやってきて、顔をしかめて、一気にピストンのスピードが速められ、ううっ、ううっ、と唸りながら、射精に至られるのです。
「ああん、ひぃいいっ、うう、うう、ううっ」
聡美は、ぐっとこらえるしかなくて、いっしょにアクメへ昇りきれず、お悶えさせてもらうだけです。
「おおおおっ、でました、でました、ううっ、おおっ」
射精の痙攣は聡美にも伝わります。ピクンピクン、おまんこのなかで痙攣するおちんぽです。いっしゅん、ううっ、うううっ、とお声を洩らし、裸の開脚からだの太ももを、ピクピクと、痙攣させてしまいます。息つく間もなく、荒木社長が、スキンをつけられ、聡美に襲いかかる感じで、ぶすぶす、ぶすぶす、勃起させたスキン付おちんぽを、挿して抜かれて、スピードを速められます。
「ああん、あああん、いやぁああん」
聡美は、そのスピードにつきあわされて、悲鳴に似た喘ぎの声をあげてしまいます。
「おおおおっ、いいねぇ、最高、最高だよぉ」
ぴくんぴくん、荒木社長の射精痙攣が聡美にも伝わります。まだまだ、アクメには届かない聡美ですが、アヘアへ状態、おまんこはトロトロに濡れそぼっているところです。そこへ水江社長が待ってましたとばかりに聡美へ交わってこられます。ぶすぶす、ぶすぶす、我慢されていたせいなのか、早漏気味なのかわかりませんが、射精をされてしまったのです。聡美は、その終えられた裸体を、そのまま、しばらく、ひろげられたまま、鑑賞されてしまうのです。

-26-
<檻の中の聡美>
ショーが終わって、三人のお客さんが帰られた後、聡美が、一畳敷き、格子が組まれた檻の中に戻されます。監禁部屋の広さは四畳半、檻の前と横はフローリングで長椅子が置かれています。薄暗い部屋、電気がつけられているけれど、薄暗いんです。でも、全開にされると眩い明るさ、映像を撮るのに必要な明るさです。
「もう夜も遅いから、寝ろ、ほうら、毛布だ、枕だ、それにオマルとペットポトルだ」
リーダーの村瀬慎吾が、檻の中に入れられた全裸のままの聡美に、声をかけてやります。もとはといえばこの村瀬に誘われ、ドライブに行った帰りに、宝塚にあるこの高級マンションの一室へ連れてこられ、監禁される羽目になったのでした。
「美しくなった、麗しくなった、女らしくなった、そうだな、聡美」
「はあああ、ありがとうございます、でも、いつまで、ここに・・・・」
この春に大学を卒業して大手の銀行に就職した聡美でした。もう、それから、どれだけの時間が経ったのか、聡美には時間感覚が薄れてしまって、調教されているところなのです。栄養士に整体師、たっぷり美容効果のある食べ物と潤い肌つくりに専念させられているところです。どれほどの時間が経ったのか、目が覚める聡美。
「ふふふふ、目が覚めたかい、ようく眠っていたな、もう朝だよ」
深い眠りについていたようで、その間の記憶が、聡美には全くありません。朝だと言われて、カーテンで閉じられた窓が明るくなっているのがわかって、朝だと思えるのです。
「食事の前に、一仕事してもらうよ、聡美、いいね」
村瀬がいるから、聡美は、今朝、村瀬に可愛がってもらうのです。ええ、セックスしてもらうんです。栄養ドリンクとか、からだの細胞が活性化してセックスできる潤滑ドリンクとか、聡美はいたせりつくせりの待遇をうけているペットです。
「出ておいで、ほうら、ここへきて、正座でお座りしなさい」
聡美は全裸で、素面です。お化粧も乳液もなにもしていない素肌です。でも、整体師の入江康夫が丹念に聡美を磨いているから、見るだけで男が胸キュンになる美貌です。
「そうだね、かしこいね、たちなさい、たって、あしをひらいて、またをみせなさい」
村瀬はズボンもシャツも着ている紳士です。丸いパイプの椅子に座った村瀬慎吾、そのまえで、全裸の聡美に、性器をひろげさせるのです。
「はぁああ、わかりました、ごしゅじんさま、ああん、こうでしょうか」
全裸で立った聡美が、村瀬に背中を向け、足を開きます。そうして前かがみになって檻の鉄棒に手をかけ、お尻を突き出すのです。
「ほうら、もっと、頭をおろして、足をひろげて、ようく見せるんだ」
監禁部屋の窓に引かれている遮光カーテンが開かれ、明かりがどっと監禁部屋に入り込み、明るく眩いくらいです。
「はぁああ、ごしゅじんさまぁ、みて、やって、くださいませ」
可愛い、ハスキーな声質の聡美の声が、監禁部屋にひろがります。お尻を突き出した聡美のすぐ前に、村瀬の顔があるんです。手を伸ばせば聡美の性器に届く距離です。

-27-
頭を低くし、背中を45度にもちあげ、お尻を村瀬に突き出す格好で、床につけた足首を開いていく聡美です。窓から朝の光が入りこむ監禁部屋、檻の外です。
「聡美のおまんこ、ここは、大事な処だから、大切に扱ってあげよう、いいね」
村瀬はパイプの椅子を少し前へもってきて、座ったままで、佳織のお尻の真ん中、臀部から太ももになるつけ根の処に縦になった陰唇が正面になるようにします。
「はぁああ、ごしゅじんさま、見て、見て、存分に見てやってください」
佳織の甘えたようなハスキー声が、村瀬のこころを撃ってきます。手の平を聡美が突き出した臀部に、ぺたんと置いて、縦割れ陰唇を親指でひろげてやります。
「ああっ、ごしゅじんさまぁ、ああっ」
割れ目の内側は淡いピンク色です。22歳の女子、佳織の陰唇内側の色です。粒粒があり、しっとり濡れており、親指を入れこんでいくと、膣口がひらきます。
「ううん、いいねぇ、佳織、銀行より、ここの方が、いいんだろ」
「いいえ、ああん、そんなこと、いわないでください」
「麗しい、美女、銀行員の聡美、素敵だったよ」
「ああ、もう、忘れてください、わたしだって、忘れますから、ああっ」
村瀬が左右の親指を膣のなかに入れてしまって、膣口をひろげてしるのです。空洞になった膣のなか。村瀬は、ムラムラとしてきて、親指の根元まで挿し込んでしまい、入り口をひろげてしまうのです。
「見てやるから、朝、一番の、点検だ、異常がないか、見てやるよ」
「ああん、だめ、だめ、そんなの、ああん」
「うんうん、聡美、指で、どこまでいけるかなぁ」
「ああん、いやらしい、おゆび、ごしゅじんさまぁ」
「そうだ、いやらしい、指だ、聡美は、すきなんだろ、この指が」
「ああん、お指よりも、ああん、もっと、ちがうものを、ああん」
「ちがうものって、なんだね、聡美」
「ああん、お、ち、ん、ぽ、ああん、ごしゅじんさまぁ」
頭を下げ、背中を45度に上げ、お尻を突き出し、足首を60㎝にもひろげている佳織を、村瀬はただただ膣の口をひろげて、空気を送り込んでやるのです。そうして村瀬は、朝立ちするおちんぽを、聡美の膣へ挿し込むんです。ただただ、それ以外には、聡美、触られることもなく、弄られることもなく、膣だけ責められるのです。聡美は、なかばシラフのまま、膣だけの弄られなのです。物足りない、聡美は、その物足りなさのなかで、セックストレーニングをされていくのです。朝一番のお仕事です。

-28-
膣のなか、高く突き上げたお尻のほうから指をいれられ、ヌルヌルになったところで、聡美、村瀬からナマおちんぽを入れてもらえるのです。
「朝から、いいねぇ、聡美、きょうも、セックス漬けにしてやるよ、いいなっ」
「はぁああ、ごしゅじんさま、セックス、すきすき、好きですぅ」
全裸で頭を低くして、足をひろげてお尻を持ちあげている聡美を、下半身を裸にした村瀬慎吾が、うしろから腰に腕を入れて抱きます。勃起させたおちんぽを、聡美の膣へ、挿し込みます。監禁部屋、檻から出された聡美が、朝一番、ナックスタイルでのセックスです。
「ほうら、おお、いいねぇ、聡美、ぶすぶす、朝だから、よく締まるんだな」
「はぁああ、ひゃああ、ああっ、あん、あん、ああん」
ぶすん、ぶすん、ぶすん、慎吾の腰が前へ、後ろへ、前へと、聡美の臀部に腰があたるほどに勃起おちんぽで、突いていくのです。
「ほうら、おおっ、ほうら、聡美、どうじゃ、おおっ」
「ああん、あああん、ごしゅじんさまぁ、ああん」
慎吾は、聡美の上半身を起こしてやり、鉄の格子を握らさせ、そのまま立ったままでのバックスタイルです。慎吾が腕を聡美の腰にまわし魔ます。肘を腰につけて手の平を聡美の乳房にかぶせます。勃起おちんぽを膣に挿し込んだまま、抜き挿ししながら、乳房を揉み揉み、双方の乳首をつまんで揉んでいきます。
「はぁああ、ああ、ああ、ごしゅじんさまぁ」
「ほうら、あしを、もっと、ひろげろ、そうだ、尻を、突き上げろ」
聡美は、慎吾がいう言葉の通りに従います。足をひろげ、お尻をもちあげ、お顔をもちあげ、鉄の格子を握るのです。窓からの明るい光に、均整とれた聡美の裸体がゆらぎます。下向いた胸の乳房が揺すれます。
「ああん、ああん、ごしゅじんさまぁ、ああ、ああ、あああん」
ぶすぶす、ぶすぶす、勃起おちんぽ、村瀬慎吾の愛の鞭。受けるのは大学卒業したばかりの22歳、元銀行の窓口担当していた聡美です。男たちに、セックス調教されているところです。
「あああん、ひぃいい、ああん、ひやぁああ、ああん」
ぶすぶす、スキンをつけた慎吾の勃起おちんぽ、聡美の膣で痙攣します。射精、朝から射精する村瀬慎吾です。愛の鞭、喜悦にヌレヌレ、軽いオーガズムを迎えた聡美です。
「聡美、いい子だな、素敵だな、たっぷり、仕込んでやるから、いい女になれよ」
「はぁああ、わたし、どうしたのかしら、なんだか、もう、銀行になんて、もどれない」
「もどらなくてもいいんだ、ここで、たっぷり、本能を満喫すれば、いいんだよ」
聡美は、なにをどうしたらいいのか、わからないまま、その現実によろこびを見出していこうとしているのです。
(この章おわり)




































































































































































































































































































































































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